真実(DVD付き)/アントニオ猪木

猪木の試合は見たことがないし、プロレス自体も、ほとんど見たことはないのだけど、アントニオ猪木に関する本は、ときどき読まなくてはと思う。

わたしの猪木本歴は、『アントニオ猪木の謎』と『1976年のアントニオ猪木』に続いて、本書が3冊目。その他にも『お笑い男の星座』や『世界の宗教知識と謎』など、猪木に触れている本や、プロレスのことを、どうしても書かざるを得ない、そういう男が好きなような気がする。

「アントニオ猪木のことが好きな男に、悪い男はいない」(ただし、借金まみれだったり、アル中の可能性はある)

どういうわけだか、妙に自信をもって、そう言いたくなるのは何故だろう。

「結婚するなら、借金がなくて、アル中じゃない、猪木ファン」

これなら、エリザベス・テーラーにさえ、教えてあげてもいいような気がする。エリザベスなら、借金まみれでも大丈夫な気もするし....でも、よく考えてみると、何度も結婚するのは、楽しいことだから、やっぱり、彼女には教えなくていいのか。と、これまた、たった2回の経験から思い直してみたりもする。

本書は『1976年のアントニオ猪木』と同じく、1976年のモハメド・アリ戦を、猪木自身が語った本なんですが、1976年って!もう34年も前のことを、未だに、聞きたくて仕方がない、今のアラフォー男の中には、かなり高い割合で、そういう男がいるという事実が、女の人生に、どう関係があるのかは、わかりませんが、

猪木が、当時「茶番劇」と言われ、とてつもない借金を負ってまで、戦いたかった相手、モハメド・アリとは、どこから、力が湧いてくるのかと尋ねられたとき、

「私はマイケル・ジャクソンが見ている男と同じ男を見ている。その男とは、 マイケルの鏡に映る男(マン・イン・ザ・ミラー)なのだ」と答えた「男」なのだ。

やはり、読まずにはいられない。

★★★☆(『1976年のアントニオ猪木』を読んでいる者としては、重複内容が多いのだけど本書の魅力は、付録のDVDにあって、最高にチャーミングな67歳の男の魅力全開のインタビューが楽しめます)
_____________

[内容紹介]“異種格闘技戦 猪木vsモハメド・アリ戦”の真実を、猪木自身が縦横無尽に語り尽くした集大成の一冊!インタビュー映像(DVD:36分)付き!

33歳の猪木が歴史に刻んだ伝説の一戦。33年経った今だから話すことができた戦いの真相を、すべて語り尽くした!!

これは単なる自叙伝でも暴露本でもない。静かにだが、沸騰するほどに熱く、真実を語った、猪木自身による、猪木の魅力満載の超一級のノンフィクションである!

この戦いを軸に据えたとき、猪木の真の姿、猪木が伝えたい真のメッセージが見える。
ゴマブックス (2009/4/8)




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Commented by bebe at 2010-05-31 12:19 x
アントニオ猪木もジャイアント馬場もリアルにTV観戦していた人間です。
アリとの試合もなんで立ち上がってやらないの~~とヤキモキしてみていた記憶が・・・
いつの時代も先頭に立って戦う戦士は、とてつもない魅力をもっているけど、支える周りもそれなりの覚悟がいるんだよね。
でも、それにほれ込んだんだからしゃーないか
Commented by yomodalite at 2010-05-31 20:47
猪木は本でしか知らないし、馬場は顔しかわからないんですけど、馬場が亡くなってもう10年になるのに、猪木は未だに、馬場に対してのライヴァル心は根強いみたい。

北朝鮮の文化祝典の話で、マイケル・ジャクソンという案もあったけど、自分はモハメド・アリを呼びたかったんだと。そして、これからも、本当の世界平和が訪れるまで挑戦を続けていきたいとのことです。
Commented by kiki at 2010-06-01 20:50 x
こんなところにまでMJが…。
去年、西可奈子さんの著書を読んでいてアントニオ猪木の「この道~」の全内容をはじめて知りました。
猪木さんのことを何にも知らない私でも、ガツンと殴られたように身震いしてしまう強いメッセージ。
言葉の強さとシンプルさにとても感じ入ったのを覚えています~。
Commented by yomodalite at 2010-06-01 21:36
あ〜それ、知りたい!
「この道〜」が出てくる、西加奈子さんの著書ってなあに?
Commented by kiki at 2010-06-06 12:26 x
わわわ!返信遅くなってごめんなさい!
本は「こうふく、みどりの」と「こうふく、あかの」と言う2冊の連作です★
ドキュメンタリではなく小説なので、猪木自体に関する著書ではないですが、関西弁アレルギーでなければ読んでみてください(笑)
Commented by yomodalite at 2010-06-06 18:58
ありがとう〜!!最近なかなか小説読めないんだけど、西加奈子さんて、面白そうな人だよね。しっかり覚えておきま〜す。

あと、旦那が、この本は、水道橋博士が、ホテルの聖書と交換して置いて来るという布教を行っている「聖書」だって言うんだけど、そこは、まだ未確認。でも、確かに広く人に薦められる、人生のバイブルではあるかも。

最後の方に、ある島での活動に懸命になっていることが紹介されていて、そこは「よおく調べないと、本当に地球にとって良いことかはわからないなぁ」と思い、猪木の「俺に一千億円預けてみないか」は、一兆円持ってたら「猪木本人にはあげてもいい」と思いました。

また、この本で、猪木のデカさを確認したうえで、これの数倍とか考えると、MJのデカさが、多少わかる気もしました。
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by yomodalite | 2010-05-30 18:51 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(6)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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