カテゴリ:現代文化・音楽・訳詞( 131 )

松尾伴内とプリンスの共通点・・・

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「ゴロゴロ、ゴロゴロ・・・あーあ、バンクシーがお忍びで大阪に来て、私にだけ作品がある場所、教えてくれないかなぁ・・」(→関連記事)

ふぅーーーそういえば、、

西川貴教が『ミュージックポートレート』で選曲したせいで、久しぶりにヴァンヘイレンの「Jump」を見たんだけど、エディ・ヴァンヘイレンって、中川家のお兄ちゃんにクリソツだよねw


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ていうか、、あれからなんだかんだ意外と泣いてて思ったんだけど、こんなときのために、プリンスのありえね〜衣装の写真を集めておくんだったなって。。。

関西の人しかわからないと思うけど、

明石家さんまが関西で長年やっている番組に「痛快!明石家電視台」っていうのがあって、そこで何十年(?)もやってる定番ギャグ・・・



さんまちゃん:それは女物だよね?



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プリンス:男女兼用でございます!


さんまちゃん:それ、前についてるの何?



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プリンス:チュンチュンチュルリラです!





・・・っていうネタにもっと「ぴったり」なやつを、揃えておくべきだったよ(悔)








↓番組では毎回言ってるような気がしたんだけど
動画で探すのは苦労した「男女兼用です!」
プリンスの「5.5分袖です!」や、
「シンシンシースルー」な衣装も
アップしたかったなぁ・・







マイケルが旅立ったとき、連日朝から晩までなんども特集してたMTVも、毎日「パープルレイン」と、「1958−2016」っていう画面を流すだけで、そんなには特集されてなくて、TVの番組表には「洋楽ナツカシビデオ・ラブソング特集としか書かれていなかった番組で「Betcha by Golly Wow!」と、The Most Beautiful Girl In The Worldの2曲かかったところに、ちょっぴり「追悼」意識が感じたられたぐらいかな・・・



それでは、今日の1曲、
松尾伴内さんにも似合いそうなチュンチュンチュルリラな衣装で、
プリンスの「The Most Beautiful Girl In The World」!!!






残念ながら動画が消されてしまったので、
伴内チックな衣装だけ
写真で押さえておくね。


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by yomodalite | 2016-04-25 15:59 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

プリンスは永遠

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プリンスが亡くなった。

今は驚いた、という以外に心境を表す言葉がなくて、不思議と悲しいという感情さえ湧き上がってこない。

たぶん、、プリンスに対して元々人間的な感覚をあまりもっていなかったからだと思う。私の中では、彼はCDの中にいる人で、それも何度か聴いているうちに、すぐに新しいのが出て、ただ聴くことでさえ、追いつくことができないし、必ずしもリアルタイムで買っていたわけではないせいか、アルバムからその時代時代の自分を思い出すなんてこともない。

こんなにも音楽を創り続けるなんて、いったいどんな生活なんだろう。と想像しても1ミリだって想像もつかなかったけど、それでいてプリンスの私生活を知りたいという気にもならなかった。

彼が亡くなったことで、これから彼の人生はもっと「語られる」ことになるのかもしれないけど、大勢の人が納得できるような物語にすることなんて絶対にできないと思う。



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西寺郷太氏の『プリンス論』の巻頭言。
あの男の話をしてくれ、詩の女神(ムーサ)よ、
術策に富み、トロイアの聖(とうと)い、城市を攻め陥としてから、ずいぶん諸方を彷徨って来た男のことを。
ーー ホメーロス『オデュッセイアー』呉茂一訳、岩波文庫



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もしも、「プリンスの楽曲を一曲も知らない」という人がいたならば、その人は幸運だと。「ポップミュージック史上最高の天才」の魔法を、この瞬間、ゼロから体感できるのだから・・・『プリンス論』より

幸運・・なのかな。

とりあえず、これぐらいは聴いてきた私だけど、


彼が遺した膨大な音楽をすべて聴くまえに、人生が終わってしまいそう。



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だから、まだの人は本当に急いだ方がいい。
私たちが100歳まで生きたところで、彼は永遠に先を行っているんだから!



Gold original video






スターって、地上からいなくなってもずっーーーと輝き続ける人のことを言うんだなぁ・・

ああ、やっぱり涙が出てきちゃった・・

私と同じ時代に生きてくれて、ありがとう!

いっぱい、いっぱい、素敵な音楽を遺してくれて、、本当に。。



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by yomodalite | 2016-04-22 11:04 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

追悼デヴィッド・ボウイ:Oh You Pretty Things

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有名人の死はいつも突然で、亡くなったその日にお悔やみの言葉を書いたことはない。マイケルのことも旅立ちから1ヶ月以上過ぎてから、ようやく書き始めた。でも、ボウイに、ありがとうを言うのは、きっと今日しかない。



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彼のアルバムは、小学生の高学年の頃、LPで3枚持っていて、ボウイというすごくかっこいい人を自分の物にしたような気がしていた。

それぞれ好きな曲があったけど、『Hunky Dory』に収められた「Oh You Pretty Things」を一番よく聴いていて、♪ Mamas and Papas insane〜You gotta make way for the Homo Superior〜ってとこだけ、よく歌っていた。

ボウイが、「君は間違ってなんかない。オカシいのは、君のパパとママの方だ」と言ってくれていると思って、勝手に力づけられていたのだ。

『地球に落ちてきた男』は、初めて2回見に行った映画で、ボウイから、イギーポップや、シド・バレットのことを知って、彼らのことも大好きになったけど、自分がボウイのような人になったり、彼のガールフレンドになることも出来ないとわかる年頃になり、どこに行っても「Let’s Dance」がかかっていた時代から、彼は、私にとって特別興味がある人ではなくなった。

数日前に新作ヴィデオを見て、ボウイが亡くなるなんて想像してなかったけど、でも、私の中では、彼はずっと「あの時代」のままで、いつでも「Oh You Pretty Things」を歌ってくれているし、

ずっとスターだった人が、本当のスターになり、しばし地球にいてくれた人が、宇宙のどこかに帰っていっただけだと思う。

Thank you David Bowie.

私はこの曲を聴くと、いつでも少女時代を思い出せるよ。あなたがどんな気持ちだったのかは、わからないけど・・私はとにかく励まされてた。






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by yomodalite | 2016-01-12 01:55 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(4)

Lo-Fangと、ため息と、瞬きもせず・・・

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今流れてるシャネルNo.5のCMで「The One That I Want」(オリジナルは映画『グリース』)をカバーしている、Lo-Fang。

最近よく聴いてたんだけど、今日初めて生で歌ってるのを発見。







音も、見た目も、タトゥーのない感じが新鮮・・・



シャネルNo.5のCMはこちら。





その他、

今日繰り返し聴いたのは・・・

フランツ・リスト 『3つの演奏会用練習曲』より「 ため息」
(宮原知子ちゃんのフリーの曲ね)







ゴールデン・ボンバーの鬼龍院翔が、ミュージックポートレイトで《本気の挑戦》というテーマで選んでいた、

中島みゆきの「瞬きもせず」


こちらは、COVERですが・・・









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by yomodalite | 2015-11-29 20:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

戸川純のライブに行った(梅田AKASO)

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家から、その場所へは、大勢の通勤客が家路につくコースを逆流するように歩いて行くとあって、到着すると、開演までまだ1時間以上あるのに、すでにライブハウスの前には大勢の人が待っていた。


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こういう場所に行くのは、ものすごく久しぶりなんだけど、開演前の会場では、ABCの「The Look Of Love」とか、ジャパンの「Life in Tokyo」とか、私が一番ライブハウスに行ってた時代の音楽が流れてて、その中で、すっかり忘れていたけど、一番懐かしかったがこの曲。


Altered Images "Happy Birthday"





この曲のあとに、Siouxsie & the Bansheesの「Hong Kong Garden」がかかったら、私が10代の頃に行ってたライブハウスの雰囲気のまんまで、






この雰囲気の間に始まらないかなぁって思ってたんだけど、会場の音楽テープは一巡して、「ラジオスターの悲劇」に戻り・・・とにかく、なんの演出もなく、メンバーがあらわれ始めると、私の隣にいた「サカナクションのファン」だと言うのが一番ぴったり来るような若い男の子をはじめ、長年のファンらしきグレイヘアのオジさまとか、絶対にメタルバンド好きって感じの全身タトゥーの方などなど、あちこちから、まるでアイドルに声をかけるときのような、「純ちゃーーーん」という声が響いた。

女性ファンの方が絶対に多いと思っていたけど、予想以上に男性ファンが大勢いた。「純ちゃん」は、私よりもずっと年上だし、腰を痛めたせいで、以前よりもかなりふっくらして、元気そうでもなかったのに、今でも、こんな風に愛されてるなんて・・と驚いたんだけど、やっぱり「パンク」だからかな。。あくまで、人生のタイミングの問題なんだけど、あの時代に、マイケル・ジャクソンではなく、ロンドン・パンクを聴いてて良かったなぁなんて、私が知らない曲が続いてるあいだに思ったりしていると、

空の彼方に浮かぶは雲
嗚呼我が恋愛の名において

「諦念プシガンガ」が始まって、

牛のように豚のように殺してもいい
いいのよ我一塊の肉塊なり

ソチ五輪で、ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』が始まったときのように、胸が締め付けられ、

月光も凍てつく森で
樹液すする私は虫の女・・・

“蛹化の女” で、ラフマニノフが終わったときのように涙が溢れ、

空を覆え、駅に溢れろ
火事に飛び込め、地下に這いずれ・・・

第一部の終わりに “昆虫軍” が続くと、全身の血が湧き立って「生理」が始まってしまう。


そこで第一部は終了し、休憩時間は、『ヒストリー・ティーザー』絡みで、今日買ったばかりのT・Sエリオットの『空ろな人間たち』を、ネットで原文を見ながら読みつつ、後ろにいた、メタル好きっぽい全身タトゥーのメンズが、知り合いらしい普通のOL風女子二人組に、空港で厳重なチェックを受けたときの話を関西弁で絶妙にしゃべっているのに耳を澄ましていると、あっという間に二部が始まって、


ジンジンジンジン、血がジンジン
梅も桜もほころびて

という “バージンブルース” で、もはや「出血」は抑えることはできず、


誇りや意地って何
ペシミスティックな話ね

“バーバラ・セクサロイド” で、踊りまくり、

“電車でGo” で一旦フィニッシュ。アンコールは“パンク蛹化の女” だった。

ああ、それはあなたを思いすぎて
変わり果てた私の姿・・・


「純ちゃん」は、腰の痛みからか、座っていても苦しそうだったけど、唄声は驚くほど変わってなかった。

自分が若い頃に好きだったスターが、ずっと若々しいままという嬉しさもわかるけど、自分と同じように、年をとり、衰えて、そうしてギリギリで頑張っている。という姿も、それと同じか、もっと大切で、愛おしいのだと、54歳になった戸川純に教えられるなんて、10代の頃は思ってもみなかったけど、

