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カテゴリ:☆マイケルの言葉( 86 )

和訳 Tabloid Junkie

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by yomodalite | 2019-11-13 00:00 | ☆マイケルの言葉 | Comments(4)
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「Scream」は、これまでになくマイケルの怒りが感じられる曲でした。

当時の彼が感じていたストレスは、想像を絶するものだったと思いますが、彼はそれらすべてを音楽で表現し、ビジュアルアーティストとしてもより一層進化した傑作を生み出しました。

実際、この歌詞の内容が切実に感じられる人は、今の時代の方が多いのではないでしょうか。

また、この曲のショートフィルムは、史上最高額の予算で作られたことでも有名ですよね。今回は和訳の前に、そこに登場したアートにも注目して聞いてみてください。






オープニングの文字と、壁のモニターに映し出されるグラフィックと、そこから変化して現れる、“gravity(重力)” “habitation(住居)” “gallery(ギャラリー)” “media(メディア)” “meditation(瞑想)” “observation(観察)” “recreation(レクレーション)” という文字。“gravity”という文字が映し出されると、無重力状態のマイケルが現れるなど、ここで描かれている映像の見出しのような役目になっていて、デザインしたのは、ソニーやナイキのCMや、映画『ファイトクラブ』のオープニングシーンなど、マルチメディアデザイナーとして有名だったP. Scott Makela。



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マイケルとジャネットは、世間とは隔絶した宇宙船の中にいながら、ヘッドフォンから聞こえるノイズに苦痛を感じて叫ぶ。宇宙船の中の一番大きなスクリーンでは、アニメ(『バビル2世(1992年版OVA)』、『赤い光弾ジリオン』、『AKIRA』)、ニュース番組や、ふたりの映像が映しだされる。また何本もコレクションされているギターは、フライングVギブソンと呼ばれるもの(マイケルはそれを破壊する)


“habitation(住居)”


ふたりが暮らしている無重力の住まいのインテリア、壁にかかったスーツ・・


“gallery(ギャラリー)”


マイケルとジャネットはそれぞれ壁を隔てたラウンジにいる。



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ロン・アラッドがデザインした “Big Easy Chair”と呼ばれるイスに座ったマイケルがリモコンを操作するとモニターには、アンディ・ウォーホルの顔が映り(後述)、


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次にジャクソン・ポロックの絵(後述)。


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(ここで一旦ジャネットの方へ移る)




同じイスに座ったジャネットが操作するリモコンは、二次元画像ではなく、彼女の意思から具現化したホログラムのようで、



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これは、キクラデス文明時代の女性像の頭部

https://www.louvre.fr/



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そのあと釈迦像になって(ジャネット笑顔になる)、


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(この腕や手の形は、川崎大師の金の仏像を始め、タイでも多く見られ、写真左側はブータンの「Buddha Dordenm」。右側の木製の商品画像は衣装が最も近かったものの、残念ながら元モデルは不明)


その次は、ギリシャ時代の女神像。

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元になっているのはヴァチカン美術館にある「ジュスティニアーニのアテナ」のようですが、



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ここで、槍や足元の蛇が消去されているのは、その時代に合わせた物語を剥ぎ取りたかったからかな。釈迦像以外は、すべて「女性像」を見ていたジャネットは、戦いの女神とされるアテナ像の後、厳しい怒りの表情に。

そのあと、またマイケルに戻って、ジャクソン・ポロックの次は、ルネ・マグリットの絵(後述)



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“media(メディア)”


たくさんの座席の前方で、ビデオゲームをするふたりは、メディアとの対決を表現しているよう。


“meditation(瞑想)”


ストレスを解消しようとしてか、マイケルは円形の石庭の中心に造られた小さな茶の湯の座敷で座禅を組んでいる。


“observation(監視・観察結果・意見)”


「プレッシャーをかけるな」という声が響く。ジャネットはトイレの中まで覗かれ、その耐えがたい状況に中指を立て、最大限の怒りの表情。大スクリーンにニュース映像が映し出されると、ジャネットの声で「信じられない・・」そして、瞑想中のマイケルも我慢ができなくなり叫びだすと、天井のガラスが割れ、その破片が座禅中に彼に降りかかる。怒りのマイケルが大スクリーンに映ると、その前ではジャネットが踊っていて、ジャネットがスクリーンに映し出されたときは、マイケルが踊っている。宇宙船の中の重力はコントロール不能に陥り、ギターや家具の一部が空中を飛んでいる。


“recreation(レクレーション)”


観客席の前のスカッシュルームのような部屋では、お気に入りの7番がついたスポーツウエアに着替えたマイケルが美術品のように陳列されている黒い壺をめがけてラケットを振り、壺は次々に割れていくが、怒りが収まらず、何度も叫び声をあげるふたり(スクリーンのアニメも常に叫んでいる)。オープニングと同じ「Scream」の文字が現れ、それが破裂すると、ヘッドフォンからのノイズの苦痛に激しく首を振るジャネット、ジャネットの肩を優しく抱き支え合うふたり、しかし、同じヘッドフォンをつけたマイケルは、ジャネットよりもさらに激しく首を振り、もはや分裂する寸前・・。


マイケルが、アンディ・ウォーホル、ジャクソン・ポロック、ルネ・マグリットといったアーティストから、表現したかったものについては、また次回ということで、

下記は、どんなストレスもカッコイイ曲にしてしまうことがよくわかる「Scream」の和訳です。


Scream

by James Harris III, Terry Lewis, Michael and Janet Jackson


[Michael]

Tired of injustice

(I'm) Tired of the schemes

The lies are disgusting

So what does it mean? damn it

Kicking me down

I got to get up

As jacked as it sounds

The whole system sucks damn it


不公平なことはもうたくさん

策略にもうんざり

嘘にはむかつくし

いったいどんな意味があるわけ?(くだらない)

(君は)僕を蹴落とそうとしているけど

僕はジャッキで持ち上げるように

立ち上がるよ

すべての仕組みが腐っていてもね(くそっ!)


[Janet]

Peek in the shadow

Come into the light

You tell me I’m wrong

Then you better prove you’re right

You’re selling out souls but

I care about mine

I’ve got to get stronger

And I won’t give up the fight


影からコソコソ覗いてないで

明るいところに出なさいよ

私が間違っているというなら

自分が正しいことを証明しなさいよ

あなたは魂を売っても平気だけど

私は自分の魂を大事にするから

私は強くなる

そしてこの戦いをあきらめない


[Michael]

With such confusions don’t it make you wanna scream?

Your bash, abuse, and victimize within the scheme


こんな混乱した世の中で、みんな叫びたくならないか?

攻撃し、不当に扱い、枠組みに沿って犠牲者を作り出す


[Janet]

You try to cope with every lie they scrutinize


あなたは、彼らが詮索するあらゆる嘘にいちいち対応しなくちゃならない


[Michael & Janet]

Somebody please have mercy

‘Cause I just can’t take it

Stop pressuring me, just stop pressuring me

Stop pressuring me, make me want to scream!

Stop pressuring me,

just stop pressuring me

Stop pressuring me, make you just want to scream!


誰かひとりでも優しい心をもってくれないか

もう我慢できないんだ

プレッシャーをかけるな、押しつぶそうとするな

圧力をかけるのは止めろ、もう叫ばずにはいられない

プレッシャーをかけるのを止めろ

押しつぶさないでくれ

圧力をかけるな、もう叫ぶ寸前なんだ


[Chorus: Michael & Janet]

Stop pressuring me, just stop pressuring me

Stop pressuring me, make me want to scream!

Stop pressuring me, just stop pressuring me

Stop pressuring me, make you just want to scream!


プレッシャーをかけるな、押しつぶすのを止めろ

圧力をかけるのは止めろ、もう叫ばずにはいられない

プレッシャーをかけるのを止めろ、押しつぶそうとするな

圧力をかけるな、もう叫ぶ寸前なんだ


[Michael]

Tired of you tellin’ the story your way

It’s causin’ confusion

You think it’s okay, damn it!


おまえたちの作り話にはうんざりだよ

混乱を招いているだけじゃないか

君はそれでいいんだろうけど、そんなのクソだよ


[Janet]

Keep changing the rules

While you’re playing the game(もしくは、you keep playing)

I can’t take it much longer

I think I might go insane


ゲームのルールを

あんたたちはいつだって変えていく

そんなのもう耐えられない

頭が変になりそう


[Michael]

With such confusion don’t it make you wanna scream?

(Make you want to scream?)

Your bash, abuse, and victimize within the scheme


こんな混乱した世の中で、みんな叫びたくならないか?

(なるわよね?)

攻撃し、不当に扱い、枠組みに沿って犠牲者を作り出す


[Janet]

You find your pleasure scandalizing every lie


どんな嘘にも食いついていくことに楽しみを見出してるんでしょ


[Chorus: Michael & Janet]

Oh father, please have mercy

’Cause I just can’t take it

Stop pressurin’ me

Just stop pressuring me

Stop pressuring me

Make me wanna scream

Stop pressuring me

Just stop pressuring me

Stop fuckin’ with me

Make me wanna scream


父なる神よ、どうか憐れみを

もう我慢の限界です

プレッシャーをかけないで

本当に止めてくれ

プレッシャーをかけるな

叫ばずにはいられない

圧力をかけるな

マジで止めろ

叫ばずにはいられない状態の

俺をなめんなよ


[news man]

“A man has been brutally beaten to death by

Police after being wrongly identified as a

robbery suspect. The man was

an 18 year old black male … ”


ニュース映像「不当な容疑をかけられて強盗犯にされた男が、警察官の暴行によって死亡しました。彼は、18歳の黒人男性で・・・」


[Janet]

Oh my God, can’t believe what I saw as I turned on the TV

This evening,

I was disgusted by all the injustice


ああ、なんてこと!

今晩、テレビに映し出されたものを信じるなんて絶対に無理

何もかも不公平で吐き気がする


[Michael & Janet]

All the injustice


すべてが正義とかけ離れている


[Michael]

With such delusions don’t it make you wanna scream

(Make you want to scream?)

Your bash, abuse(abusing), and victimize within the scheme


こんな嘘情報ばかりで叫びたくならないか?

(なるよね?)

計画的に、攻撃されたり、虐待や不当に苦しめられる犠牲者が作られている。


[Janet]

You try to cope with every lie they scrutinize


あなたは、彼らが詮索するあらゆる嘘に、いちいち対応しなくちゃならない


[Outro: Michael & Janet]

Oh brother please have mercy, cause I just can't take it!

Stop pressuring me,

just stop pressuring me

Stop pressuring me,

make me want to scream!

Stop pressuring me,

just stop pressuring me

Stop pressuring me,

make me want to scream!

Stop pressuring me,

just stop pressuring me

Stop pressuring me,

make me want to scream!

Stop pressuring me,

just stop pressuring me

Stop pressuring me, make me want to scream!


なぁみんな、ひとかけらの優しさを持ってくれないか

もう我慢できないんだ

プレッシャーをかけるな、押しつぶすのを止めろ

圧力をかけるのは止めろ、もう叫ばずにはいられない

プレッシャーをかけるのを止めろ、押しつぶそうとするな

圧力をかけるな、もう叫ぶ寸前なんだ


(訳:yomodalite)





by yomodalite | 2019-08-19 00:00 | ☆マイケルの言葉 | Comments(2)
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今日はアンディ・ウォーホルによる、マイケルのインタビューを紹介します。これは『マイケル・ジャクソン全記録』にも記録がないものなので、初めて見るという人も多いかもしれません。


マイケルが、モータウンからCBS/エピックに移籍したのは1976年の3月。その年の10月に「Enjoy Yourself」がリリースされ、ポップチャートで最高6位を記録。移籍後初のアルバム『Jacksons』も同じ年にリリースされ、モータウン最後のアルバムより遥かにヒット。そして、翌年の1977年に「Show You the Way to Go」がイギリスで1位になり、初めての映画出演となる『The Wiz』のリハーサルのため、7月に姉のラトーヤとともにニューヨークに引越し、8月には、ラトーヤ、ジャネットと一緒に初めて「スタジオ54」に行き、10月には、そこで『ウィズ』のパーティーも行われたんですが、このインタヴューはそんな1977年の年頭1月に行われたもの。


マイケルとウォーホルが「Studio 54」にいる写真をご覧になった方は多いと思いますが(一番上の写真もStudio 54での写真)、このインタヴューは、世界一高価な通りとして知られるマンハッタン五番街で、セレブ御用達ディスコとして知られていた「REGINE」で録音されたもの。Studio 54のオープンは、1977年の後半なので、ふたりが初めて出会ったのは、このときだったのでしょう。


以前、ウォーホル主催の雑誌(「Interview」)で1988年に行われたインタヴューを紹介しましたが、

今回のものは、ウォーホルと、彼の取り巻きのキャサリン・ギネス(MJにあまり興味がない様子の彼女は、ギネスビールで有名な一族の出身で、20世紀前半のイギリス上流階級として有名なミットフォード姉妹の三女ダイアナ・ミットフォードの娘)によるもの。


ウォーホルのマイケルへのインタビュー_f0134963_22554944.png

メイプルソープが1976年に撮影したキャサリン・ギネス

→ミットフォード姉妹(Wikipedia)

→ダイアナ・ミットフォード(Wikipedia)



「Interview」誌のアーカイブをすべて調べたわけではありませんが、この書き起こしは、音声テープからのもので、最終的に紙面にはなっておらず、存在するのは「音声テープ」のみなのかもしれません。ウォーホルは日常をよく録音していた人なんですよね。


これは、別の件で、ウォーホルとマイケルについて調べていたときに、偶然、下記のサイトで発見したんですが、ここ以外では見つからない?(音声テープから書き起こすということをするのは、英語圏のサイトではないからかもしれませんね)


http://www.mjtranslate.com/en/interviews/1647

https://www.mjhideout.com/forum/threads/andy-warhol-entrevista-a-mj-1977.127204/


1977年のインタヴューといえば、オーストラリアの番組で行われたものや、





スタジオ54のオーナーによるものが知られていますが、





このときのマイケルは、初めて会うウォーホルに「絵を描くのが好きなんですか?」とか、「アートはお好きですか?」とか、信じられないような、ボケをかましてますww


ただ、この「天然」ぶりは、ちょっぴり注意が必要です。


このときマイケルと同席したスーザン・ブロンドは、元々ウォーホルの雑誌「Interview」の広報で、そのあとエピックに移ったんですね。ですから、このインタビューはブロンドのツテによる可能性が高く、実際にウォーホルのことをよく知っている彼女は、事前に色々とマイケルに話したはずなんですよね(彼女は「スリラー」までMJの広報でした)



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1983年のMJとスーザン・ブロンド

→ ブロンドが語るマイケルとプリンスとウォーホル



相当のアート通だったマイケルもこのときはまだ、という可能性もなくはないですが、ウォーホルのエルヴィスの肖像画は1963年で、エリザベス・テイラーは1964年、マリリン・モンローの肖像画は1967年で、コカコーラやキャンベルスープはもっと前の1962年。この中で、マイケルが見たと言っているヒッチコックとの写真も1974年のものですから!


マイケルはモータウンを離れるときの話合いにも、ジョーとふたりで参加し、裏ではゴーディとやりあうなんてこともしていて、当時から有能なビジネスマンの顔ももっていました(ゴーディ談)自らのアイコン化を、懸命に考えていたマイケルが、1977年にウォーホルのことを、ここまで知らないなんて・・・やっぱ、ありえない!


と、私は思ったので、あちこち大笑いしてしまいました!

もう、マイケルってホント「人たらしの天才」なんだからぁ。


では、前置きが長くなりましたが、商業インタビューとは一味ちがう「生の会話」をお楽しみください。


☆ ☆ 


1977年1月31日月曜、ニューヨーク午後10時、アンディ・ウォーホルによるマイケルへのインタビューは、五番街にあるセレブ御用達の超高級ディスコ「REGINE」にて行われた。

ウォーホルとキャサリン・ギネス、マイケルと彼のレコードレーベルであるEPICの広報担当スーザン・ブロンドが同席し、インタビューの後半では、それまで彼らとは離れた場所にいた、ダンサーで『THE WIZ』のスター、ステファニー・ミルズも登場する。その他、MJの側近で個人的なマネージャー、ボディガードもいた。


(Tape #1, Side A introductions)


バックグラウンドでは、ディスコミュージックが絶え間なく流れている(スティービー・ワンダーの「ISN’T SHE LOVELY?」、Double Exposureの「MY LOVE IS FREE」、Thelma Houstonの「DON’T LEAVE ME THIS WAY」)など…


ウォーホル:ちょっとうるさくない?


スーザン・ブロンド:少し静かにする必要があると言ったので、彼らは、私たちをここに座らせたんですが、あなたが言うように、それでも、まだかなりうるさいですね。あなたがマイケルと話が出来ればいいんですけど。


キャサリン・ギネス:レコーディングをするためにニューヨークに来たの?


いえ、インタビューです。 あなたはどちらから?


ギネス:ロンドンよ。あなたは?


僕は、ゲイリー


ギネス:それって、どこ?


インディアナ州。


ギネス:というとどのへん?


中西部です。


ギネス:はいはい、いいところよね。


あなたは、絵を描くのが好きですか?


ウォーホル:僕が絵を描くのが好きか、だって?


アートはお好きなんですか?


ウォーホル:うーん・・本当に好きなのは映画作りなんだけど、難しいからね。


僕はずっとあなたが詩を書いていらっしゃる方だと思ってました。


ウォーホル:詩人?!詩人はたいてい素晴らしい音楽を作り出すものだが、私には歌うのは無理だね。


(料理を注文)


ウォーホル:ここのサラダは本当に美味しいんだ。 トリュフに、フォアグラ…


ギネス:あなたは歌って踊れるファミリーの中で一番年上なの?


僕はソロで歌ってます。


ギネス:あなたは兄弟で歌っているとばかり思っていたわ。


それもやってますけど


ギネス:あなたは最年長?最年少?、それとも真ん中ぐらい?


僕は2番目です。


ギネス:2番目っていうと?


下から2番目です。


ギネス:ふぅん。全員男の子なの?


僕らは9人兄弟で、女の子が3人、男の子が6人。


ブロンド:彼女たちも今、TVショーで活躍してるんですよ。


ギネス:ご両親はどうなの?彼らも歌ったり踊ったりできた?


ブロンド:父親がマネージャーなんです。


ギネス:それはいいわね。


ブロンド:それ、トリュフスープ?


トリュフって何?


僕は、肉とじゃがいもが好きです。


ギネス:練習は毎日するの?


ほぼ毎日ですね。


ギネス:あなたの姉妹は、まだ学校に通っているのよね?


ええ。彼女たちはテレビには出てるけど、僕らとツアーに出かけることはないので。


ギネス:なるほど。じゃあ、彼女たちはタップダンスなんかもできるの?


1人はできます。


ギネス:流石ね。私もそう出来たらいいのに。


ウォーホル:ニューヨークでは何をして過ごしてるの?


インタヴューですね。


ウォーホル:もうすぐ君はトイレに行かなきゃいけなくなるね。


そうですね。僕はたくさん水を飲むから。


ブロンド:マイケルたちは、今度、フレッド・アステアと一緒に番組をやろうと思っているんですが(1976年から始まったジャクソンズのバラエティ番組「The Jacksons」でのこと?)、今回のクールでは無理みたいで、次のクールになると思います。


ウォーホル:というと?


ブロンド:彼らはもっと若いひとにウケるような人を求めているんです。


そうすると、視聴率が取れるから。


ギネス:でも、午後の8時半からじゃ、若者向けとは言えなくない?


???(聞こえなかった?)


ギネス:夜の8時半だと、年寄りしか見ないんじゃない?って言ったの。


若者にも、老人にも見てほしいんです。若い子がメインにはしたいけど。今は若者がチャンネル権を持ってて、視聴率も持ってるから。


(テープチェンジ)


これについてもっと話したいんだけど・・


ウォーホル:OK。もっと話してくれ


ギネス:大体のことは話しちゃったんじゃない?


ウォーホル:大体のことって?


ギネス:お互いの秘密を打ち明けたし。


ウォーホル:何を言っているんだ、君は。どこに秘密があった?そんなことないだろ?もう少し話さなきゃ。そうだろう?


あなたといつも一緒にいるって僕が思ってた人がいるんですけど。なぜか、あなたの写真を見るたびに、あなたはヒッチコックと一緒にいて、僕は、兄弟なんじゃないかって思ってました。


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ヒッチコックとウォーホル(1974)


ブロンド:どの写真のこと?「ローリングストーン」誌か何か?


ウォーホル:いや、「ピープル」誌だろう。


ヒッチコックにもインタヴューしたんですか?彼は話し方が面白いですよね。


ギネス:彼はイギリス人だったわよね?


ウォーホル:彼は女性みたいな話し方で、面白いよね。


ギネス:私には訛りはないけど、あなたの発音には訛りがあるわよね


ウォーホル:スーザンの声はどう?彼女を君のテレビ番組に出演させられない?


いいですよ、彼女を出演させられますよ。彼女は演技できる?上手ですか?


ウォーホル:すごく上手だよ。そうだ、君たちのアニメ番組。いつも見ているよ。土曜の朝のお気に入りなんだけど(邦題「それゆけ!ジャクソン5」のこと)。まだやってたかな?


今、再放送してます。その番組は海外でも放送されてるんですよ。


ウォーホル:君はどれぐらい前から仕事しているの? 2歳ぐらいから?


4歳からです。


ウォーホル:そうすると、もう何年になる?


僕は今18歳です。


もう14年も働いているのか。それは長すぎるキャリアだね。


でも、それが楽しく感じられて、気に入ったなら、いいことだと思ってます。


ギネス:このトリュフとフォワグラ最高!


これは、キャビア?


ギネス:そうよ、一緒にスクランブルエッグもどう?


いえ、僕はそれほど好きじゃないので。


ウォーホル:どうして?君も食べてみたら?試してみなよ。


ほんの少しで大丈夫です。


ウォーホル:すごく美味しいよ。君も食べればいいのに。


ブロンド:そういうことが多いんですよ。彼は少しづつ食べるのが好きで。彼に一口食べさせてやってくださいよ。


(マイケル、キャビアを食べてみる)


あなたは本当にこれが好きなんですか?


ギネス:そうね。でも不思議なことにその理由はよくわからないのよね。たぶん食感かな。


わかんないな。どうしてこんなものが食べられるのか?


ウォーホル:君がガールフレンドを食事に連れ出し始めたら、きっとこういうものを食べることになるよ。


まさか!


ウォーホル:いや、そうなるって。


好きじゃないから、食べないですよ。


ウォーホル:すごくたくさんの人が気に入ってるんだから、絶対に美味しいって。


ギネス:でも、たくさんは食べられない。だからいいのかもね。


ウォーホル:いや、私がイランにいたときは、1日中これを食べてたよ。


あなたは、ディズニーランドに行ったことはありますか?そういう場所はお好きですか?


ウォーホル:あるよ。あそこは素晴らしいよ


あなたが着ているボウリングシャツ素敵ですね。それはどこでお買いになったものですか?


ギネス:ケンジントンマーケットよ。でもこれ、これアメリカ製なのよね。


ウォーホル:私は古い服は箱に入れて保管しておくんだけど、君は素晴らしい衣装を着ているよね。そういうのは使ったあと、どうしているの?


僕たちはそれを保管しています。衣装がいっぱいに詰まった部屋を3つもっています。


ギネス:いいわねぇ。あなたの衣装は誰がデザインしているの?ボブ・マッキーとか?


彼にもいくつか作ってもらいました。


ウォーホル:いいね。スパンコールが付いてるようなやつ?


いえ、シャツだけです。僕たちはすべての衣装を保管してます。エド・サリバンショーで着たものも。


ウォーホル:それは、君が最初に出演した番組?


うーーんと、今週の金曜日にやるディック・クラークの番組(「アメリカン・バンドスタンド」)の25周年記念でそのときの映像が映ると思います。


ブロンド:それと、グラミー賞の授賞式にも出るんじゃなかった?


うん。僕たちは「ENJOY YOURSELF」でゴールドレコードを受賞することになっています。


ウォーホル:え、なんて?


「エンジョイ・ユアセルフ」!


ウォーホル:ああ、はいはい。


ブロンド:彼はきっとそれがどんな曲か知らないわよ。ねぇ、ちょっとハミングしてみてよ・・


じゃあ、「エンジョイ・ユアセルフ」をハミングします。


(マイケル「ENJOY YOURSELF」をハミングする)


ブロンド:ねえ、こういったお金持ち連中が踊っているの、面白くない?


いえ、アンディは踊らないんですか?


ギネス:彼は一度も踊ったことはないわ。私はすごく酔っぱらってるときだけ。


それでは踊れないよ


ウォーホル:ハリウッドでデートしたことはある?


いいえ。


ウォーホル:なんで、君すごくかわいいのに。


番組以外では1度もしたことがないです。それは仕事としてですから


ウォーホル:へぇそうなの。


こういった場所はお好きですか?


ウォーホル:「Regine」のこと?気に入ってるよ。


いえ、僕が言っているのは・・


(テープチェンジ)


ラスベガスとか・・(華やかな都会という意味?)


ブロンド:数週間前までレコードのプロモーションでサンフランシスコにいたんですが、そこで大変な騒動が起きて。


店の窓の外にファンがいてね。


ブロンド:大勢がもみくちゃになったせいで、窓が割れて倒れたんです。そのときのことなら、マイケルは何時間でも話すことができますよ。


ああ、本当に最悪だった。女の子が喉を切っちゃって、そこらじゅう血だらけになっちゃって。窓の向こうに何千人も若い子が押し寄せたんだ。


ウォーホル:それは恐ろしい。


あなたは『ウィズ』を観たことがありますか?


ウォーホル:ああ。オープニングの夜に観たよ。とても素晴らしかったけど、中でもステファニーは本当に素晴らしかった。今では毎晩のように、テレビCMで彼女を見るけど、ホントにマジで素晴らしいね。君が彼女と初デートするときも、こんな風に付添人を連れてするの?


ブロンド:付添人なしなんてありえないですよ?彼はいつも6人は連れてますよ!


舞台の初日ですか?それとも僕の初デートのこと?(うるさくて聞き取れなかった?)


ウォーホル:いや、私が言ったのは、スターと一緒のデートは初めてかってこと?


いえ、僕はステファニーのショーに行きましたし、そのあと、彼女は大きなパーティーも開きました。モータウンのスター全員が来るような、本当に盛大なパーティーで、すごく素晴らしかった。彼女はそこで3回もスタンディングオベーションを受けたんだ。ダイアナ・ロスや、スティービー・ワンダーとか、みんながいるような場所で。


ウォーホル:素晴らしいね。


あなたに子供はいますか?


ウォーホル:私に?私は結婚は信じてないな。


そうなんですか?どうして?


ウォーホル:愛が信じられないんだ。


本当?どうして?デートはするのに?


ウォーホル:うん、デートするのは好きだよ。


1人暮らしなんですか?


ウォーホル:犬と一緒にね。君は家族と住んでるの?9人の兄妹全員で?


兄妹のうち5人は家を出ました。


ウォーホル:彼らはもう結婚しているの?


4人は結婚してます。


ウォーホル:みんな、子沢山になるんじゃない?


そうかもしれません。あなたは子供が好きですか?


ウォーホル:うーーん、自分の子供でなければね。


ブロンド:いつか、アンディの初期の映画を見るべきよ。彼は4時間もある映画だけでなく、8時間のもの、24時間もある映画も作ったんだから(『エンパイア』のこと。8時間5分の間スローモーション、定点長回しでエンパイアステートビルを撮し続けた作品)。


それは、どんなストーリーですか?


ウォーホル:観客は眠らなかった人たちだけ。君は夜は8時間寝る?


そうしようとは思っているんですが、あなたは?


ウォーホル:私には無理だね。夜に寝るのは1時間ぐらい。今はね。


ブロンド:今いくつかの脚本をかかえているんですか?それとも、だいぶ先の話で?


いつも考えてるんだけど、僕が自分自身のためにやりたいアイデアがひとつあるんです。それはタップダンサーになりたがっている少年についてで、ショービジネスの世界で、彼が戦っていく話です。


ブロンド:あなたは何百万というレコードを売ってきたのよね?8千万枚ぐらい?


6千万枚ですね。


ブロンド:私たちがエピックで、ジャクソンズとして契約したとき、マイケルのソロアルバムを出すこともその契約の中に盛り込んだんです。


ウォーホル:素晴らしい。ところで君は犬を飼っているの?


3匹飼っています。ドーベルマン1匹とジャーマン・シェパード2匹。


ウォーホル:3匹とも怖そうな犬だね。なぜ君は3匹も怖い犬を飼っているの?


ぼくらの家を守るためです。


ブロンド:マイケル、あなたのオウムについて、彼に話してあげて。


ウォーホル:そのオウムしゃべるの? どんなこと言う?


彼はクレージーなんです。笑うし、泣くし、ハローもグッバイも言いますし、オペラも歌う・・


ウォーホル:ホント?オペラまで?


クレージーなんですよ。バリー・ホワイトがクリスマスに僕にプレゼントしてくれたんです。


ブロンド:今日、このインタヴューの前、マイケルはこのあたりの動物園にも出かけたんですよ。


僕は以前、たくさんの鳥を飼っていたんだけど、それらを手放さないといけなくなったんだ。孔雀やダチョウも飼っていたんだけど。


ブロンド:あなたの家・・


うん、昔ね、でも、僕らは引っ越すことになったんだ、家が近すぎたので。家の中にスタジオを建てたんだ、16トラックとか、そういうので、リハーサルをすると、近所の人たちから苦情が来るんだ、それで引っ越した。


ウォーホル:どこの映画スターが文句を言ってきたの? 全員?


文句を言われたのは1人だけだよ。フランク・シナトラが僕たちの家の上の方に住んでたんだ。


ウォーホル:彼が文句を言ってきたんだ?


ううん、彼は言ってないけど、彼のバルコニーは、僕たちの家のすぐ上だったから。


ウォーホル:そうだったの?彼には会ったことあるの?


うん、彼には何度も会ったことがあるよ。


ウォーホル:それなのに、バルコニーで文句を言われたの?


バルコニーではないです。


ウォーホル:ふうん。


あなたが写っている写真があったら送っていただけないですか?


ウォーホル:私が送ったら、君も君が写っている写真を送ってくれる?


ブロンド:もう、かわいいんだから


スティービー・ワンダーのことは知ってますか?


ウォーホル:彼がマジソンスクエアガーデンで演奏したときに1度会ったことがある。彼は本当に素晴らしいよね。私は彼にカメラをプレゼントしたんだ。彼が写真を撮っていたからね。実際に彼が撮れるのかどうかはわからないけど。


(ここで、ステファニー・ミルズが合流)


ステファニー・ミルズ:カモーーン!マイケル踊りましょうよ


僕は見てるよ。


ミルズ:えーーー、マイケル、踊りましょうよ、お願い。


僕は見ている方がいいから。


ミルズ:えっーーマイケル、お願い、お願いだから・・・


僕、ダンスするのに慣れてないから・・・


ブロンド:マイケル、ダンスフロアのお金払ってないかも。


ミルズ:マイケル!マイケル!


僕は見てるってば。そういう場所に置かれるのは好きじゃないんだ。


ギネス:若い女性にダンスを頼まれて断るなんてダメよ。


ミルズ:マイケル、お願い!マイケル、マイケル、マイケルぅーー


(マイケルは、立ち上がって踊ることにした)


インタビュー終了!


ウォーホルのマイケルの肖像画は、このインタビューから7年後。「スリラー」でグラミー賞8部門を受賞した1984年に描かれています。


by yomodalite | 2019-07-27 01:00 | ☆マイケルの言葉 | Comments(2)

和訳 Ghosts

和訳 Ghosts_f0134963_18305331.jpg


マイケルの曲は、ショートフィルムの映像と同時に記憶されるものが多いですが、中でも「Ghosts」は映像抜きでは考えられない作品ですよね。


この映像は、1993年の『アダムス・ファミリー2』のプロモーション用に創られたものが元になっていて、それがキャンセルになった後、どんどんアイデアが盛り込まれていったようです。(ゾンビが壁を歩くシーンは、アステアの映画からの引用だったと思うんだけど・・・←コメントで判明!後半に追記)



現在Youtube で公式に公開されている「Ghosts」の映像は、『ブラッド・オン・ザ・ダンス・フロア・ヒストリー・イン・ザ・ミックス』のCDとセットで発売されたSFを編集したもので、スティーブン・キングとの共同脚本による38分の物語の中では、「2 BAD」「Is It Scary」 「Ghosts」 の3曲が使用され、マイケルが中心になって踊る群舞のメインパートは「2 BAD」で、Ghosts」 は、マイケルの魂が体内に入り込んだ町長のダンスシーンで使用されています。


松明を持ち、町はずれの屋敷に住む芸術家を追い出そうとする人々の先頭に立つ町長は、マイケルが性的児童虐待の嫌疑をかけられたとき、捜査を率い、その後の裁判でも主任検事を務めたトム・スネドンを表していると言われていますが、そのマイケルとは真逆とも思えるキャラを演じているのもマイケル自身なんですよね。


リアルタイムで「Ghosts」のSFを見たときは、B級ホラー映画風味のスリラーより、最先端のCGによるゴシックテイストが魅力的で、その美しさには惚れ惚れしたものの、最後のオチのつけ方がイマイチ、という印象が拭えなかったのですが、今見ると、この親子の一見類型的でチープな演技が、マイケルにとっていかにリアルだったか、それが、20年以上経ってようやく実感できたというか、


スリラー以上の “ドンデン返し” がある、Ghosts(映像)のエンディングですが、『Leaving Neverland』後の2019年に見ると、もしかしたら、今までとは少し違って見えるかもしれませんよ。私はますますマイケルの予見性に圧倒されました。


マイケルが自分で書いた歌詞は、主語が変化していくことが多いのですが、「Ghosts(曲)」は、長編の一部で、3曲を使用した映像の中で何役も演じていることもあってか、めずらしく主語が一貫してますね。





Ghosts

Michael Jackson


[Verse 1]

There's a ghost down in the hall

There's a ghoul upon the bed

There's something in the walls

There's blood up on the stairs

And it's floating through the room

And there's nothing I can see

I know This place is doomed

Because now it's haunting me


階下には幽霊がいて

ベッドの上には餓鬼

壁の中にも何かが潜んでいる

階段の上を血が流れ

それが部屋にまで流れ込んでくる

僕には何も見えないけど

わかってるんだ

この場所が致命的だってこと

だって、それは僕に取り憑いて離れないから


[Bridge]

I don't understand it

Hey

I don't understand it!

Aaow


わからないよ

理解できないね、僕には


[Verse 2]

There's a tapping in the floor

There's a creak behind the door

There's a rocking in the chair

But nobody sitting there

There's a ghostly smell around

But nobody to be found

And a coffin in lay open

Where a restless soul is spoiling


床ををコツコツ歩く音

ドアの向こうで軋む音

椅子が揺れているけど

誰も座ってないし

怪しい臭いがするその場所には

誰もいないのに

棺の蓋が開いていて

安らかに眠ることができない魂が飛び回ってる


[Bridge]

Don't understand it

(Got a ghost, got a break in the walls)

Hey!

(Got a ghoul, got a break in the halls)

Don't understand it

(Got a ghost, got a break in the walls)

Hey!

(Got a ghoul, got a break in the halls)


理解できない

(壁の中から、幽霊が現れる)

ねえ!

(廊下の奥から、餓鬼がやってくる)

わからない

(壁の中から、幽霊が現れる)

ほら!

(廊下の奥から、餓鬼がやってくる)


[Chorus 1]

And who gave you the right to scare my family?

And who gave you the right to shame my baby, she needs me

And who gave you the right to shake my family tree?

You put a knife in my back, shot an arrow in me!

Tell me, are you the ghost of jealousy?

The ghost of jealousy


誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を侮辱する?

彼女には僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させる?

お前は僕の背後からナイフを突き立て、僕の体に矢を射った

嫉妬の化物ってお前みたいなやつのことか?

嫉妬という化物


[Verse 3]

There's a tapping in the floor

There's a creak behind the door

There's a rocking in the chair

But nobody sitting there

There's a ghostly smell around

But nobody to be found

And a coffin in-lay open

Where a restless soul is spoiling


床はガタガタ音がして

ドアの向こうでは軋む音

椅子が揺れているけど

誰も座ってないし

怪しい臭いがするその場所には

誰もいないのに

棺の蓋が開いていて

安らかに眠ることができない魂が飛び回ってる


[Bridge]

Don't understand it!

(Gotta ghost gotta break in the walls)

Yeah Yeah!

(Got a ghoul, got a break in the halls)

Don't understand it!

(Got a ghost, got a break in the walls)

You’re just a dog gone!

(Got a ghoul, got a break in the halls)

Aaow!


理解できない

(壁の中から、幽霊が現れる)

やあ、やあ!

(階下から、餓鬼がやってくる)

わけがわからない

(壁の中から、幽霊が現れる)

まさに忌まわしい奴ら!

(階下から、餓鬼がやってくる)


[Chorus 2]

And who gave you the right to scare my family?

And who gave you the right to scare my baby

She needs me

And who gave you the right to shake my family tree?

And who gave you the right to take intrusion

To see me?


誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を侮辱する?

彼女には僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させ

誰が僕に会うために勝手に入り込んでいいって言った?


[Chorus 1]

And who gave you the right to shake my family?

And who gave you the right to hurt my baby

She needs me

And who gave you the right to shake my family tree?

You put a knife in my back, shot an arrow in me!

Tell me, are you the ghost of jealousy?

A suckin' ghost of jealousy

Aaow!


誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を傷つける?

彼女は僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させる?

お前は僕の背後からナイフを突き立て、僕の体に矢を射った

お前が嫉妬の化物ってやつか?

嫉妬という化物


[Chorus 2]

And who gave you the right to shake my family?

And who gave you the right to shake my baby

She needs me

And who gave you the right to shake my family tree?

And who gave you the right to take intrusion

To see me?

And who gave you the right to hurt my family?

And who gave you the right hurt my baby, she needs me

And who gave you the right to scare my family tree?

You put a knife in my back, shot an arrow in me!

Tell me, are you the ghost of jealousy?

The ghost of jealousy

Aaow!


誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を傷つける?

彼女は僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させる?

誰が僕に会うために勝手に入り込んでいいって言った?

誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を傷つける?

彼女は僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させる?

お前は僕の背後からナイフを突き立て、僕の体に矢を射った

お前が嫉妬の化物ってやつか?

嫉妬という化物

ああー!


[Outro]

Doggone

But there's no doubt about it, piece of mind

Tell me, are you the ghost of jealousy?


忌々しい!

でも、もはや疑いの余地はない

おまえは嫉妬の化物なんだろう?


(訳:yomodalite)


アステアが壁を歩くシーンは

1951年の『Royal Wedding』

childspiritsさんありがとーー!!!!





上記のアステアだけでなく

マイケルが影響を受けた映画について

ここでもまとめてたんだった(汗)




by yomodalite | 2019-07-10 19:03 | ☆マイケルの言葉 | Comments(2)

和訳 Stranger in Moscow (2019.6.25)_f0134963_14474201.jpg



これは1993年、ツアーでモスクワに滞在していたときに書かれた曲ですが、この年にあったことについて知らないファンはいないでしょう。没後十年という節目を狙ったかのように、それはまたもや繰り返され(On and on and on it came)・・・


でも、この曲で描かれたのは、マイケル自身の哀しみだけでなく、多くの「見捨てられた人」たちのこと。


そして、それを思ったとき、彼自身の心の中の止まない雨は、これほど美しい曲へと形を変え、怒りを洗い流すものになったのではないでしょうか。


この曲の和訳で、一番長く時間をかけたのは、アウトロの “Lord・・・”(*)


・Lord have mercy

 主よ、我をあわれみたまえ

・Lord, I'm the same(Oh, not the same)

 主よ、私は(今も)同じです

・Lord, I must say

 主よ、私は言わなければなりません。


マイケルの発音はネイティブでもわからないことが多く、ネット上でも上記のような異なる歌詞があります。私が調べた印象では、英語圏では上記の2つが多く、日本では、Lord, I must say が支持されている?


そこで、マイケルと同年代で、永年のファンというだけでなく、彼の作品についての本の著者で、学術的なサイト「Dancing with the elephant」のオーナーである、ウィラにも聞いてみたところ、今ひどい罪によって疑われているけど、自分は何も変わっていない、という意味で、 “Lord, I'm the same” だと思って聴いていた。でも、質問をきっかけに再度聴いてみたら、最後に "m"の音がないので、Lord, I must say が正しいと思う、と。


想像ですが、これは日本のファンの方が歌詞をよく読むからなのかもしれませんね。曲の最後のロシア語まで、訳して読んでいるのは海外ファンの方が多く、英米のファンは当時の激しい疑惑報道により晒されていた・・。


何度も主語が移り変わり、第3バースで、これまでとは違ったことを言い出す・・というのは、マイケルの歌詞ではよくあることなので、この “Lord, I must say” のことも大分考えたんですが、


ここは、マイケルの個人体験に合わせた深読みよりは、最後のロシア語の尋問に対して、そして、日本の隠れキリシタンの「踏み絵」にも似た・・ひとりの人間と、国、そして神(信仰)の間にある普遍的な悩み、にとどめようかと。


色々と想像させながら、最後まで謎を解かない、というのは、この不世出の天才の特徴で、それは地上から居なくなって何年経っても、彼が圧倒的に存在し続けている理由のひとつだと思います。


そして、マイケルに降り注いだ雨は、私たちの心の雨となり、決して降り止むことなく強い哀しみをもたらすけれど、その美しさが永遠であることも・・。






Stranger in Moscow

by Michael Jackson


[Verse 1]

I was wandering in the rain

Mask of life, feeling insane

Swift and sudden fall from grace

Sunny days seem far away

Kremlin’s shadow belittling me

Stalin’s tomb won’t let me be

On and on and on it came

Wish the rain would just let me be


仮面の人生に、狂気を感じながら

僕は雨の中を彷徨っていた

神の恵みから一転、奈落の底に突き落とされ

輝かしい日々は遠く彼方へ

クレムリンの影は僕を蔑み

スターリンの墓は僕を縛る

延々と降りそそぐ雨が

僕を自由にしてくれたら・・


[Chorus]

How does it feel

(How does it feel)

How does it feel

How does it feel

When you’re alone

And you’re cold inside


どんな

どんな気持ちになる?

どんなふうに

どんなふうに感じるかな

君がもしひとりぼっちで

身も心も冷え切ってしまったら


[Verse 2]

Here abandoned in my fame

Armageddon of the brain

KGB was dogging me

Take my name and just let me be

Then a begger boy called my name

Happy days will drown the pain

On and on and on it came

And again, and again, and again

Take my name and just let me be


僕の名声はここでは打ち捨てられた

頭の中ではハルマゲドンが始まり

KGBにも付きまとわれてる

名前なんかいらないから、僕を放っておいて

それでも、物乞いの少年が僕の名を呼ぶ

幸せな日々が続くなら、痛みも和らぐのに

雨はいつまでも止むことなく

何度も何度も降りかかる

名前なんかいらないから、僕を放っておいて


[Chorus]

How does it feel

(How does it feel)

How does it feel

How does it feel

How does it feel

How does it feel

(How does it feel now)

How does it feel

How does it feel

When you’re alone

And you’re cold inside

How does it feel

(How does it feel)

How does it feel

How does it feel

How does it feel

How does it feel

(How does it feel now)

How does it feel

How does it feel

When you’re alone

And you’re cold inside


どんな

どんな気持ちになる?

どんなふうに

どんなふうに感じるかな

君がもしひとりぼっちで

身も心も冷え切ってしまったら


[Outro]


Like a stranger in Moscow

Lord, I must say(*)

Like a stranger in Moscow

Lord, I must say

We’re talking danger

We’re talking danger, baby

Like a stranger in Moscow

We’re talking danger

We’re talking danger, baby

Like a stranger in Moscow

I’m living lonely

I’m living lonely, baby

A stranger in Moscow


まるで、モスクワにいる異邦人のように

(主よ、私は言わなくてはならない)

まるで、モスクワにいる異邦人だね

(主よ、言わなかったら私は・・)

ぼくらは危ないことを話している

危険なことを話してるんだ、ベイビー

まるで、モスクワにいる異邦人みたい

まるで、モスクワにいる異邦人みたい

ぼくらは危ないことを話している

危険なことを話してるんだ、ベイビー

僕は孤独に生きている

孤独なんだよ、ベイビー

まるで、モスクワにいる異邦人のように


[spoken outro in Russian]

KGB Interrigator - Russian to English Translation :

"Why have you come from the West? Confess! To steal the great achievments of the people the accomplishments of the workers....


(KGBの尋問:ロシア語からの英語翻訳)

「なぜ西側からやってきたんだ?

正直に言え!

人民の偉大な業績と

労働者の成果を盗みに来たんだろう?」


(訳:yomodalite)


by yomodalite | 2019-06-25 14:50 | ☆マイケルの言葉 | Comments(0)

和訳 Blood on the Dance Floor

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by yomodalite | 2019-05-27 00:00 | ☆マイケルの言葉 | Comments(2)

和訳 Bad

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by yomodalite | 2019-05-12 23:13 | ☆マイケルの言葉 | Comments(2)

和訳 Beat It

by yomodalite | 2019-02-05 21:00 | ☆マイケルの言葉 | Comments(7)

和訳 Heal The World

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by yomodalite | 2018-11-01 11:41 | ☆マイケルの言葉 | Comments(9)

和訳 Will You Be There

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by yomodalite | 2018-10-14 23:34 | ☆マイケルの言葉 | Comments(5)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite