☆マイケル・ジャクソン裁判 2005.5.18 - 6.13

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◎マイケル・ジャクソン裁判 2005.5.2 - 5.17の続き

トライアルファッションショー、ラストです。

冒頭の写真は、2005年5月18日のもの。

すべての容疑で有罪になった場合、18年8ヶ月の懲役となり、さらに事態が深刻化した場合、56年もの刑期になると予想されていた裁判を受けるため、MJが用意した “衣装” の素晴らしさをご堪能いただけましたでしょうか?

法廷へ通った100日余りの日々、世界中の2200ものメディアの視線をたった1人で浴び続ける、という経験は、これまでの、どんなスターも経験したことがないことです。

どんなレッドカーペットも、これほどの注目を浴びたことはありませんが、その視線のすべてが冷たいものでした。

そういった厳しい視線に耐えて、これほどエレガントな態度だった彼が、毎回専属デザイナーから一式揃えて届けられていた衣装に、着替えることすら出来なかった、

あのパジャマの日の “背中の痛み” とは、一体どれほどのものだったでしょうか。

想像してみてください。

彼は世界中が尊敬するダンサーでした。一流のダンサーが、毎日の厳しい練習と同じぐらい、その身体のメンテナンスに時間をかけていることは、よく知られていることです。

MJは、世界一と言われるほどのダンサーでありながら、作曲、歌唱、映像、プロデュースなど、全てにおいて、“KING”と称され、マイケル・ジャクソンのいう名の世界企業のCEOでもあり、尚かつ、3人の子供の父親も立派にこなしていました。

私には、あまりにも多才で、これほど完璧な才能を納めきる身体をイメージすることが出来ないのですが、彼は、一体どんなメンテナンスをしていたんでしょうか?

無罪が確定した6月13日、3日以降、久しぶりとなる裁判所にあらわれたMJは、疲労がピークに達しているためか、かなり辛そうで、一切笑顔はなく、この日の彼の写真はアップしませんでした。

前置きが長くなりましたが、最後は、さらに長い文章の引用を、挟みつつ、2005年5月18日から6月13日の写真です。

下記の言葉は、アフロダイテ・ジョーンズ著『マイケル・ジャクソン裁判』の冒頭 “著者注”より省略して引用しています。

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▲2005.5.18

サンタマリアでの公判中、マイケルの無実について本を執筆しようとは、まったく考えていなかった。(中略)自分の偏向報道を明かすつもりは毛頭なかった。その上、メディアに関わる「友人たち」が不公平で一方的な報道をしていた、と暴露するような真似も決してしたくなかった。

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▲2005.5.19

はっきり言わせてもらおう。裁判を取材した2200ものメディア関係者の中で、マイケル・ジャクソンが有罪であるかのような報道を意図的に行なったと、認めたのは、ほんの一握りに過ぎない。これらのメディア関係者の中には、私の仲間も含まれている。

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▲2005.5.20

ネバーランド訪問をきっかけに、私の報道方法も微妙に変化した。わたしは、マイケル・ジャクソンが無罪だという考えを受け入れられるようになり、否定的なコメントからは距離を置こうと試みるようになった。しかし私も、裁判の初期には否定的な報道ばかりしていた。またテレビで偏向報道をしていただけでなく、マイケル・ローガンが司会を務める全米ネットのラジオ番組に出演し、何週間もマイケルを激しく非難し続けてきたのだ。

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▲2005.5.20

メディアの中でマイケル破滅の陰謀があったとするならば、明らかに私も当事者の1人だった。

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▲2005.5.20

長年テレビのレポーターを務めてきた私だが、マイケルの裁判中は陰で非難されていた。陰口だけでなく、時にはレポーターたちから面と向かって非難されることもあった。

私は、何のために、ここまで辛く苦しい思いをしなければならないのだろう?

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▲2005.5.23

出版社を見つけようと、ニューヨークを訪れたが、アメリカにはマイケル関連の本を刊行しようという出版社など存在しない、という現実に気づかされた。マイケル側に立った本を書くとなれば、なおさら敬遠された。

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▲2005.5.23

私は打ちのめされた。しかし、ここで、私はマイケルのことを考えた。
私は「マイケルの」気持ちに思いを巡らせ、そして気づいた。マイケルこそ、地獄を味わったのだと。マイケルは、破滅を企てる、メディア・マシーンの攻撃にさらされた。
マイケルこそ、陰で激しく非難されていた人物なのだ。

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▲2005.5.25

メディアや懐疑論者、さらには友だちや家族が何を言おうと、私はマイケル・ジャクソンのために立ち上がらなければならない。そんな思いを抱きながら執筆をはじめた私だが、あらゆる場所で自分が笑われていることに気づいた。マイケルを擁護する本などあり得ない、と物笑いの種にされたのだ。

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▲2005.5.25

本書の執筆は、私にとって、もっともきつい仕事だった。時には、世界を敵に回しているような気分にもなった。

マイケルも、このような気持ちで生きてきたのだろうか?

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▲2005.5.25

気力を挫かれぬよう、私は公判中にマイケルが挨拶してくれた時のことを思い返し続けた。休憩中の廊下で起こった出来事である。私はまるで蝋人形を見つめるかのように、マイケルを凝視していた。マイケルは私を見ると、いきなり「ハイ!」と声をかけてきた。

彼に声をかけられて、私は心底驚いた。
彼はおどけていた。私は、そのユーモアを愛した。

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▲2005.5.27

マイケル・ジャクソンに会ったことはあるか?常に訊かれる質問だ。私の答えは「イエス」である。しかし、実際のところ、私は自己紹介したこともない。そして彼は、もちろん私のことを知らない。

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▲2005.5.27

一度だけ、私はメディア専用エリアで彼に質問をした。裁判当初、マイケルがまだメディアの質問に答えていた頃である。ネバーランドのゲートに集まるファンと話をするのか?私はマイケルに尋ねた。マイケルは既に前を歩いていたが、振り返って私を見つめると、


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▲2005.5.27

「僕はファンが大好き。ファンを愛しているんだ!」と答えた。

まるで、大切なのはファンだけ、と言っているかのようだった。


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▲2005.6.3

著書の最後(謝辞より)
本書を執筆しながら、私は神にも日々感謝していた。
神が、わたしに書き続ける意志を与えてくれたのだ。

(引用終了)

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▲2005.6.3


本書には、この後、メゼロウ弁護士の「序文」があり、そこで彼は、裁判が始まった当初のMJの様子を語っています。

始まって間もない頃のMJは、これらの写真よりも躁状態で、集まった大勢のファンの声援に全身で応えようとしていました。

メゼロウは、就任後、そのようなMJを止めることが出来なかった、当時の弁護士、スタッフのはしゃぎぶりを不信に感じ、それらを全部辞めさせました。

MJが世界中から集まった熱心なファンに、ありったけの “LOVE” を贈ろうとしている様子も面白おかしいものとして報道されていたからです。

メゼロウ弁護士は優秀で、この「序文」も素晴らしいと思いますが、それでも、わたしは、彼に訂正をして欲しいところがあります。

MJは、無邪気で、騙されやすかったんじゃない!!!

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2005.6.13▲

著書の「最終章」より
裁判終結後、あるジャーナリストは、証拠のひとつとなったメモをじっと見つめていた。ある書籍の内側に記されていたマイケルのメモである。公判中は特に注目を浴びることのなかったこのメモは、マイケル・ジャクソンの本質をとらえていた。スーパースターは本の中に、こんな言葉を残していた

「少年たちの顔に浮かぶ
幸せと喜びを見よ。
これこそが、少年時代の真髄だ。
私が過ごしたことのない時代、
私が一生憧れ続ける時代である」



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Commented by ピッピ at 2010-03-31 15:36 x
最終章ありがとうごさいました。お疲れ様です。
裁判の事をアップしていただいたことを感謝いたします。
私はこちらの文章をもう何度も読みました。涙も枯れてしまいただただ、心が痛いです…。
こちらの本もかなり前に読みましたが、アメリカではあれだけ有罪と叫んだ人達には興味がもたれなかったようです。
メディアはただMJは変人、危ない奴という新たなレッテルで無罪(というより潔白が正しいと思います)という真実から多くの人の目を逸らさせていたものです。
on timeで見ていた私は、そこまでしなければならない何か裏社会の圧力のようなものも感じ、よく友人とも話していました。
MJの曲には人種差別、反戦、反政府のメッセージソングが多く、また、平和を作り出すMJは多くの兵士を送っているアメリカ政府には歓迎されなかったことでしょう。なにしろ兵士の気力に影響があってはたまりませんものね。
またMJは$ONYともぶつかりましたよね。音楽業界の汚さを暴露して潰されたのは、マライヤやジョージマイケルもそうです。
それでもMJは間違ったことにはNOと言える怖いもの知らずの子供のように純真な心を失っていなかったのでしょう。

Commented by ピッピ at 2010-03-31 15:37 x
~また続きでごめんなさい。

MJが愛するファンと家族そして、全てをご存知の神だけを信じて戦うMJの姿に「人は弱いときこそ強くなれる。何故ならそこに神の姿が現れるから。」という聖書の言葉が思い出されます。
大抵の人間は憎んだり卑屈になるものですが、MJは違いました。
MJはいつの日も希望をもっていました。いつか悪は善に、いつか憎しみは愛に変わるということを…。

だから私はMJの「I love you, I love you more, God bless you.」がとっても好き!そのシンプルな言葉にMJの全てがあると感じるから。

私事ですみません。MJがどんなに辛い日々と孤独な時を過ごしてきたのかを思い出し心の痛みと共に長々と語ってしまいました。お許しくださいね。R.I.P Michael,you're always in my heart.
Commented by yomodalite at 2010-03-31 16:42
確かに、メディアがなぜそのような動きをするかに関しては、大雑把に一言でいってしまえば“戦争”のためですね。

ホイットニーを否定し、黒人をヒップホップの世界に閉じ込め、ジョージ・マイケルら同性愛者を認めないのも、常に“差別”や“偏見”という争いごとの種をなくしたくないからでしょう。

世界の管理者を自認する人々は、どうしても“戦争”が必要だと考えていて、わたしも、「世界平和」など、望みはしませんが、彼らの、都合のいい“戦争”には、絶対乗せられたくありません。

MJの言葉や行動を見ていると、彼が愛とか、平和とか、無邪気に信じるような人ではないことが、よくわかります。“Heal The Would”という“言葉”は、人間の弱さも、強さも知っている人でしか“歌”に出来ません。

だから、わたしは、MJを、環境サギや、被災者ビジネスに利用されることも、嫌なんです。

アメリカで起こったことは、数年後に日本でおきることです。日本一のマイケル研究者の西寺郷太さんが、MJと同じく、小沢一郎を研究しているのは当然の帰結だと思います。
Commented by ピッピ at 2010-03-31 19:41 x
私も環境やら被災者ビジネスは総元が?の場合が多いので要注意だと思います。私も「世界権力者図鑑」持っていますよ。本当にyomodaliteさんは視野が広くていらっしゃるんですね。私も本が大好きで、あっちこっち手をつけながら読んでいます。メディアで何か引っかかると必ず裏をとるようにしているんですけど、そこから面白いものが見えてくる事もあるんですよね!?

それでは大変遅くなりましたが、本題の‘トライアルファッション’にまいりま~す。今回はですね…一番最後のハトじゃなくて(失礼)一番最初のベージュ+ブラウン系のインナーが素敵です。特にサーモンピンク系のシャツがツボですな!それから2005.25のちょっと振り向いた美しいお顔ときれいな手がなんとも言えません…。

それから薬のことですが、実は私はリューマチの持病を持っていましてステロイドを処方されています。毎回シャンプーすると、髪の毛がゴソっと抜けるのです。その為翌月は減らしてくれるのですが、今度は炎症による痛みがでてしまうのでその繰り返しですよ。私もMJの体調を考えると、薬物中毒とか偏見的な言い方ではなくそれなりに必要なものも多くあったことと思います。
Commented by yomodalite at 2010-03-31 22:47
「裏っス!」by岡崎(代表FW)

いや、それは、家の旦那にギリギリの。。。

処方箋ドラッグ中毒と、製薬会社が、儲けるために、病気で苦しんでいる人のことを全然考えてないから起きてる問題を、一緒にしないで欲しいよね。本当にツライ思いしてるのに。。。
Commented by yumiko at 2010-04-01 00:51 x
先に、きのうのテロテロのダボダボの続きをみて大爆笑して、こっちに来て大号泣してしまいました。

おふたりとも洞察が深く、よく勉強されているのですね。

私は、ただ、もうこの人はいないのかと、それが悲しくて、泣くばかりです。

ああ、明日、目がはれてしまうわ。

で、私も2005.25の見返り美人と、その次のママをエスコートするやさしいまなざしに一票です。

もう、泣かずにマイケルの美しさを堪能することにします。
Commented by yomodalite at 2010-04-01 09:41
爆笑サンキュ。。。

ホント、最後のジェントルマンだったと思う。
でも、彼は、わたしたちより、ずっと永く生き続けるから
まだまだ、見たことがない彼に出会えるはず!
Commented by yumiko at 2010-04-01 22:53 x
そう、きっと100年先も、どこかで“スリラー”の映像が流れて、どこかの学園祭で、デンジャラスを踊ってる学生がいる。そうであってほしいな。
Commented by マイコー命 at 2011-05-22 22:27 x
なんて素晴らしいマイコーなんでしょう!
辛い裁判の最中 こんなにも ファンを想い にこやかな笑顔まで…
辛い事にも いっぱい 耐え抜き 頑張り続けたんだね…
辛くて悔しくて 涙で見えなくなった。
助けてあげたかった…
マイコー マイコー
ずっとずっとずっとずっとずっとず~っと 愛してるよ。
Commented by yomodalite at 2011-05-22 22:57
マイコー命さん、コメントありがとうございます。

でも、助けられたのは「わたしたち」ですよ。
彼は、みんなのために「十字架」にかけられましたが
そこから帰ってきたんですから。。
Commented by kei at 2018-05-12 11:07 x
はじめまして。keiと申します。
わたしがMJを深く知ろうと思ったのはつい最近のことです。高校生の時にリアルタイムでThrillerをレコードで買って聞いていたのにしばらく洋楽を離れてしまい、耳にするようになったのはMJに関する良くない話ばかりでますます遠ざかっていました。
今年の春にセッションイベントで「Man in the mirror」を歌うことになり、この曲も実は全く知らず、自分の中にMJに対する不信感を抱いたままこんな歌詞の歌を歌うことはできないとネットでいろいろ調べ始めたのがきっかけでした。
しかし初めて知った真実はあまりに衝撃過ぎて体調を崩すほどでした。
それまでメディアが流す情報をただそうなんだと受け止めていた自分、こんなにも素晴らしい彼の想像してきた作品や彼の人格に触れることなく過ごし、目覚めた時は彼がこの世を去ってもう10年近くすぎていたこと、どれもがあまりにショックが大きすぎました。
それでもとにかくこれからでもMJのことを知りたい!と思っていたところにyomodaliteさんのこちらのブログに出会い、2ヶ月ほど狂ったように読んでいます。(笑)わたしが一人のアーティストについてここまで知りたいと思ったことは初めてなのでこのようなブログの存在も正直驚いています。
ほかの方々もおっしゃっていますが本当に膨大な資料のなかからよく精査され広い視野で深い洞察力を持って書かれた文章に感心させられながら泣いたり笑ったりしながら学ばせていただいています。
なかでも笑える要素が多いことも救われる感じがして好きです。
あと、現在も更新され続けているので今後もとても楽しみにしています。といっても、過去ログを制覇するだけで膨大な時間がかかりそうですが(笑)

Commented by kei at 2018-05-12 11:26 x
連続で失礼します!
えっと、写真のこと書くの忘れてしまいました。
まずはこんなにたくさんの写真をありがとうございます!
いつも朝と深夜、ひとりの時に何度も眺めております(笑)
わたしは5月23日の写真のマイケルの眼と表情からいろいろな思いが伝わってくるようで、この写真を見るだけで涙が溢れて止まらなくなってしまいます。
キャサママのに寄り添う写真でのマイケルの表情はどれも優しくかつ毅然としていて、自分が一番辛くて大変なのに、息子が犯罪者扱いされつらく悲しく不安な母の気持ちに寄り添い、さあママ、ぼくは負けないから大丈夫、さあ行くよ。と言っているようで素敵ですね。
キャサママの表情はどれも苦しそうで、この状況の中でのこの表情の方がむしろ当然で、これだけ毅然とした表情が出来るマイケルの強さは尋常ではなかったなと改めて感じさせられます。

それから、マイケルジャクソン裁判の著者の言葉もとても感動しました。マイケルに関する本がたくさんありすぎてどれを読んで良いやらと迷っていましたがこれも読んでみたいと思います。
Commented by yomodalite at 2018-05-14 18:27
keiさん、本当に丁寧なコメントありがとうございます。

>一人のアーティストについてここまで知りたいと・・・驚いています。

今まで、そんな風に書いてくださった方は何人もおられるのですが、MJが2009年に旅立った直後から始まった怒涛の復活劇を、2018年になるまでスルーされていたkeiさんにいったい何が起きたんでしょう?

でも、私もかつてはそうだったので、なんとなくわかるような気もするんです。そして、そんな気持ちを抱きつつこんなにも長く書いていながら、未だに全然わかりそうな気がしないというか、わかってる風な人が信じられないという思いで・・今にいたっているんですよねw

>わたしは5月23日の写真のマイケルの眼と表情から・・・この写真を見るだけで涙が溢れて止まらなくなってしまいます。

私は裁判で争われた疑惑自体は一度も疑ったことがありませんでしたが、くだらないゴシップとしか思えなかったので、当時のマイケルの姿をマジマジと見たことはなくて・・・2009年以降にこれらを見て、本当にショックでした。「THIS IS IT」を見たとき、崩れ落ちるほどの衝撃を受けた私でしたが、裁判写真はそれ以上の衝撃で・・・

あまりにも涙を流しすぎて、私のそれまでの人生すべてが轟々と滝のように流されてしまった、と言ってもまったく大げさだとは思わないぐらいです。keiさんが言われるように「写真を見るだけ」で・・・あの素晴らしいダンスムーブよりも涙が溢れて仕方がないんですよね。

すごく好きだった人が亡くなったとき、彼が元気で輝いていた姿をみて、涙が溢れることはよくあることだと思います。でも、マイケルの裁判写真をみて涙が止まらなくなるのは、それとは違うと思いませんか?
Commented by yomodalite at 2018-05-14 18:28
マイケルへの偏見を覆すために書かれた文章はたくさんありますが、これらの写真に記録された「彼の真実」を伝える言葉は、未だに世界のどこにもないと思います。

私が書いたものは、どれも要領の得ない、すっきりと着地することのないものばかりで落ち込むことも多いんですが、世界のどこにもないんだから仕方ない、と思えることが「小さなプライド」でもあったりします。

>マイケルジャクソン裁判の著者の言葉もとても感動しました。・・・これも読んでみたいと思います。

その本は多くのファンから支持されていますし、必読本だと思いますが、メゼロー弁護士への私の思いは、今でもそこに書いたとおり。

MJは、無邪気で、騙されやすかったんじゃない!!!

keiさんのコメントのおかげで、私も久しぶりに自分で書いたものを読み返し、あの頃の自分のことも思い出しました。私は彼の偏見を覆すとかではなく、ただ、ずっとそれを一番に言いたかったんだなぁと、あらためて確認できました。
Commented by kei at 2018-05-15 23:45 x
yomodaliteさま
こちらこそ丁寧なお返事ありがとうございました。
ほんと、私ったら2009年に何やっていたの?と思い返したら、私の人生で一番どん底の時期で、死を考えるほど人生に絶望して心療内科に通院していて、そんな状態が東日本大震災まで続きました。思えば音楽も全く聴かなくなっていました。
マイケルの死を知った後に「This is it」のDVDを買おうか迷ったのは覚えています。が、買わなかったんですね~。

それが、東日本大震災が起きて、私が以前住んでいたところが津波被害を受けたためにボランティアに参加したことから私の人生が動き出しました。
あれから9年、どんどん外に出るようになり多くの素晴らしい出会いがあり、今は心から幸せでありがたいことだと思っていたところにやってきたマイケルとの再会でした。

9年も経っていたことはとても悲しく悔しいことでしたが、9年前の自分の器ではマイケルのことを今のように受け止められたか疑問なので、残念だけれど私とっては今がその時期だったのかなと思うようにしています。

>あまりにも涙を流しすぎて~マイケルの裁判写真をみて涙が止まらなくなるのは、それとは違うと思いませんか?

はい、全く違います。私の感じ方がyomodaliteさんと同じでしょうか?

裁判どころか最後には死に死に追いやった人間たちの中に確実に自分も含まれていることを強く感じるのはもちろんなのですが、そんな場で彼が見せる態度や表情、服装は一体どうか。
打ちひしがれ世の中を恨み泣き喚いたのか?
全てがその反対なんですもの。
ただ強く美しく毅然としていながら、家族やファンを思う優しい姿ばかりが写っているのですから。

そんなことを思いながら「マイケルを拒絶していた時代1」を読ませていただいて、改めて追悼式でのマドンナのスピーチ、ズバリ過ぎて胸に刺さりました。
Commented by kei at 2018-05-16 22:47 x
アドバイス恐縮です(汗)編集しての再投稿になります。

続きです。

>マイケルへの偏見を覆~と思えることが「小さなプライド」でもあったりします。

なんとそうなんですね、真実は結局はわからないのかあ。
でもyomodaliteさんのお考えを読むことでどれだけ多くのモヤモヤがすっきりと腑に落ちるか、わたしを含め、多くの方々がそう感じていると思います。
yomodaliteさんが考え抜いた末の結論だけでなく、いろいろと迷ったり考えが変わったりする過程も書かれているからところも含めてみなさん共感できる部分だと思います。
そして、それを基に私もさらに考える日々です。
こんなふうに皆さんがそれぞれに考えるから良いのかもしれませんね。

とにかく、9年かけてyomodaliteさんの書き続けてこられた膨大な情報と考察。どれだけのご苦労があったか、ここだけでこれだけの情報が得られる私には感謝してもしきれないと思いつつ毎日読ませていただいています。

>MJは、無邪気で、騙されやすかったんじゃない!!!

これについてはそれほどまだ知らない私でもそうだ!と思うのですが、
さらに確信が持てるよう学んでゆこうと思っています。

ところで先月、マイケルのCDを全く持っていない私が数枚CDを購入したところ、2010年に再発されたもので、ライナーノーツに西寺さんが新たに加筆されたていたことを初めて知りました。(今頃!(笑))
西寺さんが一般の方にはなかなか手に取りにくい書籍という手段でなく、CDのライナーノーツという形で新たにマイケルの音楽に触れる人たちに対してメッセージを送ってくださるというのがとても心強く感じました。

ところで、承認制については悪質コメントを載せないためにも必要なことだと思いますので、わたしは全く面倒だなんて思いません!
それどころか、暖かく迎えてくださって感謝感謝です。こちらこそ今後もよろしくお願いいたします(*´∀`*)
Commented by yomodalite at 2018-05-19 12:28
keiさん、またまたありがとうございます。おかげで昔の記事を読みなおして、冷や汗を書き、ちょっぴり修正しつつ、私も当時を思い返したりしています。

>2009年に何やっていたの?と思い返したら、私の人生で一番・・・

そうだったんですねぇ・・。2009年の私はそんな感じのツライ時期を過ぎて、自分以外のことを考えたくなっていたような・・。このブログには311関連というカテゴリもあるのですが、私が初めて福島に行ったのは震災の1年後でした。頭が重くなるぐらい放射能レベルが高い場所にいくつか行って、不思議と元気になって帰ってきましたがw、あの頃の東京は暗くて、具合が悪くなったり、心境が変化したことで会えなくなってしまった友人もいたり・・・でも、keiさんには良い方向に進むきっかけになったんですね。ホント人生って何が幸いするのかわからない!

311のときは、マイケルが生きていてくれたら・・なんていう声もあって、私は阪神淡路のときにも歌を贈ってくれた彼にまた頼るなんて、と思ったりもしたんですが、やっぱり彼はすでに十分にしてくれていたんですよね。

>9年前の自分・・・私とっては今がその時期だったのかなと思うようにしています。

私も彼に出会ったのが、もっと若い頃でなくて良かったってよく思います。若い頃に熱狂していたら、今感じているようには思えなかったかもしれないし、マイケルに恋心を抱いてしまったら、もう他の男のことに興味が無くなってしまいますもんね!

10代や20代の頃に惹かれたアーティストの映像を今見て、彼らが時代とともに色褪せているのを見ると、マイケルだけがまったく色褪せることなく、今の若い世代をも熱狂させていることに驚きます。ネットもyoutubeもない時代にリアルタイムで知っているなんて、もはやアドバンテージにならない。彼は永遠に生き続けるから、会えるタイミングは無限にあるんですよねぇ。
Commented by yomodalite at 2018-05-19 12:29
>yomodaliteさんが・・・いろいろと迷ったり考えが変わったりする過程も・・・

ここに触れてくださって本当に感謝です。日本では出版されていないものの、海外ではかなり評判になった本を翻訳したり、とにかくあらゆる人のMJ語りを知る中で、ひとりの人間を物語化することの困難さ、真実の多面性など、どれほど勉強になったかわかりませんが、それをまた言語化することもむづかしくて、どうすればいいのか悩む一方だったのですが、そういってもらえると悩んだ甲斐がありました(嬉)

>追悼式でのマドンナのスピーチ、ズバリ過ぎて胸に刺さりました。

ただ、、マドンナはその後もMJと自分の関係についてよくコメントしてますが、MJはマドンナに対して、結構辛辣なことを言ってるんですよねw

>西寺さんがCDのライナーノーツという形で・・・心強く感じました。

西寺さんのマイケル語りが注目されたのも、彼が旅立つ少し前からで・・当時はそれも素晴らしいタイミングだったように感じました。VISIONというDVDボックスで、私がしつこくこだわっているw「ユーロック」について、大分間違ったライナーを書かれてから、ちょっぴり距離を置くようにはなっていますが、

https://nikkidoku.exblog.jp/16244664/

もし彼がいてくれなかったら、旅立ち直後のおびただしいMJニュースはもっと酷いものになっていたと思います。

>こちらこそ今後もよろしくお願いいたします(*´∀`*)

これからも、気軽にコメントくださいねーーー!(๑╹ω╹๑ )
Commented by kei at 2018-05-22 23:53 x
またまた素敵なお返事に感激しております。

なんとyomodaliteさんが福島にいらしてくれたなんてありがとうございます!
きっとたくさんの福島の人たちが勇気づけられたことだと思います。

当時私がボランティアとして参加したことは、マイケルが子供たちに直接会いに行ったことの意味を私に強く理解させてくる出来事にもなったんです。

ボランティアって案外大したことができないんですよね。片付けのプロでもなんでもない素人がヘドロと瓦礫まみれの家の中を片付けるんですから。2時間に一度休憩とると実働4時間ほどで、自分たちもがっかりするんです。
それなのに、依頼主さんが仕事が終わったあとに私たちに「実は家がこんなになってしまってこの先どうやって生きていこうと途方にくれていましたが、私の家の片付けのために遠くからこんなにたくさんの方々が集まり片付けをしてくださって綺麗になった家を見て、よし!前に踏み出そうという気持ちになりました。本当にありがとうございました。」と涙を流し手を合わせて頭を下げられたんです。
これにはほぼ全員が泣いてしまいました。
もちろんお金も大切だけれど、直接来て会うことの重要性を強く感じました。
そして、自分が他の人の役に立てた喜び、こんなにも人に感謝された時のなんともいえない崇高な感覚と自分の中に湧き上がる力のようなものに今までに感じだことのない感動を覚えました。
だから、マイケルが病気の子供たちに飛行機に乗ってまで直接会いに行って励まし続けたのは、直接会いにいくことの力をよくわかっていたからこそだと思えたんです。
そして、それで消耗するどころかたくさんのパワーと勇気をもらっていたんだろうなあとも。


あ、yomodaliteさんの3,11のところまだ読んでいないのに、既に同じことを感じて書かれていたらすみません(^_^;)

けれど、とにかく人生の中で自分が不幸だとか不公平だとか辛いと感じたことがマイケルを理解したり共感できるからそれが逆にありがたいと強く感じているんだから面白いですね。

今回は簡潔な返事にしようと思ったのにまだ語りたいことがありまして
つづきますのでご容赦を(笑)
Commented by kei at 2018-05-23 00:05 x
>マイケルだけがまったく色褪せることなく、今の若い世代をも熱狂させていることに驚きます。

本当にそうですね。大学にマイケル研究会なるものがあったり、すごいですよね。

そうそう、なんと4月29日の「関ジャム」はひとつのテーマの総集編みたいな内容だったんですけど、そのひとつとして少年隊の東山が一番尊敬するアーティストとしてマイケルを紹介していたんです。
バッドツアーのときにマイケルと会った時のことを語ってくれていたんですね。
その映像もマイケルがいかに超人的かを語る内容も東が再現したスパイラルムーンウォークもすごかったけど「言われているような人じゃ全然ないです、普通の人ですよ」って言ったのが一番嬉しかったです。
もしかしてこちらも総集編になる前の放送を既にご覧になっていたかな?

西寺さんのだいぶ間違ったライナーに強く反応してしまい、それ以来私も「YOU
ROCK MY WORLD」について考える日々が始まりました。(笑)

それに関して自分なりにすこし答えが出つつあり、その答えが出るのに、マイケルと神、シュムリーとの対談のヒトラーについてのやりとり、マイケルと子供、で書いてくださった内容がキーワードになっていたのですが、今日改めてyomodaliteさんの出された答えを読んで、たった数日で安直に答えを出す己の浅はかさにもうちょっと考えることにしてみました(笑

では、長々と失礼いたしました。(^_^;)
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by yomodalite | 2010-03-31 13:36 | ☆マイケルジャクソン裁判 | Trackback | Comments(20)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite