カテゴリ:☆マイケルの言葉( 66 )

和訳 “Jam”

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「マイケルとヒップホップ」最初に書くのを忘れていましたが、

「Unbreakable」の和訳のためのヒップホップ学習から理解したことをまとめておこうと思って始めたことで・・・で、その(2)の前に、Dangerousのラップ曲「JAM」の和訳をしておくことにします。






JAM

lyric by Michael Jackson


Nation to nation

All the world

Must get together

Face the problems

That we see

Then maybe somehow


全世界の国という国が

一つになり

僕らが直面する問題に取り組めば

何か方法が見つかるはずだ


I asked my neighbor

For a favor

She said, “Later”

What has come of

All the people?


隣人に頼みごとをしたら

彼女に「後でね」と言われた

みんなどうなってるんだ?


False prophets cry of doom

What are the possibilities?


偽物の預言者がみんなに叫んでることなんて

どれほどありえることだと思う?


I told my brother

There’ll be problems

Times and tears of fears

But we must live each day

Like it’s the last


僕は(宗教指導者や)仲間に

そういうのは問題だって言ったんだ

恐怖も悲しみも、時代とともにある

ただ、僕たちは毎日を

いつも最後の日だと思って生きなきゃならないんだって


Go with it

Go with it

Jam


それをやって行こうよ

みんなで自由に


It ain’t too much stuff

It ain’t too much

It ain’t too much for me to

Jam


それは多すぎることはないし

大変すぎるわけでもない

僕にとってはどうってことじゃない

みんな自由にやればいい


The world keeps changing

Rearranging

Minds and thoughts

Predictions cry of doom

The baby boom

Has come of age

We’ll work it out


世界は変化しつづけ

再編成される

精神も思考も

予言された運命も

ベビーブーム世代も年を重ねた

僕らは乗り越えていくんだ


I told my brother

Don’t you ask me for no favors

I’m conditioned by the system

Don’t you preach to me

Don’t scream and shout


僕は(宗教指導者や)仲間に言ったんだ

僕をあてにしないでほしいって

僕はシステムに組み込まれてる

説教したって無駄だよ

大声でどなったり叫んだりもしないでくれ


She pray to God, to Buddha

Then she sings a Talmud song

Confusions contradict the self

Do we know right from wrong?

I just want you to recognize me

In the temple

You can’t hurt me

I found peace within myself


彼女は神に祈り、仏に祈り

それからタルムードの歌を歌い

その混乱から自己矛盾に陥る

僕らに正しいとか、間違ってるとかわかると思う?

僕はただ君に気づいてもらいたいだけ

僕が安らかな場所にいるんだってことを

僕を傷つけることなんてできない

僕は自分の中に平和を見つけたから


Go with it

Go with it

Jam

It ain’t too much stuff

It ain’t too much

It ain’t too much for me to

Jam

It ain’t too much stuff

It ain’t

Don’t you

It ain’t too much for me to

Jam

It ain’t too much stuff

It ain’t too much

It ain’t too much for me to

Jam

It ain’t too much stuff

It ain’t

Don’t you

It ain’t too much for me to


やってみろよ

みんなで集まって

何をするにも多すぎることはないし

大変すぎるなんてこともない

みんな混じりあって

自由にやればいいんだ・・・


[Rap by Heavy D]

Jam Jam

Here comes the man

Hot damn

The big boy stands

Movin’ up a hand

Makin’ funky tracks

With my man

Michael Jackson

Smooth Criminal

That’s the man

Mike’s so relaxed

Mingle mingle

Jingle in the jungle

Bum rushed the door

3 and 4’s in a bundle

Execute the plan

First I cooled like a fan

Got with Janet

Then with Guy

Now with Michael

Cause it ain’t too hard to …


みんな集まってやりあおうぜ

熱くてヤバい奴らはこっちへ来いよ

デッカい男のお出ましさ

手を動かして

ファンキーなやつを作るんだ

一緒にやるのは、マイケル・ジャクソン

あのカッコイイ完全犯罪の男さ

マイケルの曲は、超リラックスしてて

なんでもかんでも入れ込んで

混ざりに混ざってる

のらくらしてる奴もドアをぶち破って

3人とか4人で束になれば

計画を実行できる

最初にやったジャネットのように

おまえらも後に続けよ(*)

今度は、マイケルと一緒なんだから

むずかしいことなんてないだろ・・


Jam

It ain’t too much stuff

It ain’t too much

It ain’t too much for me too


混じり合うんだ

何をするにも多すぎることはないし

大変すぎるなんてこともない

自分にとって多過ぎることなんてないんだ


Jam

It ain’t too much stuff

It ain’t

Don’t you

It ain’t too much for me to


みんな自由にやれよ

なんだってやり過ぎることなんてない

そんなことはないよ

そうだろ?

自分にとってやり過ぎることなんてないんだ・・・


Jam

It ain’t too much stuff

It ain’t too much

It ain’t too much for me to


混じり合うんだ

何をするにも多すぎることはないし

大変すぎるなんてこともない

自分にとって多過ぎることなんてないんだ


Jam

It ain’t too much stuff

It ain’t

Don’t you

It ain’t too much for me to


みんな自由にやれよ

なんだって多すぎることなんてない

そんなことはないよ

そうだろ?

自分にとってやり過ぎることなんてないんだ・・・


(訳:yomodalite)







(*)ここは、テディ・ライリーのバンドである「Guy」の意味も含まれていると思います。ただ、First I cooled like a fan got with Janet は、ここでは主にジャネットの「Rhythm Nation」(1989)を指していると思いますが、それに対応するような内容のGuyの曲が見当たらなかったので、「それから、Guyもね」という訳にはしませんでした。




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by yomodalite | 2017-04-26 07:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “This Time Around”

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インヴィンシブルの和訳は、あと2曲を残すのみなんですが、「Speechless」に手をつけようとすると緊張してしまうし、「Unbreakable」はラップが一番の難問なので、Notorious B.I.G(別名ビギー・スモールズ)の他の曲や、同じ時代のヒップホップのリリックを調べたり、生前のアルバムを繰り返し聴いたり、自分でも呆れるほど遠回りして考えているんですが、なかなかビギーの魂が降りてこないこともあって、


「Unbreakable」よりも前、MJが初めてビギーを使った「This Time Around」から取りかかることにしました。


Notorious B.I.G(本名Christopher George Latore Wallace)は、犯罪とクラックが蔓延する環境に育ち、17歳で銃の不法所持により逮捕され、その後はお決まりのようにドラッグディーラーの道へ。その頃からラッパーとしても注目を集めるようになり、1994年のデビューアルバム『レディ・トゥ・ダイ』が大成功する。


当時のヒップホップ業界は、西海岸(デス・ロウ・レコード)と、東海岸(バッド・ボーイレーベル)が争っていて、それぞれを代表するスターとなった2pacとビギーは交友をもちながらも激化する両者の抗争の渦に巻き込まれ、


94年に、2pacが何者かに銃撃されると、ビギーは犯行に関わったと疑われ、96年に2pacが射殺されると、翌年ビギーも同じように亡くなってしまう。


マイケルは、再び王冠を手にするために、『Dangerous』をチャートのNo.1から蹴落としたニルヴァーナや、インダストリアル・ロックのナイン・インチ・ネイルズらだけでなく、ブラックミュージック界を席巻していたラップをも取り入れようとしたわけですが、


X世代と呼ばれた当時の若者の気持ちを代弁していたカート・コバーンや、2pac、ビギーにとっては、成功の重圧や、周囲の変化にやりきれない思いを抱いている時期でもありました(カート・コバーンは、2pacが銃撃された94年に猟銃自殺によって亡くなった)。


批評家は、『HIStory』に対して、様々な批判を繰り広げましたが、マイケルは再びNo,1に返り咲き、この曲から数年後の裁判ではすべてにおいて無罪を勝ち取った。


この曲は、ビギーとマイケルふたりのスターダムの苦悩が歌われていると言われていますが、もっとも苦しく、長い戦いを制し、本当に劇的な「This time around」を有言実行できたのは、マイケルだけでした。






This Time Around

song and lyrics by Michael Jackson


[Verse 1]

