カテゴリ:☆マイケルの言葉( 67 )

和訳 “You Are My Life”

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『Invincible』の和訳、6曲目は “You Are My Life”。


マイケルは、911テロのあとに行われた2001年のOnline Audio Chatインタヴューで、今後の人生で1曲しかパフォーマンス出来ないとしたらどの曲にしますか?という質問に、


1曲には絞れないけど、Heal The World、Speechless、それからかなり迷った末に、You Are My Life を選び、


その理由として、


うん、すごくメロディックという点が大事なんだ。こういった曲から重要なメッセージを受け取るとしたら、それは、時や場所を超えて、永遠だってことでしょう。

この曲をライブで聴くことが出来なかったのは本当に残念ですが、続けてインタビュアーが、


もうひとつ質問、実はぜひ聞いてみたかったんですが、あなたも知っているように、ニューヨークや、ワシントンDCで恐ろしいテロ攻撃があって、こんなときに自分の役割をどう感じていますか?あなたはワシントンでチャリティコンサートを行いましたが、そういった場所で、音楽を通して、アーティストとして、この難しい状況の中で人々に何をするのがいいと思いますか?


と尋ねると、


自分自身ができること、自分が持っている才能や技術・・天から授かったものを与えればいいんだ。そういったときにみんなが必要としている現実逃避の感覚をもたらすために、僕たちはここにいるんだから。


君が画家なら絵を描き、彫刻家なら彫刻を作り、作家なら書くべきで、作曲家なら曲を作り、ダンサーなら踊りを捧げ、いくらかの愛と喜びとひとときの夢を与えて、あなたが心から気にかけていること、彼らのためにそこにいることを示すこと。


遠くからじゃなくて、実際に長い時間をかけてそばまで行ってそうする。僕がやってきたのはそういうことで、他の大勢の人もそんな風に気にかけて助けてきたんだ。そういうことが重要なんだよね。


と答えていました。


マイケルの愛は、欲しがるものでなく、ギブアンドテイクでもなく、ただ与えるもの。自分のことをわかってくれる特別な「君」が、いつかは現れるのではなく、与えられるものがあると気づいて、自分が愛することをしていたら、自分も愛されていたと気づくようなもの。ではないでしょうか。


アルバムでは、前回紹介した “Privacy” はこの曲のあと。こういった穏やかさと、怒りが交互に織り込まれているのも、マイケルのアルバムの特徴ですね。







“You Are My Life”


Once all alone

I was lost in a world of strangers

No one to trust

On my own, I was lonely

You suddenly appeared

It was cloudy before but now it's clear

You took away the fear

And you brought me back to the light


僕は昔ひとりぼっちだった

見知らぬ人々の世界で、自分を見失い

信じられる人など誰もいなかった

そこでは自分しかなくて、孤独だったんだ

そんな僕の前に君が突然現れて

曇っていた心が今は晴れ渡っている

君は僕の恐れを取り払って

光のもとへ連れ戻してくれたんだ


[Chorus:]

You are the sun

You make me shine

Or more like the stars

That twinkle at night

You are the moon

That glows in my heart

You're my daytime my nighttime

My world

You're my life


君は僕の太陽

君の光で僕は輝いてる

君は星のように

夜空に輝いていて

君は月のように

僕の心を照らしてくれる

君は昼も夜も

僕のすべて

君こそが僕の人生なんだ


Now I wake up everyday

With this smile upon my face

No more tears, no more pain

'cause you love me

You help me understand

That love is the answer to all that I am

And I'm a better man

Since you taught me by sharing your life


今の僕は毎朝

微笑みとともに目覚める

泣くこともなく、痛みもない

君が僕を愛してくれるから

君が気づかせてくれたんだ

愛こそが僕が求めていたすべてだってことを

僕は前よりずっと良くなれたよ

君が僕と人生を分かち合ってくれたから


[Chorus]


You gave me strength

When I wasn't strong

You gave me hope when all hope is lost

You opened my eyes when I couldn't see

Love was always here waiting for me


僕がくじけそうなとき

君は勇気を与えてくれた

僕が絶望しているときも

君は希望の光を与えてくれた

僕が光を見失っているとき

君は僕の目を見開いて教えてくれたんだ

愛が僕のそばにずっとあったことを


(訳:yomodalite )





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by yomodalite | 2016-11-02 06:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “Privacy”

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MJの歌詞和訳は、彼自身が詩を書いているものに限定して訳しているのですが(「Man In The Mirror」は例外)、アルバム『インヴィンシブル』の和訳6曲目は「Privacy」。


この曲は、人類史上最高にプライヴァシーのない人生を送ったMJが、パパラッチに追われたことによる事故で亡くなってしまったダイアナ妃の死や、自分への行き過ぎた取材への怒りから出来上がっている。


しかしその後、プライヴァシーの問題は一部のセレブだけでなく、より大勢の人へと拡大し、人々はお互いに自由を奪い合い、疑いの眼差しは一層深まっているような気がします。


HIStory以降のMJの言葉は、人々の日常にリアルに響くものが少なかった。と当時は思っていましたが、何十年経ってもテーマやそこにある感覚が古くなっていないことに、今は驚かされます。


頂点に経った後、そうなる以前の心情から詩を書き続ける人は多いですが、MJはKINGという立場にたって、永遠に意味が失われないテーマを選んでいたと思うんですよね。






"Privacy"


Ain’t the pictures enough, why do you go through so much

To get the story you need, so you can bury me

You’ve got the people confused, you tell the stories you choose

You try to get me to lose the man I really am


どうしてそんなに嗅ぎまわるんだ、写真だけじゃもの足らないっていうのか

君は必要な物語を手に入れ、それで僕を葬り去ろうとする

君は自分が選んだ物語を語って人々を混乱させる

君は本当の僕を消し去るつもりなのさ


You keep on stalking me, invading my privacy

won’t you just let me be

‘cause you cameras can’t control, the minds of those who know

That you’ll even sell your soul just to get a story sold


君は僕をつけ回し、僕のプライバシーを侵害している

僕を放っておいてくれないか

記事を売るためなら、君は魂さえも売り払う

それを知っている人の心をカメラで操ることはできない


[CHORUS]

I need my privacy, I need my privacy

So paparazzi, get away from me


僕にもプライヴァシーが必要なんだ

だから、パパラッチ、僕の前から消えてくれ


Some of you still wonder why, one of my friends had to die

To get a message across, that yet you haven’t heard

My friend was chased and confused, like many others I knew

But on that cold winter night, my pride was snatched away


君たちの中には疑問に思う人もいるだろう

なぜ僕の友人が死ななくてはならなかったのかと

それは、君たちが聞いたことのないメッセージになっただろう

僕が知る大勢の人たちと同じように

その友人は追われることで混乱した

でも、あの冬の寒い夜、僕のプライドも奪われたんだ


Now she get no second chance,

she just ridiculed and harassed

Please tell my why

Now there’s a lesson to learn,

respect’s not given, it’s earned

Stop maliciously attacking my integrity


もう彼女には次のチャンスはない

彼女はただ嘲笑され、酷く悩まされた

誰か教えてくれよ、なぜなのか

今こそ学ばなければ

敬意は与えられるものでなく自分で手に入れるものだと

僕の清廉な精神を、悪意をもって攻撃するのはやめてくれ


[CHORUS]


Now there’s a lesson to learn,

stories are twisted and turned

Stop maliciously attacking my integrity


今こそ学ぼう、物語はねじ曲げられ

変えられているということを

僕の清廉な精神を、悪意をもって攻撃するのはやめてくれ


[CHORUS x 3]


(訳:yomodalite)



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by yomodalite | 2016-10-27 07:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “Don't Walk Away”

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『Invincible』の和訳は、MJ作詞のものに限りすべて完成させるつもりなんですが、ようやく5曲目の今回は “Don't Walk Away”。


この曲は、マイケルの多くの詩に特徴的な主語の入れ替わりもなく、シンプルに自分の感情を表現しているような・・


でも、歌詞の中で何度も「行かないで」というように、ひとつの愛に執着するような感覚は、音の方からは感じられず、発売当時はわからなかったものの、2002年のインタヴューなどで、ツアーを止めて映画に集中したいと言っていたことなど、


あとになって思うと、むしろステージを離れようとしていたマイケルが、愛するファンに、「僕から離れていかないで」と言っているように思えたり、


愛の絆や、別れることの辛さより、常に進化し続けることを自分に課していたことや、Loveという詩で「愛が飛びたいときは、自由に飛びまわらせてあげよう」と言っていた感覚など、


同じ失恋の痛みを歌っていても、「She’s Out of My Life」 の頃の絶望とはまったく違う境地に立ち、厳しさを乗り越えた優しさや、愛というつかみどころのない感情への慈しみも感じられる、


マイケルにしか歌えないような、本当に美しいラブソングだと思います。


(下記の和訳では[CHORUS 2]以降、CDとは少し異なるリスニング歌詞になっています)






Don't walk away

See I just can't find the right thing to say

I tried but all my pain gets in the way

Tell me what I have to do so you'll stay

Should I get down on my knees and pray


行かないで

こんなときどう言えばいいのか言葉がみつからないんだ

何を言おうとしても、痛みが邪魔をしてしまう

教えて欲しい、僕が何をしたら君はそばにいてくれるの?

