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(1)に続いて、ジョニー・デップがブランドについて語っているインタビューを紹介します。こちらは、2011年のヴァニティ・フェアの最新号(11月号)。ブランドに関することのみ抜粋しているので、最初一部分しか気づかなかったのですが、全部見てみたら、ロングインタヴューの中で、ブランドのことを語っている部分は長いので独立させました。

彼が亡くなってからもう7年経っているのに、ジョニーは何を聞いてもブランドのことを語りたいというか(笑).....私より遥かにゾッコンみたいで(嬉)ますますジョニー・デップが好きになりました。

しかも、このインタビュアーはパティ・スミス!詩人でロックレジェンドでもあり、デップもファンである(画も描いてる)彼女のおかげで、その他の内容もすごく充実していて、デップファン必見の内容かも。彼は『ラスベガスをやっつけろ』で演じたハンター・トンプソンを再度演じるみたいですね(『ラム・ダイアリー』The Rum Diary)。

☆トンプソンの小説本ではなく、彼のジャーナリストとしての文章が読める本→『アメリカンドリームの終焉』(翻訳者の副島隆彦氏は実際にトンプソンに会いに行って『アクターズスタジオ』でデップが語っているのと同様の体験をして翻訳されてます。入手困難なうえに20世紀史への興味とロック魂の両方がないと読むのも困難ですが...)



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☆2011年「ヴァニティフェア誌インタヴュー」
◎"Vanity Fair," The Crowded Mind of Johnny Depp by Patti Smith

日本語部分は私訳なので・・気になる点はぜひご指摘くださいませ

Smith : Do you have any actors that you studied from the past, actors from any era, who were helpful either in a specific role or just in general?

過去に研究した俳優はいますか?彼らの演技は今の時代においても有用でしたか?

The guys I always adored were mostly the silent-film actors, Buster Keaton first, Lon Chaney Sr., and Chaplin, of course—those three for me.

僕が敬愛したのは、ほとんど無声映画の俳優なんだ。1位はバスター・キートン、ロン・チェイニーとチャップリンももちろんです。彼ら3人から僕は影響を受けた。

And John Barrymore. The gods: those are the gods. And then you've got the people that came out of that, Paul Muni, certainly ...

それと、ジョン・バリモアは神だな。そのあと、そこから出て来た人々...ポール・ムニもそう。


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But Marlon, it wasn't until Marlon Brando came along that … it was revolutionary, it just changed everything. The work he was doing, Streetcar —completely different fucking animal. And everybody changed their approach from that moment on.

でも、マーロン、マーロン・ブランドは彼らからではなく、それは革命的なんだ。彼は何もかも変えた。彼は『欲望という名の電車』で、今までとは異なる野性的な男を演じて、そのアプローチで誰もが変わったんだよ。

smith: He was bigger than—I don't know how to say it—it was almost like the screen could not contain him. Does that make sense?

彼より大きな存在... 私にはスクリーン上の彼のことをどう言っていいのかわからないのですが、それは何だと思いますか?

depp: Absolutely. I don't know what the fuck it is, or was, but, at that time—especially at that time—he had too much.

うん。それはスゴすぎて僕もわからない。でもその時...その特別な瞬間に....彼はものすごく多くを持っていたんだ。


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And the shape of his face and his nose and his—and the distance between his forehead and his eyebrows, and whatever was going on for whatever genetic reason, or whatever.

彼の顔、彼の鼻の形、そして彼の額と眉と眉の間の距離、彼の知性といった遺伝的なものから、何もかも。

He was placed in that spot for that particular thing. And, man, he cranked it. He just absolutely owned it.

彼のいる場所は常にスポットライトが当たっていて、人もカメラも、彼はすべてを動かしその場を支配していた。


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smith: It's interesting when one individual—whether it's Michelangelo, Coltrane, Bob Dylan, Jackson Pollock—they're so inspiring, and they help beget almost a whole school, but no one can touch them. They have this place of kingship, but also solitude.

1人の人間として興味深いですね。ミケランジェロ、コルトレーン、ボブ・ディラン、ジャクソン・ポロック...彼らは多くの影響を与え、すべての学校の教師も生徒も支持するでしょう。しかし、誰も彼らに触れられないし、彼らのような王座には孤独もあります。

depp: And Marlon hated it. He hated it, which is probably why he rejected the whole idea of it, you know, and made fun of it.

マーロンはそういったことを嫌っていたね。彼はそういったイメージをとことん拒否していたし、面白いことを常に考えていた。

But I know it's bullshit. I know he was capable of the work and worked hard when he did the work. I saw him do it, you know. He did care.

そういったイメージは本当にくだらないよ。僕は彼と仕事をして、彼の熱心な仕事ぶりを通して彼を知っている。彼はとても気を配っていた。


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smith: Throughout your life you seem to have had beautiful relationships with a succession of mentors—Marlon, Hunter, Allen Ginsberg. You hold these people with you. Is that something that has just come your way? Or is it something that you seek in life?

あなたの人生にわたるメンターである、マーロン・ブランド、ハンター・トンプソン、アレン・ギンズバーグとは、美しい関係を持ってきたように見えます。あなたは、彼らとの関係から何を受けとりましたか?何かの方法ですか?また、あなたが人生で求めるものは何ですか?

depp: I think it's probably a combination. It's never been a conscious sort of searching, but it did happen with these guys. The combination probably goes back to memories of my grandfather. We were very, very close, and I lost him. I was about nine.

それはコンビネーションじゃないかな。意識して探索してなかったけど、彼らから受けとったと思う。そういったコンビネーションは、なんとなく祖父の記憶を思い出すんだ。僕たちはすごく親密だったんだけど、僕は9歳のときに彼を失った。


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Johnny Depp painted Marlon Brando



smith: Do you ever think of doing plays? I think it would be wonderful to see you work live.

あなたが、常にやろうとしている演技とは?私はあなたの人生でそれが見られたら素晴らしいと思うんだけど?

depp: I do, I do, I do. The bitter pill that I swallowed was with Marlon, who asked how many movies I did a year.

やるよ。やります。マーロンからの苦言だけど、彼は、僕が一年にどれだけの映画に出演するか尋ねたんだ。

And I said, I don't know—three? He said, You ought to slow down, kid. You've got to slow down 'cause we only have so many faces in our pockets.

それで、僕は、そうだなぁ、3本ぐらい? 彼は、「お前は、もっとゆっくりやるべきだよ、坊主。もっとペースを落とした方がいい。俺たちは、ポケットにたくさんの顔を持っていなくてはいけないんだからな」

And then he went on to say, “Why don't you just take a year and go and study Shakespeare, or go and study Hamlet. Go and work on Hamlet and play that part. Play that part before you're too old. I thought, ” Well, yeah, yeah. I know Hamlet. Great. What a great part, great play, you know, this and that, And then the killer came.

それから、彼はこう言ったんだ「1年間ずっと、シェイクスピアだけを研究するとか、ハムレットをやってみるとか。。ハムレットに影響を与えられるようなそんな仕事をしなさい。そんなに年を取る前にそれを演じてみるべきだ」うんうん確かに、ハムレットは偉大でそれは重要な役柄だよね。それで、なんだかんだあって「殺人者」の役が来た。

(Brando) said, “I never did it. I never got the chance to do it. Why don't you go and do it?” He was the one that should've done it, and he didn't. He didn't. So what he was trying to tell me was play that f****** part, man. Play that part before you're too long in the tooth. Play it. And I would like to. I'd really, really like to."

ブランドは言ってたよ。「私はそれをしなかった。私には、それをするチャンスが与えられなかった。君は何故それをやらないんだ?」彼はそれをするべきだったのにしなかった。それで彼は僕に初老になる前に挑戦するように言ったんだ。演じることは好きだよ。僕は実際にそうすると思う。(インタヴュー引用終了)



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☆パティ・スミスのレジェンド曲!
♫Because the night belongs to lovers!Because the night belongs to lust...♫

◎Patti Smith Group - Because the night 1978


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☆コンガを叩くブランドの子どもみたいな顔がたまらないっ!! 演奏は9:35〜
◎Person to Person with Marlon Brando (1955).avi

☆しばらく消えていたブランドのコンガですが、
こちらのとても素敵なブログの方が発見してくださいました!

◎マーロン・ブランドとコンガについて(1)
◎マーロン・ブランドとコンガについて(2)


☆これは、コンガを叩くブランド以上にたまらないっ!!! MJの“a-ha!” 初回は1:45〜
◎Diana Ross & Michael Jackson "EATEN ALIVE" (Extended)





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by yomodalite | 2011-10-20 11:17 | MJ考察系 | Trackback | Comments(0)
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MJをテーマにした映画の主演俳優として、すぐに名前の挙ったジョニー・デップ(1963年6月9日生まれ。MJより5歳下、現在48歳)を通して、MJの映画への思いや、ブランドへの思いを探ってみようと思います。
以下は、ジョニー・デップがブランドを語っているインタヴュー。

デップとブランドの親密な関係は有名で、彼もそれを語りたがり、インタビュー側もブランドのことを聞きたがっていることが多く、2011年の最新のものでも、ブランドのことを語っているものが容易に発見できるので、このあとまた追加していくと思います。

日本語部分はyomodaliteのテキトー役なので、充分にご注意の上、気になる点はぜひ指摘くださいませ。



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◎1995年「プレミアマガジン」インタヴュー

On Marlon Brando 

Marlon Brando is maybe the greatest actor of the last two centuries. But his mind is much more important than the acting thing. The way that he looks at things, doesn't judge things, the way that he assesses things. He's as important as, uh... who's important today? Jesus, not many people... Stephen Hawking!


マーロン・ブランドについて
ブランドは恐らく過去2世紀にわたって偉大な俳優であり続けるだろう。でも、彼の精神は彼の演技よりはるかに重要だ。彼のものの見方は、それを審査するんじゃくて、そのもの自体を評価することなんだ。彼のように重要な存在なんて・・・現代において、誰がいる? ジーザス?....ホーキング博士?


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◎2011年「英国ミラー紙インタビュー」

Despite missing out on the title, you’re considered one of the sexiest men in the world, but which men do you think are sexy?

タイトルは逃しましたが、あなたは世界で最もセクシーな1人と考えられています。あなたは、誰がセクシーだと思いますか?

JD : Who's sexy to me? Marlon Brando… there was something he had that was unexplainable, it was just this, whatever – charisma? Marlon definitely had it.

誰がセクシーかだって? マーロン・ブランドだよ…彼が持っていたものは説明なんかできないよ。それはまさにカリスマというか、マーロンは間違いなくそれを持ってた。



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MARLON BRANDO YELLED AT JOHNNY DEPP
マーロン・ブランドはジョニー・デップに怒鳴った。

Hollywood star Johnny Depp refuses to discuss his personal life with reporters, ever since late movie icon Marlon Brando admonished him for talking about his daughters in a TV interview.

ハリウッドスターのジョニー・デップは、かつての映画スター、マーロン・ブランドがテレビインタヴューで、彼の娘について話すことを忠告して以来、デップはリポーターに彼の私生活について話すことを拒否しています。

Depp was surprised to receive an angry phone call from Brando, who died in 2004, just moments after the interview aired. He says, "I had done some television interview, and they asked about my family life and kids.

デップは、ブランド(2004年に亡くなった)から、放映されたインタヴューのすぐ後に、怒りの電話を受けとり驚きました。彼は、「わたしは、家族や子供について尋ねられても、いかなるテレビインタヴューも受けない」と。

I talked about how I'm a proud father and how much I love my kids and how they're fun and what we do and how it's great.

僕は父親でいることの誇らしさとか、どれほど子供を愛しているかについて話し、そして、それがどのように楽しいか、また、僕たちが何を行うか、そして、それはどのように素晴らしいなどを語っていた。

"I was thinking that if in 25, 35 years my kids watch old footage, I'd be proud for them to see their dad saying how much he loves them.

僕は25年か35年後に、子供が古いフィルムを見たら、パパが彼らをどれほど誇りに思っているか感じてくれると思っていたんだ。

"Well, the show aired, and I get a phone call : ‘What the f**k are you doing?’ I said, ‘Marlon, what are you talking about?’ He said, ‘That's none of their business!’ "I tried to say, ‘Marlon, listen, man, I only wanted my kids to…’ And it was like he gave me this sort of once-over.

で、その放映後、僕が電話を取ると、彼は、「お前はなんてバカなことをするんだ?」僕は、「マーロン、どうしてそんなことを言うんだ?」彼は、「あんなのは、仕事でもなんでもない!」僕は、「マーロン、聞いてくれ。僕はただ子供が必要だということを、少しだけ・・・」

‘You don't do it, man. That's your world and it's nobody else's business. It's not anybody's entertainment.’ And he was right."

「お前はそんなことするな。それはお前の世界であって、他の誰のものでもない。そんなのはエンターテイメントじゃない」彼はまちがいなく正しかったよ。



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◎『アクターズ・スタジオ ジョニー・デップ』(Inside Actors Studio) より

マーロン・ブランドといくつものシーンを演じた感想は?

マーロンとの共演で学んだ大切なことは......真顔でいることだ(笑)ほとんど不可能に近い。多くの場合、それが一番の目標だった(笑)最後まで吹出さずに撮るのに苦労した。

マーロンが面白いから?

彼が笑わせるんだ。最高に面白い。とにかくこらえるのが大変だった。

親しくなりました?

彼から多くを学んだ。僕の偉大なる師であり友人だ。

(下記はテレビ未放送部分)

映画『ブレイブ』へのブランドの出演は?

あれも不思議で、僕は最初からマーロンを念頭に役を書いた。でも、それを彼に押し付けるのは嫌だった。「あなたの役を書いたから演じてくれ」と、そう頼むのはお互い気まずいと思ったんだ。それで、その役だけ未定のまま、撮影初日を迎えたんだけど、初日に電話がかかってきた。朝の8時ころに、マーロンからね。

「坊主 どうしてる?」(ブランドのモノマネで会場笑)

実は今日がクランクインだと伝えると、マーロンが自分が演じる役はないのかと聞いてきた。僕は動揺を隠しつつ「実はあるんです」...「もし良かったら、撮影は2日くらいで」すると彼が「台本を送ってロケ先を教えてくれ」と....


すごい話だ。。



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◎10 Things You Didn't Know About Johnny Depp

He had a close connection with Marlon Brando.For some reason, Brando took a liking to Johnny Depp, calling him one of the greatest actors of his generation. It's clear Johnny admired his friend as well, as he used his best Marlon Brando impression for his small, additional role as a priest in Once Upon a Time in Mexico

彼は、マーロン・ブランドとの綿密な関係をもっていた。ブランドはいくつかの理由で、ジョニー・デップを現代で最も優れた俳優と呼び、ジョニーも同様に彼を賞賛している。彼は『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード2』で、聖職者の役を演じるのにブランドの影響が小さくなかったことを明らかにしている。






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by yomodalite | 2011-10-19 11:14 | MJ考察系 | Trackback | Comments(0)
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映画『ブレイブ』監督・脚本・主演:ジョニー・デップ[1]のつづき

この映画のストーリーは、ネイティブアメリカンの青年が、貧困の末、妻子を守るために、人間の死を撮影するスナッフ・フィルムへの出演を承諾し、その撮影までの日々を描いたものなんですが、

◎「参考記事」スナッフ・フィルムは実在するか

(ただし『ブレイブ』は、普通のアメリカ映画よりもショッキングなシーンが少なく、むしろ日常的なシーンがとても美しい映画です)


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ジョニー・デップがネイティブ・アメリカンの血を受継いでいることや、ブランドが、彼らの行動を支援したことは有名ですが、主人公の名前、ラファエルは、カトリック信者を想像させる名前で、この映画も、固有の民族だけにこだわっているわけではなく、同じ村に住む人々のルーツも様々で、

◎ネイティブ・アメリカン(ウィキペディア)
◎インディアン(ウィキペディア)


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[1]で、その意味を語っていた、シンボルは映画の中で何度か登場し、シンボルの上部のクエスチョンだけのマークも様々なシーンでクローズアップされ、JDがシンボルについて語ったように、この映画のタイトル「Brave」(勇士)は、主人公ラファエルのとった行動そのものではなく「Never Stop Questioning」のことです。


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自らの命を売ろうとするラファエルに、命について語るのは下記の3人で

◎スナッフ映画会社の社長(ブランドが演じている)
◎カトリックの神父
◎インディアンの長老

ジョニー・デップ好きの方なら、よくご存知かと思いますが「3」は、彼がこだわっている数字で、


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この映画のエンディングには『3』と『?』が、スペシャル・サンクスとしても表記されています。(ドットの代わりに×を使ったクエスチョンマークのタトゥーは、[1]の一番上の写真のように、手首の上部だけでなく、右脚の内側にもあるらしい)


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Three is a sort of special number for me.
It's a very creative number.
Triangle, trinity - you know,
how two people make another person.
Three is a mystical, magical number.

僕にとって3は特別なんだ。とても創造性のあるナンバー。
トライアングル、三位一体....2人から、もうひとり....
3はとても神秘的で素晴らしいナンバーなんだ。ー ジョニー・デップ



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『ブレイブ』は、インディーズ映画で、出演者で有名人は、ブランド以外では、イギー・ポップのみ。彼はパンクロックのゴッドファーザーと言われるJDが尊敬するミュージシャンで(元々ミュージシャンだったJDは、若い頃、彼のバンドの前座を努めたこともある)



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JDは、彼の魂とも言える初の監督作で、尊敬するマーロン・ブランドとイギー・ポップという2人のスターと共演しているのですが、イギーは、ほんの一瞬映っているだけで、セリフもありませんが、JDにとって、イギーは、“animal human”であり、「勇者」のアイコンでもあるんだと思うんですね。



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イギーのこの写真は、映画出演時のものではありませんが『ブレイブ』への影響は明らかでしょう?

そして、ブランドは....わたしは『?』というテーマに深く関わっていると思いました。

で、、、

JD研究はこのくらいにして、そろそろMJ研究の方に話を移したいのですが、、

ジョニー・デップが「勇者」をテーマにした映画に、マーロン・ブランドを必要としたことや、「3」という数字にこだわっているように、

MJにとって重要なナンバーである「7」番目のアルバムが「Invincible」(無敵)というテーマで、ブランドと共演したかったこととは、共通している点があるのかどうか....などをを踏まえつつ、


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マーロン・ブランドは、僕のとても信頼のおける友人になりました。彼がどれほどのことを僕に教えてくれたか、それは説明できないくらいです。僕たちは腰を据えて、何時間も話し合いました。彼は映画のことについて、たくさんの話をしてくれました。彼はすばらしい俳優ですし、他の俳優からカメラマンにいたるまで、多くの映画界の巨匠たちと仕事をしてきた人です。映画を撮っていくことの芸術的価値について彼が抱いている想いを知ると、僕は畏怖の念を抱いてしまいます。彼は僕にとって父親のような存在なのです。そんなわけで、このところ、僕の一番の夢は映画なのですが....(1988年出版『ムーンウォーク』P275 )

というMJが、実際にブランドから学んだことや話し合ったことは情報がないので、JDが、ブランドから何を学んだのかをもう少し。。。


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☆映画『トレイン・スポッティング』でも使われたイギー・ポップの曲
◎Iggy Pop - Lust For Life


☆Johnny Depp talking about Marlon Brando(1)につづく




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by yomodalite | 2011-10-06 10:16 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
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1997年の映画。ジョニー・デップと、マーロン・ブランド共演の第2作目で、ジョニー・デップ初の監督作で、脚本・主演もした作品。

『ドンファン』『ブレイブ』を観て感じたのは、ブランドを尊敬している俳優は一杯いるけど、ジョニー・デップ(以下JD)の彼への思いは本物で、本当に魂の奥で繋がっていたんだなぁということと、今までも、JDのこと素敵な人だって思ってたけど、もっともっと素敵な人だったってことがわかりました。

この映画を、とてもシンプルに言ってしまうと、ダークな色調と、シリアスなテーマで描かれた、家族への愛の物語なんですが、、

『ブレイブ』(Brave)は、勇士を意味し、この映画の「シンボル」とは。。


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This is what Johnny had to say about the symbol :

ジョニーが、そのシンボルに関して言わなければならなかったこと

"I suddenly fell for this image. To me, it is the animal human.

私は、急激にこのイメージに心を奪われた。それは、私にとって動物的人間である。

The ultimate questions of our life : Where do I go? What do I do?
What is this all about?....this eternal confusion.
And even more than this, this drawing also represents the things you do.

人生の最終的な疑問 : 私はどこに行くのか。私は何をすべきなのかといった
すべてに関する、永遠に続く謎について、この画は、さらにそれ以上のことを表わす。

Never stop questioning.
You should never stand by without taking a position.
You have to face the things that will happen to you,
you have to confront the media, the governments, the people
who pretend they know everything
and who say they can control your life.

問いかけることを決して止めてはいけない。あなたは常にその傍らに立って、
自身にふりかかることに直接眼を向け、メディアや政府に直面しなくてはいけない。
彼らはすべてを知っているふりをして、あなたの人生をコントロールできると言う。

Questioning, exploring and investigating everything yourself,
that's the key. Never give up

問いかけには、あなた自身が、調査に調査を重ねることが重要だ。
絶対にあきらめるな。ー ジョニー・デップ



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MJも、2000年頃のインタヴューで、とにかく徹底的に調べないと気が済まないって言ってて、それで、わたしも多少は見習おうと思ってるんだけど、、、ホント、毎日わからないことばっかり.....

でも、やっぱり、あきらめちゃダメだよね。。


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それと、、ジョニー・デップと言えば、タトゥーが有名ですよね。

一番上の写真の向かって右側の手の上に、この「シンボル」の上の部分のクエスチョンマークのような部分だけのタトゥーがあるけど、これがいつ入れられたものなのか、また、この「シンボル」を創ったのが、JD自身なのかも、まだよくわからないんだけど、、

◎ジョニー・デップのタトゥーについて

上記のサイトによれば、ブレイブの「シンボル」は、映画を創り終えた後、彼の右腕の内側のタトゥーになっています。



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ちなみに、左腕の内側のタトゥーは、ジェイムズ・ジョイスの『若い芸術家の肖像』にある "Silence Exile Cunning" 。


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これは、主人公のスティーブン・ディーダラスが、学友クランリーに言うセリフで、

"You have asked me what I would do and what I would not do. I will tell you what I will do and what I will not do. I will not serve that in which I no longer believe, whether it call itself my home, my fatherland or my church: and I will try to express myself in some mode of life or art as freely as I can, and as wholly as I can, using for my defence the only arms I allow myself to use ....silence, exile, and cunning.”

「どうするか、どうしないかを君に言うよ。ぼくは自分が信じていないものに仕えることをしない。それがぼくの家族だろうと、祖国だろうと、教会だろうと。ぼくはできるだけ自由に、そしてできるだけ全体的に、人生のある様式で、それとも芸術のある様式で、自分を表現しようとするつもりだ。自分を守るための唯一の武器として、沈黙と流寓とそれから狡智を使って。(丸谷才一訳、新潮文庫版 P385〜386)

◎若い芸術家の肖像 (新潮文庫) 丸谷 才一 (翻訳)

『若い芸術家の肖像』は、ジョイスの自伝的小説と言われていることもあって、「沈黙・流浪・狡猾」(Silence Exile Cunning)は、ジョイス自身の創作姿勢として捉えられていることも多いですね。

☆映画『ブレイブ』監督・脚本・主演:ジョニー・デップ[2]につづく

◎『ブレイブ』(アマゾン)
◎『ブレイブ』2000年版(アマゾン)




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by yomodalite | 2011-10-04 22:19 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
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1995年の映画。この映画の「ドンファン」は、伝説としてのドンファンとは異なり、女に対して、とにかく蕩けるように甘く、優しく、ロマンティックな「騎士」で、しかも、その役を演じているのが、ジョニー・デップ。



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Johnny Depp『ドンファン』Don Juan DeMarco 1995



女子にとっては間違いなく楽しめそうな物語なんですが、でも、そんな甘くて美しいドンファンの言葉によって、ハートに火がついてしまうのは、引退間近で太り過ぎの精神科医を演じているブランドであるところが、この映画をさらに魅力的にしているようです。


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自殺をしようとするドンファンを説得するために、最初にブランドが登場したときは、そのあまりの太りすぎにがっかりするだけでなく、これほどの肥満体で、精神科医を演じることの不自然さが気になりました。(そんな精神科医は信用されないでしょ?)

ただ、度を超した肥満はブランド自身の問題かもしれませんが、この役にとって、それが障害ではないことは始まってしばらくすると、すぐに納得というか、むしろ、恋にも、女(男)にも、もうあまり興味がなくなった、すべての人の「ハートに火をつけてしまう」ポイントにもなっているんですね。


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ドンファンの心を探ろうとする、医師ミックラー(ブランド)に、ドンファン(デップ)は言います。

人生で大切な問題は4つしかない。

神聖とは何か
魂とは何か
命の意味は何か
死の意味は何か

答えはすべて同じ。「愛だ」



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美しい言葉を語るジョニー・デップの静かな口調にもうっとりなんですが、それを聴いた、ブランドの瞳が「光が宿る瞬間」を見事に表現していなかったら、この映画は、これほど観る人の心を癒すことができなかったでしょう。


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と、ここまでが、一応、一般向けの「映画感想文」なんですが、、

もちろん、この映画も、“You Rock My Would” 研究の一環として見たんですねw。


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ジョニー・デップと言えば(以下、JD)MJを演じるのでは?というニュースが流れたり、

◎Johnny Depp on Michael Jackson and rumours he'll play him

なんか似ていると思っている人が多いようですが、それは頬骨の高さなどの顔の造作や、また「白塗り顔の変な役」への揶揄だけでなく、これまでの出演作、特にティム・バートン監督との作品には、MJファンでも関連づけたくなる作品が多いですよね。

『シザーハンズ』(Edward Scissorhands)
『ネバーランド』(Finding Neverland)監督:マーク・フォースター
『チャーリーとチョコレート工場』(Charlie and the Chocolate Factory)
『アリス・イン・ワンダーランド』(Alice in Wonderland)

などなど、、


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わたしは、これまで、JDとMJが似ているというよりは、同じ乙女座のティム・バートンの映画遍歴を、MJと重ね合わせて興味深く見ていたんですが、ブランドに興味を抱いてから、JDがブランドと共演した2作(『ドンファン』『ブレイブ』)が気になりだしました。



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JDも、多くの俳優と同様、マーロン・ブランドをすごく尊敬していて、この映画の役にブランドを推薦したのもJDで、わたしには、この映画はただ出演者としてだけでなく、JDとブランドが本当に深く出逢うための機会だったように見えました。



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パトリシア・ボズワースの『マーロン・ブランド』には『欲望という名の電車』でのヴィヴィアン・リーが、17歳で若い夫と恋をしていたときのブランチを観客に見せようとして、感情を刺激するために、さまざまな小道具を身の回りに置いていて(ファンからの贈り物や家族の写真など)、ブランドも、ヴィヴィアンの演技への熱心さに刺激をうけていたことが書かれていましたが、



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医師ミックラーとドンファンの診察室のシーンの後には、その部屋の一部がクローズアップされます。



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『母が教えてくれた歌』を読んで、このシーンを見ると、ちょっとグッとくる場面だと思いました....


◎『ドンファン』(アマゾン)

この映画の雰囲気とは少し異なりますが
『ドンファン』のDVDにも収録されているミュージッククリップ

◎Bryan Adams - Have You Ever Really Loved A Woman?






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by yomodalite | 2011-09-30 12:59 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

Marlon Brando's Family

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Marlon Brando (left) and Francis Ford Coppola (right) during makeup session for the film The Godfather I. During makeup sessions, Coppola would talk through the script with Brando

“You Rock My Would”の謎を探っているうちに、マーロン・ブランドにどっぷりとハマってはいますけど、別に忘れているわけではないんです...でも、MJの子供を見るだけで、彼の疑惑が晴れたように、ブランドの子供のことも「基本情報」ですし....

それに、日本中できっと2人ぐらいは、ミコ・ブランドのママのことが気になって仕方がないという人がいるんじゃないかと思うので....(笑)

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by yomodalite | 2011-09-27 16:23 | MJ考察系 | Trackback | Comments(0)
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ただ、ただ、、眼の保養として....


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TUKI BRANDO : photographer, Gianluca Fontana
stylist : Armelle Leturcq, Julien Mazzoli ー SPRING 2011
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“あのひと”以上に、おなかぽっこり....
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Herald Sun「Marlon isn't my role model」
(Tuki Brandoインタビュー)

(以下は、上記サイトから。日本語部分はご注意くださいませ)

ALL tanned and attractive, but 16,000km from his beloved beach, Tuki Brando fidgets on a gilt-legged sofa in the ornate surroundings of Paris's Hotel de Crillon.

日焼けした肌で魅力的な、、彼の愛する海岸から16,000km離れた、ゴージャスなパリのホテル・クリヨンの金色の脚のあるソファで、TUKI Brandoは、落ち着きのない調子で座っていた。

As he gazes from the window at the rain lashing down, there's no doubt where he wants to be."It's always warm in Tahiti," he sighs. "I play guitar, I go out with my friends, I surf. I miss the sea."

「タヒチは常に暖かくて....」彼はため息をついて続ける....「ギターを演奏したり、サーフィンをするために、友人と波を求めて外出するんだ」激しく窓を打つ雨を見ながら、彼はそう語った。彼がそんな風に望んでいることに、疑問は感じられない。

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L'Uomo Vogue


Surfing seems to be his great joy, but Tuki has barely had the chance to wax his board recently. Instead, clad in Prada shoes and Versace shirt, he has been riding a tsunami of publicity since a family friend suggested to a model agent that she should take Tuki on.

サーフィンは、彼の大きな喜びであるように見える。しかし、現在の彼はサーフィンボードに蝋を塗る機会をかろうじて得ている。TUKIの家族の友人でもあり、モデル事務所の代理人の薦めにより、プラダの靴や、ヴェルサーチのシャツを着ることで、彼はまるでTUNAMIのような広告活動をこなしている。

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L'Uomo Vogue


His first modelling job was last year with photographer Bruce Weber for the cover of Italian men's fashion magazine L'Uomo Vogue and 22 pages inside - quite an achievement for a 16-year-old.

彼の最初のモデルの仕事は、写真家ブルース・ヴェーバーによる、イタリアのメンズ・ファッション紙「L'Uomo Vogue」で、16歳のとき。

Then he was spotted in the Grand Hotel in Milan, Italy, by famous fashion photographer Mario Testino.

その後、彼は有名なファッション・カメラマン、Mario Testinoによってミラノ、イタリアのグランド・ホテルでも撮影された。

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L'Uomo Vogue


"He saw me and said, 'Nice looking'," Tuki says shyly in his heavily French-accented English. "I didn't even know who he was."

彼は私に会ったとき言いました。「イイネ!」Tukiは、極度にフランス語のアクセントが強い英語で、はにかんで言いました。「私は、彼が誰か知りさえしなかった」

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Tuki, now 17, has been hired to be the face of Versace menswear this season and has been photographed with a delighted-looking Donatella Versace.

Tukiは17歳になってすぐ、ヴェルサーチ・メンズウェアの顔として雇われ、ドナテッラ・ヴェルサーチと撮影された。

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"I was very nervous," he admits. "She's really something. But she was very nice to me." Of course, if Tuki were just any Tahitian teenager he would not be receiving this sort of attention. His essential appeal for the designers and glossy magazine editors lies as much in his surname as his bone structure.

「私は非常に神経質になっていた」と彼は認める。「彼女は非常に大物であるにもかかわらず、私にとても親切だった」もちろん、もしTukiが、普通のタヒチ島のティーンエイジャーならば、これほどの考慮はされないだろう。デザイナーとグラビア誌のエディターにとって、彼の本質的な魅力は、彼の姓の中で彼の骨格と同じくらいの位置を占める。

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Tuki is the grandson of Marlon Brando, once Hollywood's most devastatingly handsome and talented actor. Brando met Tuki's grandmother, Tarita Teriipia, when he went to Tahiti, in French Polynesia, to film Mutiny on the Bounty.

Tukiは、マーロン・ブランド(ハリウッドのかつて最もハンサムで才能のある俳優)の孫である。『戦艦バウンティ』(Mutiny on the Bounty 1962)を映画化するために仏領ポリネシアのタヒチへ行った時、ブランドはTukiの祖母(Tarita Teriipia)に会った。

Tarita was 19 and working in a hotel kitchen in the Tahitian capital Papeete when she was cast as Maimiti, the girl who fell in love with mutineer Fletcher Christian (Brando).

Maimiti(反乱兵フレッチャー・クリスチャン←ブランドの演じていた役柄)の恋の相手として選ばれた時、Taritaは19歳で、タヒチ島の首都パペーテにあるホテルのキッチンで働いていた。


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Brando pursued the beautiful Polynesian relentlessly for months and, when she gave in, fathered her two children, Teihotu and Cheyenne - Tuki's mother - before abandoning her for fresh conquests.


ブランドが何か月も美しいポリネシア人を追求していたとき、彼女は彼女の2人の子ども、Teihotuおよびシャイエン(Tukiの母親)をもうけました。

Cheyenne and her half-brother Christian, from Brando's first marriage to actor Anna Kashfi, were the moody superstar's acknowledged favourites

シャイエンと、彼女の異父兄弟クリスチャンは、ブランドと女優アンナ・カシュフィとの最初の結婚の時から、大スターのお気に入りとしてよく知られていた。

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He alternately spoilt and ignored them and they ended up on drugs. And by that time, Cheyenne had fallen in love with one of her brother's friends, Dag Drollet, a known drug addict, of whom Brando disapproved.

彼は、その両方を交互に、失ってしまう。(彼らはドラッグによる結末を迎えた)シャイエンは彼女の兄弟の友達のうちの1人に恋をした。Dag Drolletは、麻薬常用者としてよく知られていた(ブランドは否認している)

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Anna Kashfi reading a book to her son Christian Brando


In 1989 she crashed Drollet's jeep in a rage after Brando had withdrawn an invitation for her to visit him while he was filming The Freshman in Toronto.

1989年、ブランドが、彼がトロントで『ドン・サバティーニ』(The Freshman 1990)の映画撮影中、彼女は、そこへの訪問途中、Drolletのジープで衝突事故を起こす。


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Cheyenne Brando(TUKI's Mother)


The facial injuries she suffered, including the loss of part of her ear, ended her modelling career and pushed her further into depression and drugs.

彼女が負った顔の傷は、耳の一部の損失を含め、彼女のモデルとしてのキャリアを終了させ、ドラッグ中毒は悪化の一途をたどる。

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ELLE France:メイン特集でシャイエンの悲劇を伝えている


The following year, when Cheyenne was pregnant with Tuki, she and Drollet went to stay at Brando's house in Los Angeles. Cheyenne and Christian went out to dinner, during which Cheyenne apparently told Christian that Drollet was violent towards her. When they returned to the house, Christian went into the room where Drollet was watching television and shot him in the head.

翌年(このときシャイエンはTukiを妊娠していた)、彼女とDrolletは、ブランドのロサンジェルスの家に泊まりに行き、夕食に外出し、家に戻った時、クリスチャンは、Drolletがテレビを見ていた部屋に入り、彼の頭を撃った。

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法廷でのクリスチャンとマーロン・ブランド


Christian was sentenced to 10 years' jail for voluntary manslaughter, while a distraught Cheyenne, who had by then been diagnosed as a schizophrenic, was shuttled in and out of psychiatric hospitals.

クリスチャンは、任意の故殺のため、10年の刑期が宣告される。一方、取り乱したシャイエンは、統合失調症になどにより、精神病院を転々とする。

When Tuki was born, custody was granted to his grandmother, Tarita, in Tahiti. In 1995, when Tuki was four, Cheyenne, then 25, hanged herself.

Tukiが生まれた時、Tukiの保護はタヒチに住む、彼の祖母(Tarita)に与えられました。1995年、Tukiが4歳だった時、シャイエン(当時25歳)は首つり自殺しました。

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VERSACE 2007


The subject of his mother is, quite understandably, not one that Tuki (whose name, he tells me, means "heartbeat") will discuss. We've been told not to mention it and, when I ask Tuki about his early memories of Tahiti, he winces.

彼の母親の問題はもちろん、Tuki(その名前は、彼によれば「心臓の鼓動」という意味)の、タヒチでの、彼の幼児期の思い出についての話には応じないと命じられました。

"It's a bit hard to talk about this," he says. Even so, Tuki seems cheerful, unpretentious and down-to-earth. His grandmother, with whom he still lives in Tahiti, used to take him most weekends to nearby Tetiaroa, the atoll Brando bought in 1965.

「それは、少し厳しい問題だ」と彼は言う。それでも、Tukiは、陽気で、気取りがなく、現実的に見える。彼の祖母と、彼が住んでいるのは、ブランドが1965年に買った環礁テティアロア(Tetiaroa)の近くで、そこは週末を過ごすために使用されている。

"There were no roads or cars," Tuki says. "There are trees everywhere, sand, sea - it's all natural." Tuki is firm in his resolve not to be an actor.

「そこには、道も自動車もなかった」とTukiが言う。「木はどこにでもあり、砂も海も....すべてが自然なんだ」Tukiは、俳優にはならないと固く決心している。

"Acting is my grandfather and modelling is me," he says. "Even if I wanted to, it would be too hard for me. People would say, 'Ah, he's not as good as his grandfather'. I want to do something different.

「祖父のようには出来ないよ」彼は言う。そうしたかったとしても、それは私にとって難しすぎる。人々は言うだろう。「彼は祖父ほどよくない」私は違うことをしたい。

"Three months ago I saw A Streetcar Named Desire. It was funny to see him on TV, looking so young. He was already old when I first met him."

「3か月前に、私は『欲望という名の電車』を見たんだ。おじいちゃんがすごく若くて、テレビで彼に会うのは、なんだか奇妙な感じだった。最初に会った時から、彼は既に年を取っていたからね」

His grandmother encouraged Tuki to visit the famous grandfather who hurt them all so badly. "I saw him often,' he says of Brando. "He was really nice, but he was the boss of the house. When he wanted to see you, you would see him. But if you wanted to see him, he would decide.

彼の祖母は、有名な祖父を訪ねるようにTukiを促した。「私は彼にしばしば会った」彼はブランドについて言う。「彼はすごくイイ感じの人で、家の中では“ボス”って感じだったよ。彼は、あなたに会いたい時は、あなたに会うだろう。でも、もしあなたが彼に会いたければ、その決定権は彼にあるんだ。

"When you were in his house, you couldn't scream because he hated noise. He told me, 'Don't make a noise, don't speak too loud'. And he never went out anywhere. He just wanted calm and rest."

彼の家にいた時、彼が雑音を嫌ったので、鋭い音を立てることができなかった。彼は私に伝えた「雑音を出さない、また大きな声で話さない‥‥」また、彼はどんな場所にも外出しなかった。彼は平静と休息をただ望んだ。

Rather strange, surely? "No," Tuki says. "It was normal. But I don't think I'm like him in my character at all."

それは奇妙だった?「いいえ」とTukiは答える。「別に変じゃないよ。でも、僕は彼に全く似ていないと思う」

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Brando doesn't sound like a barrel of laughs and when I ask Tuki what was good about him, he doesn't mention things such as secret gifts or bedtime stories, but rather his grandfather's commitment to the ecology of Tahiti.


Tukiが、ブランドについて語ったことによれば、ブランドがタヒチのエコロジーに関して行った秘密の贈り物は、彼の気晴らしや、ファンタジーだけではなかったようだ。

"He was always talking about how, instead of using oil or gas, we could use electric eels," Tuki says, breaking into a laugh. "It was funny." But his grandmother, he says, never talks about him.

彼(ブランド)は、常に具体的に話すんだ。「石油またはガスを使用する代わりに、我々は電気ウナギを使用することができた」とTukiは笑いを交えつつ言う。「面白かった」しかし、祖母は、彼について話さないと彼は言う。

Presumably because she hated him? Tuki shakes his head. "Oh no," he says calmly. "They loved each other always. She was very upset when he died."

それは、彼女が彼を嫌っているから? Tukiは首を振って「いや‥そんなことはない」彼は静かに言う。彼らは常にお互いを愛していた。彼が死んだ時、彼女は非常に気が動転していた。

And was he similarly distraught when Brando died in 2004? "Yeah," Tuki says.

ブランドが2004年に亡くなった時、取り乱していたということ?「ええ」とTukiは言います。

If that is so, it is more than Brando deserves. In a final slap in the face for the grandson who has suffered so much in his life, Brando cut Tuki out of his $20 million will without explanation, although he left monthly payments to several friends and nine of his children.

それはそうだとしても、9人の子どもたちと友人への毎月の支払いは任せましたが、彼の2000万ドルの遺産からTukiが除外されたのは、ブランドが亡くなったこと以上に、苦しんだ孫の顔には平手打ちのようでした。

When I ask who owns Tetiaroa now, Tuki shrugs his shoulders and murmurs, "The heirs, I suppose".

Tetiaroaは、今誰が所有しているの?と私が尋ねると、Tukiは肩をすくめて言いました。「相続人じゃないかな」

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TechnoMarine 2011


But perhaps he is right not to be bitter. He may not have his grandfather's cash, but he has inherited Brando's dramatic eyebrows, Roman nose and almost feminine, pillowy lips. And in the years to come, they will probably net him a multi-million-dollar fortune.

しかし、恐らく彼が苦しくないということは正しい。彼は祖父の現金を持ってはいない。しかし、彼はブランドの劇的に美しい眉、ローマン風の鼻、そして、女性のように柔らかそうな唇を継承した。それは、来たるべき年に、恐らく、彼に数百万ドルの純益を与えるだろう。



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by yomodalite | 2011-09-25 16:38 | 美男・美女 | Trackback | Comments(2)
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この映画は1968年の映画で、日本では2003年にもリヴァイバル上映されていて、60年代とか、おしゃれ映画という括りで、これまでも何度も観ようと思ってたんですが、今回ついに重い腰を上げて観てしまったのは、

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by yomodalite | 2011-09-23 20:52 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
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『伯爵夫人』Countess from Hong Kong 1967



☆(39)のつづき

SF「You Rock My Would」でのブランドとMJの会話にこだわって、日本語版の和訳のニュアンスを自分なりに解釈し直したり、ほんのわずかしかない2人の会話の意味を考え続けたのは、このときのMJの、怒りと、哀しみが同居しているような「表情」の意味が、よくわからなかったからです。(→このシーンは[32]参照)

「You Rock My Would」は、冒頭はコメディタッチで、MJの表情も「コメディ」よりの感じがしました。ところが、酒場の雰囲気も登場する役者も、これまでのような「ミュージカル」よりの出演者たちとは異なり、リアルに血の匂いを感じさせ、MJは、彼らのような現実的な人物とは異なる「違和感」を発散していました。


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『伯爵夫人』Countess from Hong Kong 1967



一方、ブランドは登場シーンでは、他の出演者と同じく、リアルなギャング映画の人物像を演じていますが、MJとの対面シーンから一転して「コメディ」タッチに転調し、自らのパロディも演じているようです。

ところが、ここでも、MJはブランドの「ボケ」に応じず、それまでのコメディ寄りとは、逆の「暗い表情」でブランドを見つめている。(→[38]冒頭の写真)

「You Rock My Would」について、わたしが読んだ批評によれば、このときのMJの演技は、女(Kishaya Dudley)を本当に買ったのはブランドで、そのことと、波止場を支配する“ボス”への怒り...というようなものでしたが、

そうであるなら、ブランドのパロディ演技は何のためかわかりませんし、そういったストーリーに集約するには、このSFには、他にも様々な違和感が感じられ、何かしっくりしないというのが、わたしの永年の謎でした。


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Brando&Sophia Loren『伯爵夫人』Countess from Hong Kong 1967



わたしは、その謎をきっかけに、ブランドの映画を観たり、自伝を読んだりするうちに、すっかり、ブランドに魅了され、これが、波止場を舞台にしたギャングと若者の話ではなく、MJのブランドへの特別な想いの方が、より重要な「物語の鍵」だと思うようになったのですが、

その特別な想いの中身は(30)を書いていた時点で想像していたことより、ずっと遠い地点まで広がってしまって、自分でも困惑しているんですが、さらに困ったことには、この想像が、そんなに外れていないような気がするところなんです(笑)。

あくまで、そんな気がするだけだということと.....また、これをどう説明したらいいのかに関して、もっとも困惑しているということを、あらかじめご了承くださいませ。


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さて、

(39)で「チャップリン、マーロン・ブランド、マイケル・ジャクソンという繋がりに1本の糸が見えてきた」と思ったのは、

ブランドの自伝『母が教えてくれた歌』で、チャップリンの遺作『伯爵夫人』(Countess from Hong Kong)に出演したときのエピソードを読んだことがきっかけでした。

◎『伯爵夫人』(アマゾン)


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ブランドは、チャップリンのことを、メディアが生んだもっとも偉大な天才で、彼に匹敵するような才能を持ち合わせた者など、ほかには思い当たらず、誰1人として足下にも及ばないと言うぐらい尊敬しているのですが、その尊敬するチャプリンの『伯爵夫人』はとんでもない失敗作で、

また、共演した息子(シドニー・チャップリン)に罵声をあびせつづけ、彼のシーンを何度も撮り直したことなどの行為を「無類のサディスト」と評し、常に撮影現場にいたチャップリンの妻のウーナにも、義理の息子をかばおうとしなかったことを見るに耐えなかったと書いています。

わたしは、最初これを読んだときは、ブランドの感想を文字通り信じ、彼の言うように「人間チャップリンは、長短さまざまな要素がからみ合ってできていた。その点では、私たちと何ら変わらない」といった表現から、チャップリンのことを考えていたのですが、



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しばらく経ってよくよく考えてみると、ブランドの「人間チャップリン」の評価には、「彼の眼には、そう見えた」ということがあるように思えてきました。

『伯爵夫人』への評価は一般的にも高いとは言えませんし「人間チャップリンは、長短さまざまな.....」といった表現は、どんな天才にもあてはまる表現ですが、少し異なるのではないかと思ったのは「息子への酷い仕打ち」の部分です。

ブランドの自伝を読んでいない方に少し説明すると、彼の両親は2人ともアルコール中毒で、親からの愛の欠乏に苦しみ、生涯通して悩み続けていて、ブランドの自伝は、偉大な成功を収め、長くスターの座を維持してきた俳優の自伝としては、随所に痛々しい魂を感じるものです。(そこが彼の魅力なのですが....)特に、先に母親が亡くなると、母を幸せにできなかった父親への憎しみがより一層増していたり、彼の度を超したプレイボーイぶりも、母からの愛の欠乏が原因だったように思えるのですが、

そんな分析が解決に繋がることはなく、永年のセラピーへの依存から、最後に出会ったハリングトン博士のセラピーでは、過去に触れることより、あらゆる事象について議論することに熱心になっていく。



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演技指導中のチャップリン:Sophia(左)、Sydney(右)



ブランドが、一度だけ、ハリングトンに「私が憤怒の塊なのは、父のせいだと思う」と告げると、

ハリングトン「憤怒とはどういうことだい?それが父上へのわだかまりから来ているというのかい?」
ブランド「そう」
ハリングトン「ほう、今この瞬間もわだかまりを感じているの?」
ブランド「いや、今感じているわけではないのだが」

ハリングトンは「そうか」と言い、話はそれっきりだった。しかしなぜか、この反応で彼は怒りから解放されたように感じ、

他にも、診察室に飾られた造花の花から、現実の不確かさを示し、人生のすべての事象は個人的な知覚に左右されるということや、彼から「きみの見方は必ずしも真実をとらえてはいない」ことを教えられたことや

ハリングトンにもっとも感謝しているのは「自分と他者を許す術を示唆してくれたことである」と著している。(『母が教えてくれた歌』P385)


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多くの精神医は、最終的にどうしても許せない相手が「親」であると知っている。

わたしには、両親がアルコール中毒だったという経験はないし、それ以外にも彼との共通点はまったく見当たらなけど、ブランドが父への憎しみから解放されるためには「自分と他者を許す」ことだと理解したことは、よくわかる。

親から愛されなかったという思いは、他人の賞賛では代えられないし、親への憎しみは、自分への憎しみと切り離すことができない。それでも過去は代えようがないから、今の自分が「許す」こと以外に方法はないのだけど、そんな風に何度思ったところで「許す」ことはむずかしい。それは、今の自分には出来ても、こどもだった頃に「許す」ことが出来ないからでしょう。


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『伯爵夫人』撮影オフ:Sydney、Chaplin、Sophia Loren



コメディアンも、俳優も、偉大なエンターティナーの幼少時が、幸福であることは少ないのですが、チャップリンの幼少時は、その中でも特に「不幸」な例だと思う。

チャップリンの両親はともに芸人で、彼が1歳のときに離婚。彼は5歳から舞台に立ち、7歳のときに父を亡くすが、その間も養育費はほとんど払われず、母は極貧生活で精神に異常を来たしたため、4歳から孤児院や貧民院を転々とし、10歳で地方劇団の一員となる。

母はときどき良くなる兆しを見せるものの、チャップリンがある程度稼げるようになり、極貧生活から抜出せた後も、完治することはなく、亡くなってしまう。

それでも、チャップリンの自伝には、父への憎しみはあまり書かれていない。

◎『チャップリン自伝〈上〉若き日々』(アマゾン)
◎『チャップリン自伝〈下〉栄光の日々』(アマゾン)


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演技指導中のチャップリン:Brando&Sophia Loren



『チャップリン自伝』は1959〜1963年に書かれ、1964年、彼が75歳のときに出版され、4人目の妻ウーナに捧げられている。

ブランドの自伝『母が教えてくれた歌』は1994年、彼が70歳のときに出版され、2人の姉と精神科医ハリングトン、クライド・ウォリアー(インディアンの民族運動家)、ボビー・ハットン(17歳で射殺されたブラック・パンサー党員)と15人のこどもたちに捧げられている。

MJの自伝『ムーンウォーク』は1988年、彼が30歳のときに出版され、フレッド・アステアに捧げられている。偉大な人物の自伝としてはめずらしく、あまりにも若い頃に書かれているので、比較することはむつかしいのですが、


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Brando&Sophia Loren『伯爵夫人』Countess from Hong Kong 1967



ブランドの父への感情から、MJのことを思い出すひとも多いでしょう。ふたりは共に、父から、褒められなかったことや、愛されなかったことを語り、恵まれないこどもたちの支援を熱心に行っています。ただし、その後のMJは父を許し、ブランドのように長く苦しむことも、自分の子供たちとの関係に問題を抱えることもなかった。(『息子マイケル・ジャクソンへ』参照)

チャップリンとMJが、父を許すことが出来たのは、チャップリンの場合は、父と同じ職業を継ぎ、MJの場合は、父の教育によって成功に導かれて、ともにエンターティナーという職業で成功し、また、2人ともその職業についたことを「天職」だと感じていますが、ブランドはそうではなく、子供たちのいずれにも、芸能界の仕事を反対している。

わたしは、ブランドの自伝で『伯爵夫人』への記述を読んでから、その映画を観て、ブランドの「人間チャップリン」の評価は少し違うのではないかと思ったのですが、それは、チャップリンが、この映画の重要な役に息子シドニーを抜擢させているだけでなく、あとに女優として活躍することになるジェラルディンや、その他エキストラにも、ファミリーを登場させ、撮影現場に妻も招いているからです。


☆ “反省・反省・反省”につづく


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by yomodalite | 2011-09-19 10:11 | マイケルの顔について | Trackback | Comments(5)
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『欲望という名の電車』A Streetcar Named Desire 1951




「顔について」を書き始めたとき、彼の顔に関して、あまりにも浅薄な見解が常識になっていたことに異論を主張したかったことは、もちろん大きな動機でしたが、

もうひとつ大きなテーマがあって、それは、彼が本当に不世出の天才だったという証明にもなるはずですが、誤解を招きやすい主張になりそうなこともあって、できる限り、慎重を心がけてきたせいか、予定外に長くなってしまい自分でも困惑しています。



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At UNICEF headquarters, circa 1967



まさか(39)まで続くとは思ってもみませんでしたし、(21)から再開したときも、あとほんの少しだと思ってました。

でも、そのこと以外でも、毎回結論めいたことを説明しようとすると、より深い真実に出会うことになって、本当に知れば知るほど深みにハマってしまうんですよね。ふぅーーー


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(6)や、補足Part 2や、Part 3でも、MJの演技力に驚愕したことを書いていますが、驚いたのは、彼の演技力がスゴいというだけではなく、裁判という状況で、演技スイッチが「ON」になっていることで、しかも、これまで見たことのない様々なキャラを見せていることです。

わたしは、そのことに心の底から驚愕し、どれほど演技派俳優と言われるようなスターであっても、同じような嫌疑がかけられ、裁判を迎えるときに、こういった態度ができる人はいないと思いました。



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『ラスト・タンゴ・イン・パリ』Last Tango in Paris 1972



それで、わたしは、これが冤罪による裁判というだけでなく「MJは、SHOWとして完璧に準備していた」と思わずにはいられないんですが、

この演技力をどう使おうと思っていたのか? ずっと「映画」を創りたいと言っていたのは、どんな映画だったんだろう?

という、そのときからずっと疑問思ってきたことに関連している気がするので、もう一度(34)で紹介した80年代前半のメモの詳細を記しておきます。




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Dream
Greatest Actor, Singer, Dancer of all time and Entertainer, The Best.
夢:偉大な俳優、歌手、時代を超えたダンサー、エンターティナー

Mental program , Thought of The Subconscious To Become THE BEST
メンタル・プログラム:ベストな状態にするためには、潜在的意識をどうすべきか

Confidence, Faith, Persistence, Belief
自信、信頼、持続性、信念

Study the great of your field and become Greater
偉大な先人たちから学び、それ以上になるために

Know the secrets of your endeavor "The Method”
努力の仕方の秘訣を知ること

Mind Target : Control and Influence the subconscious
内なる目標:潜在意識をコントロールし、

Be Scientist know. The Great's Method Try out and then perfect it.
科学者のように、偉大な方法を試し、完成させ、

Move Mountains
山を動かす。

True Training : A never ending persistence to equal or exceed the performance in your minds eye
真実のトレーニングとは、心の中でも、実際の表現においても、
常に超えようとすることをあきらめず、努力し続けること。



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このメモは、エンシノの自宅で書かれたもので、すでに「スリラー」が大ヒットし、あの「噴水前インタビュー」で、姉のラトーヤの「あなたのように成功したいわ」に対し「僕はまだ何も成し遂げていない」と言っている頃です。





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(21)からの、Invincible考察では、これまでに、偉大な先人たちから、フレッド・アステア、サミー・ディヴィス・Jr、マーロン・ブランド、ルドルフ・バレンティノの4人しか取りあげておらず、MJの映画オタクぶりからも、華やかな交友録からも、まったく不十分なんですが、俳優の中で、ブランドとヴァレンティノを取りあげたのは、

ブランドは、その登場から、現在に至るすべての俳優に影響を与えた偉大な俳優で、それ以前の演技をすべて古めかしいものへと変えてしまったひと。

一方、バレンティノは、サイレント映画時代の美男俳優なので、両極端を、両方とも学ぼうとしていた点がスゴいと思ってチョイスしました。



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MJのアゴを割らせた候補としても、二枚目にしてコメディセンスにも優れているケイリー・グラントや「Smooth Criminal」の撮影現場にも来ていたり(そんな風に見えた写真があった)、親しい関係で、葬儀にも出席した、グレゴリー・ペックのことも、何も書いていませんし、とにかく、MJの映画オタクぶりは、ものすごくて、とてもついて行けそうにないんですが、、

Greatest Actor, Singer, Dancer of all time and Entertainer, The Best.

のメモをじっと見ていて、浮かび上がってくる名前は、やっぱり「チャップリン」だと思うんです。



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BRANDO talking about his appearance on behalf of UNICEF in Paris,1967



そのチャップリンが、最後の映画『伯爵夫人』にマーロン・ブランドを選び、自分を真似たような古典的なギャグをやらせている・・・

チャップリンと、ブランドはあまりにも異なる個性のように見えますが、チャップリン ー マーロン・ブランド ー マイケル・ジャクソンという繋がりには、1本の糸が見えてきて、それは、やっぱり、SF「You Rock My Would」の顔に関係しているように思えてきたので、この3人のことを、もう少しだらだらと考えたいと思います。

それぞれの子供時代、恋愛、自らの子供への接し方.....

MJは、彼らの表現だけでなく、それらすべてに心を揺さぶられ(You Rock My Would)“Unbreakable”とは、どういうことなのかを表現したかったんじゃないかと思うので。。

☆(40)につづく


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by yomodalite | 2011-09-15 02:00 | マイケルの顔について | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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