This time around I’ll never get bit

Though you really wanna fix me

This time around you’re making me sick

Though you really wanna get me

Somebody’s out

Somebody’s out to get me

They really wanna fix me, hit me

But this time around I’m taking no shit

Though you really wanna get me

You really wanna get me


今度は絶対にひっかからない

君は心底僕をハメたいだろうけどね

今度ばかりはうんざりだよ

君は僕をいいようにしたいんだろう

外に誰かがいる、僕をつかまえようと、うろつく誰かが

彼らは、心底僕を捕らえて、ぶちのめしたいのさ

でも、今度ばかりは君の相手はしてられない

君はマジで、僕を本当に捕まえたいだろうけどね


[Chorus]

He really thought he really had

Had a hold on me

He really thought he really had

They thought they really had control of me


彼はでかしたと思った

僕を仕留めたってね

彼はでかしたと思った

マジで僕を自由にできると思ったのさ


This time around I’ll never get bit

Though you really wanna get me

This time around I’m taking no shit

Though you really wanna fix me

Somebody’s out

Somebody’s out to use me

They really want to use me

And they falsely accuse me

This time around

They’ll take it like spit

‘Cause you really can’t control me

You know you can’t control me


今度は絶対にひっかからない

君は心底僕をハメたいだろうけどね

今度ばかりはうんざりだよ

君は僕をいいようにしたいんだろう

外に誰かがいる、僕を利用しようとする誰かが

彼らはマジで僕を利用して、偽りの罪で僕を告訴する

今度ばかりは、彼らに言ってやる

君に僕を自由にはさせないって


[Chorus]

He really thought he really had

Had a hold on me

He really thought he really had

They thought they really had control of me

He really thought he really had

A hold on me

He really thought he really had

They thought they really had control of me

He really thought he really had

Had a hold on me

He really thought he really had

They thought they really had control of me

He really thought he really had

A hold on me

He really thought he really had

They thought they really had control of me


彼はでかしたと思った

僕を仕留めたってね

彼はでかしたと思った

マジで僕を自由にできると思ったのさ


[rap by The Notorious BIG]

Listen

I’ve got problems of my own

Flashin’ cameras

Taps on my phone

Even in my home

I ain’t safe as I should be

Things always missin’

Maybe it could be my friends

They ain’t friends

If they robbin’ me

Stoppin’ me

From makin’ a profit, see

Apology

Shallow like the ocean

I guess I’ll resort to gun totin’

If I was dead broke and smokin’

I’d probably be by my lonesome

I’m a killer nigga

I ain’t jokin’

Endo smoke got me choked

And I’m hopin’

The fool comes slippin’

So I could blow ’em open

This time around

I changed up my flow

Got rid of the rocks

Got Pitts by the door

I’ve raised other people

To watch my back

Stay away from strangers

So I won’t slack

And I know my nigga Mike like that

Baby


聞いてくれ

俺には俺の悩みがある

カメラのフラッシュ、電話の盗聴

自分の家でさえ、安全とは言えず

いつもモノがなくなるんだ

たぶん、やったのは俺のダチさ

でも、俺から奪うなんて、ダチとは言えないな

俺が儲けようとすれば、足を引っ張り

しょっぱい謝罪は、海のごとく(*1)

俺は銃を持って歩くしかないのかも

もし俺が死ぬほど貧乏で、煙でもふかしてたら

だれもそばには寄ってこないんだろうけどな

俺は最高の黒人(*2)

冗談なんかじゃないぜ

マリファナの煙でむせてるけど

そうありたいって思ってる

バカなヤツがうっかりやって来たら

そいつをぶちのめしてやる

今度こそは、俺が流れを変えるんだ

ドラッグとはおさらばして(*3)

ピッツに表に立ってもらう(*4)

今までとは別のやつらを引き立てて

俺を背後から守ってもらい

知らない奴らからは離れて、気を緩めたりしない

俺のダチのマイク(MJのこと)もそうしてるんだ、ベイビィ


This time around, yeah

He really thought he really had

Control of me

He really thought he really had

They thought they really had control of me

He really thought he really had

A hold on me

He really thought he really had

They thought they really had control of me

He really thought he really had

Had a hold on me

He really thought he really had

They thought they really had control of me

He really thought he really had

Control of me

He really thought he really had

They thought they really had control of me

He really thought he really had

A hold on me

He really thought he really had

They thought they really had control of me

This time around yeah

He really thought


今度こそは・・

彼はでかしたと思った

僕を仕留めたってね

彼はでかしたと思った

マジで僕を自由にできると思ったのさ・・・


(訳:yomdalite)

_________


(*1)CD訳の「お詫びは大洋のように空っぽ」とは別の訳を考えてみました。

(*2)このkiller は凶暴ではなく最高!という意味。(MJインタビューでの使用例→)

Rod Temperton came into the studio and he came up with this killer

ロッド・テンパートンがスタジオに現れたとき、彼はあのスゴい曲を持ってきたんだ。

(*3)rocks は、クラックや、コカインといったドラッグのことだと思う。

(*4)Pitts は、落とし穴や、ピッツバーグではなく、ビギーのマネージャーであり、プロデューサーでもあった、Mark Pitts のことだと思う。

https://en.wikipedia.org/wiki/Mark_Pitts



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by yomodalite | 2017-04-14 09:01 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “They Don't Care About Us” (トランプ大統領就任記念)

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昨日の記事にも登場した “They Don't Care About Us” の和訳です。

この曲は、マイケルにはめずらしいプロテストソングとして知られていて、2015年から立て続きに起きた、武器をもたない黒人の射殺事件への抗議運動(BlackLivesMatter)の中でも多く歌われるなど、MJファン以外の人にとっては、発売当時よりも有名になっている曲のようです。


ただ、「彼らは、私たちのことをまったく気にしていない」という「彼ら」を、権力者や、為政者といった「他者」のことだと感じている人も多いようですが、

スキンヘッズも、頭を使ってない人も、誰もが悪くなってて、家の中も、ニュースも、みんな酷い・・・みんなが「私たち」のことを考えていない。

というところが重要なんだと思います。マイケルは、白人が黒人差別で、黒人を撃っていると言っているんじゃない。

これまでもずっと、時代を超える曲だと思っていましたが、今聴くとより一層そんな気がして驚いてしまうぐらいです。



Munich 1997- Live





They Don't Care About Us


Skin head, dead head

Everybody gone bad

Situation, aggravation

Everybody allegation

In the suite, on the news

Everybody dog food

Bang bang, shot dead

Everybody's gone mad


スキンヘッズも、頭が死んでる奴も

みんな悪くなってる

状況は深刻化していると

誰もが主張する

家の中でも、ニュースでも

みんな酷いものさ

バンバン、射殺される

誰もが狂ってる


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


Beat me, hate me

You can never break me

Will me, thrill me

You can never kill me

Jew me, Sue me

Everybody do me

Kick me, kike me

Don't you black or white me


僕を叩いたり、憎んでも

君が僕を壊すことは絶対に出来ない

僕を脅せるか、やってみればいい

君が僕を殺すことは絶対に出来ない

誰もが、僕にするように

騙したり、訴えたりすればいい

僕を黒人だとか、白人とか

ユダヤだとか差別して、蹴ったりすればいい(*1)


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


Tell me what has become of my life

I have a wife and two children who love me

I am the victim of police brutality, now

I'm tired of being the victim of hate

You're ripping me off my pride

Oh, for God's sake

I look to heaven to fulfill its prophecy…

Set me free


教えてくれ、僕の生活はどうなってしまうのか

僕には妻と愛するふたりの子供がいるのに

今は、野蛮な警察の犠牲者さ

憎しみの犠牲になるのは、うんざりだ

君たちは、僕からプライドを奪い取った

ああ、僕は神に

預言を果たしてくださいと天を仰ぐ

僕を自由にしてください、と


Skin head, dead head

Everybody gone bad

Trepidation, speculation

Everybody allegation

In the suite, on the news

Everybody dog food

Black man, black mail

Throw your brother in jail


スキンヘッズも、頭を使わない奴も

誰もが悪くなってる

恐怖や、憶測で

誰もが主張する

部屋の中でも、ニュースでも

みんな酷いものさ

黒人が、黒人を脅して

仲間を刑務所へぶち込む


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


Tell me what has become of my rights

Am I invisible because you ignore me?

Your proclamation promised me free liberty, now

I'm tired of being the victim of shame

They're throwing me in a class with a bad name

I can't believe this is the land from which I came

You know I really do hate to say it

The government don't want to see

But if Roosevelt was living

He wouldn't let this be, no, no


教えて欲しい、僕の人権はどうなったのか?

無視されている僕は、見えない存在なのか?

宣言書によれば、僕の自由は約束されたはずだろう

恥辱にまみれた犠牲者でいるなんて、うんざりだよ

彼らは、僕に汚名を着せようととしている

ここが、僕が生まれた国だなんて信じられない

こんなことを言うのは、本当は嫌だってわかるよね

政府は、僕を見ようともしないけど

もし、ルーズベルトが生きていたら

こんなことはしない、ありえないよ(*2)


Skin head, dead head

Everybody gone bad

Situation, speculation

Everybody litigation

Beat me, bash me

You can never trash me

Hit me, kick me

You can never get me


スキンヘッズも、頭を使わない奴も

誰もが悪くなってる

状況は相場次第で

誰もが訴える

僕を殴っても、非難しても

僕をクズ扱いには絶対に出来ない

僕を叩いても、蹴り飛ばしても

僕は絶対にやられない


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


Some things in life they just don't want to see

But if Martin Luther was living

He wouldn't let this be, no, no


彼らは見たくないものは見たくないんだ

でも、もし、キング牧師が生きていたら

こんなことはしない、ありえないよ


Skin head, dead head

Everybody gone bad

Situation, segregation

Everybody allegation

In the suite, on the news

Everybody dog food

Kick me, kick me

Don't you wrong or right me


スキンヘッズも、頭を使わない奴も

誰もが悪くなってる

状況は分断しているというのが

みんなの主張

部屋の中でも、ニュースでも

みんな酷いものさ

僕を蹴ったり、軽蔑して

僕が間違ってるとか正しいとか、決めたいんだろう


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


All I want to say is that

They don't really care about us

All I want to say is that

They don't really care about us


僕が言いたいのは

彼らは、僕たちのことなんか気にしてないってこと

僕が言いたいのは

みんな、僕たちのことなんか考えてないってこと


(訳:yomodalite)


2番目に創られた「Brazil Version」




(*1)Jew me, Sue me

Everybody do me

Kick me, kike me

Don't you black or white me


Jew、kike にはともに「騙す」という意味がありますが、どちらも、ユダヤ人への蔑称で、特に「kike」は、黒人を「nigger」と言うのと同じような侮蔑的表現。


当時、ニューヨークタイムス紙は、この曲の発売前に、「反ユダヤ主義の噴出である」と記事にし、ADL(ユダヤ名誉毀損防止同盟)をはじめ、メディアはこぞって、マイケルを批判し、放送中止にもなりました。


マイケルは誤解だと弁明し、苦痛を受けた人への謝罪を表明し、また、スタッフや友人のユダヤ人に、自分が反ユダヤではないことを説明してほしいと頼んだようですが、スピルバーグを始め、ユダヤ人の知人全員から断られたそうです。(『MICHAR JACKSON, INC』p257)


これは、あくまで推測ですが、


ニューヨークタイムスの記者は、その記事の中で「マイケルは存命中のアーティストの中で最も才能のあるひとり」とも書いていて、曲の発売前ということも考えれば、ある意味、レコード会社もグルになった「宣伝活動」だったのかもしれませんし、マイケル自身も抗議されることを想像していなかったとは言えないと思います。なぜなら、ADLは常にこういった活動をしてきたからです。


ただ、この曲のテーマを考えれば、マイケルが売れるためだけに、そうした行為をしたのではなく、人種の名誉や権利を守る団体は、人々を思いやる気持ちを踏みにじっても、「差別語」を取り締まる団体だということを、広く世界に知らしめたかったのではないでしょうか。


米国大統領の選挙中、ヒラリーが、トランプ支持者たちを蔑んだときの言葉、「人種差別主義者、女性蔑視、同性愛者嫌い、外国人恐怖症、イスラム恐怖症・・」といった差別は、ユダヤの名誉を守るADLと同じように、すでに強力な圧力団体として存在し、政治家や、議会の決定を動かしています。


米国では、寄付には税金がかからないという制度があり、高額納税者は税金を軽くするために、こういった非営利団体に多額の寄付をするため、都市生活者にとっては、魅力的な就職先であり、クライアントでもあり、自らのアイデンティティと帰属を確認する場でもあり、何より「反・・」と批判されないためにも、彼らを批判することは不可能になっています。


黒人が入れない場所も、ユダヤ人や、女性がなれない職業もなくなり、政治で撤廃すべき「差別」がなくなっても、「差別撤廃を訴える」団体は、より政治との関わりを強め、誰もが、被害者や、マイノリティになるチャンスをうかがい、起訴を起こそうとする状況は、マイケルがこの曲を発表した1995年よりもずっと拡大しているようです。


死後に発売されたユダヤ教のラビとの録音会話を納めた本の中で、マイケルは、このときのことをこう語っています。


MJ:僕が言いたかったのは、誰からも見捨てられていて、不当な扱いを受けている人々、結婚していない両親から生まれたり、「ニガー」(黒人への差別用語)なんて言われたり、これは、僕が言ったことで、誤解を受けた言葉だけど「カイク」(ユダヤ人への差別用語)もね。


少年の頃、ユダヤ人の弁護士と会計士が、僕が寝ているベッドの隣で、お互いに “カイク” と呼び合ってた。僕が「それはどういう意味?」と聞くと、彼らは「ユダヤ人に対する悪い意味の言葉だよ。黒人に対して “ニガー” というのと同じさ」って、僕は「ああ、そうなんだ」と答えた。だから、“ニガー” も “カイク” も、人々が不当に扱われるときの言葉だって知っていて、そう言ったんだ。大勢の人に誤解されたけど、僕は決して… わかるだろう?


SB:君は声なき人たちのために、立ち上がろうとしたんだね?


MJ:そう。声なき人のためにね。僕は憎むことは決して教えない。それは僕が言いたいことじゃない。(『MJTapes』より)


マイケルが一貫して守ってきた子供たちは、その「声なき声」の代表ですが、マスメディアは永年マイケルを、常に「変人」として扱い、その証拠を突きつけるかのように、子供を守るという「正義」を装って、マイケルに「性的幼児虐待」の罪を着せ、全メディアがそれを後押ししました。

「FAKE NEWS」は、ネットから生まれたのではなく、マスメディアの手法を誰もがカンタンに真似できるようになったにすぎません。



(*2)前日の記事の「註」をお読みくださいませ。


最初に創られた「Prison Version」





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by yomodalite | 2017-02-10 08:52 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “Money” (トランプ大統領就任記念)

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トランプ大統領の就任を記念して、「Money」を和訳しました。

「大統領の政治(1)」の中でも紹介したバックグラアウンドの声から、「ほら、やっぱり、マイケルはトランプを批判してるじゃない!」と思う人も少なくなかったようで、ハリウッドリベラルの影響下にある、アイデンティティ政治の申し子のようなMJファン(マイケルを「黒人」にすることに血道をあげる人が多いw)を、反トランプへと駆り立て、

また日頃から、資本家の強欲を悪魔化することで、自らの正義心を保っているような人の中にも、トランプの政策がまやかしという印象が広まり、そのカビが生えたような批判精神を安定させることにも役立っているようですが、

落ち着いて歌詞を読んだ方なら、これが、少し前に紹介した「問題はトランプではない。我々自身だ」と、同じ精神に基づくもので、記事で紹介した1番の歌詞の最後にもあったように、

自分(マイケル)も「金のためなら、何でもする」と言ってる点を見逃さなかったと思います。

彼の歌詞は、そのほとんどに「I You We」という精神が貫かれています。これは非常に大事な視点で、彼と同い年のクイーンのように、常に自分が「正義」の側にあると確信してしまう人は、敵を発見しては、相手を「悪魔化」してしまいます。

誰からも「いいひと」だと思われるオバマが、どれだけ多くの罪のない子供を殺したかを考えれば(→参考記事)、正も悪も同じ人間の中にあることがわかるはずなのに・・・

前回の記事で、ウィラは、「私はマイケル・ジャクソンが本当に彼を尊敬したり、彼に大きな愛情を持っていたなら、彼をリストに含めたとは思わない」と言っていますが、マイケルのイメージがどん底で、誰も彼に会いたがっていないときも、トランプが、マイケルとのつきあいを続けていたことも指摘しています。また、トランプの言う、「マイケルは、自分に興味をもっていた」は、マイケルの言葉として、『MJTapes』にも記録されていることです。

一方、メラニア夫人だけでなく、最近、マドンナも、マイケルとのキスについてメディアに話し、ふたりの仲が良さそうな写真も多く見られますが、マイケルは、その当時のマドンナについて、こう語っています。

彼女はマスコミに僕のひどい悪口を言い、僕は、彼女は意地悪な魔女だって言った。彼女にはとても親切に接したんだけどね。・・・彼ら(ハリウッドの人々)は僕が関わりたくないって思うような馬鹿げた事をたくさんするからね。・・・彼女は大きな衝撃を与える事を好んでいて、どんな風に人々の心をつかむかを知っていると思うんだ。彼女は心から僕を好きになってくれたけど、僕にはそういう気持ちはなかった。彼女は常軌を逸した事をたくさんやってきたし、それが、彼女のやり方なんだ。僕たちには、なんら共感しあえるものがないと、僕にはわかっていた。・・・彼女はちっともセクシーじゃない。僕は、セクシーさっていうのは、その人のあり方、内面から醸し出されるものだと思うんだ。(『MJTapes』より)

また、リシャは、「リストに載っている他の企業家や金融業者に比べ、トランプは小者だと思う。 だから、彼らの影響力や社会的卓越性よりもむしろ、これらの人々が富を達成するのに悪徳的なやり方に関するものなんじゃない?」と言っています。

それは、確かなことかもしれませんが、マイケルが、「自分も、お金のためなら何でもする」と言っていることを思い起こせば、そこには、私たちのような庶民が、資本家を見る目線とは、また別の視点が見えてくると思います。

これは、誰もがお金持ちと言って、すぐに名前が出るような人々のリストでもあり、トランプは、他と比較すると、確かに小物ですが、当時のアメリカでもっとも有名なお金持ちであり、最近の報道でみる彼からは想像できないかもしれませんが、若くて、ハンサムで、女性にモテる、大衆が憧れ、嫉妬するお金持ちの代表でした。

マイケルは、歌詞においても、時流に乗ることなく、時代を経ても価値が失われないことを追求していましたから、そこにトランプの名を忍ばせたことは、注目に値すると思います。このリストが、ロックフェラーや、カーネギーといったすでに歴史になっている人物だけならありがちですが、時代の寵児と言われるお金持ちは、その凋落も激しいものなのに、この曲がリリースされた1995年から、20年以上有名人であり続け、ついに大統領として米国史に遺る人物となるトランプをこの時点でリストに入れておくなんて!

『HIStory』って、本当にスゴいアルバムですよね!

マイケル被害者史観にハマり過ぎている人は、あまり理解したくないのかもしれませんが、彼はエンターテイメントの天才としてだけでなく、ビジネスマンとしても最高に優れた人物です。これが、ただ、史上最高のレコード売上げという意味に留まらないことは、音楽業界よりも、ビジネス界の方が評価していることです。

マイケルは、彼らに庶民感覚の正義心で言っているのではなく、同じ目線・・というか、彼の飽くなき上昇志向から考えれば、むしろ、上から目線wで、資本家たちに「金が欲しいのなら尊厳をもって稼げ」と言っているのかもしれません。(それで、トランプが、マイケルの言う「尊厳をもって稼げ!」という矜持から、大統領戦に臨んだ・・なんてことはないとは思いますがw)

彼と同い年のクイーンが、自分の欲望や野心を、すべての女性の権利に置き換えて、正義の立場に立っていることに、私の女性としてのプライドが満たされることはありませんが、マイケルのキングとしての矜持の高さには、永遠にひれ伏したい気分です。

マイケルの歌詞には、ノーベル賞の選考委員が喜びそうなレトリックも、説教臭さもありませんが、言葉だけでない、その信念が形となった、真のカッコよさがあります。

この歌詞は、強欲資本家にだけ言っているのではなく、自分がやってることが、お金のためだなんて思っていない、自分の正しさに酔いやすく、様々なアリバイで自分を誤魔化そうとしがちな、私や、あなたへのメッセージだと思います。





Money

written by Michael Jackson


Money

Money

Lie for it

Spy for it

Kill for it

Die for it


金,金

お金のために嘘をつき

お金のためにスパイをして

殺すことも

殺されることもある


[Verse 1]

So you call it trust

But I say it’s just

In the devil’s game

Of greed and lust


それを「信用」だって、君は言うだろうけど

僕に言わせれば

物欲と肉欲にまみれた

悪魔との駆け引きにすぎない


They don’t care

They’d do me for the money

They don’t care

They use me for the money


彼らはなにも気にせず

お金のために僕を利用する


So you go to church

Read the holy word

In the scheme of life

It’s all absurd


君が教会に行って

聖書の尊い言葉を読むのは

処世術のため

まったくばかげてる


They don’t care

They’d kill for the money

Do or dare

The thrill for the money


彼らはなんとも思っちゃいない

お金のためなら人を殺すことだってするし

お金のスリルを楽しんでる


You’re saluting the flag

Your country trusts you

Now you’re wearing a badge

You’re called the just few

And you’re fighting the wars

A soldier must do

I’ll never betray or deceive you my friend but


君は国旗に忠誠を誓い

国からお墨付きをもらい

今じゃ、勲章も身につけてる

数少ないエリートだと言われ

そして、戦争をたたかうことになる

兵士としては従うしかないよね

僕は、君を裏切ったり

友達をだましたりなんてしない。でも・・


If you show me the cash

Then I will take it

If you tell me to cry

Then I will fake it

If you give me a hand

Then I will shake it

You’ll do anything for money


君がお金を見せてくれるのなら

僕は受け取るよ

泣けと言われれば、泣くふりをするし

握手を求められれば、喜んで応じる

人は金のためならなんでもするんだ


[Chorus:]

Anything

Anything

Anything for money

Would lie for you

Would die for you

Even sell my soul to the devil


どんなことでも

なんであっても

金のためならなんでもする

嘘をつくことも

命に関わることも

魂を悪魔に売っても構わない


(繰り返し)


[Verse 2]

Insurance?

Where do your loyalties lie?

Is that your alibi?

I don't think so


保険だって?

じゃあ、君の忠誠心はどこにある?

それが君のアリバイ?

そうは思えないね


You don't care

You'd do her for the money

Say it's fair


なんだっていいのさ

お金のために彼女をだましても

悪いことはしてないって言う


You sue her for the money

Want your pot of gold

Need the Midas touch

Bet you sell your soul

Cause your God is such


君はお金のために彼女を訴える

金のなる木が欲しいのさ

触れるものすべてが金に変わるなら

君は魂を売りかねないね

だって、君の神はそんなものだから


You don't care

You kill for the money

Do or dare

The thrill for the money


なんだっていいのさ

お金のために人を殺すことだってするし

お金でスリルを楽しんでる


Are you infected with the same disease of lust, gluttony and greed?

Then watch the ones

With the biggest smiles

The idle jabbers... Cause they're the backstabbers


君も同じ病気にかかってるんじゃない?

好色と大食いと強欲の病気だよ

それなら、満面の笑みを浮かべてる

彼らをよく見ておけよ

何もせず、ただべちゃくちゃとしゃべってる・・・

彼らは、いきなり人を裏切るから


If you know it's a lie

Then you will swear it

If you give it with guilt

Then you will bear it

If it's taking a chance

Then you will dare it

You'll do anything for money...


嘘だってわかっていても

君は本当だと誓うだろう

罪の意識を感じても

その気持ちを押さえ込み

もし、チャンスが転がり込んできたら

君は何だってする

人はお金のためなら、なんだってやるんだ


[Chorus]

Anything

Anything

Anything for money

Would lie for you

Would die for you

Even sell my soul to the devil


どんなことでも

なんであっても

金のためならなんでもする

嘘をつくことも

命に関わることも

魂を悪魔に売っても構わない


(繰り返し)


[Verse 3]

You say you wouldn't do it

For all the money in the world


世界中のお金を積まれたって

そんなことはしないと君は言う


I don't think so

If you show me the man

Then I will sell him

If you ask me to lie

Then I will tell him


でも、僕はそうは思わない

もし、そんな男に会ったら

僕がそいつを売り飛ばす

もし、僕に嘘をつけというなら

僕はそいつに嘘をつく


If you're dealing with God

Then you will hell him

You'll do anything for money


もし、君が神と取引するなら

君は神さえも地獄に送るだろう

人はお金のためなら、なんだってやるんだ


Anything

Anything for money

Would lie for you

Would die for you

Even sell my soul to the devil

Anything

Anything

Anything for money

Would lie for you

Would die for you

Even sell my soul to the devil


どんなことでも

なんであっても

金のためならなんでもする

嘘をつくことも

命に関わることも

魂を悪魔に売っても構わない・・・


(繰り返し)


[Background Sounds]

If you want it, earn it with dignity, Vanderbilt, Morgan, Trump, Rockefeller, Carnegie, Getty, Getty, Getty, …


もし、金が欲しいのなら尊厳をもって稼げ、ヴァンダービルト、モルガン、トランプ、ロックフェラー、カーネギー、ゲッティ、ゲッティ、ゲッティ、...


(訳:yomodalite)


誰が大統領でもかまいませんが、マイケルは永遠に私の「王様」!


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by yomodalite | 2017-01-26 07:00 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “2000Watts”

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『インヴィンシブル』からの和訳12曲目は『2000Watts』。この曲は、共作者でもあるTyrese Gibson のアイデアから作られた曲で、Tyreseの「Watts」は、彼が育ったロスアンジェルスの黒人スラム街のこと。彼は貧困にあえぐWatts地区のために、「2000Watts」というタイトルの作品を考えていたようですが、このタイトルを気に入ったマイケルは、Tyreseが設立した基金に曲の収益金を寄付し、Tyreseのアルバム「2000Watts」は、インヴィンシブルより後の2001年に発売されることになりました。


Tyreseがこのタイトルを思いついたのは、1998年に、科学者たちが増え続けるエネルギー消費の問題に取り組むため、「2000ワット社会(2000-watt society)」という政策がクローズアップされた影響もあったように思えます。


ただ、マイケルの『2000Watts』は、Watts地区とも、2000ワット社会とも関係なく、爆音好きのMJが、復帰作に込めた思いや、また、プレステVRで、マイケルが見れたらなぁと思ったファンは多いと思いますが、MJも16年前からその実現を考えていた様子なども伝わってきて、


当時は、今まで聞いたことのない低い声に戸惑い、あまり聴かなかった曲のひとつだったのですが、今聞いても新鮮で、永遠に続く彼の果てしない野望の一端が、エロとおふざけにコーティングされているところもたまらない。


ダブルミーニングな単語の羅列が基本になっているので、訳し方は色々ありそうですが・・・







2000 Watts


Intro(Teddy Riley)

You may now apply (you may now apply)

Your 3D glasses (your 3D glasses)

As we proceed (prepare for proceed)


3Dグラスを装着せよ

我々は、徐々に移行する


2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)


2000ワットへ・・・


VERSE 1

Bass note, treble, stereo control, how low you go

Just enough to make your juices flow

Press play, don’t stop, rotate, too hot

You feel I’m real

I’m everything you need, so tell me what’s the deal


低音は最高レベルに合わせた、どこまで “下” に行けるかは

君の限界次第だね

プレイボタンを押したら、そのまま回し続けて、熱くなれ

僕をリアルに感じただろう

僕は、君が欲しいものすべて

さあ、なにが欲しいのか言ってごらん


CHORUS

2000 watts, 8 ohms, 200 volts, real strong

Too much of that, fuse blown

Be careful what you say don’t overload

2000 watts, 8 ohms, 200 volts, real strong

Too much of that, fuse blown

Be careful what you say don’t overload


2000ワット、8Ω、200ボルトで、マジ強烈

スゴ過ぎてイっちゃうから

声を出し過ぎないように


VERSE 2

(3D D D D D) 3D, high speed, feedback, Dolby

Release two or three

When I reach I can go ‘til I hit my peak

Compact steelo, chico, D-Lo, highpost lady(*1)

Shorty really wanna be there for me


3D、ハイスピード、フィードバック、ドルビー

2、3曲ブッ放して、そこからさらに頂点まで突っ走る

ミニマムな生活が好きなやつも、少年や、隠れゲイや、お高くとまったレディも

すぐに僕を追いかけたくなるはず


2000 Watts, 8 ohms, 200 volts, real strong

Too much of that, fuse blown

Be careful what you say don't overload

2000 Watts, 8 ohms, 200 volts, real strong

Too much of that, fuse blown

Be careful what you say don't overload


2000ワット、8Ω、200ボルトで、マジ強烈

スゴ過ぎてイっちゃうから

声を出し過ぎないように


We now prepare to take you to the next level (yeaa)

2000 watts, 8 ohms, 200 volts (all right now)

(Are you ready?)

Voltage, high

Aaahh!


我々は、次のレベルへと突入する

2000ワット、8Ω、200ボルト

準備はいいか?

ボルテージを上げて

Aaahhーーー!


2000 watts (2000 watts) (What?!)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts) (dolby®)

3002 watts (2000 watts) (What?!)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts)

2000 watts (2000 watts) (Three dimentional)


2000ワット(何だって?!)

2000ワット(ドルビーサウンド)

2000ワット(3D)


3D, high speed (high speed)

Feedback, dolby (baby)(*2)

Release (heehee)

When I reach I can go ‘til I hit my peak(3D, 3D, 3D now)

Compact (come on)

Speed low, she flow (D-Lo)(*1)

D-Lo (D-Lo) 

High post lady (high post)

Shorty really wanna be there for me(Come on, come on, come on)


3D化に、ハイスピードで

反応して、雑音なんかかき消すよ

リリースしたら、そこから頂点まで突っ走るんだ

ぎっしり詰め込んで

スピードを落としたり、彼女に合わせて

音を低くしたりして

お高くとまったレディも

すぐに僕を追いかけたくなるはず


2000 Watts, 8 ohms, 200 volts, real strong

Too much of that, fuse blown

Be careful what you say don't overload(don't you overload)

2000 Watts, 8 ohms, 200 volts, real strong(baby, don't you overload)

Too much of that, fuse blown

Be careful what you say don't overload(don't overload)

2000 Watts, 8 ohms, 200 volts, real strong

Too much of that, fuse blown(baby)

Be careful what you say don't overload

Dance!

Don't you overload

Baby...


2000ワット、8Ω、200ボルトで、マジ強烈

スゴ過ぎてイっちゃうから

声を出し過ぎないように

そして、ダンス!

イキ過ぎには注意だよ

ベイビィ・・・


(訳:yomodalite)

_________


(*1)D-Lo / "down low" という意味と、主に黒人コミュニティで使われる俗語、クローゼットホモセクシャル(カミングアウトしていないゲイ)の男性という2つに意味で使われていると思う。それと、Compact steelo は、ステレオではなく、steelo(=スタイル)です。


(*2)ドルビーは、1965年に設立された「ドルビーラボラトリーズ」が開発した今も幅広く使用されている技術ですが、音声のノイズリダクションが基本なので、このパラグラフでは、そういった意味を加味してみました。


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by yomodalite | 2016-12-21 12:30 | マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “Heaven Can Wait”

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『インヴィンシブル』からの和訳11曲目。プリンスのあと、マイケルの訳詞を紹介すると、MJの言葉が軽く見えてしまわないか心配なので、ちょっぴり言い訳からw


プリンスが書く歌詞は、彼が尊敬するジョニ・ミッチェルなどと同じく、英米詩人の系譜に連なるものですが、マイケルは大変な読書家でありながら、文学的に評価されるような様々なテクニックをほとんど使っていません。


それは、プリンスが「One Song」で言っていたように「知恵の樹を選ぶ必要はない」ことをプリンス以上に理解し、知恵の樹の実(禁断の果実)を選ぶ前の人間の状態、すなわち「無垢な状態」を学ぶことの方に一生懸命だったからこそ、なんです!(鼻息w)



私は、マイケルの言葉に取り憑かれている人間のひとりですが、彼の言葉の意味を見出すための、メタファーや裏読みといったレトリック分解はまったく意味を成さない、と思っています。KING OF POPの世界は、そのような小さな世界とは無縁だと。


ジョセフ・ボーゲルは『Heven Can Wait』について、

これは、死から逃れたいという欲求についての歌だ。ついに愛と喜びを見つけた男は、それを奪われることを恐れるようになる。・・・曲の最後でマイケルは歌う。「僕たちをそっとしておいて」(しかし、興味深いことに最後の最後にはあえぐように「僕をそっとしておいて」と歌っている)。曲の後半で歌われる痛ましい感情は、真に迫っている。彼が本当に恐れているのは、死ではなく、別れ、孤独に戻ること。『Heven Can Wait』は、時間を請い求める歌ーー何の妨げもなく愛し愛される時間を求める歌なのだ。(『コンプリート・ワークス』より)

と書いていますが、私は、マイケルが別れや孤独に戻ることを、死よりも恐れていたとは思いません。彼にとって別れは、新たな出会いのためであり、また孤独について彼は、

彼女たちは、僕の孤独を分かち合いたがっているように見える。でも、僕は誰にもそんなことは望んでいない。僕は、自分が世界で一番孤独な人間のひとりだと信じている。(『ムーンウォーク』)

と答えていました。


この曲はテディ・ライリーのデモから創られているのですが、「僕たちをそっとしておいて」の最後が、BAD時代のヒット曲「Leave Me Alone」と同じく「僕をそっとしておいて」になっているのは、特にMJらしい部分だと思います。マイケルが歌うと、「ふたりきり」も、「ひとりきり」も、私も、あなたも、生きることも、死ぬことも、溶け合っていくんですよね・・。



自分の愛は惜しみなく与えた、もう神への使命を果たせたのではないかという思いと、まだ永遠の命には足らないのではないか、という不安。そして、あらたに加わった父親として、子供を育てるという役目・・私には、そんなことが交錯して感じられる曲です。






Heaven Can Wait


CHORUS

Tell the angels no, I don't wanna leave my baby alone

I don't want nobody else to hold you

that's the chance I'll take

Baby I'll stay, Heaven can wait

No, if the angels took me from this earth

I would tell them bring me back to her

it's the chance I'll take, maybe I'll stay

Heaven can wait


天使に言うよ、僕のベイビィをひとりにしたくないって

君がほかの誰かに抱かれるなんて嫌なんだ

運に賭けるしかないけど、

僕はここにとどまる、天国は待ってくれる

行けないよ、天使たちが僕をここから連れ去ったとしても

僕は、彼女の元に戻してほしいって言う

運に賭けるしかないけど、きっとここに居られるよ

天国は待ってくれる


You're beautiful, wonderful, incredible, I love you so

you're beautiful, each moment spent with you is simply wonderful

This love I have for you girl it's incredible

And I don't know what I'd do,

if I can't be with you

The world could not go on so every night I pray

If the Lord should come for me before I wake

I wouldn't wanna go if I can't see your

face, can't hold you close

What good would Heaven be

If the angels came for me I'd tell them no


君はきれいで、素晴しくて、信じられないほど、愛してる

美しい君、君と過ごした一瞬一瞬がただもう素晴しくて

僕の君への愛は桁外れだから

もし君と一緒にいられなくなったら

僕はどうしたらいいのかわからない

世界が続くのかさえも・・だから毎晩祈るんだ

もし目覚める前に、主が迎えに来たとしても

行きたくないよ

君の顔を見られず、抱きしめることもできないのなら

天国なんてどこがいいんだろう

もし、天使が来たって、僕は行かないって言うよ


CHORUS


Unthinkable

Me sitting up in the clouds and you're all alone

The time might come around

when you'd be moving on (moving on)

I'd turn it all around and try to get

back down to my baby girl

can't stand to see nobody kissing, touching her

couldn't take nobody loving you the way we were

What good would Heaven be

If the angels come for me I'd tell them no


考えられないよ

僕が雲の上にいて、君がひとりぼっちだなんて

そんなときが来るかもしれない

君が次の愛へと進んでいくなら

僕はなんとしてでも君の元へ戻ろうとするだろう

君が誰かとキスしたり、触れられているだなんて耐えられないんだ

僕らのように愛しあうなんて、誰にもできない

天国のどこがいいんだろう

天使が迎えに来たって、僕は行かないって言うよ


CHORUS


Oh no, can't be without my baby

Wont go, without her I'd go crazy

Oh no, guess Heaven will be waiting

Ooh

Oh no, can't be without my baby

Wont go, without her I'd go crazy

Oh no, guess Heaven will be waiting

Ooh


もう、君なしじゃいられない

行きたくない、君がいなかったら僕はおかしくなってしまう

いやだ、天国に行くのは、もっと後でいいから・・・


CHORUS


Just leave us alone,

Leave us alone, leave us alone

Please leave us alone

Leave me alone

Please leave me alone

I said leave me alone


僕たちにかまわないで

ふたりっきりにしておいて

僕たちだけでいたいんだ

僕にかまわないで

お願いだから、放っておいて

僕にかまわないで、って言っただろう


(訳:yomodalite)


この男性(マイケル?)は、普段から、天使と会話していて、最初、「天使に言うよ、僕のベイビィを・・」と言っているのも、彼女に直接言っているというよりは、ひとりでいるときの感情かもしれませんね。


一番最後の、I said ・・は、天使に言っているようなので、天使のお迎えというシチュエーションと通して、現世の素晴らしさを表現しているというか・・


和訳の気になる点は、いつでも遠慮なくおしらせくださいませ。


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by yomodalite | 2016-12-16 07:00 | マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “Heartbreaker”

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マイケル訳はすでにたくさんの人がされているのですが、


002.gif スムーズな日本語にするために意訳の範囲を超えている。


002.gif 誤訳を恐れて、変な日本語を繰り出すものの、結局誤訳になっている上にw、それを土台に激しく自論を展開する。


002.gif 注釈だけは一見真面に見えるけど、妙な訳し方なうえに、珍妙な解釈までついてる。


002.gif 上記のどれにも当てはまらないけど、なにも伝わってこない。など、


ホント、和訳ってむずかしいですよね!


私訳も、過去最高を目指すという高い志で取り組んではいるものの、結局、上記をバランス良く取り入れた仕上がりなのかもw


そんな反省もあって、


今回はジョセフ・ボーゲル氏の本から引用します。


歌詞には、マイケルがこれまで何度も用いてきた比喩的な技法が用いられている。「Heart Breaker」は、誘惑と、はねつけられた愛情についての歌だ。「彼女の言葉は僕の心を操る」とマイケルは歌う。これは、「Heart Break Hotel」で始まり、「Billie Jean」、「Dirty Diana」、「Dangerous」へと繋がる、マイケルにとってはこだわりのあるテーマだ。彼はある種の女性「もしくは、そういった女性の象徴するもの」に対して、不信、恐怖さえをも感じていた ―― そして、もちろん、強い魅力も。(『マイケル・ジャクソン・コンプリート・ワークス』より)


また、『マイケル・ジャクソンの思想』の安富歩氏は、


魂を食らう恐るべきハラスメントの歌であり・・ハートブレイカーは、モラルハラスメントの概念と一致している・・・タガメ女とカエル男との死の舞踏がテーマで、その過程における被害者の正確な表現によって構成されている・・・『インヴィンシブル』というアルバムは、ハートブレイカーを巡って構成されている。(『マイケル・ジャクソンの思想』より)


と言われていますが、「ハラッサー」の悪魔化は、正義やポリコレ棒を振りかざす入り口にもなりかねないので、そういった注意も必要かと。


また、私訳では、安富氏ほか多くの人が採用した英詞とは異なるものを使用しましたので(特にラップ部分)、ヒアリングに自信のある方は、そちらのチェックもよろしくお願いします。


前書きが長くなりましたが、


結局、魅惑的な音とリズムにあふれたこの曲は聴けば聴くほどハマってしまって、どんな「ハートブレイカー」だろうと、マイケルにはかなわないということを証明しているのだと思いますw






“Heartbreaker”


1st VERSE

Deceitful eyes, she’s got those come get me thighs

She only knows how low that she can go

She speaks the lines that can control my mind

Wherever she goes I know my eyes follow

She blew a kiss, I swear that it was meant

Only for me, then spoke with her body

Her only goal is just to take control

I can’t believe that I can´t tell her no


偽りの眼、彼女は太腿をあらわにして僕を釣ろうとしている(*1)

彼女ができることと言えば、そんな下劣なことだけ

僕の心を操るために言葉を並べて

僕も、彼女の姿を追ってしまう

彼女が投げキッスをすれば、僕だけのものだと思い込み

それから、彼女はカラダにものを言わせる

彼女の目的はただ僕を支配したいだけなのに

イヤだと言えない自分が信じられないよ


CHORUS

That girl I can’t take her

Should have known she was a heartbreaker

That girl I can’t take her

Should have seen right through her, she’s a heartbreaker

That girl I can’t take her

Should have seen it coming, heartbreaker

That girl I can’t take her

Should have seen right through her

She’s a heartbreaker


あの娘は僕の手に負えない

ひとの心を破壊する女だってことに気づくべきだった

あの娘は僕の手に負えない

ひとの心を破壊する女だと見抜くべきだった

あの娘は僕の手に負えない

彼女が近づいてきたときに気づくべきだった

あの娘は僕の手に負えない

彼女のことをきちんと見ていれば、

ひとの心を破壊する女だとわかったはずなのに


2nd VERSE

She plays the game with such an innocent face

That I didn’t know heartbreaking was her case

Her actions confess and put me through the test

I was surprised that I was caught inside

Now she’s thinking that I will never know

She’ll keep playing until I let her go

But I hope in time that she will finally realize

I’m onto her game and she’ll get played the same


まるで罪のない顔をして、彼女はゲームを楽しんでる

彼女の目的が、ひとを傷つけることだとは思わなかったよ

彼女は色々と仕掛けてきて、僕は試されていった

彼女の策に嵌められるなんて思いもしなかった

今でも彼女は、僕が気づいたことを知らないだろう

彼女は、僕が別れを切り出すまでこのゲームを楽しむつもり

でも、最後には彼女が気づくことを祈るよ

僕も、彼女と同じゲームをしていたんだってね


CHORUS

That girl I can’t take her

Should have known she was a heartbreaker

(stepped over the line, baby)

That girl I can’t take her

Should have seen right through her, she’s a heartbreaker

(don’t you do it to me)

That girl I can’t take her

Should have seen it coming, heartbreaker

That girl, I can’t take her

Should have seen right through her

She’s a heartbreaker 


あの娘は僕の手に負えない

ひとの心を破壊する女だってことに気づくべきだった

(やり過ぎだよ、ベイビィ)

あの娘は僕の手に負えない

ひとの心を破壊する女だと見抜くべきだった

(もうやめてくれ)

あの娘は僕の手に負えない

彼女が近づいてきたときに気づくべきだった

あの娘は僕の手に負えない

彼女のことをきちんと見ていれば、

ひとの心を破壊する女だとわかったはずなのに


BRIDGE

I never thought that I’d stop dreaming about you

Stop being without you

But everyone told me so, to stop caring about you

And start being without you

But I’ll find a way to go and start doing without you

Stop talking about you

And what will she say?

They will say I was the man that got away(*2)


君のことを思い描かなくなり、

君がいなくてもよくなるなんて思ってもみなかった

みんなに君のことを想うのをやめろと言われたんだ

君との関係を絶つべきだと

僕はなんとか君なしでやっていく方法を

見つけるつもり

君について話すこともやめるよ

そしたら彼女はなんて言うかな?

みんなは、男の方が逃げ出したって言うだろうけどね


RAP(performed by Fat)(*3)

Can’t warn her, I thought it was love but it’s a game, huh?

When you’re dealing with emotions, it’s a pain, huh?

Take caution when you’re dealing with a stranger

I can’t change her

Now, your heart burning more places than you’ll see

It won’t heal from Pepcid AC

Go hard, player, she’s a star player

I don’ need this crap, huh?

I didn’t see the heartbreaker, so come on

(take it from me)


(Fat によるラップ)

彼女に忠告なんてできないけどね

俺が愛かと思ってたのは

ゲームだったんだな

気持ちをもてあそぶなんて、イタくない?

知らない相手とつきあうときは気をつけないとな

俺には彼女は変えられない

今、おまえの胸の中は

自分が思ってる以上に焼き尽くされて

胸焼けの薬じゃ治らない(*4)

必死にやるしかないけど

彼女はスタープレイヤーだからな

俺はこんなくだらないのはやだね(*5)

心を破壊する女なんか知るか、やめとけって

俺のいうことを信用しろ(ここだけMJ


CHORUS

That girl I can’t take her

Should have known she was a heartbreaker

That girl I can’t take her

Should have seen right through her, she’s a heartbreaker

That girl I can’t take her

Should have seen it coming, heartbreaker

That girl I can’t take her

Should have seen right through her

She’s a heartbreaker


あの娘は僕の手に負えない

ひとの心を破壊する女だってことに気づくべきだった

あの娘は僕の手に負えない

ひとの心を破壊する女だと見抜くべきだった

あの娘は僕の手に負えない

彼女が近づいてきたときに気づくべきだった

あの娘は僕の手に負えない

彼女のことをきちんと見ていれば、

ひとの心を破壊する女だとわかったはずなのに


(訳:yomodalite)

__________


(*1)thoseが、deceitful eyes なのか迷うところですが、come-get-me-thighs だと解釈しました。


(*2)They will say の箇所は、She will say になっている歌詞もあります。


(*3)歌詞はこのサイトのものを採用(ラップ部分が特に異なります)

(*4)Pepcid AC/胃潰瘍・十二指腸潰瘍といった消化性潰瘍の治療に用いられる薬の名前。


(*5)こちらの動画では、

https://www.youtube.com/watch?v=bSDjcF2VLc8


最後の2行が下記になっています。


Go hard, playa, she a star player

I need Ritz cracker, I ain’t seen a heartbreaker, come on

俺に必要なのは、リッツクラッカー

ハートブレイカーなんて知るか、いいかげんにしろよ


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by yomodalite | 2016-11-26 17:29 | マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “Break Of Dawn”

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『Invincible』の和訳8曲目は、Break Of Dawn

ただただ、この世界に溺れていたくなる、休日にぴったりの曲。






“Break Of Dawn”

Hold my hand, feel the touch of your body cling to mine

You and me, makin' love all the way through another night

I remember you and I walking though the park at night

Kiss and touch, nothing much, let it blow just touch and go


僕の手を握って、君と僕の体が重なっていることを感じて

君と僕、ふたりでまた一晩中、愛しあってしまったね

君と公園を歩いたあの夜のことを思い出すよ

キスして触れていくうちに、抑えきれなくなって・・


Love me more, never leave me alone by house of love

People talk, people say what we have is just a game

Oh, I'll never let you go, come here girl

Just got to make sweet love 'til the break of dawn


もっと愛してほしい、この愛の巣で、僕ひとり置き去りにしないで

人々は皆、僕たちの愛をただの遊びだと言うけど

僕は、絶対に君を離さない、さあ、ここにおいで

ふたりで愛しあおう、甘く優しく、夜が明けるまでずっと


[CHORUS]

I don't want the sun to shine I wanna make love

Just this magic in your eyes and in my heart

I don't know what I'm gonna do I can't stop lovin' you

I won't stop 'til break of dawn makin' love


陽が昇らなくたっていい、ずっと愛し合っていたいから

君の瞳と僕の心にかかった魔法を

どうしたらいいのかわからないけど

君を愛さずにはいられないんだ

夜が明けるまでずっと、愛しあっていたい

Hold my hand, feel the sweat, yes you've got me nervous yet

Let me groove, let me soothe, let me take you on a cruise

There's imagination I bet you've never been there before

Have you ever wanted to dream about those places you've never known


この手を握って、汗を感じて、ねえ、君がこんなに高ぶらせているんだよ

激しくしたり、鎮めたりして、君を別世界に連れて行くから

一度も想像したこともない世界へ

そんな未知の世界を夢見たことがあるだろう?


Break of dawn, there's no sun up in the sky

Break of dawn, I can see it in your eyes

Break of dawn, girl you got to understand

It's the way that I love you, let me show you I'm your man

Break of dawn


夜が明ける、ここでは陽が昇ることはない

夜が明ける、僕に見えるのは、君の瞳の中の太陽だけ

夜が明ける、君にもわかるよね

これが、僕の愛し方、僕が君の男だってことを

夜が明けるまで

[CHORUS x 2]

Let’s not wait, the sun is out, let's get up and let's get out

It's the day, a brand new day, let's both go outside and play

Let us walk down the park, makin' love ‘til it's dark

Let me move, let me soothe, 'til the break of dawn and you know it's true, oh


陽が昇ったら、待ってないで、起き上がって出かけよう

この新しい1日を、外でも楽しまなきゃ

僕たちは公園を歩き、暗くなるまで愛しあうんだ

僕について来て、君を鎮めてあげる、夜が明けるまでずっと

そうしたら、君にも真実がわかるよ、きっと


[CHORUS x 3]


(訳:yomodalite)


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by yomodalite | 2016-11-23 07:00 | マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “The Lost Children”

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ここ数ヶ月アメリカ大統領選のことが気になって、あちこちネットを徘徊する日々だったのですが、ずっと政治運動をしてきた人々はしかたないとしても、ファンに投票を促したり、候補者を指示するだけでなく、対立候補やその支持者を愚か者とまで蔑むようなアーティストが多くて失望してしまいました。

2007年のインタビューで、ヒラリーとオバマのどちらを支持するか?と聞かれたマイケルは、

それについてはフォローしてない。僕らは人間が世界の問題が解決するということを当てにしないように育てられたんだ。人々にはそれが出来ないというのが、僕の見方でもある。

と答えました。黒人初の大統領が誕生するというときも冷静だったKINGの姿勢に、今は以前よりもずっと尊敬の念を抱きますし、彼が子供のことばかり話していたことも昔とは違った感覚でわかるようになってきた気がします。

子どものときは、誰もが、黒人や白人や日本人だなんていう区別もなく、個性のために違いを演出したり、こうでなければならないという宗教的規範や、政治的信条もなく人を見ている。でも、大人が判断していることは、それぞれ世の中が良くなるように考え出されたものであっても、それが人々を分断し、新たな争いの種になっていても、誰も自分の間違いに気づかない。

紛争地帯に住む子どもたちは、戦争によって、開発途上と言われる国で暮らす子どもたちは、貧困によって、そして、先進諸国で暮らす子どもたちは、大人たちが決めた社会のルールや規範のために、世界中の誰もが子供時代に「こども」として過ごすことが出来ず、未来を自由に描くことができなくなっている。

『Invincible』の和訳7曲目は、The Lost Children。

2001年のインタヴューで、『インヴィンシブル』の中でもっとも気に入っている曲として、「Unbreakable」「Speechless」と共に選んでいた曲です。

私たちはみんな「Lost Children」なのだと、マイケルは言っているのではないでしょうか。





The Lost Children

We pray for our fathers, pray for our mothers
Wishing our families well
We sing songs for the wishing, of those who are kissing
But not for the missing

僕たちは、父のために祈り
母のために祈り
家族が健やかであることを願う
僕らはそれを歌にし、
キスをしている人々のために捧げる
でも、見失ったもののことは・・・

So this one's for all the lost children
This one's for all the lost children
This one's for all the lost children, wishing them well
And wishing them home

だから、この歌はすべての迷い子のために
これは、すべての迷い子のための歌
この歌を、すべての失われた子供たちへ
みんなが良くなるように
そして、帰るべき場所に戻れますように

When you sit there addressing, counting your blessings
Biding your time
When you lay me down sleeping and my heart is weeping
Because I'm keeping a place

自分が恵まれていることを言い聞かせながら
いいときを待つんだ
君が僕を眠りにつかせようとしてくれるとき
僕の心は涙に濡れるよ
僕には帰る場所があるんだってね

For all the lost children
This is for all the lost children
This one's for all the lost children, wishing them well
And wishing them home

この歌を、すべての迷い子たちへ
これは、すべての迷い子のための歌
この歌を、すべての失われた子供たちへ
みんなが健やかでありますように
そして、帰るべき場所に戻れますように

Home with their fathers,
Snug close and warm, loving their mothers
I see the door simply wide open
But no one can find thee

家には父さんたちと
心地よく包みこんでくれる、愛しい母さんたち
僕にはドアが大きく開け放たれていることがわかるけど
誰もあなたを見つけられない

So pray for all the lost children
Let's pray for all the lost children
Just think of all the lost children, wishing them well
This is for all the lost children
This one's for all the lost children
Just think of all the lost children
Wishing them well, and wishing them home

だから祈るんだ、すべての迷い子のために
すべての迷い子のために祈ろう
すべての失われた子供たちのことを思って
みんなが健やかでありますように
これは、すべての迷い子のための歌
この歌を、すべての失われた子供たちへ
すべての失われた子供たちのことを思って
みんなが健やかで
そして帰るべき場所に戻れますように

(訳:yomodalite)

かなり迷った箇所があります。あとから変更することもあると思いますが、いつもどおり気になる点は遠慮なくご指摘くださいませ。


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by yomodalite | 2016-11-07 06:00 | マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

和訳 “You Are My Life”

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『Invincible』の和訳、6曲目は “You Are My Life”。


マイケルは、911テロのあとに行われた2001年のOnline Audio Chatインタヴューで、今後の人生で1曲しかパフォーマンス出来ないとしたらどの曲にしますか?という質問に、


1曲には絞れないけど、Heal The World、Speechless、それからかなり迷った末に、You Are My Life を選び、


その理由として、


うん、すごくメロディックという点が大事なんだ。こういった曲から重要なメッセージを受け取るとしたら、それは、時や場所を超えて、永遠だってことでしょう。

この曲をライブで聴くことが出来なかったのは本当に残念ですが、続けてインタビュアーが、


もうひとつ質問、実はぜひ聞いてみたかったんですが、あなたも知っているように、ニューヨークや、ワシントンDCで恐ろしいテロ攻撃があって、こんなときに自分の役割をどう感じていますか?あなたはワシントンでチャリティコンサートを行いましたが、そういった場所で、音楽を通して、アーティストとして、この難しい状況の中で人々に何をするのがいいと思いますか?


と尋ねると、


自分自身ができること、自分が持っている才能や技術・・天から授かったものを与えればいいんだ。そういったときにみんなが必要としている現実逃避の感覚をもたらすために、僕たちはここにいるんだから。


君が画家なら絵を描き、彫刻家なら彫刻を作り、作家なら書くべきで、作曲家なら曲を作り、ダンサーなら踊りを捧げ、いくらかの愛と喜びとひとときの夢を与えて、あなたが心から気にかけていること、彼らのためにそこにいることを示すこと。


遠くからじゃなくて、実際に長い時間をかけてそばまで行ってそうする。僕がやってきたのはそういうことで、他の大勢の人もそんな風に気にかけて助けてきたんだ。そういうことが重要なんだよね。


と答えていました。


マイケルの愛は、欲しがるものでなく、ギブアンドテイクでもなく、ただ与えるもの。自分のことをわかってくれる特別な「君」が、いつかは現れるのではなく、与えられるものがあると気づいて、自分が愛することをしていたら、自分も愛されていたと気づくようなもの。ではないでしょうか。


アルバムでは、前回紹介した “Privacy” はこの曲のあと。こういった穏やかさと、怒りが交互に織り込まれているのも、マイケルのアルバムの特徴ですね。







“You Are My Life”


Once all alone

I was lost in a world of strangers

No one to trust

On my own, I was lonely

You suddenly appeared

It was cloudy before but now it's clear

You took away the fear

And you brought me back to the light


僕は昔ひとりぼっちだった

見知らぬ人々の世界で、自分を見失い

信じられる人など誰もいなかった

そこでは自分しかなくて、孤独だったんだ

そんな僕の前に君が突然現れて

曇っていた心が今は晴れ渡っている

君は僕の恐れを取り払って

光のもとへ連れ戻してくれたんだ


[Chorus:]

You are the sun

You make me shine

Or more like the stars

That twinkle at night

You are the moon

That glows in my heart

You're my daytime my nighttime

My world

You're my life


君は僕の太陽

君の光で僕は輝いてる

君は星のように

夜空に輝いていて

君は月のように

僕の心を照らしてくれる

君は昼も夜も

僕のすべて

君こそが僕の人生なんだ


Now I wake up everyday

With this smile upon my face

No more tears, no more pain

'cause you love me

You help me understand

That love is the answer to all that I am

And I'm a better man

Since you taught me by sharing your life


今の僕は毎朝

微笑みとともに目覚める

泣くこともなく、痛みもない

君が僕を愛してくれるから

君が気づかせてくれたんだ

愛こそが僕が求めていたすべてだってことを

僕は前よりずっと良くなれたよ

君が僕と人生を分かち合ってくれたから


[Chorus]


You gave me strength

When I wasn't strong

You gave me hope when all hope is lost

You opened my eyes when I couldn't see

Love was always here waiting for me


僕がくじけそうなとき

君は勇気を与えてくれた

僕が絶望しているときも

君は希望の光を与えてくれた

僕が光を見失っているとき

君は僕の目を見開いて教えてくれたんだ

愛が僕のそばにずっとあったことを


(訳:yomodalite )





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by yomodalite | 2016-11-02 06:00 | マイケルの言葉 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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