タグ:ミステリ・サスペンス ( 27 ) タグの人気記事

地を這う虫 (文春文庫)

高村 薫/文藝春秋




元警察官を主役にした4編の短編集。ICU仏文科卒、専門商社を経て作家になった女流作家に、どうしてこのような境遇の男たちの物語がここまでリアルに綴られるのでしょうか。

『愁訴の花』/田岡は、警察を定年退職後小さな警備会社で警備員をしている。元同僚の須永は人生最後の時を迎えつつあり、7年前に妻殺しの罪で逮捕・実刑判決を受けた小谷は、懲役を終えた。小谷からの突然の電話に古い記憶が甦るー若き夫婦に釣り合わない建て売り住宅、看護婦だった妻の不可解な行動。。。須永の入院する病院で娘から渡された事務封筒、そこには小谷が妻を殺した日付から始まる手紙が入っていた。

『巡り逢う人びと』/元警察官の岡田俊郎は消費者金融で働いていたが、仕事先へ行く途中、かつての同僚に暴対法にからむ忠告を受ける。取り立て先の工場には警察時代にケンカでパクられた若者がいた。若者は親子丼を奢ってもらったことや、俊郎のカバンを覚えていた。帰りの電車では、同郷の高校時代の同級生植村に20年余ぶりに出会う。

『父が来た道』/政治家佐多幸吉のお抱え運転手になって3年。元刑事の慎一郎は20歳余も年上のおでん屋の女将と暮らしている。父信雄は地元で建設会社を営む一方、佐多の後援会会長を長年務めていたが4年前の総選挙の際、選挙違反を問われ逮捕実刑判決を受けた。慎一郎は父の世界に馴染めず警視庁へ入ったが、父の有罪確定で依願退職、その後地元の後援会に頭を下げられ、不本意ながら佐多に仕える身となっていた。慎一郎が警察と内通していることを逆に利用してきたと語る佐多の話は、父が痛恨の思いで服役したと信じてきた家族の思いを覆すものだった。

『地を這う虫』/元警察官の沢田省三は、倉庫会社と、夜間は薬品会社の警備員もかけもちしている。倉庫から薬品会社まで一ヶ月単位で一つの道順を選び、夜は倉庫から薬品会社へ、翌朝はその逆順で同じ道を通る。前に一度通った道は通らないという条件をつけて9通りのコースを設定し、9ヶ月かけてすべての道を50回づつ歩き、10ヶ月目からは新たな変化をもたせたコースを設定し同じように50回ずつ歩くということを続けて5年になっていた。規則正しい生活、同じ道を歩く生活の中で、手帳に目についた事柄を自動的に書き付けることも書かさない。省三は、300メートルを一辺とする正方形の「シマ」の中で起こった変化を見逃さずことができず、孤独な捜査に徐々にのめり込んでいった。
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【内容「BOOK」データベースより】「人生の大きさは悔しさの大きさで計るんだ」。拍手は遠い。喝采とも無縁だ。めざすは密やかな達成感。克明な観察メモから連続空き巣事件の真相に迫る守衛の奮戦をたどる表題作ほか、代議士のお抱え運転手、サラ金の取り立て屋など、日陰にありながら矜持を保ち続ける男たちの、敗れざる物語です。深い余韻をご堪能ください。 文藝春秋 (1993/11 文庫版1999/05)


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by yomodalite | 2008-03-03 12:10 | 文学 | Trackback | Comments(0)

テロリストのパラソル (文春文庫)

藤原 伊織/文藝春秋



乱歩賞、直木賞、著者の死去という機会を悉く逃していましたが、ようやく読むことができました。すべての登場人物の造形が素晴らしく、セリフが自然で、ハードボイルド風の気負いがなく楽しめる佳作です!

【人物紹介】
菊池俊彦/東大闘争後、新人ボクサーとして目覚ましい成績を残すが網膜剥離のため引退。島村圭介として名を変え、現在はバーの雇われマスター。唯一のメニューであるホットドッグは絶品。

園堂優子/かつての同志にして元恋人。通産大臣を祖父にもち、菊池と別れた後、外務省官僚と結婚したが、15年後に交通事故により死去。 ニューヨーク郊外の高級住宅地に住み、マディソン街の広告代理店に勤務。「メモリー・オブ・セントラルパーク」という短歌の会に参加していた。ペンネームは工藤詠音。
〈油日に火柱のごとき摩天楼ひとつにて拠らむ術なし〉
〈黄昏の街のししむら留めいて赤き果実を剥きシグナル〉
〈殺むるときもかくなすらむかテロリスト蒼きパラソルくるくる回すよ〉

桑野誠/東大全共闘のリーダー。東大中退後会社員を経てフランス留学。その出発前に自ら造った爆弾による爆破事件を起こす。若い巡査が亡くなり、同乗していた菊池(島村)にも嫌疑がかかることになった。

浅井志郎/元警部補で知性派ヤクザ。偵察に行った島村の店のホットドッグの味に惚れ、懇意になる。

松下塔子/園堂優子の娘。モデル事務所に所属。

望月幹/浅井の舎弟にして義理の弟。実は桑野の爆弾により姉を亡くしていた。

森 / 「週刊サン」記者。爆弾事件における菊池の冤罪を主張。
タツ(辰村)/アメリカ留学経験のホームレス。ヤクの売買に絡んでいた。
ゲンさん(川原源三)/秋田からの出稼ぎ者のホームレス
岸川/元法医学者の老人ホームレス
西尾/茶髪の布教者。ヤクの売買に絡んでいた。

その他、山崎由香乃の父、柴山洋子の息子、守。など、魅力的な人物多数。
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[BOOK」データベース]アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し二十年以上もひっそり暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。ヤクザの浅井、爆発で死んだ昔の恋人の娘・塔子らが次々と店を訪れた。知らぬ間に巻き込まれ犯人を捜すことになった男が見た真実とは…。史上初の第41回江戸川乱歩賞・第114回直木賞受賞作。講談社 (1995/09 文庫版1998/07)

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by yomodalite | 2008-02-26 13:56 | 文学 | Trackback | Comments(0)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

歌野 晶午/文藝春秋




ずっと読もうと思っていた歌野晶午氏ですが、ようやく叶うことができました。このミスや、本ミス1位だけあって、460P余退屈することなく読了できましたが、良くも悪くも「新本格」の作風。文学性の高さを求める向きにはお薦めできないかも。
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【内容「BOOK」データベースより】ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれた“何でもやってやろう屋”探偵・成瀬将虎。恋愛あり、活劇ありの物語の行方は?そして炸裂する本格魂。
文藝春秋 (2003/03 文庫版 2007/05)

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by yomodalite | 2008-02-22 10:16 | 文学 | Trackback | Comments(0)

ボーン・コレクター

ジェフリー ディーヴァー/文藝春秋




久しぶりの海外ミステリー。最近同じシリーズの「ウォッチメイカー」も傑作との噂が高いジェフリー ディーヴァーの鉄板を読んでみました。中盤まで、四肢麻痺である元科学捜査官が口頭で指示するのみにもかかわらず、あまりにも素早い場面展開に感情移入しにくく、ハリウッド臭が強過ぎて、途中で投げ出しそうになったものの、2/3ぐらいからは著者のサービス精神一杯の展開に楽しい読書が体験できました。

絶世の美女の警察官、四肢麻痺で類いまれな頭脳をもつ科学捜査官、FBI、個性的な元同僚、担当医、安楽死協会。。。アクション満載にして、どんでんがえしの連続もあり、お腹一杯のエンターテイメントには違いない。「ウォッチメイカー」も読もうかな。
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【内容「BOOK」データベースより】骨の折れる音に耳を澄ますボーン・コレクター。すぐには殺さない。受けてたつは元刑事ライム、四肢麻痺—首から下は左手の薬指一本しかうごかない。だが、彼の研ぎ澄まされた洞察力がハヤブサのごとく、ニューヨークの街へはばたき、ボーン・コレクターを追いつめる。今世紀最高の“鳥肌本”ついに登場!ユニヴァーサル映画化!「リンカーン・ライム」シリーズ第一弾。 文藝春秋 (1999/09)

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by yomodalite | 2008-02-11 11:01 | 文学 | Trackback | Comments(0)
最近ケーブルTVで、TVドラマ版を観たことをきっかけに、しばらく前のベストセラー作品ですが、ようやく読書する機会に恵まれました。ドラマは非常によくできた作品でしたが、驚いたのは、セリフなども含め、小説とほとんど同じにつくられていたことでした。期待に違わぬ力作であることは間違いなく、天童氏の作品はまたいずれ読みたくなるだろうと思います。

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【BOOKデータベース】《上巻》再会は地獄への扉だった。十七年前、霧の霊峰で少年たちが起こした聖なる事件が、今鮮やかに蘇る—。山本周五郎賞受賞作から三年余。沈黙を破って放つ最高傑作ミステリー。
《下巻》人は救いを求めて罪を重ねる。連続殺人、放火、母の死…。無垢なる三つの魂に下された恐るべき審判は—。「救いなき現在」の生の復活を描く圧倒的迫力の2385枚。 幻冬舎 (1999/02)

【メタローグ】
幼い頃の秘密を抱えた3人の若者が再会し、悲劇が……と書くと凡百のサスペンスのようだが、張りつめた文体と複雑に入り組むプロットがただならぬ雰囲気を醸し出すこの物語に一部でも接した読者なら、「永遠の仔」が特別な小説であることに気づくはずだ。読み進むにつれて高みから眺める余裕や謎解きの興味は失せ、3人が受ける苦痛が我が身のことのように感じられてくる。救いのない苦しい世界なのに、ずっと3人と時間を共有していたいと感じる。トラウマとか、幼児虐待とか、分かりやすい言葉では片づけられない心の闇を、作家が掘り起こしたからなのだろう。(藤谷浩二)





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by yomodalite | 2007-11-24 21:11 | 文学 | Trackback | Comments(0)

誰のための綾織 (ミステリー・リーグ)

飛鳥部 勝則/原書房

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読了後、この結末についての感想を検索していて、現在この作品が三原順氏の「はみだしっ子」との類似問題により「絶版」であることを知りました。トリック以外の部分で、ミステリ作品に盗作問題が起きるとは。。

検証サイトで、類似点を確認した印象では、飛鳥部氏が、「はみだしっ子」を参照したことは、確かにそうかもしれませんが(女子高生が書いたとされる作中作部分)、絶版にされるような「盗作」とは思われません。

故三原順氏と、「はみだしっ子」へ文末に一言あれば、それで充分ではないでしょうか。
原書房弱っ! 作品は、著者も認めている?ように反則だが楽しめました。

◎飛鳥部勝則『誰のための綾織』盗作認定は妥当か
http://www.horikawanarumi.com/pakuri/asukabe/ より

(引用開始)

飛鳥部勝則『誰のための綾織』は、四つの作品を織り込んだパスティーシュである。四つの作品とは以下である。
・アガサ・クリスティー『アクロイド殺人事件』…記述の方法としての縦糸
・アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』…舞台設定としての横糸
・横溝正史『本陣殺人事件』…密室トリックとしての横糸
・三原順『はみだしっ子』動機・心情としての横糸

『誰のための綾織』とは、そもそも飛鳥部がデビュー十作目の記念碑として書いた作品であり、過去その推理小説の道に入るにあたった当時、多大な影響をもたらしたであろう作品を題材として選び、織り込むことによって自らの作品を成すことを目的とした作品であると考えられる。
『はみだしっ子』そのものも、引用の仕方から、動機・心情に該当する部分以外は「メルクマール(指標)」としての役をになっている可能性が高いことから、飛鳥部が踏まえた方法は四つともにパスティーシュとして何ら問題なく、四つともに著名な作品であることから、盗作との認定は全く理にかなわぬ判断である。
(引用終了)

■飛鳥部勝則氏「誰のための綾織」における、三原順氏「はみだしっ子」との類似点比較

[BOOKデータベース] あの日、あの新潟の大地震の夜、私たちは拉致され、ある小さな島に監禁された。誘拐者たちは「おまえたちに、あの罪を認めさせるため」に連れてきたのだという。復讐だった。今にも私たちを殺してしまいそうな怒りだった。その夜、ひとりが木の枝で刺されて死んだ。しかし、私たちの誰も気づかずに、彼女を殺せたはずがないのだ。犯人はどうやって「そこ」に入ったのか。そして次のひとりが死んだ…。誰が生き残ったのか、そして誰が殺したのか。作中作に秘められた「愛」がすべての鍵。

[MARCデータベース]孤島に拉致された女子高生と教師たちを待っていたのは「蛭女」の復讐だった。日本間の密室、窓から羽ばたく影、相次ぐ死、そして訪れる不可解な結末…。これは、反則、なのか?  原書房 (2005/05)


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by yomodalite | 2007-11-01 11:13 | 文学 | Trackback | Comments(0)

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

我孫子 武丸/講談社

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初めての我孫子作品。こちらが最高傑作の声が高かったので読んでみました。

ホラーに興味がないのと、最後で判明する叙述トリックがよく出来てはいるのですが、好みのど真中ではないので、とりあえず我孫子作品は、しばらくはいいかな。
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【出版社/著者からの内容紹介】 永遠の愛をつかみたいと男は願った——東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

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by yomodalite | 2007-10-14 17:17 | 文学 | Trackback | Comments(0)

殉教カテリナ車輪

飛鳥部 勝則/東京創元社

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殉教カテリナ車輪 (創元推理文庫)

飛鳥部 勝則/東京創元社

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図像学ミステリと聞いて、心揺さぶられる人は絶対損はしない面白さ。

収録された絵は美術家でもある著者の作品。

妖し気なタイトルにふさわしい単行本の黒い装幀が魅力的ですが、文庫には、有栖川有栖氏による解説「印象アスカベ本格」が収録されているらしいです。
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[BOOKデータベース]描くことに没頭し燃え尽きるように自殺した画家、東条寺桂。『殉教』『車輪』—二枚の絵は、桂の人生を揺さぶったドラマを語るのか…。劃期的な、余りに劃期的な、図像学ミステリの誘惑。第九回鮎川哲也賞受賞作。
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by yomodalite | 2007-04-17 18:38 | 文学 | Trackback | Comments(0)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

東野 圭吾/文藝春秋



第134回直木賞受賞作/第6回本格ミステリ大賞受賞作。 『このミステリーがすごい!2006年版』・『本格ミステリ・ベスト10 (2005)』・『週刊文春 傑作ミステリーベスト10』の第1位を獲得(三冠は史上初) と、なんだか凄まじい受賞のオンパレードですが、ここまで、受賞を逃してきたツケが一気に払われたのでしょう。

東野氏の作品は、出版直後に読めないことが多くて、いつも話題作先行、順番や、シリーズを無視してしまう。因にこの作品は、「ガリレオシリーズ」の三作目らしい。

湯川学(帝都大学理工学部物理学科助教授=ガリレオ)登場作品は、他に『探偵ガリレオ』と 『予知夢』 があり、いずれも短編で、「容疑者Xの献身」が初めての長編。他の2作もぜひ読んでみたい。

下記は、http://from1985.pekori.to/keigotaku/review/x.html より

◎登場人物一覧
湯川学:帝都大学理工学部物理学科助教授(通称ガリレオ)
草薙俊介 :警視庁捜査一課の刑事・湯川の友人・帝都大学社会学部出身
石神哲哉 :高校の数学教師・湯川の友人・帝都大学理学部数学科出身 / 花岡靖子 :弁当屋「べんてん亭」の従業員 / 花岡美里 :靖子の娘・中学生 / 米沢 :「べんてん亭」の経営者 / 米沢小代子 :米沢の妻 / 富樫慎二 :花岡靖子の前夫 / 岸谷刑事 :警視庁捜査一課勤務 / 間宮班長 :警視庁捜査一課勤務 / 山辺曜子 :自転車を盗まれた主婦 / 工藤邦明 :印刷会社経営・花岡靖子の知人 / 上野実香 :花岡美里の同級生 / タマオカハルカ :花岡美里の同級生 / 森岡 :石神哲哉の教え子 / 杉村園子 :クラブ『まりあん』の雇われママ / 常盤 :帝都大学の大学院生

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【出版社 / 著者からの内容紹介】 数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか

【BOOKデータベース】これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。


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by yomodalite | 2007-04-15 18:10 | 文学 | Trackback | Comments(0)

秘密/東野圭吾

秘密 (文春文庫)

東野 圭吾/文藝春秋



東野氏は、この作品を当初「お笑い」路線にするつもりだったらしいです。

下記は、http://from1985.pekori.to/keigotaku/review/himitsu.html より

◎登場人物一覧
杉田平介:自動車部品メーカーの生産工場勤務
杉田直子 :平介の妻・専業主婦
杉田藻奈美 :平介の娘
三郎 :直子の実父 / 容子 :直子の姉 / 橋本多恵子 :藻奈美の担任教師 / 川上クニ子 :藻奈美の小学校のクラスメイト / 吉本和子 :隣家の主婦 / 向井 :(バス事故)被害者の会の弁護士 / 梶川征子 :バス運転手(死亡)の妻 / 梶川逸美 :征子の娘 / 林田 :被害者の会の幹事 / 山本ゆかり :被害者の会の幹事 / 藤崎和郎 :被害者の会のメンバー・事故で娘二人を亡くす / 中尾達夫 :平介の同僚 / 拓朗 :平介の同僚 / 木島 :平介の同僚 / 川辺 :平介の同僚 / 小坂 :平介の上司・平介と直子の仲人 / 富井 :大黒交通総務部長 / 笠松 :大黒交通運行管理部長 / 根岸典子 :梶川運転手の前妻 / 根岸文也 :典子の息子・大学生 / 相馬春樹 :藻奈美の高校のテニス部員 / 笠原由里絵 :藻奈美の高校のクラスメイト / 松野浩三 :松野時計店店主
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【BOOKデータベース】妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇。




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by yomodalite | 2007-04-15 17:48 | 文学 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite