カテゴリ:☆Dancing the Dream( 47 )

f0134963_9153559.jpg

マイケル・ジャクソンが1992年に出版した『Dancing the Dream』に
収められた「DANCE OF life」の和訳です。

苦手な英語力を最大限に駆使しています。日本語部分には、充分ご注意のうえ、
気になる点や間違いは、遠慮なくご指摘くださいませ。


DANCE OF life 
Written By Michael Jackson


生命のダンス

I cannot escape the moon. Its soft beams push aside the curtains at night. I don’t even have to see it — a cool blue energy falls across my bed and I am up. I race down the dark hall and swing open the door, not to leave home but to go back into it. “Moon, I’m here!” I shout.

ぼくは月から逃れられない。夜、その柔らかな光線はカーテンを押しのける。見なくたってぼくにはわかる。冷たく青いエナジーがベッドに降り注がれて、ぼくは起き上がる。暗いホールから競うように降りて、さっとドアを開ける。家から出たのではなく、家にたどり着いたんだ。ぼくは月に叫ぶ「ただいま!」

“Good,” she replies. “Now give us a little dance.”

「おかえり」と月は答える「私たちのために踊ってみせて」

But my body has started moving long before she says anything. When did it start? I can’t remember — my body has always been moving. Since childhood I have reacted to the moon this way, as her favorite lunatic, and not just hers. The stars draw me near, close enough so that I see through their twinkling act. They’re dancing, too, doing a soft molecular jiggle that makes my carbon atoms jump in time.

でも、ぼくの体は、彼女の言葉なんかよりもずっと前に動き出している。いつからだろう?自分でも思い出せない。ぼくの体はいつだって動いていて、子供のころから、ぼくは月を感じるとそんな感じで、彼女が気に入るように狂気じみてしまうだけじゃなく、まさに彼女の虜だった。月だけじゃなく、星たちもぼくを誘ってきて、その煌びやかな光の演出をまぶし過ぎるほど間近で見た。星たちも踊っているんだよ。星の分子はゆるやかにスイングし、ぼくの中の炭素原子も、それに合わせて飛び跳ねる。

With my arms flung wide, I head for the sea, which brings out another dance in me. Moon dancing is slow inside, and soft as blue shadows on the lawn. When the surf booms, I hear the heart of the earth, and the tempo picks up. I feel the dolphins leaping in the white foam, trying to fly, and almost flying when the waves curl high to the heavens. Their tails leave arcs of light as plankton glow in the waves. A school of minnows rises up, flashing silver in the moonlight like a new constellation.

腕を大きく拡げて、海に向かうと、ぼくの中から別のダンスが沸き上がる。月のダンスはゆるやかで、芝生の上の青い影のようにやさしい。大きな波が起ち上がるときは、地球の鼓動が聴こえてきて、テンポが速くなる。イルカたちは、白波を上げて跳ねていて、飛ぼうとしてる。天まで届くような大きな波が来たら、ほとんど、空も飛べるだろう。イルカの尾は光の弧を描き、プランクトンは波間に煌めく。ヒメハヤ(☆)の群れが現れて、月光に反射して銀色に輝く。まるで新しい星座のようだ。

☆ヒメハヤ(minnows)画像

“Ah!” the sea says, “Now we’re gathering a crowd.”

「まぁ!」海が言う「みんなが集まってきたわ」

I run along the beach, catching waves with one foot and dodging them with the other. I hear faint popping sounds — a hundred panicky sand crabs are ducking into their holes, just in case. But I’m racing now, sometimes on my toes, sometimes running flat-out.

波に足を捕われたり、かわしたりしながら、ぼくは波打ち際を走る。プツプツという微かな音が聴こえる。たくさんの砂蟹があわてて穴に逃げこむ音。でも、ぼくは今疾走中。ときには爪先を立て、ときには全速力で。

I throw my head back and a swirling nebula says, “Fast now, twirl!”

空を仰ぐと、渦を巻いた星雲が言う「さあ、今よ、回って!」

Grinning, ducking my head for balance, I start to spin as wildly as I can. This is my favorite dance, because it contains a secret. The faster I twirl, the more I am still inside. My dance is all motion without, all silence within. As much as I love to make music, it’s the unheard music that never dies. And silence is my real dance, though it never moves. It stands aside, my choreographer of grace, and blesses each finger and toe.

ぼくは思わずニヤリとして、頭でバランスをとって、激しく回り始める。それは、ぼくのお気に入りのダンス。そこには秘密があって、速く回れば回るほど、ぼくの内側はより静かになる。ぼくのダンスは外側は完全に「動」で、内側は完全に「静」。ぼくは音楽を創ることを愛しているけど、ダンスは永遠に絶えることのない、音のない音楽。ぼくのダンスの真実は沈黙にある。決して動かず、ぼくに寄り添う、優雅な振付師は、ぼくの指先から爪先まで祝福を与えてくれる。

I have forgotten the moon now and the sea and the dolphins, but I am in their joy more than ever. As far away as a star, as near as a grain of sand, the presence rises, shimmering with light. I could be in it forever, it is so loving and warm. But touch it once, and light shoots forth from the stillness. It quivers and thrills me, and I know my fate is to show others that this silence, this light, this blessing is my dance. I take this gift only to give it again.

月のことも、海や、イルカのことも忘れてしまったけど、ぼくは今、かつてないぐらい彼らの喜びを感じる。星のように遠く、砂粒のように近く、その存在は現われ、微かに光る。その光は、永遠にそこにいたいほど、暖かく愛にあふれているけど、触れると、その静寂の中からは、鋭い光が放たれて、震えるほどのスリルを感じる。この静寂や、この光、この喜びこそが、ぼくのダンスで、神がぼくに与えた贈り物。そして、これをみんなにも与えることが、ぼくの使命なんだ。

“Quick, give!” says the light.

「早く与えなきゃ!」光が言う。

As never before, I try to obey, inventing new steps, new gestures of joy. All at once I sense where I am, running back up the hill. The light in my bedroom is on. Seeing it brings me back down. I begin to feel my pounding heart, the drowsiness in my arms, the warm blood in my legs. My cells want to dance slower. “Can we walk a little?” they ask. “It’s been kind of wild.”

ぼくは、今までに経験したことがないほど、突き動かされて、新しいステップや、楽しい動きを生み出していく。すると、突然、ぼくは自分の居場所に気づいて、丘の上へと駈けもどる。寝室には明かりがついたままで、見ているうちに、ぼくは我にかえり、胸が高鳴り、腕はぐったりして、脚も熱くなっていることに気づいた。ぼくの細胞たちは、のんびりしたダンスをしたがって「少し歩かない?」と訴えてきた。「やりすぎだってば!」

“Sure.” I laugh, slowing to an easy amble.

「そうだね」ぼくは笑って、普通にゆっくり歩きだした。

I turn the doorknob, panting lightly, glad to be tired. Crawling back into bed, I remember something that I always wonder at. They say that some of the stars that we see overhead aren’t really there. Their light takes millions of years to reach us, and all we are doing is looking into the past, into a bygone moment when those stars could still shine.

少し息を切らして、心地よい疲れを感じながらドアノブを回した。ベッドに潜り込むと、いつも不思議に感じていることを思い出す。ぼくたちの頭上に見える星たちは、すべてがそこにあるわけではないということ。星の光が、ぼくたちに届くには何百万年もかかる。だから、ぼくたちが見ているのは、過去の光であって、かつて、それらの星たちが輝いていたときはもう過ぎ去ってしまった瞬間なんだ。

“So what does a star do after it quits shining?” I ask myself. “Maybe it dies.”

「星は輝きを失ったら、どうなる?」ぼくは自答する「死んじゃうのかな」

“Oh, no,” a voice in my head says. “A star can never die. It just turns into a smile and melts back into the cosmic music, the dance of life.” I like that thought, the last one I have before my eyes close. With a smile, I melt back into the music myself.

「そんなバカな」ぼくの頭の中の声がささやく。「星が死ぬことはない。それは微笑みながら、宇宙の音楽に溶けて行く。それが生命のダンスなんだ」ぼくは目を閉じる前に思いついたこの考えが気に入って、ぼく自身も、微笑みながら音楽の中に溶けていった。

(訳:yomodalite)


◎[Amazon]『Dancing the Dream』Michael Jackson
f0134963_9181829.jpg

As much as I love to make music, it’s the unheard music that never dies. And silence is my real dance, though it never moves. It stands aside, my choreographer of grace, and blesses each finger and toe.

この詩の中では、上記が、もっとも何度も書き直したところですが、きっと、また修正したくなると思います(その部分や、この詩だけでなく…)。

『Dancing the Dream』からは、これまでに7編の詩を訳してみました。

当初、苦手な英語力を駆使しても、自分なりに訳したくなったのは、この7篇だったのですが、この数日で、ちょっと考えが変わって、、

最後に「God」を追加して、「マイケルと神について」を書こうと思います。




[PR]
by yomodalite | 2012-08-06 09:52 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(10)
f0134963_12364493.jpg


マイケル・ジャクソンが1992年に出版した『Dancing the Dream』に収められた
「I YOU we 」の和訳です。

あなたもありません。私もありません。けれどもそれはそこに存在するのです。
物も原子の濃淡でしかありませんから、それに、とらわれることもありません。
一元的な世界こそが真理で、私たちは錯覚を起こしているのです

という、一元的な世界(真理の世界)が語られてると思うので、男女の会話ではない感じで訳してみました。


I YOU we
わたし、あなた、わたしたち

I said you had to do it. You said you didn’t want to.
We talked about it, and we agreed that maybe I could help.

やらなければならない と、わたしは言った
したくない と、あなたは言った
わたしたちは話し合い、わたしが助けるということで、わたしたちは同意した

I said you were wrong. You insisted you were right.
We held each other’s hand, and right and wrong disappeared.

あなたは、まちがっていると、わたしは言った
わたしは、正しいと、あなたは言った
わたしたちは、お互いの手を握り「正しさ
」も「誤り」もなくなった

I began crying. You began crying, too.
We embraced, and between us grew a flower of peace.

わたしは、泣き出した
あなたも、泣き出した
わたしたちは、抱き合って、わたしたちの間に平和の花が芽生えた


How I love this mystery called We!
Where does it come from, out of thin air?
I thought about this mystery, and I realized something :
We must be love’s favorite child, because until I reach out for you,
We is not even there.
It arrives on the wings of tenderness :
it speaks through our silent understanding.
When I laugh at myself, it smiles.
When I forgive you, it dances in jubilation.

わたしは “わたしたち” という不思議な力を愛している。
わたしたちは、何も無いようなところから来たのだろうか?
その謎を考えていて、あることに気がついた。
わたしたちは、愛が好きな子供に違いない。と
なぜなら、わたしが、あなたに手を差し伸べなければ、“わたしたち” は存在しない
“わたしたち” は、優しさの翼を広げてやってくる
“わたしたち” は、無言で理解し、語りあう
わたしが、自分を笑うと “わたしたち” は、微笑む
わたしが、あなたを許すと “わたしたち” は、歓喜の中でダンスする

So We is not a choice anymore,
not if you and I want to grow with one another.
We unites us, increases our strength;
it picks up our burden when you and I are ready to let it fall.
The truth is that you and I would have given up long ago,
but We won’t let us. It is too wise.
“Look into your hearts,” it says.
“What do you see? Not you and I, but only We.”

だから、 わたしたちには、もう選択の余地は、ない 
もし、あなたも、わたしも、互いに成長したいなら、
わたしたちは “わたしたち” を、ひとつにして、わたしたちの強さを高める
あなたや、わたしが、落ちそうなとき、 “わたしたち” は、救いあげてくれる
真理というものを、あなたも、わたしも、ずっと昔にあきらめたけど、
わたしたちは、わたしたちを、あきらめさせない。
“わたしたち” は、とても賢明です

「心の中を見てごらん」“わたしたち” は言う。
「何が見える?」

あなたと、わたしではなく、ただひとつの “わたしたち” が見えるだろう

(訳:yomodalite)

f0134963_12384695.jpg
◎[Amazon]『Dancing the Dream』Michael Jackson


私たちが、通常生きている世界は、あなたと私が、違うという「二元的な世界」で、「私とは違う」という感覚や、「私は人とは違う」という個性を大事にする世界ですが、

あなたと私という「自己と他者」が同じものである。ということを理解することが「真理」とか「悟り」の道のようです。

Where does it come from, out of thin air?

この「thin air」は、仏教でいう「空」に近いと思います。仏教の英語本で「空」は「empty」なんですが、マイケルは「空」を「empty」とは少し違うと思っているのではないでしょうか。「empty」は「無」という何もない世界だと、欧米では思われるため「無神論」だと理解されることが多いのですが、「空」は、有でもなければ、無でもなく、

空とは有無を超越し、相互依存と同義である(『日本人のための宗教原論』より)

らしく、この詩は、そういったことを優しく説明しているのだと、私は感じました。


[PR]
by yomodalite | 2012-07-16 13:00 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(0)
f0134963_10121430.jpg

『Dancing the Dream』は、カテゴリ化しました。
これまで、MJの詩の和訳には、躊躇するところがあったのですけど、
いくつかの詩について、自分自身がもっと理解したいので、、、

今後も、日本語部分には、充分ご注意のうえ、
気になる点や間違いは、遠慮なくご指摘くださいませ。


QUANTUM leap
Written By Michael Jackson


I looked for you in hill and dale
I sought for you beyond the pale
I searched for you in every nook and cranny
My probing was at times uncanny
But everywhere I looked I found
I was just going round and round
In every storm, in every gale
I could hear your silent tale

丘や谷も超えて、ずっと遠くの方まであなたを探し求めた
ときには、自分でも気味が悪いほど、あらゆる場所を必死になって
でも、どこを見ても、どこを探しても、
同じ場所をぐるぐると回っているようで
嵐の中、吹き荒れる風の中にも
僕にはあなたの沈黙の物語が聞こえてきた


You appeared wherever I went
In every taste, in every scent
I thought I was in a trance
In every quiver I felt your dance
In every sight I saw your glance
You were there, as if by chance

あなたはどこにでも姿を表し、
僕はあらゆる揺れにあなたのダンスを感じ
どんな光景の中にも、あなたの眼差しを感じ
さまざまな味覚やあらゆる匂いにも、あなたを感じて陶酔した
それが偶然であっても、確かにあなたはそこにいた


Even so, I have faltered
Despite the fact, my life has altered
All my doubts were struggles in vain
Of judgments made in memories of pain
Only now, by letting go
I can bask in your glow
No matter where I stray or flow
I see the splendor of your show
In every drama I am the actor
In every experience the timeless factor

そんな事実にも関わらず、僕は疑ったり揺れ動いたり
あらゆる疑問を苦しかった記憶から判断しようとして
人生を愚かなものに変えてしまった
今、僕はそれらを解放することで、あなたの光に包まれるようになり
どこに漂おうとも、あなたの輝かしい光が見える
さまざまな経験の中から、見出した永遠を
あらゆるドラマで、僕は演じるのだ

In every dealing, every deed
You are there, as the seed
I know now, for I have seen
What could have happened could have been
There is no need to try so hard
For in your sleeve you hold the card
For every fortune, every fame
The Kingdom’s here for us to claim
In every fire, every hearth
There’s a spark gives new birth

