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色々と出版されたプリンス追悼本ですが、KAWADE夢ムック『プリンス 紫の王国』は、根本敬氏が、勝新とプリンスのエピソードについて過去記事よりもよくまとめられていて一瞬それだけで買ってもいいと思ったものの、マイケルを強く意識していた勝新にプリンスからオファーが・・というのは、3人とも大好きな私にとっては大好物なエピソードではあるものの、やっぱりその話の主役は勝新ですし、他の方々も日頃からプリンスについて何も考えず、聴いてもいないような寄稿者が多すぎて・・結局私が買ったのは、この「現代思想」一冊のみ。


マイケルの『現代思想』2009年8月臨時増刊号は、頭が悪い人が気取って書いたような文章が大半で、良記事と言えるのが極わずかだったせいか、


◎極わずかの良記事の例

http://nikkidoku.blogspot.jp/2014/08/blog-post_6.html

http://nikkidoku.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html


今回もまったく期待していなかったのですが、プリンスの号は読み応えのある記事が多かったです。(MJを言葉で語ることの難しさと比較しなくても、Pは文学と相性がいいからかな・・)


1996年地元の記者ジム・ウォルシュによるインタヴュー「TAFKAPかく語りき」や、湯浅学「音楽への無条件の信頼」(Sacrifice of Victorを訳してるときだったから余計に)とか、大和田俊之「聖なるセックス」、森幻斎「特異性の論争」、小谷真理「マルチ・プレックス・ポエトリー」、村上春樹の「1973年のピンボール」の引用から始まる、中野利樹「紫のソリテアー」などネットでは読めないような濃い内容が多く、書籍としてお値段以上の価値を感じました。


そんな本書から、今後のプリンス和訳や、「マイケルと神について・プリンス編」のために、


北丸雄二氏の記事から省略してメモしておきます。


物見の塔の王子が見たもの ー プリンスと「エホヴァの証人」考


プリンスがエホヴァの証人に改宗したという報が一般に広まったのは2001年5月27日付のAP電による。プリンスが次のように語ったとする記事だった「汚い言葉を使うとその言葉が過去に起こしたすべての怒りやネガティブな経験を呼び起こすことになる。それは自分自身に向けられる。そんなことはイヤだろう?」「暴力を目にすると親は一体どこにいるんだと思う。彼らの人生で神はどこにいるんだと思う。子供っていうのはどんなプログラムでも取り入れてしまうコンピュータみたいなもんで、おかしなことが起きるんだよ。子供なのにタバコを吸ったり、セックスしたり」見出しは「G-rated Prince?」。「X-rated」の作品を作ってきたプリンスなのに信じられないというニュアンスだった。


死の直後に「ボルボード」誌が伝えたのは、ウエンディとリサのエピソード。二人が2000年にレヴォリューションのツアーをやろうとプリンスに持ちかけたとき、「彼はやらないといった。私が同性愛者で、半分ユダヤ人の血が入っているからだと」しかし、実際はその6年後、3人はロンドンの同じステージに立つことになる。バンドの最初期には二人が同性愛者だと知った上で受け入れ、次にそれを理由に手ひどく拒絶し、次にはまた何もなかったかのように受け入れる。40年近くの彼の音楽人生で、享楽的な性の追求と敬虔な信仰をめぐるこの謎だらけの矛盾がプリンスを貫いている。言い方を変えれば性と快楽を歌うのと同じ分だけ、神と天罰の恐怖が彼の人生と音楽に漂っていたのかもしれない。


・・・80年代にあって、「黒人」であって「ゲイ的」であるというのは(たとえその意匠を纒うだけであっても)大変な”矛盾”だった。マッチョな黒人コミュニティにあって、精神的にも肉体的にも繊細に育ちあがった青年がその繊細さを逆手に取って露悪的な戦略を取ったのだとしても、次には白人社会からの好奇の目が襲ったろうことも想像に難くない。セクシュアリティはしばしば人種という権力構造に絡みついている。

 

友人でかつ音楽上の協力者だったシーラ・Eが「ビルボード」誌で回想しているのは、神を信じていた最初期のプリンスと、その後に「何も信じていないようになった」中期のプリンスと、そして「エホヴァの証人」になってからのブリンスの三人だ。「彼のためには、何かを信じることは何も信じないよりはいいことだと思った」と彼女は言う。彼にはそんなにも屈強な何かが必要だったのだろうか。・・・


プリンスの両親は「セブンスデイ・アドヴェンティスト」の信者であり、「エホヴァの証人」になる以前から、「セブンスデイ」の終末の日のイメージは色濃く彼の歌に影を落とした。そしてまたシーラ・Eが証言したように、再び「何も信じていないようになった」プリンスは、その後に「ニッキーという女の子を知っていた。セックスの鬼だったね」で始まる、歌詞通りのセックス狂いの歌「Darling Nikki」(1984)を歌う支離滅裂さだった。・・・


「エホヴァの証人」の有名人であるマイケル・ジャクソンやテニスのウィリアムス姉妹、ノトーリアスB.I.G らが信者の家で育ったのに対し、プリンスは「セブンスディ」から改宗した「証人」だ。母親からの強い勧めがあったともされるが、広く知られるように直接彼に二年がかりの入信勧誘を行ったのはスライ&ザ・ファミリーストーンのベーシスト、ラリー・グラハムだ。


ワシントンボスト紙との2008年のインタビューでプリンスはそれを「改宗というよりはもっと、realization(気づいた、わかった、という感覚)だった」と話している。そしてグラハムとの関係を「(映画『マトリックス』の中の)モーフィアスとネオのようだった」と答えている。それはキリスト教で広く言われる「ボーン・アゲイン・クリスチャン」、つまり新たに生まれ変わったようにクリスチャンとして霊的に覚醒するパタンと同じだ。先に触れたボブ・ディランもそうだし、急に宗数的保守右翼に変身したテッド・ニュージェントやリトル・リチャード、クリフ・リチャードらもそうだ。政治家たちも、ジョージ・W・ブッシュを筆頭に、過去の不始末を一掃するかように突然「ボーン・アゲイン・クリスチャン」を名乗ることも少なくない。・・・


「改宗」が伝えられた2001年の11月、プリンスは9年ぶりに「プリンス」に戻って初の、24番目のアルバム『The Rainbow Children』をリリースした。コンセプトは、やはり信仰とセクシュリアリティ、そして愛とレイシズム。マーティン・ルーサー・キング牧師に着想したような(実際、師の演説音源も使われている)架空のユートピアへと向かう社会運動の物語。


