マイケルと70年代(70's Hit Tune 1970 - 1973) [1]

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☆写真は“Three Dog Night”

なんだか少し前から、個人的に70年代が気になっていて....それで、これから、ようやく70年代への旅に出ようと思っているところであるにもかかわらず、めちゃめちゃ大風呂敷なタイトルなんですが.....

わたしはブリティッシュロック好きで、デヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージック、T-REXを後追いしていたので、70年代ロックはちょっぴり「知ってるつもり」だったんですが、そこにはアメリカ的なものは含まれていなくて、

今振り返ってみても、アメリカの70年代ヒット曲は、わたしには、わからない曲がほとんどで、2003年頃のブレット・ラトナー監督のMJインタヴューの中で、


語っていたビージーズの“How Can You Mend A Broken Heart”という曲も、さっぱり知らない曲でした....でも、それは、わたしの個人的な感想だけでなく、

音楽以外でも、50年代、60年代、80年代はリヴァイヴァルがあったと思いますが、70年代は今に至るまで、あまり振り返られていないんじゃないかと思うんです。

MJが旅立ったときに、わたしが、まず思い出したのは「90年代」でした。90年代は、私が社会人になった時代ですし、MJは全盛期でありながら、それゆえの大きな批判も受けていた時代だったので、2000年以降の「滑稽なセレブ」としてのメディア状況が拡大していくきっかけという意味でも、わたしには、すごく胸に突き刺さるものがあったんですね。

90年代がMJを拒否していったのは、逆に言えば、80年代が圧倒的に「マイケル・ジャクソンの時代」だったからで、さらに引っくり返して言えば、80年代のMJが、70年代を葬り去ったとも言えるかもしれません。

で、そのことを、2011年に大雑把に振り返って、テキトーなことを言うと、MJは「グローバリズムが生んだ史上最高の商品」だったんじゃないかなぁと思うんです。

70年代のアメリカは、まだグローバリズムではないせいか、わたしは今、この時代より前の「白人」にすごく興味があって、それと、MJはアルバム「インヴィンシブル」の時期に、今までにない曲というテーマ(冒頭の3曲)だけでなく、70年代回帰というか、発展的リ・メイクの意図があったように感じていて、

それは曲づくりだけでなく、彼のヘアスタイルがストレートヘアになっていたりなどの「顔」的なことから、内面的というか、現実的な白人からは失われた「精神」にまでそんな気がしたので、とりあえず、70年代の「Top 10 Singles」を確認してみたくなりました。

普通の天才アーティストなら、年間シングルベストなんて、どーでもいいことだと思います。だって、一番売れるものが「一番いいもの」なら、マクドナルドやコーラが「一番美味しいもの」になるはずですし....

でも、MJが、他の天才アーティストと決定的に違うのは、幼い頃に売れて、その不自由さを知り付くし、経済的にも大成功した後に「もっと売れること」を異常な熱意でこだわっていたことで、そこは、彼の創造を考えるうえでも、かなり重要だと思うんですよね。

そんなわけで、70年代ヒッツを確認しつつ「顔について」の続きを考えようかなぁと。。

ジャクソン5のデヴュー曲「I Want You Back」は1969年で、「ABC」「The Love You Save」「I'll Be There」はすべて1970年のヒット曲ですが、下記の年代トップテンによれば「ABC」のみがランクインのようです。また、ランクは、白人と「非白人」に分けてみました。

◎The Top 100 Seventies Singles

◎The Top 10 Singles of 1970

1位:"Bridge Over Troubled Water" - Simon & Garfunkel
2位:"American Woman" - The Guess Who
3位:"Get Ready" - Rare Earth
5位:"Raindrops Keep Fallin' On My Head" - B.J. Thomas

7位:"Let It Be" - The Beatles

8位:"(They Long To Be) Close To You" - Carpenters

☆メンバ−に黒人がいるけど...バンド名はアボリジニの言葉より
9位:"Mama Told Me Not To Come" - Three Dog Night

[非白人]

☆モータウンを辞めた、ホーランド=ドジャー=ホーランドのレーベル
「インヴィクタス」のダイアナ・ロスと呼ばれた美人ソウルシンガー

4位:"Band Of Gold" - Freda Payne

6位:"ABC" - The Jackson 5


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☆写真は“The Osmonds”

◎The Top 10 Singles of 1971

☆70年に続いて、2曲目!
1位:"Joy To The World" - Three Dog Night

2位:"It's Too Late" - Carole King
3位:"How Do You Mend A Broken Heart" - The Bee Gees

☆モンキーズのライバルと言われたことも
4位:"Indian Reservation" - The Raiders

☆当時はジャクソン5のライヴァルと言われていたオズモンズ
5位:"One Bad Apple" - The Osmonds

☆オズモンズの「MJ」、ダニー・オズモンドのソロ
6位:"Go Away Little Girl" - Donny Osmond

8位:"Take Me Home, Country Roads" - John Denver
9位:"Maggie May" - Rod Stewart

[非白人]

☆Tony Orlandoは、特に若い頃は割と白いので...ちょっと微妙なんですが、
Dawnも含めて「非白人」でいいよね?

10位:"Knock Three Times" - Tony Orlando & Dawn

7位:"Just My Imagination (Running Away With Me)" - The Temptations


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☆写真は“Tony Orlando & Dawn”

◎The Top 10 Singles of 1972

1位:"American Pie" - Don McLean
2位:"Alone Again (Naturally)" - Gilbert O'Sullivan
3位:"Without You" - Nilsson
4位:"Brand New Key" - Melanie
9位;"Brandy (You're A Fine Girl)" - Looking Glass

[非白人]

5位:"I Gotcha" - Joe Tex

☆当時「ラスベガスの帝王」と称された方。
小林旭な外見から迷ったけど....ネイティブアメリカンの血が色濃いので....

6位:"Daddy Don't You Walk So Fast" - Wayne Newton

[参考]若い頃のWayne Newton...やっぱり「白人」かなぁ

7位:"Let's Stay Together" - Al Green
8位:"The First Time Ever I Saw You Face" - Roberta Flack
10位:"Lean On Me" - Bill Withers


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☆写真はまたもや登場“Tony Orlando & Dawn”「幸せの黄色いリボン」



◎The Top 10 Singles of 1973

☆71年も登場し、ここまで2曲ランクイン!
1位:"Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree" - Tony Orlando & Dawn

3位:"Crocodile Rock" - Elton John
4位:"My Love" - Paul McCartney & Wings

☆ヘレン・レディは、70年代を代表するシンガーで、
当時日本のFMでもよく流れていました。
[参考]ヘレン・レディ(あのひと検索)
7位:"Delta Dawn" - Helen Reddy

[非白人]

2位:"Bad, Bad Leroy Brown" - Jim Croce
6位:"Touch Me In The Morning" - Diana Ross
5位:"Let's Get It On" - Marvin Gaye
8位:"Playground In My Mind" - Clint Holmes
9位:"Killing Me Softly With His Song" - Roberta Flack

[参考]1974年?のジャクソン5の"Killing Me Softly"
声変わり後、今後の音楽性についても色々悩んでいたような気がする歌いっぷり

◎Jackson5 - Killing me softly

10位:"Me And Mrs. Jones" - Billy Paul

☆マイケルと70年代(70's Hit Tune 1974 - 1976) につづく 



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by yomodalite | 2011-11-07 21:32 | マイケルジャクソン資料 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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