あらゆる行動や、行為にも、あなたはその種として存在している
今なら僕にも何もかもが起こるべくして
起こったということがわかるんだ
そんなにむきにならなくてもいい
あなたの袖の中には、すでに運命のカードがあるのだから
僕たちが望む王国はここなんだ
家族の団欒に火を灯し、火花は新しい命を誕生させる


To all those songs never sung
All those longings in hearts still young
Beyond all hearing, beyond all seeing
In the core of your Being
Is a field that spans infinity
Unbounded pure is the embryo of divinity
If we could for one moment BE
In an instant we would see
A world where no one has suffered or toiled
Of pristine beauty never soiled
Of sparkling waters, singing skies
Of hills and valleys where no one dies

歌われたことのないすべての歌に、若き心の永遠の憧れに
見たことも、聞いたことも、すべて乗り越えて
あなたの存在の核の中には、果てしなく広い場所がある
何ものにも縛られない、純粋な神の胎児のごとく
ほんの一瞬でも生きることができるなら
悩みも辛い労働もない世界を、一瞬にして見るだろう
汚れのない自然の美しさ
水は弾け、空は歌う、誰も死ぬことがない丘や谷


That enchanted garden, that wondrous place
Where we once frolicked in times of grace
In ourselves a little deep
In that junkyard in that heap
Beneath that mound of guilt and sorrow
Is the splendor of another tomorrow
If you still have promises to keep
Just take that plunge, take that leap.

その場所は、驚くような、魅惑的な庭
僕たちがかつて、神の恩恵を受けていた頃に遊んでいた
ガラクタを山積みにしたゴミ捨て場
その山のふもとには
僕たちの心の奥底にある罪と悲しみがあり
これまでとは違う、新しく輝くような明日もある
もし君がまだ約束を覚えているなら
思い切って、飛び込んでみてごらん


(訳:yomodalite)

◎[Amazon]『Dancing the Dream』Michael Jackson


f0134963_10165977.jpg


私は見ていないのですが、日本でも(1989~1993)放映されていた人気海外ドラマ『タイムマシーンにお願い』の原題も『Quantum Leap』。この詩は、MJのあらゆるところに神を発見してしまう精神と、タイムマシーンのような感覚が合体しているような。。

タイトルは、以前出版されていた翻訳本では「量子飛躍」だったようです。でも、量子的というのが私にはよくわからないし、また「Quantum Leap」には、「大躍進」という訳語もあるのですが、なんだか納得がいかなくて、『タイムマシーンでひとっ飛び」とか『時をかけるジャンプ』とか『超飛躍』とか、

次々と、ダサいタイトルを思い浮かべてw、意外とその方がMJぽい?と一瞬思ったものの、やっぱり違うと思い直し、とりあえずタイトルはそのままにしておきました。


[PR]
by yomodalite | 2012-07-10 10:20 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(7)
f0134963_18473216.jpg

和訳に関しては、いつもそうなのですが、アップしてから何度も書き直していて、
詩に関しては、特にその傾向が強いようです。

日本語部分には、充分ご注意のうえ、気になる点や間違いは、
遠慮なくご指摘くださいませ。


MARK OF THE ancients
Written By Michael Jackson 

古代の痕跡

He had lived in the desert all his life, but for me it was all new.
“See that footprint in the sand?” he asked, pointing to a spot by the cliff.
I looked as close as I could. “No, I don’t see anything.”

彼は、砂漠に生まれ、人生のすべてをそこで暮らしていた
けれど、僕にとっては、何もかもが新しい世界だった
「砂の上に遺る足跡が見えるかい?」彼は崖のそばを指差した
僕は目をこらしてよく見てみた「いや、何も見えない」

“That’s just the point.” He laughed.
“Where you can’t see a print, that’s where the Ancient Ones walked.”

「まさにそこだよ」彼は笑った
「君に足跡が見えなくても、古代の人々はそこを歩いたんだ」

We went on a little farther, and he pointed to an opening,
high up on the sandstone wall.
“See that house up there?” he asked. I squinted hard.
“There’s nothing to see.”

私たちはもう少し先に進み、彼は、砂岩の壁の上の広々とした場所を指差し、
「そこに家が建っているのが見えるかい?」と尋ねた
僕は目を細めてよく見てみたけど「何も見えなかった」

“You’re a good student.” He smiled.
“Where there’s no roof or chimney,
that’s where the Ancient Ones are most likely to have lived.” 

「君はいい生徒だ」彼は微笑んだ
「そこには屋根も煙突もないけれど、古代の人々はそういう場所に大勢住んでいたんだ」

We rounded a bend, and before us was spread a fabulous sight
— thousands upon thousands of desert flowers in bloom.
“Can you see any missing?” he asked me.
I shook my head. “It’s just wave after wave of loveliness.”

私たちが、そこからぐるりと回って歩いて行くと
目の前に、何千もの砂漠の花々が咲き乱れた、素晴らしい光景があらわれた
「何か欠けているように見えるかい?」彼は私に聞く
僕は首を振った「あまりの美しさに目眩がしそうだ」

“Yes,” he said in a low voice.
“Where nothing is missing,
that’s where the Ancient Ones harvested the most.”

「そうなんだ」彼は低い声で言った
「何も欠けていないあの場所から、古代の人々は多くの収穫を得たのだ」

I thought about all this,
about how generations had once lived in harmony with the earth,
leaving no marks to scar the places they inhabited.
At camp that night I said, “You left out one thing.”

僕はこれらのことを深く考えてみた 
地球と調和を保ちながら暮らしていた時代の人々が、
住んでいた場所に、何も痕跡も遺さなかったことを。
その晩のキャンプで、僕は言った「あなたはひとつ忘れている」
 
“What’s that?” he asked.
“Where are the Ancient Ones buried?”

「何だい?」彼は尋ねた
「古代の人々はどこに埋められているの?」

Without reply, he poked his stick into the fire.
A bright flame shot up, licked the air, and disappeared.
My teacher gave me a glance to ask if I understood this lesson.
I sat very still, and my silence told him I did.

彼はそれには答えず、彼の杖を火の中に入れた
とても鮮やかな炎が高く燃え上がり、そして消えた
先生は、理解できたかどうかを尋ねるように、僕を見て
僕は、静かにそこに座り、わかったと無言で伝えた

(訳:yomodalite)

f0134963_18543537.jpg
◎[Amazon]『Dancing the Dream』Michael Jackson


騎士や王様スタイルのMJに目を奪われてよくわかってなかったのですが(汗)
古代の人々が、痕跡を遺さないようにしているのに、私たちは… という詩だと思いました。地球環境とか、自然保護といった運動よりも、もっと深く自然について考えさせられます。



[PR]
by yomodalite | 2012-07-08 18:58 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(12)
f0134963_18203619.jpg

「Wings without Me」と同じように「wings」が登場していて、“Will You Be There” のステージに舞い降りた「美しい翼」をもつ美女とMJの写真が添えられている「Two Birds」の詩。詩の冒頭の「Let’s give them a clue」に、惹かれて、こちらも訳してみました。

日本語部分には充分ご注意のうえ、お気づきの点は遠慮なくご指摘くださいませ。


two birds
Written By Michael Jackson

二羽の鳥

It’s hard to tell them what I feel for you. They haven’t ever met you, and no one has your picture. So how can they ever understand your mystery? Let’s give them a clue :

あなたへの想いを伝えるのはむずかしい。誰も、あなたに会ったこともなければ、写真を見た人もひとりもいない。どうすれば、あなたの謎を理解してもらえるのか?その手掛かりをあたえるよ。

Two birds sit in a tree. One eats cherries, while the other looks on. Two birds fly through the air. One’s song drops like crystal from the sky while the other keeps silent. Two birds wheel in the sun. One catches the light on its silver feathers, while the other spreads wings of invisibility.

二羽の鳥が木に止まっている。一羽はサクランボを食べ、もう片方はそれを見ていた。二羽の鳥は空を飛ぶ。一羽は空から落ちてきた水晶のような声で鳴き、もう片方は沈黙していた。二羽の鳥は太陽に向かって旋回する。一羽は銀色の羽根で光を捉え、もう片方は見えない翼を広げていた。

It’s easy to guess which bird I am, but they’ll never find you. Unless…

ぼくが、どちらの鳥かは簡単に想像出来るだろう。でも、あなたを見つけることは絶対にできない。。ただ、

Unless they already know a love that never interferes, that watches from beyond, that breathes free in the invisible air. Sweet bird, my soul, your silence is so precious.

もし、目には見えない空気を、自由に呼吸できることの素晴らしさと、決して妨げることなく、遠くから見守るような愛を知ったなら、可愛い鳥、ぼくの魂... あなたの沈黙はとても尊いものとなる。

How long will it be before the world hears your song in mine?

世界中の人が、ぼくの中に、あなたの歌声を聞くようになるまで、あとどれくらいかかるだろう?

Oh, that is a day I hunger for!

ああ、ぼくは、その日がすごく待ち遠しい!

(訳:yomodalite)

f0134963_18233417.jpg
◎[Amazon]『Dancing the Dream』Michael Jackson


私は、インタヴューとかニュース記事の英文でも、この「He」は、どの「彼」なんだろう?と悩むぐらいなので、“詩” の「You」や「They」は、特に難しく感じるのですが、、、

この詩の「You」は「君」ではなく、「神」のことだと思います。
なぜなら、誰も会ったこともなく、写真を見た人もひとりもいないのですから。

MJには、私の方が、自分の中に、あなたの歌声を本当に聞けるまで「How long?」
「That is a day I hunger for!」と言いたい気分です。。

◎[動画]Will You Be There - Michael Jackson



[PR]
by yomodalite | 2012-04-22 18:32 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(0)
f0134963_949349.jpg


マイケル・ジャクソンに翼があるように見える人は少なくないでしょう。私も時々そう感じることがあるのですが、

でも、意外に飛ぶことに苦労しているという部分も感じられ、本当に飛べるのか? また、実際に飛ぶためには、何をすればいいのか?ということなども深く追求し、自分だけでなく、人に教えられるレベルで理解したいという「客観性」もあって、実は、あらゆる検証を通じて、少しづつ「翼」を育てて来たようにも思えます。

それで、そんな風に、MJの「翼」について考えながら、『Dancing The Dream』の “WINGS without ME” を訳しました。


f0134963_844819.jpg


WINGS without ME
Written By Michael Jackson 

僕にはない翼(☆)
 
It was August, and I was looking up at the sky. With one hand shielding my eyes, I made out a falcon soaring on the currents of hot swirling air. Higher and higher it spiraled, until with one unearthly shriek, it disappeared.

8月、僕は空を見上げていた。目の前にかざした片手越しに、1羽の隼が、暑く渦巻くような気流にのって舞い上がるのが見えた。隼は、高く高く渦を描くように上昇し、この世のものとは思えないような鳴き声をあげながら、そこから消えてしまった。

All at once I felt left behind. “Why did you grow wings without me?” I mourned. Then my spirit said, “The falcon’s way is not the only way. Your thoughts are as free as any bird.”

僕は、ひとり取り残されたような気がして「なぜ、隼に生えているような翼が、僕にはないんだろう?」と嘆いた。すると「隼のようなやり方だけじゃない。君の思考は、どんな鳥よりも自由なんだよ」と僕の精神が言う。(☆)

So I shut my eyes and my spirit took off, spiraling as high as the falcon and then beyond, so that I was looking down over the whole earth. But something was wrong. Why did I feel so cold and alone?

そこで、僕は目をつぶり、精神を飛び立たせた。隼と同じぐらい高く渦を巻くように舞い上がり、そこから、さらに、もっと高いところから、地球全体を見下ろしてみた。でも、何か違っていたんだ。どうして、こんなに寒くて、寂しいんだろう?

“You grew wings without me,” my heart said. “What good is freedom without love?” So I went quietly to the bed of a sick child and sang him a lullaby. He fell asleep smiling, and my heart took off, joining my spirit as it circled over the earth. I was free and loving, but still something was wrong.

“僕には翼がない”... 僕の心が「愛のない自由に意味があるだろうか?」と言う。それで、僕はそっと病気のこどものベッドに行って、子守唄を歌ってあげた。こどもが微笑んで眠りについたので、僕の心は舞い上がり、僕の精神と一緒になって、地球の上空をグルグルと旋回した。僕は自由で、愛も感じることが出来た。でも、まだ何かが違っていた。

“You grew wings without me,” my body said. “Your flights are only imagination.” So I looked into books that I had ignored before and read about saints in every age who actually flew.

“僕には翼がない”... 僕の体が「君の飛行はただの空想じゃないか」と言う。それで、僕はそれまで見向きもしなかった本にも目を向け、実際に空を飛んだという、あらゆる時代の聖人についての本を読んでみた。

In India, Persia, China, and Spain (even in Los Angeles!), the power of spirit has reached, not just into the heart, but into every cell of the body. “As if carried aloft by a great eagle,” Saint Teresa said, “my ecstasy lifted me into the air.”

インドでも、イラン、中国、スペインでも(ロサンジェルスでさえ)、精神の力は、心だけじゃなく、肉体のあらゆる細胞にも影響する。「まるで、大きな鷲に導かれるように」聖テレジアは言った。「私は恍惚感で、天にも昇るようだった」

I began to believe in this amazing feat, and for the first time, I didn’t feel left behind.

僕は、この信じられないような偉業を信じるようになって、初めて、自分が取り残されたとは感じなくなった。

I was the falcon and the child and the saint. In my eyes their lives became sacred, and the truth came home : When all life is seen as divine, everyone grows wings.

僕は、隼であり、子供であり、聖人でもある。僕の眼には、彼らの生命が神聖に見えてきて、それで、真実も宿ったんだ。すべての生命に神を見出したとき、みんなに翼は生えるのさ。

(訳:yomodalite)

f0134963_8204820.jpg

☆註)Wings without Me というタイトルをどう訳したらいいのか、すごく迷ったのですけど、“You grew wings without me” は、あなた(隼)に生えている(生物学的な)ような翼は、僕にはないという意味だと思いました。


ハヤブサ without me? (なぜ僕をおいていくのか?)
精神 without me (心をおいていった)
心 without me (肉体をおいていった)

上記3つで「without me」(ぼくを置き去りにした)と訳されている方も多いのですが、

自分には「隼のような翼がない」けれど、どうすれば、高く上ることができるのか?
精神も心も肉体にも、すべて同じく問うという解釈もできるので、
そんな感じで訳してみました。

精神:思考によって、高く上れるのではないか?

結果:(ひとりで上っても)孤独だった

心:愛と自由によって、高く上れるのでは?

結果:何かが足らない(愛は幻想かもしれない)

肉体:精神や心が高く上っても、それは空想ではないのか?

結果:世界中のあらゆる時代で、空を飛んだ人がいる。精神は肉体にも力を及ぼす

結論:隼に生えているような翼だけでなく、子供も、聖人にも翼がある(すべての命に翼は与えられている)だから、自分に与えられた「翼」に気づいて成長させること。

(聖テレジアなど、いわゆるキリスト教の「三位一体」ではなく、精神と心と肉体の3つすべてを駆使して、神を感じることができたら、小鳥以上の翼が与えられるというか、)

という構造になっているのではないかと。






聖テレジア(聖女テレサ)の言葉は「自叙伝」(小鳥の精神)からの抜粋?

Saint Teresa は、アビラのテレサ、大テレサ、イエズスのテレジア(Teresa de Jesus, Teresa d'Avila)と、リジューのテレーズ、小テレサ、幼きイエスのテレーズ(Child Jesus and the Holy Face、The Little Flower of Jesus)の2人いて、ベルニーニが描いているのは“アビラのテレサ”で「小鳥の精神」は“リジューのテレーズ”、どちらの聖女のことなのか、確認中。


f0134963_8221288.jpg
ベルニーニ「聖テレジアの法悦」http://kogakki.exblog.jp/11052177/


☆下記は、[参考サイト]より引用。

「私は、ただ産毛に包まれたか弱い小鳥です。鷲ではありません。ただ鷲の目と心を持っているだけです。というのは、このうえなく小さなものながら、大胆にも愛の神々しい太陽を見つめ、荒鷲そっくりのあこがれを一つ残らず胸に感じているからです・・・

小さな鳥は、自分の目を奪うあの輝く太陽の方に飛んでいきたい・・・。三位一体の神聖なかまどにまいあがっていくあの兄弟たち、鷲のまねがしたくてたまりません・・・。

ああ! けれど小鳥にできることは、その小さな羽根を少し上げるのがやっとで、飛んでいくなど小さな力の及ぶことではありません! では、小鳥はどうなのでしょうか! これほど無力な自分を見て、もだえ死にするのでしょうか・・・・、いいえ! 小鳥はそれを悲しもうとさえしません。大胆にも任せきって、神聖な太陽を見つめ続けていたい。

雨も風も、何ものも、小鳥を恐れさせることはできません。たとえ黒い雲が愛の太陽を隠すことがあっても、小鳥はそこから動きません。雲のかなたには太陽が変わらず輝いており、その輝きは片時も失われることがないと知っているからです。もちろん、ときには嵐に打ちのめされ、自分を取り囲む黒雲以外に何も存在しないかのようにおもえることもあります。

そのときこそ、このか弱く貧しい小さなものにとって、完全な喜びのときとなります。そこにただ、じっと留まって、信仰の目から隠れてしまった見えない光を見つめ続けることは大きな幸福なのです・・・! イエズス・・・・このような小鳥に対するあなたの愛をわかっています。小鳥はあなたからはなれないのですから。


f0134963_8231175.jpg
ベルニーニ「聖テレジアの法悦」http://kogakki.exblog.jp/11052177/



・・・けれども、私は知っています。そして、あなたもご存じです。この不完全な小さな生き物は、自分の場所に(つまり太陽の光の下に)とどまりながらも、たびたび自分の務めを怠って気を散らし、右や左に餌をついばんだり、小さな虫を追い回したりしてしまいます・・・。小さな水たまりに出会えば生えたての羽を濡らし、お気に入りの花を見つければ心はそれでいっぱいになります・・・。
  
とにかく鷲のように高く飛ぶことができないので、貧しい小鳥はまだまだ地上のつまらない事柄に気を取られるのです。けれどもいろいろないたずらをした後、小鳥は方隅に隠れて自分の惨めさを泣き悲しみ、死ぬほどの後悔にさいなまれるどころか、最愛の太陽のほうに向いて、濡れた小さな羽を太陽の恵み深い光にさらします。
 
そしてつばめのように悲しげに鳴き、優しい歌で自分の数々の不忠実をすっかり打ち明け、物語ります。そうすれば、義人を呼ぶためではなく罪人を呼ぶために来られた方(マタイ9:13)の心をとらえ、もっと完全にその愛を引き付けることができると、厚かましくも信じているからです・・・。

もしも最愛の太陽がこの小さな小鳥の悲しげなさえずりに耳を貸さず、隠れたままならば・・・それならば小鳥は濡れたままでいましょう。寒さに凍えることを甘んじて受け、自業自得のこの苦しみをまた喜びとしましょう・・・・・。


f0134963_8242270.jpg
Ecstasy of St. Teresa(face detail)by Gianlorenzo Bernini



小さな鳥は、自分の目を奪うあの輝く太陽の方に飛んでいきたい・・三位一体の神聖なかまどにまいあがっていくあの兄弟たち、鷲のまねがしたくてたまりません・・・。ああ!けれど小鳥にできることは、その小さな羽根を少し上げるのがやっとで、飛んでいくなど小さな力の及ぶことではありません!
 
では、小鳥はどうなのでしょうか!これほど無力な自分を見て、もだえ死にするのでしょうか・・・いいえ! 小鳥はそれを悲しもうとさえしません。大胆にも任せきって、神聖な太陽を見つめ続けていたい。雨も風も、何ものも、小鳥を恐れさせることはできません。たとえ黒い雲が愛の太陽を隠すことがあっても、小鳥はそこから動きません。

雲のかなたには太陽が変わらず輝いており、その輝きは片時も失われることがないと知っているからです。もちろん、ときには嵐に打ちのめされ、自分を取り囲む黒雲以外に何も存在しないかのようにおもえることもあります。そのときこそ、このか弱く貧しい小さなものにとって、完全な喜びのときとなります。

(引用終了)



[PR]
by yomodalite | 2012-04-19 08:37 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(29)
f0134963_0355533.jpg

涙が止まらなかった日々でも笑えたり、「顔について」を書こうと思ったのも、(21)から再挑戦しなくちゃと思ったのも、真相などというのは、週刊誌が扱うストーリーだと思うのも、きっと『Dancing the Dream』の中でこの詩が一番好きで、

あの肖像画に、この詩の一部が書かれていたことがわかったからだと思います。(肖像画に書かれている部分は、絵と同様の行替えにしました)

MJの詩の翻訳には、躊躇するところがあるんですが、これも(36)からの傍証だと思うことと、この詩に関しては、自分の「やり方」が大事なんじゃないかと思うので....

いつものことですが、気になる点はいつでも遠慮なくお知らせください。。


f0134963_037926.jpg


ARE YOU Listening?
Written By Michael Jackson

Who am I ? 
Who are you ? 
Where did we come from ? 
Where are we going ? 
What’s it all about ? 
Do you have the answers ? 

僕は誰なのか きみは誰なのか
僕らはどこから来て どこへ行こうとしているのか
それにはどんな意味があるのか
君には答えられるだろうか


Immortality’s my game 
From Bliss I came 
In Bliss I am sustained 
To Bliss I return 
If you don't know it now 
It's a shame 
Are you listening ? 

不死であることが僕の人生
僕は楽園で生まれ
今もその無上の喜びを感じ、また楽園へと戻っていく
君がまだそれを知らないなら、それは恥ずかしいことだよ
君は本当に聴いているの


This body of mine 
Is a flux of energy 
In the river of time 
Eons pass, ages come and go 
I appear and disappear 
Playing hide-and-seek 
In the twinkling of an eye 

僕のこの身体は、変化するエネルギー
時の流れのなかで、幾千もの時代が通りすぎて
僕はかくれんぼをしながら、瞬きするあいだに、現れてはまた消えて行く


I am the particle 
I am the wave 
Whirling at lightning speed 
I am the fluctuation 
That takes the lead 
I am the Prince 
I am the Knave 
I am the doing 
That is the deed 
I am the galaxy, the void of space 
In the Milky Way 
I am the craze 

僕は粒子 僕は波
光の速度で回転して、変動し、先導する
僕は王子になり、悪党になり、あらゆることを行動し
宇宙では、天の川のその中で、熱狂そのものにもなる


I am the thinker, the thinking,
the thought 
I am the seeker, the seeking,
the sought 
I am the dewdrop, the sunshine,
the storm 
I am the phenomenon, the field,
the form 
I am the desert, the ocean,
the sky 
I am the Primeval Self 
In you and I(✳︎)

思索者として、考える
思考とは
探求者として、探求する
探求とは
露になり、陽の光となる
嵐とは
現象となり、一面に広がる
形とは
砂漠になり、海となる
空とは
原始の自己である
あなたも、僕も


Pure unbounded consciousness 
Truth, existence, Bliss am I 
In infinite expressions I come and go 
Playing hide-and-seek 
In the twinkling of an eye 
But immortality’s my game 

果てしなく純粋な意識
それは、まさに、僕の喜びとともに存在し
無限の表現で、僕の中を行ったり来たり
まるで、かくれんぼのように
それは、瞬きをする間に、現れては消えて行くけど
僕の人生は不滅なんだ

f0134963_038366.jpg

Eons pass 
Deep inside 
I remain 
Ever the same 
From Bliss I came 
In Bliss I am sustained 

幾千もの時が流れ、深い奥底で、僕は思い出す
かつて楽園で生まれたときと同じように
今もその無上の喜びを感じていることを


Join me in my dance 
Please join me now 
If you forget yourself 
You’ll never know how 
This game is played 
In the ocean bed of Eternity 

僕と踊ろう、今すぐに
永遠に続くこの大海原では、自分自身を忘れてしまったら、
もう、ゲームは続けられないんだ


Stop this agony of wishing 
Play it out 
Don’t think, don’t hesitate 
Curving back within yourself 
Just create…just create 

求め続けてばかりいないで、やってみること
考えてばかりで、ためらってないで
自分自身に戻って
創造しよう それが創造...


Immortality’s my game 
From Bliss I came 
In Bliss I’m sustained 
To Bliss I return 
If you don’t know it now 
It’s a shame 
Are you listening ? 

不滅であることが僕の人生
僕は喜びの中で生まれ、今もその無上の喜びを感じ
またそこへと戻って行く
君がまだそれをわからないなんて、残念だな...
ねえ、本当に聞いてるの?


(訳:yomodalite)

(✳︎)この詩が描かれている絵のレイアウトから、このパラグラフは、各行の名詞が動詞になり、さらに次の行の名詞にもなっているのだと解釈しました。

◎[関連記事]マイケル・ジャクソンの顔について(38)“スペードのKING”
◎[関連記事]『Dancing the Dream』Michael Jackson


[PR]
by yomodalite | 2011-07-13 23:24 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(2)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite