カテゴリ:MJ系ひとりごと( 59 )

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上映会当日。急な東京行きをお安くあげたくて、高速バスで朝到着した身体には、10時チェックインや、大浴場も、岩盤浴も、案外正解だったりもして、翌日も朝からお風呂三昧を楽しんだあと、上映会場がある六本木ヒルズへ。

ようやくスクリーンで隊長に会える日なのに、長時間かけて着いた場所が池袋で、そこから銀座や新宿へ移動する間も、駅構内や自動改札の古さが気になったり、ルミネや銀座三越の天井の低さにびっくりしたり(東京の建物の天井が低いだなんて、今回初めて気づいた)、今日行く六本木も、かつての勤務地だったりして、なんだかテンションが上がりにくい心境だったのだけど、

六本木ヒルズは、完成してから14年も経っている施設ではあるけど、今も完成当時の魅力が失われることなく、いくつもの施設が複合的に合わさっていながら、それぞれレベルが高く、開放感のある構成は、今でも東京一素晴らしい商業施設だと思いました。

ここで、大阪でマイケルの上映会を主催されている、ななまるさんと、ビキちゃん(ふたりともケルTの着こなし方が上手!)、そしてchildspilitsさんとも合流して、上映会のチケットを手にすると、それまで『スリラー』じゃなくて、『ゴースト』の3Dじゃないと、なんて冷静だった私も、マイケルとスクリーンの組合せに興奮度が徐々に上がってきて、同じ思いで並んでいたキラキラした笑顔のファンの人たちのからの熱気もあって、ドキドキも収まらなくなってきて・・・

そんな4人がドキドキが抑えるのに、偶然見つけたお店は、北欧系の柄がかわいいカップが選べて、フレーバーコーヒーが楽しめるフィンランド式のお店。インスタ映えしないし、最近流行りのとは全然違う、小さくて四角いパンケーキがモチモチしていて、すごく美味しかった。

開場時間になって席に着くと、関係者席のすぐ後ろの真ん中で、イスの上には『スクリーム』の新CDがデザインされたバックが!(中は、スクリームTシャツ、タトゥシール、ゾンビお面)

それから、ケント・モリの素敵なあいさつとパフォーマンス、そして、ゾンビお面をかぶっての撮影会のあと、なんとケント・モリが私たちの席のすぐ後ろに!めったにそんなことしない私も、このときばかりは興奮してしまって手を伸ばすと、快くステキな笑顔で握手に応じてくれて、ますます感激。

ケントさんは、マイケル以上にものすごくキラキラと輝く靴を履かれていて、彼が通った道がすべてキラキラになるような感じだったんだけど、お顔の輝きは内から滲み出ちゃってる感じでした。

上映は、『ゴースト』から。

何度も見ているつもりの映像なのに、スクリーンサイズだと何もかもが違って見えるぐらい凄くて、マイケル以外の出演者や、舞台や衣装なども食い入るように見ていたのだけど、本当に全員が完璧で、たくさんの音とリズムに全身すべてがもっていかれてしまう。

そして、スリラー3D!

私自身はこれまでスリラーに感動した経験がないので、ケントさんや大勢の人がこのビデオに衝撃を受けた理由が未だによくわからなくて、スリラーとゴーストを比較すると、私の中ではいつもゴーストの圧倒的な勝利だったのだけど、今回スリラーを大きなスクリーンで観たことで、その差はかなり縮まりました。

終了間際の『キャプテンEO』を見たとき、出演者の中には、時代性を感じさせるヘアスタイルの人も何人かいて、そんな中、マイケルだけが少しも古くなっていないことに驚かされたのだけど、スリラーや、ゴーストのゾンビたちは、今見てもまったく古くなっていなくて、特に、80年代のスリラーが古びていないのには本当に驚きでした。墓から蘇ったゾンビたちは、すでに朽ち果てていたから、というのが主な理由だとは思うけど、そこに、マイケルの戦略があったことも確実なんだと思う。

新しいものが大好きだったかつての私には、何度も繰り返して、何回でも見られるような芸術の凄さなんて、全然わかってなかったけど、音楽と映像の両方が、共に古びないというのは、本当にむつかしいことで、マイケル以外では、誰も為し得なかったことだと思う。

誰でも知っているような名作のミュージカルも、リメイクされることで、生き長らえているのであって、本人がそのまま、より立体化されたり、リマスター技術によって、音楽も映像も永遠に遺されていくなんて、今後もありそうにない。

ビジュアルは音楽よりも古くなりやすい。

そして、ラッセンや、ヤマガタの絵のように極端な売れ方をしたものは、消費され尽くされ、見向きもされなくなるものなのに・・。スリラーのように、これほど爆発的に売れていながら、さらに売れ続けるというのは、どういうことなのか? 

それはいまだに誰もわからない。でも、その最大の理由が「マイケル・ジャクソン」にあることだけは確かなことなのだ、と、あと100年経っても言われていそう。

上映前のドキドキは、終了後はため息へと変わって、何度深呼吸しても、やっぱりおさまらなかったけど、私たち4人と抽選にもれたため、終了後に合流した、ふうちゃんを合わせた5人は、このあと、世界中のマイケルファンに人気のイラストレーター、Hitomiさんの絵が飾られているセネガル料理のお店に移動。


正直、マイケルアートは苦手で、実物よりも何割も魅力が損なわれていることに、憤りすら感じることも少なくないのだけど、Hitomiさんの絵には、マイケルの香りが失われてなくて、TIIのオーディションでマイケルが言っていたように、美しい造花のようにはなっていない魅力がある。


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Hitomiさん


Hitomiさんが私のブログを読んでいてくださったことにも感激しつつ、このあと、大阪へ帰るビキちゃんたちとはここで別れ、私とchildspilitsさんは、このあと、ジョージ・マイケルのドキュメントのために、再度ヒルズに帰った。

これを完成させてから、間もなく亡くなったというジョージ・マイケルのドキュメント映画も見たかったから。



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by yomodalite | 2017-10-30 22:48 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(2)
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スリラー3Dを観るために東京に行ってきました!


前日から前乗りして、同時期に行われていた銀座の画廊で、moulinさん(安國麻衣)の個展にも出かけて、






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(moulinさんの指)



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(作品を見つめるmoulinさん)







moulinさんと、彼女のダーリンの山形雅史さん(藤竜也+ジュリアン・アサンジ似)の作品を堪能しつつ、2時間ほど楽しい時間を過ごしたあとは、





新宿でchildspilitsさんと、彼女が勤める大学で教鞭をとられていた寺地先生に会うために新宿へ。

寺地先生にお会いするのは、初めてだったのですが、どこの馬の骨ともわからない私にも気さくに接してくださって、ロマンスグレーという言葉を久しぶりに思い出すような素敵なヘアスタイル(白髪フェチなのだ)に気持ちが高揚したワタシと、現役の大学講師であるchildspilitsさんによる、マイケルについての集中講義の生徒にもなっていただいたのですが、

ケネディの本の翻訳もされている、アメリカ文化に造詣の深い先生からの質問や疑問はことごとく的確で、Black or White とHIStoryティーザーのさわり程度で、あっという間に3時間以上が経ってしまいました。(先生、次回は5時間コースで授業を受けてくださいw )


そして、寺地先生と別れたあとも、ルミネのカフェで続けられたchildspilitsさんとのおしゃべりは永遠に止まりそうになかったのだけど、明日に備えて一旦終了し、私は宿泊場所の六本木へ。六本木に昔からあるロアビルの中で、昭和から「サウナ」として営業していたけど、平成になってから「岩盤浴」と名前を変えてみました、みたいなところなんだけど・・・

上映会当日についてはこちら。



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by yomodalite | 2017-10-30 22:32 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(5)
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みなさま、連休中はいかがお過ごしでしたか?
私は、フォレストローンに行ったMJフレンドとカフェで女子会をしました。

* * *

命日やお墓が苦手な私は、今までフォレストローンにそんなに興味がなかったのですが、☆日に向けて、旅立つことになった友人が、私たちのメッセージも持っていってもらえることになって・・・

ちょっぴりお花が少なくなっているような気もする8年目のその場所を、少しでも華やかにするお手伝いには協力したかったので、マイケルをお花や星でよりキラキラさせたような写真に、メッセージを入れたものや、マイケルに捧げた詩を色紙に書いたものなどを託しました。


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2017年のフォレストローンでは、
「PYT」がよくかかっていたそうです。


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この壁画は、Graff Labっていうところで、
地元の人が自由に落書きしてるスペースなんだけど、
去年のTHIS IS ITに続き、
今年もマイケルが登場。
「眼」だけでわかる有名人なんて他にいないよね?


* * *


こちらは私たちのメッセージ!


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We know you always with us. のメッセージは、
kumaさんから。


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Your songs always encourage us,
in Past, Present and Future.
のメッセージは、moulinさんから。


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childspiritsさんからの色紙に書かれているのは、
MJも好きなワーズワースの「The Rainbow」という詩。

The Rainbow

My heart leaps up when I behold
A rainbow in the sky:
So was it when my life began;
So is it now I am a man;
So be it when I shall grow old,
Or let me die!
The Child is father of the Man;
And I could wish my days to be
Bound each to each by natural piety.


空に虹を見つけたとき
私の心は躍る
幼いときもそうだったし
大人になった今も同じだ
年老いたときもそうでありたい
でなければ生きる意味がない
子供は大人の父だ
私の一日一日が
自然への敬いとともにありますように

(この詩は「My Heart Leaps Up」という題でも知られています)


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各国のファンによる祭壇の写真もたくさん見せてもらったあとは、カシオトラックについて、確信をもっている人の自信はいったいどこから生じたものなのかという疑問について、多角的に検証したりw、2009年以降のエステートの仕事への評価などなど、主にネット上に多くみられる意見とは異なる見解で大いに共感し、

また、ブラダンの視聴回数ではめったに負けない自信がある私も、降参しそうになるほどの「ブラダン好き」の彼女と私は、共にナイン・インチ・ネイルズ好きだったことが判明したりする、1日でした。

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by yomodalite | 2017-07-18 07:00 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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3ヶ月ぐらい前のこと。気鋭の翻訳家・鴻巣友季子氏の編集で、桜庭一樹氏による翻案2作も収録したポーの最新作品集、『ポケットマスターピース:E・A・ポー』を書店に見に行ったら、鴻巣氏の新訳を期待していた「大鴉」は、日夏耿之介訳(→日夏訳はここで少しだけ紹介)の再収録でガックシ。

このまったく理解できない日本語訳を今また?・・と驚いたのだけど、結局、誰も手を出せないんだよね。というのも、ポーは詩作について、どんな作家も、自分の作品が完成するまでに辿った過程を逐一詳述する気になれば興味深い論文になるはずだと主張して、『構成と原理』という詩論の中で『大鴉』について詳細な分析を試みていているんだけど、その理論に沿うように日本語にするなんて不可能としか思えないから。

以前、ポーの詩を読んでいたら、マイケルの「スムース・クリミナル」という曲が、フレッド・アステアだけでなく、ポー(とその分身でもある推理小説の元祖的存在である探偵オーギュスト・デュパン)にも捧げられているということだけはわかってきたので、とりあえず詩訳を試みてみたんだけど、ポーの詩の散文的理解とMJの世界との類似というのとは少し異なる話で、


その説明の糸口ともなりうる詩論の翻訳である『構成と原理』について、もっと理解したいとずっと思ってはいたのだけど、日本語で翻訳されたその理論を理解するのも難しいのだ(涙)


英詩は日本の詩よりも、もっと音韻が重要視され、声に出して読むことを重視してるよね。イスラム教の経典であるコーランも翻訳禁止で、書かれた言葉のままの音で読むことが大事だと言う。詩もそれと同じように「音」であり、詩は「音楽」と一体となり、それは舞踏となって、肉体とも一体となる。

最近読んだ “The Lost Children” を論じている「Dancing With The Elephant」の記事「No One Can Find Me」にも、ポーの『構成と原理』が登場していて(後半。2013年の記事へのリンクもある)、こういったMJの詩の特徴について、プリンスの詩と比較して書けたらなぁとずっと思ってはいるものの、そのハードルの高さは英語の壁だけじゃなさそう。

2ヶ月ほど前に見た、AXミステリ(CS)「偉大なるミステリー作家たち・エドガー・アラン・ポー」も面白かった。元は、ポーの生誕200年である2009年にNHK BS-hiで放送されたもので、江戸川乱歩が、自分が産み出した探偵明智小五郎に、ポーの人生を取材させるというドキュメント風味のドラマなんだけど、

2時間ほどの番組の中では、ポーの悪評の原因は、死後に発表された『回想録(メモワール)』を偽造して出版したグリズウォールドによるもので、ポーに自著を批判されて以来恨みを抱いていた彼が、ポーはアルコールと麻薬に溺れた下劣な人間だと嘘を描いていたことが紹介されていて嬉しかったのだけど(→これについては、ウィキペディアにも記述があります)

私が一番驚いたのは、
ウィリアム・ガワァンズという書籍商の証言。

(下記は番組からの引用)

ポー氏とのご関係は?

ウィリアム・ガワァンズ:彼の一家がニューヨークに住んでいた頃、空き部屋に下宿していました。彼の義理の母が家計を助けるためにやっていた賄い付の下宿です。

あなたが見たポー氏はどんな男でしたか?

ウィリアム・ガワァンズ:実際、じかにこの眼で見聞きしたことです。これは重要な法的証拠として記憶されるべきです。8ヶ月以上私たちは同じ家に住み、同じ食卓を囲みました。その間ポー氏の姿をよく見かけまし、何度も話をする機会がありました。アルコールの誘惑に負けるポー氏を一度も見ていないし、いかなる悪癖にふけることもありませんでした。私が世界中を旅して出会った人々の中で、最も礼儀正しく紳士的な、知的な友人の一人でありました。格別立派な人物であるばかりか、申し分のない夫でもありました。彼の妻は比類なき美しさと愛らしさを備えていました。ポー氏は非常に好感を与える魅力的な容貌の持ち主でした。ご婦人方は彼の顔をハンサムと呼ぶでしょう。

あなたのポー氏の間に、なにか利害関係は?

ウィリアム・ガワァンズ:仕事に困っているようでしたので、知り合いの作家や編集者を紹介しましたが、収入にはならなかったようです。結局仕事が見つからず、ポー氏の一家は、フィラデルフィアに引っ越したと記憶しています。

(引用終了)

えっーーーー!!!、
ポーって、女性が好むような好青年のイケメンだったのぉーーー?!

これまでも、ポーの肖像画には、人々が望むようなイメージが付加されていそうとは思っていたものの、「非常に好感を与える魅力的な容貌の持ち主」とまでは思っていませんでした。どうりで、ヴァージニアが亡くなった後も周囲に女性の影が絶えないはずだよ・・そんなところも、グリズウォールドみたいな男に強く嫉妬される要因だったりして・・・

マイケルが、ポーを演じる予定だった映画『The Nightmare Of Edgar Allan Poe』についてはよく知られていると思うけど、MJは、ポーが27歳のときに当時14歳だった父方の叔母の娘ヴァージニアと結婚したことで、ロリコンだの、性的異常者だと誤解されたことなども含めて、色々な部分で自分との共通点を感じていたんでしょうね。



冒頭の写真は、ジョン・キューザックがポーを演じた『推理作家ポー最期の5日間』。全体的に面白いとは言えず、無駄にグロい描写もああり、史実に忠実とも言えず、キューザックもポーらしくなく、他にこれといって良いところもない映画なんだけど、ポーの似ていない肖像画に飽きたので使ってみましたw


上記の内容とはまったく関係ありませんが、


私は事前にヒラリー支持を明確にしていたCNNのライブ放送でこの討論を見ましたが、ヒラリーが圧勝したようには見えず、とにかくヒラリーの政策が現在自民党が進めている政策と類似していることはよくわかったという感じでした。




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by yomodalite | 2016-10-01 08:35 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(2)

Summer Greetings

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暑い夏は、

マイケルGoで攻略しよう!








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by yomodalite | 2016-07-25 06:00 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(2)
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BSプレミアムの「PRINCE~創造にみちた天才の軌跡~」良かったなぁ・・・

海外の番組を元にしているせいか、日本では『ビートで抱かれて』という邦題で紹介されることの多い『When Doves Cry』も、原題のまま放送してくれたし、評判の悪い映画『アンダー・ザ・チェリー・ムーン』も、なんか綺麗な映画かも・・みたいな感じでサラッと紹介してくれて、プリンスの一種独特な「宗教性」がバレないように気を遣ってくれたしw 

とにかく、よくは知らない人にとっても、ものすごい有名人ではあったマイケルの旅立ち後の報道の狂乱と比べて、「天才性」という点に焦点をあてれば、プリンスほどハマる素材はいない・・というメディア的な判断が功を奏していた感じ。



番組から、プリンスのライブ映画
『サイン・オブ・ザ・タイムス』からの映像。





『サイン・オブ・ザ・タイムス』を、割と長めに放送してくれてすごく嬉しかったんだけど、この映像に限らず、プリンスは日本での観客動員数では、マイケルとは比較にならないものの、日本の音楽関係者に与えた影響はプリンスの方が絶大だったという気がいつもしてしまう。ただ、本当に不思議で仕方ないんだけど、あの「お約束」を繰り返すマイケルのライプ映像のような中毒性はないんだなぁ・・(ホント不思議)・・

それと影響を受けたという点では、マイケル本人が一番影響を受けているということも、いつも感じてしまう。どっちが先ということに関して、厳密に調べたことはなく、いつかきちんと調べてみようと思っては、いつも面倒くさくなって、他のことに手をつけてしまうんだけど(SONY関連のことも仄かに含む)。

とにかく、色んな部分ですごく似ているふたりが、それゆえに分かれていく天才のあり方について見ているのは興味深くて、飽きないんだけど、ここ数ヶ月で読んだ本はそれなりに興味深いテーマだったものの、踏み込みが浅かったり、資料がイマイチだったり、自分が一番頭がいい競争のために批判しているだけとか、この面白さについてまったく説明できる気がしないとか、だけでなく、

マイケルやプリンスのように、自分自身でひとつの物語を背負った天才を見ていると、作家が紡ぐ「物語」に興奮しきれなくなっていたりもする。

子供の頃から「夭折の天才」が嫌いで、長い間、作品を創り続けた人にしかその称号を認めたくない。純粋無垢の輝くような光に包まれているような青少年期の才能なんて、勘違いの賜物のような気がして、あらゆる苦難に直面し、天国と地獄の両方を渡り歩いて、出し尽くしたと思ったところから、さらに絞った搾りかすや、湧きでる灰汁のようなものにさえ、なにか滋養が感じられるような・・というか、むしろ「毒」であったとしても・・・

マイケルの影響から、素晴らしい行動をしている人には申し訳ないけど、私は果たしていい影響を受けているのかどうか、わからないことがよくある。「眼福」なのか「目に毒」なのかわからないだけでなく、

最近、大阪・堀江(東京でいえば代官山)の雑貨屋で涼んでいたときも、こんなものから「マイケル」を感じてしまうし・・・


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http://www.asoko-jpn.com



そういえば、「毒を食らわば皿まで」という言葉の出典はなんだったのか、とネットで見てみたけど、「一度罪悪を犯したからには,徹底的に罪悪を重ねる」という意味しか見つからなかった。徹底的に悪に徹すると、何がいいのかな?

ネットでの浅い調べによれば『八犬伝』では、「毒を食はば皿舐(ねぶ)れ、人を殺さば血を見るべし」とあって、殺すときは血を見ることが大事だとか。本音を言うことで、人気を集める政治家が人気を集めているのは、血を見ることない人殺しが横行していることの裏返しかもしれないと思ったり、正義に幼稚さを感じて、「悪」の方が魅力的という感覚は巷に溢れているような気もする。。

踏み込みが浅かったり、資料がイマイチ・・と思った本の一冊、『宗教消滅』には、かつて隆盛を誇った新興宗教だけでなく、世界中の宗教が消滅の危機にあるという内容なんだけど、教会に行ったり、リアルな勧誘行動のようなものが減っているだけで、ネット上には様々な宗教が溢れていると思う。

『アンダー・ザ・チェリー・ムーン』や、『グラフィティ・ブリッジ』、『サイン・オブ・ザ・タイム』にも劣らないプリンスのライブの魅力が詰まった『レイヴ・アン・2・ザ・イヤー 2000』には、日本人にはあまり受け入れられない、米国の自己啓発好きな国民性とも繋がるプリンスの信仰感覚が溢れていて、マイケルの信仰心と紙一重のところもあるんだけど、KINGはそういった布教はしなかった。

プリンスの映画の中では『パープルレイン』の自伝的内容に、マイケルはもっとも嫉妬したと思う。それが彼をより「マイケル・ジャクソン」や、「KING OF POP」にしていったのではないか。新アルバムのリリースを止めたのも、あれだけ創りたいと思っていた映画を作れなかったことも、「正解」だったと思うけど、プリンスは創ることが「正解」だったと思う。


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マイケルが旅立ったとき、プリンスはこれからどうするんだろう。と思ったけど、2005年以降、マイケルがもっとも苦しんだのは、裁判や疑惑のことではなく、プリンスの才能だったんじゃないかと思うことがある。ふたりとも「黒人」としてのアイデンティティに苦労したけど、プリンスは生まれ故郷を離れることなく、マイケルは世界中を旅したがった。

そんな天才のことばかり考えていて、私にとってどうなんだろう。と思いだすと、「毒も薬の内」ということわざを思い浮かべたりするんだけど、そんなことわざはなくて、「毒にも薬にもならない」が正解みたい。

でも、「毒も薬の内・・・」というような話は、例えば、親鸞なんかの思想にはあるんじゃないかな?(それは、仏教というよりは、どちらかと言えばキリスト教の影響として・・・)というのも勝手な想像なんだけどw



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by yomodalite | 2016-05-10 12:31 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)

Love Never....

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"Love Never Felt So Good" の素敵なファン動画を見つけたので、
私がお正月にモニターから撮影(笑)したファン写真と一緒に貼り付け!


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みなさま、良いGWを!






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by yomodalite | 2015-04-28 09:43 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)

お絵かき。。。

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Y:「マイケルぅーーー!

ルネサンス絵画にあるような、
黒い背景から浮かび上がる人物像みたいな絵が描きたいから、
モデルになってぇーー!」


MJ:「じゃ、着替えてくるよ」


☆続きを見る!!!
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by yomodalite | 2015-04-24 21:00 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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[後半に追記あり]
1週間ぐらい前に見た、NHKのSWICHIインタヴュー「吉田鋼太郎×宮川彬良」で、『花子とアン』の嘉納伝助役が魅力的だった吉田さんと、マツケンサンバや、ヒットミュージカルの作曲家で、クラシック音楽を優しく紹介してくれるナビゲーターとしても魅力的な宮川さんの会話が、私の長年の「壁」を壊してくれるほど素敵だった。

(下記のセリフは省略・要約しています)

宮川:音楽劇「ハムレット」では、劇中歌を歌いまくってた。

吉田:歌を歌っていたというより、セリフをしゃべっていた」という感覚で覚えている。

宮川:大量のセリフがある役で、長い劇中歌のシーンを最後まで歌でやったのに、鋼太郎さんだけが、最後まで音を伸ばして、それでも「カッコよく終わりたいんじゃー!」みたいな、、「役者の歌ってこれだよね」という感じがした。

歌がすごく上手く、歌を聴いています。って感じにお客さんがなっちゃう歌い手と、芝居を見ているうちに、どんどん引き込んでくれる歌と、2種類あって、圧倒的に、吉田さんは後者。どうしてあんなにセリフが音楽的に言えるのか。オペラ歌手が音楽的にセリフが言えるのかといえば、そうはならない。吉田さんの基礎は何なんですか?

吉田:それはやっぱり「シェークスピア」かな。シェークスピアのセリフは韻文になってるから。

宮川氏:歌になっているわけだ。

吉田:日本語でもそうなってるけど、言語でも何度もやっていて、そこで「朗誦」というもの(歌うようにしゃべるということ)を叩き込まれた。イギリスでシェークスピアをやるときは、iambic pentameter(弱強五歩格。弱い音強い音を交互に5回繰り返して一行を作るシェークスピアが愛したリズム)を体得しなさいと。

宮川:なるほど。それがまさに音楽の、、、

吉田:「If music be the food of love, play on」(もし音楽が恋の糧であるなら続けてくれ)というセリフを、「If music be the food of love, play on!(セリフをリズムに乗せる実例を示される)お客さんにとって、あるリズムをもって語られるセリフは入ってきやすい。

宮川:それを聞いて、2つの質問が浮かんだ。朗誦すると蜷川幸雄さんには怒られるんじゃないかって。要するに「歌うなと、ただ言やいいんだよ!」って雰囲気が。。

吉田:ただ、シェークスピアの時は歌わなきゃいけない時もある。でも、そこにリアリティがなきゃだめ。

宮川:そこが、2つめに聞きたいところで、朗誦するときにリアリティがなくなっちゃう人が多いよね。かたや歌え、かたやリアリティって責められて、今の吉田鋼太郎の演技ができたのかな。

吉田:リアリティに関して言えば、そのことで誰かに注文付けられたとかってことはない。ただ、俳優として、ただ歌ってるだけじゃどうにも居心地が悪い。ちゃんと伝わってない、自分の気持ちが本当に出てないんじゃないかって。

宮川:両方をもっている人がいかに少ないか。。

吉田:朗誦は、諸刃の刃というところがあるね。

宮川:それを出来るようになるために、一番必要なことは何なんでしょうね?

吉田:やっぱ、人生経験。。(笑)

吉田:今まで毛嫌いしてたミュージカルを、なぜ自分がやっているんだろう。。ただやってみると、意外と楽しい、なんか楽しめてる

宮川:そうなんですよ。ミュージカルはいろんな人生引きずってきた人が集まる場所。お客さんも、作り手や演者はもっとそうですね。ミュージカル作ってる時は「集合」を感じる。才能とか、人生とか、みんなが持ち寄って、円が重なって真ん中の赤く塗るところ、あれがミュージカル。

吉田:ストリートプレイじゃないから、どうしても割愛しなきゃいけない部分がある。そこを歌で埋める。でも割愛はできない、歌にいかに説得力なり、その人の人間がでるとか、なにか重さのようなもの、リアリティがないと、、そこが難しい。

宮川:それが、吉田鋼太郎にはたっぷりある。だからミュージカルに出ていい。私が許可しましょう(笑)


*  *  *


音楽好きな私は、これまでミュージカルの歌を、純粋に音楽として素晴らしいとは、どうしても思えず、セリフを歌にしなくてはならないという切実な理由がわからなくて、マイケル関連であれこれ観るようになってからも、イマイチ、その素晴らしさがわからなかったのですが、

番組ではこのあと、昭和の時代を彩ったヒット曲の数々とともに物語が展開していく、宮川氏の代表的ミュージカル「ザ・ヒットパレード」の映像が流れ、ミュージカルというのは、人生を走馬灯のように振り返ってみることに近いのかなぁと思っているうちに、

私の中の分身Aが、マイケルが自分が創るミュージカルが「画期的」だという理由、いったい、何が「画期的」だったのかについて、これまでより具体的に想像できたような気がして、『マイケルが創りたかったミュージカル』という記事を勢いで書いたんだけど、

アップする寸前になって、私の中の分身Bが、なんだか「私の言い方じゃない」と言いだしたので、言葉遣いを変えてみようと見直しているうちに、Aは、スタイルの問題ではないのかも。と思い出す。Bは「言い方」だけ変えれば、それでいいんだけどなぁ。と思ったものの、Aは悩みだすと、とにかく長くて、そんなとき、分身Cは「MJ関連の和訳でもすれば?」というのが習慣化しているのだけど、

今日、ついに分身Mが現れて、「ミュージカル」を見に行こう。と言う。

それで、映画情報を見ていたら『イントゥ・ザ・ウッズ』というタイトルに、Aも、Bも、Cも「これだ!」という。

いわゆるディズニーミュージカルを期待しているとイマイチだとか、感想は真っ二つに割れていて、総合評価としてかなり低めに抑えられていたことが、むしろ「私に向いている」気がして、それで、4人で(?)行ってみた。

映画では、冒頭から、セリフのほとんどが歌われていて、全編通しても、90%ぐらいのセリフが歌になっていたのだけど、私にはものすごく腑に落ちたストーリーで、出演者の歌も曲も素晴らしかった。

すべての曲を創ったソンドハイムという人がめちゃくちゃ偉大な人だということもわかって、それまで気になったことがなかった監督ロブ・マーシャルのことが好きになって、

森に行って歌をうたうことが、人生でいいと、4人は納得した。

人生は「ミュージカル」で、

ハッピーエンドとは意志の問題なのだ。と

END


追記

番組で紹介されていた井上ひさし氏の言葉

むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに

そうなって初めて、世界で共通言語になる。
それが井上ひさしであり、音楽の力でもあると。。。


☆オペラの作曲について。。。

宮川:泳いでも泳いでも、海。。3時間のことを考えながら、1秒2秒のことを考える。。。たぶん、シェイクスピアの文字なんかもそうなんじゃないですか。

吉田:うんうん、そうだと思う。だから、ときどき手を抜くセリフがある。ちょっとぐらい聞こえなくてもいいや。みたいな、、

宮川:ああ、、役者としてね。。

吉田:でもね、お客さんもそうなの、そんなに聞かされてもおなかいっぱいになっちゃう。

宮川:さあ、、オードブル、、、ちょっと箸休めしたら、気が付いたら中華料理になってたよ。。北京ダック美味しかったね。。ダックといえば。鴨南蛮でしょう。。みたいな、上手に世界各国の料理をね、、だって、もう日本食だけじゃ間に合わない。3時間ずっと食べるんだから。。




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by yomodalite | 2015-04-23 09:58 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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akimさんと、3時間コースのカラオケルームで、、、


実はこの間さぁ、、とか、あのときはね、、とか、この時期はすっごく孤独だった、、とか、


そういえば、先週アップした「神秘性を操るということ」の中のあの話は、ここで紹介した本にあった、アレだよね。とか、、2時間ぐらい色々しゃべり倒して、

♪I'm just gonna shake, shake, shake, … I shake it off, I shake it off…


ようやく、本日の1曲目『Shake It Off』



今回は、テーラー・スイフトがテーマだったんだけど、練習をサボりまくって聞いてる一方の私と違って、akimさんは台詞のとこまでバッチリなのだ。


Hey, hey, hey, just think while you've been getting down and out about the liars and dirty, dirty cheats in the world you could have been getting down to this sick beat....








その後、『We Are Never Ever Getting Back Together』『Blank Space』と、テーラー・スイフトを完全攻略したakimさんは、



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今度はこんな曲で泣かせようとして。。(もう、バカバカ。。)






でもって、全然練習してきてないもん!とぐずる私に 、


じゃ『Hold My Hand』ね。どっちが、Akon?







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と、とにかく容赦ないakimさんが選んだ曲は、行ってきたばかりのラスベガスの映像が満載で、ますます歌うどころではない私。。





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帰り際、次回はダイアナ・ロスを攻略してくるように!


という宿題を渡され、ダーリンが出張中の自宅にひとり戻ると、すぐにダイアナの曲を探しまくり、さっそく練習開始!



そんなわけで、


次回は、マジ熱唱するから、覚悟しておいてw








それと、、


この曲デュエットするから、akimさんライオネルで練習しといてw


隊長が思春期に見て「俺の嫁妄想」に耽ったに違いない映画の主題曲なんで。。










夜露死苦っ!!!www





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by yomodalite | 2015-04-11 21:00 | MJ系ひとりごと | Trackback | Comments(2)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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