カテゴリ:エッセイ( 36 )

米原万里の「愛の法則」 (集英社新書)

米原万里/集英社




「理解と誤解のあいだ : 通訳の限界と可能性」 は単語に関する概念の違いから通訳の実際まで、「通訳と翻訳の違い」 は、著者の子ども時代から通訳としての活動が述べられています。愛と、国際化と、同時通訳の仕事について3つのテーマによる4つ講演の文章化。講演集でない著作もぜひまた読んでみたい。

【目 次】
第1章/愛の法則
世界的名作の主人公はけしからん!
もてるタイプは時代や地域で異なる ほか
第2章/国際化とグローバリゼーションのあいだ
「国際」は国と国とのあいだ、国を成立させる要素 ほか
第3章/理解と誤解のあいだ—通訳の限界と可能性
同時通訳は神様か悪魔か魔法使い?!
濡れ場の多いベストセラー小説『失楽園』 ほか
第4章/通訳と翻訳の違い
言葉を相手にする通訳と翻訳
小説を楽しめる語学力があれば通訳になれる ほか
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最初で最後の講演録集。女が本流、男はサンプル!なぜ「この人」でなくてはダメなのか?稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか—〈愛の法則〉では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また〈国際化とグローバリゼーション〉では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。集英社 (2007/08)

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by yomodalite | 2008-05-08 14:15 | エッセイ | Trackback | Comments(0)


【目 次】
消費セラピー(2003年
2004年
2005年)
消費の仕組み
皇居ジョギングで平和祈願
結婚セラピー
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【出版社 / 著者からの内容紹介】悦びと虚しさの往復行脚。買い物とは人生也。
期待と不安に胸震わせつつ、自腹で買ったロン毛のカツラや1万円のカレー、ついにはマンションまで、2年間のお買い物記録。『ヤングユー』人気連載+書き下ろしでオリジナル文庫化。 集英社 (2006/2/17)

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by yomodalite | 2008-02-17 19:41 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

のはなし/伊集院光

携帯電話会社「tu-ka」の契約者へのメルマガ、週3回400文字以上という依頼で書かれたものをまとめた単行本。

テーマはメルマガ読者から募集したもので、全原稿750余から82編があいうえお順に収録されている。普段の伊集院氏の語り口とは異なるというか、とても素直な文章ですが、高い頻度で笑わせてくれます。

伊集院氏の文章を読むのはこれが初めてなんですが、お客のお題で噺を語るというスタイルで、流石は元噺家さん、非凡な才能を感じました。

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【本の内容】爆笑!感動!鳥肌!のメルマガ・エッセイ。「あそこが痒い」の話から「ん?」の話まで全82話。宝島社 (2007.10.12)

【目次】
「あそこが痒い」・「アメ横」・「アウェイ」・「命懸け」・「うなぎの蒲焼」・「運命の出会い」・「エロ本隠し場所」・「塩分」・「お金持ち」・「お小遣い」・「男の料理」・「お葬式」・「勘違い」・「感傷」・「嫌いな食べ物」・「業界用語」・「牛乳」・「気まぐれ」・「苦しい言い訳」・「結婚式」・「芸人魂」・「警備」・「ゴキブリ」・「坂」・「週末何してた?」・「新入社員」・「地元」・「好きな理由」・「すげえびびった」・「先輩後輩」・「善人」・「節税」・「想像力」・「卒業文集」・「駄菓子屋」・「立ちション」・「超難問」・「血で地を洗う」・「父親への反抗」・「釣り」・「つらい仕事」・「ディスカウント」・「独立」・「取り越し苦労」・「縄跳び」・「生卵」・「ニート」・「ぬるぬる」・「寝言」・「乗り越したっ」・「バイク」・「馬鹿の大足」・「ピロリ菌」・「100g」・「フリマ」・「プール」・「ペットショップ」・「ホームラン」・「本性を見た」・「万引き」・「豆知識」・「ミシン」・「無神論」・「婿養子」・「免許証」・「もんじゃ焼き」・「痩せ薬」・「家賃」・「雪」・「ユニフォーム」・「有効」・「40歳」・「ライター」・「理科室」・「留守番」・「冷蔵庫」・「ロケ」・「路地裏」・「わんわん泣く」・「ん?」〜の話






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by yomodalite | 2007-12-10 13:34 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

日本男児/赤瀬川原平

日本男児 (文春新書)

赤瀬川 原平/文藝春秋



ハイレッドセンターをリスペクトし、トマソンを同時代に経験した世代なんですが、久しぶりに読んだこの著作は少々ショックでした(つまらなさにおいて)。

しばしば「素人」の見方には、時に鋭い視点がありますが、赤瀬川氏のような方が真似をしてはいけなかった。
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【内容】固い頭をやわらかくする!目からウロコが落ちるように、頭のウロコも落としてみよう!すると世界がこんなにも違って見えてくる。究極の日本男児の世界二十七篇登場!

【目次】男が合理化された;子供を奉公に出す、夜型生活のころ、主義と人生、頭を警戒すること、今日も不快だタバコが不味い、左翼マインドコントロール、揺れ動くビール、女子中高生の短かすぎるスカート、何でもアリに近づく世の中〔ほか〕

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by yomodalite | 2007-09-24 22:05 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

もう一度逢いたい (朝日文庫)

森繁 久彌/朝日新聞出版



森繁83歳の時に書かれた、エッセイ集。

『品格と色気と哀愁と』を先に読みましたが、こちらがシリーズ第一弾。大人の男の色気がここにあります。

【目 次】
「もう一度逢いたい」
・松下幸之助翁との対話
・メザシの巨頭、土光敏夫さんと対談す
・谷崎潤一郎 ー その人
・洗面器と永井荷風の女
・詩人サトウハチローさんを偲びて
・恩師、菊田一夫氏怒る
・役者泣かせの森谷司郎監督
・渡辺邦雄監督と灯籠
・井上正夫丈と私の大トチリ
・志ん生、圓生との旅
・日本一の焼き物の大先生 − 加藤唐九郎
・少年の恋
・山麓のまぐわい
・中国のマジック
・伍堂卓雄さんと佐島マリーナ
・人間のアジ ー 彦ちゃんという同級生
・満州に消えた長兄・弘を憶うや切
・倚門の望 ー 老いた母を今さらに想う
・諒闇 − 昭和天皇との最後の夜
・英太郎、おぬしは慌てて何処に行くのだ
・芝居に打ち込んだ奇才、井上孝雄
・友、ひばり逝く
・ニィッと笑って通り過ぎるだけの男 ー 渥美清
・コーちゃんと初舞台 ー 越路吹雪
・逸見さん、さらばだ!

「満州変貌」
・柳絮舞う新京
・興安嶺の狼
・大陸に沈む夕陽
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【書籍紹介】谷崎潤一郎、初恋の人妙子、菊田一夫、永井荷風の女、越路吹雪、美空ひばり、昭和天皇、そして母、兄…。俳優として一時代を築いた著者が、八十路を越えて"艶やかな時をくれたあの人、この人"への熱い想いを若々しい筆で綴った感動のエッセイ集第1弾。

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by yomodalite | 2007-04-25 19:22 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

品格と色気と哀愁と (朝日文庫)

森繁 久彌/朝日新聞社




「どうしてこの刎頸の契りが切れるものか!あいつは、ぞっこん俺に惚れていたのだ。今となっては、それのみが私の胸を打つ」

勝新太郎が逝ったときの、森繁の心の叫び。

あの勝新がぞっこんだったという友情とはどれ程のものだろう。

松岡正剛をここまで泣かせる森繁久彌に、今、逢いたくてしかたがない。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0590.html

宇野亜喜良氏の装幀・装画も絶品!

 【目 次】
・想えば遠し、勝新太郎
・一度ぐらいはデートしたかった杉村春子
・思いはいまだ募る原節子
・「さよなら」も言わずに、芦田伸介
・不世出の役者。三木のり平
・「夫婦善哉」のプロデューサー 佐藤一郎
・宰相に寝取られた女
・異国の夜の物語
・箱根逍遥
・世界的な作曲家との出会い 山田耕筰
・日劇ダンシングチームの親分 秦豊吉
・”御落胤”の風格 川口松太郎
・奇態で偉大なおっさん 菊田一夫
・名戯曲の舞台裏 北条秀司
・有吉佐和子と“恍惚の人”
・映画監督・溝口健二のわがまま
・ある諍いの思い出 加藤泰監督
・下を巻く川喜のオッチャンの手料理
・小道具の丸山さんのこと
・演出家サミー・ベイスの“感動”
・盲目の少女の涙
・あるクリスチャンの葬式
・満州のお手伝い、淑謹のこと
・角屋ヒデさんとの再会
・わが愛しき妻よ
・あとがきに代えて(長男である泉の死)
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【BOOKデータベース】人のぬくもりは哀しい—原節子、勝新太郎、三木のり平、杉村春子、有吉佐和子…そして愛おしき妻杏子。俳優として時代を駆け抜けた著者が、過ぎ去りし日々の、忘れがたき粋な男たち・女たちとの熱き思い出を、艶やかに軽妙な筆致で綴った名エッセイ集第2弾。

【著者略歴】「BOOK著者紹介情報」より
森繁 久彌 /1913年大阪府生まれ。俳優。日本俳優連合理事長。東宝劇団、古川緑波一座、満州新京放送局などを経て、戦後、コメディアンとして認められる。47年『女優』の端役で映画デビュー、50年『腰抜け二刀流』で初主演。その後、『三等重役』『夫婦善哉』『警察日記』『駅前旅館』などで俳優としての地位と名声を確立。ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』のテヴィエ役など、舞台・TVでも活躍。『知床旅情』などのヒット曲もある。1991年、文化勲章を受章


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by yomodalite | 2007-04-25 18:26 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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