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掏摸/検事失格/生きるコント

掏摸(スリ) (河出文庫)

中村 文則



(本書のあとがきから)小さい頃、いつも遠くに、塔があった。
長屋や低いアパートが並ぶ汚れた路地から、見上げると、その塔はいつもぼんやりと見えた。霧に覆われ、輪郭が曖昧な、古い白昼夢のような塔だった。どこかの外国のもののように、厳粛で、先端が見えないほど高く、どのように歩いても決して辿り着けないと思えるほど、その塔は遠く、美しかった。(引用終了)

☆参考サイト「飴色色彩日記」

内容紹介/第4回(2010年)大江健三郎賞受賞。東京を仕事場にする天才スリ師。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎かつて一度だけ、仕事をともにした闇社会に生きる男。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前が死ぬ。逃げれば、あの子供が死ぬ……」運命とはなにか。他人の人生を支配するとはどういうことなのか。そして、社会から外れた人々の想い、その切なる祈りとは。芥川賞作家がジャンルの壁を越えて描き切った、著者最高傑作にして称賛の声続出の話題作!


検事失格 (新潮文庫)

市川 寛



内容紹介/「私はこうして冤罪を作りました」元“暴言検事”が実名告白。検察庁の内部・教育体制を暴く、“冤罪加害者”による衝撃ノンフィクションが登場!法曹界・マスコミ大激震!!誰もが待っていた「本当の検察本」。刑事裁判有罪率99%の裏側。小沢一郎氏の裁判の行方が注視される中、メディアには決して伝えられない、不当逮捕・違法捜査が生まれる真の理由が明らかに。

☆参考サイト「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン
☆Togetter「検事失格」


生きるコント (文春文庫)

大宮 エリー



内容紹介/毎日、真面目に生きているつもりなのに…なぜか、すべてがコントになってしまう人生。思えばそれは子供の頃からだった。小学4年生のときのバレンタイン。あれはひどかった。おかんとふたりの海外旅行。あれは危なかった。彼とのクリマスマスイブ。なんでそうなるのか。これ全部本当なんです。

大宮 エリー/1975年大阪生まれ。映画監督・脚本家・作家・演出家・CMプランナー。東京大学薬学部卒業後、電通に入社。06年フリーに。多数のヒットCMを生み出す傍ら、スピッツ、山崎まさよし、ケツメイシなどのMVも手掛ける。「サラリーマンNEO」の製作者


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by yomodalite | 2012-04-03 18:35 | 読書メモ | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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