前方に陣取っていたファンの人たちが、「また、大阪に来てねーー!」と叫んでいて、私も、大阪で、今日ここにいた人たちと、また純ちゃんに会いたいと思った。


2014年の曲「lilac」






ライブが終了したのは、9時半ぐらい。ライブハウスから、家までゆっくり歩いても10時には着いてしまう。なんだかもったいない気もしたけど、帰宅したら、飲みに出かけたダーリンは、まだ帰ってなくて、真っ暗な玄関が1人暮らしのように、寂しくて、ちょっぴり新鮮にみえた。




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by yomodalite | 2015-11-12 11:04 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

プリンス私的ベストセレクション(1978ー2015)③

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②の続き・・・


ジミ・ヘンドリックスや、ジェームズ・ブラウン、マイルス・ディヴィスや、マーク・ボラン、そして、ジョニ・ミッチェルや、ディヴィッド・ボウイといった天才たちの要素をすべて兼ね備え、ギター・レジェンドでありながら、モダンダンサーのような佇まい、アメリカのポップスターらしくありながら、どこか第三世界のカリスマ的な雰囲気も漂わせ、中性的だけど、ゲイではなく・・・また、ミュージカルスターとしてのキャラ立ち具合や、「ピーターパン」感においても、マイケルを凌駕しそうになる、プリンスなんですが、


「1996 - 2015」は、プリンス自身の変化もあって、落ち着いた曲調のものからスタート。



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最初は、「Chaos And Disorder」から3ヶ月後にリリースされ、


ジャケットに鎖を引きちぎる両手が描かれ、「解放」と題された・・・「もう奴隷ではない」というプリンスの強い意志・・・マイテと結婚・・妊娠発表・・「祝福」のムードに拍車をかけた


という3枚組アルバム『Emancipation』から続けて5曲。でも、私の選曲ではそんなに楽しそうな感じになってないかもw とにかく粘っこく糸を引くようなソウルフルなボーカルが魅力の2曲と、アホ耳のダーリンからは、「これ、マイケルの曲?」と言われてた「Curious Child」、5曲目の「One Of Us」は、Joan Osborneで有名だけど、プリンスVerの方が、私は好き!(→訳詞)


6曲目からは、5曲続けて『Rave Un2 The Joy Fantastic』から。


こちらの曲の方が、むしろ、「マイテと結婚・・妊娠発表・・祝福のムード」といった穏やかさが感じられるかもしれないんですが、実は、離婚や子供の死という悲劇を経て、シンボルマークへの改名から、再びプリンス名義に戻した最初のアルバム。


11曲目は、『The Vault : Old Friends 4 Sale』から。下記はCDライナーより。


渋谷「とりあえずプリンスの新譜というのがこの『ザ・ヴォルト』なんですが、たとえば、この〈オールド・フレンズ・フォー・セール〉というサブ・タイトルはプリンス自身が付けたものなんですか」

井本「そうです。同名の曲も収録されていて、非常に皮肉っぽいタイトルなんですけどね」

渋谷「だけどまあ、このアルバムにはタイトルとして非常にピッタリというか」

高見「(笑)」

井本「ビックリ(笑)。つまり、Warner Bros.とプリンスの確執がこうした事情の背景にあることは、ライナー読んでるみなさんもわかってると思うんですけど、単純にこれをパッと見ると、Warner Bros.の方が自分のアーティストだったプリンスを最後に売り飛ばすっていうか、そういうニュアンスにも取れて、今となっては非常に皮肉なことになっていますよね」

渋谷「大体十年ぐらい録音年月日の広がりがあるわけですよね。その中から、プリンス自身が選曲したと考えていいんですか」

井本「そうですね」

渋谷「はっきりとした傾向性があるよね。わりと聴きやすい、すごくくいいアルバムじゃないですか。リスナー・フレンドリーになっているし、まあ、この辺の事情はこれからちょっとレコード会社の井本さんに解説してもらいますが、これは実はプリンスにとって不本意な作品かもしれないけれども、でも、聴く側にとってはすごく嬉しい作品だよ」

高見「うん。特に『ダイアモンド・アンド・パールス』以降の音の風通しのよさがあって、今、渋谷さんが言ったようにリスナー・フレンドリーな、かなりハイ・ファイな感じの音で、でもアンサンブル主体っていう、プリンスとバンドのミュージシャンシッブがよく出たアルバムになってるし」

渋谷「で、何故ここで出たのかというアルバムの経緯を井本さんに説明してもらいたいんですけれども。これはどういう経緯があるんですか?」

井本「えーと、96年に『カオス・アンド・ディスオーダー』がWamer Bros.からの最後のアルバムだよっていう形で出たのはみなさんよく御存知だと思うんですが、実はこの年にプリンスは『ガール6』っていうサントラを『カオス』の三ヵ月前に出してて、この時実は、『ガール6』、それから『カオス』、そしてこの『ザ・ヴォルト』、この三枚をほとんど同時に出そうとしていたんですよ。で、プリンスはその三枚をそれそれに単体で作ってて、それをWarner Bros.に『これを一年で出してくれや、それでもうお前んとことはさよならだよ』という出方できたんですが、当時Warner Bros.は『せめて一年に一枚にしてくれ』っていうポリシーを貫いていて、結局『ガール6』と『カオス』を合わせて二枚出すのが限界だったっていうことですね」

渋谷「となると、この作品はどちらかというとWarner Bros.の意志によってここまで引っ張られていたという風に考えた方が自然ですけど、プリンスとしては、あそこでいろいろな自分の局面を見せて終わりたいというところだったのかもしれないし、それにあの時点でこれを聴けた方が、ファンとしてはホッとしたよね(笑)」

高見「(笑)やっぱり『カオス』はかなりショッキングなレコードだったし」

渋谷「そうだね。あの、ささくれ立った気持ちがね。で、この作品がここに来て突然リリースされたというのは、レコード会社的にはどういう事情からなんでしょうか」

井本「えーと、プリンスは、例の『エマンシペーション』という三枚組アルバム以降は独自のディストリビューションをその度に変えるという特異な行動をとっていて、結局我々レコード会社としては、プリンスの動きが常に読めない。一方で、プリンスは作ったものをインターネットでバーンと出して、すぐに受注して通信販売で売る事ができる。その上、実はプリンスがWamer Bros.をはなれる時にある契約を交わしていたらしいんです。これは僕個人の推測なんですが、Wamer Bros.に『俺はアルバムを今から出していくけど、そのアルバムを出した直後とかには、このアルバム(『ザ・ヴォルト』)、あとWamer Bros.関連の音は出すな』っていうことだったんじやないかと。そうなるとWarnerBros.としては困っちやうんですよね。相手にインターネットとかっていう販売の仕方をされると・・・



で、、結局のところ、選曲した「The Rest Of My Life」は、92年にプリンスが手がけた『アイル・ドゥ・エニシング』という映画のサントラだったんだけど、映画の編集でプリンスの曲がカットされて・・・という曲。



12曲目は、プリンス論で、『Rave Un2~』と『Musicology』の間で、完無視されてる『The Rainbow Children』から「She Loves Me 4 Me」。


13曲目は、


みんなが大好きだった、あのプリンスが帰ってきた!」と叫びたくなるような衝動・・・僕の周囲にも「ずっとプリンスのことを深く好きにはなれなかったけれど、このアルバムをきっかけに他の作品も聴くようになった」と語る同世代や、若いミュージシャンも多い。


という『Musicology』から「Cinnamon Girl」。確かに『The Rainbow Children』はR&BやRockにはジャンル分けできないような音楽で、そのあと、ライブやインストアルバムが続いたので、プリンスの通常のアルバムとしては『Musicology』は、3年ぶりだったんですね。


14曲目は、


デヴュー30周年を射程に入れた47歳のプリンスは、もう一度時代にリンクした音を響かせることに成功したのだ。


という『3121』から。西寺さんが聴いて欲しいと言われているのは「Lolita」で、シングルカットは、”Te Amo Corazón”、”Black Sweat”、”Fury”ですが・・・「Beautiful, Loved & Blessed」も普通にイイ曲なんだってば(デュエット曲で、プリンスあんまり目立ってないけど)。


15曲目は、発売前にイギリスの新聞「デイリー・メール」の日曜版の付録として無料配布されたという『Planet Earth』から「Guitar」。私はプリンスがギターを弾いてる姿が大好物で、この曲は、そんなプリンスの素晴らしいギターが最も楽しめるかと言えば、そうとも言えなくてw、他にもっとカッコイイのがあると思うんだけど、、このあたりで曲調を変えたかった・・というセレクトです。


16、17曲目は、これも『プリンス論』で、『Planet Earth』から『ART OFFICIAL AGE』の間で、完無視された『LOtUSFLOW3R』から、普通に名曲「4ever」と、このアルバムのジャケットの印象とは違う感じの曲「$」。


18、19、20曲目は、ART OFFICIAL AGE』や『20Ten』のあと、こちらも、「あのプリンスが帰ってきた!」と叫んでいる方が多そうな最新アルバム『HITNRUN Phase One』から、嬉し恥ずかしウキウキ感満載の「フォーリンラブトゥナイト」(←ここはあえてカタカナw)、エロいシングル曲「This Could B Us」、このタイトルの意味がまだわからないけど、締め感のある「1000 X's & O’s」で!



動画は、最近のものではないですが・・・



2000年の『Rave Un2』のツアーで

『Let's Go Crazy』を歌う






元妻マイテと・・




プリンスの軌跡を辿るように聴いていたら、日本のミュージシャンの中には、マイケルファンもいっぱいいるけど、実際の音楽やスタイルに影響を受けているミュージシャンは、プリンスの方が圧倒的に多いような気がしました。

では、ようやく気が済んだので、、
マイケルに戻ります・・w




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by yomodalite | 2015-11-08 06:00 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

プリンス私的ベストセレクション(1978ー2015)②

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①の続き・・

さて、セレクトの説明が長くなってしまいましたが、実際の選曲は、CD-R1枚の限界まで収録して、


・1978 - 1996

・1996 - 2015


の2枚分の選曲。1996年は『Chaos And Disorder』と「Emancipation』で分割)



まず、「1978 - 1996」の方は、

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最初の曲は、


「あらゆる楽器を支配する、若き天才の「凄み」を伝えるためか、あるいはアルバム全曲が彼ひとりの演奏であることを強調するためか、曲ごとにプレイした23種類の楽器すべてが細かく列挙されている。ー『プリンス論』」


という、19歳10ヶ月でリリースされたデヴューアルバム『For You』のタイトルソング!


2曲目は、セカンドアルバム『Prince(愛のペガサス)』から、


「ノーナ・リーブス」でも、2011年のカヴァーアルバム『Choice』でこの曲をカヴァーした。個人的にプリンスが発表したシングルでも、指折りに愛している楽曲だ。」


という「I Wanna Be Your Lover」。アルバムヴァージョンは長尺(5:51)で、お気に入り曲に関してはロングの方が好むことが多い私も、この曲の後半部はなんか余計に長い感じがするので、ベスト版収録の短いヴァージョンをセレクト。


ここからは、曲の繋がり重視で、年代順になっていないのですが、ここでバラードを入れたくなったので、3曲目は、少し時代を進ませて、西寺氏が「人生の一枚を選べ」と言われたら迷わずこの作品をあげるというアルバム『Parade』の最後を飾るバラードで、この曲に勝るアルバム最終曲を知らないとまで絶賛する「Sometimes It Snows In April」。(たしかに、MJはマンミラを最後にもってくるとか、意外とこーゆー締め方しないんだよね・・)


4曲目は、ファンの多くが最高傑作アルバムに掲げる『Sign O' Times』から、「U Got The Look」。こちらもベスト版収録の短いヴァージョン。


5曲目は、少し時間を戻して『Dirty Mind』から、「When You Were Mine」


6曲目は、シングルとしてベスト版のみに収録されてる(だよね?)「Peach」


7曲目は、1990年代以降しばらく続くプリンスの新たな音楽嗜好を凝縮した再出発的な意味のある作品『Diamonds And Pearls』の表題作。


8曲目は、大ヒットアルバム『Purple Rain』の次作で、西寺氏がプリンスのすべてのキャリアの中でも彼の音楽家としての独自性を語る上で避けては通れない重要作であり、また速いテンポの曲が少ないという『Around the World In a Day』からのシングル「Raspberry Beret」。


9曲目は、時代錯誤感満載の物語で、惨憺たる結果に見舞われたとか、とにかく散々に言われているプリンスの映画『Graffiti Bridge』のサントラから。


10曲目は、西寺氏が僕個人の音楽的観点から、プリンスの全キャリアの中で指折りに好きなアルバムだという『Come』から、そのモノクロームのジャケットに相応しく、プリンスの低音ヴォイスが存分に味わえる「Solo」。


11、12曲目は、このあと改名することになるあの記号がタイトルになっている『Love Symbol』から、キング・オブ・ポップを自称し始めたMJへの対抗心も感じられる「My Name Is Prince」と、これまた、MJが大好きな数字がタイトルになっている「7」。


13曲目は、7曲目と同じ『Diamonds And Pearls』から、シングル曲の「Cream」


14、15、16は、すべて『The Gold Experience』から。14は「K1」のテーマで、15は、元妻マイテに捧げたと言われている曲で、16は、7:23を長いと感じない名曲「Gold」。


17、18のChaos And Disorder』からの曲で、このアルバムについては、ワーナーとの確執関連のことがよく語られているけど・・・プリンス自身がそういった気持ちだったとしても、そこから出来た「音楽」がそうだとは限らないんじゃないかと。




1985年のアメリカン・ミュージックアワード。

「When Doves Cry」でブラック・シングル賞、

ソウル部門アルバム賞を「Purple Rain」で授賞。

プリンス登場は1:04~、マドンナ(2:58~)と、

MJもノミネート・・・





☆「1996 - 2015」に続く・・・





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by yomodalite | 2015-11-06 10:20 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

プリンス私的ベストセレクション(1978ー2015)①

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プリンスのお気に入りを入れたり出したりなんていう、エロいことを繰り返してww、「私的ベストセレクション(ビギナー向け)」を選びました。

殿下の場合、私に黙って「おNew」が発売されてる・・なんてことはざらにあるうえに、完璧に全アルバム聴いたとも言えないんだけど、

マイケルは耳タコだけど、プリンスのことは・・という大人女子と、とにかく純粋に「プリンスってどういう人?」って思ってる男子のために「とっつきやすい曲」を、なるべく多くのアルバムからセレクトしてみました。

ちょっぴり参考になれば幸いです。

たくさんあるアルバムの中からできる限り1曲は選びたいという趣旨から、「Purple Rain」など聴くチャンスが多いものも避けました。(『Batman』のサントラと、CD丸ごとじゃないと聴けない仕様になってる「Lovesexy』も残念ながら除外)、


下記はプリンスの国内発売アルバムリスト

______________


セレクト曲なしアルバム「赤」(良くないという意味ではないです)

聴いてないアルバム「青」


For You(1978)

Prince(1979 愛のペガサス)

Dirty Mind(1980)

Controversy(1981 戦慄の貴公子)

1999(1982)

Purple Rain(1984)

Around the World In a Day(1985)

Parade(1986)

Sign O' Times(1987)

Lovesexy(1988)

Batman(1989 サウンドトラック)

Graffiti Bridge(1990 サウンドトラック)

Diamonds And Pearls(1991)

Love Symbol(1992)

Come(1994)

The Black Album(1994 : 録音は1986 - 1987年)

The Gold Experience(1995)

Exodus(1995 : New Power Generation 名義)

Girl 6(1996年 サウンドトラック)

Chaos And Disorder(1996)

Emancipation(1996)

Crystal Ball(1997 未発表曲集)

The Truth(1997)

Kamasutra(1997 インスト : NPG Orchestra 名義)

Newpower Soul(1998 : New Power Generation 名義)

The Vault : Old Friends 4 Sale(1999 未発表曲集)

Rave Un2 The Joy Fantastic(1999)

Rave In2 The Joy Fantastic(2000年)

The Rainbow Children(2001)

One Nite Alone(2002年)

One Nite Alone... Live!(2002年 ライヴアルバム)

N.E.W.S(2003年 インストルメンタル)

Musicology(2004)

3121(2006)

Planet Earth(2007)

Indigo Nights(2008 フォト・エッセイ "21 Nights" に付属ライブ)

LOtUSFLOW3R(2009)

20Ten(2010)(雑誌新聞の付録。日本版なし)

ART OFFICIAL AGE(2014)

PLECTRUMELECTRUM(2014)

HITnRUN Phase One(2015)


上記以外では、プリンスがワーナーでデビューする前の17歳で在籍していた、94 Eastというバンドの「Symbolic Beginning」というアルバムも。こちらはディスコ・フュージョンサウンドで聴きやすい音楽ではあるものの、プリンス作曲は1曲のみで、メインヴォーカルもプリンスではありません)

______________


最初は、『Controversy(戦慄の貴公子)』から「Do Me Baby」を選んでいたんだけど、曲数の関係で最終的に落選。その他、西寺剛太氏の『プリンス論』で、

『Parade』は大失敗だった。“Kiss” を除いて、僕がこれだ、と誇りにできる曲は何もない・・


とプリンス自身が語ったという、“Kiss” は私も大好きな曲だから最後まで迷ったり、大ヒットアルバム『Purple Rain』からは、Let's Go Crazy、Take Me With U、When Doves Cry(ビートに抱かれてw)、I Would Die 4 U・・・など、誰もが一度は聴いたことがある曲はすべて除外し、


「女性ヴォーカルとプリンスがつくる楽曲の相性は抜群だ・・・シーラEと組んだ《グラマラス・ライツ》・・・バングルスの《マニック・マンデー》、チャカ・カーンのカヴァー《アイ・フィール・フォー・ユー》・・・シンニード・オコナーのカヴァー《ナッシン・コンペア・2・U》・・・」


は、そのとおりなんだけど、プリンスが作曲して、カヴァーされた曲は、カヴァーアーティストの方が良いので、上記ベストの「Nothing Compares 2 U」も、オリジナルの「I Feel For You」も除外。ただ、プリンスが他のアーティストをカヴァーした曲は、オリジナルよりいいので(One Of Us、La-La Means I Love U)、そちらは収録。


「荒削りのロック・バンド感が好きだ」という声を聞くこともあるが、僕はこの作品に関しては、彼のすべてのキャリアの中で最も低い評価を下している。」


と書かれていた『Chaos And Disorder』からは、最初うっかりしてw3曲も選んでいたけど、ガマンして2曲に押さえ、


「いかにも90年代のプリンス」という豪勢なサウンドが特徴的な作品」


と評されていた『The Gold Experience』は、バブル世代の血が騒ぐせいでしょうかw、ガマンしきれず3曲をセレクト。


「プライヴェートの充実が、《イマンシペイション》の祝福ムードに拍車をかけた」


という『Emancipation』は、3枚組なので5曲をセレクトし(著書で言及がない曲ばかりですが)、


再び「プリンス名義」に戻した頃から、徐々に時の流れが彼に味方し始める。その最初の兆しは、1999年にメジャーレーベル「アリスタ」からリリースされた『レイブ・アン2・ザ・ジョイ・ファンタスティック』・・・


からも、同じく最多の5曲を選び、また、『プリンス論』のあとがきで、


(電撃復帰したはずの)ワーナーではなく、ユニバーサルから、日本版CDとしてリリース」され、政治的メッセージに満ちた楽曲は収録されず、ここ数年の既発曲を含む「パーティ感重視」のポップでファンキーなアルバム・・・


とあった2015年の最新アルバム『HITnRUN Phase One』から3曲。それと、


「マイケル、わかったわ。一緒に曲を作りましょう。でもね、その前に私と一緒にニューヨークのクラブに遊びに行かない?新しい音楽とそこで踊っている人たちを一緒に見て感じて欲しいの。正直に言って、今あなたみたいな格好をしている人は誰もいないわ。」僕は、このエピソードが大好きだ。マドンナの人間としての優しさが詰め込まれていると思う。つまり彼女は「あなたは時代遅れでダサい」と遠回しに忠告したのだ。


という「何回言うねん!」つーぐらいのネタに、あのとき、マドンナの忠告を断るほど、自分のスタイルに拘っていたからこそ、マイケルは、2015年のファッション界にさえ、絶大な影響力を及ぼすような存在になっているんであって、80~90年代のマドンナのファションを振り返ってみると、明らかにダサいのはマドンナの方じゃん! 


と思われた方は多いと思うのですがw、このエピソードは『プリンス論』にも登場し、『イン・ザ・クローゼット』のデュエット計画前の、プリンスとマドンナの共同プロデュース曲 “Love Song” が取り上げられ、


「このときのセッションでマドンナは、マイケルに対してと同じような趣旨のアドヴァイスをプリンスにしたのではないだろうか・・」


と、マイケルは、マドンナとのデュエットを断ったけど、一方のプリンスは共同でイイ仕事をした・・というような書き方がされているのですが(マドンナのことは嫌いじゃないし、西寺さんのことは音楽家としても著述家としても尊敬し信頼もしているのだけど)、これを聴くとますます、


マイケルよくぞ断ってくれた!


と思わずにはいられない。プリンスとのデュエット曲は、







「瞬殺」しました!マドンナの優しさ・・はて?ww


そんなこんなで、結局2006年に発売された最新ベスト盤とカブった曲(太字・ミックス違いは無視)は6曲だけでした。


◎[Amazon](輸入版)アルティメイト・ベスト <2CD>


1. I Wanna Be Your Lover [Single Version]

2. Uptown [Single Version]

3. Controversy

4. 1999 [Edit]

5. Delirious [Edit]

6. When Doves Cry

7. I Would Die 4 U

8. Purple Rain

9. Sign 'O' The Times [Single Version]

10. I Could Never Take The Place Of Your Man

11. Alphabet St.

12. Diamonds And Pearls [Edit]

13. Gett Off (NPG) [with Eric Leeds on Flute]

14. Money Don't Matter 2 Night

15. 7

16. Nothing Compares 2 U

17. My Name Is Prince [Single Version]

18. Let's Go Crazy (Special Dance Mix)

19. Little Red Corvette [Dance Mix]

20. Let's Work [Dance Remix]

21. Pop Life [Fresh Dance Mix]

22. She's Always In My Hair [12" Version]

23. Raspberry Beret (Extended 12" Version)

24. Kiss (Extended Version)

25. U Got The Look [Long Look]

26. Hot Thing [Extended Remix]

27. Thieves In The Temple [Remix Version]

28. Cream [N.P.G. Mix]






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by yomodalite | 2015-11-05 14:30 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

秋とプリンス

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並木の銀杏がすべて金色になるまでは、「秋」は終わらないって思いたいんだけど、なんだかすっごく寒くなってきて、アラジンストーブを出して、灯油も買いに行ったり、お鍋メニューも多くなってきて、「年末」だとか「冬」だとか、いろいろ忙しい季節が近づいてきたような気がするんだけど、

気のせいだよねw

西寺さんが『プリンス論』で言及していた曲をすべて混ぜ込んだプレイリスト・・を創る予定で、プリンスの楽曲を年代順に聴きまくってたんだけど、やっぱり、今の自分にグッとくるやつを最初に創りたくなってきて、

殿下のお気に入り曲を、なんとか「2枚」にまとめてみようと、毎日リストから入れたり出したりを繰り返してる。

こちらは、この曲だけは、今、絶対に外せない!

”Gold” の秀逸なカバー

素敵な訳詞もついてます!







殿下のオリジナル曲が収録されているのは、『The Gold Experience』というアルバムなんだけど、Amazonでは中古の取扱いのみで、タワレコでは廃盤、iTunesでは検索なし?!そんな馬鹿な・・と思うんだけど、この頃の、殿下は「Prince」から改名して、「The Artist Formerly Know As Prince」というアーティスト名になっていて、、この名前でも検索してみたけど、やっぱり「ない!」。プリンスの楽曲を、iTunes検索する場合も、CD表記のままではダメなことが多くて、曲名を全部小文字にするとヒットするとか、なにかと、ややこしいんだけど、

『The Hits / The B-sides』『The Very Best of Prince』『Ultimate : Prince』といったベスト盤にも収録されてないのね(驚)



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by yomodalite | 2015-11-03 10:04 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

プリンス論 (新潮新書) /西寺郷太

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今、日本中でかなりの人がこの本を読んで、プリンスを聴き直しているんじゃないでしょうか。私もそんなひとりで、ここ数年、圧倒的な差で独走していたMJなんですが、最近ほんの僅差でプリンスが上回っています。


ちなみに今日は、現在、絶賛骨折り中! ついさっきも、childspirits先生と、「みんな、マイケルで踊りまくってるのに、《マイケル太り》なんてしてるの、日本中で私たちだけじゃない?」などと憂いつつ、ダイソーのジャイアントコーン美味しいよね。と盛り上がってた、そんな罪つくりな『HIStory』と同年に発売された『The Gold Experience』(1995)から聴き始め、

iTunesの年代順プレイリストによって、今、『Emancipation』(1996)に移ったところなんだけど、これは、3枚組で全曲聴くと3時間ぐらいかかるんだけど、『プリンス論』では、第5章に記述があって、

「ワーナーでの最後の新録アルバム《カオス・アンド・ディスオーダー》の発売から、わずか3ヶ月後の1996年11月1日。」

あ、そっかぁ、『Emancipation』と『Chaos And Disorder』は同年だったっけ。iTunesの「プリンス・フォルダ」のプレイリストの表示順序を「年」に設定してあるんだけど、同年の場合は、アルファベット順が先の『Chaos〜』が先になるなんてことはないのね・・・でも、同じ「プリンス・フォルダ」に入ってるから、『Chaos〜』は、この次にプレイされるのか、、あ、、ちがうなぁ。。『Emancipation』のDisk 1の後、Disk 3、そのあと『Chaos〜』で、次がDisk 2になってる(???)。

まだ、『Emancipation』のDisk 1終わってないけど、今気づかなかったら、ずっと『Emancipation』を聴いてるつもりで、『Chaos〜』を聴くことになってたんだわ。ふぅーーー。

という具合に、とにかく、プリンスについて語るのはむずかしい(?)


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私のiTunesの「プリンス・フォルダ」には、最新アルバムの「HITnRUN Phase One」を含めて全部で18枚のアルバムが入ってて、入れてないディスクも4枚ぐらいあるはずなので(ベスト版やシングルや再発版はのぞく)、私にとって、プリンスは一番多くのアルバムを所有しているアーティストなわけですが、私にはプリンスについて語ることなんてまるで出来ないし、この程度の枚数ではファンと認めてももらえないというのが、プリンスなんだけど、本当にこんなにいっぱいあるのに、さらに、これまた山のようにある「アンリリースト」まで買う人がいるなんて、、いや、買う人がいるのはわかるけど、すべて聴き込んでいるなんていう人が、音楽を仕事にしてない人の中にいるのかな?

「プリンスは、この年のヴァレンタイン・デーに、22歳となったマイテと結婚。新婚旅行でハワイを訪れ、その2ヶ月後には、彼女が妊娠したことを発表。こうしたプライヴェートの充実が、《イマンシペイション》の持つ「祝福」のムードに拍車をかけた。

あーー『Emancipation』って祝福ムードだったんだぁ。殿下の音楽って、そーゆー感情とかイマイチよくわかんないんだけど、、そういえば、DELFONICSで有名な曲で、様々な人がカバーしてる「La-La (Means I Love U)」とか、すっごく甘い感じで歌ってる。。 でも、西寺氏が悲痛なアルバムだって言う『HIStory』だって、色々と大変な時期だっただけでなく、結婚して、長年待望してた子供ももうすぐ生まれる(と、MJは思ってた)ときのアルバムだし、そーゆー私たちのような普通の人々にとってわかりやすい “物語” を、天才と呼ばれるアーティストに適応できるのかなぁ。。

なんてことを思っただけでなく、ナンダカンダとこの間に用事を済ませてたら、あっという間に、『Chaos〜』に突入。第4章によれば、

「このアルバムの「荒削りなロック・バンド感が好きだ」と言う声を聞くこともあるが、僕はこの作品に関しては、彼のすべてのキャリアの中で最も低い評価を下している。」

えっーーー、このアルバムが西寺氏の最低なんだ。

「薔薇の花束が燃やされ、《1999》のレコード盤の瞳のイメージに涙が書かれ、踏みにじられ割られていた。しかも、その涙の中には、逆さまになったワーナーのロゴが・・・」

っていう感じは、音楽的にはあまりしないし、エレクトリックサウンドがあんまり好きでない人にとって、90年代のプリンスのアルバムの中ではとっつきやすくて聴きやすいアルバムなんだけど、それは、レコード会社の意向による大衆迎合や、移籍にともなう在庫整理・・ってことなんでしょうか。西寺氏が最低評価なのは、音楽的にちょっと昔のロック風というか、新しさに欠けるからなのかな。でもそこがまた良かったりもするので、私の不満はたったの11曲ってことぐらいなんですけどw

てなことを思いつつ、この間に一本電話受けてたら、あっという間に、また『Emancipation』に戻ってて、リスナーの方では、なかなか『Emancipation』から解放(emancipation)されませんww

「書き終えた今、あらためてこう思う。「もしも「プリンスの楽曲を一曲も知らない」という人がいたならば、その人は幸運だと。「ポップ・ミュージック史上最高の天才」の魔法を、この瞬間、ゼロから体感できるのだからー。」

何曲かわかんないぐらい知ってはいるものの、この魔法から、私が解かれる日が来る気配は全然ない。

同時代のライバルであるプリンスとマイケル。二人を語る場合に必ず言われるのは、「人種を超えた」ということ。でも、それって、つくづく「白人目線」というか、つまり、エルヴィスを見て、黒人がどう思ったかについては、「言葉がなかった」ってことなんだよね。そんな風に、確実に存在しているけど、まだ認識できないせいで、語られていないことはいっぱいあって、

ふたりは、ありきたりの物語を拒否しようとする姿勢も似通っていて、それゆえ、言葉にも慎重で、音楽評論家の手に負えないというところも・・・でも、マイケルは「大きな物語」を意識してたから、今後は長く「語られていく」と思うけど、おそらく、プリンスは老年になっても話題作を作り続ける天才であり続けるかもしれないけど、一生、言葉とは相性が悪いんじゃないかなぁ。。。

さて、これから、西寺さんのお気に入り曲をすべて混ぜ込んだプレイリスト創ってみよっと。。





youtubeでは削除されまくりのプリンスですが、やっぱり音楽がないと寂しいので、、マイテがたくさん登場するエロい曲で、この本には記述がない『The Hits 2』と『The Hits/The B-Sides』にしか入ってないシングル、"Peach" にしたかったんだけど、ニコニコ動画にしかなかったので(http://www.nicovideo.jp/watch/sm8935844)、1991年の「Diamonds and Pearls」に入ってるエロい曲、“Cream”を貼っておくので、最近のもう少し崇高な感じの曲は、アルバムを買って聴いてね。


(音楽が始まるのは1:55〜)





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by yomodalite | 2015-10-21 21:09 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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