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人気作家のルイは、「もうすぐ死ぬ」ことを家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する。社交的な母、幼い頃に別れて、兄を覚えていない妹、弟が帰ってきたことが気に入らない兄とその妻。母が創る色とりどりの料理が並べられた食卓を囲んでも、家族の会話は噛み合うことなく・・・

ドラン作品はこれで4作目、今後は少しづつ商業的な方向に行くのかなぁと思っていたのだけど、これまでの作品の中で、一番反ハリウッド的というか、本当に会話だけ、家族ひとりひとりの微妙な表情だけで創られている。

特別なことはなにも起こらないけど、映画が終わりそうになると、それまでの息苦しいような緊張感が続く空間から解放されたくなくて、なぜかもう一度観たくなった。

いつも楽しみな音楽は、オープニングがCamilleで、エンディングがMoby。両方とも歌詞の意味から選んだみたい。







家族という言葉に暖かさを感じる人には、不向きな映画かもしれないけれど。

◎[宮台真司]究極の名作、グザヴィエ・ドラン『たかが世界の終わり』について


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by yomodalite | 2017-02-16 07:00 | 映画・マンガ・TV | Trackback(1) | Comments(0)

映画 鈴木先生 通常版 [DVD]

長谷川博己,臼田あさ美,土屋太鳳,風間俊介,田畑智子/角川書店

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昨年末、ひと足先にダーリンが東京に帰ったあとは、返却期間が迫っていたレンタルビデオを片付けた。


アンチクライスト [DVD]

ウィレム・デフォー、シャルロット・ゲンズブール/キングレコード

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まずは、このところ、すっかり慣れてきたラース・フォン・トリアーの『アンチ・クライスト』をやっつける(余裕。。何がw)、これで、トリアー監督で観てないのは、『エピデミック』と『ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦』のみだと思うと、またもや、余裕を感じつつ(だから、何でw)、

この勢いが止まらないうちに、『トム・アット・ザ・ファーム』でお初だったグザヴィエ・ドランのデヴュー作(監督・脚本・主演)『マイ・マザー』をすばやくデッキに滑り込ませると、冒頭からドランが可愛いせいか、「あっと言う間」に片付いたんだけど、でも、自分の主演映画を、最初からこんなに完璧に創るなんて、、何か、可愛くない気もするw。
 

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しかし、そんなことを長々と考えている暇はないと思い、一緒にレンタルしたビデオを確認すると、残りは邦画で、しかも、ドラマの映画版だったことに気づいて「しまった!」と思うけど、2014年ももうすぐ終わるのに、一旦、日を改めてなんていられない。

気合いを入れるために、ビートたけしのように首と肩を動かし、中居君のように前髪ふーふーして、映画版『鈴木先生』をデッキにねじ込む。

案の定、クオリティがどっと下がった映像に、テンションが下がるものの、テレビ東京のドラマが映画化までにたどり着いたことを、何度も思い出しながら乗り切るw。2011年に放映されていたドラマの『鈴木先生』をみていないので、鈴木先生のキャラをなかなか把握できなかったんだけど、とりあえず、このドラマが評価された理由のようなものだけはわかって、連ドラとして観ていたら、面白かっただろうと思った。2時間で起承転結をつけるという映画のリズムにも不満が多いし、長い物語を展開できるドラマには可能性を感じているものの、面白いドラマを自分で発見するような努力を全然していないことを、ちょっぴり反省する。

それで、年が明けてから、NHKの「新春テレビ放談2015」を観ていたら、千原ジュニア氏とYOU氏が『若者たち2014』(フジテレビ)と、『アオイホノオ』(TV東京)について熱く語っていたので、すごく観たくなった。YOU氏が、新ドラマは第一話をすべて観てから、続きを観るものを決めると言っていたので、少し真似しようと思った。


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by yomodalite | 2015-01-08 13:29 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
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11月から今日まで映画館では、『ニンフォマニアックVo.2』、『トム・アット・ザ・ファーム』、『インターステラー』を観たんだけど、『インターステラー』については「登場した詩」について書いたし、


『ニンフォマニアックVo.2』は、予想通りの鬼畜な展開だったけど、心の準備が出来ていたのと、絶対に丸くならないという監督の心意気のせいなのか、不思議と鬱な気分にはならず、やっぱりトリアーの今後には眼が離せないと思い、

『トム・アット・ザ・ファーム』は、若い頃のジョニー・デップや、トム・クルーズがミックスされているようなルックスにして、20代前半で、監督・脚本・主演までこなすグザヴィエ・ドランに惹かれて観に行ったら、冒頭すぐにガブリエル・ヤレドの音楽が響いて、音楽だけ良すぎるのでは?と心配になったものの、映像もそんなに負けてはなくて、ドラン監督のデヴュー作の『マイ・マザー』も現在レンタル中(まだ観てないけど。。)

で、、

『マイ・マザー』を借りるときに、同時レンタルしたのが、私の「MJ研究資料」というメモの中から選んだw、『レイダース/失われたアーク』と『恋するリベラーチェ』。

『レイダース』は「タジの証言」で、インディ・ジョーンズが、砂袋と黄金の像を差し替えるシーンの話をマイケルがいつもしていた。という意味が知りたくて再挑戦してみたんだけど、

結果から言えば、さっぱりわかりませんでしたw

「Billie Jean」のSF制作のときも、全てを黄金に変える “Midas touch” がコンセプトにあったと監督が語っていたり、「Remember The Time」では、エジプト王の前で、砂袋から取り出した砂が黄金になり、金の像になって、そこから、マイケルが現れるという展開とか、MJが石とか砂が金に変わるのが好きな理由は、まあまあわかってるつもりなんですけどぉw、

レイダースのシーン、そんなに何度も語りたいかなぁ。。(-_-;)

以前観たときも、あまりの音楽のウルサさw(名曲なんだけど)に耐えられないわ、ゲーム感覚の展開や、ナチスもアークも結局どうでもいいやん。みたいなストーリーにも耐えられなかったんだけど、今回もやっぱりダメで、MJと私の間にある、深い深い溝を感じる(=_=;)


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『恋するリベラーチェ』は、Sam ChennaultのMJ追悼記事で、初めてその名前を知った、エルヴィスにも影響を与えたと言われる偉大なエンターティナーへの興味から観たんですが、

監督はソダーバーグで、主役のリベラーチェをマイケル・ダグラス、そのゲイの愛人をマット・ディモン。ふたりとも、手堅い演技で役になりきっていて、出番は少ないもののロブ・ロウは、出てきた瞬間にセレブ御用達美容外科!という雰囲気が素晴らしく、最後まで退屈はしませんでしたが、私が期待していたものとは違ってました。



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写真は映画のものではありません。


ソダーバーグが描いたリベラーチェは、現代の少し頭のイイ大学生がエンターティナーに対して「こんな風に思っていればいい」という見本のような感じで、ストーリーは愛人が書いた暴露本が基本になっている。

今年観たサンローランの映画もそうだったんですが、薬物への依存、同性愛、精神不安、満たされない愛や、美への欲望・・・そういったものは現代の観客が理解し、経験可能なことであって、描かれている天才固有の特質ではない。だけど、どんな天才であっても、それを描くのも、観る側も、凡才であるために、同じような「真実」や「教訓」や「欲望」が描かれる。



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伯爵邸に招かれたとき
中央がモンタギュー伯爵



現代では、男女の愛を表現しようとすると、様々なハラスメントの呪縛を通過する必要があって、ほとんど不可能になりつつあります。同性愛はもちろん批判されることではありませんが、パートナーが妊娠しないため、セックスを純粋に楽しめ、憎しみや、お金儲けから法的に訴えるにはリスクがあるという現代の若者の「切実な理由」も加わって、もはや、バイセクシャルは「マイノリティ」ではなく、映画の素材としてオイシいのでしょう。

今のわたしには、マイノリティや、ハラスメント、虐待という「切実な問題」も、愛の問題ではなく、米国発の「ビジネス」であり、精神科学を利用した思想の破壊や、人間的成長の阻害といった側面の方が、より深刻に感じられます。

MJも、もちろん同性愛について差別も偏見ももっていませんでしたが、そういった、みんながゲイになってしまう状況については危惧してました。(MJTapesでの会話)

同性愛のことを決して肯定しなかったリベラーチェのことを不満に思うゲイの方も多いのかもしれませんが、性的嗜好にばかり、注目が集まり過ぎることや、自らの嗜好を表明したり、分類化されることで、愛の自由が損なわれると、リベラーチェや、その他のアーティストは考えていたのではないでしょうか。私はアーティストがカミングアウトするのは「作品」だけでいいように思います。


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モンタギュー伯爵邸に招かれたとき


とにかく、映画ではリベラーチェについて、よくわからなかったので、少しだけ、ネット検索してみたところ、「マイケル+リベラーチェ」でヒットする情報は多いものの、そのすべてが、マット・ディモンが演じていた人が、マイケルについてTVで語ったことばっかりで、、(溜め息)。

また、1987年にマイケルがリベラーチェについて語ったインタヴューというのもあったのですが([Liberace] is like my guardian angel…)、怪しい匂いがしたので、出所を探ったところ、イギリスの「Psychic News」というタブロイド雑誌で、霊言wというか、、フェイクですね。



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私には判断出来ませんが、こちらの「とてもとても素敵なブログ」によれば、MJがリベラーチェを描いたという、こちらの絵も「FAKE」のようです。

「MJ研究資料」のメモの中には、まだまだ観るための気合いが入らない、モノクロ映画とか、日本版がないのとか、いっぱいあって、本物だってときどき「☆ん☆り」しちゃうのにぃ… ww


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by yomodalite | 2014-12-16 18:44 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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