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MJファンの友人に、プリンスを慣れさせるという試みは、羽生選手の尽力もあってか、予想以上の大成功で、私の選曲CDを愛聴してくれているだけでなく、『プリンスの言葉』も買ったし、CDも少しづつ集めてるなんていう報告もあるのだけど、



ここで手を緩めることなくw、以前にMJファン向けにセレクトした(→ここ)とか(→ここ)とも、最近発売された2枚組のベストアルバム『4Ever』ともカブらず、しかも、止めを刺しちゃうような・・と考えてみた結果、


全部スローな曲でまとめてみようかな、と。


でも、確かにそういった名曲はたくさんあるものの、Pの場合、最初はすごく穏やかでも、最後の方になると段々ほとばしる魂が抑えきれなくなって絶叫してしまうことも多いw。そこが彼の魅力には違いないんだけど、今回は本当に最後まで静かで、絶叫なしの曲を選んでいったら、これまでとカブらないようにしてるせいもあって、思ったよりも少ない?


ということに、私も初めて気がついたという結果がこちら。


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まずは、プリンスのギターとピアノはどっちが魅力的かというのは、羽生選手の「Let’s Go Crazy」と「白鳥の湖」のどっちが素敵か?を考えるぐらい、悩ましい問題だということが如実にわかる「A Case Of You」これは、超入手困難な『One Night Alone』に収録された、プリンスが敬愛するジョニ・ミッチェルの名曲の一部をカバーしたもの(ほんの少しだけ歌詞が異なる)。






Pは、ジョニに捧げるように歌っていると思うので、和訳はこんな感じ?


I am a lonely painter

I live in a box of paints

I used 2 be frightened by the devil

And drawn 2 those who weren't afraid

Remember when u told me

That love was touching souls?

Well, surely u touched mine

Part of u pours out of me from time 2 time in these lines

U're in my blood like holy wine...u're so bitter and so sweet

I could drink a case of you, darling

And still be on my feet...still be on my feet


僕はひとりぼっちの画家

絵の具箱の中に住んでいて

悪魔にずっと怯えていたから

恐れを知らない人に引き寄せられたんだ

あなたが言ったことを、よく思い出すよ

「愛って魂に触れることでしょう?」

そう、あなたはたしかに僕の魂にふれた

だからあなたの一部がときどき歌になって

僕の中からあふれ出すんだ

そう、あなたは僕の血の中に流れる聖なるワイン

とても厳しいけど、とても優しい

あなたが言うことなら、僕は受け入れられたんだ

そして、僕は今でもちゃんと立っていられる

まだ、立っていられるんだ・・


次に、プリンスのアルバムの中でも特に女子が手を出しにくいジャケセンスが光るセカンドアルバム『Prince』から、胸毛感がみじんも感じられないキュートな「With You」。そして、2010年にデイリーミラー紙に無料添付されたアルバムで、SALEのときにかかってたら、いっぱい買ってしまいそうな感じの曲が多い?『20Ten』から、「Future Soul Song」。90年代からファンになった私にとっては最も思い出深いアルバムとも言える『Emancipation』から、「Soul Sanctuary」。そのあと、2004年に久しぶりにチャート復帰を果たした『Musicology』から、「What Do U Want Me 2 Do?」


次の「Adore」は、ベストアルバムに押すファンが多い『Sign O' the Times』の曲なんだけど、ショートヴァージョンを選びたかったので『The Hits』の方を選択。「When 2 R In Love」は、1987年にリリースされるはずだったのに直前でキャンセルになり、1994年になって結局そのままの内容で発売されたという不思議な経緯をもつアルバム『Black Album』から。ファンキーな曲ばかりの中で、唯一のスローナンバー。


次の「Betcha By Golly Wow!」も『Emancipation』から。ちなみに、このアルバムの頃はプリンスのことをプリンスって呼べなかった時期(The Artist Formerly Know As Prince とか、ホント色々と面倒くさかった・・レコード会社が色々変わった影響は、Pのベストアルバムがいつも90年代以降を無視する理由のひとつでもあり、リマスター版が出ない理由でもあるような・・そして、MJファンもたまにはSONYに感謝した方がいいとか、やっぱりKINGは賢明だったと思うこともw)。


そして、スピリチュアルなアルバム 『The Rainbow Children』から、プリンスの「Remember The Time」と言えなくもない?「Muse 2 The Pharaoh」。胸毛時代の1979年に戻って、「When We're Dancing Close And Slow」のあと、再度『Emancipation』から「Let's Have A Baby」。デビューアルバム『For You』からもう1曲ベイビイ繋がりで「Baby」(赤ちゃんじゃないけどあんまりエロくない)、ふたたび『Musicology』から「Reflection」。そして、またまた『Emancipation』(だってこのアルバム3枚組なんだもんw)から、「The Love We Make」。そして超ヒットアルバム『パープルレイン』の翌年1985年の『Around the World In a Day』から、以前訳詞もした「The Ladder」



当時は、おまけだったけど、今買うと結構高値になってる『20Ten』からもう一曲「Walk In Sand」大好きな『Emancipation』からとうとう5曲目、「Dreamin' About U」。そして、最後も『One Night Alone』から、こちらもピアノが素敵すぎる「U’re Gonna C Me」


惜しくも選外となったスローな名曲の中には、


最後が激しくて止めた、Thieves In The Temple(Graffiti Bridge)、The Beautiful Ones(Purple Rain)、The Holy River(Emancipation)や、曲数の関係で漏れてしまった、June(HITnRUN Phase One)や、The Question Of U(Graffiti Bridge)、Everywhere(The Rainbow Children)あと曲の終わりの無音部分が長くて止めた、Condition Of The Heart とか、最後の曲はインストのVenus De Milo(Parade)もいいな・・とか、他にも色々迷ったんだけど、


よく眠れるような、眠れないような、

夜明けを迎えそうで、終わりも近いような、そんな詰め合わせで、

今後、MJと共にPのことも思い出して欲しいという気持ちを込めてみました♬



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地上での最後のコンサート、
Piano & A Microphone Tourの映像リンク
http://video.usmagazine.com/previews/2Rmbtdsf-qInh6Xrr


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by yomodalite | 2016-12-19 07:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)
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ミュージック・ポートレイト「北川悦吏子×斉藤工」の回で、
斉藤工さんが、<音楽の原風景>として最初に選んだ曲。

◎NHK「ミュージック・ポートレイト」公式サイト

斉藤工さんのエピソードは、彼の王子さま系の甘いルックスからは想像ができないものが多く、その選曲も1981年生まれの方としては意外な感じでした。

この曲は1969年の映画『青春の光と影』で使われたジュディ・コリンズが歌ったものもヒットしていますが、オリジナルは1969年のジョニ・ミッチェルの2枚目のアルバムに収録されていたもの。


Both Sides Now 1970 lives





Both Sides Now
Written By Joni Mitchell

Rows and flows of angel hair
And ice cream castles in the air
And feather canyons everywhere
I've looked at clouds that way

流れるように美しい天使の髪や
アイスクリームのお城がフワフワと浮かんでいて
羽毛に覆われたような谷がどこまでも続いている
わたしは、そんな風に雲を見ていた

But now they only block the sun
They rain and they snow on everyone
So many things I would have done
But clouds got in my way

だけど、雲は太陽を遮り
人々に雨や雪を降らせ
わたしがやろうと思っていたたくさんのことも
雲によって閉ざされた


I've looked at clouds from both sides now
From up and down, and still somehow
It's cloud illusions I recall
I really don't know clouds at all

わたしは今、その両側から雲を眺めてみる
上から見たり、下から見たり、でもどういうわけか
それは幻の雲の記憶で
わたしには雲のことは何もわからない


Moons and Junes and Ferris wheels
The dizzy dancing way that you feel
As every fairy tale comes real
I've looked at love that way

いくつもの月、六月、そして大きな観覧車
まるで、めまぐるしいダンスのように
すべてのおとぎ話は本当に訪れると
わたしは、そんな風に恋愛をみていた


But now it's just another show
And you leave 'em laughing when you go
And if you care, don't let them know
Don't give yourself away

でも今は、それとは違うショーが始まっている
笑いたいひとは、放っておけばいい
気になったって、知らんぷりして
相手になんかしちゃだめ

I've looked at love from both sides now
From give and take, and still somehow
It's love's illusions I recall
I really don't know love
Really don't know love at all

わたしは今、その両側から恋愛を眺めてみる
与えたり、受け取ったりしたこと… でもどういうわけか
それは幻の恋愛の記憶で 
わたしには恋愛のことはわからない
愛について、本当になにもわかってないの  

Tears and fears and feeling proud
To say "I love you" right out loud
Dreams and schemes and circus crowds
I've looked at life that way

涙と不安、それでも誇りを持って
わたしは「愛してる」って大声で言う
夢いっぱいの構成、そしてそこにはサーカスの観客
わたしは、そんな風に人生をみていた


Oh but now old friends they're acting strange
And they shake their heads
And they tell me(said) that I've changed
Well something's lost but something's gained
In living every day

ところが今、古くからの友人たちがすることといえば、おかしなことばかり
彼らは左右に頭を振って「あなたは変わった」と私に言う
そうね、毎日暮らしていれば、
失ったものもあれば、得たものもある

I've looked at life from both sides now
From win and lose and still somehow
It's life's illusions I recall
I really don't know life at all
   
わたしは今、その両側から人生を眺めてみる
勝つか負けるか…  でもどういうわけか
それは幻の人生の記憶で 
わたしには人生のことはなにもわからない

It's life's illusions I recall
I really don't know life
I really don't know life at all

それは幻のような記憶で
私には人生のことはわからない
人生については、本当になにもわかっていなかった
 

訳:yomodalite(気になる点は遠慮なくご指摘くださいませ)

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Both Sides Now 2000 lives


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by yomodalite | 2013-06-07 08:33 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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