2008年 12月 10日
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない/町山智浩 |
中国も韓国も自国の政権へ批判できないので「反日」に民衆の感情を向けるしかないって言っていたのに、何も今頃になって中韓のマネしなくても。。。
拉致事件も、田母神論文も、アメリカ(というかアメリカの中のひと)の「糸」が透けて見え、トヨタに代表される自動車産業や、キャノン、ソニーなど歴代経団連代表の会社が率先して、派遣者切りや内定取り消しを行って就職できない若者を増員中。
昨日の尖閣諸島での中国船の侵入など、こういったことはこれから何度もおこって、領土問題はどんどん大きな問題になっていくでしょう。黙っているとなめられる一方だ!なんていう声も大きくなって、、、、明らかにレールに乗せられている感じがするんですけど、なにもできませんね〜。第二次大戦前もいきなり始まったときは、インテリも含めて「えっ?!」ていう感じだったみたいです(哀)。
昨日の小泉元総理の久しぶりに必死な顔を拝見すると、ホントに面白くて笑えない本です。
★★★★
☆参考書評
◎琥珀色の戯言
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【目次】
序章 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
第一章 暴走する宗教
・子どもにブッシュを拝ませる福音派洗脳キャンプ
・遺伝子や進化の研究は神の冒涜か?
・「私に少年愛を教えたのは神父さま」
・キリスト教ディズニーランドの廃墟で泣く
・ドライブスルー教会にプロレス伝道師
・クリスマスを異教徒から守れ!
・セックスは絶対ダメ!でも、やるなら生で!
・「911テロはホモなアメリカへの神罰!」
・「神様、兵隊さんを殺してくれてありがとう!」
第二章 デタラメな戦争
・ブッシュ政権に裏切られた美人スパイ
・アメリカに帰還したイラク戦争の狂気
・敵国キューバに残るアメリカの拷問所
・兵士不足が起こしたイラク人虐殺事件
・戦争を知らないタカが戦争を起こす
・アメリカは拷問まで海外にアウトソーシング
・ランボーの戦いは全部スカだった
・政府がコントロールできない戦争株式会社
・ソ連を倒してタリバンを育てた男
・オサマ・ビン・ラディンを知りませんか?
第三章 バブル経済と格差社会
・ウォルマート、激安の代償
・ポラロイド倒産で社員が得たものは?
・最低賃金で1ヶ月生きられるか?
・マリファナの売人はセレブな未亡人
・年収360万円の若造に2億円の住宅ローン?
・病人を見殺しにする医療保険はビョーキだ
・メイド・イン・チャイナの星条旗を禁止せよ
・アメリカのトウモロコシ畑は日本の総面積より広い
・ミッキー・マウスを十字架にかける牧師
第四章 腐った政治
・ブッシュとブッシュマンをつなぐ男
・実用化された電気自動車はなぜ消えた?
・ブッシュは史上最低の大統領に決定!
・『ブッシュ暗殺』は「奴ら」の思うツボ
・ブッシュ政権は本当に「保守」か?
・イラク空爆の導師も高級デートクラブの顧客
・隠れゲイの反ゲイ政治家とヤったゲイ募集!
・選挙に勝つなら何でもする「ブッシュの頭脳」
・ウォール街の保安官、売春でつまづく
・ブッシュの伝記映画の重大な事実誤認とは?
第五章 ウソだらけのメディア
・イラク戦争を操ったメディアの帝王(※ルパート・マードック)
・ブッシュと記者団に恥をかかせた勇気あるコメディアン(※スティーブン・コルベア)
・魔女狩り連合軍と戦った三人の歌姫(※ディクシー・チックス)
・「オバマ候補はイスラムのスパイだ!」
・「女に選挙権を与えるな」という女性政治評論家
・アニメとオッパイで稼いでプロパガンダ
第六章 アメリカを救うのは誰か
・「奴隷制度の賠償してくれる人に投票するよ」
・「黒人が大統領候補になれるのは50年先だ!」
・不死鳥マケインは拷問より親父が怖い
・はぐれ牛マケイン、右も左も蹴っ飛ばせ
・老舗のお笑い番組がヒラリーを救った
・オバマ=セレブ=パリス・ヒルトン?
終章 アメリカの時代は終わるのか
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【内容紹介】デタラメな戦争、崩壊する経済、暴走する宗教、ウソだらけのメディア、腐敗する政治…ブッシュの8年間でアメリカはかくも酷くなった。文藝春秋 (2008/10/9)
by yomodalite
| 2008-12-10 15:01
| 現代文化・音楽・訳詞
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