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春日太一のトークショーで千葉真一に圧倒される

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ロフトプラスワンウエスト『あかんやつら』文庫化記念トークイベントに行く。

数日前、ツイッターのタイムラインで、このトークショーのことを知って、腰の重い私にしてはめずらしいほど素早くチケット購入ボタンを押してしまったのは、『天才 勝新太郎』で、忘れ去られようとしていることを発掘し、蘇らせてくれたことへの感謝から、会場に隙間があるのなら、私ひとり分は埋めさせていただきます。みたいな気分だったんだけど、


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『あかんやつら』はまだ読んでいる最中だわ、これまでに見た時代劇も、このブログに書いたものがすべてという寒い状況で、千葉真一氏の出演作品にいたっては、『仁義なき戦い』と『KILLBILL』しかちゃんと見ていないだなんて、あの会場で私しかいなかったと思う。

客席は8割が男性で39歳の春日氏よりも若い人が多いという印象。千葉真一が『影の軍団』のテーマ曲で登場すると、全員こぶしを突き上げる感じの「オォーーー」という歓声が響き、壇上に上がった千葉氏がジン・トニックを注文されると、またもや、「オォーーー」みたいな・・・春日氏のトークショーは二夜連続で、前日の杉作J太郎氏の回も来たという人も6割以上もいたようで、とにかく熱気がスゴい。

春日氏の声を聞くのは今回が初めてだったのですが、物書きとは思えない美声で、トークショーのホストとしてもゲストとしてもとても素敵だったのですが、。トークショーは博識で、MCも上手い春日氏がリードする形ではなく、千葉真一の独壇場でした。

それは、最近見た『アナザーストーリーズ 仁義なき戦い』(NHK)でも発揮されていましたが、番組で話されたことを、編集された放送と同じぐらい淀みないだけでなく、さらに肉付けして話されたり、ひとつの質問に対して倍以上の答えが返ってくるだけでなく、もっとずっと深いところまで熱く語られる。

役者としての話だけでもスゴいのに、JACを創り、そこで何人もの人にアクションを教えただけでなく、撮影技術を発明したことや、今構想中の映画の話まで、とにかく話題が尽きなくて、全然作品を見ていない私にも情景が目に浮かぶぐらい、上手に観客に説明することが出来るなんて、本当に驚愕のひとこと。

トークショーの内容を自分のメモとして少しだけ・・

・緒形拳がキライ(彼はアクションを人任せにするから)
・成田三樹夫の肉体は素晴らしい(彼はアクションを人任せにしない)
・時代劇の中で本当に「峰打ち」が出来るのは若山富三郎だけ(暴れん坊将軍がやってるのは峰打ちじゃない)
・影の軍団で共演した樹木希林がすごかった
・東映の撮影所で役者をやめさせられそうになったとき、高倉健が救ってくれた
・今の若手俳優でいいと思うのは?「イイのいるかな?」
・共演してみたい俳優は?「ブラッド・ピット。彼はなにをやってもいいと思えるほど魅力がある。大好き!」
・ブルース・リーに約束して会いに行ったら、飛行機が着陸したとき、彼はもう亡くなっていた。
・時代劇に出ていても、千葉真一が現代的に見えるのはなぜか?「深作監督に教わったことだけど、映画はリズムとリアリズムが大事。シーンはテンポなんだ」

そのほか、今企画中の映画として、米国のサラリーマンも読んでいる「五輪の書」、柳生十兵衛やくノ一がCIAの手先となって活躍する映画のこと、カムイ伝や、沖縄のこと・・

また、タランティーノのことは、めちゃめちゃ頭が良くてクレイジーだと語られていましたが、それと同じぐらい千葉真一も頭が良くてクレイジーなのは、3時間を超えても尽きることのない話の中で、何度も「オールナイト」を口にされていたことで充分すぎるほど納得(77歳なのに)!

とにかくもっと作品を観なくちゃ。まずは『日本暗殺秘録』かな。あと『柳生十兵衛あばれ旅』、『柳生一族の陰謀』と『新幹線爆破』と『影の軍団』と・・・

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by yomodalite | 2016-06-23 11:44 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

『必殺からくり人』花乃屋仇吉(山田五十鈴)

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『必殺からくり人』は、1976年の作品で、山田五十鈴さんは当時59歳!!!

◎必殺からくり人(ウィキペディア)上記のウィキペディアに「映画の現場でもここまではないというほど、何度も何度も駄目出しをされたけど、予想していた以上に素晴らしい仕上がりになっていて、スタッフのプロ意識の高さに感動した」という、五十鈴さんの談話がありますが、


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モニターを観ながら、究極の一瞬を探していて、つくづく思ったのですが、59歳のときに画面いっぱいのアップで顔を撮られる五十鈴さんもスゴいんですが、スタッフの五十鈴さんをキレイに撮ろうとする意識の高さもスゴ過ぎます!!!


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『必殺仕事人』のおりく役では、1話内での着物の種類の多さ、着物だけでなく、小物まで素敵で(時代劇でバッグやタバコ入れまで注目させられたのは、五十鈴さんだけ!)、ファッションを中心に観ていたのですが、



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今回は、まるでリアル浮世絵「美人画」そのもののような「花乃屋仇吉」役の山田五十鈴さんのお顔を中心に!


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わたしは、当時60歳になろうとしている五十鈴さんのお顔に「虚栄」や「嘘」がなくて、なんだか、21歳の浅田真央と同じような可憐さが感じられて驚きました。


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by yomodalite | 2011-09-10 17:12 | 美男・美女 | Trackback | Comments(0)

時代劇のきもの(6)『必殺仕置人』

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『必殺仕置人』は、時代劇のきもの(5)で、晩春と初夏のきものを記録しましたが、今回も季節は夏。


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ボケボケ写真が多いですが、柄見本とか、生地を染めるときとか、コーディネートの参考用...


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弟の学問所の受験を見守る、下級武士の姉。


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旗本の奥方。帯の下に絹布を締めている。


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絹布は横で結んである。


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りつが、主水のへそくりを見つけて問いただすとこw


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旗本の奥方よりグレードを下げた着物と、絹織の帯が、洒落着としてイイ感じ。


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再び、おきんさん。


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悪徳役人が、芸者と遊んでるとこ。辰巳(深川)かな。


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最終回。おきんさんが、江戸を立つとき。

◎『必殺仕置人』のドラマの感想

わたしは、時代劇ファンではないので、ドラマ自体には興味ないんですが、このシリーズのクオリティの高さには驚きました。

役人、豪商などに虐げられる、庶民という構図は、現代にまでつづく「類型」ですけど、「悪」の描き方がリアルで、擦れた熟女が見ても、毎回、恨みに対して感情移入が出来るレベルのストーリー。

必殺仕置人のウィキペディアにもありますが、ドラマの影響で、社会問題が起きても、この頃のスポンサーは、固有の判断で、番組を打ち切っておらず、スポンサー自身が、大人のドラマとして楽しんでいたことを感じさせてくれる内容で、

制作側が、視聴率だの、スポンサーだのと、色々言い訳を重ね、自主規制を創ってきたことも、今になってみれば、それがどういうことだったのか、よくわかったって感じですが、この時代の財界はまだ汚染されていなかったことが、よくわかります。

視聴率会社の筆頭株主は電通ですが、競合するスポンサー(例えばトヨタとホンダ)が、両社とも電通にCM依頼するとか、電通が普通の広告代理店なら、ありえませんものね。

録画して視聴があたりまえになってからは、もうこれまでのような「視聴率」には意味がないはずですが、それに代わる綿密な調査は一向に出て来ないし、TV局は番組を制作する会社ではなくなってしまい、

40年前のTV番組なのに、あらゆる部分で贅沢に感じられる内容でした。


それと、時代劇ではありませんが、、

☆「シネマ歌舞伎アンコール上映!

東劇(東京)以外の、全国の上映館も「上映スケジュール」に掲載されてます。

上映館も、上映時間も限られていますが、スクリーンで観る、玉三郎は、
等身大で、生舞台のような素晴らしさ!

特に、まだ『鷺娘』(同時上映 日高川入相花王)を、ご覧になっていない方は、是非!


☆玉三郎作品以外も、もちろん楽しめますが... (*^_^*)



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by yomodalite | 2011-04-27 15:47 | きもの | Trackback | Comments(2)

時代劇のきもの(5)『必殺仕置人』鉄砲玉のおきん(野川由美子)

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『必殺仕置人』棺桶の錠で、沖雅也さんの男前ぶりを紹介しましたけど、このシリーズ、登場する役者さんも、キャラクターも、ストーリーも、すべてGood!なんですが「着物」もすごくイイんです。

☆続きを観る!!!
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by yomodalite | 2011-02-28 23:22 | きもの | Trackback | Comments(0)

映画 新座頭市物語『笠間の血祭り』(1973年)

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◎Zatoichi 25 - Zatoichi's Conspiracy (1974)

時代劇チャンネルの劇場版『座頭市』全26作品完全放送のファイナルで、1973年の『笠間の血祭り』を観ました。

このファイナルの3作品だけを観ると、’73年の『笠間の血祭り』が少し違った印象なんですが、それは、この作品だけが、勝新が監督ではないからなんですね。ただし、一般的な『座頭市』ファンにとっては、これが一番『座頭市』ぽくて、ストーリ−的にも、スカッとする要素が強い、エンターテイメント作品のようです。

☆続きを読む!!
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by yomodalite | 2010-12-09 11:16 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(2)

映画 新座頭市物語『折れた杖』(1972年)

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Zatoichi 24 - Zatoichi in Desperation (1973)




1ヵ月ほど前に『天才 勝新太郎』を読んだとき、

勝新太郎は、決して才能を開花しきったとは言えない「天才」だった。

と書いていたんですが、

『座頭市』のラスト3作品を時代劇チャンネルの劇場版『座頭市』全26作品完全放送のファイナルで観て、これを撤回しようかどうか迷っています。

晩年の勝新太郎は、借金、薬物所持、撮影中の事故、様々なトラブルもあり、『座頭市』は、その量産体制から、映画としてのクオリティは追求出来なかったんだと思っていました。でも、よくよく考えてみると、私は、勝新作品として『悪名』も『兵隊やくざ』も『座頭市』も、それぞれ、数本ぐらいしか観ていませんでした。

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『座頭市』は、TVシリーズも、映画も何本も創られている、大衆エンターテイメント作品ですから「映画作品」として、本当にレベルの高い作品は創られることはなく、彼の頭の中には、素晴らしい“映画” があったとは思いますが、作品としては完成できなかったんじゃないかと、勝手に思いこんでいたんですね。

本当に、とんでもない誤解だったかもしれません。

『天才 勝新太郎』で、映画監督・勝新太郎を初めて意識して、彼の初めての監督作品(TVでは経験済)である『折れた杖』は、ものすごく期待して、観たんですけど、それでも期待を裏切られることは、まったくありませんでした。

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一番好きな映画監督として、デヴィッド・リンチを真っ先に挙げる私としては、この映画は、初めて『イレイザー・ヘッド』を観たときに近いような衝撃で、盲目のひと、座頭市の視点と感覚をなんとか、映像にしようとする、映画監督としての勝新にシビレまくり、過去の作品の記憶が薄く、もういちど始めから出会いたいと思っていた『座頭市』を、この作品から観れたことは、わたしにとって、すごくラッキーでした。

見終わってから、調べてみると、この作品は、日本でも、海外でも、それほど評判がよくないというか、シリーズの中では、異色作であり、難解な作品という感想を持っている人が多いようです。(注:2010/05/28に発売になったDVDでは、当時の評判とは異なり絶賛コメントが多い?)

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わたしは、今回の放送により、初めて“座頭市”に出会って、まだ、『折れた杖』('72)『笠間の血祭り』('73)『座頭市』('89)しか、観ていませんが、確かに、この作品は、殺陣場面が少ないだけでなく、血もあまり出ないし、冒頭の老婆のアクシデントなど座頭市が、悪を斬りまくって、スカッとするという、ヒーローエンターテイメントには、ありえないストーリーかもしれません。

でも、わたしと同じように、これから“座頭市”に出会いたい人には、とても興味深い作品だと思います。

◎新座頭市物語『折れた杖』 [DVD]


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原作:子母沢寛
製作・監督:勝新太郎
脚本:犬塚稔(※実質的には脚本も勝新)
音楽:村井邦彦・宮本光雄

出演/勝新太郎(1931年11月29日)/太地喜和子(1943年12月2日)/中村賀津雄(1938年4月23日)/吉沢京子(1954年3月2日)/小池朝雄(1931年3月18日)/大滝秀治(1925年6月6日)/春川ますみ(1935年11月16日)

[あらすじ]
山中の吊り橋の上で、三味線を弾く老婆(伏見直江)におひねりを払おうとした市(勝新太郎)だったが、老婆は足を踏み外して川に落ちて死んだ。老婆の娘に、形見の三味線を届けるため、市は銚子の宿、飯沼観音裏の花街で、ようやく老婆の娘・錦木(太地喜和子)という女郎を見つけ出す。市はやくざの鍵屋万五郎(小池朝雄)の賭場で稼いだ金で、錦木を身請けし、町外れのあばら家で共に暮らすようになる。悪徳商人・安房屋徳次郎(青山良彦)と手を組む万五郎は、漁師たちを無理矢理賭場へ誘い、金や船を巻き上げ、港の実権を一手に握ろうとしていた。さらに万五郎は、大親分・飯岡助五郎(大滝秀治)が市の首に賭けた100両を狙って用心棒の神条常盤(高城丈二)や博徒たちに市を襲わせるが、市はこれを退ける。だがついに、万五郎は錦木をさらって人質にし、抵抗できない市の両手を潰す。絶体絶命の市がとった行動は・・・。

☆監督を勝新太郎自身が務めたシリーズ第24作。太地喜和子がその魅力を存分に発揮し、女郎役を妖艶に好演。小池朝雄の悪役ぶりもさすがである。全編"座頭市"を知り尽くした者にしか作れないアイディアが盛り込まれた大作。



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by yomodalite | 2010-12-08 12:46 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

『必殺仕置人』棺桶の錠(沖雅也)

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当時は観ていなかったのですが、様々な情報から、沖雅也さんは『必殺仕置屋稼業』の市松と『必殺仕置人』の棺桶の錠で「保管」しておかなくちゃと思っていました。

とりあえず“棺桶の錠”を、第1話の「いのちを売ってさらし首」の初登場シーンから、少しだけ。。

☆続きを読む!!!
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by yomodalite | 2010-05-30 12:35 | 美男・美女 | Trackback | Comments(0)

御家人斬九郎 最終回「最後の死闘」/蔦吉(若村麻由美)編

蔦吉姐さん最後の艶姿です。


(BGM)One Little Creature "You've Gotta Learn"
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「傘・・・貸すんですよ傘。 返しておくんなさいね・・・」

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by yomodalite | 2009-03-17 23:04 | 美男・美女 | Trackback | Comments(0)

御家人斬九郎 最終回「最後の死闘」/斬九郎編(2)

御家人斬九郎 最終回「最後の死闘」/斬九郎編(1)の続き


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そんなものはくそくらえだ。



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注:この曲は、監督の渡辺謙自らによる選曲でしたが、
2010年ごろからの再放送では使用されていないようです。
楽曲使用料の関係でしょうか。



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by yomodalite | 2009-03-17 18:12 | 美男・美女 | Trackback | Comments(0)

御家人斬九郎 最終回「最後の死闘」/斬九郎編(1)

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御家人斬九郎ファイナルシリーズ最終回。
ご覧になった方だけ、どうぞ思い出しながらご覧くださいませ。
こちらは斬九郎ばかりの写真です。


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by yomodalite | 2009-03-17 17:47 | 美男・美女 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite