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立川談春独演会 有楽町朝日ホール(2011.10.25)

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談春師匠の噺を聴くのは、実は成城寄席以来なので、ほぼ1年ぶり。

本日は「死神」と「人情八百屋」の2席。

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by yomodalite | 2011-10-26 13:12 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

僕と師匠・談志の16年/立川キウイ

万年前座僕と師匠・談志の16年

立川 キウイ/新潮社




落語立川流。実力者揃いの精鋭集団である。その中にトンでもない落ちこぼれがいた。前座生活は実に16年半。その間、破門は3回。それでも諦めずに談志にくらいつき、ようやく二つ目に昇進。
 
立川キウイ。落語史に永遠に名を刻むであろう(違う意味で)この男の前座時代を、余すところなく描いた一冊。蹴られても突き放されても、決して談志の弟子をあきらめない。愚直な男の人生に、きっと貴方は涙を流すでしょう......情けなくて。
 
世知辛い世相を吹き飛ばす、爽快感と笑い、そしてちょっぴり涙の詰まった一冊! 


というのが、出版社からの内容紹介ですが、おそらく、世知辛い世相を吹き飛ばしてはくれないと思う。

世知辛いとか、そういった普段の「世相」も無理だし、ましてや、現在の状況ではもっと無理だと思う。

それと、爽快感も微妙で、笑いも微妙。

情けなくて、ちょっぴり涙は、、そうかもしれない。

いずれにしても、そんなに紹介したくなる本ではないかもしれない。

わたしは、日頃から、いろいろと諦めることが多い。

諦める才能って、けっこう重要だと思うし、強く「諦めない!」という姿勢には、そんなに感動する方ではないので、キウイさんの生き方には、あんまり共感しない。

でも、自分とまったく違う「生き方」を知ることが「読書」の醍醐味ですし、わたしのオールタイム癒しアイテムは、古今亭志ん生のCD『PEANUTS』なんですが、なんか、キウイさんのお顔って、チャーリー・ブラウンぽいし、落語だし、これは、もしかしたら、新たな「癒し系」かな?って期待で、読んでいました。

非常時には、適度につまらないっていうのも「安眠アイテム」になりますからね。

で、確かに、適度につまらないんですw。

なんていうのかなぁ、、落語好きな人や、談志好きの人なら、わかると思うけど「16年の前座生活」が、生かしきれてないっていうか、フツーの落語家さんなら、もう少し「噺」に出来そうなのに、妙に淡々としたリズムで、ちょっと退屈しちゃうんですね。

でも「退屈」する割には「重い」んです。
だって「一途」ですから。。。

本書の感想はそんな感じですけど、実はまだ観たことがなかった、キウイさんの高座は行かなきゃなって思いました。

出版された当時は「二つ目」だったキウイさんですが、現在の本書の「帯」には、談志師匠の「よく書けてる。褒美に真打ちにしてやる」ってコピーと「祝 真打昇進内定」って書いてあります。そこんところの、詳しい経緯は知りませんが、とにかく、現在、真打昇進キャンペーン落語会を行われているようです。


☆3月28日の真打昇進キャンペーン落語会、お客ひとりでも決行予定(3.16情報)
◎http://tatekawakiwi.jugem.jp/?eid=6728

ところで、

現在は、ダーリンが何度も笑って読んでいた『そこまで言うか!』を読書中。まだ、冒頭だけど、ほりえもん企画による、ちょっと毛色のちがう「カツマー」が面白い。あと「バナナの皮で、世界は滅亡するのか?」のコメ欄で、著者の方から教えてもらった『バナナの皮はなぜすべるのか?』は、昨日注文しました。

それと、

この数日、首都圏で買い占めっていう報道が多いような。。。東京都心では、混乱している現場は見ていないけど、通常「買いだめ」って発想がない人が一番多く住んでる地域だと思うし、車をもっていないひとが多いから、一般客じゃないと思うけどな、、それに、商品は「物流」で分けられてるから、結局、首都圏での「分け合い」にしかならないような気がするんだけど、、

でも、とにかく、東京で「買いだめ」した人は、

「絶対に、ここでくい止めてやる!!!」っていう気概だと、わたしは思っています。

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by yomodalite | 2011-03-17 12:20 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

「成城寄席」2010.11.15 昼の部

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「成城寄席」は、一応今回で最終回。3回目から見始めて、最終回まで、とりあえず3回は観ることが出来たことを、今日改めて、すごくイイ選択だったと思いました。

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by yomodalite | 2010-11-15 21:59 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

第3回日の出寄席・立川志の輔独演会(東京国際フォーラム・昼公演)

志の輔師匠を聴くのは、お正月の「志の輔らくご」以来で、日の出寄席は今回が初めてです。志の輔師匠の独演会には、お弟子さんが登場することが少ないのですけど、今回は、寄席ということで、前座で志の彦さんが登場。

恵比寿で家賃29000円のアパートにお住まいなんですが、なんと鍵が南京錠!(ファイト♡)

師匠の本日1本目の“枕”は、尖閣諸島の中国漁船衝突映像流出に関して。

さらに、横浜のAPECもしっかり盛り込み、今の報道のおかしさや、なぜか、問題の核心には迫らず、なにが問題だったかも、わからなくなってしまうことなど、切り口が鮮やか過ぎて、斬られた方も、その瞬間は気づかないというか、決して毒舌にならずに、余計な血も流れないといった感じで、世相を扱う手腕は、いつもながら、本当にお見事。

そこから、さらに、皆さんの暮らし向きは存じませんが、家には、もう何もかもある。という師匠の自慢話(笑)。。各部屋にテレビもエアコンもあって、全自動洗濯機も、全自動炊飯器もあって、ガスレンジも3口もあるから、みそ汁を作りながら、お茶も沸かせる(笑)、それなのに、どうして、現代人は「忙しい」のか?

そして、

勤続30年、退職パーティーを終え、帰宅した夫に思いもよらない退職記念品が届くという新作落語「ディア・ファミリー」へ。

仲入り後は、長唄の松永鉄九郎さん。志の輔師匠の独演会では、寄席でなくても、生の三味線が聴けることが多いのですが、鉄九郎さんは、三味線の腕前だけでなく、しゃべりも達者で素敵な方でした。

2本目の枕は、落語ブームは、今、東京から、2年ぐらい遅れて、ようやく地方にも来ている。この公演の前は、九州にいて、長崎での、竜馬ブームを目の当たりにした。竜馬ブームに乗った変なみやげもの〜アンチ竜馬の人〜竜馬役の福山雅治の母が楽屋に来る〜一緒に写メールを撮りまくる(笑)

そこから、古典の「柳田格之進」へ。こちらは、2009年のお正月の「志の輔らくご」で聴いて以来。

それにしても、やっぱり、師匠の場合は、どうしても3本聴きたくなってしまうなぁ。今日の会は、いつもより、だいぶお安い4000円(S席)だったので、仕方ないんですけど。。

今月は、あさって、月曜にも、また落語に行きます。

________________

[本日の演目]
・牛ほめ……立川志の彦
・ディア・ファミリー立川志の輔
(仲入り)
・長唄……松永鉄九郎
・柳田格之進……立川志の輔




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by yomodalite | 2010-11-13 20:52 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

立川談笑独演会(みなと毎月落語会 2010.10.26 麻生区民ホール)

はっきりしない天気のせいで、今回も着物を着られず。雨模様なだけでなく、今日は急に気温が下がったせいで、家を出てから、数分後に出戻って、ジャケットを着替え、ストールも追加する。そのせいで、2日前に、うっかり銀座で試着した、BALMAINの激カワコートと、3日前にミッドタウンで一目惚れしたストールのことを思い出して、もやもやする。

高いから買わなかったっていう「理由」は、認められない性分なんだけど、買わない理由探しのために、再度ショップに行くことを考えて、ますます、もやもやしているうちに、六本木に到着。

交差点から、鳥居坂までの道のりは、店の入れ替りはあるものの、20年ぐらい前から、全然変ってないなぁと思う。なんとなくダメな意味で。鳥居坂を曲がると、雰囲気が変わるのも、昔と同じ。そこから、麻布区民ホールに入って、これまでの街の風景とは、まったく違う人の群れに合流した。談笑師匠の噺を聴くのは1年ぶりで、独演会は今回初めて。

古典の「改作」で、大評判の師匠の、港区での落語会。談笑師匠の陽気さからも、もう少し、若い客層を想像していたのだけど、意外とそうでもない。成城寄席の昼席と、ほぼ変らない客層なんだけど、外の寒さと暗さのせいなのか「成城寄席」より、華やいだ雰囲気がない。

前座のらく八さんは、限りなく「二つ目」に近い実力の方。談笑師匠も言っていたけど、円楽一門だったら、間違いなく「二つ目」でしょう。立川流の「二つ目」は、本当にレベルが高いです。

で、談笑師匠。

「枕」は、港区、麻布のセレブ、談笑師匠の地元、江東区砂町と松任谷正隆、貧民街、中国人、埼玉の「東京ルール」などの差別ネタや、学会、師匠談志の病気や、ケチぶりなど、談春師匠の枕ネタを、すべてフルコース化したような、たっぷり感を経て、『片棒』へ。
『片棒』は、ケチで有名な大店の旦那が、三人の息子に、自分の葬儀を、どのように執り行うのかを聞く噺。現代にマッチする要素が多いだけに、「改作」への期待が膨らみます。

長男は、店の体面や、世間体を重視し、豪華なご馳走から、車代まで出してしまう
次男は、遊び好きで、とにかく派手好き。
三男は、父親に輪をかけたような「ケチ」

という、基本路線に、さまざまな、イリュージョンを追加した「改作」には、大いに笑って、周囲より一際、大声で、「ミッキー」と叫びました。でもね。。。

あくまで、好みの問題かもしれないけど「今」を考えたら、三男の膨らませ方が、ちょっぴり物足りないの。やっぱり、ユダヤ商法のとこでしょ。港区麻布なんだからさ。

仲入りを挟んで、『黄金餅』。これも、お金の噺。

こちらは、ほぼ原作どおりの印象。最初の『片棒』のときも、少し思ったのだけど、ちょっと早口で聴き取れないことが多い。前から6列目の席で、落語だけでなく、若手芸人も大好きで、観客の平均年齢より若い私が、そう思ったのだから、センパイの方には、ネクロフィリアとか、ディズニーキャラの名前などの、カタカナが、わからなかった人も多かったのでは?

談笑師匠の、高座に登場するだけで、華がある雰囲気とか、明るさが大好きなんですけど、ちょっと、TVの悪影響が気になったかも。。「中国人」が、1年前と同じだったり、六本木の不良外国人も、20年前と同じでは、ライブで、「落語」を聴く意味が乏しくなってしまいます。

TVでは言えなくても、もう、甘過ぎて、効かない「毒」が、目立ってしまったかなぁ。

新作落語や、落語を現代にという試みの真剣さも、とにかく、あらゆる「お笑い」の人に対する、リスペクト感情が、ハンパないので、松本人志の新作コントへの批評とか、批評しているひとの「お気楽さ」に、ムカムカする方だし、笑いへの「批評」は、ホント、したくない方なんだけど、、、立川流の「現代」への期待は、それほど大きいんですよね。。。

志の輔師匠の、常に新しいお客と、常連客の両方を意識しつつも、毎回、「今」を感じさせてくれる枕の方が、やっぱり「薬」になるなぁとか、今は、古典落語自体が、現代への「批評性」を、もっているから、新作や、改作は、より難しいなぁとか、、、

また、本日の客席では、2つ前の席に、乙武君(なぜか君づけしてしまう)を発見。もしかしたら、まだ、「夢の競演」は生きているの?とか、本日の談笑師匠の噺についてなど、色々と、聞いてみたくなりました。

談笑師匠の噺は、スポットでは、是非また聴きたいけど「独演会」には、しばらく行かないかな。。

[演目]
・真田小僧 立川らく八
・片棒「改」 立川談笑
(仲入り)
・黄金餅「改」 立川談笑





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by yomodalite | 2010-10-27 11:51 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

「成城寄席」2010.10.13 昼の部

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先月初めて行ってすっかりハマってしまった「成城寄席」。

今日は、奇天烈系の着物コーデ全開の気分だったのだけど、残念ながら今日も天気が不安定なので、気合いを入れられたのは、10センチヒールのブーツぐらい。

もしかしたら、そうなのかもって、薄々気づいてはいたんだけど、自分は「有閑マダム」かもしれないと思う。(平日の昼間に落語会に行くのは「ニート」かな?)

でも「ヒマだ!」と思うと、テンションが上がる私としては、もう、その事実だけで落語を聴く前から笑いが止まらない気分になってしまったうえに、今日はトリが春風亭昇太師匠なので、ちょっぴりギャル系で(笑)アゲアゲな気分。

仕事を辞めるとき、周囲の知りあいは、みんな「うらやましい」などと言いつつも、暇な生活への恐怖感というか、世間に置いて行かれるのが嫌という感じが、ありありと感じられたんだけど、確かに、昼間に、自分より高齢者に囲まれて落語を聴くのが楽しいなんて、わからないだろうなぁと思う。

「ビバ!隠居生活!!!」(笑)

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さて、開幕すると、前回と同じく、前座は、立川春樹さん。まだまだ、大学の落研と比較してどーなの?っていうレベルなんだけど、次に二つ目のらく次さんが、登場すると、その差に驚くというか、二つ目になると、もう「落語家」としての魅力と色気が全身に漂っていて、ホント修行ってスゴいなぁと思う。特に、立川流の二つ目さんは、みんな、すごくチャーミング。



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お次は、前回も出演された、音曲の柳家小菊さん。着物のこととか、書いてるけど、わたしは、お茶もお華も、お稽古ごと全般が、基本的にキライだし、三味線だけでなく、和楽器もキライ。それなのに、小菊さんは、すごく魅力的に感じます。本日は、寄席の踊りも見れて前回より一段とファンになりました。たぶん50歳前後?と思われ、そんなにキレイ系というわけでもないのに、老若男女すべてに、不思議と「色気」を感じさせるなんて、どうしてなんだろう?芸者さんってこういう人なんじゃないかなぁ。。

◎寄席音曲の名手・柳家小菊師匠

で、次が、談春師匠!!!

ご自分でも言ってましたけど、師匠の、あんなに長い枕は、初めて聴きました。こんな感じの談春は独演会でなくて、寄席の昼席だったから見れたのかもしれない....そうなると、今日の夜はどうだったんだろうって想像しちゃって、もう、昼、夜、両方聴いてみたくなる。

もしかしたら、前回の志の吉さんの大ウケに、影響された可能性もあったりして。。普段、メモをとるような客が目立つ落語会へのストレスを目一杯ぶちまけたような、はじけっぷり。志らく師匠への毒舌もいつもより更にパワーアップしてたし、個人的には、現在注文中のキセルの吸い方を、何度もやってくれたのが、ツボでした。

今日の寄席の感想は、観る前は、昇太さんのことを書こうと思っていました。今「落語ブーム」なんてことが、多少言われてますけど、そんなカケラもなかった頃に、新作落語一筋の春風亭柳昇に弟子入りし、同じく「新作落語」を売りに、テレビでも、その魅力を発揮してきた、昇太さんが、どれほど、素敵な噺家さんかということを、普段、立川流ばかり聴いているひとりとして、思いっきり語りたかったんです。

今日の会でも、一番年上で、キャリアも長いのに、いつも中学生のような、はじけっぷりとか、未だに、前座名のようなお名前で、師匠というよりも、どうしても昇太さん♡と言いたくなるところとか、、、、

でも、残念ながら、本日の昇太さんは、、、落語って、本当に、生ものというか、不思議でしょうがないんですけど「場」が、すごく重要で、、立川一門のプレッシャーとか、仲入り前の談春のはじけ方とか、初めての世田谷、成城という「場」とか、なんとなく、昇太さん、今日の会は、少しやりづらかったみたいで、絶好調じゃなかったんです。そんなわけなので、昇太さんのことは、またいずれ。。。



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仲入り後のトップバッターは、立川生志さんでした。今日は、前から3列目の中央という、すごくイイ席だったんだけど、そのせいで、とうとう、はじめて、噺家さんが、自分に向けて、噺をしたという経験をさせていただきました。ちょっと、色っぽい噺だったけど、もう、絶対、生志さん(花田優似)は、わたしの、目を見て話されていたと思う(笑)

それにしても、寄席に出ない立川流の、中でも立川流原理主義者と言われる、談春師匠による「寄席」は、すべてが、おいしくて、休んだり、寝てる暇がなくて、もう、ぐったり疲れるほどの満腹感。(松元ヒロさんも、涙が出るくらい笑わせていただきました!)そんなわけで、またもや、次回のチケットをゲットをするはめに。次回のトリの談笑さんは今月独演会も行くのになぁ(苦笑)
____________

立川春樹
立川らく次
柳家小菊
立川談春

◎仲入り

立川生志
松本ヒロ
春風亭柳好
春風亭昇太





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by yomodalite | 2010-10-13 23:36 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(6)

立川談春25周年スペシャル独演会 -THE FINAL-「たちきり」

久しぶりに談春さんの独演会に行きました。

ずっとチケットが取れなかったんですけど、今回は落語家生活25周年ツアーの末尾を飾る独演会で、大会場なので、ようやく二階席のほぼ最後尾ゲット(泣)こんな後ろで談春さんのお顔がわかるのかしらと不安になりましたが、高座の上方にスクリーンが用意されていて一安心。

生感は薄れるけれど、仕方がないです。皆さん観たくてしようがないんですから。

志ん朝師匠の思い出、談志と厚生年金会館などの話題が、そのスクリーンを利用して語られ、高座では枕話はほとんどなく、3本の古典落語をじっくりと、というスタイルで、楽しませていただきました。

[演目]
・粗忽の使者
・愛宕山
・たちきり

愛宕山は、志ん朝師匠が得意だった上方落語ですけど、やっぱり、今の江戸前継承者としての、談春師匠の“愛宕山”は、すごく素敵。

“たちきり”は、比較的最近だと、志らく師匠で聴いていたけど、やっぱり談春。。かな




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by yomodalite | 2010-03-27 23:22 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

志の輔らくご in PARCO 2010

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今年で3回目の「志の輔らくご in PARCO」。

今年は新作落語の『身代りポン太 』と『踊るファックス2010 』に、古典の『中村仲蔵 』の3本。


『身代りポン太』
行政仕分け、補助金削減により、町おこし事業の目玉であった“ぽんぽこタワー”にメスが入った。。。

『踊るファックス2010』
新春セールの売り出し文句をあれこれと考えている吉田薬局・源蔵(源三?)の元に、知らない女からのファックスが届く。。。

※中入り〜 高座後方の壁から、ファックス!
「本日のコーヒーは特別美味しい」というお知らせが。。

『中村仲蔵』
中村仲蔵は、歌舞伎界で“稲荷町”から”名題”になった稀代なる名優。
歌舞伎の世界の役者の階級は、下立役(稲荷町)-中通り(ちゅうどおり)-相中(あいちゅう)-名題(なだい)とあり、稲荷町は大部屋の楽屋で壁際、つまりお稲荷様が祀られている下辺りにしか、控えの場所が無かったことから。稲荷町は台詞がなく、中通りで一言の台詞。
歌舞伎の世界では世襲制が守られているので、名題になるのは例外中の例外だった。。。

Act赤坂での公演後、今年のパルコはお休みしようかと、一瞬思ったのですが、
本当に行って大正解。

志の輔師匠と一緒にする三本締めは新春に欠かせません!





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by yomodalite | 2010-01-10 13:46 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

立川志らく・談笑 二人会

立川流特選会9月20日よみうりホール。

志らく×談笑の二人会。志らくさんは弟子ふたりが前座を努めた2ヶ月前の独演会の時よりずっとノリがよく、久しぶりに元気で若々しく、

談笑さんは、今回が初めてなんですが、噂に聞いていたとおり、落語の舞台を現代に移し替えた「改作」で笑わせていただきました。

志の輔、談春、志らく、談笑で「立川流四天王」とも言われているようですが、3人の兄弟子に比べ、談志への異常愛から一歩引いた感じの談笑さんは『とくだね!』での印象とはまったく違い、高座での明るい弾けっぷりは、こぶ平の100倍TV向きなんですけど、、、本当に海老名加代子の政治力はスゴイと言うか、小沢一郎を遥かに越えた豪腕ぶりですね。

で、本日のネタなんですが、

談笑『小別れ』
枕は「のりピー」。さて、次は誰か?TV界では色々と名前が飛び交っているが、とにかく評判が悪いのが「別に...」の旦那。脅されたスタッフは数知れず....(と談笑師匠は言っておられますが「別に...」の旦那はTV界では評判が悪いものの、読書界では評判高い方で、私は好きです)

志らく『疝気(せんき) の虫』
枕は、立川流は病人ばかり。。。

談笑『居酒屋改』(イラサリマケリ)
枕は、埼玉も東京ルールを守って欲しい。特に行田とか。。。

志らく『紺屋高尾』
ギャグ「こぶ平の独演会チケット送るぞ!」



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by yomodalite | 2009-09-21 11:12 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

雨ン中の、らくだ/立川志らく

雨ン中の、らくだ (新潮文庫)

立川 志らく/新潮社




タイトルは本当は『雨の中のらくだ』だったのですが、談志師匠に題字を頼んだらこうなったそうです。志らくファンである山本蓉子氏による装画も素敵な本書ですが、果たして『赤めだか』を越えられたのでしょうか?

まえがきによれば、本書はもともと依頼された時点では「談志音源全集」だったが、そのあまりの大変さから企画変更。時を同じくして出版された『赤めだか』への談志の感想が、よく書けてはいるものの、俺が教えた落語のことや「イリュージョン」「帰属論」について書かれていない。それならば、私(志らく)が書こうと思い立つ。

全18章からなる「志らくの談志論」。志らくが好きな談志の落語と、志らくの青春物語。隠れタイトルは「談志と志らくと、時々、高田文夫」にして「青めだか」とは、著者のことば。

二番煎じ?、二匹目のドジョウ? 悩めるかつての天才、志らくの現在になんとなく物足りなさを感じている人は多いと思うのだけど、復活への期待をしている人も多いはず。談春なら次回公演のチケット予約に躊躇ないけど、志らくは1年後の方がいいかも、と思ってしまう。そんな状況を志らくさんは、ご自身ではどう思っているのかなぁ〜なんて、わたしと似たような心情の方は、本書をぜひお読みください。

冒頭での狂人宣言で、またか。。という不安。自慢も、毒舌もチャーミングさにちょっぴり欠ける志らくさんは「才人」ではありますが「狂気の人」キャラは似合わないし、レベルの低いノリツッコミ文章も、談春の全編とおして、古典落語の噺のような文学としての完成度も見られないのですが、談志に興味のある落語ファンなら、『赤めだか』より、面白く読めるかもしれません。

だって、冷静に振り返ってみれば、『赤めだか』だって充分異常な師弟愛なんですが、『雨ン中のらくだ』は、冷静に振り返らなくても「異常」なんですよ。

落語家が「狂人」になります。と言ったら、落語の狂人になること。と観客は理解しますけど、志らくさんは、落語に狂うこと=談志に狂うこと。になっていて、46歳の志らくさんが、今それでいいのかどうかは、神のみぞ知るですが、志らくさんは、談志が死んだら、談志を襲名したいんでしょうね〜。読み進んで行くと、談志の凄さを描いている部分は、秀逸なんですが、それを見つめる志らくさんの眼が異常というかまさに「狂気」!

しかし、やっぱり、これは志らくさんにとって、重要な未来への宣言かもと思える部分もあります。第十五章「よかちょろ」では、映画の失敗についても、意外と素直に反省されているようですし(笑)。。。うっかり観てしまった方も少しは気が晴れるかもしれません。

個人的には、晩年のフランキー堺、『幕末太陽伝』の佐平次と、談志の『居残り佐平次』について書かれた第七章『居残り佐平次』に共感し、新橋演舞場での談志・志の輔親子会での『金玉医者』について書かれた第十七章も、実際に観た舞台がありありと思い出されました。

最終章の第十八章『芝浜』では、談志の「芝浜」はハッピーエンドではなく、ラストで男がまた酒に溺れる、憐れで弱い男と女の人生の始まりが見える、それこそが「落語」だ。という話が感動的です。結局また酒に溺れて行く亭主に後悔しながら、別れられない女房。。。芝居はキライなんですが、志らくさん、これ芝居にしませんか?酒井法子を女房役で!!

★★★★(談志の音源も、もっと聞きたくなりました!古典落語の解説としても◎)
___________

【目 次】
まえがき
第一章 「松曳き」
第二章 「粗忽長屋」
第三章 「鉄拐」
第四章 「二人旅」
第五章 「らくだ」
第六章 「お化け長屋」
第七章 「居残り佐平次」
第八章 「短命」
第九章 「黄金餅」
第十章 「富久」
第十一章 「堀の内」
第十二章 「三軒茶屋」
第十三章 「やかん」
第十四章 「天災」
第十五章 「よかちょろ」
第十六章 「源平盛衰記」
第十七章 「金玉医者」
第十八章 「芝浜」
あとがき

【内容紹介】志らくによる談志。壮絶なる師弟の物語。人気落語家・立川志らくが、師匠である立川談志を、談志落語の代表作ともいえる十八席を軸にあますことなく活写。「落語とは何か」「落語家はどうあるべきか」という談志の問いを自らに引き受けるべく書き下ろした、立川志らく渾身の一冊です!!太田出版 (2009/2/19)



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by yomodalite | 2009-08-24 23:16 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite