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和訳 PRINCE “Be My Mirror”

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プリンスの未発表曲(デモVersion)の和訳です。
この曲は、1993年の映画『ハリウッド・トラブル(原題:I’ll Do Anything)』のために書かれたものなんですが、実際に発売されたサントラは『レインマン』や、『ライオン・キング』など数々の映画音楽で有名なハンス・ジマー作曲のもので、主演俳優のニック・ノルティが録音したバージョンも行方知らず・・・

ただ、プリンスが、小さな娘に、父親として語りかける歌として作られた感じがすごく優しくて、マイケルとはまた別の「鏡」をテーマにした曲であり、「ABCより簡単さ」なんていうところも、プリンスと、マイケルの「映し鏡」のような関係が思い浮かんだり・・・

とにかく大好きな曲です!





Be My Mirror

Be my mirror, be like me
Easier than ABC
Everything I hope to be
You can be that and more you see

僕の鏡になって、僕みたいに
ABCより簡単さ
僕が望むすべてのものに
君はなれるよ、それ以上のものにも

If my hand goes to the left, yours goes to the right
What you see is what you get, just keep me in your sight
You see how much you’re just like me when we play this game
If you play correct my dear, we will be the same

僕の手が左に動くと、君の手は右に
見たとおりにやってみて、ずっと僕を見てなきゃだめだよ
このゲームをやると、君と僕とがどんなに似てるかわかるだろう
君にちゃんと出来たら、僕たちは一緒なんだよ

Be my mirror, be like me
Easier than ABC
Everything I hope to be
You can be that and more you see

僕の鏡になって、映し鏡のように
ABCより簡単さ
僕が望むすべてのものに
君はなれるよ、それ以上のものにも

Ever since good fortune brought you into this world
I knew that U were a special, a special little girl
When the rest of us get stuck because of things we do
not know
My special little girl is already a hundred paces down
the road

幸運が君をこの世に運んできて以来
君が特別な、ほんとに特別な女の子だってわかってた
僕たち大人が立ち往生しているようなときも
僕の特別な女の子は100歩も先を歩いてる

Be my mirror, be like me
Easier than ABC
Everything I hope to be
I can be that and more you see
I can be that and more you see

僕の鏡になって、映し鏡のように
ABCより簡単さ
わたしが望むすべてに
わたしはなれる、それ以上のものにも
わたしはなれる、それ以上のものにも

(訳:yomodalite)

最後、プリンスが裏声で歌っている部分は、主語が「I」になっていて、女の子のきもちを歌っているみたいですね。




この女の子(0:55〜)のことを思って書いたのかなぁ・・

この曲のリリースは無理かなぁ。。ライブ映像がとにかく楽しみーーー!!!


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by yomodalite | 2017-02-23 07:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)
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MJファンの友人に、プリンスを慣れさせるという試みは、羽生選手の尽力もあってか、予想以上の大成功で、私の選曲CDを愛聴してくれているだけでなく、『プリンスの言葉』も買ったし、CDも少しづつ集めてるなんていう報告もあるのだけど、



ここで手を緩めることなくw、以前にMJファン向けにセレクトした(→ここ)とか(→ここ)とも、最近発売された2枚組のベストアルバム『4Ever』ともカブらず、しかも、止めを刺しちゃうような・・と考えてみた結果、


全部スローな曲でまとめてみようかな、と。


でも、確かにそういった名曲はたくさんあるものの、Pの場合、最初はすごく穏やかでも、最後の方になると段々ほとばしる魂が抑えきれなくなって絶叫してしまうことも多いw。そこが彼の魅力には違いないんだけど、今回は本当に最後まで静かで、絶叫なしの曲を選んでいったら、これまでとカブらないようにしてるせいもあって、思ったよりも少ない?


ということに、私も初めて気がついたという結果がこちら。


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まずは、プリンスのギターとピアノはどっちが魅力的かというのは、羽生選手の「Let’s Go Crazy」と「白鳥の湖」のどっちが素敵か?を考えるぐらい、悩ましい問題だということが如実にわかる「A Case Of You」これは、超入手困難な『One Night Alone』に収録された、プリンスが敬愛するジョニ・ミッチェルの名曲の一部をカバーしたもの(ほんの少しだけ歌詞が異なる)。






Pは、ジョニに捧げるように歌っていると思うので、和訳はこんな感じ?


I am a lonely painter

I live in a box of paints

I used 2 be frightened by the devil

And drawn 2 those who weren't afraid

Remember when u told me

That love was touching souls?

Well, surely u touched mine

Part of u pours out of me from time 2 time in these lines

U're in my blood like holy wine...u're so bitter and so sweet

I could drink a case of you, darling

And still be on my feet...still be on my feet


僕はひとりぼっちの画家

絵の具箱の中に住んでいて

悪魔にずっと怯えていたから

恐れを知らない人に引き寄せられたんだ

あなたが言ったことを、よく思い出すよ

「愛って魂に触れることでしょう?」

そう、あなたはたしかに僕の魂にふれた

だからあなたの一部がときどき歌になって

僕の中からあふれ出すんだ

そう、あなたは僕の血の中に流れる聖なるワイン

とても厳しいけど、とても優しい

あなたが言うことなら、僕は受け入れられたんだ

そして、僕は今でもちゃんと立っていられる

まだ、立っていられるんだ・・


次に、プリンスのアルバムの中でも特に女子が手を出しにくいジャケセンスが光るセカンドアルバム『Prince』から、胸毛感がみじんも感じられないキュートな「With You」。そして、2010年にデイリーミラー紙に無料添付されたアルバムで、SALEのときにかかってたら、いっぱい買ってしまいそうな感じの曲が多い?『20Ten』から、「Future Soul Song」。90年代からファンになった私にとっては最も思い出深いアルバムとも言える『Emancipation』から、「Soul Sanctuary」。そのあと、2004年に久しぶりにチャート復帰を果たした『Musicology』から、「What Do U Want Me 2 Do?」


次の「Adore」は、ベストアルバムに押すファンが多い『Sign O' the Times』の曲なんだけど、ショートヴァージョンを選びたかったので『The Hits』の方を選択。「When 2 R In Love」は、1987年にリリースされるはずだったのに直前でキャンセルになり、1994年になって結局そのままの内容で発売されたという不思議な経緯をもつアルバム『Black Album』から。ファンキーな曲ばかりの中で、唯一のスローナンバー。


次の「Betcha By Golly Wow!」も『Emancipation』から。ちなみに、このアルバムの頃はプリンスのことをプリンスって呼べなかった時期(The Artist Formerly Know As Prince とか、ホント色々と面倒くさかった・・レコード会社が色々変わった影響は、Pのベストアルバムがいつも90年代以降を無視する理由のひとつでもあり、リマスター版が出ない理由でもあるような・・そして、MJファンもたまにはSONYに感謝した方がいいとか、やっぱりKINGは賢明だったと思うこともw)。


そして、スピリチュアルなアルバム 『The Rainbow Children』から、プリンスの「Remember The Time」と言えなくもない?「Muse 2 The Pharaoh」。胸毛時代の1979年に戻って、「When We're Dancing Close And Slow」のあと、再度『Emancipation』から「Let's Have A Baby」。デビューアルバム『For You』からもう1曲ベイビイ繋がりで「Baby」(赤ちゃんじゃないけどあんまりエロくない)、ふたたび『Musicology』から「Reflection」。そして、またまた『Emancipation』(だってこのアルバム3枚組なんだもんw)から、「The Love We Make」。そして超ヒットアルバム『パープルレイン』の翌年1985年の『Around the World In a Day』から、以前訳詞もした「The Ladder」



当時は、おまけだったけど、今買うと結構高値になってる『20Ten』からもう一曲「Walk In Sand」大好きな『Emancipation』からとうとう5曲目、「Dreamin' About U」。そして、最後も『One Night Alone』から、こちらもピアノが素敵すぎる「U’re Gonna C Me」


惜しくも選外となったスローな名曲の中には、


最後が激しくて止めた、Thieves In The Temple(Graffiti Bridge)、The Beautiful Ones(Purple Rain)、The Holy River(Emancipation)や、曲数の関係で漏れてしまった、June(HITnRUN Phase One)や、The Question Of U(Graffiti Bridge)、Everywhere(The Rainbow Children)あと曲の終わりの無音部分が長くて止めた、Condition Of The Heart とか、最後の曲はインストのVenus De Milo(Parade)もいいな・・とか、他にも色々迷ったんだけど、


よく眠れるような、眠れないような、

夜明けを迎えそうで、終わりも近いような、そんな詰め合わせで、

今後、MJと共にPのことも思い出して欲しいという気持ちを込めてみました♬



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地上での最後のコンサート、
Piano & A Microphone Tourの映像リンク
http://video.usmagazine.com/previews/2Rmbtdsf-qInh6Xrr


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by yomodalite | 2016-12-19 07:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

和訳 PRINCE “One Song”

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週末は、羽生選手の活躍で「Let's Go Crazy」を何度も聴かれた方も多いと思いますが、プリンスの訳詞11曲目は、それとはかなり雰囲気の違う「One Song」を。

前回の「Last December」の2年前、1999年12月31日に、プリンスのウェブサイト「love4oneanother.com」で公開されたもので、アルバムには収録されていません。

9分間ほどの曲のうち、歌が始まる前のプロローグ(スピーチ?)が6分ほどもあって、プリンスの曲の中でもっとも「言葉」の多い、まさにメッセージといった感じ。

「読んでいるときは、あなたが知覚している言葉で語りかける声が聞こえてくる」とか、「この目標に反する考えを、非難したり変えさせる必要はない。ただ無視すればいい」など、1999年の言葉ですが、今の時代の方がより強く心に響くことも多いのでは?






One Song


1999... and the illusion continues. One begs to ask - "when will it end?"

1999年 ... 幻想はまだ続いている。

人は願うように尋ねる-「いつ、それは終わるのか?」


Unnatural disasters happen seemingly every week. Train crashes, shootings, nuclear accidents; is there any place of refuge one can flee from this insanity? Very few of mankind's creations r designed to make you feel good, unless you get pleasure from seeing the human body desecrated by guns, explosions, fights, and any other things these so-called "artists" create. In the name of freedom, many have used art as a means to destroy the human mind. As an excuse to continue we hear "Art reflects society".


人為的な災害は毎週のように起こる。列車衝突、銃撃、原子力による事故・・そういった愚行から逃れる場所があるだろうか?あなたが、銃や爆発や戦闘や、その他のいわゆる「アーティスト」が作る、人の体が冒涜されるようなものを見て楽しいと思わなければ、人が作ったもので、あなたを幸せな気分にしてくれるものなどほとんどない。自由の名の下に、大勢が、人の心を破壊する手段としてアートを利用し、「芸術は社会を反映する」という言い訳が繰り返されている。


How many times has this lie been repeated: "creations are not real", they say and yet any one of these people can call to mind images and complete scenes of horror in graphic detail.


何度この嘘が繰り返されたことか・・・「作品は現実とはちがう」なんて言いながら、彼らは恐怖シーンの写実的なディテールにこだわり、人の心に映像を焼き付ける。


They will carry these so-called "unreal" creations around with them for the rest of their lives. These images are now a part of their being. In the name of RECREATION these people in fact are re-creating themselves in their own images. SOCIETY THEN REFLECTS ART.


彼らは人生の残り時間を、そういったいわゆる「現実とはちがう」作品とともに歩んでいく。 そのようなイメージは今、彼ら自身の一部であり、リ・クリエーション(再・創造)の名の下、自分のイメージで自分自身を再創造している。「社会が芸術を反映する」ということ。


In man's decision to further separate from God, his re-creation of himself leaves him in a dysfunctional state of confusion. The mind becomes a burial ground for dead waste.


から離れようとして人が自分で自分を再創造すると、その混乱から機能不全を起こすことになり、精神は不要な物の墓場となる。


Isolated from the wholeness of God, Earth and his fellow brothers and sisters, this man seeks solace in activities he thinks will stimulate his mind. He begins downloading into his brain a series of manmade creations designed to destroy it.


の完全性や、地球や、兄弟姉妹や、仲間から孤立した人は、心が刺激されることだけに慰めを求め、 心を破壊するように設計された人工的な作品を脳にダウンロードし始める。


All manmade creations originate from one of 2 sources: the Tree of Knowledge or the Tree of Life. One of these trees contained deadly fruit, the other - Fruit of Everlasting Life. The one who disregards this fact recreates himself and his kind into extinction.


人が創造するものの原点はすべて知恵の樹か、生命の樹(*1)、そのふたつのうちのどちらか。片方の木には毒の実がなることもあるが、もう片方には永遠に続く命の実がなる。この事実を無視する者は、再創造によって、自身と同胞を絶滅に導くだろう。


Your reading these words on a machine created by man. As you read, you hear a voice speaking to you the words that you perceive. They make sense to you because you understand (stand under) the SPELLing. The words are what binds this SPELL to your illusion.


あなたはこれらの言葉を人が作った機械で読む(*2)。読んでいるときは、あなたが知覚している言葉で語りかける声が聞こえてくる。あなたが言葉を理解できるのはスペルが分かるからだけど、言葉は、文字の配列が、あなたの幻想と結びついたものなんだ。


When you hear the truth, like a memory - you recognize it and this recognition releases you from all illusion. Many languages are brilliant in their attempt to confuse you. con meaning: against, fuse meaning: together. Words and their spellbinding illusions have the power to keep man separate from God.


あなたが読んで聞こえてきた真実、それは記憶のようなものだ。その認識さえできれば、あなたはすべての幻想から解放される。多くの言語は、人を混乱させることに長けている。confuse(混乱)con は「反対に」 fuseは「共に」を意味する。言葉における文字の組み合わせによる幻想は、人を神から遠ざける力を持っている。


You were born in an all-knowing state of mind. The first words spoken to you begin the SPELL. The words come from one of 2 sources: the Tree of Knowledge or the Tree of Life. In ignorance or simply lack of respect for God, many use words that confuse the minds of humans and turn them into projections of their own illusions.


あなたは全知の精神を持って生まれているが、最初に言葉をかけられたときから言葉の呪縛は始まる。言葉の原点はいつも、知恵の樹か、生命の樹か、その2つのうちのどちらかだ。に対する無知か、単なる敬意の不足からか、多くの人間が、人の心を混乱させ、そこに自分の幻想を投影するために言葉を利用している。


Because of this fact, many people grow up and blindly assume their pre-selected role under a dictatorship without even being aware of it. When asked what they are doing here on earth, most will answer with statements that do not reflect their natural God-given desires.


こういった事例から、多くの人は成長すると、独裁者のもとで、前もって決められた役割を、意識もせずに引き受けるようになる。一体この世で何をしているのかと聞いても、ほとんどの人は生まれたときに神から与えられた欲望とは異なる答えをするだろう。


This creates a pyramid-like structure with the dictator on top, and each level under it knowing less and less. Upon reaching the bottom level - which is where the majority is, you will find chaos, disorder, and illusion. With ill as its prefix, illusion is a state of insanity.


独裁者が一番上にいるピラミッドでは、下の階層になるほど、知識や情報は少なくなっていく。大多数の人が属する最下層では、混乱と精神の障害と幻想を目にすることになる。頭に、ill(病)がついてるように、illusion(幻想)というのは狂気の状態なんだ。


In the name of democracy, supreme power is vested unto the people in this insane state instead of God. A future re-created, to be ruled by man, is one of isolation and despair. Returning the leadership back into God will allow mankind to achieve its original collective goal which is union with God.


一方、民主主義のもとでは、に代わる最高権力は、この狂気の状態にある人々に与えられる。人間が創ったルールで、再創造される未来は、孤立絶望でしかないが、リーダーシップを神に戻せば、人類は神と融合して、元のあるべき状態へと戻ることができる。


Ideas contrary to this goal should not be blamed or persecuted - just simply ignored. They originated when man first chose to ignore God's rule. Simply put - in the beginning, the Human was made perfect in God's image. They had no need for knowledge. They were also given freedom of choice.


この目標に反する考えを、非難したり変えさせる必要はない。ただ無視すればいい。そういった考えは、人が神のルールを無視することを選んだときに生まれたんだ。簡単に言えば、はじめに、人間は神のイメージにおいて完璧なものだった。彼らには知識は必要なく、選択の自由も与えられていた。


The Tree of Knowledge and the Tree of Life are reflections of this freedom. The human is now a reflection of their choice. They could have simply chose not to choose. God being centrifugal in nature, freedom was the CAUSE and choice was the EFFECT.


知識の樹生命の樹はこの自由の反映で、現在の人間には、彼らの選択が反映されている。人間には知識の樹を選択しないという選択肢もあった。神は近づこうとすれば遠ざかるものだ。神が遠ざかった原因自由であり、知識の樹選択が今の結果をもたらしたのだ。


In knowing their perfection made in God's image, there was no need to choose. In fact, their were NO NEEDS. There was only love in an all-knowing state before the fall. The worst thing you can do is give up your God-given right to choose. For in it - you can choose not to choose. There in is the final judgement. The illusion ceases and you awaken from your dream. Now the healing begins...


神のイメージで作られた完全を知れば、選択する必要はなかったんだ。実際、まったくその必要はなかった。人間が堕落する以前のこの地上には、全知全能のしかなかった。あなたにとって最悪なのは、神から与えられた選ぶ権利を放棄してしまうこと。その権利の中には、選択しないことを選ぶ権利もあるのだから。それが、最後の審判なんだ。幻想は終わり、君は夢から目覚める。そして、そこから癒しが始まるんだ。


With an all-knowing mind, made in God's image you can create as your Creator - God intended. With love, honor and respect for every living thing in the universe. Separation ceases, and we all become One Being singing the One song.


全知の精神であれば、あなたは創造主である神が意図した通りに創造することができる。 愛によって、宇宙のすべての生き物を尊び、敬意をはらう。分離することはなくなり、私たちはひとつになり、ひとつの歌を歌うようになる。


I am the universe

The sun, the moon and sea

I am the energy

for that is what I believe

I can be contradiction

'cause that is all I see

But I am the universe

And the universe is me

I am the one song (Ah yes)

And that one song is free


私は宇宙

太陽である、月であり、海でもある

私は、僕が信じるものによって

エネルギーとなる

私が矛盾することがあるのは

私がすべてを見ているから

それでも、私は宇宙であり

宇宙は私でもある

私はひとつの歌であり(まさに、そう)

そして、その歌は自由である


All things come from this one song (Yes they do, uh)

The garden and the tree

If everything, everything is present

What is will always be

This here is the first and the last song

And all that come between

When language falls like a wounded soldier

And it's covered by the sea

All the sadness


すべてのものがこの歌から来ている(そう、みんなそう)

庭に木があるように

すべてそうあるように、存在して

常にそうあり続ける

ここにあるのは、最初と最後の歌

そして、それらの間のすべて

負傷した兵士から、言葉が零れ落ちるように

そして、すべての哀しみが

海に覆われているように


All these unanswered questions

Keep me company

(Company, company, company come to me, come to me please!)

Here at the center of it all

(I know)

I know that you can only come from me

(I am the universe)

Yes it will, oh, yes it will

(The sun, the moon and sea)

Where else is it gonna come from but me?

(I am the universe)

Oh my, my my my my my my my universe

(The universe is me)


これらすべての答えのない質問について

僕とつきあってほしい

(仲間、仲間、仲間、私の元へ、私の元へ、さあ!)

ここは、そういったものすべての中心

(わかってる)

僕は、君が、僕から来ているものだと知っている

(僕は宇宙)

そう、そうなるんだよ。うん、そうなんだ

(太陽も月と海も)

それ以外にどこから来ることができる?

(僕は宇宙)

ああ僕の、僕の僕の僕の僕の僕の僕の宇宙

(宇宙は僕)


(I am the universe)

(The sun, the moon and sea)

(I am the universe)

(We are the universe) {x2}

(The universe is me)

One truth (One truth)

One song (One song)

One energy


(私は宇宙)

(太陽と月と海)

(私は宇宙であり)

(私たちも宇宙)x2

(宇宙は私)

真実はひとつ(真実はひとつ)

ひとつの歌は(ひとつの歌)

ひとつのエネルギー


(訳:yomodalite)


「神を信じられないなら、誰を信じられるというのか?」


というのは、1989年の「Trust」(『Batman』サウンドトラック)の歌詞ですが、彼の神への気持ちは、改宗前も後も、最初から最後までずっと一貫したものでした。

神は、人が作った「宗教」のせいで貶められ、また、無神論者は、神を幻想だと考えていますが、プリンスのメッセージを聞いていると、神よりも賢い人間がいると思う方が「幻想」だと思えてきて、私はそれをよくわかっていた彼の方に深い知性を感じてなりません。

____________


(*1)知恵の樹か、生命の樹/聖書の創世記に登場する、エデンの園にあった2本の樹。


知恵の樹は、善悪の知識の木とも呼ばれ、知恵の樹の実(禁断の果実)を食べると、神々と等しき善悪の知識を得ることができる。エデンの園に住んでいたアダムとイヴは、食べることを禁じられていた果実を口にした結果、無垢な心が失われ、裸を恥ずかしいと感じるようになり、神はふたりを楽園から追放した。


生命の樹は、命の木とも訳され、生命の樹の実を食べると、神に等しき永遠の命を得るとされる。


プリンスは、神はこの2つの樹を選ぶ「自由」を人間に与えているのであって(人間には知識の樹を選択しないという選択肢もあった)知恵の樹の実を食べてはいけないという「ルール」を与えられたのではない(最悪なのは、神から与えられた選ぶ権利を放棄してしまうこと。その権利の中には、選択しないことを選ぶ権利もあるのだから)。ただ、現代の世から神が遠ざかった「原因」は、その「自由」であり、知識の樹の「選択」が、今の「結果」をもたらしている。


もし、人間が、神のイメージで作られた完全というものをわかっていたら、知恵の樹を選ぶ必要はない(すでに完全だから)。だから、自分でそれを選べるということが「神の審判」となるのだと言っているようです。


(*2)あなたはこれらの言葉を人が作った機械で読む(Your reading these words on a machine created by man) は、違う訳し方があるのかもしれませんが・・・これは1999年の作品なので、ネットや、電子書籍で読むという意味ではなく、印刷機でできた本なども含まれるのだと思います。


和訳の気になる点は、いつでも遠慮なくご指摘くださいませ。


こちらは、マイケルの「One Song」?



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by yomodalite | 2016-12-12 07:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

和訳 PRINCE “Last December”

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クリスマスソングが流れる季節になりましたが、プリンスの「Last December」を紹介したいと思います。


この曲が収録された『レインボウ・チルドレン』(2001)は、プリンスのアルバムの中で最も宗教的なメッセージにあふれたアルバムだと言われています。エホバの証人に改宗したことが大きな理由だとは思いますが、彼がこれまでの個人的な信仰から、教団の教義や仲間を求めた理由には、生まれたばかりの子供の死や、離婚といった個人的な理由だけでなく、米国の社会状況への彼なりのメッセージではなかったかと、私は思います。


多くの人々が、アメリカの富を享受できた80年代が終わると、政治から理想主義が消え、数多くの小集団がそれぞれの権利を主張するようになっていき、ヒップホップの美学や、政治的メッセージも、黒人はより黒人らしさを求めることで、ビジネスにおいても成功できるようになった。それは、マイケルやプリンスが次々と打ち破っていった先に見えていた人種の壁のない世界とは少し違っていて、人種間の対立を一層際立たせることにも繋がり、誰もが自由とお金を求める一方で、愛や大きな団結が消えていってしまった・・。


信仰に求めるものは人それぞれですが、プリンスが神への信仰によって、現代の人々に伝えようとしたのは、自由よりも、愛や大きな目標であり、この曲のコーラスのように、


僕らは、お互いを必要としている

僕らは、みんなでひとつなんだ


というメッセージではなかったでしょうか。







Last December


If you're Last December came what would you do?

Would anybody remember to remember you?

Did you stand tall?

Or did you fall?

Did you give you're all?


人生最後の12月が訪れたとしたら、君ならどうする?

君のことを思い出してくれる人がいるだろうか?

君は誇り高く生きて来た?(*1)

それとも堕落した人生を歩んできた?

君は自分のすべてを捧げ尽くしてきたんだろうか?


Did you ever find a reason why you had to die?

Or did you just plan on leaving without wondering why?

Was it everything it seemed?

Or did it feel like a dream?

Did you feel redeemed?


君は死ななくてはならない理由がわかった?

それとも、疑問に思うことなく人生を終えるんだろうか?

なにもかも思ったとおりの人生だった?

それとも夢のようだった?

君は救われたと感じたんだろうか?


In the name of the Father

In the name of the Son

We need to come together

Come together as one


父なる神の名において(*2)

その息子であるイエスの名において

僕らは、お互いを必要としている

僕らは、みんなでひとつなんだ


Did you love somebody but got no love in return?

Did you understand the real meaning of love that it just is and never yearns?

When the truth arrives

Will you be lost on the other side?

Will you still be alive?


君は誰かを愛したのに、報われなかったことがある?

愛に憧れただけじゃなく、その本当の意味を理解したといえる?

真実がこの世界に現れたとき

君は肉体を失った世界にいるんだろうか?

それとも、まだこの地上で生きているのか?


In the name of the Father

In the name of the Son

We need to come together

Come together as one


父なる神の名において

その息子であるイエスの名において

僕らは、お互いを必要としている

僕らは、みんなでひとつなんだ


In you're life did you just give a little

Or did you give all that you had?

Were you just somewhere in the middle

Not to good, not to bad?


これまでの人生の中で、少しは役に立てたと思う?

それとも、自分のすべてを捧げて尽くしてきた?

君は、何事もほどほどで

可もなく不可もなくだったんじゃない?


In the name of the Father

In the name of the Son

We need to come together

Come together as one


父の名においても

子の名においても

僕らは、お互いを必要としている

僕らは、みんなでひとつなんだ


(訳:yomodalite)

__________


(*1)CD訳詞では、最後の12月がやって来たときのことを聞いているという解釈ですが、前の二行は、would you do?、Would anybody・・で、次行は、did you・・なので、ここは時制が変わっていて、 今までを振り返ってどうだった?という意味になるのではないかと思いました。


(*2)Godを父とし、その息子をイエスとするのは、in the name of the Father and of the Son and of the Holy Spirit.(父と子と聖霊の名によって)というように、一神教では一般的ですが、このあとの、We need to come together、Come together as one というのは聖書的ではありません。プリンスは、イエスだけでなく、自分もみんなも神の子供である。だから、Come together as one(僕らは、みんなでひとつなんだ)と言っているのだと思います。


和訳の気になる点は、いつでも遠慮なくご指摘くださいませ。






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by yomodalite | 2016-12-05 07:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(5)
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f0134963_19590940.png今回は、今後も重点的に訳していきたいと思っているプリンスの信仰に関わる(やる人が少ないというのが主な理由w)曲の中から、前回紹介した『Sign “O” The Times』から5年後のアルバム『Love Symbol』(1992)のエンディング曲「The Sacrifice of Victor」。


男性(♂)と女性(♀)を融合させ、聖なる数字と言われる7を組み合わせたプリンスのマーク(Love Symbol)は、「Closs(十字架)」のニューヴァージョンという意味あいを持ち、



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このアルバムのジャケットの中面、曲目の上の「The Jews」も、一般的には「ユダヤ人」のことを指しますが、元々は「神の民」の意味であり、ここではプリンスのバンド「The New Power Generation(NPG)」のことを指しているようです。

ユダヤ人のことを「聖書の民」というように、この曲に登場する「The book of Victorの民」が「NPG」なんだということでしょう。プリンスはこのタイトルのライブビデオや、「写真集」も発売しています。


Scrifice(犠牲)や、Victor(勝者)は、ともにキリスト教の重要なテーマですが、一般的なキリスト教では、イエスが十字架に架かったことを、人間の罪を償うための神の計画であると考え、イエスを神に捧げられた犠牲「神の小羊」と呼び、その犠牲によって救済されたと考えます。人間は自力で救済されることはなく、「キリストの業」による救済が必要だと考えるんですね。でも、キリスト教には、彼らが理想とする「善」のために多くの犠牲者を作り出し、「神の国」を作るために戦争を繰り返したという負の歴史も・・・


プリンスの「Scrifice(犠牲)」や「Victor(勝者)」の考え方はそれとは違うということが、この「The Sacrifice of Victor」に表現されているようでですね。NPGのゴスペルといった感じでしょうか。

CDの英詞は、2=to など、いつものプリンス表記に加え、文字を反転させた鏡文字や、眼のイラストになっている「I」など、普段よりもさらに読みにくくなっているのですが、下記は、それらすべてを通常の表記に戻し(鏡文字の部分の英語は大文字にし、和訳は「」をつけてます)、CDにはないコーラス部分の歌詞も加えています。



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また、CD訳詞では最初のパラグラフの最後の行、「良かったら、第1章から始めたい」のあと、「学校を終了しなさい ーー 別の世界があることを自分の子供に教えなさい」という鏡文字があるのですが、ここは上記のように縦のレイアウトになっている鏡文字で、歌われていない詩なので、

FINISH SCHOOL — TEACH YOUR BABY THERE WILL BE ANOTHER WORLD
学校を終えて、あなたの子供に別の世界があることを教えなさい。

下記の歌詞和訳には含めませんでした。他にも、SCHOOL、CONSPIRACY、PLYMOUTH、THANK YOUなど歌われていない「鏡文字」があるのですが、それらは、前後の詩の意味を知る上で重要なので、歌われている、いないに関わらず、「」内で訳しました。


"The Sacrifice Of Victor"


What is sacrifice?

(We s... we s... we s... we sacrifice)

犠牲って何?

(僕たちや・・みんなの・・人類みんなの犠牲についてだよ)


NPG in mass attack, Sonny, please.

ソニー、言ってやれよ。NPGが受けた集団攻撃のことを(*1)


(we sacrifice)

(みんなの生け贄)


Church if you will, please turn to the book of Victor (We s, We s)

We like to start at the top if you don't mind

教会に行くとしたら、「勝者の書」を開いてほしい(僕たちのね)

一緒に、最初の章から始めたいんだ


(we sacrifice)

(Don't say it, preacher)

(神の子羊)

(伝道者はそんなこと言わないで)


I was born on a blood stained table

Cord wrapped around my neck

Epileptic 'til the age of seven - TRUE

I was sure heaven marked the deck


僕は血まみれの分娩台の上で生まれた

首にはへその緒が巻きついてて

てんかんの発作も7歳まであって「事実」

僕の生まれた場所は、天から苦難を定められていたに違いなかった


I know joy lives ‘round the corner

{Joy for sale down on the corner}

One day I'll visit her I'm gonna

{Out on my block I'm just a loner}

When she tell me everything {tell me}

That's when the angels sing {sacrifice}

That's when the victory is sho 'nuff

{sho 'nuff down with the sacrifice}  

(we sacrifice)

(help me)

(Don't say it, preacher)


幸せがすぐそこにあるんだってことはわかってる

(角を曲がれば、幸せなんて大安売り)

いつの日か、僕はそれを手に入れる

(周囲に壁をつくってしまう一匹狼でも)

そのときすべては明らかになり

天使は歌い

勝利は確実となる

(生贄は捧げ尽くした)

(神の小羊)

(私を救って)

(伝道者はもうそんなこと言わないで)


Mama held up her baby for protection

From a man with a strap in his hand

REMEMBER WHAT I WANT

Ask the Victor 'bout pain and rejection

You think he don't when he do understand


手に皮のむちを持った男から身を守るために

ママは幼い我が子を差し出した

「あのとき、僕が望んでいたのは・・」

痛みや拒絶される気持ちについては、勝者に聞くといい

君はそんなことわかりっこないと思っているけど、そうじゃない


(Chorus)


1967 in a bus marked public schools

Rode me and a group of unsuspecting political tools

Our parents wondered what it was like to have another color near

So they put their babies together to eliminate the fear

We sacrifice yes we did

Fighting one another, All because of color

The angel of hate - she taught me how to kick her

If she called me anything but Victor (LIKE NIGGER?)

If the only thing that tells me is father time

Then sacrifice is the mutha sublime - We love it


1967年、公立学校のスクールバス

僕は、そうとは知らず政治の道具にされた連中と乗っていた

僕たちの親たちは、肌の色が違う人種に近づくのはどういうものかと思い

恐怖心を消すために、子供たちを一緒にしたんだ

僕らは犠牲だった。そう生贄にされたんだ

他の人種と争いあった、すべては肌の色ゆえにね

憎しみが、自分を勝者以外の名前で呼ぶとき「ニガーとか」

憎悪の天使は、私(憎しみ)を蹴り飛ばせと教えてくれた。

自分をわかってくれるのが死神だけだったとしても

犠牲はこの上なく崇高で、僕らはそれが大好きなんだ


Listen mutha - we sacrifice

(don't... don't... don't say it preacher)

(we sacrifice)

(Well, well, well, well)

(What is sacrifice?)

Hold yo' text, deacon


聞いてくれよ、母ちゃん、みんなのための犠牲なんだ

(ダメ、ダメ、伝道者は「神の子羊」だなんて言うな)

(僕らのための犠牲)

(そう、そう)

(何が犠牲だって?)

助祭さん、しっかりと紙に書いてくれよ


Never understood my old friends laughing ― MD & A

They got high when everything else got wrong ― (SCHOOL)

Dr. King was killed ― (CONSPIRACY) ― and the streets

They started burnin' ― (PLYMOUTH)

When the smoke was cleared, their high was gone

Education got important, so important to Victor

A little more important than ripple and weed

Bernadette's a lady― (THANK YOU) ― and she told me (what she say?)

"Whatever you do son, a little discipline is what you need”


古い友人たちが笑っていることが理解できなかったけど、幻覚剤のせいだった(*2)

すべてが間違っていたとき、みんなはハイになっていた「学校でのこと」

キング牧師は「陰謀によって」殺され

街中は暴動が燃え盛り「プリマスと同じ」(*3)

煙が消えて視界がクリアになると、彼らの興奮も治まった

教育はすごく大事だよ。勝者にとっては特に

お酒やマリファナよりもう少し大事なもの

ベルナデッドという女性ー「感謝」(*4)

ー彼女が僕に教えてくれた(彼女はなんと言った?)

「何をするにしてもね、多少の修練が必要なのよ」


Is what you need, you need to sacrifice"

I know joy lives 'round the corner

{Joy for sale down on the corner}

One day I'll visit her I'm gonna

{Out on my block I'm just a loner}

When she tell me everything {tell me}

That's when the angels sing {sacrifice}

That's when the victory is sho 'nuff {sho 'nuff down with the sacrifice}


君が必要とするもの、君には犠牲が必要なんだ

幸せがすぐそこにあるんだってことはわかってる

(角を曲がれば、幸せなんて大安売り)

いつの日か、僕はそれを手に入れる

(周囲に壁をつくってしまう一匹狼でも)

そのときすべては明らかになり(教えて)

天使は歌い(犠牲)

勝利は確実となる(生贄は捧げ尽くした)


(we sacrifice)

(what is sacrifice?)

(we sacrifice)

{S.A.C.R.I.F.I.C.E}

(we sacrifice) (joy around the corner)

Hey Wendy, how come we... (we sacrifice)

'scuse me y'all (we sacrifice)

We don't don't mean to take up yo time (joy around the corner)

But we got something

Heavy on our minds (we sacrifice)

Yes, we do (we sacrifice)


(僕らの犠牲)

(犠牲って何だよ?)

(僕らのための犠牲)

(ギ・セ・イ)

(僕らのための生贄)(幸せはすぐそこにある)

ねぇウェンディ、どうして僕たちは・・(僕らのための生贄)(*5)

みんな、どうかわかってほしい(僕らのための犠牲)

僕たちは、君の時間を奪うつもりはない(幸せはすぐそこにある)

僕らは、ただ何かを得たいだけなんだ

精神にズシンと来るようなもの

そう、僕らは何かしたいんだよ


Sometimes, you gotta leave the one you love

Somebody, anybody, everybody wave your hand

Around the corner, there's another sacrifice (joy around the corner)

But you got to do the best you can y'all (we sacrifice)

Say you got to go through it (go through it)

You got to go through it all (go through it all)

High glory, yeah

Sell it, don't tell it, don't tell me (joy around the corner)

...nice at my feet


時に君は愛する人を残していかなければならないだろう

あらゆる人々、誰もが君に手を振る

角を曲がれば、もうひとりの犠牲者(幸せはすぐそこに)

でも、君たちみんなができるかぎりのことをしなくちゃならない

やり遂げなければならないと自分に言い聞かせて(すべてやり遂げる)

君はすべてをやり遂げないとならない(すべてやり遂げる)

輝かしい栄光

そんなのは売り払い、そんなことは語らず

僕にも言わないでくれ(幸せはすぐそこにある)

・・・素晴らしいことはすぐそこまで来ている


Lord I might get tired,

But I, I've got to keep on (we sacrifice)

Walkin' down this road, (we sacrifice)

Keep on walkin' down this road (joy around the corner)

When I reach my destination (we sacrifice)

My name will be Victor


Amen


主よ、僕は疲れ果ててしまうかもしれない

それでも、僕は、僕は続けなければならない(僕たちのための犠牲)

この道を歩き続けて(僕たちのための犠牲)

ずっと歩いていく(幸せはすぐそこにある)

僕が目的地に着いたとき(僕たちのための犠牲)

僕の名前は「勝者」になっているだろう


アーメン


(訳:yomodalite)


日本語解釈に苦労したところがたくさんあります。ご意見、ご指摘等いつでも大歓迎です。

__________


(*1)NPGは、The New Power Generationの略で、プリンスのバンドやレーベルの名前。それまでのバンド「ザ・レボリューション」から「NPG」になったのは1991年。ソニーは当時メンバーだった、ソニー・T(トンプソン)のことだと思う。


(*2)Plymouth(プリマス)

マサチューセッツ州の港町で、1620年、イギリスからの入植者ピルグリム・ファーザーズ(ピューリタン/清教徒)がメイフラワー号で上陸した記念地。彼らはここから原住民であるインディアンたちを虐殺することで、アメリカ開拓を成し遂げていった。


(*3)MD & Aは、経営観測分析の意味ですが、ここでは似た発音で、俗にエクスタシーと言われる「MDMA」のことを指していると思う。


(*4)Bernadette's a lady フランスの聖女ベルナデッド・スピルーのことを想像させる。病弱で読み書きもできなかった14歳の彼女の前に聖母マリアが現れ、マリアから処女でありながら、イエスを懐胎した話を聞いたというもの。彼女が聖母と出会った場所は「ルルドの泉」として巡礼地となり、後にシスターとなった彼女は35歳で亡くなった54年後に列聖された。彼女の人生は『聖少女』として映画にも描かれている。ただ、ここでプリンスが聞いたと言っているのは聖ベルナデッドの逸話とは「真逆」で、無学や純潔、聖母=処女懐胎を想像するベルナデッドという名の女性から、プリンスが考える「教育」の重要性について聞いた、という構成のようであり、


また、10歳の頃両親が離婚し、母が再婚したあとは、父親の元に転がり込んだプリンスは、その後親戚の家を転々とするのですが、友人アンドレの母親ベルナデッド・アンダーソンの元で暮らすようになった。この女性への感謝という意味も大きいと思われる。


(*5)Hey Wendy, how come we... (we sacrifice) 1986年にバンドを離れた(プリンスが解雇した)ウェンディ・メルヴォワンに言っているのだと思う。


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by yomodalite | 2016-09-26 09:30 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)
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これまでテキトーな順番で紹介してきましたが、ここまでを年代順に並べると、


4 the tears in your eyes(1985年『We Are The World』収録)

The Ladder(1985年『Around The World In A Day』収録)

Gold(1995年『Gold Experience』収録)

One Of Us(1996年『Emancipation』に収録された プリンスのカバー曲) 

Resolution(2007年『Planet Earth』収録)

BREAKDOWN(2014年『Art Official Age』.収録)

WAY BACK HOME(2014年『Art Official Age』.収録)


8回目の今回は、多くの人がプリンスの最高傑作だというアルバムの1曲目に収められたタイトルソング「Sign “O” The Times」(1987)。


邦題では、プリンスのライブを再現した映画のタイトルも含めて「サイン・オブ・ザ・タイムス」という表記になっていますが、原題では、”OF” ではなくて、核軍縮の頭文字「N」と「D」を手旗信号にした形を合体させて円で囲んだデザインになっているピースマーク。

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ちなみに、Sign of the times というタイトルの曲はたくさんありますが、元は聖書から来ていて、「Sign(しるし)」には、神の奇跡とか、神からのメッセージという意味があり、キリスト教が禁止されていた時代、空に十字架が現れ、この印(Sign)によって汝は勝利するだろう。という夢を見たコンスタンティヌス一世が改宗し、戦いに勝ったことで、ローマ帝国にキリスト教が拡がったという伝説が有名で、新約聖書にも「the signs of the times(人々がしるしを見たがる)」という話があります。


このアルバムには、他にも「The Cross」というやがて、僕らのすべての問題は十字架によって肩代わりされるだろう・・・泣くことはない、彼はやって来るんだから。十字架の意味を知ることなく、死んではならない」という内容の曲も収められていて、プリンスが、sign of the times(時勢)について歌っているだけでなく、「時が来た」ことを告げているのは明らかだと思います。


将軍であるコンステンティヌス一世が戦争の勝利を「十字架」に見たのとは異なり、プリンスは平和について考える「時」を感じ、人々にとっての「勝利」向かって、その始まりを告げようとする曲が「Sign “O” The Times」なのだと思います。






Prince "Sign 'O' The Times"


Oh yeah

In france a skinny man

Died of a big disease with a little name

By chance his girlfriend came across a needle

And soon she did the same


フランスで痩せた男が、短い名前の重病で死んだ(*1)

偶然にも、彼のガールフレンドも同じ注射針から感染し

まもなく同じ運命を辿った


At home there are seventeen-year-old boys

And their idea of fun

Is being in a gang called the disciples

High on crack, totin' a machine gun

Time, time


家の中は17歳の男の子たちの溜まり場

彼らが考える面白いことといえば

ディサイプルズ(*2)という名のギャング集団に入って

クラックでハイになって、マシンガンを持つこと


Hurricane Annie ripped the ceiling of a church

And killed everyone inside

You turn on the telly and every other story

Is tellin' you somebody died


ハリケーン・アニーは、教会の屋根を剥ぎ取り

中にいた人々の命を奪った

テレビをつければ、また別のことで

誰かが死んだと言っている


Sister killed her baby cuz she couldn't afford to feed it and

We're sending people to the moon

In September my cousin tried reefer for the very first time

Now he's doing horse, it's June

Time, time


同胞の女の子は、食べるものを与えることができなくて

自分の子供を殺してしまったのに

僕らは人々を月に送ってる

9月に、初めてマリファナを覚えた従兄弟は

今じゃ、ヘロインをやってる、そんな6月


It's silly, no?

When a rocket ship explodes

And everybody still wants to fly


バカげてると思わない?

宇宙船が爆発したっていうのに

まだみんな飛びたがってるなんて

 

Some say a man aint happy

Unless a man truly dies

Oh why

Time, time


人は死なない限り

本当に幸せにはなれないという

いったい、何故なんだ


Baby make a speech, star wars fly

Neighbors just shine it on


赤ん坊が演説し、宇宙戦争が繰り広げられ

近所には爆弾が落ちてくる


But if a night falls and a bomb falls

Will anybody see the dawn

Time, times


でも、もし夜に爆弾が落ちてきたら

誰が夜明けを見られるというのだろう


It's silly, no?

When a rocket ship explodes

And everybody still wants to fly


バカげてると思わない?

宇宙船が爆発したっていうのに

まだみんな飛びたがってるなんて


Some say man aint happy

Truly 'til man truly dies

Oh why, Oh why, sign "O" the times

Time, time


人は本当に死ぬまで

幸せにはなれないという

なぜ、なぜなんだ、平和な時代の兆し

今がその時


Sign o' the times mess with your mind

Hurry before it's 2 late

Let's fall in love, get married, have a baby

We’ll call him Nate(if it's a boy)

Time, time

Time, time


時代の兆しは、君の精神と混ざり合う

手遅れになる前に急いで

恋をして、結婚して、赤ちゃんをつくって

Nate(*3)って名前で呼ぶんだ(男の子だったらね)

時は来ている

今がその時


(訳:yomodalite)



歌詞の中のTime, time の箇所は、色々な意味で「時」を意識しろという意味だと感じられるので、あまり訳しませんでした。


(*1)big disease with a little name 短い名前は「AIDS」と思われる

(*2)disciplesは、弟子、またはキリスト教十二使徒を指す言葉

(*3)Nate(ネイト)は、ナサニエル(ナタニエル)、もしくはネイサンの短縮形。神から与えられた者を意味する名前で、12使徒にもその名前があり(別名:バルトロマイ)、生きたまま生皮を剥ぎ取られるという残酷な刑で殉教をしたことが有名。



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by yomodalite | 2016-09-23 07:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)
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プリンスの曲の和訳も今回で7曲目。


これは、語りにくく、無視しがちだったプリンスの信仰について考えてみよう。マイケルとはどう違うのかを知るために!というシリーズなんですが(毎回色々と言い方を変えていますがw・・)、


今回とりあげた曲は、あの大ヒット曲「We Are The World」(1985)に参加しなかったプリンスが、アルバムの方に提供した「4 The Tears In your Eyes」


◎[Wikipedia]We Are the World (album)


このタイトルを聞いただけで、すぐにイエスのことが頭に浮かぶひとでないと、ピンとこない歌詞なので、いつも以上に四苦八苦し、kumaさんにもかなりご協力いただいて、なんとか日本語にしてみました。


ちなみに、私はマイケルとプリンスの宗教的な側面に注目していますが、私自身はクリスチャンでもなければ、その他あらゆる宗教や、宗教ではないと言いたがる各種スピリチュアルとも関係なく、ふたりが、GodやJesusを真剣に考えているせいで、聖書や宗教関連の本を読んでいるだけなんですが、


ふたりのライヴァル関係は、その時代における最高の天才ミュージシャンという称号だけでなく、ふたりとも、それまで白人のロックスターだけに許されていた「現代のイエス」という存在感においても、ライヴァルだったと思うんですね。


マイケルの「神性」の方が、日本のファンにはわかりやすいのかもしれませんが、ゴスペル(聖書の福音書をベースとした音楽)が、ソウルや、R&Bを生みだした・・という黒人文化の発展の歴史において、ある意味、プリンスは正統派であり、また、彼は言葉の上でも、マイケルよりも正統派というか、正攻法なところがあって・・といったことも、今後書いていきたいと思っていますが、


まずは、歌詞和訳から・・


この曲の「He」や「man」は、イエスのことで、「4 the tears in your eyes(for the tears in your eyes)」は、あなたの涙のために(死んだ)人のことを歌っています。


『USA for Africa』というチャリティから、どうして、そういった曲が生まれたのかは、私たち日本人にはちょっと理解しにくいのですが、プリンスは、イエスが人々の罪を背負ったことによって、救われるというような信仰の仕方ではなく、イエスの生き方に学ぶべきだと考えているのではないでしょうか。


プリンスの公式動画チャンネルが出来たので動画を入れ替えました!

この曲はプリンスの『The Hits/B-sides』にも収められています。







4 the tears in your eyes

あなたの涙のために


Long ago there was a man

Change stone to bread with the touch of his hand

Made the blind see and the dumb understand

He died for the tears in your eyes, your eyes


昔、そこには男がいた

彼が触れば、石はパンに変わり

盲人は見ることができるようになり、愚者は道理を知ったが

彼はあなたの目に浮かぶ涙のために死んだ


Many people came from all around

To hear this man preach, glorious sound

He spoke of man in harmony and love abound

He died for the tears in your eyes, your eyes

Your eyes, your eyes


あらゆる地域から、大勢の人がやってきた

彼の説教と、その心地よい声を聞くために

男は調和と愛の中に生きる人間のことを語ったが

彼はあなたの目に浮かぶ涙のために死んだ

あなたのために


He died for the tears in your eyes

For the tears in your eyes and the tears of sorrow

Four cents may be all that they're worth

For the rising sun each day assures us

The meek shall inherit the earth, the earth


彼はあなたの涙のために死んだんだ

あなたの目に浮かぶ、悲しみの涙のために

その涙にわずかな価値しかないとしても

そんな力なき者たちがこの地を受け継いでいくのだと(*)

日々昇る朝日は教えてくれる


Faith is a word, we all should try

Describing the man who willingly died

Believe that your hunger, sorrow and fears

Is less than the tears in your eyes, your eyes


信仰と一言で言うのは簡単だけど

僕たちがやらねばならないのは

進んで死んでいったあの男のことを語ること

信じるべきなのは、飢えや、悲しみや、恐れよりも

あなたの、あなたの目に浮かぶ涙の方なんだ


Less than the tears in your eyes

For the tears in your eyes and the tears of sorrow

Four cents may be all that they're worth

For the rising sun each day assures us

The meek shall inherit the earth


あなたの目に浮かぶ涙を・・

あなたの目に浮かぶ、悲しみの涙を・・

その涙がわずかな価値しか持たないとしても

そんな力なき者たちがこの地を受け継いでいくことを

日々昇る朝日は知らせてくれる


Say it again

For the tears in your eyes and the tears of sorrow

Four cents may be all that they're worth

For the rising sun each day assures us

The meek shall inherit the earth, the earth


もう一度言おう

あなたの目に浮かぶ、悲しみの涙のために・・

その涙に大きな意味がなかったとしても

そんな力なき者たちがこの地球を受け継いでいくことを

日々昇る朝日が教えてくれる


(訳:yomodalite)

_____________


(*)マタイによる福音書の第5章から7章までを「山上の説教(垂訓)」と呼び、マイケルも大好きだと答えているのですが(→7章の訳はこちら)


The meek shall inherit the earth, the earth


これは、マタイ伝(5-3)の`Blessed are the meek for they shall inherit the earth' の引用で、日本の口語訳聖書では「柔和な人々は幸いである。その人たちは地球を受け継ぐ」と訳されています


私は最初、Blessed are ~がないこともあって、プリンスはその地に留まるだけの人を揶揄しているという解釈もありかと思ったのですが、やはり、聖書の素直な解釈でいいのだと思い直しました。


その他、気になる点はどんなことでも遠慮なくお知らせくださいませ。



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by yomodalite | 2016-07-05 10:30 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

和訳 PRINCE “The Ladder”

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「一線を越えろ 一線を越えろ 神が守ってくれる・・・


みんな、心を守れ この先は長い。ありがとう、愛してる!」


昨晩のNHK洋楽倶楽部「プリンスLovesexy Live 1988」は、めちゃくちゃキュートで最高にグレイトでした!


「神」ではなく、「宗教(イデオロギーとかその他諸々含めて)」しかわからない人々が、報道を左右していて、上品とか、下品とか、正や、悪に対して、杓子行儀な判断しかできなくて、「愛」も「芸術」も「ユーモア」もわからなくなって、みんなの心は分断するばかり・・・


そんな厳しい世の中で「心を守る」ために、プリンスの渋い曲を訳してみようシリーズ


今回は、前アルバム『Purple Rain』の大ヒットで増やしたファンを一挙に減らした(?)と言われるほど、変化の大きかった『Around The World In A Day』(1985)から、自伝的映画『Purple Rain』でも重要な存在であり、息子に「プリンス」と名付けたミュージシャンの父親、John Nelsonとの共作、「The Ladder」!




(リハ版の音源ですが・・)


The Ladder


Once upon a time in the land of sinaplenty

There lived a king who didn't deserve to be

He knew not where he came from

Nor where he was going

He never once said thank you, never please


昔々、シナプレンティの国には

その地位に値しない王様がいた

自分がどこから来て

何を目指せばいいのかもわからず

一度も感謝を口にすることなく、

人にお願いすることさえ知らなかった


Now this king he had a subject named electra

Who loved him with a passion, uncontested

for Him each day she had a smile

But it didn't matter

The king was looking for the ladder


王様には、エレクトラという名前の召使いがいて

彼女は、誰よりも熱心に王に尽くし

王のためにいつも微笑みを絶やさなかったが

そんなことはどうでもよかった

王様は天国に行ける梯子を探していたのだ


Everybody's looking for the ladder

Everybody wants salvation of the soul

The steps you take are no easy road

But the reward is great

For Those who want to go


誰もがその梯子を追い求め

誰もが魂の救済を望んでいる

その階段を登るのはたやすいことではないけど

行きたい人にとって

受け取るものは大きい


A feeling of self-worth (everybody's looking)

Will caress you (for the answers)

The size of the whole wide world will decrease (how the story started)

(And how it will end)

The love of god's creation will undress you

And time spent alone my friend, will cease


自分を信頼できたら

(誰もがそれを探してる)

君は癒されるだろう

(答えが得られたら)

世界は小さくなる

(物語がどう始まって、どう終わるのかがわかれば)

神の愛は君の心の鎧を脱がせ

孤独を友としていた時間は

終わりを迎える


Everybody's looking for the answers

How the story started and how it will end

What's the use in half a story, half a dream

You have to climb all of the steps in between (yeah, we ride)


誰もが答えを探している

物語はどんな風に始まって、どう終わるのか

物語も、夢もまだ途中

上につながる梯子を全部上りきらなきゃ

(そう、上り続けなきゃ)


Everybody's looking for the ladder

Everybody wants salvation of the soul

The steps you take are no easy road (the steps you take are no easy road)

(It's not that easy)

But the reward is great

for Those who want to go (I do)


誰もが上に行くための梯子を探し

誰もが魂の救済を求めている

上へと登り続けるのはたやすいことじゃない

(それは簡単じゃない)

それでも行きたい人にとって

受け取るものは大きい

(僕はそうするよ)


Everybody everybody's looking (everybody's looking for the answers)

For the answers

Everybody wants to know how the story (how the story started)

Started and how it will end (started and how it will end)

What's the use in half a story, (what's the use in half a story)

Half a dream (half of a dream)

You, you gotta climb, you gotta climb (you have to climb all)

All of the steps in between (the steps in between)


誰もがみんな答えを探している

誰もがどんな物語で、どんな風に始まったのか

どう始まって、どう終わるのか

物語も夢もまだ途中(まだ途中なんだよ)

君は登るんだよ、最後まで(最後まですべて登りきらないと)

一段一段すべて(最後の段までね)


Everybody

Everybody's looking for that ladder (everybody's looking for the ladder)

Everybody wants salvation of the soul (everybody wants salvation of the soul)

(Salvation)

The steps you take are no easy road (the steps you take are no easy road)

(That's for sure)

But the reward is great (the reward is great)

For Those who want to go, (for those who want to go)

Those who want to go


誰もが上に行くための梯子を探し

誰もが魂の救済を求めている(救済を)

上へと登り続けるのはたやすいことではない

(それは確かだ)

それでも行きたい人にとって

受け取るものは大きいんだ


Everybody everybody wants (everybody's looking for the answers)

An answer

Anyone who know how the story (how the story started)

Started, how it will end (started and how it will end)

Will it be lonely in the world (what's the use in half a story)

What's the use? (half of a dream)

(Have to climb all)

(The steps in between)


誰もがみんな答えを探している

誰もがどんな物語で、どんな風に始まったのかを知りたい

始まってから、それがどう終わるのか

この世は孤独なものなのか(まだ途中までしかわからない)

それが何の役に立つのか?(まだ夢の途中なのさ)

すべてを登ってみなくちゃ(一段一段最後までね)


(訳:yomodalite)


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(LPジャケットでは中央に梯子が描かれていた)


少し前に、プリンスファンの方からのコメントで、国内版の訳詞が素晴らしいということを初めて知り(汗)、これから、CD訳を大いに参考にしようと思っているのですが、このアルバムの訳詞は、なんとあの中川五郎氏!


私訳は、氏が意訳された部分を、もう一度自分なりに何度も考えてみた・・・という結果なんですが、それでも結論を出しにくい箇所はいっぱいあったので、そのあたりをメモしておくと、


1行目の「sinaplenty」中川氏の注釈では、


これは、おそらくプリンスの造語で、Sin - a - plenty、plenty of Sin 罪悪に満ちた国というような意味ではないか。とあります。私もこれに同意します。


2つ目のパラグラフの、


But it didn't matter

The king was looking for the ladder


ここは、中川訳では「王様はどうすれば名を挙げられるかということしか考えていなかったのです」


「ladder」は、旧約聖書のJacob's Ladder(ヤコブの梯子)の話が有名で、出世の階段とか、地位や身分っていう意味と、天国への道、神の元へと至る梯子という意味があって、中川訳では、全体を通して上手く訳し分けておられると思います。


私は最初、召使のエレクトラの愛情に対して「But it didn't matter」なら、彼女の身分や地位しか見ていなかった。という意味かと思ったんですが、look at じゃなくてlook for だし・・・でも、中川訳の現世的に上に登るという意味も「王」という立場を考えると・・と悩み、このあとのパラグラフに出世の手段や魂の救済が登場することもあって、ここは、「天国に行ける梯子」にしました。


なんの徳もなく、王という現世の階段を上りきった人が、「愛」や「魂の救済」とは別に、最後は、天国に行きたいと思っている、というか。


また、ここで登場する召使が、神話に登場する王女として有名なエレクトラという名前だという意味は、プリンスによる神話の書き換え。という以外には思いつきませんでした。


その他、あちこち悩んでいるので、気になる点は遠慮なく、ご意見くださいませ。


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by yomodalite | 2016-06-27 14:48 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

和訳 PRINCE “WAY BACK HOME”

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エロい歌詞が多いプリンスですが、聖と俗を行き来する生き方にこそ、天国への道は開かれている・・てなことが、よくわかる歌詞を訳してみようというシリーズ!


今回は「WAY BACK HOME」です。


前回の “BREAKDOWN” と同じく2014年の『Art Official Age』に収録された曲で、彼がまさに「天に帰っていった」ことがよくわかる曲ではないでしょうか。







WAY BACK HOME


Any person or object whatsoever

That requires your attention

Is something that has veered from its path

And preordained destiny of total enlightenment


(ナレーション)

人の関心をひこうとする人々もどんな話題も

完全な悟りへと繋がる道から外れたものです


I never wanted a typical life

Scripted role, huh a trophy wife

All I ever wanted, to be left alone

See my bed's made up at night

'Cause in my dreams I roam

Just trying to find, trying to find

My way back, back home


誰もが望むような人生なんて欲しくなかった

筋書きのある人生も、見せびらかすための妻も

僕はずっとひとりでいたかった

そう、きちんとしたベッドで

僕は夢の中をひとり彷徨うから

ただ懸命に探し求めてるんだ

僕が帰る道、帰るべき場所を


So many reasons why

There's so many reasons why

I don't belong here

But now that I am I

Without fear I am

Gonna conquer with no fear

Until I find my way back home

Until I find my way back home

(Find my way back home)


ここが僕がいるべき場所じゃない

そんな理由なんかいくらでもあるよ

それでも今、僕が僕である間

ここにいることを恐れてはいない

恐れることなく進んでいくさ

帰る道を、帰るべき場所を見つけるまでね・・・

(帰るべき場所を見つけるんだ)


Most people in this world (Most people in this world)are born dead

But I was born alive

(I was born with this dream)

With a dream outside my head (outside my head)

That I could find my way back home

My, my, way way back home


この世界に生きる多くの人々は、死んだように生まれてくる

でも、僕は生きるために生まれてきた

(この夢とともに生きるためにね)

その夢は僕の頭の外にあったけど

それは、帰るべき場所への道を見つけることだったんだ

僕が帰る道、帰るべき場所


Is this the way? (Is this the way?)


これがその道だろう


(Power to the ones)

Power to the ones who could raise a child like me

The path was set

But if you look the truth will set us free

I've heard about those happy endings

But it's still a mystery

Lemme tell you about me

I'm happiest when I can see

My way back home

Can you see

My way back, my way back home


(人々に力を)

子供のような僕を育てることができた人たちに力を

道は定められているんだ

君だって、真実を見ようとすれば自由になることができる

僕は、幸せな結末について聞かされたよ

まだ謎はあるけど

それでも君に言いたいんだ

僕の最高の幸せは

帰るべき場所を知ること

その道を見つけること

わかるよね

僕の帰る道、帰るべき場所のこと


訳:yomodalite)


◎iTunes「ART OFFICIAL CAGE」


和訳の気になる点は

いつでも遠慮なくお知らせくださいね。




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by yomodalite | 2016-06-16 13:58 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(2)

和訳 PRINCE “BREAKDOWN”

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エロい歌詞が多いプリンスの名曲の中から、そうでないものをより分けて訳してみようというシリーズ!


今回は「BREAKDOWN」です。


2014年、プリンスは何年も関係が悪化していた古巣のワーナーから、久しぶりにスタジオアルバムをリリースしました。そのアルバム『Art Official Age』からの先行シングルが、「BREAKDOWN」でした。


毎回そうだとも言えますが、この和訳はかなり四苦八苦していて、まず、上記の経緯や、この曲の雰囲気から、Break down は「破壊」という意味ではなく、肯定的な意味だという前提で読んでいかないと、まるで違う訳になってしまいますし、逆に言うと、その前提が間違っているとすれば、すべて間違っていることになってしまいます。


Breakdownという名のダンスもあったりしますが、私は、ふたりの間の「壁」が壊れた。というような意味だと解釈して、考えてみました。

そんなわけなので、

いろいろと気になる点はどんなことでも遠慮なくお知らせくださいね。



下記の詞は、曲を聴いてから読んでください。

今回は、お誕生日記念の特別許可ですからね・・

http://ja.musicplayon.com/play?v=240939



“BREAKDOWN”


Listen to me closely as the story unfolds

This could be the saddest story even been told

I used to want the house with the biggest pool

I've been missing out I just feel like a fool


これから話をするからよく聞いて欲しい

すごく哀しい話になってしまうかもしれない

大きなプール付きの家を手に入れたいと思っていたのに

叶えられなくて、自分の愚かさを感じているみたいな


Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down


君はずっと僕を壊し続けてきて

僕は自分を壊し続けてきたんだ、ずっと


I used to throw the party at the New Year's Eve

First one intoxicated, last one to leave

Waking up in places that you would never believe

Give me back the time, you can keep the memories


大晦日にやったパーティーで

僕は一番早く酔っ払って、最後までそこに残ってて

信じられないような場所で目覚めたよ

時間が戻せたら、いい思い出のままでいられたのに


Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down


君はずっと僕を壊し続けてきて

僕は自分を壊し続けてきたんだ、ずっーとね


Every book I've read said that I would meet somebody like you

Whenever I was sorry, so sorry for the things I used to do

A journal full of numbers that I used to go through

(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7) all behind me now, all because of you


僕が読んだあらゆる本に、君のような人に会うだろうって書いたあった

自分がしたことにうんざりしたり、嫌になって

数字ばかりの日々を過ごしてきたけど

それもすべて過去のこと、全部君のおかげだ


Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down

Keep breaking me down, down, down


君はずっと僕を壊し続けてきて

僕は自分を壊し続けてきたんだ、ずっーと


You keep breaking me, you keep breaking me down

I don't wanna walk out

Don't wanna go down, down, down


君は、僕をずっと壊し続けるけど

僕は、出て行きたいとは思ってない

ずっと昔に戻るなんてしたくないんだ


See there's a door that you can walk through

Where there used to be a wall

I don't care, it's cool as long as you catch me baby

(Catch me when I fall) If there's ever a fall

Closer to the breakdown, the closer we get・・・

Closer to the breakdown


そこにあるドアは今は外に通じているけど

かつては壁だったよね

君が僕をつかまえていてくれるなら、僕はなんでもかまわない

僕が倒れそうなときは受け止めて、倒れることがあったらね

変化のときが近づいてきた

僕らはそれを受け入れる・・・

変化がやってきたんだ


(訳:yomodalite)


◎iTunes「ART OFFICIAL CAGE」





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by yomodalite | 2016-06-09 09:32 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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