和訳 BUT THE heart SAID NO『Dancing the Dream』[28]

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マイケル・ジャクソンが1992年に出版した『Dancing the Dream』から

「BUT THE heart SAID NO」の和訳です。


気になる点や間違いは、

いつでも遠慮なくご指摘ください。



BUT THE heart SAID NO


They saw the poor living in cardboard shacks, so they knocked the shacks down and built projects. Huge blocks of cement and glass towered over asphalt parking lots. Somehow it wasn't much like home, even home in a shack. "What do you expect?" they asked impatiently. "You're too poor to live like us. Until you can do better for yourselves, you should be grateful, shouldn't you?”


貧しい人がダンボールでできた小屋に住んでいるのを見て、彼らはそれをを取り壊して、団地を建てた。コンクリートとガラスで出来た巨大な団地は、アスファルトの駐車場の向こうにそびえ立った。だけど、それは家とは似ても似つかなくて、段ボール小屋の方がまだ家らしいものだった。彼らは、「何を期待してたんだ?」苛立を抑えつつたずねた。「おまえは、我々のような生活をするには貧しすぎる。 自分でもっと稼げるようになるまで、これで感謝すべきだろう?」と


The head said yes, but the heart said no.

頭では肯定したけど、心は違っていた


They needed more electricity in the city, so they found a mountain stream to dam. As the waters rose, dead rabbits and deer floated by; baby birds too young to fly drowned in the next while mother birds cried helplessly. "It's not a pretty sight," they said, "but now a million people can run their air conditioners all summer. That's more important than one mountain stream, isn't it?”


街ではより多くの電気を必要としたので、彼らはダムを造るために、川をせき止める谷を見つけた。水があふれるとウサギやシカの死骸が浮かび上がり、飛ぶには若すぎるヒナ鳥は巣のなかで溺れ、母鳥はどうすることもできず嘆き哀しんだ。「素晴らしい眺めとは言えない」と彼らは言う。「それでも100万人もの人々が、夏の間エアコンを利用することができる。それは山河のままであるより重要だろう?」


The head said yes, but the heart said no.

頭では肯定したけど、心は違っていた


They saw oppression and terrorism in a far-off land, so they made war against it. Bombs reduced the country to rubble. Its population cowered in fear, and every day more villagers were buried in rough wooden coffins. "You have to be prepared to make sacrifices," they said. "If some innocent bystanders get hurt, isn't that just the price one must pay for peace?”


遠く離れた土地で圧政とテロを発見した。だから彼らは戦争をけしかけ、 爆弾は国を瓦礫の山にした。住民は恐怖に怯え、多くの村民が粗末な木の棺で葬られる。「おまえたちも犠牲をはらう覚悟をしなくてはならない」と彼らは言う。「罪のない人が傷ついたとしても、それは平和を守るための代償ではないか」と


The head said yes, but the heart said no.

頭では肯定したけど、心は違っていた


The years rolled by and they got old. Sitting in their comfortable houses, they took stock. "We've had a good life," they said, "and we did the right thing." Their children looked down and asked why poverty, pollution, and war were still unsolved. "You'll find out soon enough," they replied. "Human being are weak and selfish. Despite our best efforts, these problems will never really end.”


時が流れ、彼らは年老いた。そして、心地のいい家でくつろぎながら、自分の人生を振り返る。「いい人生をおくった。私たちは正しいことをしたのだ」と。子供たちは、彼らを見下ろし、貧困も、環境汚染も、戦争もどうしてなくならないのかとたずねる。「もうすぐわかるよ」と彼らは答える。「人は弱く、自分勝手だ。私たちが賢明に努力しても、ちっとも問題は解決しない」と


The head said yes, but the children looked into their hearts and whispered "No!”

頭では肯定した。でも、子供たちは彼らの内心を読み取り、「違う!」とつぶやいた


(訳:yomodalite)



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Commented by ヤンチャ at 2015-03-25 21:50 x
フーバーダムを砂漠につくり、その水で電力を生み、娯楽都市ラスベガスを作り出したアメリカのエネルギーを見たくて、35年前と17
年前に車でラスベガスからグランドキャニオンまで行きました。二回とも同じく真夏。7時間のドライブ。
Commented by ヤンチャ at 2015-03-25 22:05 x
グランドキャニオンの朝日は、零度以下で、昼には暑さで焼け付く、一日で真冬から真夏の過酷な場所。
35年前に有った空気の澄み切りは、17年前にはにごって来ていました。今頃はどうかな。
これからは空気の汚れないエネルギー開発を祈ります。
Commented by yomodalite at 2015-03-27 19:14
Wowーーー、やんちゃさん、2回もグランドキャニオンご覧になってたんですね!

何度もベガスに行ったことがあるダーリンに、グランド・キャニオンはお勧めだよって言われて、そーゆー大自然な風景って、MJも好きだし、日本人の自然観と違って、水も緑もない西部の開拓し放題な感じって、アメリカ人の原風景でもあるし、、やっぱ行くべきでしたよね。

飛行機嫌いで、久々に海外に行けたぐらいなんで、ヘリとか、小型機とか、無理ぃ〜って思ってたんだけど、少しは慣れてきたんで、次回はきっと行ってみますね!

>17年前にはにごって来ていました。今頃はどうかな。

シェールガスとか、、色々、空気汚しただけだなんて、ね。。(ため息)
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by yomodalite | 2015-03-24 06:00 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(3)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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