カテゴリ:報道・ノンフィクション( 79 )

20世紀破天荒セレブ―ありえないほど楽しい女の人生カタログ

平山 亜佐子/国書刊行会




マスコミの異常さについてはもう指摘し始めるとキリがないのだけど、どうしてこんなにも毎日石川遼の顔を観なくてはいけないのでしょう。

金髪にアロハだったマンガ家の考える「品位」とは何なのか。

婦女子が横綱にダメ出しするのは「伝統」なのか。。。

まあそれはおいといて、\(・・\)(/・・)/

こんな時代には、とんでもなく元気な女子に「勇気」をもらいたいですよね?
。。。/(-_-)ヽ

著者はエディトリアル・デザイナーで、ジャケット・本文ともに自装。流石女性ファッション雑誌の編集デザイン経験があるだけに、文章だけでなくまとめかたが上手いです。最初に「チャートでわかるあなたのセレブタイプ」とか、他の国書刊行会の著書とは一味も二味も違うデザイン計画は著者自装以外では不可能だったでしょう。

ニンフ、ミューズ、カリスマと3種類に分けられた破天荒な女たちのカタログには、パメラ・デ・パレス、原阿佐緒、田村俊子、ディアーヌ・ドゥリアーズ、佐々木カ子ヨなど、今まで存在すら知らなかった女子が多数。女性ファッション雑誌風でありながら、それらの「セレブ」感とは、これまた一味も二味も違う著者の企みも素敵すぎます!!!

◎「Journal」(著者のブログ)

【目 次】
恋が生きがいの女たちーニンフ編
・ベル・エポックに君臨した真珠—リアーヌ・ド・プージィ
・同性を惑わすあくなき誘惑者—ナタリー・クリフォード・バーネイ
・ハリウッドの蠱惑的な傍観者—ルイズ・ブルックス
・自らグループになったグルーピーーパメラ・デ・パレス
・浮世に漂う「童女」の歌人ー原阿佐緒
・放埒な人生を謳歌する「女作者」ー田村俊子
・ひらめきだけで生きる妖婦ー宮田文子
・「死なない気がする」自由な鵜ー宇野千代
★ニンフを知るための読書案内

霊感を与える女たちーミューズ編
・束縛を嫌う行動派ミューズ—ナンシー・キュナード
・タブーをあざ笑うフラッパー—ゼルダ・フィッツジェラルド
・モンパルナスに咲いた可憐な花—キキ
・無邪気なユースクエイカーーイーディ
・七変化する空飛ぶボヘミアンーディアーヌ・ドゥリアーズ
・変貌自在の天性のモデルー佐々木カ子ヨ(カネヨ)
★ミューズを知るための読書案内

伝説をつくった女たちーカリスマ編
・仕事が生きがいのマドモワゼル—ココ・シャネル
・限界を信じない舞踊革命家—イサドラ・ダンカン
・写真に愛された情熱の美神—リー・ミラー
・動乱の世に踊る悲運の王女ー川島芳子
・命がけで突っ走る可愛い「悪魔」ー岡田嘉子
・わが道をすすむダンプ型トップレディーー大屋政子
★カリスマを知るための読書案内

「セレブ覆面座談会」
「20世紀破天荒年表」
あとがきにかえて
__________

【本の紹介】美貌、財力、才能、度胸、女力で怒涛の20世紀を生き抜いた「規格外」の女たちの破天荒人生カタログ。国書刊行会(2008/05/20)



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by yomodalite | 2009-01-26 13:27 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)
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数年前に一度だけ、捜査一課の刑事の聞き込みを受けたことがあるんです。事件の詳細はよくわからなかったのだけど、どうやら放火殺人の捜査のようで、二人組の刑事は、ひとりは事件の名称が入っている特別名刺で、もうひとりの名刺には「警視庁捜査一課」と書かれてあったのですが、

その刑事の印象は今までの刑事という職業に抱いていた、履き古した靴、安いスーツ、、といったイメージを完全に覆すもので、これ以上はないというぐらいのはっきりとした濃い顔立ちに、完璧にスタイリングした髪型、絶対に外すことのない鋭い視線。

20人ほどの男の中から一流商社マンを選べと言われたら、結構、自信を持ってこの男を選んだと思えるほど、とにかくエリートオーラが凄かった。

聞き込みの内容は、当日に何をしていたか。というものだったのだけど、1ヶ月ほど前の日曜のことだし、はっきりと覚えていることは何もなく、仕事を辞めた直後で、読書欲が目一杯膨らんでいたときだったので、「図書館に行っていたかも。。」と答えると、「どこの図書館ですか?」と、すぐに切り返してきたときの鋭い眼。

たったそれだけの質問だけで、恐れを抱くに充分な迫力。当時住んでいたマンション全員への形式的なものだと思っていただけに、その熱心さと真剣な雰囲気はかなり印象的でした。

で、そんな警視庁捜査一課のエリート意識とは?という興味からか、こんな本も読んでみることに。

本著は、捜査一課の刑事だった著者による書き下ろし。地下鉄サリン事件や、トリカブト事件など、読者の興味を惹きそうな事件に対して、あっさりすぎる内容なので、特に話題になることはないでしょう。警視庁捜査一課組織図、警察署組織図、警察隠語集に、刑事五十訓など巻末付録は充実していて、警察官や、刑事の日常など、ミステリ小説を書こうと思っている人のレファレンス本としては、役に立つのかな。。

★★★
_______________________

【内容紹介】著者は警視庁捜査一課の元刑事で、テレビ朝日の人気ドラマ『ゴンゾウ』の警察監修者。捜査一課歴12年。刑事通算20年。平成19年に勤続25年で警部補として退職。地下鉄サリン事件、トリカブト事件……。その時、刑事はどう動き、何の記録を残したか? 休日でも結婚式でも事件が起これば即捜査に駆り出される。捜査一課の元エースが平成の時代の凶悪犯罪の実態と本物の刑事の生き様を描く傑作ノンフィクション!

【目 次】
第1部 署轄巡査(単身寮;実務編;捜査講習);
第2部 捜査一課刑事(署轄刑事;特捜本部;捜査一課;転機)




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by yomodalite | 2009-01-07 16:32 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(1)

東京アンダーナイト―“夜の昭和史”ニューラテンクォーター・ストーリー

山本 信太郎/廣済堂出版

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ロバート・ホワイティング著「東京アンダーワールド」に似てますが、あちらは六本木ニコラスで、こちらは、赤坂ニューラテンクォーター。

お店の格として、断然ニューラテンクォーターの方が上ですけど、アンダー具合はどうなんでしょう?

力道山、児玉誉志夫、キャノン機関、ナット・キング・コール、トム・ジョーンズ、石原裕次郎、勝新太郎、美空ひばり、高松宮殿下、東久邇盛厚、島津久永、貴子夫妻、「天皇の料理番」四条隆貞、店の用心棒だった「プライドの怪人」百瀬博教。。。。などなどお客も、出演者にも有名人に事欠かず、華々しい歴史が語られます。

ニューラテンクォーターには、ヤ○ザ屋さんも大勢いらっしゃるのですが、著者の描き方のせいか皆さん上品に登場します。ただし、ニューラテンクォーターに最初の危機を招いた横井英樹に対しては、流石に厳しい口調で語られています。

水商売を通してみる昭和の芸能史。裏面史を期待すると少しものたらないかも。

【目 次】
第一章/証言・力道山事件 −「刺した男」と「目撃した男」の再会
第二章/.国策クラブ、ラテンクォーター −闇を牛耳るGHQと児玉機関
第三章/アメリカの夜を赤坂に −ニューラテンクォーター誕生秘話
第四章/もっとアメリカ! −来日したミュージシャンたちの舞台裏
第五章/夜の紳士録 −皇族から大スター、やくざまで
第六章/燃える赤坂 −ニュージャパン横井との闘いと売却の真相
終 章/兄弟 勝信太郎に捧ぐ
__________

【BOOK」データベース】児玉機関、GHQ、豪華ショー、芸能人、ヤクザ…“東洋一”と謳われたナイトクラブで何が起こったのか? オーナー自らが衝撃の証言で綴るノンフィクション。廣済堂出版 (2007/02)


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by yomodalite | 2008-12-18 22:48 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

一途/岸本加世子


一途

岸本 加世子/集英社



数日前、辰吉に関する記事を久しぶりに見た。

辰吉は引退納得せず…ジム社長は長期戦覚悟 - 2008年11月19日
プロボクシング・大阪帝拳ジムの吉井寛会長が19日、守口市内で元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(38)と面談。約30分にわたり、改めて引退を勧めたが辰吉が納得せず、結論は持ち越しになった。。。。


もう何年も前から、そして何回目かわからない「引退勧告」。辰吉丈一郎のあとの括弧内の数字が増えただけの記事内容。

ボクシングのことはよくわからないけど、辰吉という名前を聞くと心がざわざわする。でも自分には触れてはならないというか、近づくことを躊躇していたのだけど、何回目かの引退勧告記事を見たあと、偶然にも辰吉と親しい関係である女優・岸本加世子が辰吉のことを描いた本を出版していたことを知った。

第一章は、2001年の秋の対談。辰吉のことを丈ちゃんと呼び、2002年、3年4ヶ月ぶりの復帰戦勝利後、るみ夫人は「加世ちゃん抱きしめたって!」と辰吉の背中を押し「無償で帰ってきたで」と言う彼の胸で泣いたこともある岸本は辰吉を深いところで語らせることに成功していて、父粂二の男ひとりでの子育てによる、辰吉のボクサー人生の原点が描かれている。

第二章からは、16歳で片道切符だけで大阪に出てきた辰吉のここまでの人生に、岸本の障害をもつ母親との人生も重ねあわせ濃密な家族の物語が語られる。私は、親や家族との深い繋がりを語られることに苦痛を感じる方なのだけど、辰吉も岸本からも、なぜかそれを感じなかった。

きっと、ふたりとも、またそれぞれの親の人生にも、現在の生き方にも「甘さ」がないからだろう。岸本加世子の作家としての力量にも驚かされた。

★★★★☆

【目 次】

第1章 辰吉丈一郎と岸本加世子 深夜の長電話
(出会い、辰吉丈一郎のお父さん、息子たち、一心同体、幸せって?、更なる目標)

第2章 一途
(片道切符;デビュー、余命一年、四角い鞄、親の死、憧れの人、チャンピオンベルト、網膜裂孔、試練の始まり、辰吉丈一郎を支える人々、舅と嫁の長電話、心の傷、父の遺影の前で、引退せず、父と子・夫婦の絆)

★YouTube動画(タイに響き渡った辰吉コール!)
辰吉復帰戦 2008/10/26 タイ 3
http://jp.youtube.com/watch?v=hFK3v2FzNMk

辰吉丈一郎 再起戦後インタビュー
http://jp.youtube.com/watch?v=e-F6p0IROp8&feature=related

_________________

【出版社/著者からの内容紹介】意外な親友・辰吉丈一郎と、著者に通じる家族の情愛
スポーツ音痴の著者が、なぜか辰吉ファン。亡くなった親父さんをテレビで見て以来、家族ぐるみの交際が始まった。辰吉の亡き父、著者の亡き母へのほとばしる想いが全編に交錯する……。集英社 (2004/05)




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by yomodalite | 2008-11-27 11:23 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

反転―闇社会の守護神と呼ばれて (幻冬舎アウトロー文庫)

田中 森一/幻冬舎




ダーリンがようやく図書館から借りてきた本。出版から1年3ヶ月を経て、未だ近所の図書館での予約数63件。この間『バブル』、『必要悪』などの著者による関連本も読了済なので、もう〜おなか一杯な気分で、読んでみたところ、やっぱり満腹感で一杯。なんというか、特捜の優秀な検事が弁護士になって闇社会の守護神となることなんて、別に不思議でもなんでもないですよね。「男」は飼い主によって行動を変えるものでしょう?

実名で登場する政治家もいつものメンバー。最近では、あまりにもしょっちゅう名前を出されている亀井静香氏などは、相当善人なのだろうなぁと思っています(笑)。

佐藤優氏の『国家の罠』が文学的だったのは、佐藤氏が日本の男としてはめずらしく「神」を主人にしているからだったけど、田中氏はその真逆ですね。これまで読んだ『バブル』、『必要悪』より面白くないと感じたのは、鮮度の違いが大いに関係しているのは間違いないですが、対談や、聞き書きといった話し言葉の方が、著者の資質にあっているせいも多分にあるでしょう。

それと、文中で、田中氏が賛辞をおくっているヤクザの組長や、若頭にはありそうな「男の色気」が、どうも田中氏には感じられませんね。それらのヤクザ美学こそ、実は田中氏とはもっとも遠いものだからでしょう。

逮捕後の活動が垣間みれる著者のサイト、釈放後もまだまだ活躍されそうですね。
http://tanaka-jyuku.net/index.html
_____________

【日販MARCより】伝説の特捜エース検事はなぜ、「裏」世界の弁護人に転向したのか。法の世界に携わってから38年。検事として、弁護士として見続けてきた日本のひずみや矛盾を綴る。アウトローにしか生きられなかった男の自叙伝。幻冬舎 (2007/06)

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by yomodalite | 2008-09-09 13:42 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(1)

完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)

柳澤 健/文藝春秋




1976年、それまで私はプロレスを一度も見た事がなかったけどプロレス嫌いの父が、猪木×アリ戦を少しだけ見て「くだらない」とつぶやいていたことは、少しだけ覚えています。猪木に関する本は、加治将一の『アントニオ猪木の謎』 に続いて2冊目。レスラーとしての猪木を全く知らない私ですが、大人になってから知る猪木という男の真実は非常に興味深い。

猪木には、猪木をとおしてしか知ることができないような、男の「秘密」や「謎」がつまっている。

加治氏は猪木個人の謎に迫りましたが、橋本治を師と仰ぐ柳澤氏は日本人の謎にも迫っているところが、わたしにとっては、本書の魅力でした。

当時ファンだった人には、猪木の八百長話に惹き付けられるでしょうが、本著が浮かび上がらせた「リアルファイトに対しての日本人の歪んだ感情」というテーマは、日本人論として非常に興味深く、プロレスファンでない人にとっても読む価値大。どうやら日本はまだ当分の間「9条」を保持したほうが良さそうです。

☆☆☆☆☆(満点。大人であることの楽しさを満喫!)

(以下は、著者のインタヴューより抜粋)

真剣勝負の格闘技と、大衆娯楽のプロレス。本来、交わることのない両者が、なぜか、日本だけは密接な関係を保ち、混同している人も多い。格闘技とプロレスにおける捩れた現象。その要因こそ“アントニオ猪木の1976年”に帰結すると本書では説いている。

〜「ルスカの部分っていうのは、個人の物語なんですよね。悲しい男の話。で、アリのところは、スーパースターの物語。パク・ソンナンっていうのは、国の物語。ペールワンは、一族の話」

〜猪木から現在の格闘技に繋がっているのはファンタジー。ファンタジーの文脈を掴んで、わかりやすく説明するのはすごく難しい。ある時点で、これ本にするためには、76年の猪木が今にどう繋がっているのかを書かなければならないということが明らかになったんです。

〜だから、76年の4試合を書けば終わりとはならない。“76年の猪木と現在とはファンタジーで繋がっている”と書けば一行で済む、それを説明するのは難しいよぉ(笑)。

ーー柳澤さんにとってのアントニオ猪木。その結論は?
「力道山やジャイアント馬場、ルー・テーズやバディ・ロジャースなど偉大なレスラーはいっぱいいたけれど、皆、観客や会社(団体)のためのツールにすぎなかった。ただ一人、猪木だけが新しいジャンルを切り開いた世界一のレスラーだった。

——子供の頃にに見ていた猪木も世界一のプロレスラーだった?
「そう。結論は74年の小林戦の頃と全然変わらない。でも、過程はずいぶん違う。大人になるってことは、そういうことなんじゃないかな(笑)」

★柳澤健インタヴュー
http://allabout.co.jp/sports/prowrestling/closeup/CU20080117A/index.htm

★水道橋博士の「博士の悪道日記」
http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/50326900.html
____________

【内容紹介】2月ルスカ戦、6月アリ戦、10月パク戦、12月ペールワン戦。4試合の当事者を世界に訪ね、新証言によって描く格闘技を変えた熱い1年。1976年、猪木は異常ともいえる4試合を闘いました。2月に柔道オリンピック金メダリスト・ルスカと最初の異種格闘技戦を闘い、6月に現役のボクシング世界ヘビー級チャンピオンだったモハメッド・アリに挑み、10月に韓国プロレスの希望の星をたたき潰し、12月にパキスタンの国民的英雄の腕を折り、一族を破滅においこみます。
著者は、当時の試合の当事者たちを世界中に訪ね歩き、猪木の開けた「巨大なパンドラの箱」を描き出します。私たちは76年に猪木がつくりあげた世界観の中にいる——知的興奮にも満ちたこの一冊。(SS)  文藝春秋 (2007/03)
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by yomodalite | 2008-05-12 14:43 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

近世快人伝/夢野久作

近世快人伝 頭山満から父杉山茂丸まで (文春学藝ライブラリー)

夢野 久作/文藝春秋




『ドグラ・マグラ』や『少女地獄』といった、夢野久作の著作を読みあさっていた時期には杉山茂丸も頭山満も玄洋社のことは何も知りませんでした。夢野久作には突如として現れた異端の作家というイメージがあり、父親が歴史上の人物だということは、ずいぶん後まで知らなかったのですが、玄洋社も、杉山茂丸も、未だ語られ尽くしていない印象があり、久作氏が語るそれらには興味がありました。

「父杉山茂丸を語る」は、72歳で亡くなった父への追悼文として執筆されたもので、久作の幼年時代の体験などが語られています。「父・杉山茂丸」 も追悼文と同日に書かれたようですが、茂丸についてはほとんど言及せず、全面的に松岡洋右のことが語られていて、松岡が追悼する茂丸といった趣きなのですが、それにしてもと思うぐらい茂丸に関して極わずかにしか語られていません。

玄洋社や、頭山満についても、特に目新しい記述はないように思いました。著名な作家が、有名な父を語るということはやはり難しいようです。

【目 次】
「近世怪人伝」
・ 玄洋社からどんな人物が出たか
・ 父杉山茂丸を語る
・ 呑仙士
・ ビール会社征伐
・ 日韓合併思ひ出話
「父・杉山茂丸」
・ 父・杉山茂丸
・ 頭山満先生
・ 喜多文子
______________

【BOOKデータベース】頭山満、父杉山茂丸、奈良原到、篠崎仁三郎、内田良平、喜多文子…久作文学に深い影響を与えた玄洋社・黒龍会の奇人、怪人、豪傑たちが久作の掌で生き生きと踊りだす。葦書房 (1995/02)

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by yomodalite | 2008-05-11 19:56 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

バブル (宝島SUGOI文庫 A た 2-1)

田中 森一,夏原 武/宝島社




またもや、ダーリンが田中本を図書館で借りてきてしまったので、仕方なく(笑)また読んでみる。未だ『反転』は読めていませんが、その後の外伝本は『必要悪』に続いて2冊目。『クロサギ』の原作者との共著という期待もあったのだけど、残念ながら許永中の詐欺の手口に関してとか、「詐欺」に関する話題はなく『必要悪』と重複するエピソードが多すぎる。どちらか一冊にしておけ!というのが至極真っ当な意見だと思う。
___________

【内容紹介】大ベストセラーになった『反転』(幻冬舎)の著者、元東京地検特捜部の検事にして闇社会の守護神と呼ばれた田中森一が語りつくすバブル時代のエピソード。許永中の虚像と実像、暗殺された宅見勝・五代目山口組若頭の思い出、闇紳士愛、自身がつかんだあぶく銭の使い道……。大ヒットTVドラマ『クロザギ』の原作者・夏原武を聞き手に迎え、狂乱の時代と日本人の感性について熱弁をふるう。10時間に及ぶロングインタビューを1冊に凝縮した『反転』外伝の登場! 宝島社 (2007/12/6)
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by yomodalite | 2008-04-21 21:21 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

必要悪 バブル、官僚、裏社会に生きる

田中 森一,宮崎 学/扶桑社




ダーリンが図書館で借りてきたので読んでみました。許永中や、ITバブル長者への評価が興味深いかな。

___________

【内容紹介】『闇の守護神』田中森一が 『突破者』宮崎学に本音を語る!『反転』( 幻冬舎) がベストセラーとなった、現在、石橋産業手形詐欺事件の刑事被告人である田中森一弁護士。最高裁の判決を待つ身である田中氏が、宮崎学氏に全てを語る。 扶桑社 (2007/11/30)

【目 次】
はじめに/田中森一〜弁護士になるまで金持ちは『悪』だとは思っていた
年表/戦後史を駆け抜けた『闇の守護神』と『突破者』の半生
第一章/バブルーカネの魔力と享楽
第二章/司法官僚ー官僚支配国家の矛盾
第三章/裏社会ー裏と表は渾然一体
おわりに/宮崎学〜私と田中森一は、塀の上を疾走する快楽を知っていた



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by yomodalite | 2008-04-02 11:05 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)
残念ながら、瀬島龍三とは何だったのか、という疑問にはあまり答えられていない。

瀬島に代表される幕僚達の戦後の生き方を追い、「責任を取らない日本型組織のあり方」について批判的に検証することがテーマのようですが、戦中のエリート参謀の作戦の杜撰、731部隊の残酷さなど、特に目新しい視線はなく、戦中エリートとその後の官僚組織の類型的な批判が繰り返されているのみ。

共同執筆ということもあり、全体に散漫で退屈な印象を受けるのは、執筆側(共同通信社社会部)が同様に無責任な日本型組織だからでしょうか?

_____________________

[BOOKデータベース]敗戦、シベリア抑留、賠償ビジネス、防衛庁商戦、中曽根政権誕生…。元大本営参謀・瀬島龍三の足跡はそのまま、謎に包まれた戦中・戦後の裏面史と重なる。エリート参謀は、どのように無謀な戦争に突っ走っていったのか。なぜ戦後によみがえり、政界の「影のキーマン」となりえたのか。幅広い関係者への取材により、日本現代史の暗部に迫ったノンフィクション。日本推理作家協会賞受賞。(←文庫版より) 共同通信社 (1996/03)

【目 次】
第1章/戦後賠償のからくり
第2章/参謀本部作戦課
第3章/天皇の軍隊
第4章/スターリンの虜囚たち
第5章/よみがえる参謀たち
資料編/インタビュー
・崔英沢(元KCIA。陸軍士官学校8期〜陸軍情報部〜韓国中央情報部〜国家安全企画部)
・井本熊夫(元作戦課参謀。陸軍士官学校時代、瀬島の7期先輩。陸相時代の東条英機の秘書官。
・イワン・コワンレンコ(捕虜向けに発行された「日本新聞」編集長。シベリア民主運動を後押しした。




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by yomodalite | 2008-02-03 16:31 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite