『愛と法』

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ゲイカップルの弁護士ふたりを主役にしたドキュメンタリ。

でも、性的マイノリティがテーマじゃない。

人生の伴侶に出会い、周囲に祝福されて結婚式を挙げたふたりは、とても穏やかで幸せそうにみえるけど、ふたりの家族はカミングアウトをすんなり受け入れたわけでもなく、

無戸籍児童、ろくでなし子裁判、君が代不起立裁判・・・ふたりの元に舞い込む依頼は、たしかにマイノリティに関わることばかりだけど、マイノリティを「選別」をする政治的な意図や、イデオロギーでもなくて、

この映画は、そーゆードキュメンタリとも違う。

日本の法律の言葉は、専門家にしかわからないものが多いけど、不可解な判決や、無慈悲な判決が出るのは、裁判官の「感覚」次第ということも。

でも、「法」の可能性を信じているふたりが話す言葉は、論理的でも、戦闘的でもなく、常に「やさしさ」に包まれていて、ふたりは裁判を争う以外に、施設がなくなって居場所を失った少年の養親になったりもするんだけど、

そんな「マジョリティ」とはまったく違うふたりの生活が、淡々と穏やかで「ノーマル」に描かれていて、不思議と「ほのぼの」とした仕上がりになっているのは、ふたりが大阪で弁護士事務所を共同経営していて、監督も大阪在住・・だからかな。


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by yomodalite | 2018-10-12 01:08 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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