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歌舞伎町・ヤバさの真相(文春新書)/溝口敦

歌舞伎町・ヤバさの真相 (文春新書)

溝口 敦/文藝春秋



なんだかB級親父週刊誌っぽいタイトルですが、

そういえば、歌舞伎町ってどうして、そんな名前なの?
新宿の花はなぜ「ツツジ」?
ツツジと、歌舞伎町の暴力とのつながりとは?・・・

歌舞伎町や新宿の歴史に興味がある人には興味深い内容。著者は、食肉の帝王、魔女の履歴書(細木数子)、サラ金の帝王などで裏社会やタブーを扱うことに手慣れた溝口氏ですが、すでに歌舞伎町の本は無数にあり、テーマを絞り込むことに迷った末に「歌舞伎町の怖さの起源」というテーマに辿り着いた。

テーマへの逡巡のためか、溝口氏のタブーへ斬り込んだ、今までの著作とは少し趣きが異なってはいますが、歌舞伎町の表と裏の両面史がざっくりと理解できます。

ヤクザ、華僑・韓僑系企業、東声会や外国人の動向、特に、中国系マフィアに関しては、昨今いろいろ話題になりましたが、華人(台湾人)マフィアに関しては、本書で初めて詳しく知ることができました。

因みに、歌舞伎町では最盛期の半数に減ったとはいえ、08年の調査で百ヵ所程度の暴力団事務所が600メートル四方の狭い町内に存在しているそうです。
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【BOOKデータベース】欲望・エロス・犯罪の都は、いかに生まれ、どこに向かうのか。恐怖の根源をたどり、歓楽の核心・我われの心性に迫る。六百メートル四方の「世界一ヤバい街」の正体とは―。 文藝春秋 (2009/06)



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by yomodalite | 2009-09-16 16:13 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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