マイケルとThree Stooges(1)

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こちらで書いた2002年の「Vibe Interview」で、MJが語っている本「Curly: An Illustrated Biography of the Superstooge」ですが、ようやく入手出来たので、彼が書いた「序文」の部分を紹介したいと思います。

◎2002年の「VIBE」インタヴュー(テキスト原文)  

このときも気になっていたんですけど、この本の著書は、スリー・ストゥージズ(3ばか大将)のメンバー、モー(Moe)の娘のJoan Howard Maurerなんですが、MJは、カーリー(Curly)の娘に連絡して、一緒に本を書いたって言っているような気がしませんか?

MJ : I like anything to do with Shirley Temple, the Little Rascals, and the Three Stooges. I love Curly. I love him so much that I did a book on him. I got a hold of his daughter, and we wrote the book together.

現在は、雑誌の記事やインタヴューなど、あらゆるメディアの信頼性に関して、多くの人が疑いをもつようになっていますが、ライターに書かせた記事も、著名人に以来した原稿でも、都合のいいところのみ使用したり、間違いがあったからって、訂正などほとんどしないのは、昔からなので、本当に、このまま、MJが語っているかどうかまで疑ってしまう部分もあるんですが、

わたしは、この記事を読んだとき、こんな想像をしました。

MJが会いに行き、その人生が気になったのは、やっぱりカーリーの娘で、彼の意識の中では、モーの娘ではなく、カーリーの娘と一緒にという点が重要だったんじゃないかと。。

モーの娘のJoan Howard Maurerは、ストゥージズの本を何冊も出版していますが、カーリーの2人の娘は特に目立った活動はしていないようです。MJは、カーリーの娘が有名なコメディアンの父親をもったことで、どんな人生を送っているのかが、すごく気になったんじゃないでしょうか。

彼は、著者から人を通じて「序文」を依頼されたんじゃなくて、カーリーの娘に伝えたいことがあって、彼女に会いに行って、そのことから、この本は生まれたのかもしれない。

この本は、著者のジョーンが、彼女の叔父カーリーについて思い出を語り、他の様々な親類にインタビューをしていく本なんです。

MJが、カーリーの娘に会って、父親の歴史を知って欲しいと思った。それで、この本は生まれることになったのでは。。わたしは、なんとなく、そんな風に想像して本書を読んでみたいと思いました。

英語が苦手なので、まだ中身まで読んでいませんし、本書に関するエピソードは、この記事以外見ていません。ストゥージズのことも、カーリーのことも、まだよくわからないんですが、序文で、著者から質問を受けているところからも、やっぱりそんな風に思えてならなくなりました。


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Michael Jackson's dressing Table, artfully arranged with some of his favorite things : eg., a photo of the Stooges.


FOREWORD
序文


My memories of the Three Stooges, and especially Curly, are still with me to this day.

スリー・ストゥージズの思い出。特にカーリーの思い出は今日までずっと僕と共にあります。

In my childhood, around our house in Indiana, it was a daily ritual for me to watch the Three Stooges on television.

僕が子供のころ、インディアナでは、毎日テレビでスリー・ストゥージズを見ることは、日課のようなものでした。

All my brothers loved them then and even more so now.

僕の兄弟はみんな、その頃もそうでしたが、今はもっと彼らが好きです。

Chaplin and the Stooges are the greatest to me - their humor survives each generation.

僕にとって、チャップリンとストゥージズは本当に偉大です。彼らのユーモアは、どの時代も乗りこえ、

Even my mother loved to see us have fun watching them.

母も、僕たちがそれらを楽しんでいる姿を好んで見ていました。

Rehearsing as a team and watching the Stooges were the only times we got together as a whole family.

みんなでリハーサルをすることと、ストゥージズを見ることは、僕たち家族がひとつになる唯一のことでした。

The Stooges' craziness helped me to relax and to escape life's burdens.
They influenced me so much that I even wrote a song about them.

ストゥージズのドタバタ騒ぎは、僕をリラックスさせ、人生の負担を軽くさせてくれました。僕は彼らからとても影響を受けたので、それらに関する歌も書きました。

Curly was definitely my favorite Stooge. He was unquestionably a comic genius who understood ad-libbing better than anyone.

カーリーは、ストゥージズの中でも特に好きです。彼は即興コントを誰よりも理解している、笑いの天才でした。

I loved the Stooges' slapstick action and especially Curly's funny noises and his silly, child-like mannerisms and attitudes.

僕はストゥージズのドタバタ喜劇の動きと、特にカーリーの変な音や、おバカで子供っぽい癖とか態度が、とても好きでした。

He should be honored much more than what has been done for him in the past, for everyone loves him.

皆が今でも彼を愛していることは、彼のために行われた過去のどんなことより、はるかに「名誉」なことです。

As a kid, I imitated Curly all the time, and I enjoyed feeling superior to and smarter than those three, silly grownups.

僕は子供のころ、いつもカーリーの真似をしていて、彼ら3人よりも上手なんじゃないかと思いながら「おバカな」大人になり、

I owe so much to them that I feel they belong to me. That's why I had to write the Foreword for this book.

彼らからとても多くのものを受継ぎ、それを自分のものにしてきました。だから、僕は、この本のために「序文」を書かなければならなかったんです。

Joan, the auther,asked me whether I thoght that Curly had suffered when he had to shave off his wavy head of hair in order to become a Stooge.

著者のジョーンは、カーリーが「ストゥージズ」になるために、巻き毛をそり落とさなくてはならなかったとき、苦しんだのだろうかと僕に尋ねました。


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My answer was that I was sure he did, that underneath the smile may have been a tear - after all, he was a clown. But it is our duty as entertainers to satisfy the people -to give of our souls even if it horts.

僕は、もちろん、そうだと答えました。微笑みの下には涙があったかもしれません。でも、彼は「芸人」なんです。人々を満足させるのは僕たち芸能人としての義務です。

Curly had a magic. He was God gifted - a natural. Even when he didn't intend to be funny he was magic.

カーリーは、魔法を持っていました。彼は生まれたときから、神様の贈り物でした。面白いことを意図しないときでさえ、彼には素晴らしい魅力がありました。

Today, thirty-three years after his death, Curly still has legions of fans because he was a natural.

彼が亡くなって33年後の今日でも、カーリーに未だにファンが熱狂するのは、彼が生まれながらの天才だからです。

Such people appeal to the masses young and old - like the color blue.

若者にも年老いた人にも、訴えることができます。まるで青い色のように。

I love everything about Curly and I would give anything to really know what he was like.

僕は、カーリーのすべてが好きだったので、彼が本当にどのようであったかを伝えることができるでしょう。

Thanks to the auther, this book will clear up much of the mystery of Curly for me and his millions of devoted fans. ~ Michael Jackson

著者に感謝します。この本は、僕と、数百万の熱心なファンのために、カーリーの神秘の数々を解き明かしてくれるでしょう。  ー マイケル・ジャクソン


[参考記事]コメディアンの涙について
◎後藤ひろひと「カーテン・コールの拍手の中で」

マイケルとThree Stooges(2)につづく




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by yomodalite | 2011-02-11 14:35 | MJ考察系 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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