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軍隊なき占領―戦後日本を操った謎の男 (講談社プラスアルファ文庫)

ジョン・G. ロバーツ,グレン デイビス/講談社




マッカーサーの政策を演出し、「逆コース」を、指示したのは本当は誰だったのか。

単行本サブタイトルは、「ウォール街が『戦後』を演出した」。

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[BOOKデータベース]次々と釈放されるA級戦犯、公職復帰する旧官僚、再興する財閥…。マッカーサーの民主化政策を百八十度転換させることになった「逆コース」はどのように仕組まれたのか?戦後日本を操った「ジャパン・ロビー」の中枢機関「アメリカ対日協議会」(ACJ)とは?政財官を結びつけ暗躍する謎の男ハリー・カーンとは何者か?オリジナル文書、公開・非公開の資料、インタビュー、日記など、事実のみが語る、戦後史の闇を暴く力作。(解説 カレル・ヴァン・ウォルフレン)
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by yomodalite | 2007-03-26 17:58 | 政治・外交 | Trackback | Comments(0)

誇りを持って戦争から逃げろ! (ちくま新書)

中山 治/筑摩書房

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「自衛権」には「逃走権」が含まれるという主張。著者は熱血教師ぽく、別に教師じゃないけど生涯青春!という感じの人におすすめの内容。

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[BOOKデータベース]憲法九条を改正して、日本を「普通の国」にしよう、という意見が最近勢力を強めている。しかし、それは日本が「軍部の論理」の中に巻き込まれてしまう、きわめて危険な決断だということに多くの日本人は気づいていない。本来であれば、選択すべきは「武装中立」なのだが…。だが、たとえ戦争に巻き込まれそうになった場合でも、庶民には最後の切札がある。それはすなわち「逃げること」。逃げて、逃げて、逃げまくれ!その他、「戦争愛国心」と「応援愛国心」の区別から、脱政治イデオロギーのススメまで、「庶民派マキアヴェリスト」が説く庶民のための戦略思考本、ここに登場。

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by yomodalite | 2007-03-26 12:44 | 戦争・軍隊 | Trackback | Comments(0)

追悼の達人/嵐山光三郎

追悼の達人 (中公文庫)

嵐山 光三郎/中央公論新社




明治から昭和の49人の作家への追悼文をまとめた、嵐山光三郎の労作。折々に読み返したくなる名著。

褒め言葉ばかりではないというか、今の時代では考えられないような罵倒すら感じられる追悼文もあり、驚くと同時に教科書の中でしか知らなかったような作家が、確かに生きていたということが身近に感じられる。

★★★★☆

◎[参考記事]もうひとつの文学史!嵐山光三郎『追悼の達人』
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【内容紹介】
正岡子規 / 尾崎紅葉 / 小泉八雲 / 川上眉山 / 国木田独歩 / 二葉亭四迷 / 石川啄木 / 上田敏 / 夏目漱石 / 岩野泡鳴 / 森鴎外 / 有島武郎 / 滝田樗陰 / 芥川龍之介 / 岩山牧水 / 小山内薫 / 内田魯庵 / 岸田劉生 / 田山花袋 / 小林多喜二 / 巌谷小波 / 宮沢賢治 / 竹久夢二 / 坪内逍遥 / 坪内逍遥 / 与謝野鉄幹 / 鈴木三重吉 / 中原中也 / 岡本かの子 / 泉鏡花 / 萩原朔太郎 / 与謝野晶子 / 北原白秋 / 島崎藤村 / 幸田露伴 / 横光利一 / 太宰治 / 林芙美子 / 斎藤茂吉 / 堀辰雄 / 高村光太郎 / 永井荷風 / 火野葦平 / 柳田国男 / 谷崎潤一郎 / 三島由紀夫 / 志賀直哉 / 川端康成 / 武者小路実篤 / 小林秀雄。

明治・大正・昭和の文人49人の死に寄せられた傑作追悼を通して、彼らの知られざる真実の姿を描く。
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by yomodalite | 2007-03-26 12:25 | 文学 | Trackback | Comments(0)

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)

鯨 統一郎/東京創元社




歴史好きが集まるバーでの会話から展開する、楽しい本です。タイトルでもある邪馬台国の話が一番好きでした。

【目次】
「悟りを開いたのはいつですか?」
「邪馬台国はどこですか?」
「聖徳太子はだれですか?」
「謀叛の動機はなんですか?」
「維新が起きたのはなぜですか?」
「奇蹟はどのようになされたのですか?」
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【BOOKデータベース】カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予備知識を蓄えつつ、彼らの論戦を心待ちにする。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活—を俎上に載せ、歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集。

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by yomodalite | 2007-03-26 12:06 | 文学 | Trackback(1) | Comments(1)

USAカニバケツ: 超大国の三面記事的真実 (ちくま文庫)

町山 智浩/筑摩書房




アメリカ衰退の始まりを描いた歴史的カルチャー本の第2弾。軽〜い読みものとしても楽しめますが、10年後にもまた違った感慨で読める内容かも。

<内容のほんの一部>
●史上最もヒドい音楽でアメリカ集計1位に選ばれた歌とは?
●1球3億円? 大リーグのホームランボールを奪い合う男達の肖像
●シンプルライフなんて全然できないセレビッチ、パリス・ヒルトン
●自分の足首切断をネット中継する男
●ジェニファー・ロペスのワガママ度
●乱闘だらけのアイスホッケー
他てんこもり!!

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[出版社 / 著者からの内容紹介]アメリカは、政治と大統領以外でも、ずーっと騒がしい!雑誌『映画秘宝』、単行本『底抜け合衆国』『<映画の見方>がわかる本』『映画欠席裁判』(洋泉社)などで知られる著者が贈る、怒濤のコラム集。
スポーツ、TV、映画、マンガ、ゴシップ、犯罪etc・・「政治」や「大統領」や「戦争」以外でも騒がしい国・アメリカからの、911以降のポップカルチャー総まくり通信!!知られざるアメリカのB面を知りたければ、まずこの1冊!太田出版 (2004/12/7)

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by yomodalite | 2007-03-25 23:36 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

パラサイト日本人論ウイルスがつくった日本のこころ (文春文庫)

竹内 久美子/文藝春秋

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なぜ京都人は恐妻家で九州人は男尊女卑なのか。死後の世界を信じる日本人VS「死んだら終わり」と現世利益にいそしむ日本人。
容姿のいい男に群がる女は暑い国に多く、イヌイットでは短足夫でもそれなりに困らない。

それら深遠なる人類の謎を解くカギは寄生者(パラサイト)にあった!

ミトコンドリアが語る日本人のルーツ、縄文人だけがもっていたウイルスの秘密など最先端の研究を駆使して人間とパラサイトの不思議な関係を論じ、目からウロコが落ちる?!。

【目次】
第1章 二つのルーツを持つ日本人
日本人の祖先のたどった道―先達はニホンザル
頭の形と日本人―関西人はちょっと特別
ミトコンドリアは語る―縄文人はどこから来たか
第2章 男と女とパラサイト
外見にこだわるのはなぜ?―ツバメに見る恋愛の現実
暑い国から来た“男尊女卑”―そして人はカッコいい
寒い国から来た“平等主義”―私の見た京都人
第3章 日本人の死生観
私は象ゴリラ―類人猿の死生観
浄土真宗が最大勢力になったのは―日本人の死生観
あの世を想う気持ちを強めるものは―またも負けたか八連隊
第4章 ウイルスがつくった日本のこころ
“友”となった白血病―ウイルスから日本人を探る
ATLは残った―なぜ縄文人だけが持っていたのか
ウイルスがつくった日本のこころ―ATLと相互協力、あるいはおせっかい

【参考図書】
『ココ、お話 しよう』F・パターソン&E・リンデン(手話ができるゴリラの話)
『日本人の「あの世」観』 梅原猛(浄土真宗、日蓮宗。。。)