「USAトゥディ」紙はこのアルバムを「これまで最も果敢で魅惑的な作品の一つ。たとえこれを神への謎めいた求愛と受け取ろうとも」と評した。「ボストン・グローブ」紙も「傑作」とは言わないまでも1987年の『Sign 'O' The Times』以来の、最も一貫して満足できるアルバム」と称した。しかし、「ローリング・ストーン」紙はやや違った。「神聖なる正義のシンセサイザーを振る説教壇の奇人(Freak in the Pulpit)」とはもちろんプリンスのことである。・・・リベラルな若者文化を先導する「ローリング・ストーン」誌が、プリンスの「信仰」を快く思わなかったのはそこからも明らかだ。・・・前出のクレア・ホフマンが行ったあるインタヴューでは、プリンスは同性婚に反対してソドムとゴモラを連想させるような次の発言をしている。「神が地上に降り立って人間があちこちでくだらないことをやったりしているのを見て、それでみんな全部いっぺんにきれいに片付けたんだ。『もう十分だ』って具合に」。・・・


トム・クルーズやジョン・トラボルタなどの有名人を広告塔のように利用する「サイエントロジー」とは違って、「エホヴァの証人」の本部組織である「ものみの塔(聖書冊子)協会」は建前上は有名人を特別扱いしない。プリンスの死後に掲載された英「デイリー・メール」紙の記事には、昨年夏の「エホヴァの証人」地区大会にラリー・グラハムと並んで座っているプリンスの姿が写真に収められている。・・・死の1ヶ月足らず前の3月23日のキリストの死の記念日にも、彼は普通に地元の集会に姿を見せていた。・・・


(引用終了)


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(この写真は上記記事にあるデイリーメールに掲載されたものですが、
プリンスが旅立つ1ヶ月前ではなくもっと何年も前のものです)


◎デイリーメール記事(北丸氏が書かれたこととほぼ同じ内容と、グラハム、シーラE、ジュディス・ヒル等が出席した追悼式の写真・動画)


◎信仰のために、手術を受けることができなかったのでは?というCNNの取材に、協会では反医療ではなく手術に反対したこともない。プリンスは他のブラザーと変わらなかった、というようなことを語っている動画


というわけなので、


西寺郷太氏が『アート・オフィシャル・エイジ』の解説と『プリンス論』の二ヶ所で唱えられた、プリンスがエホバから脱会したというのは間違いだと思います。


氏は「水の中には絶対にもう戻らない(Never going back underwater, no)」という歌詞の「水の中」という表現は、多少でもキリスト教を学んだことがあれば(脱会を意味することだと)ピンと来る言い方で、これは、エホバでの洗礼にあたる浸礼(水の中に一度沈めて引き上げる)という儀式のことだと言っておられるのですが、儀式は一回だけで、洗礼でも浸礼でもそのまま水の中にいるわけじゃないですしw、信者としての生活は水から上がってから始まるわけです。


多くの洗礼にある洗い清めるという意味だけでなく、エホバの場合は、過去の人生を捨てるという意味もあったはずなので、Never going back underwater, no が、脱会を意味するとは言えないんじゃないかと『プリンス論』を読んだときから疑っていたのですが、そうでないことはすぐに判明しました。


ついでなので、、w


西寺氏は、VISIONの「You Rock My World」の解説でも、「壁に飾られた黒人ボクサーの写真が、マイケルの父親ジョーの若い頃の写真であることを考えると、マイケルに「お前が誰か知っているぞ」と言われた、マーロン・ブランドの若き日のボクサー時代の写真が映るのは、どのような因縁を象徴しているのだろうか?」という信じられないような間違いを書いておられました。


このフィルムにはふたりのボクサーらしき男の写真が映りますが、マイケルの父親でも、マーロン・ブランドでもありません。マイケルの父がボクサーだったのは確かですが、ブランドはボクサー役を演じただけ。そもそも、写真と彼らの顔はまったく似ていないのに、どうしてそんな間違いをされるのでしょう?(みなさんにご協力いただいて判明したことですが、白人ボクサーはエド・ルイスという「レスラー」で、黒人ボクサーは、おそらくジャック・ジョンソンだと思われます。参考記事→


西寺氏のことは尊敬も感謝もしており、今後の音楽活動にも執筆にも期待しておりますが、集大成的な作品解説での二度の大きなミスに「イエローカード」を出さずにはいられませんでした。


北丸氏の記事に戻りますが、


氏は、記事の最後に、ボブ・ディランが、聖書の「イザヤ書」にあるバビロンの崩壊を知る物見の塔からの眺めをテーマに作った「All Along the Wachtower(見張り塔からずっと)」の歌詞を紹介されていて、ディランが見たものと、プリンスが見たものは同じなのか、違うものだろうか、と結ばれていました。


◎[Amazon]現代思想 2016年8月臨時増刊号 総特集◎プリンス1958-2016


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by yomodalite | 2016-09-21 09:11 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(2)
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足をケガしてちょっぴり不自由な生活をしている、MJファンの熟女のお見舞いにプリンスの曲を送る。そんなシチュエーションで選んでみた曲!

アート好きの彼女には、やっぱり『Art Official Age』押しというベタな考えと、羽生くんのSP決定記念で「Let's Go Crazy」も外せないよね。

でもって、2015年に選んだ私的ベストで、ごっそり省いた『Purple Rain』と『Controversy』からも解禁にして、一番最新の『HITnRUN Phase Two』からも・・と思ったんだけど、やっぱビギナー向けじゃないし、ダンス曲少なめという趣旨から、「プリンスをひとり静かに聴きたいあなたに」と、

・affirmation III
・BREAKDOWN
・Do Me Baby

・Forever In My Life

・Last December
・Starfish And Coffee
・WAY BACK HOME

上記の7曲がダブってるんだけど、、ま、いっかw だって彼女はまだP慣れしてないし、そんな彼女に8分もある「Last December」重くない?・・でも、12月も近くなってきたし・・・

というような逡巡を経て選んだのが、こちら!

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まずは、『Art Official Age』のエンディング「affirmation III」で、Remember there is really only one destination・・とか、Pについて軽く語ってもらった後に、「Let's Go Crazy」!

4:40の曲をショートプログラムの2:50に合わせないといけないんだけど、やっぱり、イントロのPの語りを抜いちゃうのかな、という心配とか、最初の4回転ポイント当てとか、町田樹の「Don’t Stop Me Now」を超えるようなエアギターも入れてくるかな?・・なんていう話題にもついてきてもらって、

そこからまた『Art Official Age』の世界に浸ってもらう「THIS COULD BE US」、次に、ここまでの曲にはなかったR&Bテイストを少々加えて「Beautiful, Loved & Blessed」で、そのあと、プリンスの「Will Be There」と言えなくもない「Last December」


で、♪We need to come together Come together as one・・・の後は、朝ごはんは「ヒトデとコーヒー」だという変わった女の子のことが歌われる「Starfish And Coffee」。そして、このほのぼのムードを切り裂くような「Baby I'm A Star」に行って、そこから一旦80年代に別れを告げ、またまた2014年の『Art Official Age』から「U KNOW」を聞いたあと、再度80年代の名曲で、もしかしたらPの曲の中で、私がもっとも泣いてしまう、しかも号泣レベルで・・という「Do Me Baby」

Pは、私の泣きはらした顔を見て、いつもこう言って笑うの。

「濡らすのは顔じゃないだろう」・・・

ちなみに、この曲の♪Do me baby、Give it to me・・に対抗してできた曲が、MJの「Give In To Me」(KINGの方がドSなのは明らかですねw)

ふぅーーーというわけで、上も下も濡れっぱなしな曲のあとは、最高傑作と名高いアルバム『Sign Of Times』から若干抜け感のある?「Forever In My Life」と、プリンスフォロワーでもあるレニー・クラヴィッツがベストに選んでいた「Pop Life」(『Around The World』収録)。

で、、またまた『Art Official Age』に戻って、近年の最高傑作に上げるならこの曲「BREAKDOWN」。


この曲のあとは悩んだんだけど、『1999』から「Free」。そのあと、これも良く泣いちゃう曲「I Love U, But I Don't Trust U Anymore」(『Rave Un2 The Joy Fantastic』収録)。

眠らない男プリンスのラップが素敵すぎて、ますます寝られない?「Mr. Goodnight」(『Planet Earth』収録)。そして最後も『Art Official Age』から、「BREAKDOWN」と甲乙つけがたいぐらい、大好きな曲「WAY BACK HOME」


この曲で締めようと最初から決めてたんだけど、なんだかアンコール!という歓声が聴こえてきてw・・・評判の悪いPの映画『Graffiti Bridge』から「Still Would Stand All Time」を最後に足して、より時代を前後させ、永遠に終わらない感じを出してみたつもり。

これで、少しはPに慣れてくれるかなぁ・・

(今回も、なぜか「KISS」を省いてしまった・・(When Doves Cryもだけど)大好きな曲なのに不思議・・)


上記から1曲だけ
I Love You, But I Don't Trust You Anymore





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by yomodalite | 2016-09-19 07:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(5)

映画『ソウルパワー』

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1974年、“キンシャサの奇跡”と言われたモハメド・アリ対ジョージ・フォアマンの対戦の前には、アフリカ系ミュージシャンたちの “ブラック・ウッドストック” とも言える『ザイール'74』と題された音楽祭が行われていた。

差別を乗り越え、成功をおさめた米国のアフリカ系ミュージシャンと、解放運動を戦ったアフリカン・ミュージシャンが共に同じステージに立った歴史的なコンサートのことは、JBに興味をもったときから、いつか見てみたいと思っていたのですが、ドキュメント映画公開や、モハメド・アリへの追悼企画も重なって、今回ようやく見ることができました。

この映画は、『モハメド・アリかけがえのない日々』(1997年アカデミー賞ドキュメンタリ部門受賞作)の編集をしていたジェフリー・レヴィ=ヒントが、1974年のコンサートフィルムが撮影されていたことを知って、2009年に編集し直したもので、最初からドキュメント映画として撮影されたものではない。

最初、私はこの映画を1974年という時代に巻き起こった「ブラックパワー」の一端をとらえた映画だと思っていたのだけど、残されたフィルムを2009年に編集した監督の意図はそうではないようで・・・

映画が始まるとすぐ、少し前に見た『ミスター・ダイナマイト』のときよりも、だいぶグッチ裕三っぽくなったJBが現れるのだけど、股割ステップを含む短いステージシーンが終わってしまうと、しばらくJBの姿は見られなくなり、キンシャサの街や、コンサート会場が建設されていく様子、米国の黒人ミュージシャンたちが、自らのルーツだと感じているアフリカでコンサートを行うことを、故郷への帰還だと感じて高揚しているところや、対戦前のアリのアジテーションなどが淡々と移し出されていく。

時折現れるほんの小さな瞬間から、1974年当時、JBがモハメド・アリと同様か、それ以上に人々から尊敬され、愛され、ソウル界や、黒人だけでなく、白人からも「ゴッドファーザー」のように慕われていたことが伝わるシーンがあり、また、彼が想像していたよりもずっと小柄な人だったことにも気づいた。

ようやくコンサートが始まると、期待以上に音が良く、今実際にフェスに行って聞くよりもずっと「生の音」のように感じられ、これまで名前ぐらいしかわからなかった70年代のアーティストや、まったく知らなかったアフリカンミュージシャンたちが身近に感じられる。

B・Bキングが、ギターを弾く人だってことさえ知らなかったけど、彼の指から奏でられる音にグッと来たり、ダニー“ビッグ・ブラック”レイのコンガや、ミリアム・マケバの「クリック・ソング」に魅了され、楽屋でアフリカの女性アーティストたちと仲良くじゃれあっている往年の女性ディスコグループというイメージしかなかったシスター・スレッジがまだすごく幼くて、こんなムサい男たちの中で大丈夫なの?と心配になったり・・

そんな感じで、すっかりどこかの夏フェスに行ったような気分で見ていた画面に、ついにJBが登場すると、私だけでなく、会場の雰囲気が一気にヒートアップする。みんな素晴らしかったのに、やっぱりパワーが全然ちがうのだ。

ようやく登場したJBのステージシーンもあまり長くはないけど、曲が終わると、JBはその曲と同じぐらいシビれることを言って、エンディング・ロールが始まる。バックステージの彼の姿が映し出され、彼はもうこれで本当に最後という感じで、頭を下げたりするけど、エンドロールがすべて終わった後、再度JBからグッとくるメッセージがあるので、最後まで見逃さないようにね。

これは、彼のメッセージで始まり、彼のメッセージで終わる映画なのだ。

『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』でも、『ミスター・ダイナマイト』でも、JBがメンバーにずいぶんと厳しかったことが描かれていたけど、この映画では、何気ないシーンに、彼の優しさや繊細さが伝わってきて、もっと好きになった。

今まで、プリンスのパフォーマンスがJB直系だとは思っていたけど、プリンスの小柄で中性的な容姿は、ソウル界のゴッドファーザーとはだいぶ異なると思っていた。でも、JBもまた小柄な人で、「パープルレイン』以前のプリンスは、ファッションも音楽も想像以上にJBの姿を追っていたように感じられた。

また、JBとは正反対ともいえる声のマイケルが、色々と苦心して、キャリアの最後まで、JBの音楽に近づく努力をしていたんじゃないかと思ってしまったのは、私が、MJの「アンブレイカブル」へのこだわりについてばかり、考えているせいかな。

でも、ショウビズ界一と言われた自分以上によく働いたふたりのことを、JBはすごく可愛く思っていたと思う。彼がメンバーに厳しかったのは、自分より全然働いていないと感じていたからだと思うから。

通常の劇場公開は終了していますが・・


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by yomodalite | 2016-08-03 06:00 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
「Invincible」の和訳を見てくださった方と、ツイッター経由でやりとりしました。プリンスの歌詞や、ふたりの関係についてなど、色々と補足する内容になっていると思うので、前回の和訳と合わせてこちらもお読みくださいませ。
_________

yomodalite ‏

マイケルがこっそりプリンスをディスっている曲(笑)です!



かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite Diamonds&Pearlsの解釈が反対の様に思います。歌詞では、「もしもぼくがダイヤモンドと真珠をあげたなら~」となっていますが、最後は「でもぼくにできるのは あなたに愛を捧げることだけ」と締められます。


(下記の和訳は歌詞カードから)


This will be the day

That you will hear me say

That I will never run away

今日この日、ぼくはあなたに言おう

決して逃げたりしないと


I am here for you

Love is meant for two

Now tell me what you're gonna do

ぼくはここにあなたのために居る

愛は二人のために在る

さあ どうするつもりかおしえて


(コーラス)

If I gave you diamonds and pearls

Would you be a happy boy or a girl

If I could I would give you the world

But all I can do is just offer you my love

もしもぼくがあなたにダイアモンドと真珠をあげたなら

あなたは幸せな少年か少女になってくれるだろうか

できるなら ぼくはあなたに世界だってあげる

でもぼくにできるのは あなたに愛を捧げることだけ


Which one of us is right

If we always fight

Why can't we just let love decide (let love decide)

ぼくらのうちどっちが正しいんだろう

いつも争ってばかりいたりしたら

何故ぼくらは愛に決定を委ねられないんだろう


Am I the weaker man

Because I understand

That love must be the master plan (love is the master plan)

ぼくは弱い男だろうか

愛はマスタープランにちがいないと考えているから


D to the I to the A to the M

O to the N to the D to the pearls of love

D to the I to the A to the M (to the m)

O to the N to the D to the pearls of love

DへIそしてAへMそしてOへNそしてDへ

真珠のような愛へ


There will come a time (there will come a time)

When love will blow your mind (blow your mind)

And everything you'll look for you'll find (take a look inside)

やがて訪れるだろう

愛が我を忘れさせ

そして 探していたものすべてがみつかる時が


That will be the time (that will be the time)

That everything will shine (forever)

So bright it makes you colorblind (you will be color blind)

その時こそ、あらゆるものが燦然と輝いて

あなたは色による差別ができなくなるだろう



yomodalite

@3121Rain かみるんさん、感謝です!!!おっしゃる通り、プリンスの歌詞は、「でもぼくにできるのは あなたに愛を捧げることだけ」で、プリンスの意図ももちろんそうだと思います。ただ、MJがこの歌詞で「こっそり」プリンスを意識しているのは、間違いないんじゃないかと。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite 基本は物質より愛という路線の曲なんだと思います。プリンスがマイケルを意識した曲というのは、「My Name Is Prince」で、「俺の名前はプリンスー俺はキングになりたくない」の所だと思います。これは僕もマイケルを意識したのかな、と思いました。


yomodalite

@3121Rain 同感です!それに関しては(http://nikkidoku.exblog.jp/24643638/)ここに少し書いたんですが、いずれにしろ、プリンスがマイケルを意識している部分は、すごくはっきりしているんですけど、マイケルの方はあくまでも「こっそり」なのではないかと。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite ここの解釈は気になっていましたので書いてみました(*_ _)失礼しました。でもいつも興味深く読ませて頂いています。

おやすみなさい


yomodalite

@3121Rain 励みになります。ありがとうございます。ちなみに、私の文章の至らない点を補足したいので、このツイートのやりとりを該当記事に転載してもいいでしょうか?


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite 今仕事の休憩中で、あまり時間がないので長いお返事はできないんですけど、転載はオッケーですよ( ´∀`)b


yomodalite

@3121Rain 転載OK感謝です。MJファンにはプリンスに興味がある人が少ないので、プリンスファンの人と「ふたりの天才」について語れるのはすごく楽しいです。そんなわけで、私の解釈も「ネタ」として楽しんでいただきたいのですが・・・


①マイケルの場合は、プリンスに限らず、大体感情の発露まで、常に「ワンクッション」置くところがあるんですよね。ここでも、ときに自分より評価されていることに対して、どうして、彼(プリンス)の方がいいなんて言うの?という疑問を「彼女」に言っているようなんですが・・


②自分の口からじゃないラップ部分では、「俺はネックレスもブレスレットも、超輝いてるやつを手に入れたぜ」とか、「旅は出来ても、金は長続きしそうにないね。悪態つくことはできても、勝負強さが足らねえんだよ」とか・・「上辺だけなんてのはナシだぜ。俺のはマジだから」っていうのは、


③自分だって結構稼いだ癖に、「僕にできるのは、あなたに愛を・・」だなんて、歌詞だけ甘ったるいこと書いてんじゃないぜ。みたいなねw そんなところも、プリンスの歌詞が、「かみるんさんがおっしゃる通り」だからこそ効いている、と。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite なるほど、そういう形の捉え方はかなり頷けます。

実際プリンスも、金持ちの生活を送っている事は事実ですからね。

それで歌詞と実際にギャップを感じてマイケルが皮肉っているとしたら、それは確かに面白いです。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite 大変分かりやすかったです、ありがとうございます(^ω^)

マイケルがプリンスを意識した最たるものは僕は「This Is It」だと思います。

同じO2アリーナ、プリンスの21公演に対して50公演の予定。

実現していたら…見てみたかったです。


yomodalite

@3121Rain 「This Is It」はホントそうですよね。オルテガが、MJの「神様が僕にアイデアをくれたのに、やらなかったらプリンスにあげちゃうかもしれない」発言をフィルムに残してくれたことで、ムーンウォーカーに続いて、MJの映画2本にプリンスが登場したことになりますよね。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite ムーンウォーカーでもしっかりプリンスの名前出してましたねえ。バブルス絡みでしたっけ。W

奇妙なことに、プリンスのCream の最初の歌詞がThis Is Itです。W






yomodalite

@3121Rain いくらポール・アンカと昔作った曲だからって言ったって、ダメですよねw。きっとなんかあるって私も思っちゃってますw


yomodalite

@3121Rain 私は天才同士の熾烈な戦いみたいなのが、大好きなんですけど、ふたりの間には、卑怯な手口が全然なくて、胸がすくようなライヴァル争いって感じがして、たまらないんですよね!


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite 色々タイプが違ったり、でも共通する部分もあったりして。本当、両方が最高に魅力的です。

マイケルのソロデビュー、プリンスのI Wanna Be Your Lover辺りから続いたライバル関係は、本当に素晴らしいものでしたよね。


yomodalite

@3121Rain MJは、自分が遺す歴史をすごく意識していましたから、プリンスを、彼のヒストリーの重要な登場人物と位置付けていたと思うんですよ。オルテガが語ってくれたアイデア相撲の話もプリンスのことを思い出したなぁ・・


yomodalite

@3121Rain クリームのエロい歌詞wで思い出したんですけど、MJTapesで、僕は世界中で親善大使のようにメッセージを広めてきたのに、他のシンガーはセックスについてとか「ベイビィ、バスタブの中で君の体を・・とか歌っているのに、僕だけがメディアに変な奴だって叩かれてる」って嘆いてるんですよ(笑)ですから、曲の類似以上にプリンスの This is It がそれなら、僕のはこれだよ。って絶対に言いたかった気がしますw 


yomodalite

@3121Rain そして、そんなMJの思いを見通してかw、彼が休止中に、エロを封印し、MJが脱退した教団に入会し、MJが92年に出版した詩と同じタイトルのアルバム「Planet Earth」をリリースし、すっかり上品になっていくプリンス(笑)


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite Creamの出だしがThis Is It問題は、メロディの類似もあるし、かなり前から頭の中にありました。多分今日初めて言いました。W

沢山本を読み込んで、マイケルとプリンスの世界を解き明かしたい。

おやすみなさい!


Judith ‏@mj_bljn

@3121Rain @yomodalite 横からすみません!This is itは83年に制作されたものだそうで、時代的にはCreamよりも先だと思います。すごい偶然じゃないかと

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/THIS_IS_IT_(曲)





(意外とメロディも似ているw)




かみるん ‏@3121Rain

@mj_bljn @yomodalite なるほど、実はマイケルの方が制作は先だったんですね!(°ω°)!聴いてみて良かったW

ここ数年の疑問が消えました、ありがとうございます。

聞いてみるもんですね。W

それにしても本当、凄い偶然!


yomodalite

@mj_bljn 参加大歓迎!どっちが先かって、私もよく調べたくなるので助かりました!Safire版がカナダでリリースされたのが3/5、クリームは9/9だから、もし訴えていたらプリンス不利だったかもですねw


(ツイッターからの転載終了)


MJの「This is It」(曲)が発表されたとき、 Sa-Fireの ”I Never Heard" と同じ曲ではないかと話題になった。その後、ポール・アンカがこの曲は、1983年に自分とマイケルが共作したもので、Sa-Fireが1991年5月にリリースしたアルバム 「I Wasn't Born Yesterday」に収録された ”I Never Heard" も、自分たちの曲を提供したものだと証言。一方、プリンスの「Cream」は、 1991年のアルバム「Diamonds and Pearls」に収録され、1991年9月に先行シングルとしてリリース。プリンスは、この曲で久しぶりの全米No.1を獲得している。


ちなみに、、


これは、ブログ記事への返信だったので、ツイッターで会話させていただいたのですが、通常ツイッターでは、ブログ記事更新のお知らせをしているだけで、自分からつぶやくことはなく、フォロー返しもしていないので、このブログを見てくださっている方は「探さないでくださいね」(笑)


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by yomodalite | 2016-08-01 06:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(2)

ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン [DVD]



ブログアップするのが遅くなっちゃいましたが、『AMY エイミー』 を観た日に、こちらも観に行ったんです。1日で2本の映画を観るなんて、めったにしないことなんですが、『エイミー』同様、こちらも大勢の証言者が登場するドキュメンタリでありながら、どちらも製作者も上から目線の物語を避け、アーティストへのリスペクトが伝わる作品になっていて、行った甲斐がありました。

ちょうど1年前に公開された『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』は、JBの人生を圧縮して、2時間の物語にしたもので、チャドウィック・ボーズマンの熱演によって、若くてカッコイイJBを見事に現代に蘇らせた素晴らしい音楽映画でした。

それで、実を言うと、カラーの2時間映画で、JBの音楽を堪能するには、チャドウィックの方がイケメンだから良いかなぁなんて思っちゃってたんですけど、浅はかでした。やっぱ、本物のJBの方が、めちゃくちゃカッコいいっ!ダイナマイト感ハンパない!

両作とも、ミック・ジャガーのプロデュースで、こちらはドキュメンタリなので、『最高の魂を持つ男』よりも音楽を楽しめるシーンが少ないのではないかと思っていたんですが、この映画でも、JBの音楽や、素晴らしいショーを捉えたシーンがたくさんあって、当時の観客が熱狂する場面で、白人のティーエイジャーの女の子がたくさん映っていたり、あの伝説になっている、ステージに観客が押し寄せたときに、JBが警察の力を借りずに、みんなを制する場面とか、モハメド・アリと同様に、JBが音楽界だけでなく、時代のリーダーだったことがよくわかります。

『最高の魂を持つ男』では、バンドメンバーで親友のボビーバードとの物語が中心でしたが、『ミスターダイナマイト』では、ボビーバードや、後にプリンスと共演することになるメイシオ・パーカーなど脱退メンバーが実際に語っていて、その後の新生バンドの中心メンバーであるブーツィー・コリンズの証言も面白い。

MJのハーレムスピーチや追悼式、オバマ大統領の誕生にも大きな影響を与えたアル・シャープトン師によって語られる、60年代、70年代の政治の季節、ブラックパワーを牽引するアクターでもあったJB自身の「パワー」との違い。

そして、あのMJとプリンスが飛び入り参加するシーンも映し出されるのですが、あのときプリンスが、MJよりも緊張していたのは、プリンスの方が、大方の人々に実際の後継者と目されていたことが大きかったのではないかと改めて思ったり・・・

これから、どちらかの映画を見てみようという方には、『ミスターダイナマイト』の方がオススメかな。


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大阪・テアトル梅田に設置されていた、JB神社



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二礼はなんか違うような気がしたので
「大阪締め」でお参りしておきました!




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by yomodalite | 2016-07-28 11:47 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(2)
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プリンスの曲の和訳も今回で7曲目。


これは、語りにくく、無視しがちだったプリンスの信仰について考えてみよう。マイケルとはどう違うのかを知るために!というシリーズなんですが(毎回色々と言い方を変えていますがw・・)、


今回とりあげた曲は、あの大ヒット曲「We Are The World」(1985)に参加しなかったプリンスが、アルバムの方に提供した「4 The Tears In your Eyes」


◎[Wikipedia]We Are the World (album)


このタイトルを聞いただけで、すぐにイエスのことが頭に浮かぶひとでないと、ピンとこない歌詞なので、いつも以上に四苦八苦し、kumaさんにもかなりご協力いただいて、なんとか日本語にしてみました。


ちなみに、私はマイケルとプリンスの宗教的な側面に注目していますが、私自身はクリスチャンでもなければ、その他あらゆる宗教や、宗教ではないと言いたがる各種スピリチュアルとも関係なく、ふたりが、GodやJesusを真剣に考えているせいで、聖書や宗教関連の本を読んでいるだけなんですが、


ふたりのライヴァル関係は、その時代における最高の天才ミュージシャンという称号だけでなく、ふたりとも、それまで白人のロックスターだけに許されていた「現代のイエス」という存在感においても、ライヴァルだったと思うんですね。


マイケルの「神性」の方が、日本のファンにはわかりやすいのかもしれませんが、ゴスペル(聖書の福音書をベースとした音楽)が、ソウルや、R&Bを生みだした・・という黒人文化の発展の歴史において、ある意味、プリンスは正統派であり、また、彼は言葉の上でも、マイケルよりも正統派というか、正攻法なところがあって・・といったことも、今後書いていきたいと思っていますが、


まずは、歌詞和訳から・・


この曲の「He」や「man」は、イエスのことで、「4 the tears in your eyes(for the tears in your eyes)」は、あなたの涙のために(死んだ)人のことを歌っています。


『USA for Africa』というチャリティから、どうして、そういった曲が生まれたのかは、私たち日本人にはちょっと理解しにくいのですが、プリンスは、イエスが人々の罪を背負ったことによって、救われるというような信仰の仕方ではなく、イエスの生き方に学ぶべきだと考えているのではないでしょうか。


プリンスの公式動画チャンネルが出来たので動画を入れ替えました!

この曲はプリンスの『The Hits/B-sides』にも収められています。







4 the tears in your eyes

あなたの涙のために


Long ago there was a man

Change stone to bread with the touch of his hand

Made the blind see and the dumb understand

He died for the tears in your eyes, your eyes


昔、そこには男がいた

彼が触れば、石はパンに変わり

盲人は見ることができるようになり、愚者は道理を知ったが

彼はあなたの目に浮かぶ涙のために死んだ


Many people came from all around

To hear this man preach, glorious sound

He spoke of man in harmony and love abound

He died for the tears in your eyes, your eyes

Your eyes, your eyes


あらゆる地域から、大勢の人がやってきた

彼の説教と、その心地よい声を聞くために

男は調和と愛の中に生きる人間のことを語ったが

彼はあなたの目に浮かぶ涙のために死んだ

あなたのために


He died for the tears in your eyes

For the tears in your eyes and the tears of sorrow

Four cents may be all that they're worth

For the rising sun each day assures us

The meek shall inherit the earth, the earth


彼はあなたの涙のために死んだんだ

あなたの目に浮かぶ、悲しみの涙のために

その涙にわずかな価値しかないとしても

そんな力なき者たちがこの地を受け継いでいくのだと(*)

日々昇る朝日は教えてくれる


Faith is a word, we all should try

Describing the man who willingly died

Believe that your hunger, sorrow and fears

Is less than the tears in your eyes, your eyes


信仰と一言で言うのは簡単だけど

僕たちがやらねばならないのは

進んで死んでいったあの男のことを語ること

信じるべきなのは、飢えや、悲しみや、恐れよりも

あなたの、あなたの目に浮かぶ涙の方なんだ


Less than the tears in your eyes

For the tears in your eyes and the tears of sorrow

Four cents may be all that they're worth

For the rising sun each day assures us

The meek shall inherit the earth


あなたの目に浮かぶ涙を・・

あなたの目に浮かぶ、悲しみの涙を・・

その涙がわずかな価値しか持たないとしても

そんな力なき者たちがこの地を受け継いでいくことを

日々昇る朝日は知らせてくれる


Say it again

For the tears in your eyes and the tears of sorrow

Four cents may be all that they're worth

For the rising sun each day assures us

The meek shall inherit the earth, the earth


もう一度言おう

あなたの目に浮かぶ、悲しみの涙のために・・

その涙に大きな意味がなかったとしても

そんな力なき者たちがこの地球を受け継いでいくことを

日々昇る朝日が教えてくれる


(訳:yomodalite)

_____________


(*)マタイによる福音書の第5章から7章までを「山上の説教(垂訓)」と呼び、マイケルも大好きだと答えているのですが(→7章の訳はこちら)


The meek shall inherit the earth, the earth


これは、マタイ伝(5-3)の`Blessed are the meek for they shall inherit the earth' の引用で、日本の口語訳聖書では「柔和な人々は幸いである。その人たちは地球を受け継ぐ」と訳されています


私は最初、Blessed are ~がないこともあって、プリンスはその地に留まるだけの人を揶揄しているという解釈もありかと思ったのですが、やはり、聖書の素直な解釈でいいのだと思い直しました。


その他、気になる点はどんなことでも遠慮なくお知らせくださいませ。



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by yomodalite | 2016-07-05 10:30 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

和訳 PRINCE “The Ladder”

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「一線を越えろ 一線を越えろ 神が守ってくれる・・・


みんな、心を守れ この先は長い。ありがとう、愛してる!」


昨晩のNHK洋楽倶楽部「プリンスLovesexy Live 1988」は、めちゃくちゃキュートで最高にグレイトでした!


「神」ではなく、「宗教(イデオロギーとかその他諸々含めて)」しかわからない人々が、報道を左右していて、上品とか、下品とか、正や、悪に対して、杓子行儀な判断しかできなくて、「愛」も「芸術」も「ユーモア」もわからなくなって、みんなの心は分断するばかり・・・


そんな厳しい世の中で「心を守る」ために、プリンスの渋い曲を訳してみようシリーズ


今回は、前アルバム『Purple Rain』の大ヒットで増やしたファンを一挙に減らした(?)と言われるほど、変化の大きかった『Around The World In A Day』(1985)から、自伝的映画『Purple Rain』でも重要な存在であり、息子に「プリンス」と名付けたミュージシャンの父親、John Nelsonとの共作、「The Ladder」!






The Ladder


Once upon a time in the land of sinaplenty

There lived a king who didn't deserve to be

He knew not where he came from

Nor where he was going

He never once said thank you, never please


昔々、シナプレンティの国には

その地位に値しない王様がいた

自分がどこから来て

何を目指せばいいのかもわからず

一度も感謝を口にすることなく、

人にお願いすることさえ知らなかった


Now this king he had a subject named electra

Who loved him with a passion, uncontested

for Him each day she had a smile

But it didn't matter

The king was looking for the ladder


王様には、エレクトラという名前の召使いがいて

彼女は、誰よりも熱心に王に尽くし

王のためにいつも微笑みを絶やさなかったが

そんなことはどうでもよかった

王様は天国に行ける梯子を探していたのだ


Everybody's looking for the ladder

Everybody wants salvation of the soul

The steps you take are no easy road

But the reward is great

For Those who want to go


誰もが出世の手段を追い求め

誰もが魂の救済を望んでいる

上へと登り続けるのはたやすいことではない

それでも行きたい人にとって

受け取るものは大きい


A feeling of self-worth (everybody's looking)

Will caress you (for the answers)

The size of the whole wide world will decrease (how the story started)

(And how it will end)

The love of god's creation will undress you

And time spent alone my friend, will cease


自分を信頼できたら

(誰もがそれを探してる)

君は癒されるだろう

(答えが得られたら)

世界は小さくなる

(物語がどう始まって、どう終わるのかがわかれば)

神の愛は君の心の鎧を脱がせ

孤独を友としていた時間は

終わりを迎える


Everybody's looking for the answers

How the story started and how it will end

What's the use in half a story, half a dream

You have to climb all of the steps in between (yeah, we ride)


誰もが答えを探している

物語はどんな風に始まって、どう終わるのか

物語も、夢もまだ途中

上につながる梯子を全部上りきらなきゃ

(そう、上り続けなきゃ)


Everybody's looking for the ladder

Everybody wants salvation of the soul

The steps you take are no easy road (the steps you take are no easy road)

(It's not that easy)

But the reward is great

for Those who want to go (I do)


誰もが上に行くための梯子を探し

誰もが魂の救済を求めている

上へと登り続けるのはたやすいことじゃない

(それは簡単じゃない)

それでも行きたい人にとって

受け取るものは大きい

(僕はそうするよ)


Everybody everybody's looking (everybody's looking for the answers)

For the answers

Everybody wants to know how the story (how the story started)

Started and how it will end (started and how it will end)

What's the use in half a story, (what's the use in half a story)

Half a dream (half of a dream)

You, you gotta climb, you gotta climb (you have to climb all)

All of the steps in between (the steps in between)


誰もがみんな答えを探している

誰もがどんな物語で、どんな風に始まったのか

どう始まって、どう終わるのか

物語も夢もまだ途中(まだ途中なんだよ)

君は登るんだよ、最後まで(最後まですべて登りきらないと)

一段一段すべて(最後の段までね)


Everybody

Everybody's looking for that ladder (everybody's looking for the ladder)

Everybody wants salvation of the soul (everybody wants salvation of the soul)

(Salvation)

The steps you take are no easy road (the steps you take are no easy road)

(That's for sure)

But the reward is great (the reward is great)

For Those who want to go, (for those who want to go)

Those who want to go


誰もが上に行くための梯子を探し

誰もが魂の救済を求めている(救済を)

上へと登り続けるのはたやすいことではない

(それは確かだ)

それでも行きたい人にとって

受け取るものは大きいんだ


Everybody everybody wants (everybody's looking for the answers)

An answer

Anyone who know how the story (how the story started)

Started, how it will end (started and how it will end)

Will it be lonely in the world (what's the use in half a story)

What's the use? (half of a dream)

(Have to climb all)

(The steps in between)


誰もがみんな答えを探している

誰もがどんな物語で、どんな風に始まったのかを知りたい

始まってから、それがどう終わるのか

この世は孤独なものなのか(まだ途中までしかわからない)

それが何の役に立つのか?(まだ夢の途中なのさ)

すべてを登ってみなくちゃ(一段一段最後までね)


(訳:yomodalite)


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(LPジャケットでは中央に梯子が描かれていた)


少し前に、プリンスファンの方からのコメントで、国内版の訳詞が素晴らしいということを初めて知り(汗)、これから、CD訳を大いに参考にしようと思っているのですが、このアルバムの訳詞は、なんとあの中川五郎氏!


私訳は、氏が意訳された部分を、もう一度自分なりに何度も考えてみた・・・という結果なんですが、それでも結論を出しにくい箇所はいっぱいあったので、そのあたりをメモしておくと、


1行目の「sinaplenty」中川氏の注釈では、


これは、おそらくプリンスの造語で、Sin - a - plenty、plenty of Sin 罪悪に満ちた国というような意味ではないか。とあります。私もこれに同意します。


2つ目のパラグラフの、


But it didn't matter

The king was looking for the ladder


ここは、中川訳では「王様はどうすれば名を挙げられるかということしか考えていなかったのです」


「ladder」は、旧約聖書のJacob's Ladder(ヤコブの梯子)の話が有名で、出世の階段とか、地位や身分っていう意味と、天国への道、神の元へと至る梯子という意味があって、中川訳では、全体を通して上手く訳し分けておられると思います。


私は最初、召使のエレクトラの愛情に対して「But it didn't matter」なら、彼女の身分や地位しか見ていなかった。という意味かと思ったんですが、look at じゃなくてlook for だし・・・でも、中川訳の現世的に上に登るという意味も「王」という立場を考えると・・と悩み、このあとのパラグラフに出世の手段や魂の救済が登場することもあって、ここは、「天国に行ける梯子」にしました。


なんの徳もなく、王という現世の階段を上りきった人が、「愛」や「魂の救済」とは別に、最後は、天国に行きたいと思っている、というか。


また、ここで登場する召使が、神話に登場する王女として有名なエレクトラという名前だという意味は、プリンスによる神話の書き換え。という以外には思いつきませんでした。


その他、あちこち悩んでいるので、気になる点は遠慮なく、ご意見くださいませ。


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by yomodalite | 2016-06-27 14:48 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

和訳 PRINCE “WAY BACK HOME”

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エロい歌詞が多いプリンスですが、聖と俗を行き来する生き方にこそ、天国への道は開かれている・・てなことが、よくわかる歌詞を訳してみようというシリーズ!


今回は「WAY BACK HOME」です。


前回の “BREAKDOWN” と同じく2014年の『Art Official Age』に収録された曲で、彼がまさに「天に帰っていった」ことがよくわかる曲ではないでしょうか。







WAY BACK HOME


Any person or object whatsoever

That requires your attention

Is something that has veered from its path

And preordained destiny of total enlightenment


(ナレーション)

人の関心をひこうとする人々もどんな話題も

完全な悟りへと繋がる道から外れたものです


I never wanted a typical life

Scripted role, huh a trophy wife

All I ever wanted, to be left alone

See my bed's made up at night

'Cause in my dreams I roam

Just trying to find, trying to find

My way back, back home


誰もが望むような人生なんて欲しくなかった

筋書きのある人生も、見せびらかすための妻も

僕はずっとひとりでいたかった

そう、きちんとしたベッドで

僕は夢の中をひとり彷徨うから

ただ懸命に探し求めてるんだ

僕が帰る道、帰るべき場所を


So many reasons why

There's so many reasons why

I don't belong here

But now that I am I

Without fear I am

Gonna conquer with no fear

Until I find my way back home

Until I find my way back home

(Find my way back home)


ここが僕がいるべき場所じゃない

そんな理由なんかいくらでもあるよ

それでも今、僕が僕である間

ここにいることを恐れてはいない

恐れることなく進んでいくさ

帰る道を、帰るべき場所を見つけるまでね・・・

(帰るべき場所を見つけるんだ)


Most people in this world (Most people in this world)are born dead

But I was born alive

(I was born with this dream)

With a dream outside my head (outside my head)

That I could find my way back home

My, my, way way back home


この世界に生きる多くの人々は、死んだように生まれてくる

でも、僕は生きるために生まれてきた

(この夢とともに生きるためにね)

その夢は僕の頭の外にあったけど

それは、帰るべき場所への道を見つけることだったんだ

僕が帰る道、帰るべき場所


Is this the way? (Is this the way?)


これがその道だろう


(Power to the ones)

Power to the ones who could raise a child like me

The path was set

But if you look the truth will set us free

I've heard about those happy endings

But it's still a mystery

Lemme tell you about me

I'm happiest when I can see

My way back home

Can you see

My way back, my way back home


(人々に力を)

子供のような僕を育てることができた人たちに力を

道は定められているんだ

君だって、真実を見ようとすれば自由になることができる

僕は、幸せな結末について聞かされたよ

まだ謎はあるけど

それでも君に言いたいんだ

僕の最高の幸せは

帰るべき場所を知ること

その道を見つけること

わかるよね

僕の帰る道、帰るべき場所のこと


訳:yomodalite)


◎iTunes「ART OFFICIAL CAGE」


和訳の気になる点は

いつでも遠慮なくお知らせくださいね。




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by yomodalite | 2016-06-16 13:58 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(2)
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(1)に引き続き、

まだ、プリンスのキモさが受けいれられない女子と、

プリンスってなんか「キモい」んだよね。

と言われたことがあるプリンスファンの方へ




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ニットスーツ萌え!

Motherless Child - Full Concert







イタリア?のプレスから

インタヴューを受ける殿下

Press Conference 1998

Marbella Plaza de Toros




GQマガジン主催の最優秀テレビコメディアン賞の

プレゼンターとして「老人」として登場

Prince "DISGUISED" as OLD MAN

GQ's Men Of The Year Awards(1998)





上と同じ頃、

今度はクリス・ロックからトロフィーをもらう

今回の趣旨としては4:11~

Prince Recieves the 1998 Essence Award






もうキモいとは絶対に言えない

48歳にして超絶イケメンな殿下

Brit Awards 2006





色々な年代のキュートシーンが満載!

Prince - funny & Great moments





2010年のライブ

Prince Sometimes It Snows In April





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by yomodalite | 2016-06-11 21:42 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

和訳 PRINCE “BREAKDOWN”

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エロい歌詞が多いプリンスの名曲の中から、そうでないものをより分けて訳してみようというシリーズ!


今回は「BREAKDOWN」です。


2014年、プリンスは何年も関係が悪化していた古巣のワーナーから、久しぶりにスタジオアルバムをリリースしました。そのアルバム『Art Official Age』からの先行シングルが、「BREAKDOWN」でした。


毎回そうだとも言えますが、この和訳はかなり四苦八苦していて、まず、上記の経緯や、この曲の雰囲気から、Break down は「破壊」という意味ではなく、肯定的な意味だという前提で読んでいかないと、まるで違う訳になってしまいますし、逆に言うと、その前提が間違っているとすれば、すべて間違っていることになってしまいます。


Breakdownという名のダンスもあったりしますが、私は、ふたりの間の「壁」が壊れた。というような意味だと解釈して、考えてみました。

そんなわけなので、

いろいろと気になる点はどんなことでも遠慮なくお知らせくださいね。



下記の詞は、曲を聴いてから読んでください。

今回は、お誕生日記念の特別許可ですからね・・

http://ja.musicplayon.com/play?v=240939



“BREAKDOWN”


Listen to me closely as the story unfolds

This could be the saddest story even been told

I used to want the house with the biggest pool

I've been missing out I just feel like a fool


これから話をするからよく聞いて欲しい

すごく哀しい話になってしまうかもしれない

大きなプール付きの家を手に入れたいと思っていたのに

叶えられなくて、自分の愚かさを感じているみたいな


Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down


君はずっと僕を壊し続けてきて

僕は自分を壊し続けてきたんだ、ずっと


I used to throw the party at the New Year's Eve

First one intoxicated, last one to leave

Waking up in places that you would never believe

Give me back the time, you can keep the memories


大晦日にやったパーティーで

僕は一番早く酔っ払って、最後までそこに残ってて

信じられないような場所で目覚めたよ

時間が戻せたら、いい思い出のままでいられたのに


Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down


君はずっと僕を壊し続けてきて

僕は自分を壊し続けてきたんだ、ずっーとね


Every book I've read said that I would meet somebody like you

Whenever I was sorry, so sorry for the things I used to do

A journal full of numbers that I used to go through

(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7) all behind me now, all because of you


僕が読んだあらゆる本に、君のような人に会うだろうって書いたあった

自分がしたことにうんざりしたり、嫌になって

数字ばかりの日々を過ごしてきたけど

それもすべて過去のこと、全部君のおかげだ


Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down


君はずっと僕を壊し続けてきて

僕は自分を壊し続けてきたんだ、ずっーと


You keep breaking me, you keep breaking me down

I don't wanna walk out

Don't wanna go down, down, down


君は、僕をずっと壊し続けるけど

僕は、出て行きたいとは思ってない

ずっと昔に戻るなんてしたくないんだ


See there's a door that you can walk through

Where there used to be a wall

I don't care, it's cool as long as you catch me baby

(Catch me when I fall) If there's ever a fall

Closer to the breakdown, the closer we get・・・

Closer to the breakdown


そこにあるドアは今は外に通じているけど

かつては壁だったよね

君が僕をつかまえていてくれるなら、僕はなんでもかまわない

僕が倒れそうなときは受け止めて、倒れることがあったらね

変化のときが近づいてきた

僕らはそれを受け入れる・・・

変化がやってきたんだ


(訳:yomodalite)


◎iTunes「ART OFFICIAL CAGE」





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by yomodalite | 2016-06-09 09:32 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite