カテゴリ:政治・外交( 52 )

この本はチェックしていたある方のTwitterのRTで、宮崎県の参議院議員外山イツキ氏が、

izki_toyama 「政治家・小沢一郎」を肯定・否定を含めて論じる全ての人に、私は平成8年に出版された「語る」(小沢一郎・構成 小林泰一郎)を読んでいただきたいと思います。特にマスコミの方には、読んでから全てを論じていただきたいと思います。

と発言されていたので、素直に読んでみました。他の外山イツキ氏のTwitterは読んでいませんし、まったく存じない方なんですが、実際に小沢氏と行動を共にされている“小沢チルドレン”と思われる方が小沢氏にどんな魅力を感じているのかいう興味と、

平成8年という古い出版で、ネット上にも情報がなかったので「使命感」(笑)を感じて即買しちゃいました。(--;)ゞポリポリ で、パラパラっと速読してすぐに、これは「良書」だと思いました。小沢本は、近年特に多く出版されていますし、ネットでも多くの支持者が熱く語っておられますが、本書はインタビュー内容が基本的で、インタビュアーがまったく目立つことなく、小沢氏に語らせていて、時を経ていても、小沢一郎というひとを理解するのに「ちょうどいい」感じは、目次からも、すごく伝わると思います。

[目次]
1. 危機の日本
・阪神大震災の教訓
・何が金融不安を招いたかリーダーシップ不在の国
・橋本政権の欺瞞
・青島・ノック現象の意味
・小選挙区政見見直し論を糾す
・都市型政党と農村型政党

2. 脱「無責任大国」
・どこが「国家主義」なのか
・選択肢のない「親米」
・責任型政治と迎合型政治

3. 政界再編秘話
・経世会分裂の真相
・後藤田元副総理擁立劇
・細川政権成立
・武村官房長官との確執
・渡辺元副総理の逡巡
・瓦解ー海部元首相擁立劇

4. 中傷も度を過ぎると
・金権政治批判
・創価学会・公明たたき
・マスコミは最大の守旧派

5. 政治への志
・生い立ちを語る
・母のこと
・なぜ『浮世雲』が好きか
・心臓病と人生観
・ゴルフ・旅・小鳥

6. 歴史に学ぶ
・破壊者か建設者か
・昭和の過ち
・維新の政治家を語る
・政治家・田中角栄、金丸信
・世襲議員はなぜ生まれるか

7. 政治の責任ということ
・「お上」と官僚
・日本人の幸福論

8. 今こそ改革を
・経済・社会の建て直し
・なぜ党首になったのか

おわりに
付録:新進党党首選挙にあたっての政策提言

「はじめに」から、ほんのちょっぴりだけ、小沢氏の言葉を。

私はいま次の言葉を思い出す。青年時代に見た映画『山猫』のクライマックスの台詞である。イタリア統一革命に身を投じた青年が、自分たちを支援してくれている叔父でもある名門の公爵に「あなたのような方がなぜ革命軍を支援するのか」とたずねた。バート・ランカスター扮する老貴族は静かに答えた。

「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない
(We must change to remain the same.)」

実に逆説的な真理である。人類の歴史上、長期にわたって繁栄を維持した国は、例外なく自己改革の努力を怠らなかった。そのことを肝に銘じて、うまずたゆまず「改革」に取組んでいきたい。

この本が国民の皆さんのご理解を得る一助となり、改革の実現に向けて前進するきっかけとなれば、この上もない喜びである。

1996年2月 小沢一郎 


◎『語る』/小沢一郎、小林泰一郎(インタヴュアー)

☆小沢一朗関連本

◎小沢革命政権で日本を救え
◎田中角栄の遺言-官僚栄えて国滅ぶ-小室直樹

☆『田中角栄の遺言』は、今年復刊されました!
◎日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義/小室直樹
 

________________

[出版社/著者からの内容紹介]日本はいつからこんな無責任大国になったのか?改革の旗手が初めて語る私生活、政界再編秘話、歴史観、いわれなき中傷への反論.... 文藝春秋 (1996/04)

[BOOKデータベース]政界のキーマン、初の独占インタビュー。日本再生の旗手が初めて語った、政治と政治家の責任、政界再編秘話、金権批判について、創価学会・公明について、政治手法について、歴史観、人生観、生い立ちについて、健康について等々々。





[PR]
by yomodalite | 2011-01-28 11:50 | 政治・外交 | Trackback | Comments(4)

日本の秘密/副島隆彦

この本は、1999年に出版された本ですが、今年、復刊されました。タイトルは、なんとなく中丸薫ぽくて“闇の権力”(笑)みたいな感じですけど、全然、そういう本ではありません。

10年前に出版された政治関係の本が復刊されることは、かなりめずらしいことだと思いますが、久しぶりに読み返してみて、その理由がよくわかりました。新刊の方は手にしていませんが、ほとんど内容は変っていないようなので、旧版の方を参考に、記録しておきたいと思います。副島氏は、今、かなりのハイペースで新刊本を出されていますが、最近、氏の本を読まれた方の中にはそのあまりにも自信たっぷりな言い方とか、内容よりもその文体にアレルギー反応を感じている人もおられるのかもしれませんが、あれは、現在の日本の状況を鑑みてもっともわかりやすく、伝わりやすい方法を真摯に考えられた結果で、10年前の本書ではまだそういったスタイルではありませんでした。

本書の第一部、「戦後日本の秘密」では、戦後の日本を創ったマッカーサーに対して、吉田茂と鳩山一郎のどちらに正当性があったのか。を問う内容。

第二部の「アメリカ政治の秘密」では、米国政治の六大潮流が紹介されていて、共和党、民主党といった2大政党としての主張よりすこし詳しく米国政治がわかる内容。

その他、「自衛隊」、「法と福祉」、「私の思想遍歴」なども含めて、現在の副島氏の思想のベースと、なぜ、これほど小沢氏を応援しているかということが理解できる1冊だと思います。


で、ここからは、この10年前の本を久しぶりに読み返した、
私の個人的な思い出のような内容なんですが、


音楽好きなので、ノーナ・リーブスの西寺豪太氏が、マイケル・ジャクソン好きであることは、知っていたものの、「小沢一郎=マイケル・ジャクソン説」を聞いたときは、驚いたんですね。でも、それが田中角栄から、研究されたうえのものだということが、すぐにわかったのは、西寺説以前に、副島氏によって、「小沢一郎」を知っていたからで、また、副島氏の師匠である、小室直樹氏により、「田中角栄」を知っていたからです。

小沢一郎=マイケル・ジャクソンは、メディアによって、執拗な「ネガティブ・ターゲット」にされたという共通点が、すぐに思い浮かびますが、マイケルの称号である「KING OF POP」にも、隠された共通点があると思います。

副島氏によれば「ポピュリズム」という言葉は、日本では、大衆迎合主義で、人気取り政治など、批判的な意味でしか使われませんが、本当は「人民主義」で、権力者や財閥に対する根本的な不信感に基づく感情を代弁する思想運動であるそうです。。。

大勢の人々が「KING OF POP」と叫んでいるとき、それは、ポップミュージックの王様という意味だけではないように、「ポピュリスト」と言うのも、同様の感情を呼び起こす人のことであるようですが、既存の権力の枠組みへの挑戦に危機感を抱いた『読売新聞』のトップである渡邊恒雄氏の個人的感情から、誤用が続いているようです。

わたしは、政治を研究してきたわけではなく、読書をしてきただけなので、わたしの「小沢一郎」観は、副島氏によるものです。そのせいか、私の中では、副島隆彦=マイケル・ジャクソンという感覚がすごくあるんですよね。

副島氏は、経済本で、予想的中を連発し、政治評論家として、マスコミに重用されることなく、著作のみで、読者に絶大な信頼感をもたれていますけど、わたしは、この10年間余、政治、経済以外の分野の読書でも、すごく影響を受けました。

マイケルの音楽を聴いていると、彼の音楽だけでなく、他の音楽への「耳」が変ってくるという経験をされた方は多いと思うんです。どんどん、イイものだけが、選別されて、耳に入ってきたり、彼がイイと言っているもの、すべてに信頼がおけるという感じとか、、

副島氏の本も、わたしにとっては、そういう感じで、すごく色んな事柄を繋いでくれたという感じがしています。そういうことが起きるのは、やっぱり「本物」だからで「真実」には「真実」がついてくるからなんじゃないでしょうか。

マイケルは、ことあるごとに公言してきた、アステアや、JBだけでなく、その他にも、様々な分野の先人達を、すごく研究してきたアーティストですけど、そういった、彼の歴史感覚や、膨大な読書量が想像出来たのは、皮肉なことですが、彼が執拗なメディア攻撃に、決して負けなかったからですが、そういった、信念がどうしたら、維持出来るのか。ということを、わたしに、教えてくれたのも、副島氏のこれまでの執筆活動が大きかったように思います。

また、おふたりに共通する点で、もっとも、尊敬できることだと思うのは、不遇な時代にも「人を育てた」ことだと思います。

マイケルが、クインシーと離れて、アルバム作りをするようになって、最初に選んだプロデューサーである、テディ・ライリーは『デンジャラス』に参加する前の段階で、当時のトップ・プロデューサーでしたが、マイケルとの仕事から学んだことと、感謝を、何度も語っていますし、『インヴィンシブル』では、デスティニー・チャイルドのプロデュースで、一躍脚光を浴びた、当時24歳のロドニー・ジャーキンスを抜擢、マイケルと仕事をするのが夢と、周囲に言いまくって、その仕事を手に入れた、ロドニーも同様、その他、様々なアーティストとの共演にも、マイケルには、自分が学んできたことを、伝えなくてはという思いが強く感じられます。

『THIS IS IT』でも、そうですね。3人の子供に見せたいというだけでなく、マイケルには、たくさんの「子供」がいて、リハーサル風景で、感動したのは、彼自身のたゆまぬ精進だけでなく、人に教える姿勢だったと思います。

副島氏も、雑誌、テレビから、遠ざけられている間に、渾身の著作で、読者をつかみ、そこに引き寄せられた若者を育てるということを、ずっとやって来ています。

姜尚中氏は、うっとりするような素敵なお声が、大好きなんですが、東大の政治学の教授として、姜尚中氏が選ばれ、マスコミに重用されたのは、彼が在日韓国人だったことが大きいでしょう。でも在日特権というものがあるように見えるのは、世界覇権国アメリカの周辺国管理によるものです。中国、韓国、ロシアといった、隣国と仲良くされては、日米安保の価値がなくなりますから。小室直樹氏のような天才が、東大で冷遇され、ボランティアのような形で、ゼミを続けられたりなど、政治・経済の分野は、日本の一流大学では相当管理されているようですね。

小沢氏も、新人議員をたくさん、育てていますよね。長きに渡って、ネガティブキャンペーンにあい、野党でありながら、それが出来たこと、少し前の党首選挙で、さまざまな妨害にあっても、ついてくるほどの人を育てることが出来たのは、なぜなんでしょう。

小沢氏のことを、西郷南洲として、語られている文章なども、ネットで散見できますが、幕末の英雄として、坂本龍馬ばかりが取りあげられているのも、不自然ですね。

◎南洲残影 (文春文庫)/江藤淳

☆本書で取りあげられている「本」

『日本永久占領』/片岡徹哉
『軍隊なき占領』/ジョン・G. ロバーツ、グレン デイビス
『田中清玄自伝』/田中清玄

☆弟子の中田安彦氏による、紹介文
◎復刊された『日本の秘密』と最新刊の『新たなる金融危機に向かう世界』をあわせて読んで考えたこと

☆2010年5月2日、フリージャーナリスト岩上安身による副島隆彦への単独インタビュー。
01〜17まであります。
◎100502副島隆彦01.flv

☆立川流家元と、副島氏の師匠の対談(談春、志らく師匠の若い頃の姿も!)
◎立川談志 vs. 小室直樹 (1)

☆小室ゼミで学んだ橋爪大三郎が小室直樹に聞く(2005年)
02-05,03-05,04-05,-05-05まであります。
◎小室直樹 宗教話 -01-05

☆同じく、小室ゼミで学んだ宮台真司のラジオトーク
◎【宮台真司】弟子が語る、故小室直樹の本当の功績 平成22年10月1日

________________

[BOOKデータベース]「世界覇権国(ヘジェモニック・ステイト)・アメリカvs属国(トリビュータリー・ステイト)・日本」という大柄な構図を、日本で初めて独力で築き上げた、独立・不覊の思想家が、日本政治の深部と暗部に斬り込む。






[PR]
by yomodalite | 2010-10-17 01:57 | 政治・外交 | Trackback | Comments(2)

誰が日本を支配するのか!?検察と正義の巻

佐藤 優責任(編集),魚住 昭責任(編集)/マガジンハウス



先日読んだ『功利主義者の読書術』に続いて、こちらも、大変ワクワクして読みました。(ワクワク部分は、後述)本書は、佐藤氏と『沈黙のファイル』『野中広務 差別と権力』の魚住昭氏による共著ではなく、“責任編集”というスタイルで、

◎政治とメディア
◎沖縄と国家統合
◎検察と正義

という3部作の1冊。(他の2作は未読)

内容に関して、いつものように、目次をすべて書き出そうと思ったのですが、出版社のページで、目次内容がわかりますので、省略します。

☆目次はこちら(マガジンハウス“magazine would.jp”)

せっかく、立読みが出来るようになっているのですが、目次までで(本文少しだけでも入れるべきだよね)、冒頭の、わたしが一番ワクワクした部分は、読めませんね。

目次からは、第一章「日本の政治はどこに行くのか」、第二章「鳩山政権崩壊、菅内閣誕生の舞台裏」は、ともに「対談」となっていますが、どちらも、魚住氏は、インタヴュアーに徹しておられるという印象で、佐藤氏と、菅山氏(この名前は、匿名のジャーナリストの仮名。菅+鳩山という意味ですね)に、語らせているという感じ。

この第二章は、取材者、メディア内部からの情報による、数少ないもので、マスコミ不信を増大させている人(私もそうですが)にとって、興味深い内容。

また、第三章「政権交代でメディアは変ったのか」も、元共同通信記者で、『日本の公安警察』(未読)のベストセラー後、フリージャーナリストになられた、青木理氏が、現在のメディアを、リクルート事件取材の教訓から「検察リーク」問題を鋭く指摘した内容。

第四章は、菅政権が提唱する「最小不幸社会」を、小泉売国政権下の「検察」の横暴により、服役させられた、愛国経済評論家、植草一秀氏による経済評論。

全体を通して、昨今のメディア報道に、疑問や疑念を抱いている人には、興味深い内容ということは、目次からもわかると思いますが、目にして、違和感を感じるのは、第一章「日本の政治はどこへ行くのか?」の冒頭、「イエスは“ずるいおっさん”」だと思います。

冒頭で、わたしが「ワクワクした」と、感想を述べたのも、まさに、この部分なので、その「さわり」だけ、省略して、書き出しておきます。

これまでの、民主党による政権交代や、代表選挙の論評の中で「律令制」や「南洲」などのキーワードに、ピリピリ来た方や、『小沢革命政権で日本を救え』を読まれた方の中には、わたしが抱いたワクワク感に、共感される方もおられるのでは?

(引用開始。本文の冒頭)

佐藤 : イエスって、“ずるいおっさん”なんですよ。これは荒唐無稽な解釈ではなく、神学用語を使わずにごく簡単にイエス・キリストについて表現するとこうなります。付け加えておきますと、イエスは実在の人物であり、教育レベルは中の上程度、洞察力に優れ、自分が神の子だという認識は強く持っていたというのが、現在の神学での標準的な見解です。
魚住 : …… ずるい人間だったら、そこまでわかっていて、磔刑を受入れるものでしょうか。
佐藤 : だからこそ、ずるいんです。イエスは、イスカリオテのユダの密告によって逮捕され磔になりました。ユダはどうしてイエスを裏切ったのだと思いますか?
魚住 : ……
佐藤 : 当時、ユダヤ人はローマ帝国の支配下にあり、自分たちの国家を失っていました。(中略)イエスが決起すれば(中略)ユダヤ人の国家を建設し、天上の楽園に至る道を作れるはずだ。だから、密告により、イエスを極限まで追いつめればローマ帝国に対して決起すると考えたんでしょうね。イエスは革命を起こそうと思えば、いくらでも起こせたんです。(中略)
佐藤 : ……(イエスは)逮捕後、人を食ったような供述をしたほかは、口を閉ざしました。明らかに法廷を侮辱しています。そうしたら、わけのわからないうちに十字架に磔になって死刑にされてしまいました。ここにイエスの非常に冷徹な計算が見て取れます。

(引用終了)


佐藤氏は、カルヴァン派のキリスト教徒とのこと。

◎参考記事(2010年9月15日)
http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/187.html

______________

[内容紹介]対談・佐藤優&魚住昭/佐藤の思想に対する構えや国家観、宗教観を、魚住が聞き出し、政権交代や参院選について語る。今回の「誰が日本を支配するか」編がどのような視点で貫かれようとしているのか、についての「まえがき」も兼ねる。
●鉢山政権崩壊と管政権誕生の裏
●政権交代でメディアは変わったのか?/記者クラブ解散、仕分け会場の開放など、多くのメディアに門戸を広げた新政権。それによって報道は変わったのか。またますます広報発表に頼ったか?
●「最小不幸社会」の経済学/植草一秀による執筆は、魚住の推薦。小泉構造改革に全盛期にひとり新自由主義を批判し、彼の主張していた方向になった。洞察力は衰えず
●鳩山政権の8か月年表

[BOOKデータベース]自民党から民主党への政権交代、鳩山政権の崩壊と菅内閣の誕生、7月11日に行われた参院選での民主党惨敗…。「迷走」を続ける日本の政治はどこへ向かうのか?そして、政権交代を機に加速し始めた、メディアやジャーナリズムの危機は救えるのか。

マガジンハウス (2010/8/12)


[PR]
by yomodalite | 2010-09-24 13:38 | 政治・外交 | Trackback | Comments(0)
亀井静香が好きだ。なぜなんだろう?(笑)

公式ホームページを開くと聴かされる♪“おかあさん”♫や(作詞・作曲/川内康範

四角い顔の中でも、台形かと言いたくなるような“顔”の形が好きなわけではないと思う。

東大の経済学部で経済と商業の両方を卒業しているのに経歴には書かず、朴訥な雰囲気や、方言などを、タレントとして、マスコミのためだけに利用している人(河村たかし氏↑のことではなくて、渡部恒三↓↓のことね)と違って、誰にでもわかる、出来る限りシンプルな言葉遣いを、自分の政治信条に合わせて、磨いてきたこととか

マルクスの亀井と言われるほど、マルクス経済学に精通していたにも関わらず、左翼にはならず、警察に入り、政界進出後は、臓器移植法採決に棄権、死刑廃止を推進する議員連盟の会長就任、外国人参政権や、夫婦別姓に反対しているのも、

郵政選挙で、激しく戦ったにも関わらず、2007年の参議院議員選挙で、ほりえもんに、国民新党から出馬の打診をしたことや、

現在の連立政権で「モラトリアム法案」や、記者クラブのオープン化を積極的に訴えていることも、庶民的で、穏当な保守政治家として、そのすべてが納得できるし、菅原文太氏が応援するのも当然だと思う。

特に、亀井氏がいなかったら、日本精神とはかけ離れた宗教観を持つ人々によってしか「死刑廃止」は語られることがなかったでしょう。

本書は、参院選前に出版されていて、すぐ注文したかったのだけど、Amzonでも、楽天でも「一時的に在庫切れ」表示が、ずっと続いていて、ようやく、最近になって注文可能になりました。米国の年次改革要望書の存在を明らかにした、関岡英之氏の『拒否できない日本』が、小泉改革のときに、ずっと「在庫切れ」だったのと同じですね。

ただし、残念ながら、本書は、著者が、まさに、亀井ファンという感じで、亀井氏のことを、よく思わない人にまで、説得力のある本ではなくて、亀井ファンが読んで「亀ちゃん♡LOVE」みたいな内容です。

以下、「はじめに」から、省略引用。

(引用開始)

この本は2009年9月に成立した鳩山内閣で郵政改革・金融担当大臣を務めた亀井静香氏の言葉を拾い集めたものである。亀井氏は管内閣発足三日後の2010年6月11日未明に辞任するまでの、およそ八ヵ月、強烈な個性を放ち続けた。筆者の主観により、その間の大臣ならではの特徴的な言葉を選んだ。

亀井氏の魅力は、実際に会った人でないと分らないかもしれない。(中略)亀井氏は日本を外国の植民地にしないために体を張ってきた。(中略)賢明な読者はご存知かもしれないが、郵政民営化とは郵貯・簡保合わせて約350兆円を米国金融会社に貢ぐのが目的である。米国が毎年日本政府に突きつける『日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本政府への米国政府の年次改革要望書』(通称『年次改革要望書』)にも、明記され、小泉元首相と当時の竹中平蔵金融担当大臣が、そのお先棒を担いだ。(中略)

郵政民営化阻止は亀井氏の国士ぷりのひとつにすぎない。(中略)あくまでも「日本人のための日本」を追求しているのである。(中略)

郵政民営化の宣伝工作は、マスメディアの情報による支配装置にすぎない。(中略)亀井氏のマイナス評価はの根源は、こうした事情にある。(中略)中小企業金融円滑化法案を「モラトリウム法案」と名付け、「ルール無視の徳政令」とたたいた。(中略)景気対策を打とうとすると、「国の借金」を問題にする。

(中略)わたしが、ありのままの亀井氏を見られるようになったのは、金融庁が「第二会見」を開くようになったからだ。各省庁には大手報道機関で構成する記者クラブというのがあり、フリー記者や雑誌記者、夕刊紙や専門誌など、日本新聞協会や民放連に加盟していない媒体の記者は排除されている。ジャーナリストの上杉隆さんから、この事情を知らされた亀井大臣が、金融庁にある記者クラブにかけあったが拒否された。それでもう1つの記者会見を大臣室で開いてくれたのだ。(中略)

「記者クラブ開放」を公約にしていたのは、民主党の鳩山代表(当時)の方である。どの省庁も解放しない中で、連立を組んだ国民新党の閣僚がいち早く実現した。(中略)

亀井氏の配慮で、わたしはフリー記者の立場で「第二会見」に参加できるようになった。(中略)紙面では亀井大臣に楯突く記事にする者もある。問いただすと「反権力」の立場からだそうだ。だが、わたしは違う。(中略)世界権力から見た場合、亀井氏こそ反体制だからだ。マスメディアは世界権力の意向に沿って、亀井氏を目の敵にしているのだ。

(引用終了)

実は、わたしも、大物政治家と呼ばれている人の中で、唯一、間近で見たことがあるのが亀井静香氏。極短時間で、笑いを取入れ、大衆受けするような、いかにもスピーチ上手な“話”を聴いたわけでもないし、強く握手をされたわけでもないんですけど、どういうわけだか、「この人は信用できる」と、強烈に感じました。なぜだか、わかりませんが。。。


☆うっかり♪“おかあさん”♫を聴いてしまった人へ。お口直しに♡

最近、ちょっぴり注目している、Bruno Mars のMJトリヴュートと、
共演している、現在とちょい前のヒット曲2曲+1曲。

◎Bruno Mars - Michael Jackson Tribute at Zanzibar

◎Travie McCoy: Billionaire ft. Bruno Mars

◎B.o.B - Nothin' On You ft. Bruno Mars

◎Bruno Mars - Count On Me

_______________

[内容紹介]-収録されている亀井氏の主な発言-
「この亀井静香をCIAが暗殺しない限り、アメリカの言う通りにはならない」
「これはマスコミが集団発狂しているんだと思う」
「記者クラブの連中は、財務省に洗脳されている」
「今の外務省は(米国)国務省の分室だよ。国賊と言われても仕方ない」
「本当は、わたしみたいなアホが大臣をしてたらふさわしくないんだ」
「何で姓が一緒になるのが嫌な人と結婚しなきゃいけないのか」

政治家、亀井静香が鳩山政権での金融・郵政改革担当大臣在任中に放った痛快な言葉を拾い集め、解説を加えた本である。過激な発言も、国民を守る気持ちが根底にあると擁護する。著者は前作で「マスコミ報道は全部宣伝だ」と切り捨てた、フリー記者の高橋清隆氏。
収められた発言は、「CIAがわたしを暗殺しない限り、アメリカの言う通りにはならない」「財研(記者クラブ)の連中は、財務省に洗脳されている」など、およそ現職の閣僚とは思えないものばかり。これらがほとんどマスコミに取り上げられないのは、亀井氏が外圧と闘っている証と著者は言う。マスコミは外圧の手先にすぎないのが、悲しい現実である。
文章は大変分かりやすく、主婦や中学生にも読んでもらうことを念頭に書かれている。それでいて読み進むごとに、わが国の行政権力やマスメディアが海外勢力に牛耳られている姿が浮かび上がる。亀井氏が取り組んできた郵政民営化見直しや「モラトリアム法案」、零細な共済を認める保険業法の改正は、国益奪還闘争のひとこまである。
引用は主に、金融庁大臣「第二会見」から取られている。この会見は記者クラブに入れない雑誌・フリー記者を集め大臣室で開かれてきた、亀井前大臣独自のものである。記者クラブという日本だけの排他的慣行をぶち破る試みとして、海外からも注目されてきた。歯に衣着せぬ発言は、毒されない記者に囲まれるリラックスした雰囲気から生まれたのかもしれない。
テレビや新聞は亀井氏を完全な悪役として描くが、それは最も強い権力である外圧から国民を守ろうとしている政治家だからである。本書を読めば、彼への悪印象は、宣伝によって植え付けられてきたものだと気付くだろう。ケイアンドケイプレス (2010/7/6)





[PR]
by yomodalite | 2010-08-03 12:23 | 政治・外交 | Trackback | Comments(4)

小沢革命政権で日本を救え

副島 隆彦,佐藤 優/日本文芸社



現代日本の最高峰の知の巨人、お2人による対談は、2008年の年末に出版された『暴走する国家 恐慌化する世界―迫り来る新統制経済体制(ネオ・コーポラティズム)の罠』以来。

『暴走する〜』では、世界経済だけでなく、日本では、めずらしい本格的なクリスチャンで、外交官でもあった佐藤氏と、日本最高の国際政治学者である、副島氏による、秘密結社と宗教の話が、深く語られていて、その部分だけでも、他の本10冊分以上を軽くショートカットできるほど、レベルが高く集約された内容でしたが、

本書は、2009年12月〜2010年3月17日まで、4回にわたって行われた対論を主体にしながらも、2010年6月2日に起きた鳩山辞任の真相をもっとも早く、また的確に予想し、また、今後の日本の将来について、真摯な提言がなされている、重要な本。(本書の原稿が、著者の手を離れたのは、菅直人新政権が発足する直前の6月6日。10日足らずで書店に並んでいます。)

☆amazon.co.jp(批判コメントは低レベルな感情論ばかり)

キンドルや、iPadなど、巷では、電子書籍の話題で賑わっていますが、書籍でありながらこれほど「緊急出版」という名にふさわしい内容は稀ですので、読書ブロガーとしても、できるだけ緊急にメモを取りたいと思いましたが、わたしのつまらない感想よりも、内容が瞬時にわかる「目次」を、第一章から、すべて書き出すことにしました。

下記は、佐藤氏がライブドアニュース「BLOGOS」に2010年5月31日に書いた記事の省略引用になります。本書の序章と同じタイトルですが、内容は異なります。

「BLOGOS」小沢一郎が『平成の悪党』になる日
http://news.livedoor.com/article/detail/4799091/


(引用開始)近日中に民主党の小沢一郎幹事長が「平成の悪党」になるような予感がする。ここで筆者が言う「悪党」とは、犯罪者という意味でない。南北朝時代の南朝の忠臣・楠木正成が「悪党」と呼ばれたことを念頭に置いている。(中略)「悪党」とは、既成権力に対抗する強い武士の集団のことだ。(中略)

5月28日、鳩山由紀夫総理は、沖縄の米普天間飛行場の移設先を名護市・辺野古周辺とすることを明記した閣議了解を行った。(中略)鳩山総理は、移設先について「最低でも(沖縄)県外」としていた約束を反故にした。(中略)

筆者は、社民党が沖縄のためだけに行動したとは思っていない。もし、社民党が沖縄の負担軽減を真剣に考えているならば、福島氏や辻元清美国土交通副大臣(衆議院議員)らの社民党議員が、普天間の移設先を探すために、死ぬ気で努力したはずだからだ。その形跡は認められない。(中略)社民党は、沖縄のためでなく、自分のために目的合理的に行動しているだけのことだ。(中略)

本5月31日から政局が流動化する。この原因を社民党の連立離脱に求めては、事態の本質を見失う。今回、なぜこのようなことになってしまったのか? 筆者の見立てでは、起きている国家権力内部の権力闘争で、鳩山総理が官僚に譲歩しすぎたからだ。(中略)

官僚は、国民を無知蒙昧な有象無象と考えている。有象無象によって選ばれた国会議員は無知蒙昧のエキスのようなものと官僚は見下している。(中略)官僚は、現在、2つの戦線を開いている。第1戦線は、検察庁による小沢一郎潰しだ。第2戦線は外務官僚と防衛官僚による普天間問題の強行着陸だ。(中略)

鳩山総理は、現状の力のバランスでは、官僚勢力に譲歩するしかないと判断し、辺野古案に回帰した。(中略)しかし、この状況を官僚は「国家の主導権を官僚に取り戻した象徴的事案」と受けとめている。(中略)しかし、この象徴的事案は、官僚勢力に対する敗北になり、民主党連立政権が政治生命を喪失する地獄への道を整える危険をはらんでいる。筆者は、小沢幹事長がそのような認識をもっているのではないかと推定している。

小沢幹事長が「鳩山総理が平成の新田義貞になった」という認識をもつならば、自らが悪党になり、政局をつくりだそうとする。小沢氏が直接政権を握ろうとするか、自らの影響下にある政治家を総理に据えようとするかは本質的問題ではない。小沢一郎氏が「平成の悪党」になるという決意を固めることが重要だ。小沢氏が「平成の悪党」になる決意を固めれば、官僚に対する決戦が始まる。参議院選挙はその露払いに過ぎない。今後、天下が大いに乱れる。(2010年5月31日脱稿)(引用終了)


本書の同タイトルの序章は、上記「BLOGOS」の内容より、官僚の問題点を中心に「霞ヶ関」が勝利した場合に訪れる「ファシズム国家」への危機から、小沢一郎に対し、まずは悪党を組織化することの重要性と、今ここで戦うことは、現代の北朝=霞ヶ関官僚の術策にはまるだけであることを主張している。

はじめにー小沢一郎が「平成の悪党」になる日/佐藤優

第1章◎国家の主人は誰かー日本の国体と官僚支配の真相
小沢一郎を抹殺したがる勢力=検察と国家官僚の反撃

「小沢革命」を妨げる検察官僚と大メディア
・国民の真の敵は、官僚トップと法務省の官僚とマスコミの支配者たち
・民主党政権が官僚たちと「誰が国家の主人か」の闘いをしている
・「国家の主人」は、選挙によって選ばれた政治家であるべき
「国家の主人は誰か」という闘争が始まった
・検察は小沢一郎を叩き潰すことを国益と信じている
・難しい国家試験を合格したエリートを「国家の主人」と思い込む官僚
「小沢一郎」対「検察」の権力闘争の真相
・「政治資金規正法違反疑惑」による小沢不起訴は検察に対する国民の勝利
・地方のお年寄りパワーに支えられた小沢一郎
小沢一郎不起訴の陰で働いた見えざる勢力
・石川知裕議員本人から聞いた拘留中の真相
・三権分立の原則を越えた検察の取り調べ「小沢一郎不起訴」に働いた郵貯資金取引の謎
日本の官僚制の原点としての「律令制」とデモクラシー
・日本は王国でありながら、デモクラシーがある国家
・日本は律令制になって、社しょく(祭政)でなく、初めて国家になった
国会の議院制度の見直しが始まった
・小沢一郎の「内閣法制局長官の国会での答弁禁止」の真意
・日本国家が生き残るためには、政党を強化することが肝要

第2章◎アメリカと対峙する民主党政権の読み方
民主党政権は、なぜ日米関係を見直そうとしたのか

普天間基地移設、事業仕分けで見えた民主党内閣の力
・典型的な官僚タイプの岡田克也では普天間基地移設問題は解決できない
・小沢一郎のシナリオに逆らった議員は困難なポストに置かれる
最終的にどうなる?「普天間基地移設」の決着
・小沢一郎が「辺野古沖移設」に反対する本当の理由
・沖縄県宮古島の下地島への移設は可能か
日本の安全保障政策を操るアメリカの政府高官
・普天間基地移設を妨害するアメリカの2人の政府高官
・前原誠司や長島昭久はマイケル・グリーンの忠実な子分
国益を無視する外務省の密約隠○問題
・核の「密約文書」破棄で浮かび上がる元外務事務次官の責任
・外務省の最大派閥は、斎藤邦彦元外務事務次官の人脈の流れ
日米核密約を陰○する外務省の犯罪体質を弾劾せよ
・「日米核密約問題」を「神学論争」にしようとしている外務省
・外務省の「外交文書破棄」は国民と歴史に対する犯罪行為
官僚と闘う3人ー法務省の元検事、厚生労働省の局長と技官の勇気
・今、官僚トップが畏怖している局長と技官たち
・豚インフルエンザ騒動は「官製パニック」だった
・外務省の雑誌『外交フォーラム』の外務省買い上げが残した波紋
メディアと官僚の馴れ合いが日本を潰す
・政権党である民主党に襲いかかるメディアの劣化
「小沢潰しの突撃隊、決死隊」となった「産經新聞」

第3章◎民主党政権は何を起こしたのか
マスコミが明かさない小沢一郎、鳩山由紀夫、亀井静香の実力

宇宙人・鳩山由紀夫の頭脳と「友愛思想」
・鳩山由紀夫の「友愛思想」は、クーデンホーフ・カレルギー伯爵の思想に由来する
・マッカーサーは、もっとも下層の「軍人、軍隊用のフリーメーソン・ロッジ」に入会した
・石工の団体といわれるフリーメーソンは為替制度をつくった
「不均等な変化」を解く鳩山由紀夫の偏微分的発想
・鳩山由紀夫は、学生時代は「決断」の専門家だった
・マルコフ理論の影響を強く受けた鳩山由紀夫の政治哲学
オペレーションズ・リサーチの発想が日本を救う
・鳩山由紀夫の政治を解くカギは「多変数解析」にある
・16種類に分けられる「多変数解析」
・「多変数解析」の世界が理解できない日本のメディア
小沢一郎は、なぜ「日本の国王」なのか
・イエズス会の背後にある「日本占領計画」を見破った織田信長
・日本国の国体の要点をわかっていた織田信長と小沢一郎
・『日本改造計画』の原著者は誰か
日本の国王代理である亀井静香の実力
・1年だけ、日本の国王代理、実質的な最高指導者になった亀井静香
・1800億円の献金能力がある土建屋団体を掌握した政治家が国王に君臨する
・日本財務省には75兆円の埋蔵金が今でも眠っている
日本郵政会社社長に元次官を抜擢した恐るべき真相
・斎藤次郎・元事務次官の抜擢は最高の人事ドラマ
・金属疲労した霞ヶ関を解体する「二段階革命」
・斎藤次郎と気脈を通じている小沢一郎
・日本を大掃除する事務次官制の廃止

第4章◎民主党政権は日本を救えるか
民主党政権のマニュアルに潜む盲点を検証する

習近平(シー・チンピン)国家副主席訪日と天皇会見問題の真相
・羽毛田信吾宮内庁長官の発言のほうが天皇の政治利用
・羽毛田発言は意図的な「共謀理論」に近い
どこまで進む?「天皇の官吏」化
・今の宮内庁の官僚は「天皇機関説」論考に匹敵する
・今、正しい人間と間違っている人間の逆転現象が起こっている
・官僚が暴走して実質的に権力を握ることが、官僚制の最大の弊害
永住外国人の地方参政権付与の可否について
・永住外国人の地方参政権もワールド・ヴァリューズで考えるべきー副島
・帰化要件を緩和することで問題を解決すべきー佐藤
・中途半端な形で権利を認めると、在日韓国人・朝鮮人の中で不満も強まる
「高校の無償化」で朝鮮学校を除外する政策は間違っている
・日本は寛容の精神に立ち、朝鮮高校の「高校無償化」を行うべき
・多元性のある社会を強化するためにも少数派を弾圧するな
天皇の「男系による皇位継承」と女性天皇の可能性
・男性天皇の皇位継承の根拠ー「XY染色体」論議は根拠が薄い
・皇室の世界内部で解決させる「宮家の復活」が最良の策
民主党政権で靖国神社合祀問題はどうなる
・靖国参拝問題は「千鳥が淵戦没者墓苑」拡充案が望ましいー副島
・信教の自由を認め、靖国神社の合祀には賛成ー佐藤
トヨタの「大規模リコール問題」はなぜ起こったのか
・アメリカの「集合的無意識」が噴き出した「トヨタのリコール問題」
・トヨタの「大規模リコール」を仕組んだのはエクソン・モービルか
世界は「植民地なき帝国主義」の時代に移行する
・日本は「代替エネルギー」の開発と「化石燃料」を確保せよ
・イデオロギーの時代が終焉し、王様の取り合いになる

第5章◎迫り来るアメリカ経済の崩壊とオバマ政権の命運
「海の時代」が終わり、「ユーロ・アジアの時代」に転換する

アメリカはもはや内需の高揚で生き残るしかない
・新たなアメリカの金融・財政政策の規模は80兆円
・アメリカは創造的な製造業に携わるしか道はない
・アメリカは日本の新幹線技術をほしがっている
ドルの崩壊を待望するECとBRICs
・仮面が剥がれつつある地球の変動と環境問題
「東アジア共同体構想」が抱える今後の課題
・鳩山由紀夫の「東アジア共同体構想」は偏微分的な発想
・APECとASEANの関係が綱引き状態になってくる
日本のアフガン問題をこのように解決せよ
・日本はアフガン貢献問題にはタジク系の勢力の教育化がポイント
・日本はアフガニスタンに大量の食料製造工場を造れ
竹島と北方四島ー巧みに領土の返還交渉を行なう方
・領土問題というのは、最終的には「神話」の解決に似ている
・北方領土の解決には、島々に、まず人を送ることが先決
・前ブッシュ政権高官の発言ばかりを過剰に報道するマスコミ

第6章◎これから民主党政権はどうあるべきか
民主党政権がネオ・コーポラティズム(統制経済体制)に陥らない最後の方法

民主党連立政権は「共同戦線党」に脱皮せよ
・反国家主義を掲げる公明党と民主党の連立には意義がある
・今後の民主党政権に「共同戦線党」の生き方を期待する
・鳩山由紀夫を守ることは民主主義を守ることーゴルバチョフ元大統領の忠告
民主党政権で「アメリカからの部分的な独立」は可能か
・小沢一郎が敗れれば国民の大半が這い上がれなくなる
・日本の政府がアメリカの要請に従わなかったのは史上初めての試み
これから民主党はどうなるか
・既得権益を握りしめた官僚組織が今後も「反政権運動」を行う
・民主党政権の前途に立ち塞がる「ヒラリー政権」の誕生

おわりに◎国民民主革命を妨げる官僚とアメリカに抗して/副島隆彦

佐藤氏が書くごとく、2010年6月2日に起きた鳩山辞任は、まさしく「霞ヶ関(中央官庁)官僚による“静かなるクーデター”が行われたことが問題の本質」である(中略)
菅直人新首相は「G20会議」出席のとき、アメリカに寝返った。。


[PR]
by yomodalite | 2010-07-02 20:08 | 政治・外交 | Trackback | Comments(12)

世界権力者 人物図鑑 世界と日本を動かす本当の支配者たち

副島 隆彦/日本文芸社



金融本以外の、副島本を読んでいる人には、文章部分は特に目新しい点はないのだけど、日頃、愚民化政策として、テレビ、雑誌などのメディアを指示している方々を、逆に、週刊誌的切り口で取り上げた、画期的なオールカラー人物図鑑。世界の権力者が53人掲載されています。

主要人物は、見開き2ページで紹介。

世間が誰もオバマを知らなかった頃から、次期大統領予想をピタリと当てた、副島氏は、現在はオバマの失脚時期と、次にヒラリーが出てくることも予言されていますが、そのヒラリーに関しては、こんな感じ↓


f0134963_17515086.jpg
これも↓(旦那より遥かにブサイクな愛人の写真も)
f0134963_17544054.jpg
あと、小沢一郎逮捕を画策したのは、この人で
f0134963_17563231.jpg
愛国者の中川昭一を、失脚させ、死に追いやったのは、この人。
f0134963_17582974.jpg
田中眞紀子が外相時代、会わないといったのは、“麻薬王”のこの人で、
f0134963_17591647.jpg
子分の売国奴の日本人も実名で掲載されてます。

ちょっぴり懐かしいライス↓
f0134963_1810293.jpg
黒人のライスが、ブッシュの愛人というのは、意外に思う日本人は多いと思うけど、お金持ちの家の子供の保育は、ナニーと呼ばれる乳母(黒人女性が多い)に任せられていることから、金持ち家庭のボンボンには、よくありがちの性癖らしい。。(とまでは、本書には書かれてないけど)

ニュースを読むのにたいへん役に立つので、一家に一冊は必要。
副島氏は出版にあたり、何が起こってもいいという覚悟をされているようですので、ご購入はお早めに。


2010年3月5日(金)TBSラジオ「ペラ☆ペラ」の、水道橋博士の紹介が面白いので、ポッドキャストが聞ける方は、そちらもご参考に♡

☆シリーズ第2弾!『ヨーロッパ超富豪権力者図鑑』
___________

[内容紹介] 副島隆彦 アメリカ研究30年の成果を凝縮! 世界帝国アメリカの没落、新興国の台頭、そして日本の民主党政権転覆の謀略――。激しく変化する世界の裏側で、いったい誰が暗躍しているのか?
ベストセラー連発、オバマ大統領の誕生、リーマン・ショックなど、数々の予言を的中させてきた副島隆彦が、世界の政治・経済・金融を支配する最重要人物76人をカラーの顔写真とともに解説。
世界覇権をめぐるロックフェラー家とロスチャイルド家の歴史、次の超大国を中国動かす人々、ドル崩壊に直面する米金融・財界人たち、迫り来るオバマ大統領の辞任と次の大統領ヒラリー、激しく対立するアメリカのグローバリストとポピュリスト、アメリカ処分案を検討する新興大国BRICsと欧州の指導者たち、属国・日本に総攻撃を仕掛ける日本操り班(ジャパン・ハンドラーズ)の正体――。権力者たちの動きがわかれば、世界が見える!
政治・経済ニュースの裏側がわかる!

「この本で、今のアメリカ政財界(最高支配者たち)と世界の動きが大きくわかる。そうすれば私たちの日本国の運命もわかる。(中略)私のアメリカ研究30年の成果をあえてこの一冊の写真集(グラビア)に表した」――副島隆彦(はじめにより) 日本文芸社 (2010/2/25)

[収録人物] バラク・オバマ、ヒラリー・クリントン、デイヴィッド・ロックフェラー、ジェイ・ロックフェラー、ズビクニュー・ブレジンスキー、ビル・クリントン、ミシェル・オバマ、コンドリーザ・ライス、ジョージ・W・ブッシュ、ティモシー・ガイトナー、ポール・ボルカー、ラーム・エマニュエル、ベンジャミン・バーナンキ、アラン・グリーンスパン、ロバート・ルービン、ラリー・サマーズ、ポール・クルーグマン、ジョゼフ・E・スティグリッツ、ウォーレン・バフェット、ビル・ゲイツ、レオ・メラメッド、ミルトン・フリードマン、ジョージ・ソロス、サンフォード・ワイル、ジェイコブ・ロスチャイルド、ナット・ロスチャイルド、イブリン・ロスチャイルド、ダヴィド・ロスチャイルド、アル・ゴア、ヘンリー・ポールソン、ルパート・マードック、胡錦濤、温家宝、江沢民、曽慶紅、習近平、李克強、ウラジミール・プーチン、ドミトリー・メドヴェージェフ、マンモハン・シン、ルーラ・ダ・シルバ、ニコラ・サルコジ、ゴードン・ブラウン、ロン・ポール、ディック・チェイニー、ドナルド・ラムズフェルド、ジョゼフ・ナイ、リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン ほか 計76人



[PR]
by yomodalite | 2010-03-15 18:16 | 政治・外交 | Trackback | Comments(0)
f0134963_16485521.jpg平野氏は、自由民主党、新正党、新進党、自由党と、小沢一郎と行動を供にし「小沢の知恵袋」と称され、2004年の政界引退後、たいへん興味深い著作を多数刊行されている方。

わたしは、これまで、著者の本は、

◎『虚像に囚われた政治家 小沢一郎の真実 』
◎『公明党・創価学会の真実』
◎『昭和天皇の「極秘指令」』
◎『日本を呪縛した八人の政治家
―政治改革を阻んだ永田町の妖怪』

↑この8人とは、小泉純一郎、山崎拓、加藤紘一、森喜朗、青木幹雄、野中広務、村山富市、武村正義を指す。

上記の4冊を読んでいて、いずれも、NHKの大河ドラマ(観ていませんが)の軽く100倍は面白かったのですが、このブログには一冊も記録していませんでした。

☆続きを読む!!
[PR]
by yomodalite | 2010-03-15 15:21 | 政治・外交 | Trackback | Comments(0)
f0134963_22411318.jpg


[1]の続き

そんなわけで(どんなわけだよw)日本のTVドラマ王!木村拓哉氏が主演したドラマも一応確認してみることにしましょう。

◎あすなろ白書(1993年フジテレビ)
 北川悦吏子(脚本)
◎若者のすべて(1994年フジテレビ)
 岡田惠和(脚本)
◎人生は上々だ(1995年TBS)
 遊川和彦(脚本)
◎ロングバケーション(1996年フジテレビ)
 北川悦吏子(脚本)
◎協奏曲(1996年TBS)
 池端俊策(脚本)
◎ギフト(1997年フジテレビ)
 飯田譲治(脚本)
◎ラブジェネレーション(1997年フジテレビ)
 浅野妙子(脚本)
◎眠れる森(1998年フジテレビ)
 野沢 尚(脚本)
◎ビューティフルライフ(2000年TBS)
 北川悦吏子(脚本)
◎HERO(2001年フジテレビ)
 福田靖、大竹研、秦建日子、田辺満、共同脚本
◎空から降る一億の星(2002年)
 北川悦吏子(脚本)ラブサスペンス
◎GOOD LUCK!!(2003年)
 井上由美子(脚本)
◎プライド(2004年フジテレビ)
 野島伸司(脚本)
◎エンジン(2005年フジテレビ)
 井上由美子(脚本)トヨタフィールダーCM
◎華麗なる一族(2007年TBS)
 橋本裕志(脚本)
◎CHANGE(2008年)
 橋本裕志(脚本)
◎MR.BRAIN(2009年TBS)
 蒔田光治(脚本)・森下佳子(第2話まで脚本協力)

彼は、2000年の結婚後「ビューティフルライフ」を最後に、ラブストーリーには出演していないようです。それは、彼自身の個人的な理由かもしれませんが、製作者側にラブストーリーを作ろうという気持ちがなくなっていることもありそうですね。

では次に、テレビ情報誌のザテレビジョンが主催する日本のテレビドラマに関する賞で、歴代最優秀作品賞受賞作品に関わった脚本家を見てみましょう。

◎鎌田敏夫(1937年 - )
60年、70年共に時代を代表するドラマを多数執筆、80年代は『金曜日の妻たちへ』『男女7人夏物語』などの大ブーム。29歳のクリスマス(94年フジテレビ、 第13回向田邦子賞受賞)以降は低迷。

◎遊川和彦(1955年 -)
・魔女の条件(1999TBS)初回19.7〜最終29.5%(平均視聴率21.5%)
・オヤジぃ(2000年TBS)初回21.7〜最終28.0%
・女王の教室(2005年日本テレビ)初回14.4%〜最終25.3%。台湾や韓国などアジア各国でも好評を博し、香港では、最終回視聴率28.0%、平均視聴率25.3%を記録し、日本ドラマとしては史上最高視聴率を記録した。内容に賛否両論の議論が巻き起り、PTA等の団体から名指しで非難された。第24回向田邦子賞受賞。

◎君塚良一(1958年 - )
踊る大捜査線シリーズ(1997〜)

◎中園ミホ(1959年 - )
・For You(1995年フジテレビ)月9、初回22%〜最終21.6%
・やまとなでしこ(2000年フジテレビ)月9、初回24.9%〜最終34.2%
・ハケンの品格(2007年日本テレビ)初回27%〜最終26%

◎三谷幸喜(1961年 -)
・振り返れば奴がいる(1993年フジテレビ)最終回22.7%
・古畑任三郎・第1シーズン(1994年フジテレビ)平均視聴率14.2%
・王様のレストラン(1995年フジテレビ)初回19%〜最終回前19.6%
・竜馬におまかせ!(1996年日本テレビ)
・古畑任三郎・第2シーズン(1996年フジテレビ)
・総理と呼ばないで(1997年フジテレビ)
・今夜、宇宙の片隅で(1998年フジテレビ)
・古畑任三郎・第3シーズン(1999年フジテレビ)初回25.5% 最終28.3%
・合い言葉は勇気(2000年フジテレビ)木曜22:00〜 初回15.9% 最終13.3%
・HR(2002〜2003年フジテレビ)水曜23:00~30分番組。
・川、いつか海へ 第2・4話(2003年、NHK)
・新選組!(2004年NHK大河ドラマ)
・古畑任三郎FINAL(2006年フジテレビ)

◎浅野妙子(1961年 - )
1994年『無言電話』で第7回ヤングシナリオ大賞で佳作受賞。
・神様、もう少しだけ(1998年フジテレビ)火曜9時枠の連続ドラマとして平均22.6%、最終回28.3%を記録する大ヒット。
・パーフェクトラブ(1999年フジテレビ)月9、平均視聴率 17.0%
・二千年の恋(2000年フジテレビ)月9、1999年の韓国映画『シュリ』に酷似した内容。初回視聴率21%、最終回14.2%
・婚外恋愛(2002年テレビ朝日)セックスレス夫婦のラブコメ
・薔薇の十字架(2002年フジテレビ)南海永美子、永田優子との共作。視聴率低迷(初回9.7%最終9.9%)のため、一週早く打ち切り
・純情きらり(2006年NHK)初回17.7%徐々に評判が高まり、最高視聴率24.2%
・ラストフレンズ(2008年フジテレビ)DVやセックス恐怖症、児童性的虐待、性同一性障害などのさまざまな問題を真正面から捉えた作品。初回13.9%最終回15分拡大22.8%。平均視聴率17.7%

◎宮藤官九郎(1970年 - )
・池袋ウエストゲートパーク(2000年・2003年TBS)石田衣良原作、平均14.9% 深夜での再放送で人気が出る。
・木更津キャッツアイ(2002年TBS)平均10.1% 深夜の再放送とDVDがヒット。芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
・ぼくの魔法使い(2003年日本テレビ)毎週土21:00。初回12.0%。平均9.4%。
・マンハッタンラブストーリー(2003年TBS)「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」に続く、宮藤官九郎脚本 + 磯山晶プロデュース作品。初回10.0%、平均7.2%。
・タイガー&ドラゴン(2005年TBS) 宮藤官九郎脚本 + 磯山晶プロデュース作品。初回16.2%、最終11.6%、第43回ギャラクシー賞大賞受賞
・吾輩は主婦である(2006年TBS)宮藤官九郎脚本 + 磯山晶プロデュースの昼ドラ
・未来講師めぐる(2008年テレビ朝日)初回9.0%最終8.1%

踊る大捜査線の君塚良一氏という例外を除くと、重鎮、鎌田敏夫氏は1994年以降作品がなく、遊川和彦氏は2000年のヒット後、2005年の「女王の教室」まで空白。中園ミホ氏は95年に恋愛ドラマ「For You」でヒット後、2000年まで空白、その後は、お仕事ドラマで復活。浅野妙子氏も1998年のヒットの2年後、無理矢理(?)韓国がらみの脚本を書かされ失敗した後、2008年までフジテレビに復帰出来ていない(2002年は共作)。同じく三谷幸喜氏も2000年の大ヒット後、10時台で数字を落とされ深夜枠へ。その後フジテレビへの復帰は2006年の古畑シリーズまでなし

やはり、北川・野島世代とほぼ同様、昭和30年代生まれの鎌田敏夫氏は1994年頃と少し早いものの、およそ2000年〜2008年の間に低迷があるようです。中園氏はお仕事ドラマの起用にフィットしたため、他の方よりも復帰が早かったものの、皆さん、5年間以上の空白期間を経験されています。

この時代の視聴率の低迷はドラマに限らず、テレビ局全体であると思いますが、人気脚本家が、ほぼ同時期、しかも長期間、干された。と感じるのは、わたしだけでしょうか?

またこの間目立って有名になった、三谷幸喜氏と宮藤官九郎氏ですが、お2人に共通するのは、初回放送時の意外なほどの低視聴率ですね。本放送時は、むしろ宣伝されていなんじゃないでしょうか?(1994年の「古畑任三郎」の第1シーズンの平均視聴率は14.2%、2002年の「木更津キャッツアイ」平均視聴率は10.1%、深夜の再放送時の方が視聴率が高い。特に宮藤氏の場合は有名になった後もずっと低いまま。)

☆結論:2000年より少し前あたりから、テレビ局は意図的にドラマのレベルを下げた!

1934年生まれで、戦後日本を代表する、テレビ・映画脚本家だった、林秀彦氏は、自身の娘が脚本家として、テレビ局と仕事をしていたときの話として、局が、内容のレベルをとにかく下げるようにと、執拗な指導があったと、著書に書いています。(←著作が手元にないので、曖昧な記憶)

人気ドラマを大量に生産してきたのは、フジテレビとTBSなので、この2大テレビ局の動向が中心になっていますが、この2局の動向に反する傾向は、他局にも見当たらないようです。

では、なぜ、テレビ局は、視聴率を下げてまで、ドラマをつまらなくしたのでしょうか?2000年〜2008年といえば、ブッシュと小泉内閣とピタリと重なるんですね!
__________________

ジョージ・W・ブッシュ/2001年1月20日〜2009年1月20日
2001年9月11日同時多発テロ。支持率90%過去最高
2003年3月イラク侵攻
2004年自称戦時大統領として再選
2008年。過去最低支持率19%。

小泉純一郎/小泉内閣 2001年4月26日〜2006年9月26日 
合計5年5ヶ月1980日戦後第3位
第1次小泉内閣:2001年(平成13年)4月26日 - 2002年(平成14年)9月30日
第2次小泉内閣:2003年(平成15年)11月19日 - 2004年(平成16年)9月27日
第3次小泉内閣:2005年(平成17年)9月21日 - 2005年(平成17年)10月31日
_________________

2003年には「24 -TWENTY FOUR-」、また韓流ドラマは、2003年4月~9月、NHKBS2での好評を受け、2004年4月~、NHK総合が放送した「冬のソナタ」のブームによって、放送を行う局が一気に増えています。海外ドラマの輸入が活発になったのは「グローバリズム」ですね。なぜ韓国?と言えば、日韓関係=日米関係だからでしょう。(←これの説明は小室直樹氏の著書でどうぞ)

小泉内閣は、知的レベルの低いB層と呼ばれる層にターゲットを絞って、支持層を拡大してきたと言われています。主に主婦や教育レベルの低い若年層、高齢者層を指すものとされています。(←B層ーWikipediaより)

郵政民営化とイラク戦争支持(戦争維持費の強奪目的)のために、テレビ局という存在はNHKから民放各局まで、小泉首相をスターにするだけでなく、国民愚民化という政策をワイドショーのみならず、こういうところまで徹底してやるんですね。90年代までは、視聴率第一主義と思われていたテレビ局ですが、視聴率(=スポンサー、視聴者)より、大きな使命(指令?)があるというのが、本質のようです。

日本テレビの設立の経緯・・・
日本テレビとCIAー発掘された正力ファイル/有馬哲夫

さて、一生懸命“あの人”にLOVEを込めている間に朝青龍が引退してしまいました。

朝青龍への執拗で不可解な批判にも、脚本家とマンガ家が大きく関わっていましたね。内館牧子と現在の横綱審議委員会への気持ちを、どうしたらいいのかは、これからゆっくり考えることにしますが、

本書は、官僚とメディアの関係に関して、主に書かれていますが、その官僚の背後に関しては、下記のリンク先が参考になりました。

植草一秀の『知られざる真実』 CIA対日工作の歴史から見る小沢氏資金問題

佐藤優の眼光紙背「治安維持法化する政治資金規正法」

ドクター苫米地ブログ「ゆうちょ銀の預金、米国債購入へ、時限爆弾に火がついた」

2009年 12月 08日 日米安保総会屋のアーミテージ&マイケル来日中

2009年 12月 08日 マイケルの脅しに連携する長島防衛政務官

2009年 12月 10日 ルース大使は怒っていなかった

2009年 12月 19日 これは小沢一郎に対して仕掛けられた平成版「宮中某重大事件」だ!

2009年 12月 25日ゲンダイ「クローリー国務次官補:藤崎が立ち寄った」アメリカの政治利用は問題ないか?

2009年 12月 25日 鳩山首相は「重大な決意」を口にした。検察・国税の綱引きでほくそ笑む司法官僚

☆本書の真っ当な書評はこちら
書評『日本国の正体:政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か』(講談社)その1

[PR]
by yomodalite | 2010-02-05 23:07 | 政治・外交 | Trackback | Comments(0)

日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か (現代プレミアブック)

長谷川幸洋/講談社



書名検索で来ていただいた方、ごめんなさい。本日の「枕」は、めちゃめちゃ長いです。というか、最後まで本書の内容については書いてませんw

というのも、ケニー・オルテガという人が、ある人の言葉として、

「LOVEを込めてやる、LOVEを込めて言う、優しさを込めて言う。それができないのなら、口に出すな」って常々言っていた。

と、おっしゃるものですから、わたしも今後は“LOVE”を込めていない文章は書かないと決めました!

(でも、彼って、わたしが好きなアートや音楽や文化の人じゃないし、色んな意味でデンジャラスだし、どうやって愛したらいいか難しいなぁ・・・)

で、いきなりなんですが、

みなさん、日本のドラマがつまらなくなったのっていつ頃だと思いますか?
 
面白いか面白くないかは、主観的な問題なんですが、以前と比べて、今のドラマは、松本清張(1909-)や山崎豊子(1924-)などの昔の小説や、マンガ原作ばかりで、オリジナル脚本が少ないという感想をお持ちの方は多いんじゃないでしょうか? 

では、いつ頃から、オリジナルの脚本は少なくなったんでしょうか?

以下の4人の方は、いずれも90年代に大活躍した脚本家で、現在51歳以下の方々です。

・飯田譲治(1959年 - )
・野沢 尚(1960年 - 2004年)
・北川悦吏子(1961年 - )
・野島伸司(1963年 - )

具体的な視聴率などのデータは、後に表記しましたが、

まず、飯田氏は、1997年の「ギフト」以降、ゴールデンタイムの連続ドラマから離れ、2008年の「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間」で第25回 ATP賞テレビグランプリ2008・ドラマ部門最優秀賞を受賞するまで復帰作がなかった。ただし作品の評価は高かったものの平均視聴率は7.2%と当時の最低値。

野沢 尚氏は、2001年「氷の世界」で失速。

北川悦吏子氏は、空から降る一億の星(2002年)が平均視聴率22.3%のヒット後、2003年、2005年に作品がなく、2006年「たったひとつの恋」で完全失速。

野島伸司氏は、1998年「世紀末の詩」から低迷し、2004年「プライド」で盛り返すものの、これは木村拓哉主演とクイーンの音楽による影響大で、これまでの野島氏の個性は感じられない。

上記から、大体2000年前後に転機があったと思われます。

では、彼らより新しい世代の脚本家の状況はどうでしょうか。

フジテレビヤングシナリオ大賞は、1987年創設で1992年をのぞき、現在まで行われている若手の脚本家を募集・育成するために設立した公募。応募資格は「自称35歳以下」でプロのシナリオ作家を目指す者ですが、自称なので実際は何歳でも応募可。(大賞作品1編に賞金500万円、佳作3編に賞金各100万円)

前述の野島伸司氏もこちらの受賞者ですが、これまでの受賞者で、受賞後にオリジナル脚本による連続ドラマを1人で複数回経験している人で、上記世代より若い4人の活躍をまとめてみました。

◎坂元裕二(1967年 - )
1987年受賞。その一年後に当時大人気だった柴門ふみ原作「同・級・生」(‘89)で月9ワースト記録をつくるものの、その2年後に同じく柴門ふみ原作の「東京ラブストーリー」(’91)が大ヒット。翌年の「二十歳の約束」(’92)は低調。その4年後「翼をください!」(’96)は平均視聴率13.6%で、またもや月9枠での最低値。02、03年共に平均視聴率約12%。04年さだまさし原作の「愛し君へ」が17.1%、同年、織田裕二主演の「ラストクリスマス」が平均21.6%のヒット。06年「西遊記」は平均23.2%のヒット。(初回29%超。月9枠にキッズ狙いの不思議)その後、08年の「太陽と海の教室」まで、ワースト記録を2回も作り「東京ラブストーリー」をのぞく全作品で、初回視聴率を必ず下回る成績の坂元氏を頻繁に使い続けたことは、かなり不可解。「東京ラブストーリー」「ラストクリスマス」は共にプロデューサーの大多亮とのタッグによるもの。

◎信本敬子(1964年 - )
1989年受賞。受賞翌年のゴールデンタイムの連ドラが好成績にも関わらず、その後深夜枠のみ。6年後の『白線流し』(’96)が高評価にも関わらず、またもや、その後フジでの起用がない。

・キモチいい恋したい!(1990年フジテレビ)平均18.3 %
・バナナチップスラブ(1991年フジテレビ)深夜枠
・ビーナスハイツ(1992年TBS)深夜枠
・白線流し(1996年 - 2005年フジテレビ)主役が高校生にも関わらず、放送時間は10時台。放送終了後に反響が大きく、その後のスペシャル番組は好成績。視聴率19.3%(1997年)〜14.5%(2005年)
・L×I×V×E(1999年TBS)平均11.6%

◎金子ありさ(1973年 - )
1995年受賞。1998年以降低迷。03年、TBS金曜10時はフジの月9と同様、局の看板枠にも関わらず不可解な視聴者設定により惨敗。同年フジでも低迷、さらに翌年、再度TBSで起用されるも惨敗。

・TOKYO23区の女(1996年フジテレビ)で脚本家デビュー。 深夜枠
・イヴ ~ Santaclaus Dreaming(1997年フジテレビ)平均14.9%
・ブラザーズ(1998年フジテレビ)平均17.9%
・走れ公務員(1998年フジテレビ)平均8.3%
・女子アナ(2001年フジテレビ)平均13.7%
・Stand Up!!(2003年TBS)平均10.2% 金曜22時枠にも関わらず童貞卒業を目標とする高校生たちの青春がテーマ。
・お義母さんといっしょ(2003年フジテレビ)視聴率の低迷により全10回に短縮。平均9.9%。
・それは、突然、嵐のように…(2004年TBS)平均7.3%、このドラマを最後にTBS水曜10時枠の連続ドラマ枠は終了
・牛に願いを Love&Farm(2007年関西テレビ)平均8.7%

◎永田優子(不明)
2000年受賞。05年まで連ドラ起用なく初めての連ドラはテレ朝。07年、平均13.9%のドラマと設定、主役を同じくする企画が09年に再び通るテレ朝の不思議。フジでは9時台では起用されていない。

・はるか17(2005年テレビ朝日)山崎さやか原作のマンガ 平均8.9%(深夜枠)
・みんな昔は子供だった(2005年フジテレビ)平均10.5%(毎週火22:00)
・ヒミツの花園(2007年関西テレビ/フジテレビ)14.7%〜11.4%(毎週火22:00)
・歌のおにいさん(2009年テレビ朝日)平均10.76%(毎週金23:15 - 24:10)
・ダンディ・ダディ?〜恋愛小説家・伊崎龍之介(2009年テレビ朝日)平均6.59%(毎週木21時)視聴率低迷で1話短縮の8回放送。主演の舘ひろしは07年にTBS系列で放送された『パパとムスメの7日間』(原作は06年に朝日新聞社から出版された五十嵐貴久の小説)以来、2年ぶりの連続ドラマ出演。今作も前回の登板時と同じく、父と娘によるホームコメディ(当時の平均視聴率13.9%)

上記から、この世代で、1991年の「東京ラブストーリー」から、ゴールデンタイムにおける恋愛ドラマにオリジナル脚本で関わったのは、坂元氏のみ。彼は、ロンバケ(1996年)の次作品「翼をください!」で低迷した後、2002年まで空白。2004年の「ラストクリスマス」のヒットまで、その間なんと13年。

20代OLを対象としたもの以外でも、80年代にブームを巻き起こした“不倫”などの大人の恋も、とにかく恋愛ドラマは一斉に消えています。信本氏も、90年の恋愛ドラマで好評だったにも関わらず、96年までゴールデン復帰なく、10時台に主役が高校生のドラマで復帰。

恋愛ドラマに代わって、ナースのお仕事(1996〜)、ショムニ (1998〜2002)、踊る大捜査線 (1997)、ケイゾク(1999)、走れ公務員(1998)などの、お仕事ドラマが増え、また、9時台以降の時間帯に、高校生を主役にしたドラマが増えています。

連続ドラマのストーリーに、先読み可能なマンガ原作の多用や、それまで、その時間帯に合った視聴者をわざと遠ざけるような企画、好成績の脚本家が急に起用されなくなったり、無理な設定を強いられているかのような印象も・・・

低視聴率の反省が局側にはまったくされていないように感じるのは、わたしだけでしょうか?

次に、フジテレビヤングシナリオ大賞受賞者以外で、ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞の作品に関わった脚本家も、見てみることにします。


飯田譲治(1959年 - )
・NIGHT HEAD(1992年 - 1993年フジテレビ)深夜でカルト的人気を得て、小説、映画化など。
・沙粧妙子-最後の事件-(1995年フジテレビ)(脚本のみ)平均15.0%
・ギフト(1997年フジテレビ)平均18.2%、最高23.0%
裏番組の影響もあり、視聴率よりも作品の評価は高かった。ただし、1998年に起きた事件で加害者が「ドラマを見てバタフライナイフを持った」などと供述したために封印作品となる。事件後、自ら『TVドラマギフトの問題 少年犯罪と作り手のモラル』(岩波書店刊)を書き下ろし、この事件そして本作に対しての思いを綴っている。

野沢 尚(1960年 - 2004年)
・青い鳥(1997年TBS)平均17.7%
・眠れる森(1998年フジテレビ)平均25.2%、最終回で最高30.8%
・結婚前夜(1998年NHK)眠れる森と、本作により第17回向田邦子賞を当時最年少で受賞。
・氷の世界(1999年フジテレビ)平均19.0%、最終22.9%
・水曜日の情事(2001年フジテレビ)視聴率10.9〜13.0%
2004年、事務所マンションで自殺。

北川悦吏子(1961年 - )
・素顔のままで(1992年フジテレビ)平均26.4%、最終31.9%
・あすなろ白書(1993年フジテレビ)原作:柴門ふみ。平均27.0%、最終31.9%
・愛していると言ってくれ(1995年TBS)平均21.3%
・ロングバケーション(1996年フジテレビ)平均29.6%
・最後の恋(1997年TBS)平均16.8%
・Over Time-オーバー・タイム(1999年フジテレビ)平均20.1%
・ビューティフルライフ(2000年TBS)平均32.3%、最高41.3%
・Love Story(2001年TBS)平均20.8%
・空から降る一億の星(2002年フジテレビ)平均22.3%
・オレンジデイズ(2004年TBS)平均17.2%
・たったひとつの恋(2006年日本テレビ)平均11.6% 

野島伸司(1963年 - )
・君が嘘をついた(1988年フジテレビ)平均17.3%
・愛しあってるかい!(1989年フジテレビ)平均22.6%
・すてきな片想い(1990年フジテレビ)平均21.8%
・101回目のプロポーズ(1991年フジテレビ)平均23.6%、最終36.7%
・愛という名のもとに(1992年フジテレビ)1990年代を代表する友情ドラマ。平均24.5%、最終32.6%を記録
・高校教師(1993年TBS)平均 21.9%
・ひとつ屋根の下(1993年フジテレビ)平均28.2%
・この世の果て(1994年フジテレビ)平均22.9%
・人間・失格〜たとえばぼくが死んだら(1994年TBS)前半は苦戦(第2回は9.8%)
 徐々に視聴率を上げ、最終回は28.9%、平均19.2%。
・未成年(1995年TBS)平均20.0%
・ひとつ屋根の下2(1997年フジテレビ)平均26.4%
・聖者の行進(1998年TBS)平均20.9%
・世紀末の詩(1998年日本テレビ)平均14.8%
・リップスティック(1999年フジテレビ)平均 16.3%
・美しい人(1999年TBS)平均視聴率16.6%
・ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(2001年TBS)平均17.3%
・ゴールデンボウル(2002年日本テレビ)平均12.5%
・高校教師2003(2003年TBS)平均10.8%
・プライド(2004年フジテレビ)平均25.2%
・あいくるしい(2005年TBS)初回17.3%、2回目〜11.9%、最終8.8%
・薔薇のない花屋(2008年フジテレビ)平均18.8%
・ラブシャッフル(2009年TBS)平均8.79%


[PR]
by yomodalite | 2010-02-04 19:48 | 政治・外交 | Trackback | Comments(0)
f0134963_13195531.jpg
『ジャパン・ハンドラーズ』『世界を動かす人脈』など気鋭のアメリカ研究家、中田安彦氏の新刊。陰謀論とは一線を画す、真実のパワーエリートの世界。

筆者は、はっきりと言う。
大統領となったオバマは、“見えない鎖”でつながれている。彼の行動を決めているのは、側近たちであり、これらの財界人たちである。大統領選挙のシナリオを書いたのもこの人々だ。


★続きを読む!!
[PR]
by yomodalite | 2009-09-06 22:30 | 政治・外交 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite