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裁判のカラクリ

山口 宏,副島 隆彦/講談社

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著者の山口氏は言う。齢45歳を過ぎて私はいま、ようやく左翼になろうとしている。70年代の学園紛争にも興味なく、政治に知らんぷりしたまま青年期を過ごした自分がこの年になって、体制批判をすることになるとは!

という嘆きがわかる人にオススメの書。

共著となっているが、全体を通して一人称で書かれていて、副島氏の文章はあとがきのみ。ただ、副島氏によると3割ぐらいが氏の文章らしい。

裁判・法律に詳しくない一般人が読んでわかりやすくためになる本。同じ共著の『裁判の秘密』続編。

【目 次】
第一章/弁護士とは何者か(一見さんはお断り〜)
第二章/裁判所が争いをつくる(常識と乖離した「雲助」判決文〜)
第三章/貸した金は返ってこないと思え(厚顔無恥な銀行経営者、中坊公平は正義の味方か?〜)
第四章/判決は先に決まっている(刑事訴訟法を駆使したオウム裁判〜)
第五章/検察の起訴は勝手気ままなもの(警察、検察は保護産業〜)
第六章/男にとって地獄の離婚裁判(離婚裁判では男女不平等がまかり通る、裁判官は美人に弱い?)
第七章/人権が通れば道理が引っ込む(国民的論議となった司法改革〜)
あとがき〜誰も書かない日本の裁判の裏側の真実/副島隆彦

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【BOOKデータベース】誰もが腹を立てる、裁判と日々向き合う辣腕弁護士が、生の現場から日本の法律社会の実態を暴いた、「弁護士版ナニワ金融道」—おもしろさ抜群!裁判の非常識。


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by yomodalite | 2007-03-28 13:55 | 裁判・法律・犯罪 | Trackback | Comments(0)

自衛隊「影の部隊」―三島由紀夫を殺した真実の告白

山本 舜勝/講談社

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真実に迫るには、著者は三島との思い出がありすぎるのかも。出版社の煽動広告を忘れて読むべきかと。

明かされた戦後史最大の秘密!
●「自衛隊クーデター計画」は実在したのか?
●「日本版CIA」は存在したのか?
●三島は美学を全うするために死んだのか?
●三島はノーベル文学賞を捨てたのか?
●三島を殺したのは誰か?

【Amazon.co.jp】「戦後史最大の謎」とされる「三島事件」(1970.11.25)の真相を、元自衛隊陸将補が初めて語った本である。

著者の山本は当時、共産党が「影の軍隊」と糾弾する「自衛隊調査学校」の副校長を務めていた。三島由紀夫とは「楯の会」の指導を通じて知り合い、その思想と行動倫理を最もよく理解していた人といわれている。しかし、自衛隊を「国軍」として認めない現行憲法体制の打破と、日本の伝統と文化を守る祖国防衛体制の確立を唱えていた三島が、やがて割腹自殺に至る紆余曲折を、つぶさに見ながら沈黙していた。その山本が、なぜ81歳の今になって「胸の奥深くに封印されまま、永久に葬り去られるはず」の真実を明かすつもりになったのか? 

「人生の意味を否定されたとき人が見るという漆黒の奈落を、八十一歳にして初めて見た」からだという。山本にとっての「人生の意味」は、1954年に情報機関員の養成と対諜報活動の調査研究を目的に設立された「自衛隊調査学校」だった。しかし、仲間たちとともに「半生を賭けて築き上げてきた」この学校が、3月解体されてしまった。そのとき山本は心の中に響く自身の声を聞く。「あのことを語らねばならない時が来た…」

三島は「美学を全うするために死に赴いたのではない」のである。1967年、初対面の山本が「書くことを通してでも、あなたの目的は達せられるのではないか?」と聞いたとき、三島は「もう書くことは捨てた。ノーベル賞なんかにはこれっばかりの興味もない」と怒鳴ったという。三島はすでに「クーデター計画」を持っていた。

しかし、三島がクーデターの前提として期待していた自衛隊の治安出動は、1969年の「10・21反戦デー」が警察の力によって大過なく収拾されたことで、不発に終わった。この状況と「ジェネラル」たちの裏切りのために、三島はクーデターを断念する。そして、怒りで振り上げた刀のやり場に自衛隊を選び、「捨て石としての死」を遂げたのだった。

山本は「三島の心の叫び」にこたえることができなかったわが身を深く悲しみながら、三島とのかかわりをすべて告白している。(伊藤延司)

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by yomodalite | 2007-03-28 13:36 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

古代天皇家と日本正史―現人神と万世一系の超秘密

中丸 薫/徳間書店



【目 次】
聖徳太子は仏教ではなく「ペルシャ・ゾロアスター教」の人
万世一系の歴史—それは洪水神話の地タリムより始まる!
シュメールから騎馬遊牧民「スキタイ」に引き継がれた万世一系
日本を成立させたのは伽耶の王族である
縄文・弥生の常識は完全にくつがえされている
ついに倭国の謎を解明する時が来た!
「伽耶・新羅・高句麗」の政治・文化事情
ペルシャかつシュメールの精神「十七条憲法」
闇の権力者の「紀記」による壮大な国仕掛け
正史をくつがえす「大化改新」の真相
闇の権力者は誰だったのか—『日本書紀』の「永遠の謎」が解かれる
日本とは何か、天皇家とは何か—それはペルシャ・シュメールへの回帰なのか


中丸氏の本には必ずパクり元があるはず。と検索したところ、小林恵子氏のパクリと評判らしいです。小林氏の本のボリュームに圧倒されて、こちらを読んでみようかという不純な動機により通読したものの、中丸氏の不純な動機とバッティングした模様。やっぱりダメです。以下のサイトが参考になりました。

☆(判定不能)

↓「探求三昧」http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20060129

本の帯には「他の歴史書では決して読めない目からウロコの衝撃事実と情報満載!!」とある。 この本を読むと、古代の日本では、百済や高句麗の権力者たちが入れ替わり立ち代りして渡来して 王朝を乗っ取り、天皇となったと主張しています。

たしかに「目からウロコ」でしょう。 もし、その内容が真実であったとしたら、です。 この著者といえば、闇の権力といった内容の本を多く出していますね。 そういえば、以前の本には「明治天皇の孫」ということを大々的に売り物にしていたようだけど、この本にはそのフレーズが見えないのはどういうわけだろう? そうではないことがわかってしまったのか…。 この本を読んで、「この著者にはタネ本があるに違いない」と思いました。 それで、ちょっと ネットで調べてみたところ、やっぱりありました。 小林惠子さんです。

小林惠子(こばやしやすこ)ーこの女流古代史研究家は、「聖徳太子は西突厥の王(可汗)だった」という説でよく知られています。 それで、さっそくこの人の『興亡古代史』(小林惠子(こばやしやすこ)著、(文藝春秋)という本を取り寄せて読んでみました。 今までは、上記の聖徳太子に関する本(『聖徳太子の正体―英雄は海を渡ってやってきた』)だけは読んでいました。 その本を、ちょうど昨日読み終わりました。 これがまた、トンデモナクとんでもない本なんですね。

『興亡古代史―東アジアの覇権争奪1000年』/小林惠子(文藝春秋1998/10)

突厥というのはTurukの漢訳語で、要するに トルコ系の遊牧民族です。 その西突厥の達頭可汗(タルドゥ・カガン)が日本に渡ってきて聖徳太子となったというのです。 聖徳太子が本当にそのタルドゥ(Tardu)だったかどうかはともかくとして、たしかに トルコとかペルシャとか西域的な要素が太子の行動や逸話に見られるんですね。 それから、この本によると、卑弥呼は江南のシャーマン許氏だったとか。 応神天皇は五胡十六国の秦の一族である苻洛(ふらく)だったとか。 仁徳天皇は高句麗の英主、広開土王(こうかいどおう)だったとか。 そして、古代の日本では伽耶、百済、高句麗、新羅、中国などから続々と国の指導者クラスの人々が渡ってきて、天皇になった。 つまり何度も 王朝交代があったというのです。 この本に書かれたスッ飛んだ内容は、容易にすべてを受け入れられるものではないでしょう。 たしかにこの人は学者でないのが信じられないくらいに博識であり、幅広い知識を駆使してこそ初めて書けただろうという本です。

ただし、論旨に強引なところが多々見られ、「なんでそうなるの?」と、ついていけなくなるところも度々あります。 しかし、そのような度重なる王朝交代があったとしても、不思議はないだろうとは思います。 この本の内容を鵜呑みにするのではなく、ここを出発点として、自分なりに検証をしていきたいものです。 つまり、それだけ捨て置けない部分があるということです。 そして、「もしこれが本当だったら大変なことになる」という内容が。 この『興亡古代史』は、 小林惠子さんがそれまでに書いた10冊ばかりの本をまとめて、日本とその周辺の国々の1000年の興亡の様を綴った大作です。

この本を通勤電車の中で読み始めて、読み終えるのに1週間ぐらいかかってしまいました。 (中略)それにしても、『古代天皇家と日本正史-現人神と万世一系の超秘密』の著者はひどいもんです。 何がひどいかというと、あれだけ 小林惠子さんの主張を取り入れておきながら、あたかも自分の発見であるかのように書いていることが、です。

巻末に参考文献リストもないという、ひどいものです。 (中略)しかし、その本の内容はというと、必ずしもすべてが小林惠子さんの本のパクリであるとはいえず、それ以外にもいろいろと書かれています。 (中略)

【王朝交代】
少なくともいえることは、古代の日本では、いろんなところからやってきた人々が戦いの果てに王朝を乗っ取り、何度も王朝交代があったのだろうということです。 それを取り繕って、日本は「萬世一系の天皇家」のもとに形作られていったという偽装をしているのが『日本書紀』ですから、その内容はハチャメチャで矛盾だらけであっても不思議ではない。

日本の歴史学者などは、『古事記』とか『日本書紀』の内容は鵜呑みにしてはならないと言いながら、やはりあてにならないことを信用してしまっている部分が少なくないと思うんですね。 「萬世一系」の幻想から離れられないというか。
そして、自分たちの考えていることに矛盾することが書かれた昔の本はみんな「偽書」と決め付けてしまっている。 もちろん、世の中には内容が明らかに怪しい偽書もあるんですが、それとこれとをゴッチャにしてはいけないところがあって、そこでこそ「見識」が問われる部分でしょう。
__________

【BOOKデータベース】国際陰謀と血みどろの王権争奪。
真実を踏みにじった古代皇室と日本歴史にまつわる闇のすべてをここに吹き払う…他の歴史書では決して読めない目からウロコの衝撃事実と情報満載。

【MARCデータベース】朝鮮半島の王族が天皇として即位していた! 半島との連結の歴史は抹殺された! 半島と列島の支配者のルーツは共に騎馬民族スキタイだった! 真実を踏みにじった古代皇室と日本歴史にまつわる闇のすべてを吹き払う。(徳間書店2004.10)

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by yomodalite | 2007-03-28 11:42 | 天皇・皇室 | Trackback | Comments(3)

美女と殺しとデイヴィッド―タキヤンの書き捨て映画コラム100連発+α (映画秘宝コレクション)

滝本 誠/洋泉社

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内容(「MARC」データベースより) レザボア・ドッグス、蜘蛛女、シンドラーのリスト、マーズ・アタック、レオン…あふれる情報や鋭い分析を殆んど駆使する事無く書きとばしながらも犯罪的面白さの天然レビュー113本を収録。1998.10.27



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by yomodalite | 2007-03-27 19:03 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

渋く、薄汚れ。―ノワール・ジャンルの快楽

滝本 誠/フィルムアート社

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デヴィッド・リンチに関しては「マルホランドドライブ」に関して一章あるのみ(淋)。今までの著作に比べて、取り上げられている作品が古く馴染みがないのが淋しいけれど、リンチ同様、タキヤン中毒者には一息つける内容です。

◎参考記事「究極映像研究所」
◎『渋く、薄汚れ。』(アマゾンリンク)

まえがき
第I章/どんな末路が待とうが、犯罪の弾ける楽しさ、悲しさこそが
・ S・キューブリック、F・シナトラから映画化権強奪 —『現金に体を張れ』
・ ウィージー印死体効果 — 『パブリック・アイ』&『罠』
・ マイケル・ルーカーは「現場の顔」だ — 『ブラウンズ・レクイエム』
・ 白世界へのハリー・べラフォンテ、黒の挑戦 — 『拳銃の報酬』
・ 原作者を馬鹿にし、監督には無視され、シナリオ・ライターの歪んだ立ち位置
  — 『孤独な場所で』
・ 伝説のLAギャング、ミッキー・コーエンとジェイムズ・エルロイ同好の士
  — 『ハリウッド・ノクターン』を読む
・ 娼婦による変ヤ暴きのクール! — 『裸のキッス』
・ この女、危険につき — フィルム・ノワールの女たち

第II章 /ノスタルジーがすべてを、押しながしていく
・ エドワード・ホッパーを足がかりにノワールに踏み込む — ノワールとの相互影響
・ ある日、小さな町のダイナーに黒いスーツの男が姿を現わす
  — 『殺人者』、Out of the Past、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
・ スモール・タウンの悪夢 — 『疑惑の影』
・ WASPの「郊外」に毒蛇を放て — 『恐怖の岬』
・ 湖水を透かしての美しき死体! — 『狩人の夜』
・ 麗しきかな、ネクロフィリア — 『ローラ殺人事件』
・ どうしてもリメイクはオリジナルに勝てない — 『マダムと泥棒』『レディキラーズ』
・ 死の国にて(ファントム・エンパイア) — 『マルホランド・ドライブ』
・ チャールズ・ウィルフォード本の解説がプチ自伝になってしまった

第III章/地べたを這う目線こそが、ノワールの世界を準備した
・ 加賀まりこの上唇のめくれ、あるいはプチ自伝II —『乾いた花』ほか
・ キューバン・ノワール、アメリカ逆進攻 —『追放者』を読む
・ ネオ・ノワールアート派の凱歌 —『バーバー』
・ On・the・Q.T —クエンティン・タランティーノに関する
___________

[BOOKデータベース]アートの背後に蠢く闘争、スキャンダル、猟奇殺人まで…ワイルドサイドを歩け。

[MARCデータベース] 読みだしたら、止らない! アートの背後に蠢く闘争、スキャンダル、猟奇殺人まで…。映画、小説、絵画、事件、ゴシップなど「ノワール・ジャンル」をテーマに書かれた文庫解説、映画パンフレットを中心とした文章を収録。フィルムアート社 (2006/05)


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by yomodalite | 2007-03-27 18:40 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

きれいな猟奇―映画のアウトサイド

滝本 誠/平凡社

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英語タイトル『THIS SWEET SICKNESS 〜 From Lynch To Thompson』

THIS SWEET SICKNESSは、著者と誕生日が同じパトリシア・ハイスミスからいただいたとのこと

第一章/ツイン・ピークス再訪
・Introduction/Wrapped in Plastic
・死の岸辺へ/少女死体考
・そして、窓/メタファーとしての性器
・Into The Night/『ツインピークス』の心理地形
・マルセル・デュシャンとエド・ゲイン/「開かずの間」の猟奇
・10イヤーズ・アフター・ツイン・ピークス/『ザ・セル』の水死体
・Wrapped In Overcoat/ジェイムズ・エルロイ Silent Terror

第二章/クラリスの乳首
・Introduction/作家の顔
・ジョディの“あご”/壊れゆくWASPの世界
・グレン・グールドの冷たく濡れた手/フィリップ・K・ディックからトマス・ハリスへ
・バルティスの死に寄せて/ミーシャの封印?
・クラリスの乳首/物語への「作者」(トマス・ハリス)の介入

第三章/廃墟回廊にて
・Introduction/J=ポール・ゲティ美術館の血の記憶
・At Paranoia's Poison Door/ゴシックの扉をあけて
・幼児系インダストリアル・ゴシック/ディヴィッド・リンチの写真&絵画
・ログ・レディ、奉仕の美徳/『イレイザ−ヘッド』トリプティックNo.1
・ベイビィ・イズ・“リトル・ヘンリー”/『イレイザ−ヘッド』トリプティックNo.2
・ニュクリアー・ゴシック/『イレイザ−ヘッド』トリプティックNo.3
・女殺しキャメラ地獄/マイケル・パウエル『ピーピング・トム』の快楽
・アリスのかたちの空虚/『フェリシアの旅』&The End Of Alice
・のっぺらぼうとヤッピー・ザ・リッパー/マーク・コスタとブレット・イーストン・エリスのバブルダンス
・廃墟の余白にわずかの涙を

第四章/セブン、8mm、ナイン・インチ・ネイルズ
・Introduction/fresh blood through tired skin --- Nine Inch Nails Last
・死体満足/ジョン・ドゥ氏の殺人芸術 『セブン』
・アート・スタジオの死体処理/ヘルマン・ニッチ、ディヴィッド・ボウイ、チャップマン兄弟
・メアリー・アン、メアリー・アン、と白兎。わたしはアリスなのに/『8mm』から『ロスト・ハイウェイ』へ

第五章/映画のアートサイド
・Introduction/Art into Film
・ハイドのおいしい肉塊パーティー/フランシス・ベイコン
・ドラキュラの城/フランティシュク・クプカ
・聖セバスティアヌスの耳?/『レザボア・ドッグス』
・異次元の色彩/ホワイト&ブラックとカラー
・アンディ・ウォーホルのきれいな空虚/『ビューティ#2』
・Pissのつれあい/ウォーホルとバスキアの道行き

第六章/フェミニズムのエッジ
・Introduction/女たちの諸相
・Drowning in Limbo/黄泉の女
・殴る女、殴られる女/キスして、殺して
・安息か恐怖か/子宮映画論

第七章/ノワールの不条理の彼方へ
・Introduction/ダーク・ノスタルジア
・In a Queer Way/ヒッチのビッチ殺し
・異境のハイスミス、そしてジャンルの異境/『変身の恐怖』を読む
・Krekk Krekk Krekk/アメリカン・コミックス『ハードボイルド』
・オフ・ビート、オフ・オフ・ミステリー/チャールズ・ウィルフォード
・ジム・トンプソンの黒い哄笑/『残酷な夜』

あとがき
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[MARCデータベース]リンチからトンプスンへ、暗闇のサイコ・ドライヴ。20世紀末、死の娯楽化の流れをさまざまなジャンルをクロスさせて解説。1990年代から現在にかけて発表したものに書き下ろしを加えた、第3評論集。 2001.9.25
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by yomodalite | 2007-03-27 18:29 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

人類はなぜUFOと遭遇するのか (文春文庫)

カーティス・ピーブルズ/文藝春秋

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著者は、半世紀に及ぶアメリカUFO史を、ひたすら懐疑的に検証し、それらが現代人のさまざまな願望や妄想や愚かしさが生み出した『現代の神話』にすぎないとする。

徹底的に「懐疑主義者」である著者、そして訳者は、と学会の皆神氏。
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【出版社/著者からの内容紹介】瀬名秀明「本書は掛け値なしの傑作である!」1947年以来のUFO事件について記述し、考察を加えた年代記。米国スミソニアン協会刊行の、現在望みうる最高レベルのUFO本。ダイヤモンド社 (1999/05)、文春文庫 (2002/07)
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by yomodalite | 2007-03-27 13:42 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)

福沢諭吉の真実/平山洋

福沢諭吉の真実 (文春新書)

平山 洋/文藝春秋

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『福沢諭吉全集』の中に諭吉以外の人物が書いた文章が入っている、という重大な主張が本書の趣旨。福沢は「脱亜入欧」を主張していない?!体裁は地味だが内容は大変刺激的な著書。これをを徹底的に批判している安川寿之助『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』が上梓されたらしい。

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【BOOKデータベースより】日本の文明開化を先導した偉大な思想家福沢諭吉は、アジアを蔑視し中国大陸への侵略を肯定する文章をたくさん残している。それを理由に福沢を全否定しようとする動きも絶えない。確かに現在も刊行されている福沢の全集にはその種の文章が多数収録されている。しかし、それを書いたのは本当に福沢本人なのか。もし、誰かが福沢の作品ではないものを福沢の真筆と偽って全集にもぐりこませていたとしたら…。この巧妙な思想犯罪の犯人は一体誰なのか。

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by yomodalite | 2007-03-26 22:18 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

バラバの方を (トクマ・ノベルズ)

飛鳥部 勝則/徳間書店

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残酷描写には相当弱い方なんですけど、他にはない魅力の作家だと思いました。

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【BOOKデータベース】大物画家の私設美術館の開館日。展示室のドアを開けると、そこは…死体の山だった。オープンを祝う(呪う)かのごとく、聖者殉教の絵そのままに、老人や少女が、腸を引き出され、乳房を抉られ、歯を抜かれ、針鼠になり…。「聖エラスムスは腸を引き出されて殺されるであろう。聖セバスティアヌスは矢を突き刺されて…」招待客の新聞記者・持田の許に届いた不気味な手紙は、殺人予告だったのだ。血まみれの悪夢、狂気の大事件の幕が開く。

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by yomodalite | 2007-03-26 18:48 | 文学 | Trackback | Comments(0)

誰か「戦前」を知らないか―夏彦迷惑問答 (文春新書)

山本 夏彦/文藝春秋

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インタビュアーは「室内」の社員で現代若者の代表という位置づけだが実際はかなりの才媛で、山本翁の良い相方をつとめている。

大正(ご遠慮)デモクラシー/活動写真/郵便局/牛鍋の時代/ライスカレー/寿司そば/ラーメン/教科書/女学校/きもの/ふみ書きふり/洋行/菊竹六鼓と桐生悠々
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【BOOKデータベースより】大地震の前の晩だって人は枕を高くして寝ていた。まじめな話をまじめくさって真顔でするのは失礼だ、著者は終始笑いのうちに戦前を語る。 戦前は断じて暗黒時代ではなかった、 ということについて、夏彦氏にしては珍しく多くの言葉で語られている。
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by yomodalite | 2007-03-26 18:11 | 評論・インタヴュー | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite