カテゴリ:MJ系ひとりごと( 61 )

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[後半に追記あり]
1週間ぐらい前に見た、NHKのSWICHIインタヴュー「吉田鋼太郎×宮川彬良」で、『花子とアン』の嘉納伝助役が魅力的だった吉田さんと、マツケンサンバや、ヒットミュージカルの作曲家で、クラシック音楽を優しく紹介してくれるナビゲーターとしても魅力的な宮川さんの会話が、私の長年の「壁」を壊してくれるほど素敵だった。

(下記のセリフは省略・要約しています)

宮川:音楽劇「ハムレット」では、劇中歌を歌いまくってた。

吉田:歌を歌っていたというより、セリフをしゃべっていた」という感覚で覚えている。

宮川:大量のセリフがある役で、長い劇中歌のシーンを最後まで歌でやったのに、鋼太郎さんだけが、最後まで音を伸ばして、それでも「カッコよく終わりたいんじゃー!」みたいな、、「役者の歌ってこれだよね」という感じがした。

歌がすごく上手く、歌を聴いています。って感じにお客さんがなっちゃう歌い手と、芝居を見ているうちに、どんどん引き込んでくれる歌と、2種類あって、圧倒的に、吉田さんは後者。どうしてあんなにセリフが音楽的に言えるのか。オペラ歌手が音楽的にセリフが言えるのかといえば、そうはならない。吉田さんの基礎は何なんですか?

吉田:それはやっぱり「シェークスピア」かな。シェークスピアのセリフは韻文になってるから。

宮川氏:歌になっているわけだ。

吉田:日本語でもそうなってるけど、言語でも何度もやっていて、そこで「朗誦」というもの(歌うようにしゃべるということ)を叩き込まれた。イギリスでシェークスピアをやるときは、iambic pentameter(弱強五歩格。弱い音強い音を交互に5回繰り返して一行を作るシェークスピアが愛したリズム)を体得しなさいと。

宮川:なるほど。それがまさに音楽の、、、

吉田:「If music be the food of love, play on」(もし音楽が恋の糧であるなら続けてくれ)というセリフを、「If music be the food of love, play on!(セリフをリズムに乗せる実例を示される)お客さんにとって、あるリズムをもって語られるセリフは入ってきやすい。

宮川:それを聞いて、2つの質問が浮かんだ。朗誦すると蜷川幸雄さんには怒られるんじゃないかって。要するに「歌うなと、ただ言やいいんだよ!」って雰囲気が。。

吉田:ただ、シェークスピアの時は歌わなきゃいけない時もある。でも、そこにリアリティがなきゃだめ。

宮川:そこが、2つめに聞きたいところで、朗誦するときにリアリティがなくなっちゃう人が多いよね。かたや歌え、かたやリアリティって責められて、今の吉田鋼太郎の演技ができたのかな。

吉田:リアリティに関して言えば、そのことで誰かに注文付けられたとかってことはない。ただ、俳優として、ただ歌ってるだけじゃどうにも居心地が悪い。ちゃんと伝わってない、自分の気持ちが本当に出てないんじゃないかって。

宮川:両方をもっている人がいかに少ないか。。

吉田:朗誦は、諸刃の刃というところがあるね。

宮川:それを出来るようになるために、一番必要なことは何なんでしょうね?

吉田:やっぱ、人生経験。。(笑)

吉田:今まで毛嫌いしてたミュージカルを、なぜ自分がやっているんだろう。。ただやってみると、意外と楽しい、なんか楽しめてる

宮川:そうなんですよ。ミュージカルはいろんな人生引きずってきた人が集まる場所。お客さんも、作り手や演者はもっとそうですね。ミュージカル作ってる時は「集合」を感じる。才能とか、人生とか、みんなが持ち寄って、円が重なって真ん中の赤く塗るところ、あれがミュージカル。

吉田:ストリートプレイじゃないから、どうしても割愛しなきゃいけない部分がある。そこを歌で埋める。でも割愛はできない、歌にいかに説得力なり、その人の人間がでるとか、なにか重さのようなもの、リアリティがないと、、そこが難しい。

宮川:それが、吉田鋼太郎にはたっぷりある。だからミュージカルに出ていい。私が許可しましょう(笑)


*  *  *


音楽好きな私は、これまでミュージカルの歌を、純粋に音楽として素晴らしいとは、どうしても思えず、セリフを歌にしなくてはならないという切実な理由がわからなくて、マイケル関連であれこれ観るようになってからも、イマイチ、その素晴らしさがわからなかったのですが、

番組ではこのあと、昭和の時代を彩ったヒット曲の数々とともに物語が展開していく、宮川氏の代表的ミュージカル「ザ・ヒットパレード」の映像が流れ、ミュージカルというのは、人生を走馬灯のように振り返ってみることに近いのかなぁと思っているうちに、

私の中の分身Aが、マイケルが自分が創るミュージカルが「画期的」だという理由、いったい、何が「画期的」だったのかについて、これまでより具体的に想像できたような気がして、『マイケルが創りたかったミュージカル』という記事を勢いで書いたんだけど、

アップする寸前になって、私の中の分身Bが、なんだか「私の言い方じゃない」と言いだしたので、言葉遣いを変えてみようと見直しているうちに、Aは、スタイルの問題ではないのかも。と思い出す。Bは「言い方」だけ変えれば、それでいいんだけどなぁ。と思ったものの、Aは悩みだすと、とにかく長くて、そんなとき、分身Cは「MJ関連の和訳でもすれば?」というのが習慣化しているのだけど、

今日、ついに分身Mが現れて、「ミュージカル」を見に行こう。と言う。

それで、映画情報を見ていたら『イントゥ・ザ・ウッズ』というタイトルに、Aも、Bも、Cも「これだ!」という。

いわゆるディズニーミュージカルを期待しているとイマイチだとか、感想は真っ二つに割れていて、総合評価としてかなり低めに抑えられていたことが、むしろ「私に向いている」気がして、それで、4人で(?)行ってみた。

映画では、冒頭から、セリフのほとんどが歌われていて、全編通しても、90%ぐらいのセリフが歌になっていたのだけど、私にはものすごく腑に落ちたストーリーで、出演者の歌も曲も素晴らしかった。

すべての曲を創ったソンドハイムという人がめちゃくちゃ偉大な人だということもわかって、それまで気になったことがなかった監督ロブ・マーシャルのことが好きになって、

森に行って歌をうたうことが、人生でいいと、4人は納得した。

人生は「ミュージカル」で、

ハッピーエンドとは意志の問題なのだ。と

END


追記

番組で紹介されていた井上ひさし氏の言葉

むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに

そうなって初めて、世界で共通言語になる。
それが井上ひさしであり、音楽の力でもあると。。。


☆オペラの作曲について。。。

宮川:泳いでも泳いでも、海。。3時間のことを考えながら、1秒2秒のことを考える。。。たぶん、シェイクスピアの文字なんかもそうなんじゃないですか。

吉田:うんうん、そうだと思う。だから、ときどき手を抜くセリフがある。ちょっとぐらい聞こえなくてもいいや。みたいな、、

宮川:ああ、、役者としてね。。

吉田:でもね、お客さんもそうなの、そんなに聞かされてもおなかいっぱいになっちゃう。

宮川:さあ、、オードブル、、、ちょっと箸休めしたら、気が付いたら中華料理になってたよ。。北京ダック美味しかったね。。ダックといえば。鴨南蛮でしょう。。みたいな、上手に世界各国の料理をね、、だって、もう日本食だけじゃ間に合わない。3時間ずっと食べるんだから。。




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by yomodalite | 2015-04-23 09:58 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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akimさんと、3時間コースのカラオケルームで、、、


実はこの間さぁ、、とか、あのときはね、、とか、この時期はすっごく孤独だった、、とか、


そういえば、先週アップした「神秘性を操るということ」の中のあの話は、ここで紹介した本にあった、アレだよね。とか、、2時間ぐらい色々しゃべり倒して、

♪I'm just gonna shake, shake, shake, … I shake it off, I shake it off…


ようやく、本日の1曲目『Shake It Off』



今回は、テーラー・スイフトがテーマだったんだけど、練習をサボりまくって聞いてる一方の私と違って、akimさんは台詞のとこまでバッチリなのだ。


Hey, hey, hey, just think while you've been getting down and out about the liars and dirty, dirty cheats in the world you could have been getting down to this sick beat....








その後、『We Are Never Ever Getting Back Together』『Blank Space』と、テーラー・スイフトを完全攻略したakimさんは、



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今度はこんな曲で泣かせようとして。。(もう、バカバカ。。)






でもって、全然練習してきてないもん!とぐずる私に 、


じゃ『Hold My Hand』ね。どっちが、Akon?







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と、とにかく容赦ないakimさんが選んだ曲は、行ってきたばかりのラスベガスの映像が満載で、ますます歌うどころではない私。。





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帰り際、次回はダイアナ・ロスを攻略してくるように!


という宿題を渡され、ダーリンが出張中の自宅にひとり戻ると、すぐにダイアナの曲を探しまくり、さっそく練習開始!



そんなわけで、


次回は、マジ熱唱するから、覚悟しておいてw








それと、、


この曲デュエットするから、akimさんライオネルで練習しといてw


隊長が思春期に見て「俺の嫁妄想」に耽ったに違いない映画の主題曲なんで。。










夜露死苦っ!!!www





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by yomodalite | 2015-04-11 21:00 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(2)
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苦手な英語といっぱい格闘していて疲れ切った私と、

そんな私に疲れた、あなたに!

素敵な「ファンメイド動画」を見つけたので、貼っておきます。

あの、あまりにダサくて、むしろ愛しくなるというか、

元気全開、ポンポンを降って、踊りたくなる、

完璧に仕上がってる「未発表曲」で、

どういうわけだか「昭和歌謡」の、、

例の曲ね!






このあと、

この曲とは「真逆な曲」についての素晴らしい記事を紹介する予定です!





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by yomodalite | 2015-03-24 19:25 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(2)

『ONE』を見終わって。。

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今回のべガス旅行は、kumaさんとの旅行だったのですが、元々ロス&べガスでツアーを組んでいたものの「のっぴきならない事情」により、旅行日の5日前に一旦キャンセルになり、その翌々日、べガス行きだけはなんとか遂行できることになったという、スタート時から、アクロバティックな展開で、


☆More!!!
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by yomodalite | 2015-03-12 00:44 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(4)
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ご近所のわんこ



マイケルが言いたかったことは、こういう意味だなんて、

言えない理由について、

彼のことは、彼しかわからない。

という「はっきりとした意見」は、

直訳するとw、


☆More!!!
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by yomodalite | 2015-03-05 08:00 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(5)
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マスク編Part 4は、因縁の対決? エミネムとのマッシュアップ!


☆More!!!
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by yomodalite | 2015-02-10 09:17 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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今度こそは、見るだけで、ごはんが進んでしまう。というか、あまりのダサさに、思わず、大盛りご飯をかき込まずにはいられない、超絶レベルのダサダサ「キャップ編」を!と思っていたんですが、キレイなものばかり集めてしまう “壊れそうな熟女” だからでしょうか。

うっかり「ダサダサ・キャップ編」フォルダがどこかに行ってしまって、、

そんなわけなので、

巷にあふれる「超カッコいいマスク姿」を集めたPart 3で、お許しを(笑)


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まずは、ケンブリッジ大のマーティン教授も大好な『I wan’t you back』のひとりアカペラ






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『Uptown Funk』のMJマッシュアップは一杯あるんだけど、MJ部分が多いのをセレクト!(エンディングが唐突なのが残念なんだけど。。)






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師匠JBとのコラボは、セックスマシーンで!






これは、2:56~までMJが出てこないし、
曲のマッシュアップじゃないけど、
黄金期のJBに近い動きが納められてる。





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最後は、Maroon 5や、
David Guettaに、
胸を貸してあげたやつ。





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じゃ、また近いうちにね。。。

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by yomodalite | 2015-02-06 09:10 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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NHKの「SWICHIインタビュー」田村淳×猪子寿之のPart2を見てたら、

◎「SWICHIインタビュー」過去3ヶ月の放送

ロンブー淳が、台湾でも、僕の番組が流れてて、すごく人気があるって言われて行ってみたんだけど、jealkb(淳がやってるバンド)のメイクをして空港に降り立ったら、翌日の新聞に、


「日本のマイケル・ジャクソンが来た」って書かれたんだって!


んな、アホな、、

だいじょうぶかっ 台湾!w

人気者の例えなんだろうけど、、いくらなんでも、淳のどこにMJ要素が???

そりゃ、jealkbをやってるときは、顔もちがってるよ。


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でも、強いて挙げても、帽子かぶってることと

面白いってことぐらいじゃ。。。


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あとは、、なんか衣装が、


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ちょっと、似てるとか、、

でもさ、ビジュアル系って、大体ミリタリーとゴシックのミックスで、MJ自身も元々、アダム&アンド・ジ・アンツにインスパイアされてるし、、

でも、、、この挨拶(1.07~)は、




ファン:ラビューーー、マイコー

MJ:アイラブユー、モア

ていうのに、そっくり?w


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他は、メンバーの「黒マスク」???

あ、もしかして、手弁当でイベント開催してたり、
ボランティア活動してることとか?


うーーーん、でも、彼のことは好きだし、そもそもお笑い芸人は最上級で尊敬してるし、白Tとか、長い指から何気にMJ感を醸し出してて、ついに、ケント・モリにも目をつけられたジュニア師匠が、吉本の養成所の生徒に言った、「あなたがたは、芸人になりたいと思った時点で、人間として一流です。」に、700%ぐらい同意してるから、、

まっいっかww





今回の「SWICHIインタビュー」は、いつも以上に、前半と後半でかぶってる内容が多くて、番組内で、少しだけ触れていた、テレビに自由がないことをしゃべり過ぎちゃって切られたのかも。

大阪でいいなぁと思うことのひとつは、テレビの嘘が少ないこと。

使い捨ての「お馬鹿タレント」じゃなくて、熟練の「アホタレント」がいっぱいいてくれるおかげで、テレビ上での会話のレベルが高いし、

東京のテレビだと、観覧席の客まで、テレビ局が用意して、テレビ映りのいい客を前に出したり、街頭インタヴューも「仕込み」が」基本だし、そうでなくても、都合のいい意見しか拾わないし、やたらと編集して、テロップいっぱい出すとか、、そーゆーことばっかり目についたんだけど、そんなことも大阪ではほとんど感じない。

* * *

淳が福島に行ってるところを見たからでしょうか、なんとなく「東北」のことを思い出したので、今日一の曲はコレ!

映画「あなたに」で田中裕子が歌った宮沢賢治作詞作曲の「星め­ぐりの歌」






下記は、興味深かったネット記事



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by yomodalite | 2015-01-27 22:50 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(2)
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映画『神は死んだのか』を観に行った。いつものように、予告編も、レヴューも参考にせず、「無神論者の哲学科教授に、大学生が挑む」という情報だけで観に行ったんだけど、

エイシストの教授との議論は、これからという段階で終わってしまうし、その後も、不信心な人は不幸になってしまうというクリスチャンによる「プロパガンダ映画」で、ちょっぴりがっかりだった。

でもね、、


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途中までは、有名な無心論者であるホーキングや、ドーキンスの本を一生懸命に読んで、教授に逆らうことで、ロースクールへの進級がダメになってしまうと反対する婚約者と破局しても、神の存在を証明しようとする大学生に、なぜか共感していて、彼が「(かなり曖昧な記憶だけど)イエスをがっかりさせたくない」みたいなセリフを言ったときは、うっかり涙が込み上げた。



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帰りに寄った書店で、ビートたけしの本が目に入った。

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何を信じるとしても、
そんな教養があったら、いいと思うんだけどな。。。



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動画は映画の予告編ではなくて、

MJのそっくりさんで有名な、Marcus Joseph Williams の最新動画「How Will I Know」(音声のみ)






わんこにキュンとなった数年前の動画






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by yomodalite | 2015-01-12 22:02 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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11月から今日まで映画館では、『ニンフォマニアックVo.2』、『トム・アット・ザ・ファーム』、『インターステラー』を観たんだけど、『インターステラー』については「登場した詩」について書いたし、


『ニンフォマニアックVo.2』は、予想通りの鬼畜な展開だったけど、心の準備が出来ていたのと、絶対に丸くならないという監督の心意気のせいなのか、不思議と鬱な気分にはならず、やっぱりトリアーの今後には眼が離せないと思い、

『トム・アット・ザ・ファーム』は、若い頃のジョニー・デップや、トム・クルーズがミックスされているようなルックスにして、20代前半で、監督・脚本・主演までこなすグザヴィエ・ドランに惹かれて観に行ったら、冒頭すぐにガブリエル・ヤレドの音楽が響いて、音楽だけ良すぎるのでは?と心配になったものの、映像もそんなに負けてはなくて、ドラン監督のデヴュー作の『マイ・マザー』も現在レンタル中(まだ観てないけど。。)

で、、

『マイ・マザー』を借りるときに、同時レンタルしたのが、私の「MJ研究資料」というメモの中から選んだw、『レイダース/失われたアーク』と『恋するリベラーチェ』。

『レイダース』は「タジの証言」で、インディ・ジョーンズが、砂袋と黄金の像を差し替えるシーンの話をマイケルがいつもしていた。という意味が知りたくて再挑戦してみたんだけど、

結果から言えば、さっぱりわかりませんでしたw

「Billie Jean」のSF制作のときも、全てを黄金に変える “Midas touch” がコンセプトにあったと監督が語っていたり、「Remember The Time」では、エジプト王の前で、砂袋から取り出した砂が黄金になり、金の像になって、そこから、マイケルが現れるという展開とか、MJが石とか砂が金に変わるのが好きな理由は、まあまあわかってるつもりなんですけどぉw、

レイダースのシーン、そんなに何度も語りたいかなぁ。。(-_-;)

以前観たときも、あまりの音楽のウルサさw(名曲なんだけど)に耐えられないわ、ゲーム感覚の展開や、ナチスもアークも結局どうでもいいやん。みたいなストーリーにも耐えられなかったんだけど、今回もやっぱりダメで、MJと私の間にある、深い深い溝を感じる(=_=;)


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『恋するリベラーチェ』は、Sam ChennaultのMJ追悼記事で、初めてその名前を知った、エルヴィスにも影響を与えたと言われる偉大なエンターティナーへの興味から観たんですが、

監督はソダーバーグで、主役のリベラーチェをマイケル・ダグラス、そのゲイの愛人をマット・ディモン。ふたりとも、手堅い演技で役になりきっていて、出番は少ないもののロブ・ロウは、出てきた瞬間にセレブ御用達美容外科!という雰囲気が素晴らしく、最後まで退屈はしませんでしたが、私が期待していたものとは違ってました。



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写真は映画のものではありません。


ソダーバーグが描いたリベラーチェは、現代の少し頭のイイ大学生がエンターティナーに対して「こんな風に思っていればいい」という見本のような感じで、ストーリーは愛人が書いた暴露本が基本になっている。

今年観たサンローランの映画もそうだったんですが、薬物への依存、同性愛、精神不安、満たされない愛や、美への欲望・・・そういったものは現代の観客が理解し、経験可能なことであって、描かれている天才固有の特質ではない。だけど、どんな天才であっても、それを描くのも、観る側も、凡才であるために、同じような「真実」や「教訓」や「欲望」が描かれる。



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伯爵邸に招かれたとき
中央がモンタギュー伯爵



現代では、男女の愛を表現しようとすると、様々なハラスメントの呪縛を通過する必要があって、ほとんど不可能になりつつあります。同性愛はもちろん批判されることではありませんが、パートナーが妊娠しないため、セックスを純粋に楽しめ、憎しみや、お金儲けから法的に訴えるにはリスクがあるという現代の若者の「切実な理由」も加わって、もはや、バイセクシャルは「マイノリティ」ではなく、映画の素材としてオイシいのでしょう。

今のわたしには、マイノリティや、ハラスメント、虐待という「切実な問題」も、愛の問題ではなく、米国発の「ビジネス」であり、精神科学を利用した思想の破壊や、人間的成長の阻害といった側面の方が、より深刻に感じられます。

MJも、もちろん同性愛について差別も偏見ももっていませんでしたが、そういった、みんながゲイになってしまう状況については危惧してました。(MJTapesでの会話)

同性愛のことを決して肯定しなかったリベラーチェのことを不満に思うゲイの方も多いのかもしれませんが、性的嗜好にばかり、注目が集まり過ぎることや、自らの嗜好を表明したり、分類化されることで、愛の自由が損なわれると、リベラーチェや、その他のアーティストは考えていたのではないでしょうか。私はアーティストがカミングアウトするのは「作品」だけでいいように思います。


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モンタギュー伯爵邸に招かれたとき


とにかく、映画ではリベラーチェについて、よくわからなかったので、少しだけ、ネット検索してみたところ、「マイケル+リベラーチェ」でヒットする情報は多いものの、そのすべてが、マット・ディモンが演じていた人が、マイケルについてTVで語ったことばっかりで、、(溜め息)。

また、1987年にマイケルがリベラーチェについて語ったインタヴューというのもあったのですが([Liberace] is like my guardian angel…)、怪しい匂いがしたので、出所を探ったところ、イギリスの「Psychic News」というタブロイド雑誌で、霊言wというか、、フェイクですね。



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私には判断出来ませんが、こちらの「とてもとても素敵なブログ」によれば、MJがリベラーチェを描いたという、こちらの絵も「FAKE」のようです。

「MJ研究資料」のメモの中には、まだまだ観るための気合いが入らない、モノクロ映画とか、日本版がないのとか、いっぱいあって、本物だってときどき「☆ん☆り」しちゃうのにぃ… ww


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by yomodalite | 2014-12-16 18:44 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite