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KATRINA Single "I Have This Dream"

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☆Two Seas Records[2]の続き

「地味な作業」の最後です。翻訳作業に、疲れてきたので、、ますます「ヤバい」恐れがあります。引きつづき、日本語部分には、充分にご注意のうえ、お気づきの点は、ご指摘いただけると大変助かります。

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by yomodalite | 2012-05-31 13:33 | マイケルジャクソン資料 | Trackback | Comments(0)

Two Seas Records[2]

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photo : August, 2005 Gala Dinner in Dubai

Two Seas Records[1]に、引きつづき「地味な作業」を続けます。日本語部分は、充分ご注意の上、お気づきの点は、お気軽に、ご指摘頂けると大変助かります!

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by yomodalite | 2012-05-30 10:08 | マイケルジャクソン資料 | Trackback | Comments(0)

Happy Birthday La Toya!!!

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photo : March 31, 2010

今日は、ラトーヤのお誕生日(5月29日)!!!

写真・動画ともに、大体「古→新」で並べてありますが、
写真と動画の年代は異なっています。
また、ラトーヤの顔に興味があるという方には「レーシック手術」動画をお薦めします!

☆1980年の「アメリカン・バンド・スタンド」
◎[動画]Dick Clark Interviews LaToya Jackson - American Bandstand 1980

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photo : June 16, 2004 Crest Whitestrips Style Awards

☆三姉妹の中でも、子供の頃から、ラトーヤだけ「黒人の血」が流れてないって感じ。
◎[動画]Save The Bones For Henry Jones live on the Jacksons Show

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photo : May 29,2008 birthday party special guest RuPaul
◎[動画]RuPaul(ル・ポール)バイオグラフィー

☆ジャー兄の「ダイナマイト」ダンスに続いて、ラトーヤが登場!
◎[動画]Solid Gold Dancers with LaToya Jackson - First Show of Season 5

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photo : October 31, 2009 Millions of Milkshakes in West Hollywood

◎[動画]Bad Girl (Official Music Video)

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photo : March 31, 2010

◎[動画]LaToya Jackson performing "Such A Wicked Love" in 1989

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photo : October 11, 2010 in West Hollywood 
(右から)Kathy Hilton, LaToya, Paris Hilton(パリスが大根足に見えてしまう)


☆眉毛が気になる人もいると思うけど、、80年代はみんなこうだったのだ(驚)
◎[動画]LaToya Jackson's Step Up Workout Intro

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photo : October 25, 2010 "The Celebrity”

☆欧州ではキャラが魅力的なら、、歌ヘタでもOKという文化があるよね!
◎[動画]LaToya Jackson in Mexico

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photo : June 17, 2011 BOA steakhouse restaurant in West Hollywood

◎[動画]La Toya Jackson - SexBox Video

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photo : June 28, 2011, Barnes & Noble at The Grove

◎[動画]Celebrity Big Brother 2009 Latoya Jackson Enters The House

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photo : June 28, 2011, Barnes & Noble at The Grove

◎[動画]La Toya Jackson In Poland

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photo : June 28, 2011, Barnes & Noble at The Grove

☆1、2年前のレーシック手術。「スッピン」ラトーヤがいっぱい見られます! 
3:23分~ メイクしてないと少女時代とあんまり変わってない????(驚)

◎[動画]La Toya Jackson's Eye Surgery Part 3 of 3

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photo : February 23, 2012 visiting the 'Wendy Williams Show' in New York

◎[動画]"Starting Over" on La Academia

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photo : May 18, 2012 "Glam Rock To Erase MS"


そういえば、、

リビーも今日が誕生日!



☆リビーは歌いだすと、急激に「黒い血」が騒ぐという感じがする
◎[動画]Rebbie Jackson performs Ticket to Love (1986)

☆チープトリックのロビン・ザンダーとのデュエット!
◎Robin Zander & Rebbie Jackson : "You Send the Rain Away"

☆2011年のライブ、MJの「Fly Away」を歌う
◎Rebbie Jackson: Fly Away (Live)




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by yomodalite | 2012-05-29 14:36 | マイケルジャクソン資料 | Trackback | Comments(0)

Two Seas Records[1]

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photo : (左から)Abdulla Hamad Al-Khalifa, MJ, Guy Holmes


MJのレコードレーベル「Two Seas Records」に関する記事です。インヴィンシブル以降のMJの行動を探る「地味な作業」で、面白いところはありません。

また、いつもどおり「ヤバい英語力」を最大限駆使して訳していますので、お気づきの点は、遠慮なくご指摘いただけると、大変助かります。

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by yomodalite | 2012-05-28 08:01 | マイケルジャクソン資料 | Trackback | Comments(0)

つぶやき(2005.5.26 不正受給?)

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photo : http://twitpic.com/9nild1(「ネ申括弧」by : Dan Kogai ‏@dankogai)

こーゆー話題には、ほんの少し触れるだけでも、彼らの思うツボだと思うので、
沈黙していたいと、いつもは思うのだけど、、、


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by yomodalite | 2012-05-26 13:31 | 日常 | Trackback | Comments(0)

本は10冊同時に読め! ー 生き方に差がつく「超並列」読書術 /成毛眞

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)

成毛 眞/三笠書房



著者は、私のブログでもリンクしている、ノンフィクション本の書評サイト「HONZ」の代表の方ですが、一般的には、元マイクロソフトの社長で、現在も多くの会社の顧問や取締役をされていることで有名な方。

同じように、成功したビジネスパーソンでありながら、スゴい読書家としても有名な小飼弾氏のレヴューはこちら。

◎ちょっぴり同族嫌悪!? - 本は10冊同時に読め!「404 blog not Found」

読書のされている方にとって、何を読むかだけでなく、どう読むかとか、読書方法について悩むことも多いと思います。私は、成毛氏が言っておられるように、

一円でも多く稼ぐことより、一冊でも多く本を読みたかった。
それを続けていたら、金は後からついてきた。


なんてことは、一切ありませんが、成毛氏と同じく

1. バラバラの分野の本を
2. 同時に
3. 読み飛ばす


という読書方法は、結構長くやっていて、割といいんじゃないかと思ってます。

10冊は無理なんですが、今は5冊〜7冊ぐらいを同時進行させていて、小説は極少なめ、出来る限り「ノンフィクション」を読み、バラバラな分野の本の中に、必ず「古典」を入れるようにしているんですが、古典は、文章が読み難いうえに、内容もよく理解できないということが多くて、うんざりすることが多いんですが、文学書にしても、思想書にしても、飛ばして読むことが出来ないので、

新書とか、速読できる本を一緒に読んでおくと、その「イライラ」が緩和でき、読了の達成感も気軽に味わえて、精神安定に繋がるうえに、現代の日本人が「古典」を理解するのにも「文学」だけ読んでいてもわからないんじゃないかとか、、、

現在の危機に、多角的に備えるためというのも、そうですが、

それ以外にも、色々な意味で、この読書方法は、意外と女子に向いていると思うんです。

◎ハードカバーは滅びてしまえ!なぜ新書を読むべきなのか?

女の脳と、男の脳は違うと、よく言われていて、女性は、異なる動作を同時進行することが得意で、右と左を別々に動かすことが出来るとか、右脳と左脳を繋ぐ脳梁が太くて、脳内の情報連携がスムーズで、考える力と感じる力を連携する「直感力」が豊か… だとか

バラバラ・同時多読は、その「女子力」を生かせるような気がして、同じ分野の本をたくさん読むより、世界が広がるうえに、女子の「直感力が生かせる」ような気がして、

とりあえず、、お金がついてこないにしても、

同時多並列読書は、「武士は食わねど高楊枝」だったり、
「お菓子を食べればいいじゃない」といった気分は盛り上がるような気がします!


◎[参考サイト]今、ここが「猿の惑星」だ!


☆成毛氏は、本の購入はAmazonではなく、
書店で「ここから、ここまで全部」といった大人買いを奨めておられるのですが...


◎[Amazon]本は10冊同時に読め!
____________

[BOOKデータベース]本は最後まで読む必要はない、仕事とは直接関係のない本を読め、読書メモはとるな ― これまでの読書術の常識を覆す、画期的読書術!あらゆるジャンルの本からの情報を組み合わせることで、新しいアイデアが生まれる。「すき間時間」で本を読むことで、集中力が増す。どこを読み飛ばすのかを判断していくことで、決断力と情報収集力が身につく。本を10冊同時に読めば、10倍人生が面白くなる。
三笠書房 (2008/1/21)


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by yomodalite | 2012-05-25 07:37 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)

5月のきもの

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気がついてみると、2月から、着物のこと、何も書いてなかったんですが、
毎年「春のきもの」って特に苦手で、、

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by yomodalite | 2012-05-23 18:14 | きもの | Trackback | Comments(0)

つぶやき(2012.5.21金環日食)

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photo : 「京都駅」http://instagr.am/p/K3Z0kvhs9b/

緊急追加ーーーーーーーー!!!!
☆[動画]『ABC』が「TPP」の歌に!

これも追加!(笑)
☆続々とネットにアップされる金環日食の画像の中で最高に笑った1枚

[追加リンクあり]2012年5月8日~5月21日ぐらいの「Twiitter」などから

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by yomodalite | 2012-05-21 09:35 | 日常 | Trackback | Comments(0)

葉隠入門/三島由紀夫 ー マイケルと三島由紀夫[3]

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[1]では、正しい狂気というものがあるはずだ。という三島の解釈への違和感に「違和感を感じる」というような書き方をしましましたが、、三島の『葉隠入門』は、やはり「正しい狂気のあり方」として「葉隠」をよむための解説書、もしくは、煽動書だと、私も思います。

葉隠本を、何冊か見てみましたが、現在、これが、世界でも読まれている思想書だと知って「葉隠」を読むなら、むしろ、三島の『葉隠入門』の解説はまどろっこしく、また、後半の名言抄よりも、現代語訳や、英語の対訳で、全文が書かれている方が読み応えがあり、スムーズに理解できるようにも思いました。

でも、

新渡戸稲造は、外国人から「宗教なしで、どうやって道徳教育をするのか」と問われ、それに代わるものが「武士道」だと語り、武士のいない世界に、思想書としての「武士道」が広まりました。

三島由紀夫の『葉隠入門』も「葉隠」が戦争のために利用され、汚された後、そこから新たな光を見いだした、三島の命懸けの行動によって、武士のいない世界に、思想書としての「葉隠」が蘇ったのだと思います。

主君と家来という世界がなくなり、天皇が「人間宣言」をした後では「武士道」の思想は成立せず、「God」を持たない日本人には「神」がいなくなること。

自衛隊とは「自衛」のための軍隊ではなく「米国の盾になるための軍隊」だと、誰よりも完璧に理解した三島は「憲法改正」に真剣に取り組み、本気で、自衛隊にも、日本国民にも「武士」としての心構えを説こうとしたのだと思います。


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(葉隠の海外版には「家紋」をデザイン化されているものが多いのだけど、この本で使用されている「家紋」が、常朝の時代の鍋島藩の家紋のはず)



三島が命をかけたとき、日本精神が失われることの危機感を、真剣に理解できていたら、文化を創っているのは、文化人とは限らないということを、文化人がわかっていれば、

「武士たる者は死に狂ひの覚悟が肝要なり」に最大絶無のメッセージがあることを、
無理に否定したり、(三島が)なぜそんなにも行動に憧れ、死へのあくことなき渇仰を語るのか?などと、疑問に思うこともなく、

また、勝俣会長のような人が、東電のトップになることもなく、原発事故が起きたとしても、その後の対応はまったく違ったものになり、私たちが、もっとも憎む相手も「原発」ではなかったかもしれません。

葉隠には様々なことが書かれていて、逆説的であるとは、三島も言っていることですが、マイケルは「死に狂い」の人だったと、私は思いますし、「死へのレッスン」は、なかなかする機会がないので、[2]に引きつづき

葉隠の中の「死」に関しての言葉を、さらに、狂ったように紹介します。


現代語訳と英文は『対訳 葉隠』より


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(海外版では、この“丸に三羽の鶴”の家紋が使用されているデザインが多いのだけど、、これはどこの家紋なのでしょう?ご存知の方はぜひ教えてくださいませ)



Lord Naoshige said, "The Way of the Samurai is in desperateness.
Ten men or more cannot kill such a man.
武士道とは進んで死地に突入することである(武士道とは死に狂ひなり)
人を殺すのには数十人かかっても手にあまるものである。と直茂公は仰せられた


Common sense will not accomplish great things.
Simply become insane and desperate.
正気では大業はできない。死に狂いの思いで進んで死地に突入することである

"In the Way of the Samurai, if one uses discrimination, he will fall behind.
また、武士道においては善悪、損得などを考えていては、早くも人に遅れをとる。

One needs neither loyalty nor devotion,
but simply to become desperate in the Way.
Loyalty and devotion are of themselves within desperation."
忠も孝も考えずに、死に狂いすることである。
その中に、忠も孝もおのずから備わっているのだ。




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(丸の中が、鶴になっていないヴァージョンも多いのだけど、、この「家紋」も上と同じく実際にあるものなのか、どこのものかもわからないので、ご存知の方はぜひ教えてくださいませ)



A certain person was brought to shame because he did not take revenge.
ある人は、喧嘩で仕返しをしなかったため、恥をかいた

The way of revenge lies in simply forcing ones way
into a place and being cut down.
There is no shame in this.
By thinking that you must complete the job you will run out of time.
仕返しのやり方は、ただ進み踏み込んで切り殺されるまでである。
こうやれば恥にはならないのである。
相手に勝たなければと考えるから間に合わないのである


By considering things like how many men the enemy has, time piles up ;
in the end you will give up.
また、向こうは多勢だなどと言っているうちに時間が経過し、
ついにはやめる話になってしまうのである。


No matter if the enemy has thousands of men,
there is fulfillment in simply standing them off
and being determined to cut them all down,
starting from one end. You will finish the greater part of it.
相手が何千人であろうと、片っ端からなで切りにする覚悟で立ち向かっていけば、
それで仕返しの意図は果たせるのだ。
また大概、それで相手をなで斬りにできるものである。


(この後、泉岳寺で腹を切らなかった、忠臣蔵の討ち入りについてのダメだしwを中略)

Although all things are not to be judged in this manner,
I mention it in the investigation of the Way of the Samurai.
ふつうはこのような批判はしないものであるが、
これも武士道を考える材料となるから言うのである。


When the time comes, there is no moment for reasoning.
And if you have not done your inquiring beforehand,
there is most often shame.
前々から、十分に考えておかなければ、いざというとき、判断することができないから、
たいていの場合、恥をかくのである。


Reading books and listening to people's talk
are for the purpose of prior resolution.
人の話を聞き、ものの本を読むのも、かねがね覚悟を決めて置くためである。

Above all, the Way of the Samurai
should be in being aware that you do not know what is going to happen next,
特に武士道においては、いつどのようなことが起こるかわからないと思って、

and in querying every item day and night.
Victory and defeat are matters of the temporary force of circumstances.
朝に晩に、箇条を立てて考えておかなければならない。勝負は時の運である。

The way of avoiding shame is different. It is simply in death.
Even if it seems certain that you will lose, retaliate.
恥をかかないやりかたはまた別である。死ぬ決心があればよいのである。
たとえその場で負けるとしても、すぐに仕返しすればよいのである。


Neither wisdom nor technique has a place in this.
A real man does not think of victory or defeat.
これには知恵も業も要らない。剛の者と言われるほどの人は、勝敗を考えず、

He plunges recklessly towards an irrational death.
By doing this, you will awaken from your dreams.
脇目もふらず死に向かって進むだけである。
これでもろもろの執着が消えて本来の自己に戻るのである。









The saying of Shida Kichinosuke,
"When there is a choice of either living or dying,
as long as there remains nothing behind to blemish one's reputation,
it is better to live," is a paradox.
このことは、この間も聞いたことであるが、このたびのお話は次のようなものであった。
志田吉之助が「生きても死にても、瑕にも名誉にもならないなら、生きた方がよい」
と言ったのは、裏を言ったものである。


He also said, "When there is a choice of either going or not going,
it is better not to go." A corollary to this would he,
"When there is a choice of either eating or not eating,
it is better not to eat. When there is a choice of either dying or not dying,
it is better to die.''
また「行こうか行くまいかと思うところへは行かないのがよい」とも言ったが、
この続きには「食おうか食うまいかと思うものは食わないのがよい。
死のうか死ぬまいかと思うときは死ぬのがよい」とある。






◎[Amazon]葉隠入門/三島由紀夫
◎[Amazon]対訳 葉隠



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by yomodalite | 2012-05-19 12:39 | マイケルの愛読書 | Trackback | Comments(2)

葉隠入門/三島由紀夫 ー マイケルと三島由紀夫[2]

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☆葉隠入門/三島由紀夫 ー マイケルと三島由紀夫[1]のつづき

葉隠という本は、武士道論だと思って読むと、意外にそうでもなかったり、現代に生きる普通の社会人にも当てはまるような「処世訓」も多く語られているのですが、

そうではない部分に注目して ... 続けます!





戦争が終わって、平和になったから「軍隊」はいらないと思われた国で、自ら「軍服」を着たひとは、筆を、刀に代えたことに困惑され、

軍隊を、他国へ「輸出」しなくてはいけないほど、戦争を必要とした国で、自ら「軍服」を着たひとは、「顔」にばかり注目され、侮辱され続けた。

日本独自の様式に乗っ取り、流血の中で果てた人と、MJの「LOVE」とは、まったく異なる感覚を受けるひとが多いとは思いますが、、、

でも、MJは、三島よりも、ずっと長く「軍服」を着続けていたと思うので、もしかしたら、三島より「武士道」だった可能性も高いと思うんです。


三島は、自決の年に、防衛に関する意見を求められ、それをテープに録音し、印刷したものは、当時の官房長官と、佐藤総理が目を通し、閣僚会議にも提出する予定でしたが、当時の防衛庁長官の中曽根康弘氏によって妨害され、叶いませんでした。

三島由紀夫の遺言状とも言える、その「政府への建白書」の中で、三島は、外国人に「武士道」を説明するとき

武士道と軍国主義を一緒に扱ったのは、米国の占領政策の1番悪い点で、武士道を概略的に説明すると、武士道と云うものは、セルフ・リスペクトと、セルフ・サクリファイスと、セルフ・レスポンシビリティ、この3つが結びついたものが「武士道」で、この1つが欠けても「武士道」ではない。

もし、セルフ・リスペクトとセルフ・レスポンシビリティだけが結合すれば、下手をすると、ナチスに使われたアウシュビッツの収容所長の様になるかもしれない。

日本の武士道の尊いところは、セルフ・サクリファイスというものがあるからこそ「武士道」なのであって、身を殺して仁をなすというのが「武士道」の非常な特徴である。

だから、侵略主義も軍国主義も「武士道」とは無縁のものだ。ところが、戦後の自衛隊には、セルフ・リスペクトというものが常になかった。

また、セルフ・レスポンシビリティはあるかもしれないが、これも、官僚的セルフ・レスポンシビリティに堕してしまい、セルフ・サクリファイスは、遂に教えられることがなかった。


と述べています。新潮文庫の『葉隠入門』の「解説」を書かれた、田中美代子氏は、

ここで(『葉隠入門』)死をめぐってなされる様々な考察は、単なる道徳書や人生訓の域をこえて、やはり三島由紀夫独自のものであり、運命的な自殺にいたる論理の道筋には、常人のうかがい知れぬ謎めいた要素がつきまとっている。どれほど言葉を尽くしても、彼がなぜそんなにも行動に憧れ、死へのあくことなき渇仰を語るのか、という疑問は、読者の頭をはなれない。

もしかするとそれは結局、三島由紀夫が、生きながら、たえず死を味わうことを強いられる、完璧な芸術家だったからではないのだろうか。日々の制作の途上で、一瞬一瞬死に向かって登りつめ、死の緊張を持続しながら孤独な日々の苦行に耐える、そうした営みがあまりにも強烈な充足感をもっていたとすれば、作品の終結とともに訪れる爾余の現実、生の弛緩と曖昧さは、耐えがたい倦怠と疲労をもたらすものとなったのではないだろうか。


と、書かれていて、「完璧な芸術家」には、大いに賛同しますが、

上記の「建白書」の内容をすべて読むと、三島の最期の行動が、完璧な作品を書き上げた後の「現実」から逃れるためでも、「ナルシシズム」とも無縁で、肉体改造への意欲も、メディアへの露出も、本当に慎重に考え抜かれたものだったということがよく解ります。

また、武士道から「セルフ・サクリファイス」を感じ、その「美学」に殉じようとする人も、日本では、それほどめずらしくないかもしれませんが、三島ほどの高度な知性をもった人が、これに殉じようとするのは、極めて稀なことだと思います。

現在「葉隠」を読むほとんどの人は、死を命ぜられることもなく、多くの文学関係者は、山本常朝の武士としてのニヒリズムを理解することで、それを深く味わおうとしていたり、もしくは、現代にも通じるような普遍的な精神を見いだそうとされているようです。


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常朝の多くの語りのなかで、「常住死身」(じょうじゅう・しにみ)という言葉ほど輝くものはない。これはいざというときに死んでみせるという覚悟ではなくて、その前提にあるのは、いつだって死んでいる覚悟が必要だという意味である。それゆえ例の「武士道というは死ぬ事と見付たり」の文章(語りだが)は、次のように結ばれる。

「毎朝毎夕、改めては死々(しにしに)、常住死身に成りて居る時は、武道に自由を得、一生落度なく家職を仕課(しおお)すべきなり」。(松岡正剛「千夜千冊」より)


下記の、現代語訳と英文は、『対訳 葉隠』より。
一生落度なく家職を仕課(しおお)すべきなりの後の文章も追加して引用



The Way of the Samurai is found in death. When it comes to either/or,
ther is only the quick choice of death.
武士道とは、死ぬことである。
あれかこれか、生か死かの選択をせまられたときは、ただ死ねばよい


It is not particularly difficult. Be determined and advance.
To say that dying without reaching one's aim is to die a dog's death
is the frivolous way of sophisticates.
なにも考えることはない。腹を据えて突き進むだけである。
それを目的を遂げずに死ぬのは、犬死にだなどというのは、
上方風の上品ぶった武士道である


When pressed with the choice of life or death,
it is not neccessary to gain one's aim.
生か死かのせっぱつまったとき、思い通り目的を遂げるようなことはできないことである

We all want to live.
And in large part we make our logic according to what we like.
But not having attained our aim and continuing to live is cowardice.
人間は、生きる方が好きである。多分、好きな方に理屈をつけるだろう。
だが、目的を遂げずに、ただ生きのびたら、腰抜けである


This is a thin dangerous line.
To die wighout gaining one's aim is a dog's death and fanaticism.
But there is no shame in this.
This is the substance of the Way of the Samurai. 

この生き残ろうという考え方ははなはだ危険である。目的を遂げずに死んだら、犬死に、気違い沙汰である。だが、恥にはならない。これが、武士道に堅固な男なのだ

If by setting one's heart right every morning and evening,
one is able to live as though his body were already dead,
he gains freedom in the Way.
His whole life will be wighout blame, and he will succeed in his calling.
毎朝、毎晩、心を振り返り、死を思い死を決し、つねに死に身になっているとき、
武士道に達して欠けることなく、一生の間、落ち度もなく、
武士の務めをはたすことができるのである


(中略)

To hate injustice and stand on righteousness is a difficult thing.
Furthermore, to think that being righteous is the best one can do and to do
one's utmost to be righteous will, on the contrary, bring many mistakes,
The Way is in a higher place then righteousness.
不義を嫌って、正義が立つようにすることは難しい。しかし、正義を立てることを
最上と思い、ひたすらに正義を通すとかえって誤りが多くできるものである。
正義より上に道があるのである


This is very difficult to discover, but it is the highest wisdom.
When seen from this standpoint, things like righteousness are rather shallow.
If one does not understand this on his own, it cannot be known.
このことを会得することは難しい。これは最高の叡智である。
その境地から見るとき、正義なども小さいものである。
この境地は自分自身で覚らない限りわからないことである


There is a method ofgetting to this Way, however, even if
one cannotdiscover it by himself.
This is found in consultation with others.
Even a person who has not attained this Way sees others from the side.
しかし、自分で悟ることができなくても、その境地に到る方法はある。
人と話し合うことである。
たとえ道に至っていない人でも、脇からは他人のことはよく見えるものだ


It is like the saying from the game of go;
"He who sees from the side has eight eyes." the saying,
"Thought by thought we see our own mistakes."also means that the highest
Way is in discussion wigh others. Listening to the old stories
and readig books are for the purpose of sloughing off one's own discrimination
and attaching oneself to that of the ancients.
碁で岡目八目というのと同じである。いろいろな思いに自分の非を知るということも、
話し合いに勝るものではない。話を聞いたり、書物を読んで覚えるのも、
自分の独善的な考えを捨て、古人の優れた考えにならうためである


(引用終了)



常朝の「常住死身」については、朝堂院大覚氏も『マイケルからの伝言』で、

日本人の多くが「武士道は死ぬことと見つけたり」を曲解していたのに、マイケルは、すなわち武士とは、いつ死ぬか分からない、それを日常の心得として、毎日を生きる。いわば生きることの有難さを感謝して生きるという反語なのだということを、自分の生き方に投影していた。

と書かれたように、死を思うことで、生をより生きるというように、マイケルも理解していたと語っていますが、

武士ではなく、死を命ぜられることのない「芸術家」だった、三島とマイケルは、毎朝、毎晩、心を振り返り、死を思い死を決し、つねに死に身になって、完璧な作品を求めて、ついに、その瞬間が訪れた、稀な「芸術家」だったと思います。


☆しんどいですが、、もう少し続きます。
__________________

上記で引用した、三島由紀夫の遺言状とも言える「政府への建白書」は、

私は、終始一貫した憲法改正論者で、それによって、日本を軍国支配するつもりではなく(中略)、日本の防衛問題にとって最も基本的な問題、もっと大きくいえば、日本と西洋社会との問題、日本のカルチャーと、西洋のシヴィライゼーションとの対決の問題、これが、底にひそんでいることをいいたいんだということです。(省略・要約して引用)

で、終わっているのですが、

「戦後の国際戦略の中心にあるものはいうまでもなく核だと思います」から始まり、限定戦争、民族主義、代理戦争、人民戦争理論によるヒューマニズムの利用、大国のコンベンショナル・ウィポンでの戦いが人民戦争理論に負けること、自由諸国のマスコミが共産圏に有利に働くこと、国論分裂が最も民心にアピールする→マスコミの有用な商売材料など、、

1970年に書かれたとは思えないほど、その後の世界を暗示し、日本の現在をも完璧に予言した内容になっていて、『三島由紀夫が復活する』に、全文掲載されています。

この表紙に「抵抗感」がある人も多いかもしれませんが、

本の内容は、三島の「軍隊」のことだけでなく『豊穣の海』の解説本としても、私が読んだ中では「ベスト本」です。天才、小室直樹氏の著作の中では「名著」ではないかもしれませんが、「唯識」についても「ミリンダ王の問い」も「輪廻転生」も、『豊穣の海』を語る上で、キリスト教から、イスラム教や、仏教まで、小室氏ほど、海外の宗教に造詣が深く、天皇についても語れる方はいないので。

☆[3]につづく



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by yomodalite | 2012-05-17 20:53 | マイケルの愛読書 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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