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『底抜け合衆国ーアメリカが最もバカだった4年間』『USAカニバケツ』に続き、衰退まっしぐらのアメリカを描いた歴史的カルチャー本?!第三弾。今回はかなり売れているようですね。まだまだ笑えた前著と違い、この4年間でアメリカの負の部分を相当輸入してしまって、第3章など来年の日本の話とどこが違うんでしょう?という感じです。

日本人の中には、永年のアメリカによる洗脳が解けて、愛国者になったと思っている人が大勢いますけど、「属国」だったと気がついてからだって、アメリカ指令に背くことは全然できないのに、どういうわけだか中国への敵対心と嫉妬心のみ燃え上がっているのは「戦争へと仕向けられている」新たな洗脳だと思いませんか?

中国も韓国も自国の政権へ批判できないので「反日」に民衆の感情を向けるしかないって言っていたのに、何も今頃になって中韓のマネしなくても。。。

拉致事件も、田母神論文も、アメリカ(というかアメリカの中のひと)の「糸」が透けて見え、トヨタに代表される自動車産業や、キャノン、ソニーなど歴代経団連代表の会社が率先して、派遣者切りや内定取り消しを行って就職できない若者を増員中。

昨日の尖閣諸島での中国船の侵入など、こういったことはこれから何度もおこって、領土問題はどんどん大きな問題になっていくでしょう。黙っているとなめられる一方だ!なんていう声も大きくなって、、、、明らかにレールに乗せられている感じがするんですけど、なにもできませんね〜。第二次大戦前もいきなり始まったときは、インテリも含めて「えっ?!」ていう感じだったみたいです(哀)。

昨日の小泉元総理の久しぶりに必死な顔を拝見すると、ホントに面白くて笑えない本です。
★★★★

☆参考書評
◎琥珀色の戯言
_____________________

【目次】

序章 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

第一章 暴走する宗教
・子どもにブッシュを拝ませる福音派洗脳キャンプ
・遺伝子や進化の研究は神の冒涜か?
・「私に少年愛を教えたのは神父さま」
・キリスト教ディズニーランドの廃墟で泣く
・ドライブスルー教会にプロレス伝道師
・クリスマスを異教徒から守れ!
・セックスは絶対ダメ!でも、やるなら生で!
・「911テロはホモなアメリカへの神罰!」
・「神様、兵隊さんを殺してくれてありがとう!」

第二章 デタラメな戦争
・ブッシュ政権に裏切られた美人スパイ
・アメリカに帰還したイラク戦争の狂気
・敵国キューバに残るアメリカの拷問所
・兵士不足が起こしたイラク人虐殺事件
・戦争を知らないタカが戦争を起こす
・アメリカは拷問まで海外にアウトソーシング
・ランボーの戦いは全部スカだった
・政府がコントロールできない戦争株式会社
・ソ連を倒してタリバンを育てた男
・オサマ・ビン・ラディンを知りませんか?

第三章 バブル経済と格差社会
・ウォルマート、激安の代償
・ポラロイド倒産で社員が得たものは?
・最低賃金で1ヶ月生きられるか?
・マリファナの売人はセレブな未亡人
・年収360万円の若造に2億円の住宅ローン?
・病人を見殺しにする医療保険はビョーキだ
・メイド・イン・チャイナの星条旗を禁止せよ
・アメリカのトウモロコシ畑は日本の総面積より広い
・ミッキー・マウスを十字架にかける牧師

第四章 腐った政治
・ブッシュとブッシュマンをつなぐ男
・実用化された電気自動車はなぜ消えた?
・ブッシュは史上最低の大統領に決定!
・『ブッシュ暗殺』は「奴ら」の思うツボ
・ブッシュ政権は本当に「保守」か?
・イラク空爆の導師も高級デートクラブの顧客
・隠れゲイの反ゲイ政治家とヤったゲイ募集!
・選挙に勝つなら何でもする「ブッシュの頭脳」
・ウォール街の保安官、売春でつまづく
・ブッシュの伝記映画の重大な事実誤認とは? 

第五章 ウソだらけのメディア
・イラク戦争を操ったメディアの帝王(※ルパート・マードック)
・ブッシュと記者団に恥をかかせた勇気あるコメディアン(※スティーブン・コルベア)
・魔女狩り連合軍と戦った三人の歌姫(※ディクシー・チックス)
・「オバマ候補はイスラムのスパイだ!」
・「女に選挙権を与えるな」という女性政治評論家
・アニメとオッパイで稼いでプロパガンダ

第六章 アメリカを救うのは誰か
・「奴隷制度の賠償してくれる人に投票するよ」
・「黒人が大統領候補になれるのは50年先だ!」
・不死鳥マケインは拷問より親父が怖い
・はぐれ牛マケイン、右も左も蹴っ飛ばせ
・老舗のお笑い番組がヒラリーを救った
・オバマ=セレブ=パリス・ヒルトン?

終章 アメリカの時代は終わるのか
____________

【内容紹介】デタラメな戦争、崩壊する経済、暴走する宗教、ウソだらけのメディア、腐敗する政治…ブッシュの8年間でアメリカはかくも酷くなった。文藝春秋 (2008/10/9)




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by yomodalite | 2008-12-10 15:01 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)
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本書の内容は、ダリの作品の75%が贋作で、しかも、その贋作製作に、ダリ自身が関わっていた!というスキャンダルなお話。

著者は、その贋作を多数売買し、詐欺により服役したダリ専門のディーラー。

カバー写真は、いかにもダリらしいという感じですが「贋作王」の表紙にふさわしくマダム・タッソーの蝋人形館のものです(原題は「DALI&I : The Surreal Story」)。

著者は22歳の頃、チーズ工場でチーズに穴を開けて過ごし、夜はロックバンドで歌を歌っていたが、ある日週刊誌の編集者からスカウトされ、「パノラマ」紙のハリウッド特派員に。それは銀幕のスター達とディナーをともにして語ったかに読めるインタビュー記事をでっちあげる仕事だった。

『刑事コジャック』のインタビューを捏造した翌週に、ダリについてあれこれ考え始めたのは、ダリがハリウッドスターに劣らず有名だったからに過ぎなかったが、ダリの号の売り上げは、他のハリウッドスターの売り上げをはるかに上回ったことから、彼は、人生最大の教訓を得る。

「ダリは売れる」

その頃国際投資クラブのMMCの社長が会いたいと言ってきた。彼は言った。
「きみに美術投資部門の責任者になって、わが社の最上層の顧客に、カネで買える最高の美術品を見つけてきてもらいたい」

「どうしてわたしが?私は美術のことなど何も知りません」

「サルバドール・ダリの知り合いじゃないか」「ハリウッドでインタビューしただろう?いやはや、あれは実にすばらしいインタビューだった」

このときわたしは、人生でふたつ目の教訓を得た。
社長も人の子。ぺてんにかかる。

ものすごく調子のイイ話です。しかし、この後著者は、ダリ専門のディーラーになり、莫大な富を得るものの、詐欺で服役し釈放後、そのダリの隣人となり、恋人のアナをダリの朗読人にし、その死のカウントダウンもチェックした。ウルトラ・バイオレット、アマンダ・リア、グレイス・ジョーンズ。。。懐かしい名前や、ダリの共犯者である、「青年ダリ」や、イシドロ・ベアの告白、最後まで飽きさせず、読ませる魅力があります。

油絵画家のダリが、この時代のニューヨークのアートシーンを生き抜くうえで、本著で贋作と言われているような行為に挑んだのはなんとなく理解できます。アートにあまり詳しくない人は、この本でダリを誤解してしまうかもしれませんが、その後現代美術界では手法がどんどん洗練され、草間弥生には、ウォーホルの「ファクトリー」すら必要なくなっている。

ダリとガラの奇行もよく知っているし、そんなに驚いたという点はないですが、ダリの最晩年の暮らしぶりは、本著で初めて知りました。ガラはダリより先に亡くなっているとだけ認識していましたが、亡くなる前にダリの元から去っていたことは知りませんでした。

わたしのアイドルだった、ポール・エリュアール、マックス・エルンスト、ダリという3人の天才のミューズになった極普通の容姿で、しかも恐ろしく評判の悪いガラに焦点をあてた本を読んでみたいとずっと思っているのですが、どういうわけか出版されませんね〜。

それから、なんと、アル・パチーノがダリ役で映画化されるようです。ちょっと観てみたいかも。

【目次】
第1部 マックダリ—フランチャイズ計画
第2部 ドル亡者—詐欺師ダリ
第3部 セニョール・ダリ—ダリだけが売れる最悪の事態

◎[参考記事]夢のもののふ
http://nearfuture8.blog45.fc2.com/blog-entry-171.html
____________

【あらすじ】20世紀美術界最大の奇才、サルバドール・ダリ。なんとその全作品の約75%は「贋作」だった! 

ダリ専門アートディーラー兼詐欺師で、晩年のダリの隣人であった著者が克明に綴る、知られざるサルバドール・ダリの波乱万丈の生涯。欲望と狂気とスキャンダル渦巻く美術界を描いた驚愕のノンフィクション! 22カ国語に翻訳された世界的ベストセラー、ついに日本上陸!アスペクト(2008/09)

【著者略歴】スタン・ラウリセンス/1946年、ベルギー生まれ。サルバドール・ダリ専門の美術ディーラーとして10年以上を過ごし、贋作を販売した罪で服役。その後、作家に転向して、2002年、『黒い雪』という犯罪小説でエルキュール・ポアロ賞を受賞。現在、アントワープとロンドンに居を構える

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by yomodalite | 2008-12-07 22:19 | 歴史・文化:美術 | Trackback | Comments(0)
浮世絵と、着物のことばかり考えていて読書がはかどらない。。。こちらは、旦那が図書館で借りてきたものをナナメ読んだもの。

冒頭には、巨大クリオネとか伝説の卒業アルバムとか、お笑い要素が感じられるのだけど、本編に突入すると、

サブリミナルとか、GHQから始まった日本洗脳計画とか、911の疑惑とか、長く首相を勤めた総理大臣と、そうでない首相の違いとか、オバマとクリントンの話とか、、もうホントのことばっかり!?で、普通の陰謀論の本になってます。(/・_・\)アチャ-・・


「都市伝説 2 インフォメーション」
http://www.takeshobo.co.jp/sp/toshidensetsu2/

「ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説2がオウム真理教とシンクロ」
http://www.kotono8.com/2008/08/04toshidensetsu.html
______________

【要 旨】
巨大クリオネがいた、日本を支配する秘密結社の陰謀、お札に隠された驚愕の事実、など、あなたの思考が覆される話が満載。世の中で言われている不思議な話やうわさ話、著者なりのルートで集めた話の中からまとめた「セキ・アキオの都市伝説」。

【目 次】

第1章 秘密のシグナル
・あなたは見られている
・サブリミナル
・隠されている666
・ネットの中の666
・一ドル札の秘密
・マーキングOFピラミッド
・スター○ックスの秘密
・ロゴに隠された666
・OK6OK
・関口暁夫の都市伝説コラム1 CHQの洗脳1

第2章 裏側の世界
・ドル紙幣がテロを予告
・18という数字
・秘密のサイン
・悪魔崇拝
・Mと13
・バミューダ・トライアングル
・ゴアとノーベル平和賞
・関口暁夫の都市伝説コラム2 CHQの洗脳2

第3章 ニッポン・ミステリー
・新・学校の七不思議
・東京のパワー源
・富士樹海の謎
・タランティーノのメッセージ
・八十八ヵ所巡り
・プレ○テ3が外国人に盗まれた
・モンス○ーズインク
・マザーハンド
・何かにおう小泉
・関口暁夫の都市伝説コラム3 CHQの洗脳3第4章 お札に隠されている秘密
・日ユ同祖論〜不思議な一致、日ユ同祖論〜祇園祭の謎 ほか

第4章 お札に隠されている秘密
・日ユ同祖論~不思議な一致
・日ユ同祖論~祇園祭の謎
・日ユ同祖論~太奏の痕跡
・一万円札に隠された秘密
・五千円札の秘密
・千円札の秘密
・お札は語る
・関口暁夫の都市伝説コラム4 CHQの洗脳4

第五章 新世界秩序
・オバマ&クリントン
・二〇一二年地球滅亡説
・New World Order
・大空のサムライ
・受け継がれし語られる者たちへ
・関口暁夫の都市伝説コラム5 お札のピラミッド




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by yomodalite | 2008-10-27 15:47 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)
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残酷さに加え超人的な人間ばかり登場する近年のアメリカ映画には辟易としているのだけど、「バットマン」には思い入れもあり、下記の竹熊健太郎氏のブログ評により、うっかり観てしまいました。

で、結果から言うと「最高傑作」という評価には賛成です。しかし、それゆえの「うんざり感」も相当というか。憎めない感じだけど、ナンギなところも多かったTVシリーズの頃の「バットマン」と、この『ダークナイト』のバットマンの差は、リアルに昔と今のアメリカ人の印象と重なります。

(↓若干ネタバレ要注意。以下青文字 竹熊氏のブログより引用)

俺は近年、ここまで評論しやすい映画を見たことがないです。とにかくテーマがはっきりしていて、ひとつのテーマに沿って全体が一分の隙もなく構成されている。本当に隙がないんですよ。そのテーマというのは、言葉にすれば「善悪の相対性」という、日本のヒーロー物でもよく使われるものです。

と竹熊氏は評しています。確かにしつこいと思えるほどの「善悪」の判断が求められるシーンの連続があり、そこではメトロン星人とモロボシダンがちゃぶ台を挟んで会話した時のような、危険が回避され、時間がそこだけ止まっているような異次元空間(思想空間)ではありません。

観客にとって、一瞬の判断で生死が決まってしまうリアルな瞬間瞬間に、常に「善悪」を問われることによって、それは「問い」としては機能せず、敵の「悪」のイメージを増大させることに寄与してはいないでしょうか。それは、この映画に限らず、『24』や、アメリカの映画やTVの多くに見られるものです。果たしてバットマンの超人としての苦悩は、大ヒット中だというアメリカの大勢の観客が共有できるものなんでしょうか。

メトロン星人とモロボシダンは、ちゃぶ台という一般人の「日常」に降りて来ましたが、バットマンも、ジョーカーも、あり得ないほどの強大な「力」の頂点で闘い続け、ゴッサムシティに甚大な被害を与え、市民全てを敵にまわしますが、快楽殺人の権化ともいえる、まったく同情の余地のないジョーカーに、ようやく訪れた絶体絶命の瞬間も、バットマンはジョーカーを殺さず助けてしまう。

この場面は、今までのバットマンは人殺しをしない、という「お約束」とはまったく異なる「異常」な判断で、衝撃的です。無法者だけど、正義の味方という「闇のヒーロー」の系譜から逸脱した、正にアメリカの病そのものを体現しているような「異常」さ。

『ダークナイト』のような「スーパー・ヒーローの自己言及映画」が出て、しかも当のアメリカで空前のヒットを飛ばしているということは、いよいよ何かの時代の変わり目にさしかかっているような気がします。

今が時代の変わり目であることは間違いなく、それが特にアメリカ発信であることもたしかではあるけれど、これは、

ベトナム戦争が泥沼になってきた60年代末から70年代前半にかけては、『俺たちに明日はない』とか『イージー・ライダー』なんかの「アンチ・ヒーロー」を描いたアメリカン・ニューシネマ・・・

とは違い「イラク戦争」批判になっているのでしょうか。「敵」の中にある悪を膨らませることに飽きずに、超人としての自分も増大させている『ダークナイト』は、『戦争における「人殺し」の心理学』で言及されていた「脱感作」や「条件づけ」という洗脳の範疇からは、はみ出していないように思える。

メトロン星人とモロボシダンのちゃぶ台会談を実現できるのは、ゴシックな異空間であるゴッサムシティを創造したティム・バートンだけど、ワーナーのお偉方は、まだまだ戦争で金儲けしたい人々なんじゃないでしょうか。

え〜〜っと。この書き方では『俺たちに明日はない』とか『イージー・ライダー』を肯定してるみたいですが....でも、この映画の正義漢の検事ハービー・デントは、ロバート・レッドフォードを意識したキャラなので、彼の「反転」は皮肉が効いてます。更に彼の反転は市民には伏せておこうというのも痛烈。

そして、相変わらず、常識的な善人役には黒人が配置されていて(船中での黒人囚人やモーガン・フリーマンの扱い・・次期大統領はやっぱりオバマなんですねw)

レイチェルは益々ブサイクになっていて、ノーラン、相当喰えない奴のようですが、、

これは、敵もヒーローも際限なく「超人化」していくアメリカ映画の「最後の作品」を目指しているのか?

ジョーカー役のヒース・レジャーは亡くなり、バットマン役のクリスチャン・ベールは、母親と姉に対する暴力で逮捕というドメスティックな問題を露にしました。アメリカという新天地で別の仮面を手にしたいというハリウッド・ドリームもその澱みをもう隠しきれず、光と闇の「光」にすら輝きを失ったと、大勢のアメリカの観客は認識したのか? 

「ダークヒーロー」ですらない、こんな暗い映画が記録的な大ヒットし、日本では、このところ洋画の観客数の落ち込みが激しく、『崖の上のポニョ』が大ヒットしている。世界を知れば知るほど、島国なのは、日本だけではないとわかる。

◎「たけくまメモ」
◎「超映画批評」


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by yomodalite | 2008-09-04 00:46 | 映画・マンガ・TV | Trackback(1) | Comments(0)

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

デーヴ グロスマン/筑摩書房




序盤では、通常の人間が、いかに「人を殺すことに抵抗があるか」が、様々な戦争での実例により説明されている。

第二次世界大戦では米軍歩兵の平均的な発砲率が、わずか15〜20%にすぎなかった。ほとんどの兵士は発砲の際も命中することを求めず、とにかく敵を撃ちたがらない。

兵士の多くは弾を込めるフリをし続けることで、ひたすら発砲の責任から逃れていたらしい。ところが、ベトナム戦争では発砲率は90%へと一挙に駆け上がる。殺人への抵抗感を克服した「脱感作」、「条件づけ」とはどのようなものか、終章では、アメリカの10代の殺人率の異常な増加との関連を探る内容。名著。


◎「ゲーマーのための読書案内」

◎「#もの書きWik」

【目 次】
第一部/殺人と抵抗感の存在ー【セックスを学ぶ童貞の世界】
・闘争または逃避、威嚇または降伏
・歴史に見る非発砲者
・なぜ兵士は敵を殺せないのか
・抵抗の本質と根源

第二部/殺人と戦闘の心的外傷ー【精神的戦闘犠牲者に見る殺人の影響】
・精神的戦闘犠牲者の本質ー戦争の心理的代価
・恐怖の支配
・疲○の重圧
・罪悪感と嫌悪感の泥沼
・憎悪の嵐
・忍耐力の井戸
・殺人の重圧
・盲人と象

第三部/殺人と物理的距離ー【遠くからは友だちに見えない】
・距離ー質的に異なる死
・最大距離および長距離からの殺人ー後悔も自責も感じずにすむ
・中距離・手榴弾距離の殺人ー「自分がやったかどうかわからない」
・近距離での殺人ー「こいつを殺すのはおれなんだ。おれがこの手で殺すんだ」
・刺殺距離での殺人ー「ごく私的な残忍性」
・格闘距離での殺人
・性的距離での殺人ー「原初の攻撃性、解放、オルガスムの放出」

第四部/殺人の解剖学ー【全要因の考察】
・権威者の要求ーミルグラムと軍隊
・集団免責ー「ひとりでは殺せないが、集団なら殺せる」
・心理的距離ー「おれにとってやつらは畜生以下だった」
・犠牲者の条件ー適切性と利益
・殺人者の攻撃的要因ー復讐、条件づけ、2パーセントの殺人嗜好者
・すべての要因を盛り込むー死の方程式

第五部/殺人と残虐行為ー【ここに栄光はない。徳もない】
・残虐行為のスペクトル
・残虐行為の闇の力
・残虐行為の罠
・残虐行為のケーススタディ
・最大の罠ー汝の行いとともに生きよ

第六部/殺人の反応段階ー【殺人をどう感じるか】
・殺人の反応段階
・モデルの応用ー殺人後の自殺、落選、狂気の確信

第七部/ベトナムでの殺人ー【アメリカは兵士たちになにをしたのか】
・ベトナムでの脱感作と条件づけー殺人への抵抗感の克服
・アメリカは兵士になにをしたのかー殺人の合理化ーなぜベトナムでうまく働かなかったのか
・心理的外傷後ストレス障害とベトナムにおける殺人の代償
・忍耐力の限界とベトナムの教訓

第八部/アメリカでの殺人ー【アメリカは子供たちになにをしているのか】
・暴力のウイルス
・映画に見る脱感作とパブロフの犬
・B・F・スキナーのラットとゲームセンターでのオペラント条件づけ
・メディアにおける社会的学習と役割モデル
・アメリカの再感作
______________

【BOOKデータベース】
本来、人間には、同類を殺すことには強烈な抵抗感がある。それを、兵士として、人間を殺す場としての戦場に送りだすとはどういうことなのか。どのように、殺人に慣れされていくことができるのか。そのためにはいかなる心身の訓練が必要になるのか。心理学者にして歴史学者、そして軍人でもあった著者が、戦場というリアルな現場の視線から人間の暗部をえぐり、兵士の立場から答える。米国ウエスト・ポイント陸軍士官学校や同空軍軍士官学校の教科書として使用されている戦慄の研究書。 筑摩書房 (2004/05)

【著者略歴】米国陸軍に23年間奉職。陸軍中佐。レンジャー部隊・落下傘部隊資格取得。ウエスト・ポイント陸軍士官学校心理学・軍事社会学教授、アーカンソー州立大学軍事学教授を歴任。98年に退役後、Killology Research Groupを主宰、研究執辞活動に入る。『戦争における「人殺し」の心理学』で、ピューリツァー賞候補にノミネート。

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by yomodalite | 2008-08-28 13:57 | 戦争・軍隊 | Trackback | Comments(0)

安保条約の成立―吉田外交と天皇外交 (岩波新書)

豊下 楢彦/岩波書店




久しぶりの岩波新書。著者は今年「昭和天皇・マッカーサー会見」で更にこの論を深めているらしいのだけど、まずは96年のこの著作から読んでみました。『昭和天皇・マッカーサー会見』も読了しての感想を一言で言えば、日本の学者は1945年の終戦の日から、63年もかけてここに辿り着いたということ。

下記は「シャンバラ」http://shanbara.jugem.jp/?eid=34 より

日本は51年のサンフランシスコ平和条約と同時に、日米安保条約をアメリカとの間に結んだ。それは確かに不平等なものであったが、坂元教授によれば、それは「日本側の外交交渉の拙劣さよりも、当時の日米の立場と力関係から説明するのが妥当ではないか」というものである。ところが、豊下教授は全く別の見解を提示している。

講和条約の交渉が始まる前年、つまり50年6月に朝鮮戦争が勃発した。49年の中国共産党による政権樹立とともに、アジアでの冷戦色が急激に強まってしまう反面、アメリカにとって日本の戦略的価値が飛躍的に高くなった。よって51年の1月末から始める日米の講和交渉において、日本としては基地提供をカードとして使用し、アメリカとの交渉を有利に行うことが”可能”であった。

しかしながら、交渉の開始とともに日本はそのカードを自ら捨ててしまう。1月30日に提出された「わが方見解」という文書に、吉田の指示にもとづいて「日本は、自力によって国内治安を確保し、対外的には国際連合あるいは米国との協力(駐兵のごとき)によって安全を確保したい」という文言が挿入されたのだ。つまり、日本の基地をこちらから”提供してあげる”のではなく、日本の要請に基づいてアメリカが"駐兵してあげる"という形式になってしまった。結果的に、日米安保条約は日本にとって相当不利な条約となった。なぜ吉田はこのような、日本を交渉において不利にするような文言を挿入させたのだろうか。

豊下教授は、そこに天皇の影響があるのではないかという仮説を展開している。天皇は日本の安全保障を確保するために、米軍の駐留を望んでいた。なぜならば天皇はソ連、もしくは国内の共産主義勢力の革命の危険性を強く認識していたからだという。革命によって政権が転覆させられ、天皇制そのものが廃止されれば、天皇も裁判にかけられる可能性がある。

しかし、マッカーサーは日本を非武装中立にするという持論をもっており、天皇の思うとおりに事が運びそうにない。そこに登場したダレスにアプローチをして、非公式のチャンネルを作ったのではないか、というものである。ダレスも天皇も米軍を日本に駐留させることを望んでおり、マッカーサーと吉田の両者をバイパスして、それを実現させようとしたと教授は推測する。吉田は頻繁に交渉の経過を天皇に報告しており、その中で天皇に「御叱り」を受けて方針転換し、日本から基地提供を申し出たのではないかというのである。(後文略)

下記は「公式 天木直人のブログ」より

豊下楢彦という国際政治学者

書評のついでにもう一つ書いておく。豊下楢彦という国際政治学者がいる。私が彼を知ったのは「安保条約の成立」―吉田外交と天皇外交(岩波新書)ーを読んだ事がきっかけであった。

その著書により、昭和天皇が、新憲法の下で政治的行為を行わない象徴天皇になってからも、単独でマッカーサーと何度も会見し、自らの保身の為に吉田茂に安保条約の早期締結を迫った事を知った。

もっとも、前段は周知の事実であるが、後段は豊下の推論である。昭和天皇とマッカーサーの会談の真相は未だそのすべてが公開されていない。おそらく今後も公開されることはないであろう。だから豊下の推論はあくまでも推論にとどまって終る。しかし彼の推論は少なくともその著を読む限り説得力はある。そしてその推論が正しければ、われわれの戦後外交のイメージは一変する。

豊下教授の国際政治学者としての一般的評価を私は知らない。しかしこのような意見を著書で明らかにする学者は、その実力や業績の如何にかかわらず、既成体制にとって容認できないということであろう。御用学者のようにメディアやマスコミなどで重用される事は決してありえない。

その豊下が、同じ岩波新書から、「集団的自衛権とは何か」という最新著を先月上梓した。さっそく購入して読了した。教えられる本だ。タイムリーな本だ。

その中で私が注目したのは、何と言っても、1960年の安保改定に先駆けて行われた重光葵外相とダレス国務長官とのやり取りの中の次のごとき米国の本音である。
・・・(1955年に行われた重光葵の訪米の目的は)日本には(全土にわたって)基地を提供する義務はあるが米国には日本を防衛する義務はない、という不公平極まりない旧安保条約の改定を要請することであった。

このため重光は安保条約にかわる相互防衛条約案を携えて臨んだ。しかしダレスは重光の提案を門前払いする。(その表向きの理由は)安保改定を受け入れる大前提として、日本がまず憲法改正を行い、集団的自衛権の行使を可能にすること(であったが、実は重光案の中には米国として受け入れがたい項目があったのだ)。すなわち、「日本国内に配備されたアメリカ合衆国軍隊はこの条約の効力発生とともに撤退を開始するものとする」という項目があったのだ。

ダレスはこれに激しく反発した・・・ダレスにとっては、日本が集団的自衛権を行使して「米国を守る」ことよりも、米国が日本の基地を特権的に維持し続けることの方がはるかに重要な意味を持っていた・・・ダレスの最大の獲得目標は、「望むだけの軍隊を、望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利」の獲得にあった・・・

(米国にとっては)日本を独立させた以降も占領期の米軍の特権維持を保障するような条約を締結することこそが、死活的な意味を持っていたのである・・・

一般国民は、岸信介の手による日米安保条約の改定が、それまでの片務的なものから対等なものに改められたと信じ込まされている。それが岸信介の一大功績であると思い込まされている。しかし実際は安保条約の改定によって米国の一方的な基地占有が固定化されたのだ。

ついでに言えば、豊下が指摘するもう一つの重要点も見逃せない。それはいわゆる極東条項の起源についてである。

極東条項とは、極東における共産主義の脅威から米軍が日本を守ると言う意味で、米軍の軍事行動を地域的に限定する条項であると解されている。だからこそ極東を超えたベトナムや中東地域での米国の戦争に日本から米軍が出兵することが、安保条約の逸脱であると批判される。
 
ところが安保条約の交渉の経緯を検証すると、極東条項は米国の要求によって書き込まれた米軍のフリーハンド条項であるのだ、と豊下は言う。

旧安保条約は、言うまでもなく、国連による集団安全保障(特定国との軍事同盟によって安全保障を図るという集団的自衛権の発動ではなく、国連加盟国全体によって潜在的な敵に対応し安全保障を図る事)が発動されるまでの過渡的な二国間条約にしたいとする日本側の考えと、自らの安全保障政策のために在日駐留軍を自由に使いたいとする米国の間のせめぎあいの結果、日本が全面的に譲歩して出来たものだった。

言い換えれば、米軍の軍事行動を、国連憲章に縛られる事なく、米国独自の判断で一方的に行えるよう米国が要求してきた条項であった。そして、そのような米国の要求を受け入れざるを得なかった事を「汗顔のいたり」と考えた外務官僚が、その「悔恨」を背景に、岸政権下の安保条約改定交渉において削除を申し入れたところ、再び拒否されたといういわくつきの条項であった。

豊下は次のように解説する。

「日米安保条約が国連憲章の目的と原則を再確認しその遵守を謳っている以上、米軍の行動には憲章51条の規定に従い『武力攻撃の発生』という縛りをかけることが必要不可欠であった。ところが譲歩の結果この縛りを欠くことになったため、またしても国連憲章を無視した米国の「一方的行動」を想定した条約となってしまった・・」(後文略)
____________

【出版社/著者からの内容紹介】「安保再定義」が声高に論じられている。だが、そもそも安保条約とは何なのか。なぜ、一方的な駐軍協定というべきものになったのか。著者は、発見された「非公開外交文書」とダレス文書を読みぬき、「吉田ワンマン外交」に解消されない新たなベクトル「天皇外交」を見いだしていく。戦後史を考え、現代を考えるための必読の書。岩波書店 (1996/12)

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by yomodalite | 2008-08-11 12:38 | 天皇・皇室 | Trackback | Comments(0)

アメリカの鏡・日本 完全版 (角川ソフィア文庫)

ヘレン・ミアーズ/KADOKAWA/角川学芸出版




噂には聞いていたものの、ここまでとは思わなかったというぐらい日本にとっては、すべての痒いところに手が届いている日本擁護に満ちた本。

中国侵略、真珠湾攻撃、軍国主義、韓国併合。。。日本のマスコミすべてがアメリカの管理下にあったということを再認識すべきと同時に、ひとつのプロパガンダの罠から抜け出たと感じるときは、別の罠に入り込んでいる可能性も意識しないとね。

「天木直人のブログ」
http://www.amakiblog.com/archives/2008/07/07/#000990
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[出版社/著者からの内容紹介]
◎真珠湾攻撃は青天の霹靂ではなかった。アメリカは、さしたる被害なしに日本に第一撃を仕掛けさせるよう画策した。
◎原爆投下は必要なかった。それは、日本に対して使ったのではなく、ソ連との政治戦争で使用したのだ。
◎終戦直後、「アメリカは日本を裁くほど公正でも潔白でもない」とアメリカの女性歴史家ヘレン・ミアーズは主張した。
戦後の歴史認識を変えるグローバルな視点! アイネックス (1995/06)

[Wikipedia]原題は『Mirror for Americans:JAPAN』で、ヘレン・ミアーズ(Helen Mears、1900-1989、アメリカ)による著書。アメリカでは終戦後間もない1948年に出版された。著者より同書を贈られた翻訳家・原百代氏は日本での翻訳・出版の許可をGHQに求めたが、却下された。GHQによる占領終了の翌年の1953年、原氏の翻訳は『アメリカの反省』との邦題で出版。1995年、伊藤延司氏の翻訳による『アメリカの鏡・日本』が出版(アイネックス発行)

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by yomodalite | 2008-08-08 12:43 | 戦争・軍隊 | Trackback | Comments(0)

隠された皇室人脈 憲法九条はクリスチャンがつくったのか!? (講談社+α新書)

園田 義明/講談社




『最新アメリカ政治地図』の園田氏の本なので期待して読みましたが、徳本栄一郎『英国機密ファイルの昭和天皇』、鬼塚英昭『天皇のロザリオ』を読んでいるものにとっては、重複内容が多く、前2著と比較すると著者の熱の低さと新書の軽さが少し残念。

表題よりも第5章の「富田メモ」と昭和天皇の真意の記述が興味深い内容でした。

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【MARCデータベース】八百万の神々の宿るクスノキから神格化された楠木正成に至る日本人の信仰をひもときながら、皇室にキリスト教を戦略的に接ぎ木した現実主義者としての昭和天皇像と、皇室を支え続ける隠れたクリスチャン人脈に迫る。講談社 (2008/05)

第1章/皇太子ご成婚と二人のクリスチャン
・「テニスコートの恋」の真実、皇太子妃をめぐる暗闘があった〜他
第2章/日本キリスト教人脈の源流
・吉田茂に束ねられた人脈、御前会議「機密漏洩」事件〜他
第3章/昭和天皇が選んだカトリック
・戊辰戦争は「南北朝」動乱だった、侍従・木下道雄と正田家、
・カトリックと国家神道の因縁、長崎で結ばれた皇室とバチカン〜他
第4章/戦後憲法とクエーカー人脈
・新渡戸稲造門下生の「団結」、『武士道』と象徴天皇、吉田と岸の化かしあい
・今上天皇とヴァイニング夫人、靖国神社「再国営化」論〜他
第5章/「富田メモ」と昭和天皇の真意
靖国神社と宮中の亀裂、厚生省・陸軍人脈とA級戦犯、靖国神社「非宗教団体論」〜他



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by yomodalite | 2008-06-25 14:37 | 天皇・皇室 | Trackback | Comments(0)

アメリカ下層教育現場 (光文社新書)

林 壮一/光文社




チャータースクールの実態、貧困層の教育補助としてのBIG BROTHER&BIG SISTERなどをユースメンターリングの経験を通して紹介。

アメリカの闇を描きつつも、フォアマンの言葉を教える著者にはアメリカンドリームへの厚い信頼が感じられるが、そこから、より一層「アメリカンドリーム」の罪深さを感じてしまう。

【目 次】
第1章/体当たり
最初の授業
ジョージ・フォアマンの言葉
浦島太郎
相撲
集中力はもって50分
殴れたらどんなに楽か……
振り出し
しゃぼんだまと丙牛
第2章/壁
白人の校長
トラビス
中間テスト
実の両親と共に生活している生徒は19名中1名
どうしても伝えたい内容
ヘスース
第3章/チャレンジ
時間がない
ジャップ
ある強盗殺人事件
授業は“生き物”
アメリカの教育格差

えひめ丸
国家
マービン・ハグラーの台詞
さらば教壇
8カ月後の再会―半数の生徒が退学
第4章/ユース・メンターリング
教壇に立った経験を活かしたい
BIG BROTHER&BIG SISTER
20種類の誉め方
ヒスパニックの少年
苛めや暴力を防ぐ効果
第5章/突然の別れ
転校
トレイナー・ミドルスクール
英語が母語の生徒は24名中4名
エピローグ/再会
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【内容紹介】アメリカ在住ノンフィクションライターである著者は、恩師に頼み込まれ、高校の教壇に立つことになった。担当科目は「JAPANESE CULTURE(日本文化)」。前任者は、生徒たちのあまりのレベルの低さに愕然とし、1カ月も経たないうちに逃げ出していた。そこは、市内で最も学力の低い子供たちが集まる学校だった。赴任第1日目、著者が目にした光景は、予想を遙かに超えていた。貧困、崩壊家庭と、絶望的環境のなかで希望を見出せない子供たちに、著者は全力で向かい合っていくが......。子を持つ全ての親、教育関係者必読のノンフィクション。 光文社 (2008/1/17)

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by yomodalite | 2008-02-26 14:30 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)

ボーン・コレクター

ジェフリー ディーヴァー/文藝春秋




久しぶりの海外ミステリー。最近同じシリーズの「ウォッチメイカー」も傑作との噂が高いジェフリー ディーヴァーの鉄板を読んでみました。中盤まで、四肢麻痺である元科学捜査官が口頭で指示するのみにもかかわらず、あまりにも素早い場面展開に感情移入しにくく、ハリウッド臭が強過ぎて、途中で投げ出しそうになったものの、2/3ぐらいからは著者のサービス精神一杯の展開に楽しい読書が体験できました。

絶世の美女の警察官、四肢麻痺で類いまれな頭脳をもつ科学捜査官、FBI、個性的な元同僚、担当医、安楽死協会。。。アクション満載にして、どんでんがえしの連続もあり、お腹一杯のエンターテイメントには違いない。「ウォッチメイカー」も読もうかな。
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【内容「BOOK」データベースより】骨の折れる音に耳を澄ますボーン・コレクター。すぐには殺さない。受けてたつは元刑事ライム、四肢麻痺—首から下は左手の薬指一本しかうごかない。だが、彼の研ぎ澄まされた洞察力がハヤブサのごとく、ニューヨークの街へはばたき、ボーン・コレクターを追いつめる。今世紀最高の“鳥肌本”ついに登場!ユニヴァーサル映画化!「リンカーン・ライム」シリーズ第一弾。 文藝春秋 (1999/09)

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by yomodalite | 2008-02-11 11:01 | 文学 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite