2009年 05月 08日
日本ゴロン/枡野浩一 |
カバーの猫の写真と、枡野氏が語尾に「ニャ」をつけていることが多いのが、本書の特徴です。
同じタイトルで、連載時の挿絵と本書のカバー写真を担当した写真家八二一(はに・はじめ)の写真集も発売されています。
1998〜2002年というのは、枡野氏がまだ南Q太と結婚していて、キックボードが流行って廃れ、谷川俊太郎と佐野洋子が離婚して、相田みつをブームがあり、山崎邦正の元相方がその真似ぽいことをして、326くんや、三代目魚武濱田成夫(!)が…という時代。
それなのに、本書には懐かしさはなく最後までぐいぐいと読まされたうえに、またもや枡野氏推薦本も読まなくては!と思わされる。
書評「マガジンハウスの本が大好き!」「その他の書評」で紹介されている中で、
それなのに、本書には懐かしさはなく最後までぐいぐいと読まされたうえに、またもや枡野氏推薦本も読まなくては!と思わされる。
書評「マガジンハウスの本が大好き!」「その他の書評」で紹介されている中で、
下記の5冊をメモ。
・川島誠『800』(角川文庫・解説江國香織)
・金子兜太×いとうせいこう『他流試合』
・室井佑月 短編集『Piss』収録「鼈のスープ」
・鈴木清剛 『消滅飛行機雲』
・永江朗『批評の事情(不良のための論壇案内)』
切通理作『ある朝、セカイは死んでいた』を評価していたのは意外だったものの、切通の「結論を出すために書いているのではありません」を引用していることには納得。あとは、保坂和志を読まないとね。
「早稲田短歌」枡野浩一40000字インタヴュー」
http://wasetan.fc2web.com/33/interview.html
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・川島誠『800』(角川文庫・解説江國香織)
・金子兜太×いとうせいこう『他流試合』
・室井佑月 短編集『Piss』収録「鼈のスープ」
・鈴木清剛 『消滅飛行機雲』
・永江朗『批評の事情(不良のための論壇案内)』
切通理作『ある朝、セカイは死んでいた』を評価していたのは意外だったものの、切通の「結論を出すために書いているのではありません」を引用していることには納得。あとは、保坂和志を読まないとね。
「早稲田短歌」枡野浩一40000字インタヴュー」
http://wasetan.fc2web.com/33/interview.html
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【MARCデータベース】言葉はだれのものか? 歌人・枡野浩一の極私的「日本語論」。『毎日新聞』夕刊のコラム「君のニャは、」を完全収録。かわいくって笑いがこみあげる、八二一撮りおろし猫写真も収載。 毎日新聞社 (2002/12)
by yomodalite
| 2009-05-08 14:10
| 評論・インタヴュー
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