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やらなきゃいけないことが増えれば増えるほど、全然やらなくてもいいことばっかり夢中になって「やりたいことが増えてしまう」… そのせいか、3月は参考書的に読んだ本も多いのだけど、その「当たり率」も高すぎるため… もう何一つ記録できないという、残念な自分にイライラして、ますます、やらなきゃいけないことに手がつかない(涙)

この本は、落語をギリシャ神話のように活用したいという野望の前に、まずは、ギリシャ神話をおさらいしなきゃいけないということに気づいて読んだ本。

中野京子さんの「名画本」はいつも面白いのだけど、以前よりさらに、絵画へのツッコミ筋力が増していて、ベテラン芸人の「芸」を見るかのような読み応え。手頃なサイズに、カラー写真も満載。旅行のお供にもいいかも。

◎オリュンポス12神(Wikipedia)

内容紹介/日本人の苦手ジャンルとされてきたギリシャ神話の名画を、西洋文化史に精通する著者が痛快に読み解きます。そうして見えてくるのは、ゾクゾクするほど面白い神々と人間のドラマ。主神ゼウスや、愛欲の女神ヴィーナス、太陽神アポロン、処女神ディアナなど、そうそうたる神々が繰り広げる全20篇の物語を収録。

・オリュンポス十二神の関係がひと目でわかる「神々の系譜」付き
・紹介する名画は30点。すべて美しいビジュアルにこだわったオールカラー
・主要絵画24点は、引き出し線を使って詳細に解説

◎ゼウスをめぐる物語
レンブラント『ダナエ』/クリムト『ダナエ』
ティントレット『天の川の起源』/
セスト(ダ・ヴィンチ模写)『レダと白鳥』
クーザン『エヴァ・プリマ・パンドラ』

◎ヴィーナスをめぐる物語
ティントレット『ウルカヌスに見つかったヴィーナスとマルス』
ジェローム『ピグマリオンとガラテア』
スプランゲル『へルマプロディトスとサルマキス』
レーニ『アタランテとヒッポメネス』
ルーベンス『ヴィーナスとアドニス』
ボッティチェリ『春(プリマヴェーラ)』

◎アポロンをめぐる物語
ブロック『ヒュアキントスの死』・ティエボロ『ヒュアキントスの死』
プッサン『人生の踊り』
ルーベンス『パエトンの墜落』/伝ブリューゲル『イカロス墜落のある風景』
コロー『冥界からエウリディケを連れ出すオルフェウス』/モロー『オルフェウス』

◎神々をめぐる物語
レイトン『ベルセポネの帰還』
ベラスケス『織り女たち』
プーシェ『水浴のディアナ』
カラヴァッジョ『ナルシス』
ゴヤ『運命の女神たち』
ティツィアーノ『バッカスとアリアドネ』

◎参考サイト「ぼちぼちクライミング&読書」

◎中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇(アマゾン)





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by yomodalite | 2012-04-02 19:08 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

怖い絵/中野京子

怖い絵 (角川文庫)

中野 京子/角川書店

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タイトルは本当は「怖い 絵」で、絵の前に一文字開いている、この「間」に闇が潜んでいるような・・・

2007年の出版ですが続刊も発売されているほど好評な本書には(著者のブログによれば「3」も準備中?)下記の20作品が収録されています。一見して怖い絵もあれば、この絵の一体どこが?という絵もあるのですが、著者の解説を聞いてびっくり!するかと思いきや、そうでもない作品も多いw 

20作品というのが少し多すぎるのかな。


1. ドガ「エトワール、または舞台の踊り子」
2. ティンレット「受胎告知」
3. ムンク「思春期」
4. クノップフ「見捨てられた街」
5. ブロンツィーノ「愛の寓意」
6. ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」
7. ルドン「キュクロプス」
8. ボッティチェリ「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」
9. ゴヤ「我が子を喰らうサトゥルヌス」
10. アルテミジア・ジェンティスレスキ「ホロフェルネスの首を斬るユーディト」
11. ホルバイン「ヘンリー八世像」
12. ベーコン「ベラスケス〈教皇インノケンティウス十世像〉による習作」
13. ホガース「グラハム家の子どもたち」
14. ダヴィッド「マリー・アントワネット最後の肖像」
15. グリューネヴァルト「イーゼンハイムの祭壇画」
16. ジョルジョーネ「老婆の肖像」
17. レーピン「イワン雷帝とその息子」
18. コレッジョ「ガニュメデスの誘拐」
19. ジェリコー「メデュース号の筏」
20. ラ・トゥール「いかさま師」

この絵のどこが?という読者の期待に沿った「怖い絵」は、1、2、11、13。
一見して「怖い絵」は、9、10、14、15、16、17。
怖さに解説が欲しくなる絵は、3、4、5、6、7、8、12、18、19 がそうでしょうか。

それらの怖い解説はネタばらしになってしまうので遠慮しますが、
続刊も読んでみたいと思わされる本です。

「思いの儘の記」
http://www.page.sannet.ne.jp/rokano28/diary/diary48.htm

「Passion For The Future」
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005184.html
__________

【内容紹介】凄惨・残酷・非情・無惨で……甘美。心の底からゾッとする、名画の見方、教えます。

読み終わった後、もう一度絵を観てください。ドガ描くプリマ・バレリーナが、ホガース描く幸せな家族の肖像画が、ブロンツィーノ描く『愛の寓意』が、一変します——名画にひそむ、心胆寒からしめる恐怖の物語。本書を読めば、絵画の見方が変わります。

■よりすぐりの名画20点をカラー図版で掲載
ティントレット『受胎告知』/ムンク『思春期』 /クノップフ『見捨てられた街』/ブリューゲル『絞首台の上のかささぎ』/ゴヤ『我が子を喰らうサトゥルヌス』/ホルバイン『ヘンリー八世像』など、見れば見るほど怖くなる名作絵画20点。

【BOOKデータベース】一見幸せな家族『グラハム家の子どもたち』…けれど、この絵の完成後?スポットライトを浴びるドガの『踊り子』…じつは、この時代のバレリーナは?キューピッドのキスを受ける豊満な裸体『愛の寓意』…でもほんとは、このふたり?名画に塗り込められた恐怖の物語。心の底からゾッとする名画の見方、教えます。 朝日出版社 (2007/7/18)



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by yomodalite | 2009-05-17 20:43 | 歴史・文化:美術 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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