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【内容】日本人の起源を、縄文人と弥生人、古モンゴロイドと新モンゴロイドの混合と位置付け、地域的な日本人の違いを説明からパラサイト(寄生者) にまで遡る。縄文人を縄文人らしくしているのは、ウィルスの所為とは!(1995年10月 文芸春秋、1999年6月 文春文庫化)


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by yomodalite | 2007-03-25 20:27 | 科学・環境問題 | Trackback | Comments(0)
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滝本誠、記念すべき処女評論集!!!

『映画の乳首、絵画の腓』書評:荒俣宏

第1章 倒錯夢遊(白のビケット・フェンス、黒い染み―デイヴィッド・リンチ Blue Velvet )

第2章 ツィンズ、ファナティック!(ブラザーズ・クエイのパペット・ア二メ、ピーター・グリーナウェイ A Zed & Two Noughts、デイヴィッド・クローネンバーグ Deed Ringers )

第3章 ウィーン世紀末・愛の行方(ニコラス・ローグ Bad Timing、エゴン・シーレの少女 妹姦願望、オスカー・ココシュカのスキャンダル)

第4章 リリスの末裔(ナスターシャ・キンスキーと蛇、ケン・ラッセル Salome's Last Dance 、リドリー・スコット Legend、デイヴィッド・クローネンバーグ The Brood )

第5章 ロンドン世紀末とヴァンピリズム(D.G.ロセッティからB.フェリーへ、ミセス・パットからセダ・バラへ)

第6章 ハードボイルドの夜の夜(リドリー・スコット Someone to Watch Over Me、リドリー・スコット Blade Runner、アラン・ルドルフ Trouble in Mind、ラース・フォン・トリアー The Element of Crime、ジョン・ブアマン Point Blank )

第7章 アート・イントゥ・フィルムズ(ロバート・ロンゴ メン・イン・ザ・シティーズ、アラン・ルドルフ The Moderns、デイヴィッド・ホックニー Nude 17th June 1984、ニコラス・ローグ、ドナルド・キャメル Performance、アンドレイ・タルコフスキー Nostalghia ) 
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【表紙より】映画と絵画、それに小説、音楽を相姦させて自分だけの快楽の園を創りだしたい。批評したいとは思わない。ただあられもない夢を見たいだけだ。

【内容】 エピキュリアン滝本誠が映画、書物、絵画、音楽を快楽しつくす待望の処女評論集。画期的「ブルー・ベルベット」論を筆頭に、スコット、ローグ、タルコフスキーからシーレ、ロンゴ、ホックニーへ、映画の乳首を優しく愛撫し、絵画の腓にそっと手を這わせる、愛の法悦、批評の極致。 (ダゲレオ出版/1990年初版)
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by yomodalite | 2007-03-25 19:07 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

狂骨の夢/京極夏彦

文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)

京極 夏彦/講談社




古本屋「京極堂」を営み、副業として神主を務める中禅寺秋彦を探偵役とする京極堂シリーズの第三作。今回も摩訶不思議な一連の事件を京極堂が「憑き物落とし」の手法を使って解き明かす。

表題の「狂骨」とは、『今昔百鬼拾遺・下之巻』にある、

「狂骨は井中の白骨なり。
世の諺に甚しき事を
きゃうこつといふも、 このうらみの
はなはだしきよりいふならん」

という妖怪(?)から来ている。つまり、今回のキーワードは骨であり、髑髏である。

時は、昭和二十七年(1952年)、海辺に住む怪奇作家、宇田川崇の妻、朱美が続けて見る奇怪な悪夢−海に沈み、肉は溶け白骨だけになっても海底に沈み続ける。急に浮上し、髑髏だけになって浮かび上がる−。そして生家、故郷、前夫にまつわる忌まわしい記憶と金色の髑髏のイメージ。

朱美から相談を受けた元精神科医の降旗もまた幼少時から髑髏の山の前で交合する男女のイメージに苦悩していて、降旗が寄宿している教会の牧師の白岡もまた何か固着して離れないイメージのため基督教の神を信じきれないでいる。

京極堂の妹で編集者の敦子、作家の関口は宇田川から朱美についての相談を受け、指名によって探偵の榎木津も、そして警視庁の刑事木場は逗子の海に浮かび上がる金色の髑髏、山中での集団自決事件の捜査の過程でこの「事件」に巻き込まれる。

骨と髑髏にとり憑かれた人たちの精神的な呪縛を京極堂が解き明かすことによって「事件」は解決される。京極堂=作者の用意する舞台装置はおどろおどろしいものだが、その解決手法は実はきわめて論理的だ。 フロイト やユングなどの精神分析、脳の機能についての医学の成果などが随所に取り入れられている。

上記は、http://www.honnomushi.com/review/2003_08/0002.htm より

本格推理の傑作!
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[BOOKデータベース]夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏、山中での集団自決。遊民・伊佐間、文士・関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第三弾。 (1995/5)

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by yomodalite | 2007-03-25 10:01 | 文学 | Trackback | Comments(0)

裕仁天皇の昭和史―平成への遺訓-そのとき、なぜそう動いたのか (Non select)

山本 七平/祥伝社




天皇に関する著書の多い著者ですが、その中でも本著は決定版という印象。含まれていないのは、皇室の財産に関する話題のみ。


■第一章/天皇の自己規定〜あくまでも憲法絶対の立憲君主

■第二章/天皇の教師たち(1)〜杉浦重剛(倫理〜英で化学を学んだ経歴)、服部広太郎(博物)※天皇は強い親英米仏感をもち、独伊を信頼していなかった。  

■第三章/「三種の神器」ー道徳を絶対視しつつ、科学を重んじる杉浦の教育方針

■第四章/天皇の教師たち(2)ー歴史担当・白鳥博士の「神代史」観とその影響(神話や皇国史観をどう考えられたか〜日本に「歴史学」は存在しなかった〜博士は「神代史」をどう解釈したか〜「神代史」研究に国学者が果たした役割〜明治における「神代史」研究の状況〜博士は、信念のままに御進講出来たか〜天皇はその講義にどう反応されたか〜敗戦国に待ちうける皇室の運命

■第五章/「捕虜の長」としての天皇〜敗戦、そのときの未の処し方と退位問題

■第六章/三代目ー「守成の明君」の養成〜マッカーサー会談に見せた「勇気」はどこから来たか(重剛、天皇にロシア革命の真因を説く〜三代目・家光にみる「守成の勇気」〜かたくななまでに憲法を遵守する姿勢のルーツ〜天皇を「ロボット」と看做した人々〜帝国陸軍ー天皇に対し最も「不忠」な集団

■第七章/「錦旗革命・昭和維新」の欺瞞〜なぜ、日本がファシズムに憧れるようになったのか(ファシズムの台頭と、青年将校たちの憧れ〜「今の陛下は凡庸で困る」〜戦争制御における内閣の権限と、近衛の言い訳〜革命の狂気と総括〜相沢中佐の異常心理と「昭和維新」〜永田軍務局長惨殺が、「大御心」か〜憲法と歴史的実体との大きな乖離〜「青年将校」という新タイプの登場

■第八章/天皇への呪詛〜2・26事件の首謀者・磯辺浅一が、後世に残した重い遺産(決起将校の読み違いを招来した一事件〜事件勃発、天皇の決然たる対応〜真綿にて、朕が首を締むるに等しき〜天皇と磯辺との「心理戦争」〜「自殺するならば、勝手に為すべく」〜天皇を叱咤、怨嗟する磯辺の叫び〜真崎大将、陸軍首脳の腰抜けぶり〜2・26事件、最大の失敗〜磯辺が残した「重い遺産」

■第九章/盲信の悲劇〜北一輝は、なぜ処刑されねばならなかったか(北一輝の処刑は明らかに不当〜北一輝には「天皇尊崇の念」など全くなかった〜北が唱えた天皇の位置づけとは〜天皇自らが「天皇期間説」の信奉者〜機関説排撃がもたらした思わぬ影響〜「盲信の構造」なぜ、北が神格されたのか〜社会民主主義に共感を抱いたのは、“時代”だった〜「御公家かついで壇ノ浦」〜天皇機関説のどこが問題視されたのか

■第十章/「憲政の神様」の不敬罪〜東条英機は、なぜ尾崎行雄を起訴したのか(尾崎演説の何が東条首相を怒らせたのか〜「天皇と同意見だと不敬罪」の不思議〜近衛・東条の翼賛体制への痛烈な批判〜不刑罪ー刑にあらざる罪〜(中略)〜天皇ではなく、国民全体が“三代目”

■第十一章/三代目・天皇と、三代目・国民〜尾崎行雄が記した国民意識の移り変わりと天皇の立場(対中国土下座状態の一代目〜二代目ー卑屈から一転して増長慢〜浮誇驕慢で大国難を招く三代目〜システムと実体との乖離がもたらした悲劇
第十二章/立憲君主の“命令”〜国難近し、天皇に与えられた意思表示の手段とは(白川大将に示した、天皇の精一杯の“褒賞”〜木戸と近衛に対する天皇の差別〜5・15事件後の首相選定で示された強い「御希望」〜無視された天皇の「提案」と「御希望」〜陸相人事に見せた、天皇の警告的御希望〜高松宮・海軍中佐の「内奏」を無視〜「聖断」を未遂に終わらせた“もう一つの事件”〜(後略)

■第十三章/「人間」・「象徴」としての天皇〜古来日本史において果たしてきた天皇家の位置と役割(「文化的問題」としての天皇〜「記紀」入門のための、絶好のテキスト←※津田博士の公判記録は、『古事記』『日本書紀』について知りたい人の入門書として絶好のテキストである〜(中略)〜そもそも日本は平和国家であった〜(中略)〜天皇が中国型皇帝とならなかった5つの理由〜(後略)

■第十四章/天皇の功罪〜そして「戦争責任」をどう考えるか(歴史的功罪を論ずることのむずかしさ〜(中略)〜天皇の口を封じた近衛と軍部の策謀〜(中略)〜津田博士が指摘する「自然のなりゆき」〜「戦争責任」=「敗戦責任」としての考察〜(後略)

■終章/「平成」の遺訓(帝国憲法の改正に反対した美濃部博士)
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[MARCデータベースより]昭和天皇は、天皇であることをどう考え、どう「自己規定」していたのか。そのことが、昭和史における天皇の行動にどう影響したのか。立憲君主の苦悩をとおして昭和史の謎に挑む。平成元年に出版。1995年に文庫化(「昭和天皇の研究−その実像を探る」)、2004年に「裕仁天皇の昭和史ー平成への遺訓 そのとき、なぜそう動いたのか」と改題してソフトカバーの単行本として再出版。

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by yomodalite | 2007-03-24 20:30 | 天皇・皇室 | Trackback | Comments(0)

未確認尾行物体 (文春文庫)

島田 雅彦/文藝春秋




83年の「優しいサヨクのための嬉遊曲」以来、島田氏の著作を読んでいませんでした。正直永年にわたって本作のような佳作を書き続けられる人だとは思わなかったんです。謝罪!!

★★★★

[BOOKデータベースより]産婦人科医・笹川賢一にとってルチアーノとの出会いが破滅の始まりだった。この執拗なおカマの尾行者のために、笹川氏の世界はハチャメチャな逆転をとげる。優雅な「上流社会」からの脱落、家庭崩壊、そしてエイズ。その中で笹川氏が得た真理と救済とは?エイズを通じて人間の生の深淵をえぐる問題作。

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by yomodalite | 2007-03-24 19:35 | 文学 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite