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ロンドンでは、地下鉄も、バスも、タクシーも便利ですが、自転車に乗るのも楽しそうですよね。

宿泊したホテルの前には、Santander という公共レンタサイクルのステーションがあったので、私たちは最初に出かけたケンジントン公園からさっそく利用してみました。



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このサイクルを借りるには、ステーションにあるタッチパネルに必要事項を入力し、クレジットカードを入れます。料金は最初に2ポンド(300円ほど)かかった後、30分までは無料で、30分を超えると30分毎に2ポンドなんですが、30分以内に市内のあちこちにあるステーションに返却する、ということを繰り返していけば、2ポンドで24時間借りられる、というシステム。



詳細は下記のサイトを参照




普段から自転車好きな私ですが、この自転車は形はママチャリに似ているのですが、車体はママチャリの10倍ぐらい(体感)重くて、ハンドルも重く、ブレーキも硬くて、サドルは一番低い位置に調節しても、大抵の日本女子はつま先をつけるのが難しいぐらい。

最初は、それで乗るのをあきらめそうになったのですが、普段はしないケンケン乗りを駆使して、なんとか高いサドルに乗れるようになると、徐々に慣れてきて、「Michael On The Wall」が行われたナショナル・ポートレート・ギャラリーにも、この自転車で行って、ロンドン中心部を楽しんだのですが・・・



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初フィッシュ&チップスは
このお店


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写真をアップしたのは
おすすめしたいからじゃないw



上記サイトで、注意すべき点として挙げられているのは、

ロンドンの自転車は車道を走らないといけないので、ビビらずスピードを出せとか、バスレーンに注意しろとか、現地の交通ルールを守れ、ということなんですが、

一番の盲点だったのは、専用ドックに駐車するこの自転車には、鍵が付いてないこと。

利用車があちこちにチョイ止めして、街の美観を損ねたり、利用したい人のために、専用ドックへの返却を確実にするため、という理由はよくわかるのですが、たまには走行中に自転車から降りたいこともありますよね。

私たちもテームズ川沿いの道を走っているときに、渡る橋をまちがえたような気がして、一旦自転車から降りて、地図を見たり、現在地を確認しようとしたことがあったんですね。

自転車は2台ともスタンドを立てた状態で、亜子先生は、その2台の自転車のすぐ脇に立ち、私は何歩か離れたところにあった街路図で方角を確認して自転車まで戻ってきた、そのとき、

後ろから走ってきた少年が、外側においてあった1台の自転車に飛び乗るやいなや走り去ってしまう、という事件が!

(上記サイトにはまったく書かれていませんが、レンタル自転車が盗難にあったり、紛失したりすると、最大300ポンド(約45000円)の弁償金がかかります)

レンタル自転車を盗むぅーー???

と、あっけにとられた私たちは、一台だけ残った自転車をすぐに返却し、ふたりでタクシーで帰ることを選択したものの、

夕暮れどき、疲れた足を抱えてホテルに戻るのに最適な「乗りもの」として、自転車を借りた私たちは、このとき一番近くのステーションに行くのもツライ状況だったうえに、そもそも若干道に迷っていた私たちには、ステーションを探すのもむずかしくて。

地図上では、充分過ぎるほどたくさんあるように見えるステーションだけど、実際に使ってみて感じたのは、500メートルおきぐらい(徒歩15分程度)にあるステーションがなかなか見つからなかったり、見つかってもドックに空きがなくて停められないことも。

知らない街での徒歩15分というのは、意外と長い距離に感じられるものですが、このときも、ようやくたどり着いたステーションに空きがなくて・・・

最後の力を振り絞って、ひとり次のステーションへと向かった亜子先生は、返し終わると、さらに自転車のない私がいる場所まで、また徒歩で帰ってこなくてはならず・・・

ヘトヘトになって、ホテルに帰った私たちは、ホテルの人に顛末を話し、ホテルスタッフの勧めに応じて、まずは Santander に電話をすると、すでに営業時間を終了していて、次にクレジットカードの裏面に書いてある0120から始まるデスクにもかけたのに繋がらない(その番号は日本時間の9時から17時営業で、24時間対応のサービスデスクはカードには記載されてなかった)・・・

あとから考えると、カード会社のイギリス支社の番号にかければ良かったんだけど、親身に対応してくれたホテルスタッフが「ここにかけて」と言ってくる番号は、微妙にズレた番号ばかりで、電話口で2時間あまり同じ説明を繰り返したものの、一向に拉致があかず・・・。

翌朝、ようやく始業時間の Santander に繋がると、盗難の場合は、まず警察に届けを出して欲しい、とのこと。

そんなわけで、ロンドン宿泊最終日の観光は「ケンジントン警察」から始まることに。

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いたって普通の建物・・・



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この青い扉の向こうに警察官がいるんだけど、「こっちが呼ぶまで、そっち側で待ってろ」というシステム。

両側にある手すりの右側にイスが3つあって、先にいた二人は共に移民らしき女性。ひとりは恋人の暴力で駆け込んだらしく、待っている間もスペイン語のような言葉でしきりに電話をかけていて、

呼ばれるまでどれぐらいかかるんだろう、とうんざりした頃、ライトブラウンのボブヘアでちょっぴり知的な雰囲気の女性警官から「入っていいわよ」みたいなジェスチャーが。

扉の中に入って席に着くと、私たちの係は、ボブの女性から、太マッチョな男性警察官に変わって、半袖制服から太い上腕をむき出しにした彼に合わせたかのように、室内はすっごく寒くて(ロンドンでは、日中の気温が20度前後なのに、冷房温度を19度ぐらいに設定してある場所が多い)、

昨晩から、何度も説明している盗難の状況について、再度説明して、なんかメモみたいな紙をもらう。


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それから、警官の目の前で、再度 Santander に電話して、届けを出したことを伝えると、

Santander「盗難届けを出したからといって、自転車が盗難にあったのも、紛失した自転車を弁償するのも、利用者責任。自転車を借りたあなたが一瞬でもその場を離れたことが盗まれた原因。ハンドルから手を離したら盗まれてもしかたがない、ロンドンはそのぐらい危険なところ。弊社では自転車に(利用者が自分で用意した)鍵をつけることをオススメしています!」

亜子先生「それじゃあ、何のためにタクシー代まで使って警察に来たのかわからない!」

・・・という熱いバトルが繰り広げられ、

さっきの女性警官は「レンタル自転車ぐらいで、どんだけもめてるのよ」まったく信じられないわ、という表情で、

話を聞いてくれた男性警官も困惑した表情を浮かべつつ、少しでも早く話しを切り上げようと、とにかく「この番号を伝えて」と、電話中の亜子先生にメモの中の一箇所を指差したり、それでも拉致があかないと見るや、一旦電話を代わったり、

その後、署に久しぶりにやってきた元同僚らしき若い女性警官との熱いハグなど・・

予想以上にたっぷりとケンジントン警察を見学。

それから、近くを見渡して、無料Wifiの文字があったバーガーショップでランチして、その日はそこからバスに乗って・・・

とにかく、

上記サイトの注意点を参考に、ロンドンのレンタサイクルについてまとめると・・

・サドルが高すぎる。
・車体もハンドルも重くて、ブレーキも硬い。
・ロンドンの道路はせまくて、自動車もゆっくり走っているので、車道を走るのに、それほどスピードを出さなくてもいい。
・ドッキングステーションに空きがなかったり、自転車がない場合も多いので、観光名所が密集した地域でも、計画通りに回れないことが多い。
・車道しか走れないので、一通ばかりのロンドンでは、ある程度、道がわかっていないと目的地になかなか行けない。
・ステーション以外の場所で、自転車から降りる場合は、丈夫な鍵を持参することw
・レンタル自転車を利用中に盗難されると、利用者は最大300ポンド(約45000円)の支払いを求められる場合も!

でも、ロンドンの街を自転車で走るのはやっぱり楽しかったです!


(まだ続く・・・)


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# by yomodalite | 2018-09-18 18:53 | 日常と写真 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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