ひざまずいて懇願すべきなんだろうか


[CHORUS 1]

And how can I stop losing you

How can I begin to say

When there's nothing left to do but walk away


どうしたら君を失わずにいられるのか

何から話せばいいのか

去って行く以外に何もできないときに


I close my eyes

Just to try and see you smile one more time

But it's been so long now all I do is cry

Can't we find some love to take this away

'Cause the pain gets stronger every day


瞳を閉じて

もう一度君が微笑む姿を思い浮かべてみる

でも、それがもうずっと前のことだと気づいて

今の僕は泣くことしかできない

この状態から抜け出せるようなわずかな愛でさえ

僕たちは見つけられないんだろうか

胸の痛みは日々募るだけ


[CHORUS 2]

How can I begin again

How am I to understand

When there's nothing left to do but walk away


どうしたら、また始められるんだろう

どうやって理解したらいいんだろう

離れていくしかないときに


See and why

All my dreams been broken

I don't know where we're going

With Everything we said and all we done now

Don't let go, I don't wanna walk away


ねえ、どうして

僕の夢はすべて壊れてしまったんだろう

これからどうなるのかもわからない

僕たちがしてきた何もかもが今はもう・・

君を行かせられない、僕はここに居たいんだ


And why

All my dreams been broken

I don't know where we're going

When everything begins to set us free

Can't you see, I don't wanna walk away


どうして

夢はすべて壊れてしまうんだろう

僕たちはどうなってしまうんだろう

ふたりを繋いでいた糸がほどけていく

わからないかな、僕はここから去りたくないんだ


If you go, I won't forget you girl

(Please, don’t go)

Can't you see that you will always be

(That you will always be)

Even though I had to let you go

(Don't you leave me, don't you leave me)

There’s nothing left to do but don't walk away


君が去ってしまっても、僕は君を忘れない

(どうか行かないで)

わからない?君はこれからもずっと

(君はこれからもずっと)

君を見送ることしかできなくても

(どうすることもできないとしても)

離れていくことしかできなくても

どうか行かないで


If you go, I won't forget you girl

(Please, Please, don’t Leave me, go away)

Can't you see, that you will always be

(Can’t you see, you and me)

Even though I had to let you go

(you will always be)

please don’t leave now, don’t you leave me

There’s nothing left to do

Don’t walk away


お願いだ、どうか僕から離れないで、行かないで

わからない?君と僕は・・


If you go, I won’t forget you girl

(oh no, oh yeah)

Can’t you see that you will always be

(baby girl, you and me, I won’t forget you, girl, I won’t forget you, girl, I won’t forget you, girl)

Even though I had to let you go

(please don’t leave now, please don’t leave now)

There’s nothing left to do

Don’t walk away


愛しい君、君と僕は・・僕は君を忘れない・・


(訳:yomodalite)


和訳の気になる点は、いつでも遠慮なくおしらせください




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by yomodalite | 2016-10-11 06:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(2)
「Invincible」の和訳を見てくださった方と、ツイッター経由でやりとりしました。プリンスの歌詞や、ふたりの関係についてなど、色々と補足する内容になっていると思うので、前回の和訳と合わせてこちらもお読みくださいませ。
_________

yomodalite ‏

マイケルがこっそりプリンスをディスっている曲(笑)です!



かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite Diamonds&Pearlsの解釈が反対の様に思います。歌詞では、「もしもぼくがダイヤモンドと真珠をあげたなら~」となっていますが、最後は「でもぼくにできるのは あなたに愛を捧げることだけ」と締められます。


(下記の和訳は歌詞カードから)


This will be the day

That you will hear me say

That I will never run away

今日この日、ぼくはあなたに言おう

決して逃げたりしないと


I am here for you

Love is meant for two

Now tell me what you're gonna do

ぼくはここにあなたのために居る

愛は二人のために在る

さあ どうするつもりかおしえて


(コーラス)

If I gave you diamonds and pearls

Would you be a happy boy or a girl

If I could I would give you the world

But all I can do is just offer you my love

もしもぼくがあなたにダイアモンドと真珠をあげたなら

あなたは幸せな少年か少女になってくれるだろうか

できるなら ぼくはあなたに世界だってあげる

でもぼくにできるのは あなたに愛を捧げることだけ


Which one of us is right

If we always fight

Why can't we just let love decide (let love decide)

ぼくらのうちどっちが正しいんだろう

いつも争ってばかりいたりしたら

何故ぼくらは愛に決定を委ねられないんだろう


Am I the weaker man

Because I understand

That love must be the master plan (love is the master plan)

ぼくは弱い男だろうか

愛はマスタープランにちがいないと考えているから


D to the I to the A to the M

O to the N to the D to the pearls of love

D to the I to the A to the M (to the m)

O to the N to the D to the pearls of love

DへIそしてAへMそしてOへNそしてDへ

真珠のような愛へ


There will come a time (there will come a time)

When love will blow your mind (blow your mind)

And everything you'll look for you'll find (take a look inside)

やがて訪れるだろう

愛が我を忘れさせ

そして 探していたものすべてがみつかる時が


That will be the time (that will be the time)

That everything will shine (forever)

So bright it makes you colorblind (you will be color blind)

その時こそ、あらゆるものが燦然と輝いて

あなたは色による差別ができなくなるだろう



yomodalite

@3121Rain かみるんさん、感謝です!!!おっしゃる通り、プリンスの歌詞は、「でもぼくにできるのは あなたに愛を捧げることだけ」で、プリンスの意図ももちろんそうだと思います。ただ、MJがこの歌詞で「こっそり」プリンスを意識しているのは、間違いないんじゃないかと。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite 基本は物質より愛という路線の曲なんだと思います。プリンスがマイケルを意識した曲というのは、「My Name Is Prince」で、「俺の名前はプリンスー俺はキングになりたくない」の所だと思います。これは僕もマイケルを意識したのかな、と思いました。


yomodalite

@3121Rain 同感です!それに関しては(http://nikkidoku.exblog.jp/24643638/)ここに少し書いたんですが、いずれにしろ、プリンスがマイケルを意識している部分は、すごくはっきりしているんですけど、マイケルの方はあくまでも「こっそり」なのではないかと。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite ここの解釈は気になっていましたので書いてみました(*_ _)失礼しました。でもいつも興味深く読ませて頂いています。

おやすみなさい


yomodalite

@3121Rain 励みになります。ありがとうございます。ちなみに、私の文章の至らない点を補足したいので、このツイートのやりとりを該当記事に転載してもいいでしょうか?


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite 今仕事の休憩中で、あまり時間がないので長いお返事はできないんですけど、転載はオッケーですよ( ´∀`)b


yomodalite

@3121Rain 転載OK感謝です。MJファンにはプリンスに興味がある人が少ないので、プリンスファンの人と「ふたりの天才」について語れるのはすごく楽しいです。そんなわけで、私の解釈も「ネタ」として楽しんでいただきたいのですが・・・


①マイケルの場合は、プリンスに限らず、大体感情の発露まで、常に「ワンクッション」置くところがあるんですよね。ここでも、ときに自分より評価されていることに対して、どうして、彼(プリンス)の方がいいなんて言うの?という疑問を「彼女」に言っているようなんですが・・


②自分の口からじゃないラップ部分では、「俺はネックレスもブレスレットも、超輝いてるやつを手に入れたぜ」とか、「旅は出来ても、金は長続きしそうにないね。悪態つくことはできても、勝負強さが足らねえんだよ」とか・・「上辺だけなんてのはナシだぜ。俺のはマジだから」っていうのは、


③自分だって結構稼いだ癖に、「僕にできるのは、あなたに愛を・・」だなんて、歌詞だけ甘ったるいこと書いてんじゃないぜ。みたいなねw そんなところも、プリンスの歌詞が、「かみるんさんがおっしゃる通り」だからこそ効いている、と。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite なるほど、そういう形の捉え方はかなり頷けます。

実際プリンスも、金持ちの生活を送っている事は事実ですからね。

それで歌詞と実際にギャップを感じてマイケルが皮肉っているとしたら、それは確かに面白いです。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite 大変分かりやすかったです、ありがとうございます(^ω^)

マイケルがプリンスを意識した最たるものは僕は「This Is It」だと思います。

同じO2アリーナ、プリンスの21公演に対して50公演の予定。

実現していたら…見てみたかったです。


yomodalite

@3121Rain 「This Is It」はホントそうですよね。オルテガが、MJの「神様が僕にアイデアをくれたのに、やらなかったらプリンスにあげちゃうかもしれない」発言をフィルムに残してくれたことで、ムーンウォーカーに続いて、MJの映画2本にプリンスが登場したことになりますよね。


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite ムーンウォーカーでもしっかりプリンスの名前出してましたねえ。バブルス絡みでしたっけ。W

奇妙なことに、プリンスのCream の最初の歌詞がThis Is Itです。W






yomodalite

@3121Rain いくらポール・アンカと昔作った曲だからって言ったって、ダメですよねw。きっとなんかあるって私も思っちゃってますw


yomodalite

@3121Rain 私は天才同士の熾烈な戦いみたいなのが、大好きなんですけど、ふたりの間には、卑怯な手口が全然なくて、胸がすくようなライヴァル争いって感じがして、たまらないんですよね!


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite 色々タイプが違ったり、でも共通する部分もあったりして。本当、両方が最高に魅力的です。

マイケルのソロデビュー、プリンスのI Wanna Be Your Lover辺りから続いたライバル関係は、本当に素晴らしいものでしたよね。


yomodalite

@3121Rain MJは、自分が遺す歴史をすごく意識していましたから、プリンスを、彼のヒストリーの重要な登場人物と位置付けていたと思うんですよ。オルテガが語ってくれたアイデア相撲の話もプリンスのことを思い出したなぁ・・


yomodalite

@3121Rain クリームのエロい歌詞wで思い出したんですけど、MJTapesで、僕は世界中で親善大使のようにメッセージを広めてきたのに、他のシンガーはセックスについてとか「ベイビィ、バスタブの中で君の体を・・とか歌っているのに、僕だけがメディアに変な奴だって叩かれてる」って嘆いてるんですよ(笑)ですから、曲の類似以上にプリンスの This is It がそれなら、僕のはこれだよ。って絶対に言いたかった気がしますw 


yomodalite

@3121Rain そして、そんなMJの思いを見通してかw、彼が休止中に、エロを封印し、MJが脱退した教団に入会し、MJが92年に出版した詩と同じタイトルのアルバム「Planet Earth」をリリースし、すっかり上品になっていくプリンス(笑)


かみるん ‏@3121Rain

@yomodalite Creamの出だしがThis Is It問題は、メロディの類似もあるし、かなり前から頭の中にありました。多分今日初めて言いました。W

沢山本を読み込んで、マイケルとプリンスの世界を解き明かしたい。

おやすみなさい!


Judith ‏@mj_bljn

@3121Rain @yomodalite 横からすみません!This is itは83年に制作されたものだそうで、時代的にはCreamよりも先だと思います。すごい偶然じゃないかと

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/THIS_IS_IT_(曲)





(意外とメロディも似ているw)




かみるん ‏@3121Rain

@mj_bljn @yomodalite なるほど、実はマイケルの方が制作は先だったんですね!(°ω°)!聴いてみて良かったW

ここ数年の疑問が消えました、ありがとうございます。

聞いてみるもんですね。W

それにしても本当、凄い偶然!


yomodalite

@mj_bljn 参加大歓迎!どっちが先かって、私もよく調べたくなるので助かりました!Safire版がカナダでリリースされたのが3/5、クリームは9/9だから、もし訴えていたらプリンス不利だったかもですねw


(ツイッターからの転載終了)


MJの「This is It」(曲)が発表されたとき、 Sa-Fireの ”I Never Heard" と同じ曲ではないかと話題になった。その後、ポール・アンカがこの曲は、1983年に自分とマイケルが共作したもので、Sa-Fireが1991年5月にリリースしたアルバム 「I Wasn't Born Yesterday」に収録された ”I Never Heard" も、自分たちの曲を提供したものだと証言。一方、プリンスの「Cream」は、 1991年のアルバム「Diamonds and Pearls」に収録され、1991年9月に先行シングルとしてリリース。プリンスは、この曲で久しぶりの全米No.1を獲得している。


ちなみに、、


これは、ブログ記事への返信だったので、ツイッターで会話させていただいたのですが、通常ツイッターでは、ブログ記事更新のお知らせをしているだけで、自分からつぶやくことはなく、フォロー返しもしていないので、このブログを見てくださっている方は「探さないでくださいね」(笑)


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by yomodalite | 2016-08-01 06:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(2)

和訳 “Invincible”

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今回は、アルバム「Invincible」のタイトルソングを和訳します。


この曲も、例のごとく誰が誰に言っているのか、混乱するところがある歌詞ですよね。


アルバムタイトルでもあるので、「Invincible」は、マイケル自身のことかと思って歌詞を読むと、インヴィンシブルなのは彼女ということになっていて(she's invincible)、では、自分を無視するツンデレ女に惹かれてしまう心情を歌にしているのかと言うと、そんな恋心を歌っているようには聴こえない。


やはり、これも一般的な恋愛系の曲とは少し違っている曲なのだと思います。


何をどうやっても、自分を理解せず、受け入れようとしない「彼女」は、マイケルの恋愛対象というよりは、音楽評論家とか、ジャーナリスト、TVレポーターなどの存在を思い浮かべるとイメージがつかみやすいのではないでしょうか。(ラップ部分では、芸術の女神という側面も)


そして、そのインヴィンシブルな「彼女」以上に、なぜかw言及されている「彼」は、マイケルと比較されるような存在・・・私は、ここに「プリンス」を当てはめてみると、しっくり来るのではないかと思います。


マイケルの何世代にもわたるアーティスト生活を支えたのは、彼の並外れた歌やダンスの才能とそれにすべてを賭ける情熱、そして世界中の人々への愛・・・だけでなく、彼が世界一負けず嫌いだったからだと思います。


自分ならこれまで誰も到達できなかったような世界一のエンターティナーになれる!


そう信じた彼は、実際にそれを成し遂げたあとも、未来永劫その座に君臨することを望んだという点でも、スゴいとしか言いようがないんですが、同時代的にはもっとも力強くそれを阻もうとしたのが、プリンスだということは説明するまでもないと思います。


青字のRap部分は、マイケルが言わないような言葉遣いですが、ラッパーは、MJに言っているのではなく、MJが子分に言わせている感じですねw


he's buying diamonds and pearls,・・ここは、プリンスのアルバムタイトルで、シングルヒットもした「Diamonds and Pearls」を。そして、he's taking you all across the world, では、やはり、プリンスのアルバム「Around the World in a Day」のタイトルソングが浮かびます。これは、君を1日で世界一周の旅に連れて行く・・みたいな歌詞なんですが、So many trips の「旅」は「ライブツアー」を思い浮かべるといいでしょう。


実際に、二人とも最後までお互いを意識していたことは間違いなく、プリンスにも、しばしば、マイケルを意識していると思われる曲があるんですが、マイケルも、こっそりプリンスをディスっていた(笑)と思うと、このトリッキーな曲がますます味わい深くなるのでは?







“Invincible”


[Verse 1]

well… well…

If I could tear down these walls that keep you and I apart

I know I could claim your heart and our perfect love will start

But girl you just won't approve of the things that I do

When all I do is for you but still you say it ain't cool

If there's somebody else, he can't love you like me

And he says he'll treat you well, he can't treat you like me

And he's buying diamonds and pearls, he can't do it like me

And he's taking you all across the world, he can't trick you like me


さて、さて、

君と僕を隔てるいくつもの壁を壊すことができたら、

僕は君の心を取り戻し、僕らの完全な愛が始まるだろう

でも、ガール、君は僕のすることをまったく認めようとはしない

僕のすることは全部君のためなのに、君はそんなのダメだって言う

他の誰だろうが、僕のように君を愛することはできない

彼が君にごちそうすると言ったって、僕のようにはできない

彼はダイヤモンドや真珠を買ってくれるかもしれないけど

僕のようなやり方はできない

彼は世界のどこにでも君を連れて行ってくれるかもしれないけど

僕のような芸当は出来やしないさ


[Chorus]

So why ain't you feelin' me, she's invincible

But I can do anything, she's invincible

Even when I beg and plead, she's invincible

Girl won't give in to me, she's invincible


それなのに、なぜ僕を感じない?彼女は頑固だね

僕にはどうにも出来ない 彼女は攻略できない

僕が許しを請うようにお願いしても、彼女には通じない

僕を受け入れようとはしない、彼女は鉄の女なのさ


[Verse 2]

Now many times I've told you of all the things I would do

But I can't seem to get through no matter how I try to

So tell me how does it seem that you ain't checking for me

When I know that I could be more than you could ever dream

If there's somebody else, he can't love you like me

And he says he'll treat you well, he can't treat you like me

And he's buying diamonds and pearls, he can't do it like me

And he's taking you all across the world, he can't trick you like me


君には、僕がしたいことはすべて話しただろう

でも、どうやったところで君には通じないし

君は僕が言ってることを調べてみようともしない

僕を知れば、僕が君が今まで思い描いた以上だってわかるのに

他の誰にも僕のように愛することなんてできない

彼が君にごちそうするって言ったって、僕のようにはできない

彼がダイヤモンドや真珠を買ってくれたって、僕みたいにはできない

彼が世界のどこにでも君を連れて行ったところで、僕のような芸当はできない


[Chorus]

So why ain't you feelin' me, she's invincible

But I can do anything, she's invincible

Even when I beg and plead, she's invincible

Girl won't give in to me, she's invincible


それなのに、なぜ僕を感じない?彼女は頑固だね

僕にはどうにも出来ない 彼女は攻略できない

僕が許しを請うようにお願いしても、彼女には通じない

僕を受け入れようとはしない、彼女は鉄の女なのさ


Now some way I'll have to prove all that I said I would do

Giving you everything, fulfilling your fantasy

Then maybe you'll change your mind and finally give in in time

Then I'll be showing you what other men are supposed

To do for you my baby


僕は、自分がこれからやることをなんとか証明してみせるよ

君が夢だと思っているようなことをすべて満たしてあげる

そしたら、君はようやく心変わりして負けを認めてくれるだろう

僕は、他の男がしそうなことはすべて君にみせてあげられるよ


[Rap]

Yo, mami, stop the fronting, I'm real with mine

All the things that I promised, I'll fulfill in time

Chains and the bracelet, got the realest shine

So many trips, ya'll have jetlag and still be fine

You can trip, but this money ain't long enough

He can spit, but his game ain't strong enough

Now the way you resisting, this ain't cool

It's like nothing seems to work, she's invincible


よぉ、上辺だけなんてのはナシだぜ、俺のはマジだから

約束したことはすべてやってやるよ、近いうちにね

ネックレスもブレスレットも、超輝いてるやつを手に入れたぜ

お前は、たくさん旅し過ぎて、時差ぼけしてるけど、まだ元気だろう

ただ、旅は出来ても、金は長続きしそうにないね

悪態つくことはできても、勝負強さが足らねえんだよ

おめえの反抗の仕方は、クールじゃねえな

てめえがやったことなんて無いのと同じ、彼女には通じない


[Chorus][X3]

So why ain't you feelin' me, she's invincible

But I can do anything, she's invincible

Even when I beg and plead, she's invincible

Girl won't give in to me, she's invincible


それなのに、なぜ僕を感じない?彼女は頑固だね

僕にはどうにも出来ない 彼女は攻略できない

僕が許しを請うようにお願いしても、彼女には通じない

僕を受け入れようとはしない、彼女は鉄の女なのさ


(訳:yomodalite)



☆こちらは補足記事です。

和訳 “Invincible” の補足と「Cream」と「This Is It」の類似



Prince - Diamonds and Pearls






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by yomodalite | 2016-07-19 09:23 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(2)

和訳 “Whatever Happens”

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プリンスと並行して、マイケルの訳詞をしていると、ふたりを比較して、思うことが色々とあります。

例えば、エロい内容が多い割には、アメリカ国内で、詩人としても評価されたプリンスに比べ、マイケルに対してそういった評価はあまり聞かないことについてとか・・

確かに、マイケルの詩はあまり文学的ではないというか、『Dancing The Dream』でも、わかりやすく伝えたいという以外の理由では、レトリックが使われていないし、詩の世界だけでなく、テレビに出演したときも、プリンスの方が圧倒的に気が利いたことを言っている。というか、どうして私たちのKINGはあれほどの読書家でありながら、あんなに言葉足らずなの?

と思ったことがあるのは、私だけではないですよね?(笑)

プリンスは、マイケルが憧れたジェームズ・ブラウンのようなダンスもすごく上手くて、大勢の人を躍らせることも出来た。マイケルに憧れたアッシャーや、ジャスティン・ティンバーレイクや、クリス・ブラウンも、ダンスの上手さという点では、マイケルに勝っていたかもしれない。

でも、彼らのダンスは饒舌過ぎて、だから、マイケルのダンスのような「詩」が感じられないのだと思う。

マイケルは、世界で一番多く「I Love You」と言っていたような気がするけど、彼の曲には、いわゆる「ラブソング」と言えるものが少なくて、新生マイケル・ジャクソンを決定づけた「ビリー・ジーン」からずっと、彼は愛を歌っているというよりは、むしろ、愛の消失や、本当の愛ではない、偽物の愛について歌っていることが多いんですよね。

『Whatever Happens』もそういった曲だと思います。

彼の曲の多くがそうであるように、この曲の主語もマイケルではなく、普遍的な男女関係をテーマにしていると思います。

「なにがあっても、この手を離さないで」というのは、本当は「愛の言葉」ではない。それは、ただ相手を縛っているだけ・・・


『Dancing The Dream』に納められた「love」から、私はそんな風に想像をして、ギターの音色だけで「切ない言葉」を紡いできたサンタナと、男ふたりが互いに歩んできた「荒野」から、この曲が創られたのではないかと思いました。最後のふたりの「あいさつ」は、役者がカーテンコールで出てきたような感じでしょうか。

曲の中の「男」は、マイケル自身ではないので、曲調から「僕」ではなく、「俺」にしてみました。

それでは、説明が長くなりましたが「Whatever Happens」の和訳です。



(Fan Made Video)




"Whatever Happens"

He gives another smile, tries to understand her side
To show that he cares
She can't stay in the room
She's consumed with everything that's been goin' on
She says

男は、彼女の気持ちを理解しようと、もう一度微笑みかける
大切に思っているのだと伝えるために
彼女は居たたまれず
何もかもに疲れきって、こう言う

Whatever happens, don't let go of my hand

なにがあっても、この手を離さないで

Everything will be alright, he assures her
But she doesn't hear a word that he say
Preoccupied, she's afraid
Afraid what they've been doing's not right
He doesn't know what to say, so he prays
Whatever, whatever, whatever

すべて上手くいくさ、男はそう保証するが
女は、もう男の言葉に耳を貸せない
夢中になっていたことに不安を感じ
一緒にいたことが間違っていたと悩む
男は、そんな彼女にかける言葉を失い、祈るしかない
何でも、どんなことだって(・・するよ)

Whatever happens, don't let go of my hand
Whatever happens, don't let go of my hand
Whatever happens, don't you let go of my hand

どんなことがあっても、この手を離さないで
なにがあっても、君だけは俺の手を離さないでくれ

Don't let go of my hand
Don't let go of my hand

この手を離さないで

He's working day and night, thinks he'll make her happy
Forgetting all the dreams that he had
He doesn't realize it's not the end of the world
It doesn't have to be that bad
She tried to explain, "It's you that makes me happy,"
Whatever, whatever, whatever

男は、女を幸せにしようと昼も夜も働いている
抱いていた夢もすべて忘れて
この世の終わりというわけでもないのに
男はそうしないわけにはいかない
女は男に言い聞かせる「あなたがいてくれるだけで幸せなのよ」
何でも、どんなことだって(・・するわ)

Whatever happens, don't let go of my hand
See, whatever happens, don't let go of my hand
Whatever happens, don't let go of my hand
See, whatever happens, don't let go of my hand
See, whatever happens, don't you let go of my hand

どんなことがあっても、この手を離さないで
そう、どんなことがあっても、この手を離さないで
どんなことがあっても・・・

See, don't you do it baby
I said yeah
Don't you let go baby
See, you
Don't you do it

そんなことしないだろう、ベイビィ、
そう、
俺から離れるんじゃない、ベイビィ
なぁ、
置いて行かないでくれよ

Whatever happens, just don't let go of, my hand.

何があっても、俺の手だけは離さないでくれ

[Carlos Santana:] Thank you, man!
[Michael Jackson:] Thank you, Carlos!

カルロス・サンタナ「ありがとな!」
マイケル・ジャクソン「ありがとう、カルロス!」

(訳:yomodalite)

気になる点はどんなことでも遠慮なくお知らせくださいね。



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by yomodalite | 2016-07-13 09:02 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “You Rock My World”

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☆この曲の解説はこちら・・・


前の記事でも書きましたが、この曲の「You」は、最愛の女性でも、完璧な愛を与えてくれる女性でもないと思いますが、マイケルが歌の中で呼びかけているような「Girl」は、それぞれ自分のことだと考えて良いと思います。


最後が切れていますが、

曲の前に会話が付いてるのがこれしかなくて・・



"You Rock My World"


Oh man! Look at that girl, right there!

Goodness gracious! That girl fine, man!

Look at it, she just too fine! She know she fine too!

She is banging!

She's off the hook!

She looks good, you're right

Hey, I bet you, can't nobody get that girl

Chris, I can get her

You can't get that girl, Mike

I guarantee you can't get that girl!

Watch me get that girl

I bet you never-Neverland, you can't

I can get her

All right! Shomon, then. Shomon!

Watch


(I don't think they're ready for this one

Darkchild… I like that)


クリス:よぉ、見ろよ、あそこにいるあの娘!

優しそうだし、上品な雰囲気、超いいじゃん!

よく見ると、ますますいいね!

自分の魅力をわかってるって感じ!

マイケル:ドンピシャだね!

クリス:サイコー!

マイケル:確かにね、まちがいないよ

クリス:賭けてもいいぜ。誰もあの娘を手にいれられないよ

マイケル:クリス、僕なら彼女を手に入れられるよ

クリス:君には無理だよ、マイク

君があの娘を手にいれられないことは俺が保証する

マイケル:見ててよ、僕があの娘をゲットするのを

クリス:賭けてもいいよ、君には、絶対、ぜぇっーたい無理だって

マイケル:僕は彼女を手に入れるよ

クリス:わかったよ、じゃあ、やってみろよ

マイケル:見てて


(みんなをびっくりさせてやる・・・

ダークチャイルド・・いいんじゃない)(*)


[Verse 1]

My life will never be the same

Because girl, you came and changed

The way I walk

The way I talk


僕の人生は、もう前と同じにはならない

君が現れて、僕の歩き方も

話し方も変えてしまったから


I cannot explain the things I feel for you

But girl, you know it's true

Stay with me, fulfill my dreams

And I'll be all you'll need


君から感じたことを

説明することなんて出来ないよ

ガール、君もそれが本当だってわかるだろう

だからずっとそばにいて、僕の夢をかなえて欲しいんだ

僕もすべて君が望むようにするから


Oh, oh, oh, oh, ooh, it feels so right (Girl)

I've searched for the perfect love all my life (All my Life)

Oh, oh, oh, oh, ooh, it feels like I (Like I)

Have finally found her perfect love is mine

(See, I Finally found, come on, girl)


ああ、まさにこれだよ(ガール)

僕が人生のすべてを賭けて探していた完璧な愛を

見つけられた気がする

とうとう僕のための完璧な愛がね

(そう、ついに見つけたんだ)


[Chorus] 

You rocked my world, you know you did

And everything I own I give (You rocked my world)

The rarest love who'd think I'd find

Someone like you to call mine (You rocked my world)


君は僕を変えてしまった、君もそれをわかっているだろう

僕は君にすべてを捧げなくてはいられない

これほど稀少な愛を、見つけられるだなんて

君のような人を僕のものだと言えるなんて

誰が思っただろう(君は僕を変えてしまった)


In time I knew that love would bring

This happiness to me

I tried to keep my sanity

I waited patiently


いつかは、こんな愛が

僕に幸せを与えてくれるんだってわかってた

ずっと辛抱強く待ち続けたんだ


Girl, you know it seems

My life is so complete

A love that's true because of you

Keep doing what you do


ガール、君もそう思ってくれたら

僕の人生は完璧さ

君への愛こそが真実

ずっとこのままでいて


Oh, oh, oh, oh, who'd think that I (Oh)

Have finally found the perfect love I searched for all

My life (Searched for all my life)

Oh, oh, oh, oh, who'd think I'd find

(Whoa oh oh)

Such a perfect love that's so right

(Whoa, girl)


人生のすべてをかけて求めた完全な愛を

僕が見つけられるだなんて

誰が思っただろう

こんなにも完璧に、素晴らしい愛を


[Chorus]x 3

You rocked my world, you know you did

(Come on, come on, come on, come on)

And everything I own I give

The rarest love who'd think I'd find (Girl)

Someone like you to call mine (You rocked my world)


君は僕の世界を変えた 君もそれをわかっているだろう

僕は君にすべてを捧げなくてはいられない

これほど稀少な愛を、見つけられるだなんて

君のような人を僕のものだと言えるなんて

誰が思っただろう


[Verse]

Girl, I know that this is love

I felt the magic all in the air

And girl, I'll never get enough

That's why I always have to have you here, hoo


ガール、僕は知ってるんだ

これが愛なんだって

すべての空気に魔法が宿っていることを感じる

でもね、ガール、これからもずっと一緒にいてくれなきゃ

僕は永遠に満たされないからね


[Chorus]繰り返し


(訳:yomodalite)

__________________


(*)Darkchild は、ロドニー・ジャーキンスがプロデュースした曲に「お約束」として入っている、彼のシグネチャーなんですが、マイケルは、これをトンデモなくセクシーに言っていますね。


気になる点はいつでも遠慮なくお知らせくださいませ。


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by yomodalite | 2016-07-02 09:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(2)
今頃?って言われそうですが、「You Rock My World」の和訳です。


主語や代名詞がわかりにくいことが多いマイケルの詩の中では、すごくわかりやすい詞で、歌詞を読んでいると、すごく甘いラブソングのように感じるのですが、曲を聴いていると、完璧な愛を見つけたとか、最愛の女性が見つかった、という感じはあまりしないのではないでしょうか。


歌の前のセリフ部分のコメディタッチも、曲の印象とミスマッチな印象で、ふたりの会話はショートフィルムと同様、仲の良いおとこ同士が街でみかけた女性をナンパしようとする内容ですが、マイケルは照れているというか、イマイチその役に入り込めていないという感じでしゃべっていますよね。このシャイな感じにはグッとくるんですが、


「偉大な俳優と言われた人たちの誰よりもさらに上を行く」(→21歳のマニフェスト)


というほど厳しい研鑽を積んだ結果がこれ?と疑問を抱いた人も少なくないはず(笑)


イマイチなのは、台詞回しだけでなく、ショートフィルムの演技もオカシイですよね? あれは、どう考えてもナンパしに行こうという「顔」じゃないし(笑)。この当時の体調の悪さ、SONYとの対立、カシオ本の記述など・・・あらゆる原因についてずいぶんと長く考えたつもりですが、これまで、語られた物語の中に私が納得できるものはありませんでした。


なぜなら、マイケルがあらゆる意味で万全だったとしても、「ナンパ」や、クリスのコメディタッチも、「完璧な愛を見つけた」という内容も、この曲の雰囲気と合っているとは思えませんし、ショートフィルムだけならいざ知らず、アルバムに納めるときでさえ、曲の前に「ナンパ」というシチュエーションが必要な理由がわかりません。(この「ナンパ」は、フレッド・アステアの有名な「ガールハント・バレエ」に関連しているのかも・・)


初めに、男たちの会話があって、素敵なガールをナンパするというのは、『The Way You Make Me Feel』のヴィデオと似ていて、このときも、マイケルはダンスによって彼女の心をゲットするのですが、マイケルが『Invincible』で到達していた世界は、素敵な女の子をゲットするのとは別の世界で・・・このときのマイケルのチグハグさは、彼が演技が下手とか、キャラ設定が間違ってるというのではなく・・・


演じられるようなモデルが存在しないような「人間」を表現しようとしているからだと思います。


つまり、それは彼が、「マイケル・ジャクソン」の完成形として創造している人物のことなのですが、マイケルが「偉大な俳優と言われた人たちの誰よりもさらに上を行く」ほど演技を学ぼうとした理由は、優れた俳優になりたいと思う人々とは、かなり違ったものでした。

僕は演技を、演じなければならないものだとは思わない。演技というものが、演じているということなら、リアリズムを模倣していることだけど、リアリズムの方を創造すべきなんだよ。それは、演じるではなくて(acting)信じる(believing)と呼ばれるべきなんだ。あのね、僕は演技について考えているとき、いつもそれに反対だった。僕は演じている人(actor)なんか見たくない。僕は信じる人(believer)が見たいんだ。あたりまえのこと(truth)を模倣するような人なんか見たくない。それは、その時点で本当のこと(real)じゃない。1984年「EBONY」インタビュー)

"You Rock My World”のショートフィルムを見た当時、多勢の人が「人間離れした」と感じたのは、彼が自分の演技を「リアリズムの模倣」ではないことを突き詰めたから・・・


なぜなら、完璧な愛が見つかることは、現実に生きる人間には起こりえない。

そして、この曲が、クリスとのコメディタッチの会話から始まるのは、

僕を変えてしまった君(You rocked my world)や、完璧な愛や、稀少な愛(perfect love、rarest love)と歌われている「愛」や「君」が、最愛の女性のことではなく、


ショートフィルムで表現されているように、バディもの、ボーイ・ミーツ・ガール、波止場、ギャング、戦う男・・・といった映画によくある舞台設定、そして最も大きな影響をうけたスターであるフレッド・アステアが引用され、マーロン・ブランドが実際に登場し、物語は「Happy End」を迎えても、エンターテイナーとしての日々や、ショーは常に「To be continued」であるという、


マイケルが人生を捧げた「エンターテイメントの世界」を指しているからでしょう。


甘い言葉が並べられていても、この曲に通底しているリズムが切ないのは、そこまでの彼のストイックな歩みが、そう感じさせるからだと思います。


和訳の前にずいぶんと長く書いていますが、


時間がかかったのは、和訳ではなくて、この「まえがき」の方でw、


これをどんな風に書こうか、とか、いつ書くべきかとか、どんな感じにして、どの程度の長さにしようか、・・とか、そんなことがいつまで経ってもよくわからなかったうえに、


会話の最後とDarkchild… I like that までをどうするかも、なかなか決心がつかなかったんですよね(まだ悩んでますけどw)。


それでは長くなったので、和訳は次回。


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by yomodalite | 2016-07-01 11:30 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(6)

和訳 “Threatened”

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さて、、「Threatened」の和訳です。


Threatened は、MJの最後のオリジナルアルバムとなった『インヴィンシブル』の最終曲で、Thriller、Gohsts、Is It Scaryなどと同じく、ホラーをテーマにした作品。


Thriller の『THIS IS IT』のヴァージョンでは、Threatenedとのミックスがなされ、ゾンビたちが十字架となり、空から天使のように降りてくる映像は『TII』の中でも突出して美しいイメージとなっていました。



Thriller ”This is it version”

(ゾンビ降誕シーンは4:20~)





MJは当時のインタヴューで、


'Invincible' is just as good or better than 'Thriller', in my true, humble opinion. It has more to offer. Music is what lives and lasts. 'Invincible' has been a great success. When The Nutcracker Suite was first introduced to the world, it totally bombed. What's important is how the story ends.


『インヴィンシブル』は『スリラー』と同じか、それ以上にいいアルバムだよ。控えめに言っても、それが僕の正直な意見だよ。この先もより多くのものが得られるだろう。音楽は生き続けるからね。『インヴィンシブル』は大成功だ。チャイコフスキーの『くるみ割り人形』が最初に世に出たときだって、評判は散々だった。重要なのは、物語がどう終わるかってことなんだ。(2001年「USAToday」)


と、エンディングの重要性についても語っていましたが、『ヒストリー』の最終曲に「スマイル」を選んだMJは、最後のアルバムと考えていた『インヴィンシブル』のエンディングに「スレテンド」を選んだ。。







"Threatened"

written by Michael Jackson, Rodney Jerkins…


[ROD SERLING INTRO]


Tonight’s story is somewhat unique and calls for a different kind of introduction

A monster had arrived in the village

The major ingredient of any recipe for fear is the unknown

And this person or thing is soon to be met

He knows every thought, he can feel every emotion

Oh yes, I did forget something didn’t I? I forgot to introduce you to the monster.


《ロッド・サーリングのナレーション》(*)


「今夜の話は、いささか風変わりなので、いつもとは違う感じで始めましょう。

怪物が村にやってきました。その恐怖は未知数ですが、その人物はまもなくやってきます。彼はあらゆる考えを理解し、どんな感情をも感じとることができるのです。


ああ、大事なことを忘れていましたね。みなさんに怪物を紹介しなくては」


You’re fearing me, ‘cause you know I’m a beast

Watching you when you sleep, when you’re in bed

I’m underneath

You’re trapped in halls, and my face is the walls

I’m the floor when you fall, and when you scream it’s ‘cause of me

I’m the living dead, the dark thoughts in your head

I heard just what you said

That’s why you’ve got to be threatened by me


僕が獣だと知って、君は僕を恐れている

君が寝ているとき、僕は君を見ていて

君がベッドに入るとき、僕はその真下にいる

君が廊下で行き止まれば、その壁には僕の顔が浮かび

君が倒れれば、床には僕がいて、君は僕をみて叫び声をあげる

僕は生きる屍であり、君の頭の中の闇

君が僕に脅えるのは、

僕が君が言ったことをちゃんと聞いていたからさ


[CHORUS]

You should be watching me, you should feel threatened

Why you sleep, why you creep, you should be threatened

Every time your lady speaks she speaks of me, threatened

Half of me you’ll never be, so you should feel threatened by me


[CHORUS]

君は僕に気をつけた方がいい

君は脅えるべきなんだ

どうして寝ていられる? 

コソコソして何になる?

君は恐れるべきだよ

君の女が話しているのはいつも僕のことなんだよ、恐ろしいよね

君は僕の半分にだってなれはしない

だから、君は僕に畏れを感じるべきなんだ


You think you’re by yourself, but it’s my touch you felt

I’m not a ghost from Hell, but I’ve got a spell on you

Your worst nightmare, it's me, I'm everywhere

In one blink I’ll disappear, and then I’ll come back to haunt you

I’m telling you, when you lie under a tomb

I’m the one watching you

That’s why you got to be threatened by me


君はひとりでいると思っていて、僕に触れていることをわかっていない

僕は地獄から来た幽霊じゃないけど、君に呪文をかけたんだ

君の悪夢は、この僕さ 僕はどこにでも現れる

瞬きひとつで姿を消し、また現れては君を悩ませるだろう

君に言っておくけど、君が墓の下に眠るとき

僕はそれを上から見下ろすだろう

だから、君は僕に脅えなければならないのさ


[CHORUS]


[ROD SERLING VERSE]

The unknown monster is about to embark

From a far corner, out of the dark

A nightmare, that’s the case

Never Neverland, that’s the place

This particular monster can read minds

Be in two places at the same time

This is judgement night, execution, slaughter

The devil, ghosts, this monster is torture

You can be sure of one thing, that’s fate

A human presence that you feel is strange

A monster that you can see disappear

A monster, the worst thing to fear.


[ナレーション]

未知なる怪物が暗い物陰から抜け出ようとしています

これはまさしく悪夢です

ネバー、ネバーランドという

永遠に子供の国から来たその怪物は、人の心を読み

ふたつの場所に同時に姿を現すこともできる

処刑か、虐殺か、今夜、審判が行われる

悪魔? 亡霊? この怪物はあなたの心を縛っているもの

ひとつ確実に言えるのは、それも運命であり

人が奇妙だと感じるとき

この怪物は現れ、また消えていく

この怪物こそがもっとも恐ろしいのです


[CHORUS×3]


[ROD SERLING OUTRO]

What you have just witnessed could be the end of a particularly terrifying nightmare.

It isn’t. It’s the beginning.


[ナレーション]

あなたが今目撃したものは、恐ろしい悪夢の終わりだったのでしょうか。

いいえ、それは始まりに過ぎないのです。


(訳:yomodalite)

______________________


(*)ロッド・サーリングのナレーション/アメリカで放映されたSFテレビドラマシリーズ『トライライト・ゾーン』の脚本家。番組の進行役もつとめ、劇中劇の出演者でもあった。



こちらは『トワイライト・ゾーン』の映像を使用した

ちょっぴり興味深い動画

Michael Jackson-Story behind THREATENED






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by yomodalite | 2015-09-01 21:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)
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こちらは、2009年に「EBONY」のサイトで公開になった、07年のインタビューテープの音声を訳したもので、雑誌に掲載された文章の元になっている話と、掲載されなかった内容が含まれています。

話した内容のすべてではありませんが、MJがノリノリでしゃべっていた感じがわかると思います。

現在のサイトには、この音声は遺されていないのでこの動画は youtube で見つけたものです。スクリプトには不十分な点があるとは思いますが、MJの声を楽しむときの参考にしてください。







(~1:00)

To really go to the root of it, I think you would have to start, I would say when I was – I think I was 8 years old and Sammy Davis Jr. introduced me to Quincy Jones, I’ll never forget it and I heard him say something like that and I just tucked it away subconsciously and never mentioned it – this is the first time I’ve mentioned it other than probably ― but I never thought about seeing Quincy again and so years later Motown was preparing to do this movie called “The Wiz” and it was with Diana Ross, myself, Nipsey Russell and Lena Horne. Barry Gordy recommended that I play the Scarecrow so I did. So we made this film and I enjoyed it and Quincy Jones happened to be the man that was doing the music. I had heard of Quincy before in Indiana as a child, my father use to buy Jazz albums and I knew him as a jazz musician.


元はといえばね、、そろそろ(インタビュー)始めるよ。僕が8歳の頃だったかな、サミー・デイヴィス・ジュニアが僕をクインシー・ジョーンズに紹介してくれたんだ。そのときのことは絶対忘れないね。クインシーがそんな感じこと(訳者注:おそらく褒め言葉)を言ってくれて、僕はその言葉を無意識に心にしまっていて、誰にも言わなかったから、話すのは、これがおそらく初めてじゃないかな。クインシーとまた会うことになるなんて全く思わなかったんだけど、それから何年もたって、モータウンが『The Wiz』という映画の制作に取りかかって、ダイアナ・ロスと、僕、ニプシー・ラッセル、レナ・ホーンが加わって、ベリー・ゴーディーが僕にカカシの役を勧めてくれたから出演したんだ。映画を作るのは楽しかったし、そこで音楽をやっていたのがクインシーだったというわけ。クインシーの名前は、インディアナにいた子供の頃すでに耳にしていた。父がよくジャズのアルバムを買ってたから、彼の事はジャズ・ミュージシャンとして知ってたんだ。


(1:01~2:11)

Rod Temperton came into the studio and he came up with this killer – he’s this little German guy from Worms Germany and this little white guy from Worms Germany comes in with this he comes with this … “doop, dakka dakka doop, dakka dakka dakka doop”, this whole melody and the chorus of “Rock with You” wow! So when I heard that I said, “OK I have to really work now.” So the first thing I presented was “Don’t Stop Til You Get Enough” and that’s what I wrote for … Umm I wrote, “Don’t Stop Til You Get Enough” and I think it was …Gee how many did I do? I think I did three or four on “Off the Wall”. I’ll think of them in a sec. So every time Rod would present something, I would present something and we’d form a kind of friendly competition but I love working like that because I used to read about how Walt Disney used to – if they were working on Bambi or any other animated show they would put a deer in the middle of the floor and make the animators kind of compete for different styles of drawing the deer so whoever had the most stylized affect that Walt liked he would pick that and they would kind of compete. It was like a friendly thing but it was a competition that breeds higher effort. So whenever Rod would bring something, I would bring something, then he would bring something and I would bring something else.


ロッド・テンパートンがスタジオに現れたとき、彼はあのスゴい曲を持ってきたんだ。彼はドイツのボルムス出身の華奢な男で、その、ボルムス出身の華奢な白人男性が持ってきたのが、あの「ドゥ、ダ、ダ、ドゥン、ダ、ダ、ダ、ドゥン」っという、メロディとコーラスも含めた『Rock With You』でさ、僕は「すごい!」って思って、それを聴くなり「僕も今からがんばらなきゃ」と言ったよ。それで、最初に持っていったのが『Don't Stop 'Til You Get Enough』で、どうやって創ったかって言うと…うーーん、とにかく『Don't Stop 'Til You Get Enough』を作曲して… 僕は、何曲書いたんだっけ。『Off The Wall』では、3曲か4曲ぐらい作曲したのかな。うん、そうだね。とにかくロッドが何か出してくると、僕も何か出して、フレンドリーだったけど、争っていたんだよね(大笑い)。そんな感じのやり方が好きなんだよ。ウォルト・ディズニーの仕事ぶりについての本をよく読んでいたんだけど、バンビとか、そういったアニメを作るとき、彼は部屋の真ん中に本物の鹿を連れてきて、アニメーターたちに様々なスタイルの絵を描かせて競わせたらしいんだ。誰が描いたものであろうと、ウォルトは気に入った絵を採用した。それはある種の競争で、友好的ではあるんだけど、やっぱり競争で、それがより良い成果をもたらすんだよね。そんな感じでロッドが何かを持ってきたら、僕も何かを持ってくる。すると彼もまた何かを持ってきて、また僕も何か違うものを持ってくる、ってそんな感じだったんだよね。


(2:12~2:54)

I always want to do music that influence and inspire people. Each generation. I mean let’s face it. Who wants mortality? Everyone wants immortality, wants what you create to live whether it be sculpture or painting, music or composition. Like Michelangelo said “I know the creator will go but his works survives. That is why to escape death I attempt to bind my soul to my work” and that’s how I feel. I give my all to my work because I want it to just live and give all I have, you know? Yeah, it has to be that way.


僕はいつも、みんなに刺激や影響を与える音楽をやりたいと思っている。すべての世代に向けてね。考えてみて。死んだら終わりだなんて誰が望む? 誰だって永遠を、つまり自分が創造したものが生き続けてくれることを願うよね。それが彫刻であれ絵画であれ音楽であれね。ミケランジェロも言ってるよね。「創作者は消え去っても、作品は生き続ける。だからこそ死から逃れるため、自分の魂を作品に結びつけようとするのだ」って。僕もそんなふうに感じている。作品に生き続けてほしいから、自分のすべてを仕事に捧げるんじゃない? うん、そうでなくっちゃね。


(2:55~3:19)

What I do is when I work I will do a raggedy rough version just to hear the chorus, see how much I like the chorus. If it works for me that way, when it’s raggedy then I know ― you really go in it. (rough demo version of Billie Jean begins to play) That’s at home – that’s Janet, Randy and me. Janet and I go “hoo, hoo”!(laughs)


僕が曲を創るときは、大雑把なヴァージョンで、コーラス部分だけやって、どれぐらい好きか聴いてみるんだ。大体の感じでやってもうまくいくときは、実際にも、うまく行くんだよね。(ビリー・ジーンのラフなデモバージョンがかかる)これ、家で創ったものなんだけど、ランディと、ジャネットと僕とで、“whoo,whoo, whoo, whoo….!(笑い声)


(3:20~4:17)

??? very important because we had umm...Quincy calls me a nickname. “Smelly” came from, Spielberg calls me that because especially, I say a couple of swear words now but especially then you couldn’t get me to swear. So I said that’s a “smelly” song I meant that’s so great you’re engrossed in it so he would call me “smelly”.


??? はすごく大事なんだ。僕たちにとって… クインシーは、僕のことをニックネームで呼んでた。「スメリー」っていうのは、スピルバーグが僕のことをそう呼んでて、なぜかっていうと、いまは僕も少しは悪い言葉使うけど、特にその頃の僕は絶対に下品な言葉を使うことはなくて、それで僕は「これは匂う曲だね」なんて、(臭いという意味のfunkyと同じように)「とても素晴らしい、夢中になる」っていう意味で言ってて、それでクインシーも「スメリー」って呼ぶようになったんだ。

Working with Quincy is just wonderful because he lets you experiment and do your thing and he’s genius enough to stay out of the way of the music and if there’s an element to be added he’ll add it. He hears these little things, like for instance in Billie Jean I came up with this piece of a bass lick and a melody and the whole composition I brought but then from listening he’ll add a nice riff.


クインシーと仕事するのは、素晴らしかったよ。僕なりのやりかたで、いろいろ試させてくれて、彼は天才で、音楽の邪魔になるようなことはしないけど、つけ加えるべき要素があれば、つけ加える。彼は些細な音も聞き逃さないんだ。たとえば、「ビリー・ジーン」で、僕はまずベースの部分、それからメロディー、それから曲全体を作っていったんだけど、それを聴いたあと、クインシーはあの素晴らしいリフを足したんだ。


(4:18~5:05)

Ever since I was a little kid I used to study composition and it was Tchaikovsky that influenced me the most I think and of course Debussy who I love very much but if you take an album like “The Nutcracker Suite” every song is a killer – every one, and I said to myself why can’t there be a pop album or an album where every – because people used to do albums where you would get one good song and the rest were like “b sides” they were called album songs and I would always say to myself why can’t every one be like a hit song? Why can’t every song be so great that people would want to buy it or you could release it as a single, you know every one could be a single? So I would always try to strive for that and that was my purpose for the next album that I'd do. That was the whole idea, I wanted us to be able to put just anyone out that we wanted to and I worked hard for it.


子どものころから、僕はずっと作曲の勉強をしていて、もっとも影響を受けたのは、チャイコフスキーだと思う。あと、大好きなドビュッシーも。でも、例えば『くるみ割り人形』のようなアルバムは、1曲1曲がすごくて、すべてが完璧だよね。それで僕は、「ポップスのアルバムでもこういうのできないかな」って思ったんだ。以前はみんな、ポップスのアルバムには良い曲を1曲だけいれて、あとは、シングルだとB面にくるような曲を入れていた。「アルバム・ソング」といわれるような曲をね。それで、僕は、なぜすべての曲をヒットソングにできないのかな?と思っていたんだ。全曲、シングルカットしても人々が買いたくなるような良い曲にできないのかな?ってね。だから、常にそれを実現しようと頑張った。次のアルバムでは、それが自分が出す次のアルバムの目的だって。そういう考えのもとに、アルバムに関わる誰もが、最大限の力を出せるようにしたかったし、僕はそのために必死だった。


(5:06~6:20)

But it broke my heart, but at the same time, it lit something that was just “Oh my God” I was like saying to myself, you know, I would have to do something where they – let's refuse to be ignored. I came up with “Thriller” and every time I was always trying to outdo myself right? Billie Jean – they said we won’t play it so Walter Yetnikoff who was President of Sony at the time said “OK we’re pulling Streisand, we’re pulling Neil Diamond, we're pulling Chicago and when they played it, it set the all time record and they were asking for everything we had.


それはつらいことだった。でも同時に僕の心にあることがひらめいたんだ。「そうだ、そうだよ」って。僕は自分に言った。やるなら、やっぱり・・・絶対に注目されなければって。僕が「スリラー」っていうタイトルを考えついたのは、いつでも過去の自分を上回ろうとしていたからってところが正解だろうね。ビリー・ジーンは、(MTVが)やらないと言ってたのを、当時ソニーの社長だったウォルター・イエトニコフが、「よし、それならストライザンドもニール・ダイアモンドもシカゴも引き上げる」って言ってさ、それで放送されたら、歴代最高の記録になって、今度は僕らのものなら全部やらせてって頼んでくるようになったんだ。

Interviewers : They said we’re pulling Streisand, pulling Chicago, pulling Neil Diamond?
インタビュアーたち:ストライザンドも、シカゴも、ニール・ダイアモンドも引き上げるって?(大ウケ)

That’s what Walter Yetnikoff said and after they played it they were knocking our door down and then Prince came, it opened the door for Prince and all the other black artists because it was 24 hour heavy metal and a potpourri of crazy images and they came to me so many times in the past and said “Michael if it wasn’t for you, there would be no MTV” they told me that over and over personally.

イエトニコフがそう言ったんだよ。で、放映の後は、みんなが僕たちのドアをたたくようになって、それで、プリンスも登場して、、ビリー・ジーンの成功は,プリンスや他の全ての黒人アーティストたちのための道をつくった。それまでは24時間ヘビーメタルとか流してて、クレイジーなイメージばっかりだったからね。彼らは、僕のところへ何度も来て、「マイケル、君がいなかったら、いまのMTVはなかったよ」って言ったものだよ。個人的に、繰り返しそう言ってたね。


(6:21~7:01)

I was at the studio editing Beat It, and in some kind of way I happened to be at Motown studio doing that and I had long left the company of Motown and I was there and Suzee Ikeda, who is a sweet, lovely Japanese lady who I adore. This is the lady who use to, when I was a little boy, a little boy, at Motown. She was ― her job was to keep my head in the microphone when I ― I had a little apple box with my name on it “Michael Jackson” and this little Japanese lady’s job was to keep my head in there, because I like to dance when I sing, so she kept my head in the microphone.


僕はスタジオで「Beat It」を編集していたんだけど、どういうわけか、モータウンのスタジオでそれをやっててさ、ずっと前に会社を辞めていたのにね。で、そこには僕の大好きなスージー・イケダ(*)という優しくて素敵な日系人の女性もいてね。この女性は僕が小さかった頃、小さな男の子としてモータウンにいた頃そこにいて… 彼女の仕事は、僕がちゃんとマイクの前にいるようにすることだった。「マイケル・ジャクソン」と書かれた小さなリンゴの木箱があって、この小柄な日系女性は、僕がその箱の上で歌って、マイクから離れないようにすることが仕事だったんだよ。僕は歌うと踊りたくなるからさ。彼女は僕がマイクから離れないように見ててくれたんだよね。


(7:02~8:14)

She happened to be at the studio and she asked me what I was working on and I said, “I was editing this thing I just did” it was Beat It and she watched it and she said… she was catatonic and she said, “Oh my God” and in some kind of way she told Berry Gordy and I think something happened. So they were happening to be getting ready to do something with the Motown Anniversary and Berry Gordy came over and he asked me “did I want to do the show” and I told him “no.” I told him “no” and I said no because the Thriller, umm the Thriller thing ― I was building and creating um something I was planning to do and he said to me “Well, it’s the anniversary.” I said, this is what I said to him, I said, “Okay, I will do it” I said but umm this is what I said in these very words, “I will do it, if you”,.. because I know it’s all Motown artists and it’s all Motown songs, I said, “you have to let me do”, I said, “the only way I’ll do it is if you let me do one song that is not a Motown song.” He said, “what is it?” I said, “Billie Jean.” He said, “Okay, fine.” I said, “You’ll let me do Billie Jean”? (laughs) he says “yes” and I said, “Okay, fine.”


たまたま彼女がスタジオにいたことがあって、何をやっているのと聞くから、編集を終えたところだよと答えて「Beat It」の映像を見せたら、あっけにとられた感じで「オー・マイ・ゴッド」と言ってたよ。彼女がそれをベリー・ゴーディに話したことが発端だったんだろうね。その頃モータウンは記念祭の準備をしてて、ベリー・ゴーディが、僕にショーをやらないかって(クスクス笑い)尋ねてきたんだけど、僕は断った。『スリラー』で様々な計画が始まって、それを実行してるところだったから。でも、彼が「だが、これは記念パーティなんだ」って言うから、僕は「じゃ、やるよ」と言ったんだ。でも、正確にはこう言った。「やってもいいよ。モータウン時代じゃない曲を1曲やらせてくれるならね」彼が「何をやるんだ?」って聞くから、「ビリージーン」だって答えると、彼は「わかった、きまりだ」って。僕は「本当に、ビリー・ジーンをやっていいの?」って聞き返したんだけどね(笑)、彼は「いいよ」って。それで、僕も「いいよ、きまりだね」って言ったんだ。


(8:15~8:59)

So I remember, we umm, I had two or three days or something and I rehearsed and choreographed and dressed my brothers. I choreographed them with Pete and picked the songs, the medley. Not only that you have to work out all the camera angles and oh, I direct and edit everything I do. Every shot you see is MY shot. I’m not joking, let me tell you why I have to do it that way. I have five, no I have six cameras um ― one, two, three ― because when you’re performing, I don’t care what kind of performance you give, if you don’t capture it properly, people will never see it and usually there ― it is the most selfish medium in the world.


たしか、僕は2~3日で、リハーサルをして、振付をし、兄弟たちの衣装を決めなきゃいけなかった。ピート(訳者註:マイケル・ピーターズのこと?)と兄弟たちの振り付けをして、メドレー用の曲を選んだ。それだけではなく、カメラアングルの調整もしなければならない。僕は監督から編集まで何でもする。みんなが目にするショットはすべて、僕の選んだショットなんだ。本当だって。どうしてそんな事までするかと言えば、僕は5台、いや6台のカメラを用意するんだけど、1カメ、2カメ、3カメ、、パフォーマンスは、それがどんな種類のパフォーマンスであっても、きちんと捉えておかないと、もう二度と観る事ができない。それは世界で一番、自分の思うように扱えるメディアでね。


(9:00~9:49)

Directing and camera work is so selfish because you’re filming what you want people to see, when you want them to see it, how you want them to see it, what juxtaposition you want them to see it, so you’re creating the totality of the whole feeling of what’s being presented in your angles and your shots. So I had to set the cameras, set the angles, edit it. Suzanne De Passe knows that I go and I edit every angle (laughs) because I know what I want to see, I know when I want to go to the audience and I know when I want to come back because I know the emotion that I felt when I performed it, I try to recapture that same emotion when I cut and edit and direct, that’s the idea.(訳者注:雑誌版の方では赤字のwhen 部分は what ですが…)


自分で監督し、カメラワークを考えるのは、すごく自分本位のやり方なんだ。だって、観てもらいたいものを、観てもらいたいタイミングと、方法と、順番で、撮っているわけだから。アングルでもショットでも、その場の雰囲気のすべてを作り上げる。だから、自分でカメラの位置を決め、アングルを決め、編集もする。スザンヌ・ドゥ・パッセは僕がそんな風にすべてのアングルを決めることを知ってるよ。僕は自分が観たいものが分かっているからね。いつ観客の方を撮ればいいのか、いつ僕の方にカメラを戻せばいいのか、分かっている。パフォーマンスしているときのフィーリングがわかるから、映像を編集する時は、同じフィーリングを再現しようとする。ということなんだよ。

(音声終了)

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(*)スージー・イケダ
マイケルは、スージー・イケダのことを、自分を台の上にあげて見守ることが専門の人(笑)のように言ってますが、彼女は、ベリー・ゴーディのアシスタントだっただけでなく、モータウンからレコード・リリースもしているシンガーで、マイケルのアルバムや、テンプテーションズ、ダイアナ・ロスなどモータウンのスターたちのアルバムに、エグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされている人物で、あのジャーメインの大ヒット曲「Let's Get Serious」のバック・ボーカルもやってます。


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MJ&スージー・イケダ&ハル・デイヴィス



マイケルが、sweet, lovely というのも納得の歌声!







さて、、、なんとなく、今日見たくなった、

このインタビューの1年前の、
2006年ロンドンでの「World Music Awards」の動画も貼っておきます。






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by yomodalite | 2015-06-25 06:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(2)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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