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ジム・ジャームッシュが監督した、イギー・ポップのドキュメント映画。

かなり昔のことだけど、私にはイギーが大好きだった時期がある。
デヴィッド・ボウイと仲がいいという記事を読んだのがきっかけだったと思うけど、一番の理由は、イギー・ポップという名前がステキだったのと、ヘアスタイルとか雰囲気がすごく好きで、美容室に写真を持って行って、「これと同じスタイルにして」って言いたかったし、こんな感じの人になりたいと思ってた。

でも、当時は、動いているイギーを見ることなんて出来なかったから、私のイギーのイメージは「パンクのゴッドファーザー」なんていうものとはかけ離れてた。

ちなみに、私が美容室に持っていきたかった写真はこれで、


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私が唯一もっていたアルバムはこれ。


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イギーポップについて書かれたもので、このアルバムに触れている記事を見たことがないぐらい軽視されてるアルバムだけど、私がイギー・ポップに抱いたイメージどおりの「ポップ」なジャケットだったし、私の中のイギーは、白いシャツを一番上まできちんと留めて着るのがすっごく似合う人だったのだ(笑)。



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セックス・ピストルズや、ダムドや、ラモーンズや、ニルヴァーナといった、イギーに大きな影響を受けたアーティストたちの音楽も好きだったけど、私には、パンクやグランジが「イギー・ポップ」と関係があるとは思えなかったし、彼らの音楽さえあまり聴かなくなった頃には、私とイギー・ポップの関係は完全に終わっていて、『トレインスポッティング』(1996)で「ラスト・フォー・ライフ」がかかったときも、それがイギー・ポップの曲だとわからず、彼の一般的なイメージは「上半身裸」なんだということに、ようやく気づいたぐらいだった。


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世間では、その後もイギーの再評価は続いて、彼とすごく引き締まった肉体というイメージは、ようやく私の中でも擦り合ってきたけど、なにも知らずに「大好き」だった頃の感覚は戻ることなく、遠くから眺めているという状態が続いていた。

でも、この映画は、そんな私の心にふたたび火をつけてくれるほど、イギーの魅力が詰め込まれてた。

The Stooges というバンド名は、やっぱり「Three Stooges」から来ていて、「No Fun」のような歌詞も、当時人気のあったコメディアンの「25字以上はむつかしい」みたいなギャグから来ていて、





70歳になろうとしているこのドキュメントの撮影時でも、未だにその教えを守っているというか、人生を通じてその思想を深めてきたような語り口や、風情・・・

ストーンズの変わらなさには、いつも若い頃からの計算高さを感じてしまう私だけど、イギーの佇まいにはそれとは違う、野生の動物にしかない、本物の深い「痴性」があって、

不遇な時期のマネージャーに「ハリウッドに行って、ピーターパンを演じろ!」と言われた話には吹き出しそうになったものの、よく考えてみたら、イギーって、リアルにピーターパンのような気がする。

J.M.バリも、マイケル・ジャクソンも早く大人になった少年で、それゆえ、「ピーター・パン」に憧れを抱いたように思える。でも、イギーは、早くから大人の論理に見切りをつけ、こどもとして成長し続けてきたような無垢さがあって・・・

イギー・ポップのことが、またまた大好きになって、これからもっと彼から影響を受けたいと思ってしまった。


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この映画で初めて見た「ロックの殿堂」の映像
超カッコよかったなぁ。。
(イギー登場は5:04〜当時63歳だけど、やっぱり白いシャツが超似合ってるw)




追伸:それにしても、重症のヘロイン中毒者が生還して、長く元気でいるパターンはよくあるような気がするけど、ドラッグ嫌いで処方箋中毒になってしまった人には、治療方法がないような・・・

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by yomodalite | 2017-10-12 17:00 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

Rubberhead Club の掟

☆Rubbers 会員各位「緊急連絡」
メンバー(たぶん)によるコメント欄への指摘により第8条の日本語部分に重大な「ミス」を発見!早速訂正しました。りんごさん、ありがとーーーーー!!!!! これからも遠慮なくバシバシご指摘くださいね(はぁと)


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Photo : from Katherine's new book (「Never Can Say Goodbye」)



以前、こちらでも、その厳しさに根をあげそうになった、MJの私的倶楽部「Rubberhead Club」(「Rubbers」)ですが、14の内容がすべて明らかになっているのに「うっかり」アップしてませんでした(反省)!

とにかく、隊長は、これをしっかり読んで、よく勉強すること!としつこく念を押すように(6668495384576004956366)言っておられるうえに、これをよく守る「Rubbers」は、いつでも隊長に会うことができ、

「Stay hungry, Stay foolish」よりも具体的な、KINGによる「No,1哲学」をも凝縮されている内容なので、2012年の年頭とまだ言えるこの時期に、しっかりと頭に叩き込んでおくために、苦手な英語力を駆使して、アップしておくので、

なんか「ちゃうやん!」ってところは教えて、Rubbers!


contract(契約書)

member ship to the Rubberhead Club (Rubberheadクラブ会員各位)

Rules(会員規約)



1. All members of the Rubberhead Club must be idiots and act crazy times.
すべての「Rubberhead Club」メンバーは、常におバカでクレイジーな行動を心がけること。


ラジャ!

2. All members must have the brain power of a two year old child.
(Michael qualifies)
メンバーは全員、2歳児の知能を持たなければならない。(マイケルは取得済)


身近に2歳児がいない場合は、KINGを見習えばいいんですね。

3. All members must read and know the story Peter Pan fluently.
メンバーは全員「ピーターパン」を熟読し、ストーリーを流暢に話せなければならない。


読みます!

4. All members must carry their cards and badgeswith them wherever they go.
メンバーは全員、どこに行くときも、自分の「会員証」をもって出かけること。


うっかりに注意!(キビシぃーー)

5. All members must speak high of and never curse out our club.
メンバーは全員、クラブのことを褒めちぎり、決して悪く言ってはいけない。


ラジャ!

6. All members must watch at least 2 episodes of the Three Stooges every day.
メンバーは全員、「3バカ大将」を、毎日、最低でも2話は見なければならない。


と、とにかく、「お笑い」は見ます!

7. All members of the Rubberhead Club must not smoke, drink, use foul language, or use drugs under any circumstance.
すべてのメンバーは、禁煙、禁酒。また、汚い言葉づかいや、ドラッグの使用はいかなる状況でも認められません。


煙が出ないようなものを吸います(笑)。それと、汚い言葉づかいをしないって言うのは「上品ぶってる人たち」のような言葉とか、みんなが使ってる、F×××!とか、S×××!じゃなくて、2歳児のような素敵な言葉(Doo Doo など)を使用するって意味ですね!

8. All members must be vegetarians and fast on every Sunday for good health.
メンバーは全員、ベジタリアンを目指し、健康のため、毎週、日曜日は断食すること。


こちらは、最初「早起き」と訳してました。元々(ちょっとひと休み)の方でも「断食」と言っていたのに、わざわざ今回「早起き」と直してしまったんですね。やっぱり「早起き」の方が正しいと、そのとき思ってしまったのは、今振り返ると自分でも不思議なんですが、、MJの睡眠に関しての動揺が深かったからでしょうか(「fasting」何度も経験してるのに、、)でも、やっぱり「断食」の方が正しいですよね。とにかく、こんな間違いをどうしてもしてしまう奴だということを、今後とも充分にご注意のうえ、おつきあいくださいますようお願い申し上げます。

9. When a member is confronted by another member of the Rubberhead Club, he is to give a peace sign, and then half of it.
他のRubberheadのメンバーと目が合ったときは、ピースサインをして....


この後の half of it ....Half A Peace Signは一般用語として「middle finger」(←アレね)のことで....ピースサインの後に、それを“半分”は「中指」ってことだと思う....こーゆー言い方が「汚い言葉づかいをしない」の実用例じゃないかと(たぶん)。でも、とにかく、ピースだけじゃないってとこ、大事かも!

ただし、ネバラン以外のパブリックな場所では、こんな感じでね(↓)


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http://nikkidoku.exblog.jp/13746654/



10. All members of the Rubberhead Club must pay dues to the President whenever possible and however much they desire so that it can be given to sick children and underprivileged fatheads.
メンバーは全員、病気の子供や恵まれない人に尽くすために、出来るかぎり会長に会費を払わなければなりません。


お金を稼ぐことも、どう使うかも、何のために使うかも、隊長から学ぶこと多いですが、学んだ人にはお金を払え(感謝を示す)ってことも「大事」ですね。それと、

underprivileged fatheads ←恵まれない人って訳したけど、underprivileged children、Volunteers Fathead は一般的だけど、underprivileged fatheads は、MJ用語みたいなので、もしかしたら、ちょっと違うニュアンスがあるかも.....

11. Every member of the Rubberhead Club must take frying lessons at the Peter Pan School of frying.
すべてのメンバーは、ピーターパン飛行学校で、飛行訓練を受けなくてはいけません。


ピーターパン飛行学校の入学案内を取り寄せなきゃ!

12. All members must attent all meetings that the club has scheduled. (If impossible contact 346-1840)
メンバーは全員、クラブが企画したすべてのミーティングに出席せねばならない。(もし不可能な場合は、346-1840に連絡すること)


隊長も、連絡して!

13. All members must be in bed (alone ) by three o' clock in the morning. (unless the stooges are on late)
メンバーは全員、朝の3時までに(1人で)ベッドに入らなければなりません。
(ただし「3バカ大将」が深夜にやってない場合)


1人で寝る.....ダーリンと相談しなきゃ....(でも、おバカでクレイジーなことのためには徹夜しろってことだよね)

14. Every member must read, study and follow these rules. 6668495384576004956366
すべてのメンバーはこれらのルールを、6668495384576004956366回、しっかり読んで、勉強し、従うこと。


隊長! 2歳児には、1日何回読めばいいのか計算できません....でも、わけわかんなくなるぐらい「しっかり」読んで、勉強しなきゃいけないんですね.... が、がんばりますっ(汗)

If any member is seen disobeying these rules, he will be kicked out of Club. (Sign on the dotted line)
いかなるメンバーであっても、これらの規則に背いたことが確認された場合は、クラブから、蹴っ飛ばして放り出します。(点線部分にサインすること)




                   ...............................................
                    (各自、ここにサイン!)


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Dear Rubbers
I HAD To go (24) See you LATer love M.J Never land Never land

しんあいなるRubbersへ。ぼく行かなきゃ(24時間後に)じゃ、またね。love M・J

もうっーーー「ネバラン、ネバラン」は、魔法の呪文にしよっと!


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Rubberhead Club Portfolio(クラブ関係書類)
クリックすると拡大します!


Rubberhead Club Memberships Contracts(契約書)、Rubberhead Club Member Card(Michael Joe Jackson ←こっちが本名という噂もある「Joe 」名義)、Club Bookmark(しおり)、Rubberhead Club Members Badges(バッジ)、Dues and other Club Funds(会費およびクラブ資金)....

もう、胸キュンどころか、ギュンギュインとめまいがして倒れそうなぐらい激カワイイ、MJの手作り関係書類! 

クラブ専用「ブックマーク」ってところ、読書好きのMJらしさが全開ですね。

私もこの「ブックマーク」を使って、難しい本も読むときも、2歳児の知能を大事にしなきゃ.....これから、Rubbers的読書法を考えてみようかなぁ。。



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by yomodalite | 2012-01-13 11:46 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(7)
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マイケルとThree Stooges(2)のつづき

「Curly: An Illustrated Biography of the Superstooge」が出版されたのは1985年で「Vibe」誌のインタヴュー(2002年)より17年も前の話なんですが、その1年前の2001年「USA Today」のインタヴューで、MJは子供の教育について答えています。

彼は父親になり、5歳の長男と、4歳の長女、次男はこの雑誌が販売された頃はまだ生後1〜2ヵ月ぐらい。こどもたちの教育のことは、きっと彼の関心のかなりの部分を占めていたと思います。

◎USA Today Interview(スクリプト原文)
◎こちらのとてもとても素敵なブログに翻訳があります

(上記から抜粋して下記に引用)

歴史を振り返ってみると、素晴らしいことを成し遂げた人はいつも同じ目に遭ってきています。僕はディズニー家の人達と親しいんですが、ウォルトのお嬢さん達はいつも、学校時代は辛い思いをしたと話していました。同級生に「ウォルト・ディズニーって最悪だよな。つまんないもん。ディズニーなんか見ないよ」と言われ続けたそうです。

チャーリー・チャップリンの子供達とも親しいんですが、彼らも子供達を学校に行かせられなくなった。「おまえの爺ちゃん、アホか?全然面白くないよな!みんなあいつなんか嫌いだよね!」というふうにいじめられたせいです。チャップリンはあんな天才だったっていうのにです!(何かを達成した人の子孫は)みんなやっかみに対処していかなくてはならないんです。(引用終了)



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彼らとの交流は、父親として、自分のこどもを守るために、彼らの経験から学びたかったという理由も大きいのかもしれません。

このインタヴューでは、チャップリンやディズニーの娘とのエピソードが語られていますが、彼は、ジョン・レノンの息子や、また元妻のリサもそうですが、他にも多くの有名人の子供と交流しています。アメリカの象徴とも言える少女スターだった、シャーリー・テンプルと面会したとき、MJはひたすら泣いたという話もありました。

わたしは、リアルタイムで、この頃のMJの記事を目にしていたときは、彼が前人未到の成功を手にした後「チャイルド・スター」であった自分の辛かった思い出に、こだわり過ぎていて、自分のような、一般的なファンの気持ちから、どんどん離れていってしまっているような気がしていましたし、メディアの「マイケル・ジャクソン」のイメージもそうでした。

でも、2000年前後の彼の行動をよく見て行くと、彼が「チャイルド・スター」としての過去のトラウマや、得られなかった子供時代にやり遺した世界に、閉じこもっていたという見方は、違うのではないかと思うようになりました。



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彼が、多くの有名人の子供や子役スターと交流したのは「チャイルド・スター」であった自分のきもちをわかって欲しいという気持ちがなかったとは言えませんし、自分のこどもの教育を考えてという理由もあったと思います。

でも、MJには、彼らの心を癒したいという気持ちの方が強かったんじゃないかと、私には思えるんです。そして、彼が癒そうとしていたのは、チャイルド・スターや、芸能人の子供だけではありませんでした。

彼が「こどもの心」を癒そうとしていたのは、もうずっと前からですが、1993年にイギリス、リバプールでおこった2歳児誘拐殺害事件の加害者である、ふたりの10歳児にも会いに行こうとして、当時の妻だったリサ・マリーとも口論になったようです。

この事件は、当然のことながらイギリスで大問題になり、未成年としてはありえなかった実名報道や刑事罰があたえられるなど、メディアの過熱報道がなされた事件でした。

何もなくても、常にパパラッチにつきまとわれているMJが、こういった過熱状態のメディアから逃れることなど、まったく不可能にも関わらず、彼は、2人は愛のない家庭に育ったに違いないから、どうしても自分が会いに行かなくてはいけないんだと、強行に主張したようです。

◎オックスフォード・スピーチでも語られた「ジェームス・バルガー事件」
(=ジェイミ・バルジャー)


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MJはリサのことを、こどもたちの病院を一緒に訪問するのに、とてもふさわしい人だったと語っていますが、多くのこどもたちへの支援活動をしているような人であっても、幼いこどもの命を奪った「こども」に愛情をそそげる人は少ないでしょう。

オックスフォードでのスピーチも「USA Today」のインタヴューと同じ2001年です。

彼がそこで語ったのは「貧しさや病気から、こどもを救う」ことではなく、大人も含めて自らの内にある、こどものこころを「癒す」ことと「許す」ことでした。

◎オックスフォード大学での講演  

こどもの頃、大好きだったカーリーのモノマネや、コメディを人前で演じることを、彼は10代で一旦止めて(「ジャクソンズ・バラエティ・ショー」)、彼は代表作と言える傑作アルバムを何枚も創った後、彼らの素晴らしさと、自分が受けた影響を、何度も語るようになっていますが、それらは、未だに、真剣なメッセージとしては、捉えられていないように思えます。

☆2001年「USA Today」(再度上記のブログから引用させていただきます)

Q : 子供が教えてくれたことは?

MJ : 沢山あります。子供に接していると、聖書の教えを思い起こさせられます。 聖書によれば、弟子たちが、誰が一番すぐれているとイエスはお考えだろうかと言い争っていた時、イエスは「お前たちのうちの一人ではない」と言って一人の少年を呼び、「この子供のように謙虚になるまでは、、、」と述べられたということです。

このことは、私達は、親切で謙虚でなくてはならず、子供のように開かれた素直な目で驚きをもって世の中を見ることが大切だと教えてくれます。僕にはまだそういう面があると思います。今でも僕は雲の様子や日没の素晴らしさに我を忘れます。昨日も虹を見た時、願いを唱えました。流れ星も見て、その度に願いを唱えたんです。(引用終了)



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こどものように素直に世の中を見ることは、大人にとって、ときどき思い出して見た方がいいと思いますが、こどもの心を大事にして「許す」ことは、むつかしくないですか?

「許す」ことは、こどもには、なかなか出来ないし、こどもっぽさを大事にして、大人になるのも、むつかしいですよね。

Q : 父親になってどんなふうに変わった?

MJ : とても大きな変化を経験しました。時間の使い方を今までとはすっかり変えなくてはいけないでしょう。子供達の世話を行き届かせ、正しいマナーを教え、きちんと育てるのが僕の務め。とはいっても、それを自分の音楽やダンスやパフォーマンスの妨げにはさせない、とも心に決めている。

ですから、僕は二つの異なる役割を演じなくてはならないんです。

(引用終了)

わたしは、MJが旅立ってから、彼を拒絶し始めた時代のことを、何度も思い返してしまうのですが、あの頃から、世の中は、どんどん「不寛容」になっている気がします。

ジェームス・バルガー事件は、イギリス全土に警備カメラが設置されるという結果を招き、10歳の少年に終身刑を求める声も激しかった。

不寛容で、疑い深い世の中になると、なぜか世の中は「こどもっぽく」「単純」になり、画一化されましたが、人の「こどもっぽさ」は、許されなくなっているようです。



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MJがカーリーのことを好きなのは、映画『スリング・ブレイド』もそうでしたが、自分を犠牲にしてもというところに、親近感があるように思います。

でも、彼がキングになってから、メディアに「ストゥージズ」が好きだと、何度も語るようになったのは、芸能人の鏡としてのリスペクト以外に、2つの意味があるのではないでしょうか。

ひとつは、マイケル・ジャクソンの顔について(16)でも書きましたが、

90年代以降、世界が「笑えない」方向に進もうとしていたことを、
敏感に察知していたから。

もうひとつは、内田樹氏の『武道的思考』で、これは、MJのことではないかと思ったのですが。。。(グレー部分。再度省略して下記に引用)

「世界が私のような人間ばかりだったらいいな」というのが人間が自分自身に与えることのできる最大の祝福である。でも、これはむずかしい課題である。

ふつうの人は「世界が私のような人間ばかりだったら」気が狂ってしまうからである。他者のいない世界に人間は耐えられない。

だから、論理的に考えれば、「私のような人間ばかりでも平気な私」とは「一人の人間の中に多数の他者がごちゃごちゃと混在している人間」だということになる。

わたしが、内田氏の言葉を本当に理解しているかどうかわかりませんが、MJが「ストゥージズ」への愛を語ることが多くなっていったとき(ヒストリー〜インヴィンシブル期)、彼自身からスマイルが消えていったのは、あの頃の「逆風」からではないと思います。

なぜなら、彼は、あの「裁判」のときですら、笑うことが出来るほど「強く」、
それから何年も準備を怠らず「THIS IS IT」で復活することができたのだから。



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MJとThree Stooges(1)で紹介した「序文」は、追悼式が行われた日の
「The NEW YOKER」でも、記事になっていました。

元記事内の「message board」にリンクがあって、Three Stoogesのファンサイトに飛びます。Stoogesの熱心なファンが、MJのためにあたたかいメッセージをくれていると思って行くと、そうでないものもたくさんあるので、そんなにお薦めできませんが....

「The NEW YOKER」の記事の締めの言葉。。。
Curly, like Jackson, outperformed the pessimists.

著者のジョーンによる、娘たちへのインタビューのことなどは、また気が向いたら。。




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by yomodalite | 2011-02-13 21:42 | MJ考察系 | Trackback | Comments(2)
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マイケルとThree Stooges(1)のつづき

ファミリーが、全員ストゥージズのファンで、それがとても楽しい思い出だったことは、「メモリアル」での、マーロンの言葉や、あの「裁判」が終結した日のリビーのインタビュー、また、最近のラトーヤのツイートでも、何度も語られていますよね。

◎「追悼式でのマーロンのスピーチ」ノーナ・リーブス:西寺郷太さんのブログ  

わたしは、いつも、MJだけでなく、ファミリー全員が、ストゥージズのことを語るとき、彼らのこれまでの深い苦しみと、また彼らが、現在の米国に言いたいメッセージも感じてしまいます。

日本でも放送されていた「三バカ大将」については、こちらの「とても素敵なサイト」に記事があります。


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スリー・ストゥージズ(三バカ大将)は、1963年から日本でも放送されていて、日本の伝説的なコメディアンにも、大きな影響を与えているグループだと思うんですが、わたしは年代的に見ておらず、近年、米国で発売されているDVDも、一応買ってみましたが、残念ながら、わたしには、彼らの「笑い」が、よくわかったとはいえません。

でも、カーリーの魅力については、少しわかりました。
カーリーは、他の2人より高い声で子供っぽいだけでなく「音」の使い手でもあるんです。



本の表紙にある「nyuk nyuk...」
MJがカーリーの変な音って言ってる代表例




また、スリー・ストゥージズというぐらいですから、3人は全員「バカ役」なんですが、一応「ツッコミ」は、上の写真の左側の“ホトちゃんヘア”のモーで、真ん中のカーリーと、右側のラリーが「ボケ」という、ネプチューン・スタイルなんですが「ツッコミ」のモーは、名倉よりも、遥かによく「叩きます」。 

それは、浜ちゃんの「ツッコミ」が大好きなわたしから見ても、ちょっと可哀想になるぐらいで、MJが著者のジョーンに答えているように、カーリーの“shave off”した髪型も、ラリーの真ん中だけ“ハゲ”なスタイルも、この「ツッコミ」を効果的にするためであることは間違いないですよね。


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1960年代にTV放送され、日本でもこどもたちにも大人気だった「三ばか大将」ですが、実はこの頃、すでに、カーリーは亡くなっていました。(Curly Howard 1903 - 1952)

だから、1958年生まれのMJがTVで観ていた頃も、彼はすでに亡くなった後なんですが、スリー・ストゥージズは、今でも、アメリカで絶大な人気があるようで、わたしが購入した、このDVDも、2007年発売で145レヴューって?!... ちょっと人気あり過ぎですよね。

現在の米国アマゾンのDVD市場で見る限り、チャップリンよりも一般的人気があるように見えます。それも、最近リバイヴァルしたというわけでもなく、ずっと高い人気を保持してきているようなんですね。

その理由は、もちろん、彼らが素晴らしい天才であるからなんですが、もうひとつは、彼らのような笑いが、現在のアメリカには全くないからだからだと思います。


「三ばか大将」ウィキペディアより
カーリーはそれまでの古いコメディアンの枠にとらわれず、独特の笑い"N'yuk, n'yuk, n'yuk" 、興奮すると発する奇声"Woo, woo, woo" 驚いた時の大袈裟なリアクション"N'gyahh-ahhh-ahhh!" 、その他にも裏声でのしゃべり、連発する駄洒落、犬の鳴きまね、不可思議なアクション等で一躍トップスターに躍り出る。ラリーが弾くバイオリンの曲"Pop Goes the Weasel"を聞くと俄然強くなるボクサー(Punch Drunks )、シチューの中の牡蠣と格闘する男(Dutiful but Dumb )、氷を相手にひげ剃りを試みるコック(An Ache in Every Stake )はカーリーの非凡さを伺わせる名作である。 脚に障害がありそれをカバーする為に編み出したカーリーの動きは、彼自身台詞覚えが悪くとっさにアドリブで繰り出していた状況のおかしさと相まって大いに受けたのである。(引用終了)



☆冒頭からすぐにカーリー登場。“氷を相手にひげ剃りを試みるコック”
◎The Three Stooges - An Ache in Every Stake (Part.1)

☆2:35〜“ラリーのバイオリンで強くなるカーリー”
◎The Three Stooges - In Punch Drunks (Part.1)  

☆2:10〜カーリー登場。“シチューの中の牡蠣と格闘する男”
◎The Three Stooges - In Dutiful But Dumb (Part.1)


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MJが好きなチャップリンとカーリーは、ふたりとも「しゃべり」で笑わせるタイプじゃなくて、チャップリンは「面白さの後に、心地よい涙で締めくくられる」ことが多かったですが、カーリーは、本当に、涙は見せずに、ひたすら、みんなを楽しませるために「体を張ってきた」ように見えます。

カーリーは大勢の人を楽しませるために、自らを「犠牲」にしていますけど、現在では、子供っぽくて、クレイジーな魅力のキャラクターは、メディアの「生贄」になってしまうようです。

彼は、TVメディアの黎明期にすでに亡くなっていますが、チャップリンも、MJも、平和と子供の素晴らしさを表現して「幼児性愛者」のレッテルを貼られました。

◎ピーウィー・ハーマン(ポール・ルーベンス)彼もこどもを傷つけてはいない。。 


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笑いの世界は「ボケ」が「華」ですから、ストゥージズの中でも一番人気だったのは、やっぱり「大ボケ」のカーリーだったでしょう。

でも「お笑い」の仕事を、まだあまり理解できない子供や、本当に「バカ」な大人も大勢いますから、彼らの子供たちは幼い頃、きっと虐められた経験があるんだと思うんです。

マイケルとThree Stooges(3)につづく




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by yomodalite | 2011-02-13 10:59 | MJ考察系 | Trackback | Comments(0)
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こちらで書いた2002年の「Vibe Interview」で、MJが語っている本「Curly: An Illustrated Biography of the Superstooge」ですが、ようやく入手出来たので、彼が書いた「序文」の部分を紹介したいと思います。

◎2002年の「VIBE」インタヴュー(テキスト原文)  

このときも気になっていたんですけど、この本の著書は、スリー・ストゥージズ(3ばか大将)のメンバー、モー(Moe)の娘のJoan Howard Maurerなんですが、MJは、カーリー(Curly)の娘に連絡して、一緒に本を書いたって言っているような気がしませんか?

MJ : I like anything to do with Shirley Temple, the Little Rascals, and the Three Stooges. I love Curly. I love him so much that I did a book on him. I got a hold of his daughter, and we wrote the book together.

現在は、雑誌の記事やインタヴューなど、あらゆるメディアの信頼性に関して、多くの人が疑いをもつようになっていますが、ライターに書かせた記事も、著名人に以来した原稿でも、都合のいいところのみ使用したり、間違いがあったからって、訂正などほとんどしないのは、昔からなので、本当に、このまま、MJが語っているかどうかまで疑ってしまう部分もあるんですが、

わたしは、この記事を読んだとき、こんな想像をしました。

MJが会いに行き、その人生が気になったのは、やっぱりカーリーの娘で、彼の意識の中では、モーの娘ではなく、カーリーの娘と一緒にという点が重要だったんじゃないかと。。

モーの娘のJoan Howard Maurerは、ストゥージズの本を何冊も出版していますが、カーリーの2人の娘は特に目立った活動はしていないようです。MJは、カーリーの娘が有名なコメディアンの父親をもったことで、どんな人生を送っているのかが、すごく気になったんじゃないでしょうか。

彼は、著者から人を通じて「序文」を依頼されたんじゃなくて、カーリーの娘に伝えたいことがあって、彼女に会いに行って、そのことから、この本は生まれたのかもしれない。

この本は、著者のジョーンが、彼女の叔父カーリーについて思い出を語り、他の様々な親類にインタビューをしていく本なんです。

MJが、カーリーの娘に会って、父親の歴史を知って欲しいと思った。それで、この本は生まれることになったのでは。。わたしは、なんとなく、そんな風に想像して本書を読んでみたいと思いました。

英語が苦手なので、まだ中身まで読んでいませんし、本書に関するエピソードは、この記事以外見ていません。ストゥージズのことも、カーリーのことも、まだよくわからないんですが、序文で、著者から質問を受けているところからも、やっぱりそんな風に思えてならなくなりました。


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Michael Jackson's dressing Table, artfully arranged with some of his favorite things : eg., a photo of the Stooges.


FOREWORD
序文


My memories of the Three Stooges, and especially Curly, are still with me to this day.

スリー・ストゥージズの思い出。特にカーリーの思い出は今日までずっと僕と共にあります。

In my childhood, around our house in Indiana, it was a daily ritual for me to watch the Three Stooges on television.

僕が子供のころ、インディアナでは、毎日テレビでスリー・ストゥージズを見ることは、日課のようなものでした。

All my brothers loved them then and even more so now.

僕の兄弟はみんな、その頃もそうでしたが、今はもっと彼らが好きです。

Chaplin and the Stooges are the greatest to me - their humor survives each generation.

僕にとって、チャップリンとストゥージズは本当に偉大です。彼らのユーモアは、どの時代も乗りこえ、

Even my mother loved to see us have fun watching them.

母も、僕たちがそれらを楽しんでいる姿を好んで見ていました。

Rehearsing as a team and watching the Stooges were the only times we got together as a whole family.

みんなでリハーサルをすることと、ストゥージズを見ることは、僕たち家族がひとつになる唯一のことでした。

The Stooges' craziness helped me to relax and to escape life's burdens.
They influenced me so much that I even wrote a song about them.

ストゥージズのドタバタ騒ぎは、僕をリラックスさせ、人生の負担を軽くさせてくれました。僕は彼らからとても影響を受けたので、それらに関する歌も書きました。

Curly was definitely my favorite Stooge. He was unquestionably a comic genius who understood ad-libbing better than anyone.

カーリーは、ストゥージズの中でも特に好きです。彼は即興コントを誰よりも理解している、笑いの天才でした。

I loved the Stooges' slapstick action and especially Curly's funny noises and his silly, child-like mannerisms and attitudes.

僕はストゥージズのドタバタ喜劇の動きと、特にカーリーの変な音や、おバカで子供っぽい癖とか態度が、とても好きでした。

He should be honored much more than what has been done for him in the past, for everyone loves him.

皆が今でも彼を愛していることは、彼のために行われた過去のどんなことより、はるかに「名誉」なことです。

As a kid, I imitated Curly all the time, and I enjoyed feeling superior to and smarter than those three, silly grownups.

僕は子供のころ、いつもカーリーの真似をしていて、彼ら3人よりも上手なんじゃないかと思いながら「おバカな」大人になり、

I owe so much to them that I feel they belong to me. That's why I had to write the Foreword for this book.

彼らからとても多くのものを受継ぎ、それを自分のものにしてきました。だから、僕は、この本のために「序文」を書かなければならなかったんです。

Joan, the auther,asked me whether I thoght that Curly had suffered when he had to shave off his wavy head of hair in order to become a Stooge.

著者のジョーンは、カーリーが「ストゥージズ」になるために、巻き毛をそり落とさなくてはならなかったとき、苦しんだのだろうかと僕に尋ねました。


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My answer was that I was sure he did, that underneath the smile may have been a tear - after all, he was a clown. But it is our duty as entertainers to satisfy the people -to give of our souls even if it horts.

僕は、もちろん、そうだと答えました。微笑みの下には涙があったかもしれません。でも、彼は「芸人」なんです。人々を満足させるのは僕たち芸能人としての義務です。

Curly had a magic. He was God gifted - a natural. Even when he didn't intend to be funny he was magic.

カーリーは、魔法を持っていました。彼は生まれたときから、神様の贈り物でした。面白いことを意図しないときでさえ、彼には素晴らしい魅力がありました。

Today, thirty-three years after his death, Curly still has legions of fans because he was a natural.

彼が亡くなって33年後の今日でも、カーリーに未だにファンが熱狂するのは、彼が生まれながらの天才だからです。

Such people appeal to the masses young and old - like the color blue.

若者にも年老いた人にも、訴えることができます。まるで青い色のように。

I love everything about Curly and I would give anything to really know what he was like.

僕は、カーリーのすべてが好きだったので、彼が本当にどのようであったかを伝えることができるでしょう。

Thanks to the auther, this book will clear up much of the mystery of Curly for me and his millions of devoted fans. ~ Michael Jackson

著者に感謝します。この本は、僕と、数百万の熱心なファンのために、カーリーの神秘の数々を解き明かしてくれるでしょう。  ー マイケル・ジャクソン


[参考記事]コメディアンの涙について
◎後藤ひろひと「カーテン・コールの拍手の中で」

マイケルとThree Stooges(2)につづく




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by yomodalite | 2011-02-11 14:35 | MJ考察系 | Trackback | Comments(0)
「マイケル・ジャクソンの顔について」をここまで読んでいただいた、みなさまへ。

W杯疲れ(まだ言うか?)や夏バテも、中村俊輔の何度目かの“リ・スタート” での明るい表情が見れたことや、素敵な落語家の方々の噺や、R・ケリーのエロさ、そしてなぜか、フランク永井の低音の魅力や、思いがけず、前川清にも癒されたりして、ようやく「顔について」の続きを書く気になってまいりました。

1ファンである私の考察に、ここまでおつきあいくださり感謝しております。これまでと同様、みなさまがお持ちの情報や知識からより良い考察にしていきたいと考えておりますので、これからもよろしくお願いします。

では、とりあえず、

ここまでをまとめたり、訂正したり、今後の展開の予定などを書きつつ、気持ちを集中していこうと思います。

それでは、

《MJの整形に関しての一般的な意見に関して》

MJの整形に関して間違った見解をしている「知能にも性格にも問題ない人に優しく説明してあげよう!」という「目標」ですが、繰り返しになる点もありますが再度まとめてました。

MJの顔の変化には「醜形恐怖」や「幼少時のトラウマ」は関係なく(一般的な人にあるレベル以上ではない)、また、彼は「整形マニア」でもない。

以下は、その理由。

◎醜形恐怖
盗撮ではなく、プライベートな写真撮影に気軽に応じ、その際、無精ヒゲや、髪の乱れを直すことすらしていない写真が、無数に存在していることの説明が出来ない。

◎幼少時のトラウマ
数多くの大ヒット曲がありながら、少年期、青年期のヒット曲を、晩年まで歌い続け、当時の写真をライブで使用するなど、彼は幼少時の自分を否定したことはなく、むしろ、少年期から晩年に至るまで、その一貫性は驚異的。彼が、過去を問題にするのは、常に、その完成度に対してのみである。

◎整形マニア
いわゆる、「整形マニア」の人が、何度もデザイン変更を繰り返すのは、自分にとってのベストの形が見えていないのにもかかわらず、より良い形を求め続ける「心の問題」によるもので、そのような場合、(1)の3枚の写真のように、最終的に造形が変っていないことはありえない。

彼が自分で答えている、鼻が2回とアゴ1回という整形手術以降、顔の変化を年代順に見ていくと、そこから造形的に変化が見られたのは、2000年前後で、それまでよりも鼻が細くなり、角度が上を向いているように見える時期がある。ただし、この変化は、その一年後にはほぼ元に戻り、その後も晩年まで、造形的な変化は特にない。この理由については、断定できないものの、「整形マニア」の人々のように、頻繁に顔を変えているわけではない。

彼の顔が、何度も変化したように見えるのは、持病の皮膚病により、肌が極端に白くなったこと、顔が太りやすいことと、メイクによる「表現」であったことが主な原因だと思われる。

整形医(皮膚科医)への通院の回数、治療の回数などから「整形マニア」と断定することも出来ない。

なぜなら、彼には深刻な皮膚病があったことと、美容整形・皮膚科治療には様々な内容があり、例えば、MJの整形を糾弾している、毎週テレビ出演をしているようなキャスター(バーバラ・ウォルターズ、ダイアン・ソーヤーなどの女性だけでなく、ビル・オライリーなどの男性も)でも、特に白人系は皮膚の老化が激しいため、現状を維持するという目的から、MJを上回る美容クリニックへの通院を繰り返していることが想像できるから。


(※)この理由に、下記の「訂正」を追加します。

《ここまでの訂正》

これまで、インヴィンシブル期の造形的変化に対して、

◎病気によるもの
◎あえて醜く整形している

の2種類が考えられる。と書きましたが、「事故」や「怪我」によるものを追加したいと思います。また、“病気”や“怪我”が与えた影響に関してはこの考察の終盤で全てまとめるという予定も、彼の「表現」を、より集中して見て行きたいので、これは中止します。

《今後の展開》

「マイケル・ジャクソンの顔について(13)」の最後で「MJJSource.com」の情報を求めましたが、残念ながらまだ得られていません。

そこを確認してから、この後を進めたかったんですが・・・わからない点は、わからないと自覚したうえで、想像していくしかないようです。

記録・撮影スタッフのことが気になっているのは、MJが、この裁判にどのように臨んだかを確認したいからなんですが、たぶん、これ以上時間をかけてもこの件はわからないかもしれません。

(14)からは、

◎A:「リヴィング・ウィズ〜」「60ミニッツ」から、2005年の裁判開始まで。
◎B:1994年の最初の結婚〜2002年のVIBE誌など、BAD期からのファンにとっては、違和感が大きかった“メイク顔”について。

の2つを軸を考えているのですが、(A)は上記の件がすっきりしないし、(B)も、虫メガネは鼻のアップを撮るための小道具といったレベルでも自信をもって言い切る材料に乏しいんですが、メイク顔に関しては、まだ一度も触れていないし、2002年よりも前に溯る必要があるので、やっぱり、こちらを先に書いた方がいいのかも、という気がしてきました。

変顔SFの決定版「You Rock My Would」や、2002年のVIBE誌だけでなく、2007年のエボニー誌や、THIS IS IT内での「Smoose Criminal」に到るまで、なんだか気になるMJのメイク顔について、よくわからないなりに、なんとか考察の土壌づくりをしてみようかなと考えているのですが、いかがでしょう?

他にも見落としている点や、気になっている点、展開への不満など・・また是非、みなさんのご意見をお聞かせくださいませ。

その他、マイケルのお笑いに関して♡

とにかく、MJと言えば、「3バカ大将」なんですが、残念ながら、全然詳しくないし、いつも、マルクスブラザーズならなぁと思いつつも、細々と努力はしてるんですが、

2002年のVIBEのインタヴューで、
http://www.allmichaeljackson.com/interviews/vibemaginterview.html

VIBE: Many of us see you as a historic figure, an innovator who has set a standard that still exists. Where does Michael Jackson go from here?

MJ: Thank you, thank you. I have a deep love for film and I want to pioneer and innovate in the medium of film-to write and direct and produce movies, to bring incredible entertainment.

Three Stooges. I love Curly. I love him so much that I did a book on him. I got a hold of his daughter and we wrote the book together.


Three StoogesのメンバーのCurlyの娘と一緒に本を書いたって言ってます。で、どんな本かなぁと調べてみたんですね。

カーリーには、Janie Howard Hanky(Janie Hanky)と、Marilyn Howard(Marilyn Howard Ellman)という2人の娘がいて、どちらもこの名前の名義での出版は見つからなかったんだけど、同じくメンバーのMoeの娘、Joan Howard Maurerには、Three Stoogesに関して、たくさんの著書があって、その中にJanieも協力していて、マイケルが序文を書いたものがありました。


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「Curly: An Illustrated Biography of the Superstooge」



それで、日本のアマゾンじゃなくて、Amazon.com のレヴューを見てみたら、「なんで、マイケルがスリー・ストゥージーズのこと書いてるんだ↓↓↓」みたいな、2002年のアホなコメントに、ようやく2009年と2010年にひとリづつ反論してくれた人がいて、「マイコーはビッグファンで、ストゥージーズの絵が描かれたRV車も持ってたんだぜ」みたいなコメントが・・・

http://www.amazon.com/gp/product/0806510862/ref=s9_simh_gw_p14_i1?pf_rd_m=ATVPDKIKX0DER&pf_rd_s=center-2&pf_rd_r=19SDE4HRSW7JQKPP8AHE&pf_rd_t=101&pf_rd_p=470938631&pf_rd_i=507846

そう言えば、これ見たことあるような、ないような・・3人の顔がくっついてアップになってる絵じゃなかったかな?でもって、あの2005年の裁判のとき使ってたRV車じゃないでしょうか?

どなたか、MJのRV車に記憶がある方はいませんか?こちらも、是非情報お待ちしております。



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かなり曖昧な記憶なんですが、MJの車にこんな感じの絵がついているの見た方いませんか?

追記:下記の、とてもとても素敵なサイトに情報がありました!
ネヴァーランドに置いてあったそうです!


◎らむの日記(http://rooney12.blog.so-net.ne.jp/2009-09-12-3)


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色々とお骨折り頂いた方、ありがとうございました!私が裁判時などと検討違いのことを言ったばかりに・・すみませんでした!こんな私ですが今度ともよろしくお願いします♡

☆この後、MJと三バカ大将について本を購入後に書いたもの。
◎MJとThree Stooges

☆(14)に続く



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by yomodalite | 2010-08-27 01:36 | マイケルの顔について | Trackback | Comments(21)
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冒頭の写真は、2008年12月31日のもの。

みんなインヴィンシブル期のヤバい変顔に、シリアスになってるかもしれないけど、2005年以降は、メイクも普通になっちゃうし、あとは変装ぐらいで、マジ変顔を楽しめるのは、もうあとほんの少しなんだからね(寂)

さて、みなさんからのご意見で、最後まで読まないとコメントしにくい。という意見が多く見られ、これについて、いろいろ考えたり、反省したりしてみたことを(9)に行く前に、書いておこうと思います。まずは、ここまでの訂正と、MJのお笑いに対しての真剣さが伝わるエピソードをちょっぴりお伝えしておきます。

まず、訂正ですが、

前回のカリフォルニア州サンタバーバラ郡最高裁判所での写真、2002年11月13日裁判初日と書きましたが、マスクをしているのと、鼻にバンソウコを貼っている写真のみが13日で、他は14日のものです。(←訂正して、内容を加筆・修正済み)

ちなみに、エイドリアン・グラントの『マイケル・ジャクソン全記録』では、このときの裁判の記録は、11月13日、11月15日、12月3日、12月4日の4日間で、どちらが正しいのか、いろいろと確認してみたところ、やっぱり5日間のようです。なので鼻のバンソウコは、同じ日の法廷内で、つけたり取ったりした訳ではなく、別の日でした。

そんな、こんなところでバンソウコ付けたり取ったりするわけないじゃん。と思った貴方、甘過ぎます!(笑)。

彼は、そういう変なギャグをやりかねない男なんですwww

それに、この日の写真はいわゆる気を抜いた“ヒゲボサ”ではないですよ。私がこれを最初に見て言ったひと言は、

「チクショー、そう来たか!」です(下品でゴメンね)

だって、これ見せるための「ヒゲボサ」じゃんw(特に14日)。ばっちりつけまつげが付いてるし(笑)

とにかく、顔の変化も注意して見てますが、各所に仕掛けられた「ギャグ」も拾って行かねば!というのも裏テーマにあって、というのも彼はスゴくお笑いセンスに優れていると、私は思うんですが、残念ながらギャグの切れ味的には、今イチ声の張りが足らないw

しかし、普段から、歌声のために声を抑えている(スマスマ出演時のライオネル・リッチー談)MJのこと、大好きなお笑いのためであっても、声を張ることはできない。となると、どうしてもビジュアルのみで勝負をかけようとする・・ あの、奇妙な変装とかも、そういった類いではないかと。

それと、

MJは「ネバーランド」に来ていた少年達を相手に「Rubbers」と称したクラブをつくっていたようで、

その会員規約が記載されたメモには、

◎会員はいつもクレイジーなふるまいをすること。

◎日曜日は断食をし、ベジタリアンであること。

◎コメディ「三ばか大将」(Three Stooges)を毎日2本見ること。

◎「ピーターパン」を暗記すること。

◎他の会員と目が合ったら、ピースサインをすること。



など全部で14の規則が書かれて、会員用のバッジもあったようです。
それにしても「三ばか大将」毎日2本って、どんだけ厳しい「お笑い虎の穴」なの(笑)

☆後日注:14の規則すべてアップしました!→「Rubberhead Club」 の掟

流石は、完璧主義者マイケル。この厳しさに耐えかねて、脱落していった少年もいそうな気がしますが、彼はそのクラブのボスですからね。

こういった裁判のときも、MJは「クレージー」なふるまいを心がけ、ネタ探しにも余念がなかったのではないでしょうか。

最後の写真は、2008年5月20日、自分の子供と「メガネを2個かけて、本屋で買物して来い」の罰ゲームを楽しむMJ。


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この写真のクレジットが、“Michael visit the bookstore with his children.”だったことから、子供との遊びと考え「罰ゲーム」と表現させていただきました。


前記事の写真の日付けは、後日訂正しておきますね。(←訂正しました)

◎マイケル・ジャクソンの顔について「反省・まとめ・今後の課題」に続く
◎マイケル・ジャクソンの顔について(9)に続く


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by yomodalite | 2010-05-16 20:00 | マイケルの顔について | Trackback | Comments(14)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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