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マイケルとトランプ(まとめ)

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これまでトランプがマイケルについて発言したことや、自著に書いたことなどの「まとめ」です。


* * *


ドナルド・トランプとマイケル・ジャクソンの話は、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンのコンサートの舞台裏で会った1988年3月に始まる。トランプ氏は次のように振り返る。「私はわずかな時間、彼と話したが、彼はとても控え目な感じでね。それで、「この人がステージに出て行ってパフォーマンスするなんてありえない」と思ったんだ。そのあと、彼がステージの向こう側でムーンウォークをして、そこが熱狂するのを見ることになったんだけどね。

2人が正式に出会ったのは、トランプが世界で最も豪華なカジノ、ニュージャージー州アトランティックシティに「タージマハール」をオープンした1990年。「世界で8番目の不思議な場所」と呼ばれた1250室のカジノホテルは総額11億ドルで建設され、今までで最も高級なカジノとなっていた。



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1990年4月6日金曜日、マイケルはアトランティックシティを訪れ、そのグランドオープンに華を添え、1万ドルのアレクサンダー・ザ・グレートスイートに滞在した。「もし何か必要なことがあれば、彼はいつでもそこに来てくれただろう」とトランプ氏は言った。「マイケルは、友人に対してとても誠実だった」


マイケルのタージマハールへの到着は大混乱を引き起こした。 何千人もの叫ぶファンと大勢のカメラマンが、トランプとゲストであるスターへの施設案内にくっついて、このペアを追いかけた。「文字通り何千人もの人々が私たちを押しつぶしていた」と、トランプは大混乱の場を思い出し、「20人のボディガードがいたが、本当に危険だった」と語った。「マイケルは膝をついてクラウチングスタートで出口に向かった。 彼は日常的にそれをやっていたようだが、私は彼が倒れたのかと思った。 私が「マイケル、いつもこんな感じなの?」と言うと、彼は「うん。こんなのどうってことないよ。日本の方がもっと酷かった」と。



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翌日、トランプはマイケルを、トランプ・プラザのカジノホテルに隣接するアトランティック・シティ・コンベンション・ホールのアリーナに連れて行った。 日曜日、マイケルは5年間エイズと果敢に戦っていた18歳の親友ライアン・ホワイトの元に行くためにインディアナに出発する予定だった。



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空港に着いたとき、マイケルはライアンが亡くなったと聞かされ、プライベートジェットでニューヨークに帰るつもりだったトランプは、ホワイト家へ向かうのに、うちのジェット機に乗っていかないかと申し出た。たぶん、絶好の自己PRの機会ととらえたのだろう。


2人は、マイケルのレコードレーベルから提供されたプライベートジェット機でインディアナポリスに行き、ライアンの故郷であるシセロまでの20マイルは、数台の警察車両に見守られ、3台のリムジンで向かうことになった。



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ライアンの自宅に到着すると、悲嘆にくれるマイケルは、1年前にライアンに贈った赤いフォード・マスタングGTの後ろにしばらく座っていた。 彼は待ち構えたメディアに、「ライアンは個人的な友人で、とても悲しい」と言い、家族に哀悼の意を表した後、トランプはニュージャージーに戻り、 マイケルは夕方まで家に留まり、ライアンの母親ジャンヌとアルバムを見ながら思い出を語り合った。

マイケルは今年で25周年を迎えるアルバム「Dangerous」の製作で18ヶ月を過ごし、 彼とトランプは1992年6月、ニューヨークのグリーン・レストランの象徴でもある「タバーン」で開催されたチャリティパーティーで再び会い、トランプと未来の妻であるマーラ・メープルズは、経済的に恵まれない子供たちを助けた功績に対して、マイケルが賞を受けたときその場に同行した。


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トランプとマイケルの友情は1994年に最も強かったと思われる。その年の3月、マイケルはワールドツアーの激務の中、児童虐待の告発を受けることになり、次のアルバム『HIStory』に取り組むため、ニューヨークに移住した。マイケルは、マンハッタンのミッドタウン、フィフス・アベニューの上にあるトランプ・タワーのペントハウスに4ベッドルームのアパートを借りるため月に11万ドルを支払ったと伝えられている。



参考記事・・・


その後、セントラルパークの素晴らしい景色を望むこのアパートは、2016年の初めに2300万ドルで市場に出された。



マイケルが借りてた部屋はここみたい・・・




ジャクソンの友人であるフランク・カシオは、次のように語っている。「マイケルのアパートは、トランプタワーの一番上にあって、劇的な光景と、金色に輝く備品が置かれたバスルーム、2階には3つの寝室があった。 彼は置いてあった家具をすべて取り除いてダンスフロアを設置し、そこをミニダンススタジオへと変身させた。

マイケルは、トランプが住んでいる1億ドルのペントハウスのすぐ下のフロアに住んでいた。「彼は私のアパートに来て、ビジネスについて多くを話し合った」とトランプは語る。「実際、彼は非常に賢いビジネスマンだった」と。


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(イヴァンカ&エリック・トランプ)

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(ティファニー・トランプ)


この頃トランプが、マイケルとリサ・マリーについて語った話はこちら。



マイケルは1994年5月下旬、ドミニカ共和国で秘密裏にリサ・マリーと結婚したが、その20ヶ月後に離婚した。その間の1994年12月、マイケルは9ヶ月の滞在の後、トランプタワーからチェックアウトし、カリフォルニアに戻って、アルバム「HIStory」を完成させた。


この段階では、2人はまだ良き友人だったように見える。しかし、マイケルはアルバム『HIStory』の曲『Money』の中で、トランプの名を忍ばせた。これは、貪欲で無慈悲で非倫理的な人に対する攻撃だ。

マイケルが、数人のアメリカ産業界の巨人とビジネスマンの名前を語る前のバック・ボーカルは、「お金がほしいなら、尊厳をもって獲得しろ」 そして、そこに含まれる名前として、トランプ、コーネリアス・ヴァンダービルト、JPモルガン、ジョン・D・ロックフェラー、アンドリュ・ーカーネギーと、J・ポールゲッティの名が。



若干驚くべきことだが、その歌詞はメディアの主要な見出しになるほどではなかった。 ビジネス関係を共有したにもかかわらず、マイケルのトランプに関する本当の気持ちは、それらの歌詞を通して明るみに出たようだ。


しかし、マイケルが賞賛した個人は、トーマス・エジソンのようなアメリカの発明家だけでなく、モーガン家や、ヴァンダービルト家のビジネスマン、そして、反ユダヤ主義から、しばしば論争の的になっている自動車会社の創設者であるヘンリー・フォードのことも彼は賞賛している。


マイケルは、2004年に友人が録音した会話の中で、逆境に直面してもあきらめないということを語ったとき、エジソンとフォードの話をしている。「この世界に誇りを持っている偉大な人たちの何人かは、みんなそんな風に扱われてる。いいかい、君は何もやろうとしてないし、どこにも行こうとしていない。人々はライト兄弟を笑い、エジソンを笑い、ヘンリー・フォードについてのジョークを作り、彼らは無知であると言う。彼らは、私たちの文化や、習慣、暮らし方、やり方を変えたのに」

いずれにしても、マイケルとトランプはその半年後に再び会い、友情が失墜していないことが示されている。マイケルは、『INVICIBLE』のアルバムの製作で、ニューヨークに滞在しているとき、トランプを呼び出し、彼のパートナーであるメラニアをピエールホテルでの豪華な夕食に招待した。


2005年にトランプと結婚し、ファーストレディになったメラニアは、ジャクソンとの出会いについて思い出し、次のように述べた。「夕食後、私たちはソファーでおしゃべりしていました。私の夫は別の部屋で、誰かが見せたいと言ってきたアートを見に行きました。 そして、マイケルは私に言ったの。「ねえ、トランプが戻ってきたら、キスをして嫉妬させようよ!」2人はキスしなかった。「でも、私たちはいつもよく笑っていたわ」と彼女は言った。


2016年2月、トランプはマイケルが「悪い手術」のために自尊心を失ったと語り、ジャーメイン・ジャクソンは彼を批判した。「彼は酷く自信を失っていた。率直にいえば、非常に良くない手術のせいだ。彼は最悪な状態だった。彼の周囲には、信じられないほど、数字のことしか考えない人がいた。信じようと信じまいと、人は信用を失うと、才能さえも失うことがある」


しかし、トランプは彼の友人に敬意も表した。「彼は他の誰よりも驚くべき男で、私が知っている中で最も偉大なエンターテイナーだった。彼は魔法を持った、天才だった。 彼はまた本当に良い人間でもあった。彼を知ればみんなそう思うし、彼がどれほど賢いかもわかる。彼は輝くような存在だった。




「ただ、最後の10年間はこれまでと同じマイケルじゃなかった。彼は良い状態とは言えなかった。多くの問題を抱え、そのことで辱めを受け、予期せぬ事態に困惑しきっていた。


「でも、彼の最後の10年間は人々の記憶には残らないだろう。彼は最初の35年間で記憶される。マイケルの絶頂期、彼のような存在はどこにもいなかった」


ここまでの内容は、下記の和訳を元に作成しました。

◎The full story behind a mysterious friendship


* * *


人種差別や、女性蔑視、同性愛者嫌いで、イスラム恐怖症・・・と批判されていたトランプに対して、周囲に支持者がおらず、イスラム教徒でもあるジャーメインが、弟の名前を利用するな!と、ファミリーを代表するかのように怒る気持ちはよくわかりますが、1990年以降のトランプは、ジャーメインよりはマイケルと親しかったように見えますし、トランプの発言は、保守層へのマイケルの名誉の回復にも一役買ったのではないかと思います。


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彼が開発してきた物件はすべて超一流で、テーマパークの開発も考えていたマイケルには、トランプから学べることは多かったでしょうし、また、ビジネス界の大物ほど、マイケルの賢さを高く評価することが多いですね。



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(トランプの42歳の誕生日パーティーに出席したときのラトーヤ)


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(2004年から始まったトランプがホストを務める人気TV番組『アプレンティス』は、08年から有名人が参加する『セレブリティ・アプレンティス』として復活。ラトーヤはその出演者のひとりだった)



こちらは関連記事・・・


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by yomodalite | 2017-03-07 08:40 | マイケルジャクソン資料 | Trackback | Comments(0)

トランプが語るマイケルとリサ・マリー

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ドナルド・トランプの1997年の自著に書かれたマイケルとリサ・マリーの話です。

最近、安倍首相が招待されたことでも注目された「マー・ア・ラゴ」は、MJとリサが長く過ごした場所で・・・


* * *


私にとって、マー・ア・ラゴで最も面白かったことは、マイケル・ジャクソンとリサ・マリープレスリーの騒動に巻き込まれたことだ。マイケルは友人で、かなり変わってはいるが、すごくイイやつだった。この話はニューヨークから始まる。ある日、マイケルからニューヨークに行くので会いたいという電話を受けた。彼はニューヨークに来るときよく電話をくれていた。このときは、私のお気に入りのレストランである「ル・サーク(Le Cirque)」に招待したのだが、彼はとても緊張していて、聞けば何年もレストランというものに行っていなかったのだと言う。とても信じられなかったが、店に着くと、それが本当のことだとすぐにわかった。これは90年代の初め、マイケルの人気が絶頂期の頃だということを承知して聞いて欲しい。



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(この記事内の写真はすべてマー・ア・ラゴ)


マイケルと、妻のマーラ、私の3人が「ル・サーク」に行ったとき、そこでは非常に有名な人々が座って食事をしていた。彼らはお金持ちで、わがまま、そして傲慢なことでもよく知られている人々だ。マイケルは、赤のミリタリーファッションで、黒い帽子というスタイルでメニューを見ていたが、そのときのマイケルの様子が私の記憶に強く残っている。まるでメニューというものをそれまで見たことがないような感じだったのだ。それで、私たちはひとつひとつの品をゆっくりと選ぶことになった。しかし、もっと驚いたのは、何人もの有名人が我々のテーブルにやってきて、媚びるようにサインを求めてきたことだ。彼らはそれまで誰にもサインを求めることなどしたことがないと、断言してもいいぐらいの有名人で、彼らがそんなことをするなんて、簡単には見られない光景だ。


彼らは、「息子があなたの大ファンなんです。ジャクソンさんサインをいただけませんか?」と、ほとんど同じように切り出したが、それが息子のためでなく、自分のためだということは間違いなかった。ある女性は、ニューヨークの社交界で最も有名な部類の人間だったが、すました顔で、我々のテーブルに近づいてきたものの、ちょっとつまづいて、テーブルにしがみつくような格好になり、息を切らすような感じで、「ジャクソンさん、サインをいただけませんか?」と言った。この夫人がそんなことをするなんて本当に驚きだった。彼女のこと何年も前から知っていたが、とても慌てていたうえに、緊張までしていたのだ。


そんな出来事があったものの、なんとかマイケルも気楽さを取り戻し、私は彼に最近の様子や、生活について話をし始めた。もちろん、性生活なんかについてもね。それで、マイケルに新しいガールフレンドが出来たことを知って少し驚いたが、おめでとう!を言うと、相手が誰かと聞いた。マイケルはとても恥ずかしがって下を向き、ナプキンで顔を覆うような感じで、「トランプ、あんまり言いたくないんだ。すごく恥ずかしいし・・すごく困るよ」と言ったが、私が彼をつついて「マイケル、誰か教えてくれよ」と言うと、彼はとうとう顔を上げ、リサ・マリーの名前をあげ、それで、その話題は打ち切りになった。



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それから2、3週後、私はマイケルから一緒にマー・ア・ラゴに行ってもいいかという電話をもらった。私はもちろんだと答え、私の飛行機で一緒に行った。マイケルは数人の集団を連れてきていて、私たちはたくさんの話をした。飛行中、マイケルからガールフレンドと一緒に、マー・ア・ラゴにしばらく滞在することができるかどうかを聞かれたので、私はもちろんだと答え、彼女に会うのを楽しみにしていたと答えた。私がその彼女がリサ・マリーなのかと聞くと、彼はうなづき、一週間後の午後8時頃に彼女が到着するだろうと言った。



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ドアベルが鳴って、執事が対応し、美しい女の子がドアから入ってきた。リサ・マリーの顔がどれほど美しいか、みんなは気づいていないんじゃないかと思う。彼女は、エルヴィスとプリシラの一番いいところを受け継いで、信じられないほどの輝きを放っていた。とにかく、マイケルはリビングに走ってやってきて、彼女を抱擁で迎えると、一緒に海を見に行った。帰ってきた二人は、手をつないで、肩を抱き、すっかり恋をしてる感じだった。それに驚いたってわけじゃないけど、二人の関係が結婚にまで進んでいることは確信したね。


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週末、マイケルとリサ・マリーを見かけることはほとんどなかった。二人はタワーにこもっていたからね。ところが二人は大失敗をした。土曜日の午後に変装して、マー・ア・ラゴをこっそり抜け出して、ワースアベニューに買い物に行ったんだ。まぁ、パパラッチが大発生だよね。それからはもう大騒ぎ。二人はしかたなくリムジンに乗り込み、パパラッチに追いかけられながら、マー・ア・ラゴに戻った。それから日曜にかけて、ものすごいことになった。何百台ものカメラがマー・ア・ラゴを取り囲み、マイケル・ジャクソンとリサ・マリーは二人の愛の巣、マー・ア・ラゴの最上部のタワーから出てこない。マスコミは彼らのところにも私のところにも押しかけて来なかったが、とにかくすごい熱狂だった。



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マー・ア・ラゴには他にもゲストが来ていた。そのうちの1人がニュージャージー出身の素晴らしいビジネスマン、アーサー・ゴールドバーグだった。彼は、大苦境にあった、もっと言えば破産か消滅寸前の状態にあった「BALLY(バリー)」という会社を引き取り、ものすごい才能と熱意と労力を注いで、短期間で立派な会社にし、ヒルトンホテルチェーンに30億ドルで売却した。アーサーはその取引で、1億ドルを超える利益を得た。得ている報酬にふさわしい働きをする経営者は数少ないが、彼はその数少ない例だと、私はよく言うんだ。彼は本当に素晴らしい仕事をした。彼は現在ヒルトンのカジノ部門のトップをやっていて、バロン・ヒルトンや、スティーブ・ボーレンバックのそばで仕事をしている。



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ともあれ、アーサーと私は、マー・ア・ラゴの一室でミーティングをしていた。そこへノックがあった。アーサーはマイケル・ジャクソンが滞在していることを知らなかったが、そとのすごい騒ぎには気が付いていて、どうしてあんなにたくさんの人が写真を撮っているのかと思っていた。アーサーは立ち上がってドアを開けに行った。ダッチ・ルームと名付けられたその部屋は、オランダ風の雰囲気を出すためか、色の濃い木材で仕上げられ、照明も控えめだったが、アーサーがドアを開けると、そこにマイケル・ジャクソンがいた。「え、すごいな、マイケル・ジャクソンだよ」とアーサーは私に言った。一方マイケルは、知らない人に出くわして、手で顔を覆うように、廊下を駆けていった。その後、その週末はマイケルを見ることはなかった。彼はタワーに戻ってずっとリサ・マリーといたようだ。



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人はよく彼らの関係は見せかけだったんじゃないかと言うが、断固として「違う」と言いたい。私はその場にいたんだから。それはマー・ア・ラゴの魔法がなせる技だったかもしれないな。そこを離れてからの二人の関係は、あんまり上手くいかなかったからね。でも、確かに言えるのは、ある時期二人は本当に愛し合っていたんだ。(『Trump : The Art Of The Come Back』より)

* * *


マイケルとリサの幸せそうな様子が伝わってくる話とは関係のない蛇足ですが・・・


マー・ア・ラゴに飾られているトランプの肖像画(一番上)は、1989年に描かれたもので、



マイケルの肖像画はこれより後の1993年に同じ肖像画家 Ralph Cowanによって描かれたものです。




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by yomodalite | 2017-03-06 08:07 | マイケルジャクソン資料 | Trackback | Comments(0)

マイケルとトランプタワー(ブラッド・サンバーグの話)

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『Bad』以降のテクニカル・ディレクターとして、マイケルと2003年まで付き合いがあったブラッド・サンバーグ氏が、MJの旅立ち後始めた音楽セミナーの宣伝のためにフェイスブックでシェアしてくれた話です。

* * *

政治には関係のない、親しみやすい話だよ。みんなも知ってると思うけど、『HIStory』は、MJが初めてニューヨークでレコーディングしたアルバムなんだ。1994年の1月17日に起こった、あのひどいノースリッジ地震のすぐあと、マイケルはプロダクションチームをミッドタウンの西54番街にあるヒット・ファクトリーに移すことにしたんだ。余震が続くLAからしばらく離れようってね。

プロジェクトの最初の時点では、チームはさほど大人数じゃなかった。ビル・ブレイとボディガードを除くと9人か10人てとこかな。で、その年の間に2人ほど加わって、1994年の大半をニューヨークで過ごしたんだ。アルバム完成後の仕事は1995年の春まで続いた。マイケルも含めてみんながニューヨークパレスに滞在していて、革のジャケットにジーンズの僕らは、ミンクのコートを着たお上品な人々と一緒のエレベーターに乗ることになったけど、我々にとってはそこが家だったんだよね。

でも、ルームサービスにも、ホテルのルールにもみんなうんざりしてきて(何週間かのホテル暮らしで、「あー、シンプルなスープ自分で作りたいな-!」って思ったのを覚えてる)、1994年の春の終わり頃、マイケルも結婚してちゃんとしたアパートメントに住んだ方がいいんじゃないかと思ったんだね。


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(トランプタワーは超高級アパートメントとして、ジャネットや、C・ロナウドを始め、大勢のセレブが利用していますが、MJが借りた部屋はもっとゴージャスだったようで・・・)



それでスーツケースに荷物をまとめて、トランプタワーの最上階に移ったんだ。みんな知ってるかどうかわからないけど(私は初めてでそこに行くまで知らなかった)、トランプタワーの最上階は2つの大きなペントハウスになってる。それぞれが3階構造で、バルコニーがあって、言葉で表せないくらい豪華だったよ。

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それで、片方にはドナルドが住んでて、マイケルは通路をはさんで彼のお隣さんになった。(ふたりが、バスローブを着たまま、砂糖やなんか貸し借りしてるとこ想像すると、面白いよね)



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(MJが借りてた部屋はわからないので、お隣の写真を)


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マイケルは結婚について、私に相談することはなかった。でも、新しいアパートメントにダンススタジオを作ってほしいと言ってきて、それで私はそこへ行ってどんな場所かチェックした。噂通り、マイケルの部屋は結構散らかっていたけど、それは気にしないことにした。



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(お隣りの部屋の写真は最近のものですが、雰囲気は当時とそれほど変わっていない模様)



実際のダンス・ルームはベッドルームの一角に、ポータブルのフローリングを持ち込んで作ってあって、あとは音楽だけだった。我々は巨大なウェストレイク・オーディオのモニターを2台買って(型番はBBSM-12、ばかでかいやつだった)、パワーアンプやケーブルやスタンドなんかと一緒に、それを部屋に運び込んだ。

マイケルがダンスしながらニューヨークの街を見渡せるように、スピーカーは窓の前に置いた。ケーブルを這わせ、スピーカーをスタンドの上に置き(スタンドは下の写真とはちがう)、システムを起動させた


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爆音だった。尋常じゃない音だったよ。「痛い」くらいの爆音。パーフェクトだった。ところが・・・その時私はスピーカーの正面にはいなかったけど、スタンドがずれる音を聞いた。次に目に入ったのは、巨大な100キロの重さのスピーカーが、床から天井までの高さのトランプタワーの窓へと、後ろ向きに倒れていくところだった。スピーカーが窓ガラスを突き破り、200メートル下の通りにいるタクシーをつぶす絵が頭に浮かんで、私は完全に血の気が引いたよ。



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スピーカーは、ガラガラドスンと窓ガラスにぶつかったが、そのまま床に落ちた。幸運なことに、高層ビルの窓ガラスを作るのは、私なんかよりずっと優秀な人たちで、マイケル・ジャクソン所有のステレオがぶつかっても大丈夫なように作ってあるんだね。冗談はともかく、スピーカーが落ちてからの数秒間は震えが止まらなかったよ。



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それから、我々はもっと丈夫なスタンドを探して、このすごい音響システムを組み直した。ただ、マイケルがこの経緯を知ることはなかった。言わない方がいいこともあるからね。
では、6月にLAで会おう。
Keep The Faith!ブラッド


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by yomodalite | 2017-03-03 09:51 | マイケルジャクソン資料 | Trackback | Comments(0)

「大統領の政治」コメント欄(後半)

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「大統領の政治3」のコメント欄の後半です。
前回紹介した「前半」では、極短い発言をするのみだったMessiは、選挙の結果が出る前のPart 1から、Ninaと対立していて、ウィラやリシャも、トランプとマイケルが似ているという意見には賛成しかねる・・という感じでした。おそらく、この後半部を読んでも、Ninaと同意見の方が多いような気がします。

私は、熱心なMJファンで、常連コメンターでもある、Messiや、stephenson(スティーブンソン)が、差別主義者だと批判されているトランプを擁護するのは、トランプの差別発言が非常に「戦略的」なものだと信じているからだと思います。それは、差別主義者の評を集めるという戦略という意味ではなく、「差別だ!」という批判に絶対に屈しない姿勢を貫いた、という「信頼」なんだと思います。

なぜ、そんなことが「信頼」に値するのか? 

それを私が少し理解できるようになったのは、武器をもたない黒人が警察に射殺されるという痛ましい事件が頻発し、その根深い人種差別というものの実態について、色々と考えるようになったことがきっかけで、それが、トランプ現象への興味に繋がり、MJファンや、黒人や、LGBTのトランプサポーターの考えを知り・・・とにかく、ここ1年余りの間のことです。

米国の黒人が抱える問題については、こちらの素晴らしい記事をリンクしておきます。
トランプ自身の差別感覚については、こんな記事はどうでしょう?美女好きなのは確実のようですがw


トランプ政権は、ある意味クーデターと言っていいほどの領域にいくつも踏み込んでいて、これほど巨大な規模の批判を、受け止められるような人間が「狂人」で「嘘つき」だという可能性は、確かに高いかもしれません(笑)

しかし、現在のネオリベラルと言われる人々が、トランプ憎しから、その主義を度外視してまで踏み込んでしまった領域もまた「狂気」と「怖れ」に支配されていて、これまでのアメリカの中東政策に目をつむり、人種や、性別、宗教による分断を強固にするだけで、階級の固定化に繋がっていると感じます。

それで、私は、stephensonが、「多くの人が変化を必要としていることを認識しています。一緒に平和的にやることはできませんか? 私はメディアを含め、人々がレトリックを慎まなければ、内戦に向かうと思います。」と言っていることに最も共感したのですが・・・

(ここからコメント欄後半)

stephenson | December 29, 2016 at 5:18 pm

私の見解では、マイケルは、彼が見て経験した不正を世界規模で戦い、自分の才能、宗教的背景、そして名声によってターボチャージされた代替手段(L.O.V.E.)によってメッセージを広めましたが、メディアが彼にしたことは卑劣なものでした。 私の考えでは、マイケルは、アメリカ大統領(POTUS)よりも人間社会に大きな影響を与えました。「卑劣なマスコミ」はまさに適切な名前です。彼らは、マイケルを泥水に投げ込み、それはまだある程度続いています(最近のバーバラ・ウォルターズの特別番組を参照)。彼らはそうすることで、いじめを「正当化」(この言葉は嫌いだが、ここでは適切でしょう)している。今、私たちはいたるところで、いじめを起こしています。そして主流のメディアはますますタブロイドと融合しています。これは偶然でしょうか? 私はそうは思わない。過去18ヶ月間、メディアがトランプに行ったことは、マイケルと比較すれば、地味なものでした。ふたりの違いは、トランプは、直ちに鈍く激しいレトリックで戦ったのに対し、マイケルはアーティストとして、芸術的に、そしてファンを通して戦った。マイケルは長期的な戦略を持っていた。「うそは短距離走を走るようなものだけど、真実はマラソンを走るようなもの」というように。

Nina Fonoroff | December 30, 2016 at 7:38 pm

スティーブンソン、あなたのコメントは少し混乱していると思う。メディアがどのように動いているかを批判することで、ドナルド・トランプを真剣に心配しているつもりですか? それとも、何年もの間マイケル・ジャクソンを迫害し、行き過ぎたメディアへの気持ちから、さらに興奮しているんですか?

私たちは、ここを区別することが極めて重要だと思う。先に述べたような理由で、機能するメディア、つまり影響力あるメディアには、公職に就こうとする、あるいは、就いている人に制限のない尋問をしてもらわなければならない。だから、なぜあなたが、ニュース・メディアの「餌食にされる」ことと、それに「抵抗」する方法といった点で、マイケル・ジャクソンの物語を、ドナルド・トランプのそれと同じ次元に置こうとするのか、よく理解できません。

今、私たちが選んだ大統領は、米国と世界各地の何百万人もの人々の生活を、完全に惨めなものにしうる立場で、大勢の人もこれに同意しているでしょう。(マイケル・ジャクソンはそうじゃないでしょう!)トランプは、本当に私たちの同情や配慮を必要とするに値しますか?

もう一点:この先私たちが望むメディア文化とはどんなものでしょう?

私の見解では、ニュースや公共の事柄を扱うジャーナリストは、トランプと彼のスタッフのような特定の公的な人物については、さらに厳しくする必要があります。彼らはこれまで長くやってきた以上に、徹底的かつ慎重に、選出された当局者に質問する必要がある。私たちは真剣な「調査」ジャーナリズムを常に必要としています。これまで以上にね。

stephenson | January 7, 2017 at 4:02 pm

私たちは「機能するメディア」を持っていないし、ここしばらく持ったことがない。私たちが持っているのは、「ニュース」を噂や、匿名の情報源から作り出し、有名人のゴシップや、おかしなファッションの報告などに単純化し、有権者を教育することに完全に失敗した、日和見主義で、利益のために人々を悪用する、そんなメディアです。マイケルを悪魔化する意図は明らかで、トランプを悪魔にする意図も同様でした。メディアは、08年の大統領予備選に多大な影響を与えましたが、それは、オバマを厳しく審査せず、彼の背後にあるネガティブな要素を明らかにしたり、議論したりすることは一度もせず、そんなものなど、まるで無かったようにふるまったことにある。基本的に、彼を全面的に支持し、ヒラリーについて否定的なことをたくさん報道することで、メディアはオバマが指名を受けることを助けました。彼らは今回も予備選と本選挙で主役を演じようとしたが、失敗しました。メディアが気にするのは視聴率であって、事実や真実に興味は無い。だから、視聴率を上げ彼らの意図に合うものなら、どんな嘘でも大々的に報道する。そんなことはもう常識です。 今や「ニュース」は主に「意見」であり、さらに悪いことに、バイアスがかかった(選択された)「ニュース」と「攻撃的な意見」が混在したものになっている。

彼らの扇動の結果として、米国に内戦が起こっても、彼らはそこで写真家にカメラを回させる準備ができているでしょう。視聴率をとる絶好の機会だから。不安定化は、彼らが望むところです。なぜなら、紛争、ケンカ、意見の衝突は、「数字」がとれるからです。これが、必要でもないのに暴力的な言葉(誰かが「他人を叩く」、誰かが誰かに「撃たれる」のように)を使って見出しを書く理由です。あなたはメディアについては非常に素朴だと思う。また、これらの手法は、米国や英語圏の国に限定されません。マイケルの歌詞「金のためならなんだってやる」は適切です。

トランプとマイケルの違いは、メディアは何十年もマイケルを悪魔化させてきたということ。だから、人々を洗脳から脱却させるのは難しい。一方、トランプに関しては、メディアはまだ始めたばかり。私は、そんなバッシングのためのトークショーにつきあっていくつもりは毛頭ありません。それは「ゲスト」(つまり犠牲者)の品位を汚すものであり、その人は、しばしば大声でわめかれ、言葉を遮られ、しつこく詮索され、そして基本的に、侮辱され、ひどい言葉をかけられるのです。「ジャーナリスト」が、テレビ局の意向に反する意見を述べようとする、「不運なゲスト」を黙らせようとする、そんなショーにはつきあいたくない。
メディアは、ほぼ完璧に壊れています。彼らは自分に都合のいいところだけ拾って、嘘の見出しを作るケースが非常に多い。最近もワシントンポストが、ロシアがバーモントの電力網をハックしたという記事を載せましたが、それは誤っていることが判明しました。

☆この下のリンクは記事の最後の動画と同じで、そちらにインデックスをつけました


ジャーナリズムや、ニュースについて、「説話(ナラティブ)」という言葉が非常に価値を得ていることは明らかです。 これは明らかに物語やフィクションに関する文学的用語ですが、今、まさに、説明のための話を作って、販売、マーケティング、といったことが起こっています。 それは基本的に、説教壇の上から人に道徳を説くような宗教であり、政府やメディアの目的は、どんな価値観が「正しい」のかという「物語」に照らし合わせて、人々を「善」対「悪」に分けることのようにも見える。

メディアは批判的思考を奪い取ったり、取り除こうとしています。 個人的には、私は、「ニュース」の偽りを暴くことや、広告について、高校や大学で、必須のクラスとして教えるべきだと思います。学生に、視聴者や読者としてどのように秘密裏に操作されているのか分析することを学ばせることが出来ます。それによって人々は、私たちが日々直面する群衆の声からのプレッシャーに抵抗するための術を手に入れることが出来る。そういった群衆の声とは、メディアや企業からの情報によって、人、物、原因などから積み重ねられ、もたらされるもので、私たちがそれを受け入れるか、テレビのスイッチを切ってしまうまで、私たちにやかましい語りかけてくる。

Nina Fonoroff | January 7, 2017 at 9:18 pm

スティーブンソン、先に触れた私の投稿は、良いジャーナリズムは何をすべきなのか、社会におけるその理想的な機能についての感覚を伝えることを意図していました。 私たちが現在見ているものではなくね。あなたは、『個人的には、私は、「ニュース」の偽りを暴くことや、広告について、高校や大学で、必須のクラスとして教えるべきだと思います。学生に、視聴者や読者としてどのように秘密裏に操作されているのか分析することを学ばせることが出来ます』という。

私も全く同感です。大学のメディアおよび文化研究部門の多くで、本当に大勢の人がすでに何年もやってきています。ひとつ言っておきたいのは、独立した映画製作者として、私自身、あなたがたが「メディア」と呼んでいるものの一員であり、あなたが知っているかどうかはわかりませんが、責任を持って仕事をしているジャーナリストも多くいるということ。(これについては別の機会に紹介します。あなたが興味を持つであろう、いくつかの権力監視の役割を果たしているメディアも。私の意見ですが、インターセプトの編集者Glenn Greenwald(あなたが上にリンクしたブログ)は、 そういうジャーナリストの一人です(Politicoのライターについてはよくわかりませんが)。同時に私は、権力監視の役割を果たしているメディアの中に、「政治」が入り込んでいないと信じることも、「あまりに素朴」な考え方だと思います。「いかなる種類の」ジャーナリズムもニュースも公的なコミュニケーションも、政治と無関係ではあり得ません。あなたが探している種類の事実的「客観性」はどこにも見つからないと思います。

この点について、あなたはこうも言っています。

ジャーナリズムや、ニュースについて、「説話(ナラティブ)」という言葉が非常に価値を得ていることは明らかです。 これは明らかに物語やフィクションに関する文学的用語ですが、今、まさに、説明のための話を作って、販売、マーケティング、といったことが起こっています。 それは基本的に、説教壇の上から人に道徳を説くような宗教であり、政府やメディアの目的は、どんな価値観が「正しい」のかという「物語」に照らし合わせて、人々を「善」対「悪」に分けることのようにも見える。

私たちがテレビや映画で見る物語は、「フィクション」であると謳っているかどうかにかかわらず、いつでも物語として、あるいはあなたの言う「説話」として提示されます。米公共ラジオ局から、ナショナル・エンクワイアラー誌や、ディケンズの小説まで、私たちが見たり聞いたり読んだりするすべてが、「説話」として提示されている。他には何がありますか? 生データを列挙した、ギネスの世界記録のような「事実」とか? 多くの人々に情報を届けるための提示の仕方として、「説話」に代わるやり方があるというなら、教えてほしい。

もちろん、私はあなたのメディア教育についての考えに同感です。 実際、私が専門にしていることは、ほとんどそれなんです。大雑把に言えば、私はアメリカの大学で「メディアリテラシー」(これはフィールドとして存在しています)を教えています。 何十年も前からそういうことをやっています。私のカリキュラムでは、いかなるメディアも、分析や批判的な見方から逃れることはできません。
私たちみんなが「メディア」について(少しでも、たくさんでも)単純に考えないようになれば、今の驚くほど多くある公共通信の中で、その「メディア」の意図するところを、包括的かつ微妙なところまで理解できるようになるのでは、と思います。

たとえば、現在多くの人が情報を得ているソーシャルメディアについて、それが「ニュース」を提供する際に邪魔になっている点についてはどうでしょう?『ザ・デイリー・ショー』(政治風刺ニュース風の番組)のようなコメディ番組や、他にも、John Oliverのようなコメディアンの番組は? 私は最近、多くの人々がニュースをどこから入手しているか、年代別に調査した研究を見ました。 近年、新聞は急速に率を下げていて、これが今日のジャーナリズムの状態に決定的な影響を与えています。

私の見解では、 「メディア」の分析と批判は、ジャーナリズムの様々な情報源と同様に、主流派であるハリウッド映画やテレビなどの「フィクション」にも向けられるべきで、スティーブンソン、あなたが「メディア」について述べるとき言いたいのも、そういうことですよね。歴史的に見て、視聴者は、これらの架空の物語(支配的なイデオロギーへの指示をこう呼びたいのなら)によって、ニュース番組によるのと同じ「洗脳」をされる可能性が高い。 (ハリウッド映画の歴史は、実際には、人種虐殺、白人覇権、異端者への罰、貧しい人々の悲惨さ、移民の不安、不信などの歴史を擁護する表現でいっぱいです。さらに言えば、そういった視点は、もっとも「リベラルな」メッセージを意図した映画にさえ、「同じように強烈に」散見されるのです。)べつに、言葉尻を捉えて、細かいところにまでいちゃもんをつけようというのではありません。私は、授業の中で、あらゆる種類の映画(架空の「物語」である映画はもちろん、ドキュメンタリーも背景になる歴史とともに取り上げました。ドキュメンタリーも実際には「説話」として構成されていますからね!)
(下のコメントに続く)

Nina Fonoroff | January 7, 2017 at 9:33 pm

で、これらのことはマイケルジャクソンとどういう関係があるでしょうか? たくさんあります。先学期、私は私の大学で「マイケル・ジャクソンの映画の世界」というコースを教えました(これについて多く話したいのですが、またの機会にします)。もうひとつ、マイケル・ジャクソン自身、「メディア」を利用し操ったという点では、完全に(一般に思われているようには)「無実」ではないということ。実際のところ、私たちが知っていて、愛し、弁護しているマイケル・ジャクソンは、「メディア」がなかったら存在しません。それについて考えてみましょう。

レーガン大統領のいるホワイトハウスへの訪問は、「メディア」によって、与えられ、構築された出来事ではないんですか?

マイケルは、トランプがそうであるように、メディアの恩恵を得ていることを非常によく知っていた。 (これは前に言いましたよね?ふたりに共通して指摘すべきなのは「地球上で最も素晴らしいショー」を創ったことで名を馳せたP.T. Barnumの崇拝者だったことです)

マイケル・ジャクソンについての永続的な疑問は、これはタブロイドや主流のメディアによって引きずり下ろされるスーパースターたちすべてに言えることですが、「説話」がなぜ、どのように変わるのか、ということ。 この疑問を、私たちは以前にも考えたことがあり、これからも繰り返し考えることになるでしょう。この種の象徴的な攻撃に耐えたのはマイケル・ジャクソンだけではありません。

スティーブンソン、あなたは、「メディアは批判的思考をすでに取り去ったか、あるいは取り除こうとしている」と言う。

私たちは、「メディア」について、より深い疑問を考えていく必要があると思います。マイケル・ジャクソンとドナルド・トランプと「メディア」の関係、そして私たちが真実とか現実だと呼んでいるものとは何なのか。
ニュースジャーナリズムの現状に、メディアによるセレブレティの報道と、政治の報道の区分けをなくしてしまえば、私たちは "批判的思考"のスキルを放棄したロボットとかわらなくなってしまう。
真実は、トランプのキャンペーンは、彼の相手よりも多く、ものすごい回数報道されたということです。「タダ」でね。彼はこの報道の波に乗ってホワイトハウスにたどり着いた。私たちは、もっと賢くなるか、結果を受け入れるか、しなくてはいけませんね。

Irene | February 2, 2017 at 11:09 am

ノルウェー人から見て、アメリカは世界で最も偉大な国です。ドナルド・トランプは人種差別主義者とか、同性愛嫌いとか・・・偏狭頑迷な人物などと言われていますが、それは、マイケル・ジャクソンについて人々を欺いたようなメディアにあなたが騙されているからです。現在、国とその国民を本当に愛している大統領がホワイトハウスにいるのに、多くの左派(主に)は、メディアのあらゆるゴミのような報道を見て騒いでいる。このビデオを見てください。





(コメント欄終了)

すべてのコメントを紹介し終わったら、主にNinaに反論するつもりで、私のコメントも追加しようと思っていたんですが、ここまでで疲労困憊してしまいました。昨日いただいたコメントから、さらにピルジャーの記事の和訳を修正したので、そちらを再度読んでいただきたいと思います。
で、、上の動画は、stephenson が紹介したリンク先と同じですが、陰謀論風味ではなく、主要メディアが報じたトランプ批判に対して、普通に反論している動画です。主要メディアが「オルタナ・ファクト」と呼んでいることや、トランプがここまで、どのように批判されてきたか、よくご存じない方には、いい「まとめ」にもなっているような気がします。もっとも、リスニングが全然できない私は、字幕や豊富なフリップを見て、大雑把にそう言ってるだけですがw。

相当長いので、目次代わりにタイトルだけ下記に記しておきますね。

0:43 - ドナルド・トランプの戦略
3:42 - ドナルド・トランプについての大手メディアの報道
5:25 - トランプは泡沫候補だ
6:44 - 彼は選挙書類を提出しない-無視しろ!
8:52 - 不法移民、国境の壁、レイプや犯罪
16:18 - Univision、NASCAR、ESPN、そしてメイシーのトランプは「おことわり」?
18:22 - ジョン・マケインは戦争英雄か?
21:52 - トランプは徴兵忌避者だった?
23:40 - メーガン・ケリー、ロージー・オドネル、女性との戦い
27:18 - 彼女はどこかから出血してる…
28:55 - 破産についての真実
32:18 - 聖書は知っている!
33:39 - 9月11日にイスラム教徒が祝祭
35:52 - トランプは障害のある記者をばかにしたのか?
37:25 - イスラム系移民入国禁止
43:17 - アメリカ人はトランプのイスラム系移民入国禁止を支持?
44:38 - イスラム教データベース
46:33 - 不法移民を雇用する?
48:20 - ウラジミール・プーチン
50:09 - 反ユダヤ発言
51:26 - アドルフ・ヒトラーとの比較
54:57 - 選挙運動に反対した人々
56:28 - 娘とのデートについてのおきまりのジョーク
57:10 - サタデー・ナイト・ライブ
58:09 - トランプは巨額の富を継承した
59:06 - ドナルド・トランプは選挙資金に困っている
1:01:21 - ジェブ・ブッシュと移民政策との個人的なつながり
1:01:54 - パリでの銃規制
1:02:46 - 原子力規制に関してはトランプを信用するな
1:03:35 - ヒラリー・クリントンがISISの勧誘ビデオ(にトランプの映像が使われたこと)に抗議
1:04:10 - インターネットを閉鎖しろ?
1:05:00 - カーリー・フィオリーナ:あの顔を見てみろ!
1:05:48 - ヒラリーは「ヤラレた」
1:06:13 - テロリストの家族をねらえ
1:07:00 - ジョージ・W・ブッシュは我々の安全を守った
1:07:50 - トランプはレイプ魔だ
1:08:30 - 強制国外退去
1:09:31 - 「ドナルド・トランプはヒラリー・クリントンの秘密兵器」という陰謀
1:09:53 - 選挙資金の偽善
1:10:50 - オプラを副大統領に?
1:11:08 - ドナルド・トランプはバットマン


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by yomodalite | 2017-02-20 13:10 | ☆MJアカデミア | Trackback | Comments(0)

「大統領の政治」コメント欄(前半)

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少し前に和訳した「大統領の政治3」のコメント欄の和訳です。

高学歴のMJファンが集っていることで知られる「Dancing With The Elephant」で、今回の大統領選の結果がどう受け止められ、どんなことが語られたのか? 

それは、ある意味、本文よりも濃い内容のようにも思えたので、なんとか日本語にしてみました。時間がかかってしまいましたが、とりあえずトランプ政権が失脚してしまう前に紹介できそうで安堵しています(ホッと出来たのはそれぐらいですがw)。

前後半の2回に分けて紹介したいと思いますが、

下記は、2016年12月8日から12月29日までのコメントです。


Caro | December 8, 2016 at 4:38 am


新しい投稿をありがとう。 私は南アフリカにいるので、アメリカの政治にはあまり興味がありませんが、両国とも、クズ大統領のようですね!!私はあなたたちがすべての結果にとても傷ついていることを残念に思います。 私たちは上手くいけば、トランプ政権ができる前に、ズマ大統領を失脚させることができるでしょう! 次の総選挙は、その達成のために投票するのが唯一の理由です!!!  ANC(アフリカ民族会議)にいる、多くの黒人サポーターは、現状にうんざりして支持政党を変えています。もはや、人種隔離政策に反対したネルソン・マンデラに対する熱狂はなくなりました。(参考記事→)

私がうれしく思ったのは、マイケルが政治的ではないことで、変化を起こす方法について指摘されたこと(私の友人は、人のすることはすべて政治的だ、と言ってますが)。 彼が何をしたのか、彼がとてつもなく大きな影響力を使って、どのように変化を起こしたのか ー ガンジーの名言でよく取り上げられている「あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい」 マイケルは、私にとって、その言葉通りに生きた人。私は、彼をインスピレーションとし、道徳的な指針としても、自分の人生を生きようと努力してきました。 ジョージ・フォックス(クエーカー教の創始者)は、人々に、「世の中を陽気に歩いていく手本となれ、規範となれ」と言いました。それは、マイケルもしてきたことで(陽気という部分は、彼には、とても困難でしたが)、私もそのように生きています。 ほとんどの場合、私は "外部” を変えることはできませんが、自分の世界に影響を与えることはできます。ジョーソープ(英国のコミック)でよく言われているように、それは最も重要で、とても効力があるものです。

この記事のおかげで、マイケルがやったことを思い出させる良い機会になりました。私たちがサイのような皮膚で、良い状態を続けられますように!


Lisha McDuff | December 8, 2016 at 2:19 pm


ありがとう、キャロ!

私が思うに、今回の選挙は、伝統的な政治の枠組みや政策が、良い政治に必要なスキルからかけ離れていて、政治的イデオロギーがどれだけ政治に必要にないものに縛られているかを明らかにしたと思う。人々の心と精神に及ぼす悪影響に対応するために、私たちは今まで以上に、私たちのためのアーティストを必要としている。今は恐ろしい時代です! マイケル・ジャクソンがここにいたらいいのに。 私たちには彼が必要です。


Nina Fonoroff | January 8, 2017 at 12:55 am

キャロ、南アフリカからの視点をもたらしてくれて、ありがとう。私も、そして、おそらく多くのアメリカ人も、孤立主義によって、米国内だけの問題に囚われている。 私たちの国境の外の世界を思い出すのは良いこと思います。

Messi | December 8, 2016 at 9:08 am

マイケル・ジャクソンとドナルド・トランプは、両方とも人種差別的メディアを破った。 マイケル・ジャクソンとドナルド・トランプの両方が腐敗した政府を破った。 マイケル・ジャクソンとドナルド・トランプの両方がアメリカ人によって正当化された。

Willa | December 14, 2016 at 5:24 pm

こんにちはメッシ。私は、メディアとの関係において、ドナルド・トランプとマイケル・ジャクソンがもたらしたことの中には、いくつか非常に特殊な方法があったということに同意します。 最近のワシントンポストの編集部が示唆しているように、どちらもパフォーマンス芸術の一種として、メディアを利用したと思う。トランプの息子、エリックは数週間前の会話でこれを認めたようですが、トランプ自身は、先週の選挙ラリーでそれを認めました。 彼の支持者の何人かが、ヒラリー・クリントンを「監獄に入れろ!」と唱え始めたとき、彼は「選挙前にそうなれば最高だね、別に、おれたちは構わないよね、そうだろう?」と言いました。 ここに動画があります。





しかしながら、彼らの動機は全く異なっていた。 マイケル・ジャクソンは、Can You Feel It、Beat It、Bad、Black or White、そして、They Don’t Care About Usでも、彼の最も強力で象徴的なショートフィルムで明らかなように、人種差別や、その他、様々な偏見のために戦いました。一方、トランプは、恐怖と怒りを助長し、支持者を世論調査に駆り立てるために、非常に扱いやすい方法で、人種問題を餌に、女性嫌悪や、外国人嫌悪などを使用しました。
それらの本質的な違いを無視することは、マイケル・ジャクソンの仕事と、人生の多くの背後にある動機付けを否定することになります。

stephenson | December 26, 2016 at 12:16 pm

こんにちは、ウィラ。当然のことながら、トランプを見る方法はいくつかあると思う。私が最近考えているのは、もっと寛大な見方です。彼は、国家が進行していく過程で、深刻な体系的な問題を感じ、世論調査において、国民の感情が高いレベルで悪化しているのを読み、大統領選のために行動し、物事をより良くしようと決心した。 バーニー・サンダースの場合も同様です。彼らはある問題を見て、他の問題にも繋がっていると感じ、それは国民に広く拡がっている不満だと思い、行動を起こした。戦いに足を踏み入れたトランプは、勝つために最善を尽くそうと、相手を倒すためにすべての武器を使いました。彼が集会で言ったように、「私が勝たなければ、時間とお金の最大の無駄になるだろう」ということ。つまり、彼は、彼が勝つために必要なことを行ったわけです。「心の曲がった、不誠実なヒラリー」と相手を呼ぶことも含めて。あなたが投稿した動画に見られるように、それは戦略であり、本当に「彼女を監獄に入れたい」わけではなかった。彼はメディアが想像したよりはるかに戦略的に戦いました。メディアは衝動的な子供と言いましたが、彼は自分の発言をきちんと把握していたと思います。そして、トランプについてのもうひとつ言えることは、移民や貿易を中心に、十分に対処されていなかった正当な問題を提起したことです。

私が興味を持っているのは、トランプが、ヒラリーや、共和党の反対者などをカメラの前で名指しして攻撃したときの、彼らの対応の仕方です。彼らのほとんどが、ただ肩をすくめて、やれやれと天を仰ぎ、笑ったり、ニッコリしたりした。ヒラリーは、女性として「相応しい礼儀」という基準に縛られ、不利な状況にあったでしょう。でも、最終ディベートでは、言い返し、より強力に対応することもできたはず。言い換えれば、彼女は怒って、彼女の顔や言葉で表現する必要がありました。「もし私が大統領になれば、あなたは刑務所にいるだろう」とトランプが言ったとき、彼女はもっと強烈に反応することができました!大統領は国民を刑務所に入れる決定は出来ない。それは裁判所の責任であり、私たちは強い原則として「有罪判決が出るまでは無罪」を前提としている、と。議論の形式のせいで、彼女は窮屈になってしまったようだけど、トランプはそうならなかった。私は、彼女は「よくも言ってくれたわね」と言い返すべきだったと思う。怒りを見せるべきだった。笑ったりしないでね。誰だろうと、人を刑務所に入れると、何百万人もが見てるステージで言うなんて、ちっとも面白いことじゃない!

一方、私はMessiに同意します。企業であるメディアは、MJを悪用したのと同じように、彼に対して不公平でした。そういった行き過ぎは、弱者の同情を生み出し、彼が長期的に大統領候補として、選出されるのを助けたかもしれない。 MJ対メディアと、トランプ対メディアが権力闘争だったことは間違いありません。メディアはMJを人種差別主義者(TDCAUの反ユダヤの歌詞)として攻撃し、彼のメッセージを完全に誤解していた。そして、彼らは、トランプもそのやり方で倒そうとした。例として、トランプが人々に誓いを立てるように頼んだとき、彼らの集会で投票すると、手を上げた人々の写真は、ヒトラーにハイルヒトラーをする人々の写真と比較された。率直に言って、私はトランプがメディアが公正じゃないと言ったとき、それを気に入っていました 。そうです!彼らはあまりにも多く、倫理的な制約などお構いなしに、視聴率を追い求めている。私は、MJを、彼らがどのように扱ったかについて恨みを抱いているのかもしれませんが、ジャーナリストには厳しい事実や、意見が少なく、2人を混合することは間違っているかもしれませんが、私の意見では、メディアは行き過ぎていると思う。

Nina Fonoroff | December 28, 2016 at 3:50 am

スティーブンソンへ。以前の記事で、私は、エンターテイナー(MJ)と政治家、また、政治家(Trump)の仕事は大きく異なると書いたと思いますが、 さらに言えば、彼らのメディアによる扱われ方が、社会や政治に及ぼす結果は、「非常に」大きく異なると思います。ですから、 その点に関して二人を比べることは、まったく意味のないことではないでしょうか。
そういったこととは別に、トランプはジャーナリストの助けを必要とせず、私たちが持っているコミュニケーションのチャンネルを通じて、ナルシストのデマゴークとして登場することができたわけです。 彼の選挙キャンペーンでの演説を見たり、彼の多くのツイートや、彼の集会における支持者の振る舞いをみても、トランプの立候補を理解することは、どこをとっても、まともな人々に対する侮辱であり、そして彼が今後大統領職に就くことは、私たち全員にとって深刻な危機です。

stephenson | December 8, 2016 at 5:07 pm

ウィラとリシャ、私は今が恐ろしい時代だということに同意します。2011年に「ウォール街を占拠せよ」(オキュパイ運動)の動きが登場する前から、ずっと怖いと思い、爆発しそうな緊張状態を感じていました。残念ながら、オキュパイ運動の動きは止まりましたが(私の意見)、オキュパイ運動が明らかにした社会的緊張は、BLM(「黒人の命も重要だ」)や、バーニー・サンダースの動きなど、後の動きに大きく連動していて、オキュパイ運動が大規模なデモや行進で現場に登場したときから、二大政党を不安定化させる勢力が活躍していたと言えます。社会全体を覆うような不満感情が増幅されていたから、それは起こるべくして起こった。最近の不満は、農村部により多く現れた。このような地域に住んでいない人は、おそらくそこで起こっている経済的な内訳を完全には理解していないでしょう。私は地元の小さな町のメインストリートを通って、空の店の陳列棚を見ることができます。ビッグ・ストアだけが生き残ることができ、私たちのラジオ・シャックは閉店してしまいました。地元の企業は生き残るために苦労しているんです。人々には使いたくてもお金がない。都市の環境に住んでいる人は、こういったことをまったく見ないですむ人もいますが、ここでは、昨年も、多くの小規模店舗や地元のレストランが閉店しました。私の地元の新聞は差し押さえのリストでいっぱいです。こういった不満を考えれば、私はどうして今回の選挙で、サンダースやトランプのような未知の新人が中心になったか、わかる気がします。これまでの行政や、その失敗(感知されたものも、実際も)と関係していなかった人の方に強い磁力があった。トランプは米国のインフラを更新することに重点を置き、道路や橋を修復するために郡がドルを獲得しようとしたことで、認められたんです。

私は、経済の不安定化とテロリズムに対する強力な恐怖がこの選挙に大きく影響したと思っています。人々は傷ついていて、自分たちや、国を、そして不安定な世界を助けてくれる人を求めています。多くの人が変化を必要としていることを認識しています。一緒に平和的にやることはできませんか? 私はメディアを含め、人々がレトリックを慎まなければ、内戦に向かうと思います。こんなことは言いたくありませんが、これは極端な社会的、政治的混乱の論理的終結ではないかと心配しています。私は、私たちがその瀬戸際から引き返せることを望み、祈ります。私たちは合意を構築できなければ、地球も、自然も救うことはできません。最も重要な目標を決め、良い計画を立て、それに基づいて行動するべきです。(簡単なことですよね?)ニューヨーク市の気候変動デモでは、40万人が一緒に行進し、そこにあったバナーの1つが印象に残りました。「闘争の統一」。壊滅的な環境劣化を止めたいなら、さまざまな戦闘陣営に分かれることをやめてください。私たちは地球を救うために団結することができないんでしょうか?否定主義者たちを説得することは? なぜ、私たちは、これについての米国の地位を確立し、それに専念するための事実認定委員会を立ち上げられないのか? とにかく、私たちが見ている劣化が人間の活動によって引き起こされたものではないと思うのはやめましょう。言い換えれば、永遠に議論しつづていくか、独立した委員会で問題を解決するか、どちらかです。

当然のことながら、選挙中に放映された9つのディベートの中で、「気候変動」に関して、メディアから1つの質問もなかったことで、私の苦痛は増しています。 私たちが議論を拒否すれば、どうやってみんなが情報を得ることが出来るでしょう? 種の絶滅や、環境の悪化などの大きな問題は広範囲に及んでおり、停止する必要があります。私はアル・ゴアや、レオナルド・ディカプリオのような人々がトランプと個人的に話をしたことをうれしく思っています。 それは物事を変える方法であり、お互いに敬意をもってコミュニケーションできる人同士の良い交流です。

Sharon | December 10, 2016 at 2:08 am

私はあなたに完全に同意します。 気候変動は私たちの時代の問題です。それは、気候変動の影響を受けているかどうかにかかわらず、メディアではまだ十分に言及されていません。 もちろん、気候そのものも十分に論じられるべきですが、問題はそれがどれほど悪化するか?です。

stephenson | December 26, 2016 at 12:21 pm

ありがとうシャロン。あなたに賛成です。どれほど悪化するか?WWFが作ったこの美しいビデオを見ましたか。私も少し前に見たのですが。




Willa | December 14, 2016 at 4:32 pm

こんにちは。StephensonとSharon。気候変動が、今私たちが直面している最も重大な問題だということには同感ですし、実際に対処されていないとも思う。スティーブンソン、あなたが指摘したとおり、「この選挙には、経済不安やテロへの強い恐れが影響した」と思う。恐れを抱いている人々が、長期的な解決策を考えることはとても困難です。私は、この選挙中に明らかになった怒りと不合理な恐怖を和らげ、私たちが取り組むべき本当の問題に焦点を当てる必要があることに同意します。
スティーブンソン、あなたと同じように、私はトランプがアル・ゴアと会話したいという気持ちが、気候変動と環境についての新しい考え方に門戸を開いていることを望んでいました。実際、ゴア自身がそのように会合を解釈したようです。しかし、トランプの政策キャビネットの選択はそれに反している。 Huffington Postの記事では、「ドナルド・トランプの内閣は超反環境主義」という見出しがあります。(→記事リンク)

stephenson | December 26, 2016 at 11:19 am

こんにちは、ウィラ。ある友人は、最近、私たちが「気候変動」と呼んでいる現実を受け入れる上での問題の1つに、そのフレーズが記述的な意味において正確でないという見解を示しました。人々は、気候が変化していることを正当に指摘していて、それは否定することはできないが、それに身構える必要はない。私の友人は、何が起こっているのかをより具体的に説明するのに、「環境劣化」という言葉を代わりに使っている。環境の劣化だけでは、問題の幅が示されていないので、私は「包括的?」という言葉を追加することを考えていました。 「地球温暖化」や「加速度的地球温暖化」のように、「温暖化」という言葉を使用することもできますが、「暖かい」という意味では、特定の地域では起こり得ないため、問題があります。 「体系的な環境悪化」と言えるかもしれません。どう思いますか? 関心がある人は成功する方法を見つけなければなりません。私たちの政府は確実にそのボールをとり損ねましたが、私たちはもっと良く知るべきです。そうすれば、トランプも環境主義者に大きく耳を傾けるでしょう!!

すこし明るい感じで書いておきましょう。素晴らしい2017年になりますように! DWTE(このサイトの略語)で、ウィラと、リシャと貢献者の皆さんがやってることに感謝!

Nina Fonoroff | December 29, 2016 at 7:13 am

本当のことを言えば、崩壊の危機に瀕している世界の最前線にある他の緊急課題と、気候変動を完全に切り離して考えることはできないと思います。 私の見解では、自然界の絶え間ない抑圧は、難民の危機と密接に関連しています。 継続的で無限に続いている戦争や、経済的な不平等、人種差別、特に米国における白人優位の伝統(例えば、ミシガン州フリント市の汚染された水は、そのほとんどが貧しい人種が住む村に影響を及ぼしている)、他にもたくさんあるでしょう。一見すると、偶発的に見える、銃による暴力もそのひとつです。 私たちは、生き残るために必要な資源が、急速に減少する脅威から、無意識のうちに、多くの人々が圧迫されるような神経質な世界に住んでいます。 このような状況下では、油(または水)の最後の一滴、または生息不能な惑星に残された最後の食糧のために競争しなければならないと考えられ、あらゆる種類の暴力が増えると予想されます。

憂鬱な話かも知れませんが、当然のことながら、私たちの誰も先を見通す力を持っていません。 しかし、私たちはこれらを明確にして、曖昧にしてはいけないと思う。 そのためには、ある現象と結びついているように見えても、大きく異なっているもうひとつの現象との間に、はっきり(そんなに細かいことではない)区別をつける必要があります。私が言っていることを、Stephensonに宛てて、もう少し明確に言えば、マイケルジャクソンや、他の有名人が、誰とどれくらい性交渉をしたとか、整形手術を何回、いつ、どこで、そしてどうしてしたのか、とか知っていたり、知る必要がある人などいないでしょう。

しかし、私たちは、気候変動や、エネルギー、経済不平等、移民、中東における5つの軍事的取り引きといった深刻な問題に関する大統領候補の政策については、少なくとも少々の知識を持っている必要があると思います。 私たちが知る限り、これは必須です。ジャーナリストは、納税記録(トランプが開示を拒否している)を含め、候補者の背景を調査するとき、与えられた仕事をしているだけです。 調査を行う記者は、稼ぎに見合う仕事をしようとするなら、候補者または当選者が何かを前もって隠していると思われる場合は、必要な手段を用いて、公共の利益のためにその情報を見つけ出す必要があります。

ニュースメディアで働く人は、(ポップスターとは対照的に)政治家にあまりに優しく接することは、仕事として失敗で、マスコミと一般大衆の間に存在すべき信頼の絆を根絶することになります。私たちは大人です。投票するなど、私たちの人生に関わるような決断を下す必要がある場合、その問題について実践的な知識が必要です。繁栄している民主主義は、独立した報道や、報道が自由かつ責任ある行動をとることを保証する表現の自由がなければ存在し得ません。これはマイケルの「ケース」と、トランプの違いを明確にするはずです。だから、トランプが「嘘つきのメディア」について、自分がどんなにメディアにいじめられているかと、泣き言を言っても、私はいかなる同情もしません。

Julie | December 29, 2016 at 9:55 am

「ルーズベルトが生きていたなら、彼は結局政治的な圧力に屈していたかも。多くの大統領がそうするようにね。彼自身が、“黒人を招いた” あと、マスコミからの批判に屈したように」
「They Don't Care About Us」のビデオに対する批判への否定表明の中で、マイケルは「すべての人類への不公平(人種差別だけではなく)を描写する」と主張していたことから、ルーズベルトが「TDCAU」で言及された理由について、別の考えを述べたいと思います。

ルーズベルトは1933年から1938年の間に米国で制定された社会保障を含む一連のプログラムであるニューディール政策で歴史に残った・・・。プログラムは大恐慌に対応し、歴史家が「3Rs」、救済、復興、改革と呼ぶものに焦点を当てた:失業者と貧困層の救済、経済の正常なレベルへの回復、金融システムを再構築することができた。・・・ニューディールは、政治と国内政策に大きな転換をもたらし、特に、連邦政府の経済規制が大幅に強化された。また、複雑な社会プログラムの始まりと労働組合の成長力も印象的だった」(https://en.wikipedia.org/wiki/New_Deal)

このような点でルーズベルトは、ノーム・チョムスキーのような知識人が規制緩和と民営化という概念によって、今日世界中で見られる民主主義の衰退を担っている新自由主義に、実際に直面した数少ないうちの1人、あるいは唯一の大統領だった。チョムスキーが新自由主義について論じている講演については、たくさんの動画があります。








インタビューの中でチョムスキーは、当時と今の違いをこう指摘しています。

「1929年に大恐慌が起こりました。その約5年後、人々は真の戦闘的な労働組合や、産業組織会議を設立し、座り込みのストライキを始めました。 基本的には、それがルーズベルトにニューディール改革を実行するよう促したのです。 それが現在の経済危機では起こっていない」(Source: http://www.truth-out.org)

だから、違いは私たちにあるのです。私たちは政治家のために一種のバックアップとして機能することもあれば、上記の行で述べたように、政治家に「従え」と言うこともある。

ルーズベルトは、環境面に関心がある人間としても知られていました。 彼は140の国家野生生物避難所(特に鳥類)を作り、29個の国有林と、同じく29個の国立公園やモニュメントを樹立した。 それによって彼は、1931年に明らかにしたビジョンを達成しました。「これまで、私たちの環境政策は単に既存の森林を可能な限り保全することでした。 私たちの新しい政策は一歩進んでいます。 既存の森林を保護するだけでなく、新しい森林を作り出します。」 (Source: https://en.wikipedia.org/wiki/Franklin_D._Roosevelt) これは、彼のいとこであるセオドアが、自分の個人的な趣味のハンティングを楽しむために国立公園を指定したのとは違っています。

フランクリン・ルーズベルトが生きていたら日本に原爆が落とされることはなかったという歴史家もいます。実際には彼は原爆投下の数ヶ月前になくなりました。この問題は今に至るまで歴史家の間で議論になっています。



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by yomodalite | 2017-02-18 07:00 | ☆MJアカデミア | Trackback | Comments(0)

チョコ中毒が止まらない

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今年のバレンタインチョコは、今まで購入したことがないブランドに限定して買っているんだけど、ふとした気の緩み?で、つい手を伸ばしてしまったカカオ・サンパカの単品チョコ。


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アメリカで、最近ジョージ・オーウェルの『1984』がすごく売れているという、ステマ?に引っかかってか、今頃になって、村上春樹の『1Q84』を読みだしてしまった。全6巻もあるから、もう当分、小説はこれしか読めないなぁ・・


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「私は、ブッシュ大統領とはいつも対立していたが、彼を病的な嘘つきと言ったことはない。彼はただの保守主義者だ。しかし、トランプは、常に嘘をついている。」

ねえ、バーニー、
ブッシュは、イラクを悪の帝国だと言って、イラク戦争を起こしたんだから、愚かだったかもしれないけど、「嘘つき」じゃないよね。でもさ、これまでになく政府の透明性を高め、「日光は最良の殺菌剤」とまで言っていた、オバマが、多くの内部告発者をスパイ容疑で起訴して、議会にも内緒で、世界中に5万発もの爆弾を投下したのは、超ぉーーーーーーーーー嘘つきじゃないの? 

暴言王のトランプに「嘘つき」だなんて・・・それじゃあ、むしろ「安心」しちゃうってばw 

嘘でもフェイクでもなさそうなうえに、めずらしく嬉しいニュース!

プリンスの「NPG Records」からリリースされた25作品と、未発表曲がユニバーサルからリリース!

そんなわけで、プリンスのアンリリースドから、今日の気分で「Be my mirror」を!




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by yomodalite | 2017-02-13 12:24 | 日常と写真 | Trackback | Comments(0)

和訳 “They Don't Care About Us” (トランプ大統領就任記念)

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昨日の記事にも登場した “They Don't Care About Us” の和訳です。

この曲は、マイケルにはめずらしいプロテストソングとして知られていて、2015年から立て続きに起きた、武器をもたない黒人の射殺事件への抗議運動(BlackLivesMatter)の中でも多く歌われるなど、MJファン以外の人にとっては、発売当時よりも有名になっている曲のようです。


ただ、「彼らは、私たちのことをまったく気にしていない」という「彼ら」を、権力者や、為政者といった「他者」のことだと感じている人も多いようですが、

スキンヘッズも、頭を使ってない人も、誰もが悪くなってて、家の中も、ニュースも、みんな酷い・・・みんなが「私たち」のことを考えていない。

というところが重要なんだと思います。マイケルは、白人が黒人差別で、黒人を撃っていると言っているんじゃない。

これまでもずっと、時代を超える曲だと思っていましたが、今聴くとより一層そんな気がして驚いてしまうぐらいです。



Munich 1997- Live





They Don't Care About Us


Skin head, dead head

Everybody gone bad

Situation, aggravation

Everybody allegation

In the suite, on the news

Everybody dog food

Bang bang, shot dead

Everybody's gone mad


スキンヘッズも、頭が死んでる奴も

みんな悪くなってる

状況は深刻化していると

誰もが主張する

家の中でも、ニュースでも

みんな酷いものさ

バンバン、射殺される

誰もが狂ってる


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


Beat me, hate me

You can never break me

Will me, thrill me

You can never kill me

Jew me, Sue me

Everybody do me

Kick me, kike me

Don't you black or white me


僕を叩いたり、憎んでも

君が僕を壊すことは絶対に出来ない

僕を脅せるか、やってみればいい

君が僕を殺すことは絶対に出来ない

誰もが、僕にするように

騙したり、訴えたりすればいい

僕を黒人だとか、白人とか

ユダヤだとか差別して、蹴ったりすればいい(*1)


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


Tell me what has become of my life

I have a wife and two children who love me

I am the victim of police brutality, now

I'm tired of being the victim of hate

You're ripping me off my pride

Oh, for God's sake

I look to heaven to fulfill its prophecy…

Set me free


教えてくれ、僕の生活はどうなってしまうのか

僕には妻と愛するふたりの子供がいるのに

今は、野蛮な警察の犠牲者さ

憎しみの犠牲になるのは、うんざりだ

君たちは、僕からプライドを奪い取った

ああ、僕は神に

預言を果たしてくださいと天を仰ぐ

僕を自由にしてください、と


Skin head, dead head

Everybody gone bad

Trepidation, speculation

Everybody allegation

In the suite, on the news

Everybody dog food

Black man, black mail

Throw your brother in jail


スキンヘッズも、頭を使わない奴も

誰もが悪くなってる

恐怖や、憶測で

誰もが主張する

部屋の中でも、ニュースでも

みんな酷いものさ

黒人が、黒人を脅して

仲間を刑務所へぶち込む


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


Tell me what has become of my rights

Am I invisible because you ignore me?

Your proclamation promised me free liberty, now

I'm tired of being the victim of shame

They're throwing me in a class with a bad name

I can't believe this is the land from which I came

You know I really do hate to say it

The government don't want to see

But if Roosevelt was living

He wouldn't let this be, no, no


教えて欲しい、僕の人権はどうなったのか?

無視されている僕は、見えない存在なのか?

宣言書によれば、僕の自由は約束されたはずだろう

恥辱にまみれた犠牲者でいるなんて、うんざりだよ

彼らは、僕に汚名を着せようととしている

ここが、僕が生まれた国だなんて信じられない

こんなことを言うのは、本当は嫌だってわかるよね

政府は、僕を見ようともしないけど

もし、ルーズベルトが生きていたら

こんなことはしない、ありえないよ(*2)


Skin head, dead head

Everybody gone bad

Situation, speculation

Everybody litigation

Beat me, bash me

You can never trash me

Hit me, kick me

You can never get me


スキンヘッズも、頭を使わない奴も

誰もが悪くなってる

状況は相場次第で

誰もが訴える

僕を殴っても、非難しても

僕をクズ扱いには絶対に出来ない

僕を叩いても、蹴り飛ばしても

僕は絶対にやられない


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


Some things in life they just don't want to see

But if Martin Luther was living

He wouldn't let this be, no, no


彼らは見たくないものは見たくないんだ

でも、もし、キング牧師が生きていたら

こんなことはしない、ありえないよ


Skin head, dead head

Everybody gone bad

Situation, segregation

Everybody allegation

In the suite, on the news

Everybody dog food

Kick me, kick me

Don't you wrong or right me


スキンヘッズも、頭を使わない奴も

誰もが悪くなってる

状況は分断しているというのが

みんなの主張

部屋の中でも、ニュースでも

みんな酷いものさ

僕を蹴ったり、軽蔑して

僕が間違ってるとか正しいとか、決めたいんだろう


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


(訳:yomodalite)


2番目に創られた「Brazil Version」




(*1)Jew me, Sue me

Everybody do me

Kick me, kike me

Don't you black or white me


Jew、kike にはともに「騙す」という意味がありますが、どちらも、ユダヤ人への蔑称で、特に「kike」は、黒人を「nigger」と言うのと同じような侮蔑的表現。


当時、ニューヨークタイムス紙は、この曲の発売前に、「反ユダヤ主義の噴出である」と記事にし、ADL(ユダヤ名誉毀損防止同盟)をはじめ、メディアはこぞって、マイケルを批判し、放送中止にもなりました。


マイケルは誤解だと弁明し、苦痛を受けた人への謝罪を表明し、また、スタッフや友人のユダヤ人に、自分が反ユダヤではないことを説明してほしいと頼んだようですが、スピルバーグを始め、ユダヤ人の知人全員から断られたそうです。(『MICHAR JACKSON, INC』p257)


これは、あくまで推測ですが、


ニューヨークタイムスの記者は、その記事の中で「マイケルは存命中のアーティストの中で最も才能のあるひとり」とも書いていて、曲の発売前ということも考えれば、ある意味、レコード会社もグルになった「宣伝活動」だったのかもしれませんし、マイケル自身も抗議されることを想像していなかったとは言えないと思います。なぜなら、ADLは常にこういった活動をしてきたからです。


ただ、この曲のテーマを考えれば、マイケルが売れるためだけに、そうした行為をしたのではなく、人種の名誉や権利を守る団体は、人々を思いやる気持ちを踏みにじっても、「差別語」を取り締まる団体だということを、広く世界に知らしめたかったのではないでしょうか。


米国大統領の選挙中、ヒラリーが、トランプ支持者たちを蔑んだときの言葉、「人種差別主義者、女性蔑視、同性愛者嫌い、外国人恐怖症、イスラム恐怖症・・」といった差別は、ユダヤの名誉を守るADLと同じように、すでに強力な圧力団体として存在し、政治家や、議会の決定を動かしています。


米国では、寄付には税金がかからないという制度があり、高額納税者は税金を軽くするために、こういった非営利団体に多額の寄付をするため、都市生活者にとっては、魅力的な就職先であり、クライアントでもあり、自らのアイデンティティと帰属を確認する場でもあり、何より「反・・」と批判されないためにも、彼らを批判することは不可能になっています。


黒人が入れない場所も、ユダヤ人や、女性がなれない職業もなくなり、政治で撤廃すべき「差別」がなくなっても、「差別撤廃を訴える」団体は、より政治との関わりを強め、誰もが、被害者や、マイノリティになるチャンスをうかがい、起訴を起こそうとする状況は、マイケルがこの曲を発表した1995年よりもずっと拡大しているようです。


死後に発売されたユダヤ教のラビとの録音会話を納めた本の中で、マイケルは、このときのことをこう語っています。


MJ:僕が言いたかったのは、誰からも見捨てられていて、不当な扱いを受けている人々、結婚していない両親から生まれたり、「ニガー」(黒人への差別用語)なんて言われたり、これは、僕が言ったことで、誤解を受けた言葉だけど「カイク」(ユダヤ人への差別用語)もね。


少年の頃、ユダヤ人の弁護士と会計士が、僕が寝ているベッドの隣で、お互いに “カイク” と呼び合ってた。僕が「それはどういう意味?」と聞くと、彼らは「ユダヤ人に対する悪い意味の言葉だよ。黒人に対して “ニガー” というのと同じさ」って、僕は「ああ、そうなんだ」と答えた。だから、“ニガー” も “カイク” も、人々が不当に扱われるときの言葉だって知っていて、そう言ったんだ。大勢の人に誤解されたけど、僕は決して… わかるだろう?


SB:君は声なき人たちのために、立ち上がろうとしたんだね?


MJ:そう。声なき人のためにね。僕は憎むことは決して教えない。それは僕が言いたいことじゃない。(『MJTapes』より)


マイケルが一貫して守ってきた子供たちは、その「声なき声」の代表ですが、マスメディアは永年マイケルを、常に「変人」として扱い、その証拠を突きつけるかのように、子供を守るという「正義」を装って、マイケルに「性的幼児虐待」の罪を着せ、全メディアがそれを後押ししました。

「FAKE NEWS」は、ネットから生まれたのではなく、マスメディアの手法を誰もがカンタンに真似できるようになったにすぎません。



(*2)前日の記事の「註」をお読みくださいませ。


最初に創られた「Prison Version」





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by yomodalite | 2017-02-10 08:52 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

大統領の政治(3)

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(シャペルの素敵なスピーチの全文を「注釈」に追記しました)

Dancing With The Elephant からの和訳「大統領の政治(2)」の続き・・・


今回のパート3は、大統領選の一般開票が終了した約1ヶ月後の、2016年12月8日に投稿されたものです。

このシリーズ記事では、マイケルの政治への関わりや、彼が過去の大統領とどう付き合ってきたのか。という点にスポットが当てられていますが、私は、知的レベルの高いMJファンが多く集うこのサイトで、今回の選挙戦がどう語られるのかにも興味がありました。この選挙でのトランプ氏の扱われ方には、全メディアから攻撃を受けていた頃のマイケルを思い出す点がいくつかあったからです(これについては、このあとコメント欄の声も紹介したいと思っています)。


ウィラは、「今までにもまして社会変化を引き起こす、政治以外の方法について話すことが重要になってきている」と、最初に語り、私もそれに強く共感しました。なぜなら、マイケルもそうでしたし、差別よりも、アイデンティティ政治によって人々が分断をされていることの方がより大きな問題だと感じていたからです。



Presidential Politics, Part 3

大統領の政治(3)


ウィラ:リシャ、私たちが前回の投稿を書いてからずいぶんと変化があったわね。この精神的に疲れた選挙はついに終わり、私は驚き、愕然としています。多くの人々が言うように、私たちの政治プロセスは深刻な被害を受け、壊れているのかもしれないと感じています。そして、今までにもまして社会変化を引き起こす、政治以外の方法について話すことが重要になってきています。


リシャ:国家としてどれほど深く分裂していたかに直面することになって、私にとってとても難しい時期だった。 私は、私たちの制度が大勢のプレッシャーに耐えられるほど強いとは思えない。マイケルが「THIS IS IT」で、

「それは、僕たちと一緒に始まる。それは、僕たちのもので、そうじゃなきゃ、何も始まらないんだ」と言ったように。






ウィラ:それは素晴らしい例だと思う。 彼は具体的に、政府の限界と、政治家はそれを導くのではなく、世論に従う傾向があることについて具体的に話している。これは、あなたが引用した箇所につながる文章の中で明らかよね。

みんなは言う。「誰かがやってくれる。政府がやってくれる。心配ない、誰かが・・」って。でも、誰かって誰?僕たちから始めなきゃ。自分たちから。じゃなきゃ、何も始まらない。


リシャ:マイケル・ジャクソンは、2009年の「Earth Song」のパートで、この声明を発表し、差し迫った気候変動への警報を鳴らした。 彼はこれが解決されるには、私たちの参加が必要なんだと警告し、時間がなくなっていることをわかっていた。 私は、彼が7年以上経って、今、どのように感じているのかを想像することができないわ。気候変動を否定している人が、米国環境保護庁長官に任命されそうなのは知ってるけど。(→参考記事) 


ウィラ:私もまったく同じことを考えてた。大きな環境の危機に瀕している時、私たちは間違った方向に大きく踏み出しているように感じる。1つの小さな希望は、イヴァンカ・トランプが、父親とアル・ゴアとの間で会議を開き、その後、ゴアはその会議を「長くて非常に生産的なセッション」と呼び、「続けていく」と言ったこと(→記事リンク)


リシャ:ええ、それは少なくとも希望の光ではあるわね。


ウィラ:でも、ゆっくりと成り行きを見守っていれば上手くいく、とも思えない。 結局、マイケル・ジャクソンは決して政治を信じていなかったしね。


リシャ:本当ね。2007年、エボニー誌がの彼の政治的見解(ヒラリーとオバマのどちらを支持するか?)について彼に尋ねたとき、彼はこう言った。

正直に言うけど、それについてはフォローしてない。僕たちは、人間が世界の問題を解決することをあてにしないようにと育てられた。人々にはそれが出来ないというのが、僕の見方だよ。それは僕たちを超えたものなんだ。(→インタヴュー全文)


ウィラ:素晴らしい名言よね。ただ、彼は政治に疑念を抱いていたけど、それは、彼が社会に関与していなかったという意味ではない。 具体的には、人々の認識や、アイデア、感情を変えるための芸術の力を、彼は情熱的に信じていた。


リシャ:彼は積極的に取り組んで、自分が何をすべきかわかっていた。私は、今日においても、彼が恩恵があるような素晴らしい貢献をしたと思うわ。


ウィラ:まさに。 1980年の「20/20」のインタビューで、彼は、彼の兄弟がステージで演奏したときに観客がどのように反応するのかを説明し、その反応を重要な文化的変化、アーティストが感じることができる感情的な変化に結びつけた。彼の言ったことは次のとおり。

みんなで手をつないで、体を揺らして、様々な肌の色のすべての人種がそこにいて、それは最も素晴らしいことだよ。政治家にはそんなことさえできないからね



(発言は、動画の4:47~)。



リシャ:彼はかなり若い頃からそう語っているわね。その言葉は、その後、彼が生涯かけてやったことをよく表している。


ウィラ:本当ね。そして、私たちは、彼のコンサートだけでなく、歌詞、ショートフィルム、詩やエッセイ、そして、その他の表現においても、その深い文化的な変化に焦点を当ててきました。でも、マイケルのアートのいくつかは、それををアートとしては発表しておらず、しばしばアートだと考えられてもいない。でも、この別の種類の「アート」も、社会の変化をもたらす上でとても重要だった。


リシャ:それは本当にそうね。


ウィラ:例えば、前回話したように、ロナルド・レーガンや、ブッシュ大統領とのホワイトハウスでの会見は、ある種のパブリック劇場と見ることができる。 ステージや衣装、写真や映画、世界中で生み出される画像の数々 ーー 世界中で入念にリリースされたそれらには、あらゆる演劇の要素がある。マイケル・ジャクソンのイメージは、敬意を表される大統領のように、ホワイトハウスで尊敬されるゲストとして扱われ、政治的で芸術的な効果もあった。ホワイトハウスを、自信を持って歩いている黒人のイメージは、アメリカ人がいつかホワイトハウスに住む黒人を持つようになることをイメージさせ、それが、バラク・オバマに道を開くことになったのかもしれない。


リシャ:それは重要なポイントね。 これらはとても強力なイメージで、偉大な白人男性が独占してリードする資格を持っているという古い認識が揺らいだ。私は多くのアメリカ人が「人種差別主義」という言葉を聞くと、すぐにそれを否定しようとしていると思う。それは、デビッド・デュークや、KKKが表現する憎しみがこもった偏見や、排他的な意味だと考えられ、私たちは経験からほとんどのアメリカ人はそうではないことを知っているけど、この選挙期間中は、こういったグループに対して驚くほどの許容度があった。


ウィラ:確かにそうね。 経済的利益の約束と引き換えに、アメリカ人の大部分が人種差別、女性蔑視、外国人嫌い、宗教的不寛容、などの偏見を無視できるというのが、この選挙の最も気分の悪いことのひとつ。


リシャ:これに真剣に取り組むのはつらかった。 私はそれについて多くの否定があることを感じる。 いかなる人種的憎悪を持っていないとしても、人種問題はアメリカ人である私たちの生活の一部。それを認めようと認めまいとね。「人種差別主義」という言葉は、憎悪のグループや、憎悪の言葉だけではない。それはまた、支配的な白人文化がはっきりとした優位性を享受する、人種に基づくカーストシステムを指していて、そしてそれは私たちが必然的に取り組む必要があるものよ。


ウィラ:確実にね。それはとても重要なポイントね、リシャ。


リシャ:でも、あなたが言ったように、1984年、マイケル・ジャクソンが豪華な軍服を来てホワイトハウスの芝生の庭を見下ろしたとき、彼は自分のアートによって、少なくともあの一瞬、そのカーストをひっくり返してみせた。レーガン大統領と夫人を含め、回りのすべての人が舞台裏に追いやられた感じ。それは、パワーを非常に賢い方法で動かすことに挑戦した賢明で大胆な行動だった。


ウィラ:ええ、レーガン大統領と夫人、そして後にブッシュ大統領と一緒に撮った彼のイメージは広く放送され、世界中で強力な政治的効果を得たと思う。私たちは前回、人種差別撤廃のイメージの力を初めて実現したフレデリック・ダグラスについての記事を投稿し、ダグラスが、アブラハム・リンカーンを訪問したことについても触れたけど、選挙後の「サタデー・ナイト・ライブ」で、デイブ・シャペル(米国のコメディアン)がそれについて話したことは興味深かったわ。




(シャペルの発言は9:50~)



シャペルは数週間前にホワイトハウスでパーティーに行くと説明してこう語った。


さて、俺はこれが真実かどうか確かめてはいないんだが、ホワイトハウスに正式に招待された最初の黒人はフレデリック・ダグラスだった。 彼はゲートで止められたので、アブラハム・リンカーン自身がそこまで歩いていって、ダグラスをホワイトハウスに護送しなければならなかった。 そして、俺が知る限り、ルーズベルト(*1)が大統領になるまで、そういったことは再び起こらなかったが、彼が大統領になって、黒人男性を招き入れたとき、メディアから多くの攻撃を受けた。それで、ルーズベルトは文字通り「私はもう二度とホワイトハウスに “ニガー” を入れることはないだろう」と言ったんだ。(←この前後も含めた全文を注釈に追加)


リシャ:私はシャペルの言葉に激しく心を打たれたと言わなければならないわ。アメリカで一定のグループの人間が、そんなひどいやり方で扱われるなんて、なんて恥ずかしく、不名誉なことか。


ウィラ:そうね、ルーズベルト大統領はすべての人の大統領だと言われ、妻のエレノアとともに、多くの場合、市民権を擁護するチャンピオンとみなされているにも関わらずね。実際、マイケル・ジャクソンはルーズヴェルトの写真を「They Don’t Care about Us」のプリズンバージョンに入れている。


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そして、彼は歌詞でルーズベルトの名前に言及し、賞賛するような強力な言葉で歌っている。


教えて欲しい、僕の人権はどうなったのか?

気づかないふりをしてれば、僕が見えないとでも?

宣言書によれば、僕の自由は約束されたはずだろう

恥辱にまみれた犠牲者でいるなんて、うんざりだよ

彼らは、僕に汚名を着せようととしている

ここが、僕が生まれた国だなんて信じられない

こんなことを言うのは、本当に嫌だってわかるよね

政府は、僕を見ようともしないけど

もし、ルーズベルトが生きていたら

こんなことはしない、ありえないよ

(全訳はこちら→)


マイケル・ジャクソンは、このあと、この最後の2行を繰り返し、ルーズベルトの箇所をマーティン・ルーサー・キングの名前に代えています。それは、マイケルがこのふたりを同等に扱っていて、具体的に言えば、ルーズベルトや、キング牧師は不正を大目に見ないことを意味している。 彼らは「こんなことはしない」のだと。


ただ、シャペルの言ってることが本当だとすると、現実は「They Don't Care About Us」の歌詞とはちがうかも知れないわね。ルーズベルトが生きていたなら、彼は結局政治的な圧力に屈していたかも。多くの大統領がそうするようにね。彼自身が、「黒人を招いた」あと、マスコミからの批判に屈したように(*2)


リシャ: では、これについてそろそろ考えてみましょう。人種差別された「他者」を守るために、ルーズベルト大統領がやれる限界があったのは、明らかよね。


ウィラ:そうね。ルーズベルトのやる気にも限界があったのは確かよね。政治家は、投票してくれる人々の思惑を外すと、選挙区を失うことになる。リンドン・ジョンソンは、1964年の公民権法に署名したとき、補佐官に「私たちは南部の支持を失ってしまった」と言った。彼は正しかった。少数の例外を除けば、南部は堅実な共和党支持になった。ノースカロライナやバージニアのようないくつかの州には揺り戻しがあったけどね。


でも、重要な点をついているわね。一般的に、政治家はマイケル・ジャクソンのようなアーティストのように人を動かすことはできない。有権者を強引に先導しようとすると、いま持っている権力を失ってしまうかも知れないから。


リシャ:マイケル・ジャクソンが、「They Don’t Care About Us(彼らは僕たちのことなんて気にしない)」を作曲したのは、もう20年以上前だけど、この歌は、たびたび必要とされて私たちの前に姿を現す。たとえば最近、抗議者たちは「黒人の命が大事にされなければ、すべての人の命が大事にされたとは言えない(black lives matter)」というシンプルな主張のこの歌をストリートで流した。


私たちが実現しようとしていない高尚な理想、「すべての人のための自由と正義」のようなものにぶつかっていくのは、現在とても重要だと思う。マイケル・ジャクソンは、自分たちそれぞれ利害ではなく、心の深いところに突き刺さるような、芸術的手法でこれらを想像した。高尚な理想を実現する基盤になるようなね。前に進み続けられるかどうかは、私たち次第。


ウィラ:間違いないわね。 彼は「They Don’t Care About Us」のショートフィルムでもそれを明らかにした。「Black or White」や、「Can You Feel It」など、他にも数多くの方法でね。私たちは「Thriller」や、「Ghosts」などの探求を通じて、彼の肌の色が根本的に変化したことや、一般的なアートとはいえない、ホワイトハウス訪問などの政治的な舞台も見てきた。でも、そういった政治的光景の中で、彼が気にかけていた点に注意を向けるときよね。


リシャ:私がインスピレーションを受けた例の1つは、1993年のビル・クリントン大統領就任祝賀式典。 マイケル・ジャクソンはこれまで共和党政権の2人の大統領に賞賛されているけど、民主党が政権をとったとき、マイケル・ジャクソンは再び中心的なステージに立った。彼は心配していた問題に注意を喚起する機会を得て、「Gone Too Soon」でライアン・ホワイトに敬意を表しました。これはもう一度見直し、取り組む価値があるものです。






ウィラ:これはとても強力な瞬間ね。 これは、マイケルジャクソンが、アメリカ大統領を取り巻く政治劇場を使って、彼が信じたこと(この場合はエイズ問題の解決)と、彼が気にかけていた人物への意識を高めるための明確な例よね。


リシャ:クリントン大統領と国務長官の両方がこのパフォーマンスによって、実際どのように動いたのかは注視してないけど、私たちみんなが知っているように、この後、世界のエイズ人口の半分以上に救命医療を提供するチャリティ基金が設立された。


ウィラ:ええ、それは本当に覚えておかなくてはね。 私はマイケル・ジャクソンがこの就任演説で、この問題を支持する前に、ビル・クリントンがエイズ問題に多くの政治的資金を費やしたとは思わない。そして、その芸術的行為は、あなたが言うように、世界中の何千人もの命を救うクリントン財団を通じて、長期的な効果をもたらした。


マイケル・ジャクソンは、後にアトランタにも拡がった、ヒールLAプロジェクトのためにカーター元大統領とチームを組んだときに、特定の政治問題に対する意識を高めることにも同様の焦点を当てている。 マイケル・ジャクソンは、1993年のスーパーボウル・ハーフタイム・ショーでのスピーチの中で、LAプロジェクトについて、カーター大統領とクリントン大統領の両方からインスピレーションを受けたと語った。






そして、もちろん、彼はハーフタイムショー自体、とりわけ「ヒール・ザ・ワールド」の壮大なパフォーマンスのフィナーレに、このテーマを取り入れた。カーター大統領はそのプロジェクトに一緒に取り組んでいるとき、実際ネバーランドを訪れてもいた。これは、彼の訪問中に撮影した写真。


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リシャ:この写真大好き!


ウィラ:私もよ! そして、オムニ・コロシアムでのアトランタ・プロジェクトの発表には、多くの写真があります。 この動画は、それらをスライドショーにしたもの。






リシャ:素晴らしいわね。 マイケル・ジャクソンの大統領と付き合いは確かなものだったわよね?


ウィラ:彼は本当につきあっていた。フレデリック・ダグラスと共通するもうひとつの特色ね。


リシャ:この話題ついてはさらに詳しく(次回に続く…)


訳者註)_________


ルーズベルトという名の大統領は、セオドアとフランクリンの2人がいますが、

・セオドア・ルーズベルト(大統領就任期間1901年 – 1909年)

・フランクリン・ルーズベルト(大統領就任期間1933年 – 1945年)


(*1)シャペルが語っているエピソードは、セオドア・ルーズベルトが、アフリカ系の大統領補佐官ブッカー・T・ワシントンとホワイトハウスで夕食をとったときのことが報道されて、激しくマスコミから批判されたときのものではないかと思います。


(*2)一方、ウィラが、妻のエレノアとともに市民権を擁護するチャンピオンとみなされていると言い、マイケルのビデオにも登場しているのは、フランクリン・ルーズベルトで、彼に「黒人を招いた」ことで、メディアから批判されたというエピソードがあったかどうかは、確認できませんでした。


セオドアは、テディという愛称で呼ばれ、それがテディベアの元にもなったと言われていたり、2人とも尊敬され、現代の米国でも1、2を争うほど人気がある大統領ですが、残念ながら、人種問題に関して、熱心に取り組んだことはなく、フランクリンに関しては、公民権運動を妨害する立場だったということもよく知られていますし、第二次世界大戦の開戦時に大統領だったこともあり、日本人への人種的差別的な発言もありました。


世界史にも、黒人の歴史にも造詣の深いマイケルが、フランクリンの公民権運動への態度を知らないわけがないので、彼が、「もし、ルーズベルトが生きていたらこんなことはしない、ありえない」という時代は、マイケルから見て、人種差別があった時代よりも、酷いと言っていることになります。つまり、自分が黒人だからという目線ではなく、国全体をまとめるために、その時代に適した判断を下せるリーダーとして、真っ当だったという評価があるのだと思います。


そういったことから考えると、マイケルが、この曲で、ルーズベルトとキング牧師の2人を登場させたのは、一般的に、尊敬されている政治家・指導者の中から、黒人と白人の代表を1人づつ選んだということでしょう。


記事の中では紹介されていいない、シャペルの言葉の前後・・・


2,3週間まえ、ホワイトハウスのパーティーに行ったんだ。初めてだったんで、すごくワクワクした。BETがスポンサーのパーティーだったから、そこにいる人は全部黒人だった。素敵だったよ。ゲートを通ってね。俺はワシントン出身だから、バスの停留所(ホワイトハウス行きの?)は見たことあった。昔バス停があった角とかさ。俺もそこで学校へ行くためのバスに乗ってたんだけど、いつかこんな夜があるんじゃないかと夢見てたんだ。


ほんとに素敵な夜だった。その夜の終わりに、みんなでホワイトハウスの西側ウィングに行って、ものすごい盛大なパーティーがあったんだ。そこにいるのはみんな黒人だった。ブラッドリー・クーパー(俳優)を除いてね。彼がどういうわけで、そこにいたのかわかんないけど。


壁には歴代の大統領の肖像画があった。


さて、俺はこれが真実かどうか確かめてはいないんだが、ホワイトハウスに正式に招待された最初の黒人はフレデリック・ダグラスだった。 彼はゲートで止められたので、アブラハム・リンカーン自身がそこまで歩いていって、ダグラスをホワイトハウスに護送しなければならなかった。 そして、俺が知る限り、ルーズベルトが大統領になるまで、そういったことは再び起こらなかったんだけど、彼が大統領になって、黒人男性を招き入れたとき、メディアから多くの攻撃を受けた。それで、ルーズベルトは文字通り「私はもう二度とホワイトハウスに “ニガー” を入れることはないだろう」と言ったんだ。


俺はそれについて考えたよ。黒人ばかりの部屋を見渡して、みんなの顔(あと、ブラッドリーも)を見たら、みんなすごく幸せそうなんだ。ここにいる人たちは、歴史上では人権を奪われてきた人たちだ。それを思うとね、希望がありそうに思えたんだ。アメリカ人でよかったなって。この国の未来に関してすごい希望がわいてきたっていうか。


だからさ、そういう気分で、ドナルド・トランプの幸運を祈るよ。彼にチャンスをあげたい。で、彼には、歴史の中で人権を奪われてきた俺たちにもチャンスを与えてほしいんだ。みなさん、どうもありがとう・・・(歓声)


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by yomodalite | 2017-02-09 10:00 | ☆MJアカデミア | Trackback | Comments(0)

オリバー・ストーン監督の『スノーデン』を観にいった。

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日曜日、オリバー・ストーン監督の『スノーデン』を観にいった。


スノーデンの事件や、彼が告発したことについては知っていたけど、この映画では、リンゼイという彼女のことも描かれていて、事件後、彼女がスノーデンを追ってモスクワに渡っていたことに驚いた。


スノーデンは愛国者精神をもつ、ちょっと保守寄りなタイプ。でも、彼女のリンゼイはリベラルで、オバマ大統領誕生を喜び、写真やアートやダンスが大好き。共にアメリカを信じ、プーチンにも共産主義にも、シンパシーを感じることなどありえなかったふたりが、今はロシアで暮らしている。


アメリカでこの映画が公開になったのは、大統領選挙中。映画では、オバマ元大統領の責任についても触れられているけど、むしろ、オバマによって、ブッシュ時代よりもさらに大きくなってしまった大統領の権力をトランプに与えるなんて・・という不安が大きかったのだと思う。当時のストーン監督も反トランプだった。


それが、日本公開直前のインタビューで、「トランプ大統領もあながち悪くない」「トランプを良い方向にとらえよう」と語っているのは、トランプ大統領が、ここまでCIAの圧力に屈せず、就任後、その解体に着手している点がみられたからでしょう。


ストーン:「映画はスノーデン氏の証言に基づいてつくっています。彼が09年に横田基地内で勤務していた頃、スノーデン氏は、日本が米国の利益に背いて同盟国でなくなった場合に備えて、日本のインフラに悪意のあるソフトウェアを仕込んだ、とも述懐しています。これは戦争行為でしょう・・・

「ヒラリー・クリントン氏が勝っていれば危険だったと感じていました。彼女は本来の意味でのリベラルではないのです。米国による新世界秩序を欲し、そのためには他国の体制を変えるのがよいと信じていると思います。ロシアを敵視し、非常に攻撃的。彼女が大統領になっていたら世界中で戦争や爆撃が増え、軍事費の浪費に陥っていたでしょう。第3次大戦の可能性さえあったと考えます」

「そのリベラルと呼ばれてきた人たちが、ものすごい介入主義者と化しています。リベラルと言われるクリントン氏をみればわかります。民主党は中道右派となり、左派を真に代表していません」


→朝日新聞インタビュー


映画のスノーデンには、ストーン監督が考える「真のリベラル」の姿が投影されていると思う。そして、ちょっと意外なことに、これは、監督が考える「愛の映画」でもあるけど、ストーン監督が「本当のリベラル」ではないという、現在のリベラル女性に、果たしてこの「愛」が通じるだろうか。


スノーデンは自分が作ったシステムが、自分が想像もしなかったことに使われて疑問を感じ始めた。


日本で、民主的な選挙によって選ばれた民主党政権ができたと同時に、メディアから激しい批判にあい、叩き潰されたのが、2009年。スノーデンがスパイウェアを仕込んだ時期と、政権、メディア、大手企業がこれまでとは別次元で一体化した時期はちょうど重なっている。


原爆が生み出されたのは、ナチスの脅威だったはずなのに、すでに空爆で陥落寸前だった日本に落とされることになったように、テロリストと戦うために設計されたスパイソフトが、世界でもっともスムーズに使われているのも日本・・・ヨーロッパでは注目されたスノーデンの事件は、軍事を情報もすべてアメリカに牛耳られている日本では、特に話題になることもなく、過去3回廃案になった共謀罪も、もうすぐ制定されそうになっている。


彼らも、私たちも、「テロ防止のためならネット監視もやむを得ないのでは?」「悪いことしていないならネット監視されてもいいのでは?」という考えに強く反対をする理由はなく、米国では、主流派のリベラルが、私たちの味方である、オバマ大統領が、自分たちに不利になるような運用をするわけがない。という考えが上回った。


映画を観た当日、トランプ大統領が難民の受け入れを一時的に停止したことで、アメリカ各地の空港で大勢が入国を拒否され、反トランプの抗議活動が激しさを増したことがニュースになっていた。移民国家であるアメリカで、これに不安を感じている人が大勢いることが、とてもよくわかるニュースだった。


ストーン監督はどんな政権になろうとも変わることのない「軍産複合体」を敵だと感じているけど、現代のリベラルにとって、911から始まったイラク戦争への反省から支持を集めたヒラリーやオバマは、これまでの戦争とは違う、新たなリベラル十字軍であって、今までのものとは全く違う。ヒラリーや、オバマの失策を責めることは、ようやく退治した悪魔を蘇らせることになるのだと思っている。


ウーマンズ・マーチで、メディアで大きく取り上げられた人々と、イスラムの価値観はとてつもなく大きくかけ離れているし、イスラム教徒の国を破壊したアメリカが、イスラム教徒の権利を守るだなんて、本当に不思議な理論だけど、都市部を中心にした移民共同体にとって、Islam Ban(イスラム禁止)への反対は、強力なパワーをもつことでしょう。


「テロ防止のためならネット監視もやむを得ないのでは?」「悪いことしていないならネット監視されてもいいのでは?」という問いに反対することができなかったリベラルは、ストーン監督にとっては、「真のリベラル」ではなく、


ハリー・ポッターの作者で、トランプ批判を繰り返してきたJ.K.ローリングが言うような、


もしあなた方が単にその言動があなた方の気に障ったからというだけの理由で、あなた方の意見と反対の意見を持つ人の言論の自由を奪おうとするのなら、あなた方は既に全く同じ理由で他人を牢獄に入れ、拷問し殺すことを正当化するような専制的な暴君達と同じ側に立っているのです。・・・もし私の(トランプ氏の言動等によって生じた)不快感がトランプ氏の訪英を禁止にすることを正当化され得るのであれば、私にも(私の)フェミニズム、トランスジェンダーの人々の権利の為の戦いあるいは普通選挙によって不快な思いをしている人々に対して、あなた側は単に自分が不快な思いをしているというだけの理由でこれら(フェミニズムetc.)の主張を展開する運動家を抑圧してはなりませんと論ずる道徳的根拠は無いということになってしまいます。


という原則を重視する人がいない理由も、よくわかったような気がする。


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私には、メディア戦略によって、子供から、知識人やアーティストたちまで、ドイツを制圧したヒトラーと、巨大メディアから蛇蝎ように扱われているトランプが似ているようには思えず、どちらかといえば、カダフィや、アサドのような独裁者にみえるし、トランプ側にだけ、嘘ニュースがあったとも思わない。


選挙が終わっても、まだトランプ降ろしをあきらめず、トランプが失脚さえすれば、安泰だと思えるなんて、ユダヤ人がいなくなったら、ドイツ人はみんな幸せ。と同じじゃない?ナチだなんて「差別用語」を使うのは、すごくナチぽくない?って思ったけど、


そこには、スノーデンが悩んだ視点はまったく存在しない。


ヒラリーが言う「善」が負けたら、彼らが「ナチス」になってしまう。


負けた方が、「ナチス」になるのだ。


巨大メディアを味方にし、弱肉強食の世界で生き残った勝者たちに、声なき声を味方にしようとした独裁者が勝てるわけがないように思えてきた。


反トランプが勝利することで、世界の多様性も、日本文化が消えていく不安もより増したけど・・・






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by yomodalite | 2017-01-30 12:10 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

和訳 “Money” (トランプ大統領就任記念)

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トランプ大統領の就任を記念して、「Money」を和訳しました。

「大統領の政治(1)」の中でも紹介したバックグラアウンドの声から、「ほら、やっぱり、マイケルはトランプを批判してるじゃない!」と思う人も少なくなかったようで、ハリウッドリベラルの影響下にある、アイデンティティ政治の申し子のようなMJファン(マイケルを「黒人」にすることに血道をあげる人が多いw)を、反トランプへと駆り立て、

また日頃から、資本家の強欲を悪魔化することで、自らの正義心を保っているような人の中にも、トランプの政策がまやかしという印象が広まり、そのカビが生えたような批判精神を安定させることにも役立っているようですが、

落ち着いて歌詞を読んだ方なら、これが、少し前に紹介した「問題はトランプではない。我々自身だ」と、同じ精神に基づくもので、記事で紹介した1番の歌詞の最後にもあったように、

自分(マイケル)も「金のためなら、何でもする」と言ってる点を見逃さなかったと思います。

彼の歌詞は、そのほとんどに「I You We」という精神が貫かれています。これは非常に大事な視点で、彼と同い年のクイーンのように、常に自分が「正義」の側にあると確信してしまう人は、敵を発見しては、相手を「悪魔化」してしまいます。

誰からも「いいひと」だと思われるオバマが、どれだけ多くの罪のない子供を殺したかを考えれば(→参考記事)、正も悪も同じ人間の中にあることがわかるはずなのに・・・

前回の記事で、ウィラは、「私はマイケル・ジャクソンが本当に彼を尊敬したり、彼に大きな愛情を持っていたなら、彼をリストに含めたとは思わない」と言っていますが、マイケルのイメージがどん底で、誰も彼に会いたがっていないときも、トランプが、マイケルとのつきあいを続けていたことも指摘しています。また、トランプの言う、「マイケルは、自分に興味をもっていた」は、マイケルの言葉として、『MJTapes』にも記録されていることです。

一方、メラニア夫人だけでなく、最近、マドンナも、マイケルとのキスについてメディアに話し、ふたりの仲が良さそうな写真も多く見られますが、マイケルは、その当時のマドンナについて、こう語っています。

彼女はマスコミに僕のひどい悪口を言い、僕は、彼女は意地悪な魔女だって言った。彼女にはとても親切に接したんだけどね。・・・彼ら(ハリウッドの人々)は僕が関わりたくないって思うような馬鹿げた事をたくさんするからね。・・・彼女は大きな衝撃を与える事を好んでいて、どんな風に人々の心をつかむかを知っていると思うんだ。彼女は心から僕を好きになってくれたけど、僕にはそういう気持ちはなかった。彼女は常軌を逸した事をたくさんやってきたし、それが、彼女のやり方なんだ。僕たちには、なんら共感しあえるものがないと、僕にはわかっていた。・・・彼女はちっともセクシーじゃない。僕は、セクシーさっていうのは、その人のあり方、内面から醸し出されるものだと思うんだ。(『MJTapes』より)

また、リシャは、「リストに載っている他の企業家や金融業者に比べ、トランプは小者だと思う。 だから、彼らの影響力や社会的卓越性よりもむしろ、これらの人々が富を達成するのに悪徳的なやり方に関するものなんじゃない?」と言っています。

それは、確かなことかもしれませんが、マイケルが、「自分も、お金のためなら何でもする」と言っていることを思い起こせば、そこには、私たちのような庶民が、資本家を見る目線とは、また別の視点が見えてくると思います。

これは、誰もがお金持ちと言って、すぐに名前が出るような人々のリストでもあり、トランプは、他と比較すると、確かに小物ですが、当時のアメリカでもっとも有名なお金持ちであり、最近の報道でみる彼からは想像できないかもしれませんが、若くて、ハンサムで、女性にモテる、大衆が憧れ、嫉妬するお金持ちの代表でした。

マイケルは、歌詞においても、時流に乗ることなく、時代を経ても価値が失われないことを追求していましたから、そこにトランプの名を忍ばせたことは、注目に値すると思います。このリストが、ロックフェラーや、カーネギーといったすでに歴史になっている人物だけならありがちですが、時代の寵児と言われるお金持ちは、その凋落も激しいものなのに、この曲がリリースされた1995年から、20年以上有名人であり続け、ついに大統領として米国史に遺る人物となるトランプをこの時点でリストに入れておくなんて!

『HIStory』って、本当にスゴいアルバムですよね!

マイケル被害者史観にハマり過ぎている人は、あまり理解したくないのかもしれませんが、彼はエンターテイメントの天才としてだけでなく、ビジネスマンとしても最高に優れた人物です。これが、ただ、史上最高のレコード売上げという意味に留まらないことは、音楽業界よりも、ビジネス界の方が評価していることです。

マイケルは、彼らに庶民感覚の正義心で言っているのではなく、同じ目線・・というか、彼の飽くなき上昇志向から考えれば、むしろ、上から目線wで、資本家たちに「金が欲しいのなら尊厳をもって稼げ」と言っているのかもしれません。(それで、トランプが、マイケルの言う「尊厳をもって稼げ!」という矜持から、大統領戦に臨んだ・・なんてことはないとは思いますがw)

彼と同い年のクイーンが、自分の欲望や野心を、すべての女性の権利に置き換えて、正義の立場に立っていることに、私の女性としてのプライドが満たされることはありませんが、マイケルのキングとしての矜持の高さには、永遠にひれ伏したい気分です。

マイケルの歌詞には、ノーベル賞の選考委員が喜びそうなレトリックも、説教臭さもありませんが、言葉だけでない、その信念が形となった、真のカッコよさがあります。

この歌詞は、強欲資本家にだけ言っているのではなく、自分がやってることが、お金のためだなんて思っていない、自分の正しさに酔いやすく、様々なアリバイで自分を誤魔化そうとしがちな、私や、あなたへのメッセージだと思います。





Money

written by Michael Jackson


Money

Money

Lie for it

Spy for it

Kill for it

Die for it


金,金

お金のために嘘をつき

お金のためにスパイをして

殺すことも

殺されることもある


[Verse 1]

So you call it trust

But I say it’s just

In the devil’s game

Of greed and lust


それを「信用」だって、君は言うだろうけど

僕に言わせれば

物欲と肉欲にまみれた

悪魔との駆け引きにすぎない


They don’t care

They’d do me for the money

They don’t care

They use me for the money


彼らはなにも気にせず

お金のために僕を利用する


So you go to church

Read the holy word

In the scheme of life

It’s all absurd


君が教会に行って

聖書の尊い言葉を読むのは

処世術のため

まったくばかげてる


They don’t care

They’d kill for the money

Do or dare

The thrill for the money


彼らはなんとも思っちゃいない

お金のためなら人を殺すことだってするし

お金のスリルを楽しんでる


You’re saluting the flag

Your country trusts you

Now you’re wearing a badge

You’re called the just few

And you’re fighting the wars

A soldier must do

I’ll never betray or deceive you my friend but


君は国旗に忠誠を誓い

国からお墨付きをもらい

今じゃ、勲章も身につけてる

数少ないエリートだと言われ

そして、戦争をたたかうことになる

兵士としては従うしかないよね

僕は、君を裏切ったり

友達をだましたりなんてしない。でも・・


If you show me the cash

Then I will take it

If you tell me to cry

Then I will fake it

If you give me a hand

Then I will shake it

You’ll do anything for money


君がお金を見せてくれるのなら

僕は受け取るよ

泣けと言われれば、泣くふりをするし

握手を求められれば、喜んで応じる

人は金のためならなんでもするんだ


[Chorus:]

Anything

Anything

Anything for money

Would lie for you

Would die for you

Even sell my soul to the devil


どんなことでも

なんであっても

金のためならなんでもする

嘘をつくことも

命に関わることも

魂を悪魔に売っても構わない


(繰り返し)


[Verse 2]

Insurance?

Where do your loyalties lie?

Is that your alibi?

I don't think so


保険だって?

じゃあ、君の忠誠心はどこにある?

それが君のアリバイ?

そうは思えないね


You don't care

You'd do her for the money

Say it's fair


なんだっていいのさ

お金のために彼女をだましても

悪いことはしてないって言う


You sue her for the money

Want your pot of gold

Need the Midas touch

Bet you sell your soul

Cause your God is such


君はお金のために彼女を訴える

金のなる木が欲しいのさ

触れるものすべてが金に変わるなら

君は魂を売りかねないね

だって、君の神はそんなものだから


You don't care

You kill for the money

Do or dare

The thrill for the money


なんだっていいのさ

お金のために人を殺すことだってするし

お金でスリルを楽しんでる


Are you infected with the same disease of lust, gluttony and greed?

Then watch the ones

With the biggest smiles

The idle jabbers... Cause they're the backstabbers


君も同じ病気にかかってるんじゃない?

好色と大食いと強欲の病気だよ

それなら、満面の笑みを浮かべてる

彼らをよく見ておけよ

何もせず、ただべちゃくちゃとしゃべってる・・・

彼らは、いきなり人を裏切るから


If you know it's a lie

Then you will swear it

If you give it with guilt

Then you will bear it

If it's taking a chance

Then you will dare it

You'll do anything for money...


嘘だってわかっていても

君は本当だと誓うだろう

罪の意識を感じても

その気持ちを押さえ込み

もし、チャンスが転がり込んできたら

君は何だってする

人はお金のためなら、なんだってやるんだ


[Chorus]

Anything

Anything

Anything for money

Would lie for you

Would die for you

Even sell my soul to the devil


どんなことでも

なんであっても

金のためならなんでもする

嘘をつくことも

命に関わることも

魂を悪魔に売っても構わない


(繰り返し)


[Verse 3]

You say you wouldn't do it

For all the money in the world


世界中のお金を積まれたって

そんなことはしないと君は言う


I don't think so

If you show me the man

Then I will sell him

If you ask me to lie

Then I will tell him


でも、僕はそうは思わない

もし、そんな男に会ったら

僕がそいつを売り飛ばす

もし、僕に嘘をつけというなら

僕はそいつに嘘をつく


If you're dealing with God

Then you will hell him

You'll do anything for money


もし、君が神と取引するなら

君は神さえも地獄に送るだろう

人はお金のためなら、なんだってやるんだ


Anything

Anything for money

Would lie for you

Would die for you

Even sell my soul to the devil

Anything

Anything

Anything for money

Would lie for you

Would die for you

Even sell my soul to the devil


どんなことでも

なんであっても

金のためならなんでもする

嘘をつくことも

命に関わることも

魂を悪魔に売っても構わない・・・


(繰り返し)


[Background Sounds]

If you want it, earn it with dignity, Vanderbilt, Morgan, Trump, Rockefeller, Carnegie, Getty, Getty, Getty, …


もし、金が欲しいのなら尊厳をもって稼げ、ヴァンダービルト、モルガン、トランプ、ロックフェラー、カーネギー、ゲッティ、ゲッティ、ゲッティ、...


(訳:yomodalite)


誰が大統領でもかまいませんが、マイケルは永遠に私の「王様」!


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by yomodalite | 2017-01-26 07:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite