2013年 08月 02日
エドガー・アラン・ポー(1)“For Annie” を訳してみる |
by yomodalite
| 2013-08-02 10:00
| ☆マイケルの愛読書
|
Comments(12)
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mitch_hagane at 2013-08-03 23:18
この部分の、みっち訳です。('◇')ゞ
For now, while so quietly
Lying, it fancies
A holier odor
About it,of pansies 一
A rosemary odor,
Commingled with pansies 一
With rue and the beautiful
Puritan pansies.
今、こんなにも静かに
横たわっていると、それは私に想像させる
より聖なる香りを
たぶんそれは、パンジーから成る香り-
ローズマリーの香りが
パンジーと混ぜ合わさった香り-
悲嘆と同じ発音のルーと、かの美しき
清教徒たちのパンジーとが混ざった香り
花言葉的な意味合いは、あまり重視しなくて良いのでは。
で、ルーは一応植物の名前と取るが、同じスペルの「悲嘆」と両義と見ます。
つまり、最後の2行で、悲嘆と清教徒を一緒にした所に意味があり、それより上の行の、花の組み合わせにはさほどの意味なしと、考えます。
For now, while so quietly
Lying, it fancies
A holier odor
About it,of pansies 一
A rosemary odor,
Commingled with pansies 一
With rue and the beautiful
Puritan pansies.
今、こんなにも静かに
横たわっていると、それは私に想像させる
より聖なる香りを
たぶんそれは、パンジーから成る香り-
ローズマリーの香りが
パンジーと混ぜ合わさった香り-
悲嘆と同じ発音のルーと、かの美しき
清教徒たちのパンジーとが混ざった香り
花言葉的な意味合いは、あまり重視しなくて良いのでは。
で、ルーは一応植物の名前と取るが、同じスペルの「悲嘆」と両義と見ます。
つまり、最後の2行で、悲嘆と清教徒を一緒にした所に意味があり、それより上の行の、花の組み合わせにはさほどの意味なしと、考えます。
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yomodalite at 2013-08-03 23:52
みっちさん、ありがとうございます!今、ポー読みまくってて、この詩の背景なども含めて、色々調べてみているところなんですけど、、
(2)で、もうひとつの訳詞を紹介しようと思っているんですが、それでも、なんか納得できなかったので、マラルメがフランス語に翻訳してるのを、仏語が読めないにも関わらず読んでたところで(汗)、、それに関して、みっちさんにも読んでもらえないかなぁなんて、思ってたところだったんです。
rue には、「モルグ街の殺人」(The Murders in the Rue Morgue)のように「通り」というような意味もあるでしょう?で、誰かその意味で訳している人がいるんじゃないかと思ってたんだけど、、マラルメのは、そうなっているような気がするんだけど。。
http://mallarme.free.fr/Poe/PourAnnie.html
(2)で、もうひとつの訳詞を紹介しようと思っているんですが、それでも、なんか納得できなかったので、マラルメがフランス語に翻訳してるのを、仏語が読めないにも関わらず読んでたところで(汗)、、それに関して、みっちさんにも読んでもらえないかなぁなんて、思ってたところだったんです。
rue には、「モルグ街の殺人」(The Murders in the Rue Morgue)のように「通り」というような意味もあるでしょう?で、誰かその意味で訳している人がいるんじゃないかと思ってたんだけど、、マラルメのは、そうなっているような気がするんだけど。。
http://mallarme.free.fr/Poe/PourAnnie.html
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mitch_hagane at 2013-08-04 00:13
rueは、あまり深く考えずに、植物のrueでいいんじゃないでしょうか。
ハムレットの第4幕第5場で、狂乱したオフェーリアが、まわりの人に花を配るシーンがありますが、ここで、彼女は、こう言います。
There's rosemary, that's for remembrance; pray,
love, remember: and there is pansies. that's for thoughts.
(中略)
There's fennel for you, and columbines: there's rue
for you; and here's some for me: we may call it
herb-grace o' Sundays: O you must wear your rue with
a difference. There's a daisy: I would give you
some violets, but they withered all when my father
died: they say he made a good end,--
rueは他の植物と同等に扱われています。この台詞は、欧米の人なら、頭の片隅にあると思うので...
ただ、rueは上にも書いたように、同じスペルの単語で「悲嘆」という意味も確かにあるので、その影響は無視できない、というのがみっちの意見です。
ハムレットの第4幕第5場で、狂乱したオフェーリアが、まわりの人に花を配るシーンがありますが、ここで、彼女は、こう言います。
There's rosemary, that's for remembrance; pray,
love, remember: and there is pansies. that's for thoughts.
(中略)
There's fennel for you, and columbines: there's rue
for you; and here's some for me: we may call it
herb-grace o' Sundays: O you must wear your rue with
a difference. There's a daisy: I would give you
some violets, but they withered all when my father
died: they say he made a good end,--
rueは他の植物と同等に扱われています。この台詞は、欧米の人なら、頭の片隅にあると思うので...
ただ、rueは上にも書いたように、同じスペルの単語で「悲嘆」という意味も確かにあるので、その影響は無視できない、というのがみっちの意見です。
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yomodalite at 2013-08-04 12:16
みっちさん、重ね重ねありがとうございます!
ご紹介いただいたハムレットのセリフや、その説明は、本書の註の何倍もよくわかりました。
こういった経験が、私に「疑問をもったら素直に示した方が得」だという思いを深くしてしまうんです。
>rueは、あまり深く考えずに、
そうですよね!これで引っ張って、マラルメ版を読めっていうのは、みっちさんに対しては「作戦ミス」でした。(誰かに読んで欲しいと思ってたもので。。つい。。)
自分でも自覚があるんですけど、私が疑問に思っている部分より、私がどうしてそんなに疑問なのか?という点の方が、読んでくださっている方には「疑問」なんだろうなぁと、よく思うんです(笑)
ご紹介いただいたハムレットのセリフや、その説明は、本書の註の何倍もよくわかりました。
こういった経験が、私に「疑問をもったら素直に示した方が得」だという思いを深くしてしまうんです。
>rueは、あまり深く考えずに、
そうですよね!これで引っ張って、マラルメ版を読めっていうのは、みっちさんに対しては「作戦ミス」でした。(誰かに読んで欲しいと思ってたもので。。つい。。)
自分でも自覚があるんですけど、私が疑問に思っている部分より、私がどうしてそんなに疑問なのか?という点の方が、読んでくださっている方には「疑問」なんだろうなぁと、よく思うんです(笑)
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yomodalite at 2013-08-04 12:17
でも、最初にまず、すべてを疑って「わからない」領域をどんどん拡げていくことで、それまでの自分の考えを一旦壊すことができ、そこから対象により興味を抱けるようになることが多いので、私にはその手法がとても有効なことに思えるんですね。
この続きで紹介する訳詞は、みっちさんと同様のお考えで訳されているもので、私には本書の訳よりもスムーズに理解できたものなんですが、それでも「しつこく」疑問を書き連ねています。
それで、またもや、みっちさんを呆れさせてしまうと思いますが、ダメな子を見守るような感じで、どうかよろしくお願いします!
この続きで紹介する訳詞は、みっちさんと同様のお考えで訳されているもので、私には本書の訳よりもスムーズに理解できたものなんですが、それでも「しつこく」疑問を書き連ねています。
それで、またもや、みっちさんを呆れさせてしまうと思いますが、ダメな子を見守るような感じで、どうかよろしくお願いします!
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jean moulin
at 2013-08-06 16:37
x
yomodaliteさん みっちさん
お邪魔しちゃっていいですか?
あ それから、長文の時は謝らなければいけないんだったら、向こう3年分くらい前倒しで謝っておきます・・。
今回も違わず長文です。
お二人のやり取りを、これは訳詞のあり方に対する大切な議論だなあと思って読ませていただいておりました。
マラルメの翻訳なのですが、懸案の部分は以下のように訳されています。
「Car voici que, tout en gisant dans sa quiétude, il image une odeur plus sainte,
alentour, de violettes – une odeur de romarin, entremêlé avec les violettes – avec de la rue et les belles violettes puritaines.」
フランス語初級の実力で直訳してみると、こんな感じです。
「そして、すべてはそこに平安のうちに横たわっている
それは、より聖なる香りを思い起こさせる
まわりには、スミレの・・ ローズマリーの香り
それは,スミレと混ぜ合わされ
ヘンルーダと美しい清教徒達のスミレと混ぜ合わされ」
お邪魔しちゃっていいですか?
あ それから、長文の時は謝らなければいけないんだったら、向こう3年分くらい前倒しで謝っておきます・・。
今回も違わず長文です。
お二人のやり取りを、これは訳詞のあり方に対する大切な議論だなあと思って読ませていただいておりました。
マラルメの翻訳なのですが、懸案の部分は以下のように訳されています。
「Car voici que, tout en gisant dans sa quiétude, il image une odeur plus sainte,
alentour, de violettes – une odeur de romarin, entremêlé avec les violettes – avec de la rue et les belles violettes puritaines.」
フランス語初級の実力で直訳してみると、こんな感じです。
「そして、すべてはそこに平安のうちに横たわっている
それは、より聖なる香りを思い起こさせる
まわりには、スミレの・・ ローズマリーの香り
それは,スミレと混ぜ合わされ
ヘンルーダと美しい清教徒達のスミレと混ぜ合わされ」
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jean moulin
at 2013-08-06 16:41
x
いくつか気になる点を・・
まずyomodaliteさんがおっしゃってた「rue」ですが、これはそのまま「rue」となってます。
フランス語で「rue」は「通り」の意味ですけど、「ヘンルーダ(ルー)」の意味もあります。
どちらも女性名詞で、定冠詞「la」つくので、文法的には区別できないですが、私は「ヘンルーダ」の意味だと思います。
英語の「ルー」と「悲嘆」の両義のように、「rue」には、「一般大衆」という意味もあるので、「大衆」と「聖教徒」と取ることもできるのかなと思いましたが、すこしポーの意図からはずれるような気がします。
もうひとつ、
英文での「pansies」が「violettes」になっています。
これは結構重要な用語だと思うのですが・・。
フランス語でも、パンジーの意味の「pensée」いう言葉があるのですが、これは、発音が「パンセ」で、「考える」の意味の「penser」と同じ発音になってしまいます。
英語の「pansies」は「Annie」と韻を踏んでいて、良い感じなのですが、多分フランス語では逆効果になると思い「violettes」を選択したのかなと推測します。
まずyomodaliteさんがおっしゃってた「rue」ですが、これはそのまま「rue」となってます。
フランス語で「rue」は「通り」の意味ですけど、「ヘンルーダ(ルー)」の意味もあります。
どちらも女性名詞で、定冠詞「la」つくので、文法的には区別できないですが、私は「ヘンルーダ」の意味だと思います。
英語の「ルー」と「悲嘆」の両義のように、「rue」には、「一般大衆」という意味もあるので、「大衆」と「聖教徒」と取ることもできるのかなと思いましたが、すこしポーの意図からはずれるような気がします。
もうひとつ、
英文での「pansies」が「violettes」になっています。
これは結構重要な用語だと思うのですが・・。
フランス語でも、パンジーの意味の「pensée」いう言葉があるのですが、これは、発音が「パンセ」で、「考える」の意味の「penser」と同じ発音になってしまいます。
英語の「pansies」は「Annie」と韻を踏んでいて、良い感じなのですが、多分フランス語では逆効果になると思い「violettes」を選択したのかなと推測します。
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jean moulin
at 2013-08-06 16:44
x
で、横はいりで文句言って申し訳ないんですけど、
「この妙な語(Puritan pansies)もそれなりにふさわしいのだろうが、訳しようもない句である。」
これ、本当にこんな事書いてあるの?
あり得ないんですけど(怒)
もう詩に対する冒涜とも言えるような・・。
ここを無視して、この詩は成り立たないと思います。
もちろんフランス語訳も「les belles violettes puritaines」と、しっかり訳されています。
なんだか既存の日本語訳は、花の名前に乗じて、無理矢理センチメンタリズムに追い込もうとしていうような気もします。
そんな訳で、私はyomodaliteさんの踏み込んだ訳、結構好きです。
福永武彦といえば、大林宣彦監督で映画化された「廃市」、なかなか印象的だったな。
「この妙な語(Puritan pansies)もそれなりにふさわしいのだろうが、訳しようもない句である。」
これ、本当にこんな事書いてあるの?
あり得ないんですけど(怒)
もう詩に対する冒涜とも言えるような・・。
ここを無視して、この詩は成り立たないと思います。
もちろんフランス語訳も「les belles violettes puritaines」と、しっかり訳されています。
なんだか既存の日本語訳は、花の名前に乗じて、無理矢理センチメンタリズムに追い込もうとしていうような気もします。
そんな訳で、私はyomodaliteさんの踏み込んだ訳、結構好きです。
福永武彦といえば、大林宣彦監督で映画化された「廃市」、なかなか印象的だったな。
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by
yomodalite at 2013-08-07 13:45
moulinさん、ありがとーーーー!!!
仏語読んでくれるんじゃないかなぁって、期待してたっ(笑)
>文法的には区別できないですが、私は「ヘンルーダ」の意味だと思います。
うん。。そうだよね。「通り」だと考えるの無理があるもんね。
>「rue」には、「一般大衆」という意味もある
ふむふむ。。
>パンジーの意味の「pensée」いう言葉があるのですが、これは、発音が「パンセ」で、
うんうん。。言葉の意味って時代によっても少しづつ変わっていくけど、現代英語のパンジーには、ちょっとバカにしたようなニュアンスがあるよね。それはたぶん音感からも来ていて、ポーの時代に、その意味はなかったと思うけど、彼のこの言葉には、その要素があるように思える。仏語にはそーゆーニュアンスはなさそうだもんね。
仏語読んでくれるんじゃないかなぁって、期待してたっ(笑)
>文法的には区別できないですが、私は「ヘンルーダ」の意味だと思います。
うん。。そうだよね。「通り」だと考えるの無理があるもんね。
>「rue」には、「一般大衆」という意味もある
ふむふむ。。
>パンジーの意味の「pensée」いう言葉があるのですが、これは、発音が「パンセ」で、
うんうん。。言葉の意味って時代によっても少しづつ変わっていくけど、現代英語のパンジーには、ちょっとバカにしたようなニュアンスがあるよね。それはたぶん音感からも来ていて、ポーの時代に、その意味はなかったと思うけど、彼のこの言葉には、その要素があるように思える。仏語にはそーゆーニュアンスはなさそうだもんね。
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yomodalite at 2013-08-07 13:48
>これ、本当にこんな事書いてあるの?
うん。83ページ。ここに引用したまんまだよ。私がひとりで「炎上」してるんじゃなくてよかった!翻訳者は「Puritanは清教徒のこと」って書いているのに、その意味をわかってないというか、勝手に自主規制してるみたい。これに限らず、宗教関係に関して、不自然に言い換えるのは業界的に「申し送り」があるんじゃないかと思うぐらいだし、気づいてない場合や、意味を取り違えてることも、めちゃめちゃ多い。
>そんな訳で、私はyomodaliteさんの踏み込んだ訳、結構好きです。
ありがとーー!でも、無理に意味を変えるくらい踏み込んだ訳をしてるのは、
むしろ、この人たちだよね?
うん。83ページ。ここに引用したまんまだよ。私がひとりで「炎上」してるんじゃなくてよかった!翻訳者は「Puritanは清教徒のこと」って書いているのに、その意味をわかってないというか、勝手に自主規制してるみたい。これに限らず、宗教関係に関して、不自然に言い換えるのは業界的に「申し送り」があるんじゃないかと思うぐらいだし、気づいてない場合や、意味を取り違えてることも、めちゃめちゃ多い。
>そんな訳で、私はyomodaliteさんの踏み込んだ訳、結構好きです。
ありがとーー!でも、無理に意味を変えるくらい踏み込んだ訳をしてるのは、
むしろ、この人たちだよね?
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jean moulin
at 2013-08-08 18:10
x
期待に答えられるような語学力じゃなくて、ごめん・・。
意味不明な事があったら、訊いてね。
それにしても、「ポオ研究」の序文にもあるように、フランス人詩人のポーに対する思いはすごいね。
マラルメの訳もとても敬意が感じられるものだと思います。
それに、ポーの母国での評価のされ方って、ほんと、MJを彷彿とさせるね。
>私がひとりで「炎上」
そんなことないよ!
みっちさんだって、ポーだって墓場からガバッと起き上がるくらい怒ってるって。
>無理に意味を変えるくらい踏み込んだ訳
本当だね。
翻訳詩、読む意味ないんじゃないって思っちゃうね。
意味不明な事があったら、訊いてね。
それにしても、「ポオ研究」の序文にもあるように、フランス人詩人のポーに対する思いはすごいね。
マラルメの訳もとても敬意が感じられるものだと思います。
それに、ポーの母国での評価のされ方って、ほんと、MJを彷彿とさせるね。
>私がひとりで「炎上」
そんなことないよ!
みっちさんだって、ポーだって墓場からガバッと起き上がるくらい怒ってるって。
>無理に意味を変えるくらい踏み込んだ訳
本当だね。
翻訳詩、読む意味ないんじゃないって思っちゃうね。
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yomodalite at 2013-08-08 20:49
>ポーの母国での評価のされ方って、ほんと、MJを彷彿とさせるね。
するするぅ。精神医学により、様々な病名をつけられ、その分野を勉強する人にとって、使いやすい症例として、まるで事実のように延々引用されてたり、とにかく「気味が悪いひと」としての世間の期待がハンパなくて、新聞ネタにもされやすかったみたいね。
ヘンリー・ジェイムズや、T・S・エリオットも紹介した文章だとそれほどでもないけど、なんだかんだ散々なことを言ってるし、MJのネバランみやげのロングフェローも、イェイツも酷評してて、
エマソンは、あの真央ちゃんも踊ったラフマニノフの「鐘」のインスピレーションである“The Bells”という詩から「The jingke-man」(これはちょっとウケた)ってバカにしてるの。
ポーは、これから米国の新たな文学を創っていこうみたいな人たちから、すごく嫌われてたみたい。「アメリカ合衆国の詩」というwikiが、まとまってて参考になるかも。
ポーのことをなにかと異常にしたがるアメリカ人が、やたらと精神分析医にかかりたがることの間には、相関関係がありそうだね。
するするぅ。精神医学により、様々な病名をつけられ、その分野を勉強する人にとって、使いやすい症例として、まるで事実のように延々引用されてたり、とにかく「気味が悪いひと」としての世間の期待がハンパなくて、新聞ネタにもされやすかったみたいね。
ヘンリー・ジェイムズや、T・S・エリオットも紹介した文章だとそれほどでもないけど、なんだかんだ散々なことを言ってるし、MJのネバランみやげのロングフェローも、イェイツも酷評してて、
エマソンは、あの真央ちゃんも踊ったラフマニノフの「鐘」のインスピレーションである“The Bells”という詩から「The jingke-man」(これはちょっとウケた)ってバカにしてるの。
ポーは、これから米国の新たな文学を創っていこうみたいな人たちから、すごく嫌われてたみたい。「アメリカ合衆国の詩」というwikiが、まとまってて参考になるかも。
ポーのことをなにかと異常にしたがるアメリカ人が、やたらと精神分析医にかかりたがることの間には、相関関係がありそうだね。