<   2011年 08月 ( 17 )   > この月の画像一覧

Happy Birthday Michael!!! 2011

こちらの記事は
コメントとそれに関する内容以外
下記に移動しました。



《おまけ》

☆多くのファンブログで紹介されていた「超CUTE・レーズンCM」。当ブログがこだわっている時代とは異なりますが、キュートでお茶目で、お笑い好きで、絶品顔芸の持主で、抜群の企画力と演技力と言ったあたりを完璧に証明している内容なので、こちらでも保管しておきます。


(1989年7月28日『マイケル・ジャクソン全記録』P200参照。動画はこのCM制作者のアニメーターに自分のアイデアを説明しているところ。


☆とてもとても素敵なブログ主さんが作ってくださった「モラッター」
◎MJから「愛のメッセージ」がもらえます!

ちなみに、私は本名の方で入力してみたら、

『相手のために心を尽くしてごらん』とか、
『一人で頑張っちゃだめだよ』とか、

『二十世紀梨を食べて元気出して』っていう感じのを期待してたら、
悉く、真面目なメッセージが。。(汗)

音楽を研究をされているmari-koさんのブログで紹介されていた動画もすごく楽しいっ!この動画で「マンミラ」が、今までより1.6倍好きになったって言ったら叱られるかな?


☆このページを最後まで観てくださった方へ。

コメント欄に一言頂けると嬉しいです。どんな一言でも感激なんですが、一応、“お題”を設けると「オリジナルアルバム収録曲外で好きな曲」はいかがでしょう?

人気投票ではないので、今日の気分でお気軽に!(未発表曲の紹介は嫌だという方のご意見も歓迎します!)


私が今日選んだのは「Slave to the Rhythm」



[PR]
by yomodalite | 2011-08-28 19:05 | MJ Birthday | Trackback | Comments(24)

追悼〈下〉/山口瞳(著)中野朗(編)

追悼〈下〉

山口 瞳/論創社



『追悼〈上〉』に続いて下巻も読了。

上巻と同じく、本書で追悼されている方々は、知らない方が多いのですが、何冊かの本と、何本かの映画で知っている、寺山修司から読んでみました。

(以下、本書から引用)寺山修司に最後に会ったのは、1昨年の11月、府中の東京競馬場ゴンドラ席、ジャパンカップという国際招待レースの行われた日だった。

彼は、いきなり、私を指さしてケタケタを笑った。それは軽蔑と親近感のまざった笑いだった。彼が指さしたのは私の持っている競馬新聞だった。それに気づいて、私も笑った。

私は蛍光ペンでもって逃馬を黄色に、追込馬を桃色に塗り潰す。そうするとレース展開がよくわかる。だから、私の競馬新聞は、かなり派手なことになる。寺山修司は、それを笑ったのだった。

(引用終了)

競馬とかギャンブルというのは、わたしには一番わからない世界なのだけど、素敵だと思う男にはギャンブル好きが多くて、この謎はずっと解けそうにない。

山口氏の文章では、このあと、寺山が馬券を買うところを目撃したときのことが書かれていて、寺山がスポーツ新聞に書いていた競馬予想とはずいぶんと違う、正統派で生真面目な買い方をしていたことや、

地方都市から出てきて、俳句、短歌、詩、演劇、小説、評論、映画のいずれの部門でも大成しようとして、その無理を押し通そうとして夭折したのが寺山修司であり、「傑作」だった、その葬儀の場面が描写されている。

坂本九への追悼は「ウへホムフイテ」というタイトル。

永六輔氏の「ウへホムフイテアハルコフホフ・六から九への弔辞」という追悼文が出色だったとして、冒頭に紹介されている。(以下、引用)

ずっと昔のこと。「上を向いて歩こう」という曲が出来た時、
八大さんが坂本九という少年を、「この子に歌わせるから」と連れてきた。
少年は「上を向いて歩こう」を、ウへホムフイテアハルコフホフと、
妙な節回しで歌い、僕は不愉快だった。
そのコフホフホフが、あっという間に、ヒットソングになった時、
この少年に対する拒否反応が芽生え始めた。


追悼文というのは、特にそれが不慮の事故死であったとき、故人を褒め讃えるものときまっている。「死んだ人の悪口を言うな」と言う。

しかし、人間には長所と短所があり、その短所を書かなければ、故人の全体としての人間像が浮かび上がってこない。すなわち、本当の追悼文にはならない。
私はそう思っている。短所が長所につながる場合もある。

追悼文で故人の短所や欠点を書くときは胸が痛む。とても辛い仕事だ。永さんの追悼文からは永さんの痛みが伝わってくる。そうでなければ駄目だ。

九は「九ちゃん」といわれたい。そう言いながら「九ちゃん」でいることに、
心底疲れていた。
笑顔を見せ続けることに疲れていた。
九は嫌われることを恐れていた。
誰にでも好かれようと努力していた。
少なくとも、ファンの前では、そして、僕の前では。


このあたりを永六輔さんは泣きながら書いていたと思う。泣きながら書いたら良い文章になると言えないが、ちかごろ、特に小説では、この作者は泣きながら書いていると思われる文章にお目にかかることが少なくなった。心情を吐露するということが少なくなってしまった。

(引用終了)

注:上記も含めて、引用箇所は、これらの方の文章の導入部をメモしたかったからで、本書の内容のハイライトとは異なっています。氏の文章のスゴいところは一部分だけ抜粋すると、誤解を招きそうな深い文章なので。この坂本九の文章も、本書内では短く軽い内容ですが「深イイ話」という以上のギラリと光る部分あり。(三浦和義とその夫人、坂本九の奥さんへの優しさなどのエピソードが含まれている)

と、山口氏は書いている。小説ではどうかわからないけど、追悼文といった文章で、山口氏のように痛みを伴い、故人の命に寄り添ったような文章に出逢うことは、本当に無くなってしまったと思う。

この本に収められている「知っている人」の中で、わたしが実際に彼らが亡くなったときに泣いた人はひとりもいない。わたしは、そういった「有名人」をそれほど近しい者とも感じていなかったし、「死」についてもあまり考えていなかった。

それなのに、本書を読んでいて、上巻でも、下巻でも、何度も何度も泣かされた。

注:一般的に、泣かされるという感動の種類とは、異なる深い内容ではあるのだけど、誰からも愛されたかった男が、それ以上に多くのひとを愛そうとしたときの「無理」や「嘘」について、この2年間、何度も考えてきたからかもしれません。

山口氏も、泣きながら書かれたのだろうか。でも、泣きながらと言うよりは、血を流しながら、胸が張り裂けそうになりながら、書かれたのではないかと思う。

これらの文章は、週刊新潮の「男性自身」という連載コラムに書かれたもので、この連載は1963年の12月から1995年の8月まで、1614回書き続けられたもの。

上巻の向田邦子への文章はこのコラムの中で、8週にわたって書かれ、三島由紀夫への文章は7週、親友であった梶山季之へは過去最長の9週にわたって書かれた。下巻では、吉行淳之介への文章が7回にわたって書かれたもので、吉行氏出棺の日に前立腺肥大の手術を控えるという自身の闘病とも重ねあわせられたものでした。

上巻への感想で言ったことを繰り返しますが、

山口瞳が生きていた時代に、亡くなったひとは、幸せだったと思う。

これまで山口氏の作品を読んだことがなく、この作品を読もうと思ったきっかけが何だったのかも思い出せないのだけど、その幸運な出会いに感謝し、

これらをまとめて出版された、中野朗氏には、本当に本当に素敵な本を、どうもありがとうと言いたい。山口瞳の本をこれから読もうと思っただけでなく、何人もの素晴らしい人のことを知ることが出来ました。

まだ、8月だけど、本書の読書は今年一番記憶に遺ると思う。

☆☆☆☆☆(満点)

◎『追悼』〈下〉(アマゾン)

◎[西日本新聞] 故・山口瞳さんが残した追悼文を集めた「追悼 上」(論創社)が出た
◎[文壇高円寺]山口瞳『追悼』

_________________

〈下巻〉池田弥三郎、金原亭馬生、ロイ・ジェームズ、寺山修司、森安重勝、林達夫、今日出海、藤原審爾、守谷兼義、川口松太郎、坂本九、川上宗薫、岡田こう(銀座「はち巻き岡田」女将)、島田敏雄・円地文子、中村琢二、山本健吉、草野心平、大岡昇平、吉川忠直、色川武大、美空ひばり・尾上松緑、山田たね、徳田義昭、隆慶一郎、開高健、荻原賢次、池波正太郎、滝田ゆう、永井龍男・村島健一、井上靖、生江義男、山崎隆夫、虫明亜呂無、飯島小平、中村博直、吉田俊男、扇谷正道、大山康晴、中上健次、戸板康二、井伏鱒二、野口富士男、村松剛、神吉拓郎、吉行淳之介、日塔龍雄、高橋義孝




[PR]
by yomodalite | 2011-08-27 23:35 | 文学 | Trackback | Comments(0)

Remember the Time(コネタ)

f0134963_1656416.jpg

「顔について」で、インヴィンシブルや「You Rock My Would」を考察中に、どうして「Remember the Time」?って思われると思いますが、

「You Rock My Would」があまりにも集大成なうえに、1993年の肖像画に踏み込んだので、ポップの王様から、史上最強の王(スペードのキング)への進化の道のりを辿っていると、色々思いつくことが多くて、、


☆続きを読む!!!
[PR]
by yomodalite | 2011-08-25 17:34 | MJ考察系 | Trackback | Comments(2)

杉本文楽「曾根崎心中」

f0134963_019256.jpg
リビアの暴動が「民主化」なのかどうなのかわからないし、カダフィは暴君かもしれないけど、アルカイダがNATOを利用しているのか、EUがリビア政府を打倒したいのかもわからないし、

北海道で和んでいる間に、イギリスの暴動は収まったみたいだけど、日本の反原発も、米国のティーパーティーも運動参加者が望んでいるような結果を招いているのかどうかもわからないけど、ここまで菅降ろしに必死になってた人は1ヵ月先のことも見えない人のような気がする。

金融崩壊が、戦争を引き起こすというのは、何度も歴史が経験していることだけど、メディアの偏向問題がすぐに嫌韓方向に向けられたり、発足の経緯自体が洗脳目的で、大新聞社をバックにしたTV局ではなく、子分国同士でツルもうとしている(?)TV局ばかりが責められているのもうんざりだし、昨日からのヤクザ屋さん絡みの話題に関しても、同じ理由で何も言いたくない。

☆続きを読む!!!
[PR]
by yomodalite | 2011-08-24 18:21 | 芸術・文化・音楽 | Trackback | Comments(0)

北海道旅行(札幌・モエレ沼公園)

f0134963_1926741.jpg

旭川から札幌に向かう。

旭川では久しぶりにビルを見たけど、そこから五分も走るともう2階建ての建物は消えて、空が広がる。北海道は空が広くて、雲の厚みが違うね。

街から街へというイメージの道央高速は、防音壁もほとんどなくて、高速道路だと忘れそうになるぐらい美しい田園風景が続く。

動物園も好きだけど、イサム・ノグチも大好きなので、モエレ沼公園へ。



f0134963_1927202.jpg


想像どおりのステキな景観。ノグチの「地球を彫刻する」というコンセプトが伝わるだけでなく、実際に訪れてみると、ファミリーも、おひとり様も、あらゆるひとが楽しめ、ワンコまで幸せそうに駆け回っていて、本当に素晴らしい公園だということが良くわかりました。

ノグチはこの公園の完成を見ることなく亡くなったのだけど、きっと、みんなが楽しく過ごしている光景がはっきり想像できたんだと思う。



f0134963_19305195.jpg


この写真は「MOERE blog」より。この日はビーチの周囲はミニテントが一杯でした。


f0134963_19364594.jpg


入園は無料だし、コンビニおにぎりとペットボトル飲料だけで優雅に過ごせそうな、憩いのスペースがたくさんあるのだけど、今回のランチはレストランで。

◎L’enfant qui reve(夢見る子ども)



f0134963_19381822.jpg

アミューズ・ギュール (4品)


f0134963_19384495.jpg


夏野菜のオープンサンド~美瑛町の夏野菜~


f0134963_19404165.jpg


ヴィシソワーズ


f0134963_1941534.jpg


鶏もも肉の炭焼き(これに、さらに新じゃがサイズのベイクドポテトが2つサーブされたのですが、これまで食べたポテトの中でこれが一番美味しかったかも)


f0134963_19412494.jpg


本日のデザート(この日はアイスと桃のコンポート)


f0134963_1942384.jpg


プチフールとエスプレッソ(以上、2,625円のランチメニュー)

最近の美術館系のレストランは、オシャレなだけでなく、美味しいところが多いのですが、こちらもレベルが高くて、2,625円(税込)のランチは、サーヴィス、質、量、料理、ロケーションのすべてにおいてCP高し。

また、上記サイトの「ギャラリー」で、カトラリーの写真がありますが、デザインが綺麗なだけでなく、ゆるいS字のようなナイフは切れ味も良く、スプーン・フォークも含めて使いやすくて美しいという、ノグチのデザインにも共通する「用の美」を感じました。



f0134963_19465533.jpg


ギャラリーでは、9月4日(日)まで「Walking 歩行という経験」を開催。

「歩き、読み、考える」ための本が150冊が展示されていて、そのリストからテーマ別に数冊を下記にメモ。

<出発点として>
・惑星の未来を想像する者たちへ/ゲーリー・スナイダー
・対話集ー歩きながら考える/鶴見良行

<歩行と思索>
・土星の環ーイギリス行脚/W・G・ゼーバルト
・流れる星は生きている/藤原てい

<詩と放浪>
・西行の心月輪/高橋庄次
・生涯は夢の中径ー折口信夫と歩行

<10都市10歩行>
・ソウルの練習問題ー異文化への透視ノート/関口夏央
・アースダイバー/中沢新一

<辺境へ>
・辺境へ/大谷映芳
・日本奥地紀行/イザベラ・バード

<巡礼という生き方>
・山の宗教ー修験道案内/五来重
・Mt. Fuji /石川直樹

<歩行小説>
・シッダールタ/ヘルマン・ヘッセ
・狼たちの月/フリオ・リャマサーレス



f0134963_19485630.jpg


<古き人々、土地の生活>
・呪術師と私ードンファンの教え/カルロス・カスタネダ
・イシー北米最後の野生インディアン/シオドーラ・クローバー
・人類史のなかの定住革命/西田正則

<建築と空間体験>
・建築する身体/荒川修作+マドリン・ギンズ
・都市の地球学/原広司、槙文彦、黒川紀章

<島の生活を学ぶ>
・屋久島の時間/星川淳
・島暮らしの記録/トーベ・ヤンソン

<山に登る、森を歩く>
・山のパンセ/串田孫一
・山からの言葉/辻まこと

<動物/植物を追って>
・ジョン・ケージ著作集/小沼純一編
・考えるキノコー摩訶不思議ワールド/飯沼耕太郎ほか

<進化と身体から見た歩行>
・人類の足跡ー10万年全史/スティーブン・オッペンハイマー
・五万年前ーこのとき人類の壮大な旅が始まった/ニコラス・ウェイド
・身体から革命を起こす/甲野善紀、田中聡

<歩行技術としての写真>
・WWWWW/石塚元太良
・Dragonfly/尾仲浩二

<北を歩く>
・サハリン島/チェーホフ
・犬が星見た/武田百合子



f0134963_195484.jpg


この後、生弦楽オーケストラを楽しんだり、ふたつの山に登り、ノグチがデザインした遊具ゾーンで「すべり台」とか「シーソー」にも乗ったり、4時間ほど公園内を満喫して、札幌市内へ。


f0134963_19564632.jpg


翌日の最終日は、支笏湖を経由して、苫小牧へ。


f0134963_19582726.jpg

支笏湖のハンバーガー屋さんのテラスで。

この後、苫小牧でフェリー乗車。今まで、関東から北海道に行くのにフェリー乗船って考えたこともなかったのだけど、個室は相当早くから予約しないと無理で、夏休み中とはいえ、平日の行き帰りともに満席で驚きました。最初は片道だけで19時間なんてありえないって感じでしたが、帰りは揺れにも慣れたせいか、意外と楽しめました!


「顔について」が2011年の8月を過ぎても終わってないなんて、最初に書き始めたときはもちろん(21)を書き始めたときでさえ思ってもみなかった。(38)から間が開いてしまったうえに、バースデーまでに書けない気もしますが。。

とりあえずバースデーは今年も2010年のように写真いっぱいアップします!



[PR]
by yomodalite | 2011-08-23 20:26 | 日常と写真 | Trackback | Comments(14)

北海道旅行(旭山動物園)

f0134963_21481672.jpg


サホロリゾートから、旭川へ向かう。

途中で通った真夏の富良野は、あの色のコンポジションのような風景の完成形ではまだないものの、日本の田園の美しさが充分堪能出来る風景。

夏の富良野の「黄色」は、野の花だったり、ひまわりだったり、稲の色だったり.... 
ガーデン街道では、色鮮やかな花園が点在していて素敵だったのだけど、白と黄色のとうもろこし2本を半分づつガブつくのみで通過し「旭山動物園」に向かう。

実は、動物園が大好きなのだ。

全国一有名な動物園のことを書くのも、フツーのコンデジ写真をアップするのも気が引けるのだけど、どういうわけだか、2011年は、小さな夏の思い出を書いておきたくて.... 

◎旭山動物園ホームページ

大勢のひとの感想と同じく、とてもラブリーな動物園だったので、ついつい写真撮り過ぎちゃって。。とりあえず、涼しげなのをアップします。
f0134963_21494991.jpg


f0134963_21562760.jpg


f0134963_21561075.jpg

f0134963_21563987.jpg


f0134963_2156562.jpg


f0134963_21592274.jpg

この子は、子供ペンギンなんじゃないかな。

次は、ホッキョクグマ♡

f0134963_2232932.jpg


f0134963_2241783.jpg

奥の窓からだけじゃなくて、左側のカプセルからも覗けるようになってます!


f0134963_2261797.jpg

奥の窓からだと、こんな近くに来てくれることも!


f0134963_2264073.jpg

この笑顔が忘れられないっ!


f0134963_1103581.jpg

素敵な遊具を満喫するチンパンジー。ボケっと見ているとウ◎チが落ちてくるので注意♡


f0134963_1163645.jpg

トラもなかなか素敵な庭に住んでます。


f0134963_1183452.jpg



f0134963_1185837.jpg

お昼寝ライオン

次は、札幌に向かいます。




[PR]
by yomodalite | 2011-08-21 22:12 | 日常と写真 | Trackback | Comments(0)

北海道旅行(サホロリゾート)

f0134963_9273578.jpg


苫小牧アルテンで3泊ぐらいしたかったのだけど、諸事情のため、サホロリゾートホテルに出発。

それにしても、長時間フェリーに閉じ込められたときは、ドライブ楽しむのに、北海道まで行くことないじゃんって思ってたけど、北海道は、オープンカーで「爆音マイコーがダダ漏れ」でも全然平気だってことがわかると、助手席で、ヴィンセント・プライスを上回るほどの高笑いと、エアーボンゴで浮かれまくる、すっかりノリノリな自分を発見。

車は、燃費より何より、屋根が開くのが第一主義のわたしは、実は、ダーリンよりも「マイカー」好き。室内だと、そんなに好みじゃないBOSEのスピーカーも、カーステだと、周囲がクッション性の素材だったり、スピーカーの付いてる位置がいいのか、マイカーで聴くマイコーは格別なの。

コンビニで出逢った地元の人によれば、北海道をオープンカーで楽しめるのは、もうこの時期だけで、9月になる前には、寒くなっちゃうからだそうです。

苫小牧から、サホロまでの途中の樹海ロードで濃霧に見舞われ、辿り着いたドライブインでトイレ休憩。


f0134963_9331991.jpg


流石は樹海街道。売店内の奥には、鹿とか熊とかいっぱいで、なんとトイレの入口まで。



f0134963_184820.jpg


ていうか、トイレの中にまで。



f0134963_9422657.jpg


でもって、トイレの中に、ジャガバタとか、そばとか、ステーキ丼とか、おみやげの宣伝って、どうなの?



f0134963_9431421.jpg


鹿もカジュアルな感じで売ってます!

その後も、たくさんの「動物注意」の標識に脅されつつ、
ようやくサホロリゾートに到着。

◎サホロリゾートホテル

ここでも、熊。。。

こちらは、こんな辺鄙なところに出来た新しいホテルとは思えないほど、建築も内装もサーヴィスも何もかもが平均値で個性に乏しい感じ(ホテルの売りである「アクティヴィティ」を未体験での感想)。

近頃、北海道には中国人や韓国人の旅行客が多いって聞いてましたが、確かに、中国人の団体客を2グループほど見かけました。もっとも評価が低いのは、彼らのせいじゃなくて、銀座の中国人もそうだけど、中国人観光客の行儀が悪いなんて、もう大昔の話。

ただ、遠くから来る日本人にとっては、このホテルは魅力に乏しいかも。。(しつこいようですが「アクティヴィティ」未体験での感想)

だって、北海道なのにご飯がマズいんだもん。。。

☆北海道郷土料理「ゆきざさ」。5千円台のメニューでここまで低レベルの味に出逢ったのは初めて(1000円台でもありえない)。質、量、見た目すべてが最低。茶碗蒸しがマズいという体験にショックをうける(しかもヌルい)デザートのメロン以外全部ありえなかった。

次は、旭川に向かいます。





[PR]
by yomodalite | 2011-08-20 09:55 | 日常と写真 | Trackback | Comments(0)

北海道旅行(苫小牧アルテン)

f0134963_22263726.jpg


今年の夏は北海道をマイカーで走る!! という、ダーリンのやんちゃな夢に付き合わされて、昨日から19時間もの間フェリーに乗せられて、苫小牧へ。
この日はキャンプ場でテントを張る予定だったのだけど、ちょっぴり雨だったので、テント寝をあっさりやめて、ロッジに変更。


f0134963_920769.jpg





f0134963_22312891.jpg


このキャンプ施設はレンタル品の品揃え、場内の雰囲気、施設内温泉も、すべていいですね。初心者キャンパーでも快適に過ごせます。



f0134963_9203329.jpg
ロッジの裏で見つけた野生のきのこ。謎のきのこが他にも数種類



到着時は少し雨だったけど、翌日は快晴。

皮ごと焼いただけのとうもろこしも、トマトも、どのキャンプ場で食べても美味しいのだけど、北海道産に、この青空が加わると、世界一美味しい朝食だと思う。

◎北海道旅行(2)につづく




[PR]
by yomodalite | 2011-08-18 18:09 | 日常と写真 | Trackback | Comments(0)

追悼〈上〉/山口瞳(著)中野朗(編)

追悼〈上〉

山口 瞳/論創社



どうして、そんなことになってしまったのか、未だによくわからないのだけど、2009年の6月25日から、ずっと追悼のときを過ごしているような気がする。

家族や、知人ではなく、それほど熱心なファンでもなかった有名人の死が、どうしてこれほど長く心に突き刺さっているのか、自分でも不思議でならない。

49人の作家の追悼文をまとめた嵐山光三郎の労作に『追悼の達人』という名著があって、それを読んだとき、作家というのは亡くなった瞬間に、作品の価値が変化することもあれば、その死によって、作品が完成するということもあるんだなぁと漠然と思った。

また、いずれも自死した川端康成と三島由紀夫が、ふたりとも追悼文の名手だったことと、長生きした谷崎潤一郎の死が文壇に無視されたことが記憶に遺っていて、

松岡正剛がめちゃくちゃ弱いと告白したり、立川談志が日本一の喜劇役者と評した、森繁久彌というひとのことも、わたしはあまり知らないのだけど、弔辞の達人といったイメージがあって、森繁久彌が亡くなったとき、森繁には、森繁のように弔辞を読んでくれるような人も、その作品を正確に振り返ることが出来る同時代の戦友もいないのではないかと思えて、長生きが、なんだか気の毒に思えた。

今年の夏は、まったく想像もしていなかったひとが、2人も居なくなってしまった。特に松田選手のように若いひとが亡くなるのは、本当に耐えられないことだし、わたしは彼のことを思うと、マリノスのフロントのことも、サッカー協会のこともどうしても許せなくなってしまう。

でも、あのひとが亡くなったということを聞いたときは、哀しみや、怒りよりも、とにかく「しまった!」と思った。

それは、最後のコンサートが見られなかったからではない。今、過去に戻れるとしても、たぶん、あのコンサートのチケットは買わないと思う。わたしは彼のライブをVDで観るたびに、自分が倒れて運ばれて行く姿がリアルに感じられて、その場に行きたいと思ったことはなかった。

彼と同い年のクイーンの言葉は、わたしの気持ちを代弁してくれてはいたけど、わたしの気持ちを代弁してくれただけでは納得がいかなかった。わたしの気持ちなんかどうでもいいし、彼女はめったにないレベルの成功を収めたスターだけど、それ以上でも以下でもない。

わたしは、本当に稀な天才に対して、自分がこれまであまりにも冷静だったことが悔しくて「しまった!」と思ったのだと思う。

そして、本当にもう二度と会うことがない天才だったと、一瞬にしてわたしに気づかせたのは、彼の死が、彼の作品のように「完璧」だったからだと思う。

それは、あの瞬間に思ったわけではないのだけど、どんな疑惑があっても、彼が誰かに殺されたり、命を奪われたと思ったことはなくて、あの映画のあとは、もっとそう思うようになった。

『追悼』には、山口瞳が80人に捧げた追悼文が掲載されているのだけど(上巻には31人)、それらは今、誰かが亡くなったときに書かれているような「追悼コメント」とは全然違っていて、先に逝った者に対し、山口瞳が血を流し、命を削って書いたと感じるものばかりで、山口氏の魂を感じずにはいられなかった。

山口瞳氏の本をこれまで1冊も読んだことがなく、1995年に亡くなられたという記憶もないのだけど、氏は直木賞作家としてより、週刊誌の売上げを担うような、時代に密着して活躍された方ではないかと思う。そういう人の小説ではない本が、没後15年経って出版されるということは、きっと、その時代の読者に愛されて、読者の人生にも深く影響を与えていた人だったのだ、ということが、これを読むとよくわかる。

この本の中には、わたしがまったく知らない方も多くて、知っている方の、三島由紀夫、川端康成、向田邦子を真っ先に読んだ。三島由紀夫は33ページ、川端康成は35ページ、晩年もっとも近くにいたと言われる向田邦子は66ページ。

実際のページ数からは想像出来ないぐらい内容が濃く、それぞれ1冊の本を読んだぐらいの重みがあって、作品でしか知らなかったひとの素顔が立体的に浮かび上がってきて、息苦しくなるようなことが、これまでに全く知らなかった人も含めて度々あった。

息苦しく感じることが多かったのは、作家が編集者に殺されているような状況が感じられたからかもしれない。以前、橋本治が外国人に自分の作品の発行部数を言ったら、海外ではそれで一生食うことに困らないと言われたというようなエピソードを読んだときに思ったのだけど、日本の作家は、驚くほど多作で、優秀な作家が常に現われては、すぐに歴史から消えてしまうような気がする。

川端康成は言わずと知れたノーベル賞作家。でも受賞したのが三島でなかったことに、川端が負い目を感じるほど、三島も世界的な作家で、そういった作家が、出版社の依頼で、何度も追悼文を書いているというのは、日本的なのではないだろうか。

アメリカには、そういった文化があるのかどうかわからないけど、大江健三郎と、村上春樹が、何度も追悼文を書いている印象はなくて、なんとなく、狭い国の「文壇」と言われるような文学者の村社会が「追悼文」の文化を育んでいたような気がする。

その社会は、作家にとっても、文学にとっても、息苦しい部分もいっぱいあったような気もするのだけど、山口瞳のおかげで、その時代が遺されて、まったく知らなかった人ですら、出逢えたような気がする。

人には必ず「光と影がある」。

そのこと自体は間違いがないのだけど、光も影も類型的なストーリーばかりが巷に溢れ、それは「死」そのものよりも哀しいことのような気がする。


アメリカにも山口瞳がいて、「あのひと」の追悼文を書いてくれていたらと思った。

山口瞳が生きていた時代に、亡くなったひとは、幸せだと思う。

山口瞳が亡くなったとき、どのように追悼されたのかは知らないのだけど、亡くなってから15年を経て出版されたこの本は、とても素敵な「追悼」になっていると思う。

☆☆☆☆☆(満点)下巻も読まなくちゃ。。

☆『追悼』〈下〉へ

メモ:『山口瞳さんを偲ぶ会』は3回行われ、丸谷才一の『挨拶はたいへんだ』『あいさつは一仕事』に3つの会の冒頭に行われた丸谷氏の挨拶が収録されている。

◎『追悼』〈上〉(アマゾン)

______________

〈上巻〉川島雄三、三枝博音、梅崎春生、高見順、佐佐木茂索、山本周五郎、吉野秀雄、木山捷平、山田道美、三島由紀夫、徳川夢声、川端康成、古今亭志ん生、黒尾重明、梶山季之、きだ・みのる、檀一雄、武田泰淳、吉田健一、今東光、花森安治、平野謙、中野重治、五味康祐、野呂邦暢、梅田晴夫、フーショートン、樫原雅春、向田邦子、田辺茂一、関邦子


[BOOKデータベース]褒めるだけでは本当の追悼にならない。川端康成の死を哀惜し、山本周五郎の死に涙し、三島由紀夫の死に疑問を投げ、梶山季之の死を無念がり、向田邦子の死に言葉を失う。山口瞳が80人に捧げた追悼文を一挙集成。論創社 (2010/11)


[著者略歴 「BOOK著者紹介情報」より]山口 瞳/1926年、東京生まれ。麻布中学を卒業、第一早稲田高等学院に入学するも自然退学。終戦後は複数の出版社に勤務し、その間に國學院大學を卒業する。58年、寿屋(現サントリー)に「洋酒天国」の編集者として中途入社。62年に『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞、79年には『血族』で菊池寛賞を受賞する。95年8月、肺がんのため逝去

中野 朗/1951年、小田原生まれ。札幌東高校、明治大学政経学部を卒業。2001年、「山口瞳の会」主宰「山口瞳通信」(年刊)を七号まで、「山口瞳の会通信」を年数回発信するも、現在休会中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)





[PR]
by yomodalite | 2011-08-16 08:52 | 文学 | Trackback | Comments(0)

工藤美代子『悪名の棺 笹川良一伝』

わたしがこどもの頃、このひとのCMを見ない日はなかったかもしれない。

笹川良一氏は、「黒幕」「フィクサー」といった表現で、メディアでの良い扱いを見たことがない方なのですが、本書は、笹川氏の「悪名」の裏側にあった素顔を掘り起こした力作。

昭和の傑物の素顔は、今の時代にあっては、その世界的なスケールの大きさに惹き付けられ、身近な人間への考えられないほどのケチぶりにも驚かされる。

ただ、すでに、これまでの笹川氏への悪評のほとんどが、非常に「小柄」であったと感じているものにとっては、この物語では、ちょっぴりもの足りなさも感じました。

競艇事業を始める前の笹川氏の莫大な収入に対して、相場や先物取引という表現だけだったり、巣鴨プリズンに入るきっかけや出るきっかけ、『田中清玄自伝』が面白かっただけに、田中氏との関係に関して、ほとんど触れられていないのところや、児玉誉士夫氏との関係も。。

「悪名」という名の汚名返上に力が入りすぎていて「悪の魅力」に乏しいところが、ちょっと残念というか、昭和の傑物を平成テイストで扱ってしまった感じ。

◎作家・工藤美代子氏が『悪名の棺』で明かした日本の黒幕・笹川良一「艶福家の私生活」

[BOOKデータベース]メザシを愛し、風呂の湯は桶の半分まで。贅沢を厭い、徹底した実利思考と天賦の才で財を成すも、福祉事業に邁進し残した財産は借金ばかり。家庭を顧みず、天下国家、世のために奔走。腹心の裏切り行為は素知らぬ顔でやり過ごし、悪くは“有名税”と笑って済ませた。仏壇には、関係した女の名が記された短冊を70以上並べ、終生、色恋に執心した。日本の首領の知られざる素顔。書き下ろしノンフィクション。幻冬舎 (2010/10)





[PR]
by yomodalite | 2011-08-15 08:37 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite