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和訳 Ghosts

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マイケルの曲は、ショートフィルムの映像と同時に記憶されるものが多いですが、中でも「Ghosts」は映像抜きでは考えられない作品ですよね。


この映像は、1993年の『アダムス・ファミリー2』のプロモーション用に創られたものが元になっていて、それがキャンセルになった後、どんどんアイデアが盛り込まれていったようです。(ゾンビが壁を歩くシーンは、アステアの映画からの引用だったと思うんだけど・・・←コメントで判明!後半に追記)



現在Youtube で公式に公開されている「Ghosts」の映像は、『ブラッド・オン・ザ・ダンス・フロア・ヒストリー・イン・ザ・ミックス』のCDとセットで発売されたSFを編集したもので、スティーブン・キングとの共同脚本による38分の物語の中では、「2 BAD」「Is It Scary」 「Ghosts」 の3曲が使用され、マイケルが中心になって踊る群舞のメインパートは「2 BAD」で、Ghosts」 は、マイケルの魂が体内に入り込んだ町長のダンスシーンで使用されています。


松明を持ち、町はずれの屋敷に住む芸術家を追い出そうとする人々の先頭に立つ町長は、マイケルが性的児童虐待の嫌疑をかけられたとき、捜査を率い、その後の裁判でも主任検事を務めたトム・スネドンを表していると言われていますが、そのマイケルとは真逆とも思えるキャラを演じているのもマイケル自身なんですよね。


リアルタイムで「Ghosts」のSFを見たときは、B級ホラー映画風味のスリラーより、最先端のCGによるゴシックテイストが魅力的で、その美しさには惚れ惚れしたものの、最後のオチのつけ方がイマイチ、という印象が拭えなかったのですが、今見ると、この親子の一見類型的でチープな演技が、マイケルにとっていかにリアルだったか、それが、20年以上経ってようやく実感できたというか、


スリラー以上の “ドンデン返し” がある、Ghosts(映像)のエンディングですが、『Leaving Neverland』後の2019年に見ると、もしかしたら、今までとは少し違って見えるかもしれませんよ。私はますますマイケルの予見性に圧倒されました。


マイケルが自分で書いた歌詞は、主語が変化していくことが多いのですが、「Ghosts(曲)」は、長編の一部で、3曲を使用した映像の中で何役も演じていることもあってか、めずらしく主語が一貫してますね。





Ghosts

Michael Jackson


[Verse 1]

There's a ghost down in the hall

There's a ghoul upon the bed

There's something in the walls

There's blood up on the stairs

And it's floating through the room

And there's nothing I can see

I know This place is doomed

Because now it's haunting me


階下には幽霊がいて

ベッドの上には餓鬼

壁の中にも何かが潜んでいる

階段の上を血が流れ

それが部屋にまで流れ込んでくる

僕には何も見えないけど

わかってるんだ

この場所が致命的だってこと

だって、それは僕に取り憑いて離れないから


[Bridge]

I don't understand it

Hey

I don't understand it!

Aaow


わからないよ

理解できないね、僕には


[Verse 2]

There's a tapping in the floor

There's a creak behind the door

There's a rocking in the chair

But nobody sitting there

There's a ghostly smell around

But nobody to be found

And a coffin in lay open

Where a restless soul is spoiling


床ををコツコツ歩く音

ドアの向こうで軋む音

椅子が揺れているけど

誰も座ってないし

怪しい臭いがするその場所には

誰もいないのに

棺の蓋が開いていて

安らかに眠ることができない魂が飛び回ってる


[Bridge]

Don't understand it

(Got a ghost, got a break in the walls)

Hey!

(Got a ghoul, got a break in the halls)

Don't understand it

(Got a ghost, got a break in the walls)

Hey!

(Got a ghoul, got a break in the halls)


理解できない

(壁の中から、幽霊が現れる)

ねえ!

(廊下の奥から、餓鬼がやってくる)

わからない

(壁の中から、幽霊が現れる)

ほら!

(廊下の奥から、餓鬼がやってくる)


[Chorus 1]

And who gave you the right to scare my family?

And who gave you the right to shame my baby, she needs me

And who gave you the right to shake my family tree?

You put a knife in my back, shot an arrow in me!

Tell me, are you the ghost of jealousy?

The ghost of jealousy


誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を侮辱する?

彼女には僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させる?

お前は僕の背後からナイフを突き立て、僕の体に矢を射った

嫉妬の化物ってお前みたいなやつのことか?

嫉妬という化物


[Verse 3]

There's a tapping in the floor

There's a creak behind the door

There's a rocking in the chair

But nobody sitting there

There's a ghostly smell around

But nobody to be found

And a coffin in-lay open

Where a restless soul is spoiling


床はガタガタ音がして

ドアの向こうでは軋む音

椅子が揺れているけど

誰も座ってないし

怪しい臭いがするその場所には

誰もいないのに

棺の蓋が開いていて

安らかに眠ることができない魂が飛び回ってる


[Bridge]

Don't understand it!

(Gotta ghost gotta break in the walls)

Yeah Yeah!

(Got a ghoul, got a break in the halls)

Don't understand it!

(Got a ghost, got a break in the walls)

You’re just a dog gone!

(Got a ghoul, got a break in the halls)

Aaow!


理解できない

(壁の中から、幽霊が現れる)

やあ、やあ!

(階下から、餓鬼がやってくる)

わけがわからない

(壁の中から、幽霊が現れる)

まさに忌まわしい奴ら!

(階下から、餓鬼がやってくる)


[Chorus 2]

And who gave you the right to scare my family?

And who gave you the right to scare my baby

She needs me

And who gave you the right to shake my family tree?

And who gave you the right to take intrusion

To see me?


誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を侮辱する?

彼女には僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させ

誰が僕に会うために勝手に入り込んでいいって言った?


[Chorus 1]

And who gave you the right to shake my family?

And who gave you the right to hurt my baby

She needs me

And who gave you the right to shake my family tree?

You put a knife in my back, shot an arrow in me!

Tell me, are you the ghost of jealousy?

A suckin' ghost of jealousy

Aaow!


誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を傷つける?

彼女は僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させる?

お前は僕の背後からナイフを突き立て、僕の体に矢を射った

お前が嫉妬の化物ってやつか?

嫉妬という化物


[Chorus 2]

And who gave you the right to shake my family?

And who gave you the right to shake my baby

She needs me

And who gave you the right to shake my family tree?

And who gave you the right to take intrusion

To see me?

And who gave you the right to hurt my family?

And who gave you the right hurt my baby, she needs me

And who gave you the right to scare my family tree?

You put a knife in my back, shot an arrow in me!

Tell me, are you the ghost of jealousy?

The ghost of jealousy

Aaow!


誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を傷つける?

彼女は僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させる?

誰が僕に会うために勝手に入り込んでいいって言った?

誰が僕の家族を脅えさせる権利を与えた?

何の権利があって僕の子供を傷つける?

彼女は僕が必要なのに

何の権利があって僕の一族を動揺させる?

お前は僕の背後からナイフを突き立て、僕の体に矢を射った

お前が嫉妬の化物ってやつか?

嫉妬という化物

ああー!


[Outro]

Doggone

But there's no doubt about it, piece of mind

Tell me, are you the ghost of jealousy?


忌々しい!

でも、もはや疑いの余地はない

おまえは嫉妬の化物なんだろう?


(訳:yomodalite)


アステアが壁を歩くシーンは

1951年の『Royal Wedding』

childspiritsさんありがとーー!!!!





上記のアステアだけでなく

マイケルが影響を受けた映画について

ここでもまとめてたんだった(汗)




Commented by childspirits at 2019-07-10 23:40 x
ほんとに!マイケルの予見性にはいつもながら驚かされます。

ところで、ゾンビが壁を登って踊る場面のもとになったアスティアの映画ですが、1951年のRoyal Weddingではないでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=CsoYyDlYU8M
Commented by yomodalite at 2019-07-11 12:45
>1951年の「Royal Wedding」
それだーーーー!!アリガトォーーーーー!!!!!
本文の方にも追記しておくね(はぁと)

アステアのが1951年だったら、
マイケルのにもっと似てるやつ他にも一杯あったかも!
相変わらず何にも思い出さないけど(汗)
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by yomodalite | 2019-07-10 19:03 | ☆マイケルの言葉 | Comments(2)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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