カテゴリ:精神・教育・自己啓発( 22 )

人生を変えたければ「桜井章一」を見よ! (成美文庫)

桜井 章一,名越 康文/成美堂出版



桜井章一氏は、20年間無敗のまま引退した伝説の麻雀士。著作も多い方なんですが、名越康文氏との共著があることを知り、初めて読んでみました。

対談ではなく、桜井氏が語ったテーマに対して、名越氏が「診断」を下すという形になってはいますが、精神分析をされているのではなく、名越氏は、テーマを掘り下げたり、解説をされるという形になっています。

共に、自己啓発分野での著作が多い方なので、どこを選ぼうか迷いましたが、

下記に少しだけメモしておきます(省略して引用しています)

「友達ではなく仲間」

(桜井)「嫌いな人っているんですか?」と聞かれることがある。確かにそう考えると、嫌いな人はあまりいない。ただ、私には友人とか親友とか、そういった友達がひとりもいないことに気づいた。では、何がいるのか?私には《仲間》がいるのだ。

「友達」、「親友」というくくりで考えてしまうと、人間関係の幅が狭くなる。どうしても都合のいい人間、分かり合える人間を選んでしまうからだ。ただ、そこに《仲間》という感覚を持ち込むだけで世界が広がる。1人では絶対に出来ないようなことも、仲間がいれば可能になる。人間関係で悩んでいる人も、一対一の直線的な思考ではなく、仲間としての丸い輪、円のような考え方にするだけで、かなり違ってくるのではないか。

(名越診断)僕にとっての友達、親友というのはシンプルで《尊敬できる人》です。《対等な人》と思ったことはありません。ただし、この《尊敬》の内容は、社会的な価値観や道徳とは何の関係もありません。少なくとも僕はそう認識しています。そして不思議なことに、そういう人たちと近づけば、近づくほど、その人の凄さを言葉に表せなくなるのです。桜井氏は仲間を《円》という言葉で表現しています。ここに僕は《円》という表現でしか言い表せない、人生の妙味を感じます。

ただ、《円》という思想、考え方は非常に危険な部分もあります。禅の世界や、タオイズムの悟りでも《円》が用いられます。それら一大思想を築いた方たちが悟りの境地で体感したのが、《円》だったということにはまったく異論はありません。ただ、悟ったふりをしている人、悟りの境地に憧れるあまり、大きなエゴをもってしまった人も、やはり《円》を持ち出すものなのです。《円》というのは非常に難しい概念で、そこにはさまざまな考え方が玉石混淆していますが、それらのほとんどが、玉ではなく《石》です。そういった世の常を見定めてゆくことが大切だと思っています。


「目的意識をもたない」

(桜井)現代に生きる人々にとっての目的意識とはいったい何だろう。答えはいろいろあると思うが、集約すると、

「勝つため」
「偉くなるため」
「お金持ちになるため」

この3つに行き着くのではないだろうか。こんな目的をもつから人間はダメになっていくのだ。結果だけを求め、そこに行き着くまでの過程はどうでもいいという精神。結果主義は人間の弱い心をくすぐり邪心を刺激する。他人を羨むとか、妬むとか、他人よりも偉くなりたいとか、お金持ちになりたいとか。そんな目的意識、生き方は自然界にはない。

(名越診断)目的意識が自身の確かな感覚体験に基づかず、既存のものを鵜呑みにすることほどみじめな生き方はないと思います。何がみじめかと言うと、その人からどんどん個性が失われ、考えること、感じることもどこかで聞いたような中身になってゆくからです。でも、無気力になっているわけではないのです。逆にやたら活発な人が多い。それはただ熱を感じさせるだけで、心の弾力や強さは伝わってきません。

目的意識は人のためにもつようなところがあります。自分を尊敬させるため、見えやすく分かりやすくするため、あるいは真面目そうに見せるために持つこともあるかもしれません。しかし、真の意味での目的、目標というのは、人生を生き切った時にはじめて、何を目指していたのか気づいたり分かったりするものなのではないでしょうか。

また道徳、宗教、哲学というのは崇拝の対象になりやすいものです。崇拝とは自分の欠落した部分を埋めようとする行為で、誤った、《熱》を持ちやすいものなのです。

熱さとは《欠落》です。しかし、だからと言って宗教的なものを何でも否定しようとするのも考えものです。ヒステリックな言動、否定しようとする情熱も何かの欠落なのです。そういうことを僕たちは理解しておかなければならないと思います。

(引用終了)

《円》という概念は玉石混淆で、ほとんどは《石》。熱さとは《欠落》

ふぅ。。。

桜井氏の魅力が伝わりにくい部分を紹介してしまったかも。。桜井氏の本はまた読んでみようと思います。

[PR]
by yomodalite | 2015-01-16 13:16 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)
f0134963_15415044.jpg
[追記あり。コメント欄も参照してください]

「マザー・テレサの8か条」と同じく、ネット上でよく紹介されている言葉に、
「マザー・テレサの生活問答24か条」と言われているものがあります。

ある執筆者がスペインの家庭を訪問したときに、その家の壁に貼ってあった。
と説明されていることが多いようです。


☆続きを読む!!!
[PR]
by yomodalite | 2013-10-29 20:29 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(13)
f0134963_22392343.jpg

[追加修正あり。コメント欄を参照してください]

「Honoring the Child Spirit」の「あとがき」へのコメントで、「逆説の10か条」をご紹介いただきました。

確かに、マイケルにぴったり当てはまっていると思ったので、これが書かれている本を読んでみることにしました。

◎[Amazon]それでもなお、人を愛しなさい

本書の「はじめに」によれば、この10か条は、著者がハーヴァード大学2年生の19歳のときに書いた「リーダーシップのための逆説の10か条」で、高校の自治活動で活躍しているリーダーたちのために書いた『静かなる変革ー生徒会におけるダイナミックなリーダーシップ』という小雑誌の一部だったそうです。

その本は1968年に大学学生部によって出版され、1960年代後半から70年代前半にかけて、およそ3万冊が売れた。それから、1997年9月、マザー・テレサが亡くなってまもなくのこと、ルシンダ・ヴァーディが編纂した『マザー・テレサ語る』という本の最後に載っていたテレサの詩「それでも」に、フォーマットは少し変わっていたものの、自分の10か条のうち8つが使われていた。

自分が30年前に書いたものがインドにたどり着いて、マザー・テレサがその言葉の重要性を認めてくれたことに、著者は、背筋がぞくぞくした。と書いています。

それで、マザー・テレサの8か条も調べてみました。

逆説の10か条も、マザー・テレサの8か条もネット上で簡単に見つかります。とはいえ、こういった有名人のことばは、最初の言葉から微妙に省略されたり、抜粋されたりして、本来の意味とは、少し違ったものになっている場合があるということを、数年間のMJ研究においても学んでいましたし、

宗教に絡んでいる場合の翻訳は、特に怪しいことが多い。ということも、これまで読書で経験していたので、これも原本を確認してから、書いておくべきと思ったのですが、

なんだかね。。今日はそんな自分に疲れてしまって(笑)、

とりあえず、ネットに散々コピーされている「マザー・テレサの8か条」に選ばれていない「逆説の10か条」は、なにかについて、メモしておきます。


The Paradoxical Commandments
逆説の10カ条



People are illogical, unreasonable, and self-centered.
Love them anyway.
人は不合理でわからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお人を愛しなさい。



If you do good, people will accuse you of selfish ulterior motives.
Do good anyway.
何か良いことをすれば隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお良いことをしなさい。



If you are successful, you will win false friends and true enemies.
Succeed anyway.
成功すればうその友だちと本物の敵を得ることになる。
それでもなお成功しなさい。



The good you do today will be forgotten tomorrow.
Do good anyway.
今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお良いことをしなさい。



Honesty and frankness make you vulnerable.
Be honest and frank anyway.
正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお正直で率直なあなたでいなさい。



The biggest men and women with the biggest ideas can be shot down
by the smallest men and women with the smallest minds.
Think big anyway.
最大の考えをもった最も大きな男女は、
最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。
それでもなお大きな考えをもちなさい。



People favor underdogs but follow only top dogs.
Fight for a few underdogs anyway.
人は弱者をひいきにはするが勝者の後にしかついていかない。
それでもなお弱者のために戦いなさい。



What you spend years building may be destroyed overnight.
Build anyway.
何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお築きあげなさい。



People really need help but may attack you if you do help them.
Help people anyway.
人が本当に助けを必要としていても、
実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお人を助けなさい


10
Give the world the best you have and you'll get kicked in the teeth.
Give the world the best you have anyway.
世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお世界のために最善を尽くしなさい




前述の「はじめに」に書かれていたように、マザー・テレサのものは8か条ではなく、"Do It Anyway"(「それでも」)という詩で、逆説の10か条と、ほとんど同じ意味の詩が8つと、最後にもう一編の詩がついています。この言葉は、カルカッタの「孤児の家」の壁に書かれているとされていますが、そちらは「8か条」として書かれているのかな?

(ネット上にある日本語の「8か条」は英文と合わないことがわかり、日本語は「私訳」に変更しました。訳文で気になる点は遠慮なくご指摘ください)


"Do It Anyway"
それでも



People are often unreasonable, irrational, and self-centered.
Forgive them anyway.
人は不合理で、わからず屋で、自己中心的です。
それでも、人を許しなさい。


 

If you are kind, people may accuse you of selfish, ulterior motives.
Be kind anyway.
あなたが親切をしたなら、
人は利己的で隠れた動機があるはずだと批難するかもしれません
それでも、親切をしなさい。




If you are successful, you will win some unfaithful friends
and some genuine enemies. Succeed anyway.
あなたが成功したなら、不実な友と本物の敵を得ることになるでしょう。
それでも、成功しなさい。




If you are honest and sincere people may deceive you.
Be honest and sincere anyway.
あなたが正直で誠実であるなら、人はあなたを騙すかもしれません。
それでも、正直で誠実であり続けなさい。




What you spend years creating, others could destroy overnight.
Create anyway.
あなたが永年創り上げたものでも、一晩のうちに壊されることがあります。
それでも、作り続けなさい。

 


If you find serenity and happiness, some may be jealous.
Be happy anyway.
あなたが、落ち着いた幸せを見つけたなら、それに嫉妬するひともいるでしょう
それでも、幸せになりなさい




The good you do today, will often be forgotten.
Do good anyway.
あなたが行なったいいことは、しばしば忘れられるでしょう
それでも、いいことをしなさい。

 


Give the best you have, and it will never be enough.
Give your best anyway.
あなたの中の最良のものを与えても、十分ということはありません。
それでも、最良のものを与えなさい




In the final analysis, it is between you and God.
It was never between you and them anyway.
最後に振り返ってみれば、あなたにもわかるでしょう
これらは、あなたと神との間のことです。
あなたと誰かの間のことでは、決してないのです。




マザー・テレサの8か条には、

最大の考えをもった最も大きな男女は、
最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。
それでもなお大きな考えをもちなさい。

人は弱者をひいきにはするが勝者の後にしかついていかない。
それでもなお弱者のために戦いなさい。


が含まれていませんでした。実は、逆説の10か条を見たとき、
私が気になったのも、この二か条だったんです。

それは、別にケント・M・キース氏に文句があるわけではなく、ケント氏はハーヴァードを卒業して「リーダーシップ」をとるような人のために書かれていたということで納得したのですが、自分が信条にすべき文章としては、この部分が一番迷ったということです。

それで、マザー・テレサの言葉を確認したかったのですが、やっぱり、彼女の言葉にはそれはなく、彼女は「誰かのため」ではなく、「自分と神との間のこと」として書かれていたんですね。

ふぅーーー納得(笑)

[追記]と思ったのですが、そうとは言えないことが判明!
コメント欄をぜひご覧くださいませ。



自分のブログに、マザーテレサが登場するなんて、そうはないと思うので、
テレサの言葉をもう1回だけ続けます。

☆“24 questions and answers” マザー・テレサの言葉



[PR]
by yomodalite | 2013-10-28 23:09 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(13)

プロ無職入門 高木壮太の活ける言葉 (P-Vine Books)

高木壮太/スペースシャワーネットワーク

undefined



本書は著者が2005年春から2011年暮れにかけてインターネット上に投稿した、愛、呪詛、自己顕示、知識偏重、哀れみ、おかしみ、そしてなによりもナンセンスについての文章を拾い集め再構築したものです。(出版社の紹介)

去年、出版されたときから、まるで自分のために書かれたのではないかと思うぐらい、読みたかった本ですが、あまりにも一途に仕事をしてきた男のことばかり考え過ぎていたせいで、なかなか読むことができず、出版から1年以上経って、ようやく手に取ることが出来ました。

読みはじめてみると、高木氏のツイッターをフォローしていたにも関わらず、想像以上の面白さで、著者の守備範囲の広さにあらためて驚き、これほどレベルが高くないと「無職」にはなれないのか。とがっくり肩を落としそうになったものの、そういえば、すでに無職だったと気づきw、あり余るほどの暇な時間を使って、貪るように読みました。

ああ、無職ってなんてすばらしいんでしょう!

この本のタイトルを見るまで、無職に「プロ」があるなんて考えてもみなかったんですが、ちょっぴり目指してみたくなりました。

といっても、本書には、プロ無職になるためのノウハウが書かれているわけではなく、どうすればいいのかは、さっぱりわからないので、目をつぶって適当にめくって出てきた言葉の中から、少しだけメモしておくことにします。

(引用開始)

◎「いろいろ考えさせられます」を翻訳すると「思考停止しました! さて飯にするか!」になります

◎上下の区別のない無重力空間にも「上から目線」は存在する

◎「庭園を音楽に例えると」修学院離宮=デューク・エリントン、桂離宮=ドナルド・フェイゲン、浜離宮=フレイミン・グルーヴィーズ、偕楽園、後楽園、兼六園=ボン・ジョビ

◎「俺バカだから〜」という奴はたいてい本当にバカ。論理的な話をシャットアウトしている失礼を恥じる事もなく、知性によって自分を制することもなく放棄している。この言葉を「イノセントさの表明」と勘違いしている事と、戦争における「正義」には密接な関係がある事を俺はすでに見抜いている

◎「孤独感」とは「孤独=不快」で思考停止している馬鹿に与えられるペナルティである

◎あなたの真の理解者が近くにいるとは限りません。真の誤解者なら近くにうじゃうじゃいる事はご存知の通りです。

◎江戸時代、大商人は大坂の米相場を数時間以内に江戸で知るため、東海道沿いに何十箇所もの手旗信号基地を設けたそうだ。幕府はこれを禁止したので、次にのろしを使用した。しかしそれも禁止になったので、伝書鳩を使ったら、幕府は伝書鳩を襲うハヤブサを放ったという。誰かこの話を映画化してくれ

◎映画製作とは札束と人間関係を燃やす炎の祭りである

◎アイヌは誰か死んだら、そのひとの名前や思い出を語る事はタブーで、死者と同じ名前や似た名前の人は縁起が悪いのですぐ改名します。墓参りなどしません。日本民族も元は墓を作ったり先祖供養はしませんでした。立派な墓や先祖崇拝は「財産の相続」と関係が深いエグ〜〜い習慣なのです。

◎ロス疑惑の三浦和義は15歳のときにジ・アニマルズ来日公演を観に行くため鑑別所を脱走した。銃撃された一美さんとはダイアナ・ロスのコンサート会場で知り合った。失踪した白石千鶴子さんの義兄は、フランク・ザッパ、サン・ラなどを手がけた米人レコーディング・エンジニア

◎「あんな奴と喧嘩するのは自分もあんな奴と同じレベルだと認めることだぞ」。常識的で温厚な人がよく使うセリフだ。常識的で温厚な人は、おこがましくも他人を「レベル別」に分類してピラミッド型のヒエラルキーに基づく独善的な対人関係を構築しているということが、これでよくわかるね。


◎『今のほうがいいのに』
「最近はいじめとか子供の自殺が多いねえ」という意見をよく見開きする。冗談ではない。子供の自殺は昭和30年がピークで、現在はピーク時の6分の1ぐらいに減少している。
 
機会があって、終戦後から30年分くらいの新聞を読んだ事かあるのだが、昔は納屋で首を吊っただの、用水路に入水しただの、子供の自殺の記事か非常に多い。家で子供が首を吊っても、家族は十中八九外部に隠すから実数はわからない。たぶん発表されている数より何倍も多いだろうという事はわかる。
 
今は昔に比べて子供が自殺しなくなったのである。子供の自殺は珍しい事例だから、みんなショックを受けるのである。また、それを問題にするのは、それがスキャンダルだからだ。「子供の自殺は年々減少の一途をたどっていますと報道しても誰も喜ばない。「また死にました、今度は焼身自殺です」というニュースをみんな心待ちしているのだ。さらに親が幼い子供を殺す事件。これなど昔に比ぺれぱほとんど一掃されたと言ってもよいくらい減った。太古より親は子供を殺すものだった。あまりにも多いのでニュースにもならなかった。それが今では極少数になってきて、これまたスキャンダルになったから報道するのである。
 
みんな親の子殺しのニュースに触れたときにこう思う。『ああ、わが家では絶対にこんな事は起こらないな」。そういう安堵感は何よりも快楽をもたらすから、TVや新聞はぽんぽん報道する。『親の子殺しは今や絶滅寸前です」という記事を載せたとしても、誰もそんな新聞や雑誌は買わない。
 
ニュースというのは一日中、他人の不幸ばかり報道して、「宝くじに連続当選した人」や「ぶらぶらしているのに美女と大金が転がり込んだ人」なんてのはあんまり報道しない。誰もそんな事は知りたくないからである。
 
昔に比べて改善されてよくなっている事も正しく報道しないくらいだから、悪くなっているところについては、どのくらい歪曲・隠蔽しているのか、見当もつかないではないか。


◎『東京とニューギニア』
ニューギニアのある部族では男の子が生まれると、その父親は誰でもいいからそのへんの男を殺す。そしてその男の頭蓋骨を叩き割り、脳みそを取り出して、サゴヤシのでんぷんといっしょに炊いて喰う。満腹になったら子供に名前を付ける。殺した男の名前を貰うのである。そしてその男の頭蓋骨は、子供が死ぬまで大切に祀る。
 
なんでそのような事をするのかは、おれには到底理解不能だし、彼らも説明不能だろう。「ニューギニア警察は何をしているのか?」「残された家族の気持ちがわからないのか?」「反省の気持ちが少しも見られない」「事件の全容を解明するべきだ」「犯人の心の闇にせまる」などとニューギニア高地人に言ってみても無意味である。ヒップホップか好きな人に「なんでバスケットボールの選手の格好をしているのか?」と尋ねるくらい無意味だ。
 
ただはっきり言えるのその人と我々は、基本的には同じルーツを持つ、まったく同じスベック、まったく同じシステムでドライブされている同一種の生き物で、この程度の行動の違いはごく些細な表層的ものにすぎない。という事だ。

音楽のジャンルの違いみたいなもので、部外者は包括的に見るから、差異そのものは、あまり意味をなさない。つまるところ、ヒトは共食いをしたり、ターンテーブルをこすったりする哺乳類なのだ。
 
我々文明人も度し難いほどに殺人や猟奇的な事件が好きである。TVなど一日中そういうものを映し出しているではないか。先天的にそういうものに関心が向くように精神はデザインされているのだろう。
 
現代文明は殺人を禁止している。そこには論理的な意味はなく、法律やらモラルやらで押さえ込んでいるのは呪術的な意味合いのほうが大きい。法律は暴力のもっとも洗練された形である。代償行為ということで十分説明がつくと思う。

こういう事を書くと、「くれぐれも人殺しをしないでください!」だの「そーちゃんならやりそう」とかいう感想をもつ人がいると思うのだが、そういう人は、ニューギニアで頭蓋骨を割られて脳みそをえぐり出されながら、「たくさん食べてくださいね!お子様のご成長を見守ってまーす (⌒o⌒) と思うような人なのに違いない。

(引用終了)

この本は、どの「カテゴリ」に分類するか迷いました。

でも、現代の「金言」や、笑いの要素もたっぷりあって、10ミリ程度の厚みに、これほどぎっしりと「活ける言葉」が詰っている本が、他にもあるとは思えなかったので(ご存知の方は、それも読みたいので、ぜひ教えてくださいませ!)、これはレベルの高い「自己啓発本」だと思いました。


下記は、最近のツイッター(高木壮太 ‏@TakagiSota) から。

(9月28日)
いまの30~40代は「音楽やファッションに流行があった時代」の貴重な最後の世代なのだから、下の世代にはわれわれを保護する義務がある。

(9月28日)
twitterをみるとよくわかりますが、有名人は有名人としか交流しません。無名なひとと絡むと運気が落ちるからです。そして無名人の悪い運気バイブレーションは他の有名人にも波及するので、有名人は有名人同士で結界を張らざるを得ないのです。どうか彼等の苦労を理解してあげて下さい。

(9月28日)
若い頃は怖いもの知らずで、どんな依頼も二つ返事で引き受け、断るということを知らなかった。果たして此の世には自分に向いているものはなにも無いと知ったのである。だから若いひとにはこう言いたい「他人の依頼や期待はすべて拒絶して自分のしたいことだけをやって野たれ死にしなさい」と。

(9月29日)
古代ローマの奴隷は非常に高価なものだった。子供と奴隷が病気になったら奴隷を優先して看病した。子供は死んでもまた作れるが、生産手段である奴隷を失うと、家族全員が奴隷身分に落ちる恐れがあるのだ。

(9月30日)
人生の残り時間から目を背けていると、どうでもよいことを恐れるようになる。


[PR]
by yomodalite | 2013-10-21 09:56 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)
明けましておめでとうございます!

ここ数年の新春、第1冊目について振り返ってみたところ、

2012年は、内田樹著『うほほいシネクラブ』、2011年は、ネルソン・ジョージ著『スリラー』、2010年は、副島隆彦監修『悪魔の用語辞典』、2009年は、林真理子著『文学少女』、2008年は、副島隆彦著『中国ー赤い資本主義は平和な大国を目指す』を書いていました。

2011年を除けば、どの本も素晴らしく素敵な本でしたが、本書ほど、年頭に最適な本はないように思います。

オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)

岡田 斗司夫 FREEex/幻冬舎



別に、、オタクの息子に悩んでないんですけど、と思われた方もご安心ください。

本書は、朝日新聞土曜別刷りbeに掲載されている人生相談コーナー「悩みのるつぼ」に投稿された相談から、岡田氏が回答したものをまとめたものなので、ありとあらゆるお悩みに対応されているんです。

それと、新聞に悩みを投稿するような人にも、新聞が出した回答にも興味がないと思われた方、ごもっともです。

新聞は、毎日人にエラそーなことを言いたいだけの人たちによって、手が汚れるうえに、心まで汚れそうなので、私は極力近づかないようにしていますし、以前、朝日新聞「悩みのレッスン」の回答者だったという森岡正博氏の本を読んだときには吐き気を催したこともありました。

でも、地獄への道は善意で敷き詰められていますが、掃き溜めに鶴がいることも確かなんですよね。

また本書にまとめられているのは、相談と回答だけでなく、

その回答にいたるまでのプロセスや、回答者側の葛藤といった、裏側の話も満載なので、読者は、さまざまな悩みについて回答を得られるだけでなく、自分が回答者の立場だったらどうするか、という点においても、高度なプロの技を学ぶことができるんですね。

本書のタイトルにも使われているように、

岡田斗司夫氏といえば、オタクの元祖としてのイメージが強いのですが、私にとって、そのイメージが少し覆されたきっかけは、岡田氏の「マイケル・ジャクソン考」でした。

それは、マイケルが亡くなったときに発せられた、これまでに素晴らしい仕事をしてきた大勢のサブカル界のスター達による、信じられないほど「薄っぺらい感想」の中で、ごく僅かに存在した「真摯」なもので、「オタキング」の称号をもつ岡田氏には、当時それを書く必要があるとは思えなかった内容でした。

それで、その後、「オタキングex」や「FREEex」といった、非常にユニークな会社設立も、興味深いものとは思っていましたが、詳しくは知らず、本書を読んで、ようやく本当の意味で、岡田氏の器の大きさと、彼が、どうしてマイケルに感動したのかという理由もわかったような気がしました。

共通点など考えたこともなく、似ているなどとは一切感じたことはなかったんですが、、

ふたりの共通点は、やっぱり「キング」なんだと思います。

面白くて、読ませる魅力にあふれた「お悩み相談」なら、これからも個性の強い執筆者によって、書かれることがあるでしょう。でも、女子中学生の悩みから、70代の孫に関する悩み、仕事のことから、恋愛や、育児にいたるまで、岡田氏の回答は、

岡田氏の類いまれな個性によって作られたもの。ではありません。

私は、岡田氏がこれほどさまざまな人の気持ちを想像できる人だとは思ってもみなかったので、とても驚き、そして、私だけでなく誰にとっても学べる内容に深く感動しました。

岡田氏と、MJが似ているかどうかは、どうでもいいことですが、
本書は、間違いなく「キング・オブ・お悩み相談」だと思います。

☆☆☆☆☆(満点)


☆参考ブログ
◎著者インタビュー『オタクの息子に悩んでいます』岡田斗司夫氏(前編)
◎著者インタビュー『オタクの息子に悩んでいます』岡田斗司夫氏(後編)
◎プロの悩み方 - 書評 - オタクの息子に悩んでます(404 Blog Not Found)

☆岡田氏の感想すべてに同意するものではありませんが、多くのファンが、自分のきもちを、MJと重ねあわせて感動しているのとは違い、岡田氏は「自分を変えろ」という一番むつかしいメッセージを受け取っているという点が、わたしが「真摯な」と感じた部分だと思います。

◎岡田斗司夫のひとり夜話vol.6 #13(10/02/19)マイケル・ジャクソンの孤独




◎岡田斗司夫のひとり夜話vol.6 #14(10/02/19)マイケル・ジャクソンの孤独




◎岡田斗司夫のひとり夜話vol.6 #15(10/02/19)マイケル・ジャクソンの孤独




☆1家に1冊!!じゃなくて、、ひとり1冊… かな。。
◎[Amazon]オタクの息子に悩んでます

[PR]
by yomodalite | 2013-01-01 22:11 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(7)
f0134963_7254319.jpg
(MJの手書きメモ)



名越先生、あまりにも為になったので、ほんの少しだけ紹介させてくださいませ。ぺこり

下記は、名越氏の有料メルマガから。感動された方は、ぜひ購読をご検討くださいませ。

◎名越康文のメールマガジン「生きるための対話(dialogue)」


2012年10月1日 Vol.037 より(大幅に省略して引用しています)

◎「欲深い」人は退屈しない

必要がないからといって、いま僕たちがつつがなく過ごしている日常に満足して、そこから足を踏み出さなくなってしまうと、人間はどうしたって暇になります。暇になった人間は必ず退屈する。退屈になるとどうなりますか。いろいろあるけど、心理学的にまずいのは、退屈していると、人は他人を頼りたくなるんです。

誰かかまってくれないか、誰か私をほめてくれないか、誰か私の暇を、私の退屈をどうにかしてよ、そう考えるようになる。

退屈から期待が生まれる。そしてそれはあっという間に不満、怒りに転化していきます。

そう考えると、「人間の能力が秘めた可能性」を少しでも開いていきたいという欲を持つことは、そういう「退屈から怒り」へのスパイラルから逃れる、非常に有効な手段となりうることがわかります。

ですから、もしもいま退屈しているという人は、自分がどこかで自分の人生を見限っていないか、ということを見直してみてほしい。そもそも、こういう講座に来る人は、心のどこかに「人生こんなもんじゃないはずだ」という「欲」が出てきていると思うんです。その欲を大切にしてほしいと僕は思う。


◎「人を変える欲」、「自分を変える欲」

欲とか、夢とか、僕はけっこう誤解を招きやすい言葉を使っていますが、たとえば僕が今日使っている「欲を持て」「夢を抱け」というのは、あくまで「自分がどうするか」という欲であり、夢である、ということは間違えないでくださいね。

つまり、「あの人に振り向いてもらいたい」とか「息子が定職についてほしい」といった「他人にどうにかしてもらおう」という欲や夢は、今日の話とは無関係です。というよりも、そういう欲は、幸福に生きるための妨げになってしまいます。そういうふうに他人に自分の欲を託すようになると、その人は必ず不幸になっていきます。

他人に変化を求める欲がいけないのは、それが叶わないからじゃありません。他人がこちらの思うように変わってくれることだってある。でも、そうやって他人が変わってくれたとしても、やはり、そういう欲や夢を持ってしまった人は不幸なんです。

他人を変えるんじゃなくて、自分を変えていこう、成長させようという欲を持つことの意義を、今日はお話しています。他人を変えるよりも自分を変えることをお勧めするのは、そのほうが叶いやすいからではありません。むしろ、自分を変えるのは、他人を変えるよりも、実は難しいかもしれない。でも、それでも「自分を変える」欲を選んでほしいんです。

それは、「自分を変える」欲を持った人は、それが叶わなかったとしても、そのことを本気で願った瞬間から、幸せになれるからなんです。

他人に変わってほしいと願うことが不幸の温床になるのは、「こうなってくれたらいいのになあ」と他人が変わることを願った瞬間、そこに怒りが生じるからです。怒っているとどういうわけかひどい目に遭う。これは仏教心理学の知恵であると同時に、僕の人生50年の経験則でもあります。


◎今ここに集中する

「自分を変える欲」を持つためには、瑣末な日々の心配事から、できるだけ手を離すことが必要です。瑣末な日々のことにあまりにも心を奪われていると、夢を描く暇がなくなってしまう。

瑣末な心配事というのは、だいたい「未来の心配」です。未来の心配を手放すということは、「今、このときだけ頑張る」という姿勢で取り組む、ということです。明日のことは問わない。今日一日だけ、全力投球する。そういう態度で日々を過ごしていると、だんだんと「今の自分」に目を向ける余裕が生まれてきます。

僕らは通常、信じがたいぐらい未来への不安と妄想に時間を使って日々を過ごしています。「もしこんなことが起きたらどうしよう」という不安に囚われて、「今、ここ」を生きることができていない。

だからこそ、意識的に「今日一日」「この1時間」「この一瞬」に集中する必要がある。いくら根気のない人だって「次の一瞬だけ」がんばることはできるはずです。そして、その一瞬をがんばることができたら、次の一瞬をがんばることができる。


◎諦めない人だけが、学ぶことができる

学び続けていれば、イライラしなくなるし、人と幸せをわかちあえるようになる。ところが多くの人は、学ぶということが人生にもたらす意味をついつい忘れてしまうんです。だからこそ最近僕は、「欲」が大事だと思うようになった。

例えば「人生、所詮は金だ」っていう人って、どこかで人生を諦めていますよね。表面的には欲深いんだけれど「人生そのものに対する期待」という点では、僕のほうがずっと欲深い。「人生、所詮は金だ」とうそぶく人は、はるか手前の段階で人生の本質に触れる豊かさを諦めてしまっている人です。


◎学びたければ、怒りを消そう

近年、日本の政治の場面では、扇動家が票を集めるようになってきましたね。なぜわれわれは扇動家に票を集めるか。

それは、自分が不幸な人生を歩んでいる原因が、自分が努力をしなかったことにあるのを認めたくないからです。

この心の働きに気づかない限り、我々はいつまでたっても、扇動家に煽られることになるでしょう。いまの日本で扇動家が勝つのはしかたがありません。でも、皆さんは個人レベルでは、怒りに勝ってください。そのために必要なのが、今日お話しているような「学び」です。

一人ひとりが学んでいくことの力は、小さいようだけれど、扇動家に勝つにはほとんど、それ以外の手段がありません。

逆に言えば、僕らはそれくらい感情の虜だということです。そして、扇動家はそこをたくみについてくる。恋人のことが好きで好きでたまらないから自分は幸せだと思い、恋人が言うことを聞かなければ悲しくて不幸だと思う。常に僕らは、自分の幸不幸を相手のせいにしようとする。ここに、扇動家がつけいる隙があるんです。

扇動家が力を持つのは、僕たちがいかに感情に振り回されているか、いかに感情によって、現実的な判断を誤っているかということの、ひとつの証拠だと思います。

僕たちはまだまだ、扇動されるでしょう。だからこそ、皆さんにはぜひとも、学んでほしいんです。


◎本気で祈ることの力

日本人は宗教アレルギーだから、「祈り」ということに正面から向き合わないんですね。ほとんどの人は特定の宗教を持っていないから、お坊様の話も、牧師様の話も、ある種の宗教の「枠」に入った話として、自分とはどこか別世界の話としてしか耳に入らない。

「祈り」というのは、すべての人が日常的に駆使すべき、ものすごく実効的な「心理的技法」だと僕は捉えています。少なくとも、そういう実際に僕らが駆使すべきスキルとして、学ぶ必要があるものだと思うんです。


◎信仰と信念

例えば「信念を持つ」ということと「信仰心を持つ」ということには、どれだけの違いがあるでしょう? 無宗教の日本に生きる僕らは、一度そのあたりをフラットなところからよく考えたほうがいい。

怪しい宗教の勧誘とか、詐欺に引っかかりたくなければ、宗教を遠ざけるのではなく、真に宗教的な人間になればいいんです。

自らの心を自分の力で明るくしていこうと決心し、日々、不安を消す努力を重ね、本気で祈る。そういう人こそがよしんば特定の宗教を持たずとも、宗教的な人間であり、明るく、幸せな人生に近づいていくための王道だと思うんです。

(引用終了。名越先生ありがとうございました。ぺこり)

2012年10月1日 Vol.037 では、その他に、

◎他人の不幸に対して心が動かないのはまずいですか?
◎いきなり奢らされることになってもやもやしています

という質問に対しての「素敵なお答え」など、
もっとずっと盛りだくさんで、300倍ぐらい素敵な内容。
感動された方は、ぜひ購読をご検討くださいませ。

◎名越康文のメールマガジン「生きるための対話(dialogue)」

◎内田樹×名越康文「辺境ラジオ」2011年12月25日ポッドキャスト


冒頭の手書きメモ

I truly love all of you.
I am recording tonight, for all of you.
You are my true inspiration forever.
I am living for you, and the children.
Be alive, be free, feel Consciousness(*)
Subconscious(*) , being God.
I love you.

M. Jackson and Family.


On November 11, 2008, Michael Jackson sends another handwritten note to a group of fans gathered in front of his home in Los Angeles.

(*) 手書き文字は、contiousness 、subcontious のように見えるのだけど、、
consciousness → contiousness と書いてしまうのは、MJのいつもの癖だと思う。。

[PR]
by yomodalite | 2012-10-03 07:48 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)

成毛 眞/三笠書房



著者は、私のブログでもリンクしている、ノンフィクション本の書評サイト「HONZ」の代表の方ですが、一般的には、元マイクロソフトの社長で、現在も多くの会社の顧問や取締役をされていることで有名な方。

同じように、成功したビジネスパーソンでありながら、スゴい読書家としても有名な小飼弾氏のレヴューはこちら。

◎ちょっぴり同族嫌悪!? - 本は10冊同時に読め!「404 blog not Found」

読書のされている方にとって、何を読むかだけでなく、どう読むかとか、読書方法について悩むことも多いと思います。私は、成毛氏が言っておられるように、

一円でも多く稼ぐことより、一冊でも多く本を読みたかった。
それを続けていたら、金は後からついてきた。


なんてことは、一切ありませんが、成毛氏と同じく

1. バラバラの分野の本を
2. 同時に
3. 読み飛ばす


という読書方法は、結構長くやっていて、割といいんじゃないかと思ってます。

とはいえ、10冊は無理なので、今は5冊〜7冊ぐらいを同時進行させていて、小説は極少なめ、出来る限り「ノンフィクション」を読み、バラバラな分野の本の中に、必ず「古典」を入れるようにしています。

古典は、文章が読み難いうえに、内容もよく理解できないということが多くて、うんざりすることも多いんですが、文学書にしても、思想書にしても、飛ばして読むことが出来ないので、新書とか、速読できる本を一緒に読んでおくと、その「イライラ」が緩和でき、読了の達成感も気軽に味わえて、精神安定に繋がりますし、

現代の日本人が「古典」を理解するのにも「文学」だけ読んでいてもわからないんじゃないかとか、現在の危機に、多角的に備えるためということもありますが、それ以外にも、色々な意味で、この読書方法は、意外と女子に向いていると思うんです。

◎ハードカバーは滅びてしまえ!なぜ新書を読むべきなのか?

女の脳と、男の脳は違うと、よく言われていて、女性は、異なる動作を同時進行することが得意で、右と左を別々に動かすことが出来るとか、右脳と左脳を繋ぐ脳梁が太くて、脳内の情報連携がスムーズで、考える力と感じる力を連携する「直感力」が豊か… だとか

バラバラ・同時多読は、その「女子力」を生かせるような気がして、同じ分野の本をたくさん読むより、世界が広がるうえに、女子の「直感力が生かせる」ような気も。

とりあえず、、お金がついてこないにしても、

同時多並列読書は、「武士は食わねど高楊枝」だったり、「お菓子を食べればいいじゃない」といった気分は盛り上がるような気がします。

◎[参考サイト]今、ここが「猿の惑星」だ!

☆成毛氏は、本の購入はAmazonではなく、書店で「ここから、ここまで全部」といった大人買いを奨めておられますが...

◎[Amazon]本は10冊同時に読め!
_________

[BOOKデータベース]本は最後まで読む必要はない、仕事とは直接関係のない本を読め、読書メモはとるな ― これまでの読書術の常識を覆す、画期的読書術!あらゆるジャンルの本からの情報を組み合わせることで、新しいアイデアが生まれる。「すき間時間」で本を読むことで、集中力が増す。どこを読み飛ばすのかを判断していくことで、決断力と情報収集力が身につく。本を10冊同時に読めば、10倍人生が面白くなる。
三笠書房 (2008/1/21)

[PR]
by yomodalite | 2012-05-25 07:37 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)
f0134963_14151750.jpg


2006年に出版された『Catching The Big Fish : Meditation, Consciousness, and Creativity』の日本語版がようやく出版!

サブタイトルは“リンチ流アートライフ∞瞑想レッスン”。現在は寝ても覚めてもMJのことばかり考えている私ですが、2009年より以前、もっとも好きだったアーティストが、デヴィッド・リンチ。

学生時代に夢中になったことで、もう思い出したくないということも多いのですが、リンチの『イレイザーヘッド』と、楳図かずおの『わたしは真悟』の衝撃は、今でも、そのときとまったく変わらず私を捉え続けています。

大きな魚をつかまえよう―リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン

デイヴィッド リンチ/四月社



帯に掲載された、二人の超有名人からの推薦の言葉。

クリント・イーストウッド「私はこの瞑想法の熱心な支持者です。これは誰が持っていてもよい、ストレス解消ツールとして活用できる最適な道具です」

ポール・マッカートニー「困難な時代でも、瞑想は僕が安らぎの時を見つける手助けになった。若者が静かな避難所を心の中に育む手助けにもなるだろう」


f0134963_14165655.jpg
『Catching The Big Fish : Meditation, Consciousness, and Creativity』



本書の「はじめに」から。

アイデアとは魚のようなものだ。
小さな魚をつかまえるなら、浅瀬にいればいい。
でも大きな魚をつかまえるには、深く潜らなければならない。

水底に降りていくほど、魚はより力強く、より純粋になる。
巨大であり抽象的だ。そしてとても美しい。

私はある特別な魚を探している。私にとって大切なのは、映画に翻訳できる魚だ。
でも水底には、あらゆる種類の魚が泳いでいる。ビジネス向きの魚。スポーツ向きの魚。万物の用途に向いた魚がいる。

万物は一なるものを起源とし、最深部から浮かび上がる。
近代物理学ではこの領域を統一場と呼んでいる。

意識 ー 目覚めの領域 ー が広がるにしたがって、より深く根源へと降り立ち、
より大きな魚をつかまえることができる。

私は33年間もの間、超越瞑想プログラム ー TMと呼ばれる瞑想法 ー を実践してきたが、
これはわが映画と絵画、生活のあらゆる領域において中心をなすものだ。

私にとってそれは、大きな魚を探すために、より深くだいぶする方法なのだ。
本書では、こうした体験のいくつかをお話しよう。

(引用終了)


f0134963_14184953.jpg


実際に読んでみると、本書は瞑想の仕方を伝授するというよりは、これまでの作品や、アートライフについても多く語っているので、リンチファンには「マスト本」ですが、ファンじゃなくても「アート」に興味がある方なら、刺激をうける言葉がたくさんあります。

p120「セルフの光」から引用

マイナス思考とは闇のようなものだ。
でも闇って何だろう。闇を見つめても何も見えない。あるものがないだけ。
明かりを点ければ闇は消える。

陽光はマイナス思考を打ち消すことができない。
闇を一掃できても、マイナス思考は打ち消せない。
ではどんな明かりを点せば、陽光が闇を一掃するように、
マイナス思考をきれいさっぱり取り除くことができるだろう。
それは純粋意識である自己の光 ー 統一の光に他ならない。

闇と闘う必要はない。闇を恐れることもない。
明かりを点ければ闇は消える。純粋意識の光を点すんだ。
そうすれば、マイナス思考は消えてなくなる。

「そんなにうまくいくのかね」と疑う人もいるだろう。
あまりにうまい話だからね。でもこれはほんとうのことだ。

(引用終了)


f0134963_1420066.jpg

◎出版社による紹介
◎出版元「四月社」による取扱い書店一覧

☆現在、アマゾンでは好評につき「在庫切れ」になることが多い模様。
◎大きな魚をつかまえよう(アマゾン)

☆冒頭の推薦文は、退役軍人のためのリンチ財団のイベントに寄せられた言葉から。
イーストウッドの語りは4 : 15~
◎Clint Eastwood and Distinguished Veterans at David Lynch Foundation Event

☆悩める若者に瞑想推奨を目的としたリンチ財団主催の慈善ライブ
“Change Begins Within” Paul McCartney, Ringo Starr, Sheryl Crow などが出演
◎PAUL McCARTNEY & RINGO STARR - Change Begins Within 2009



f0134963_21102322.jpg

☆ディヴィッド・リンチのCM



[PR]
by yomodalite | 2012-05-04 14:35 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)
f0134963_20413035.jpg
マイケル自筆の絵「Our eyes are the windows to the world」



2011年も年末になったからなのか、なんとなく「このブログについて」という文章を書こうかなと思っていたんですが、、とりあえず、いつも気をつけなきゃって思っていることを、端的に著してくれている、素晴らしい文章を発見したので、メモしておきたいと思います。

ちなみに、引用先は、名越氏の有料メルマガからなので、感動された方は、ぜひ購読をご検討くださいませ。(名越先生、あまりにも為になったので、ほんの少しだけ紹介させてくださいませ。ぺこり)

◎名越康文のメールマガジン「生きるための対話(dialogue)」


◎目の前にあっても気がつかないことが多い

養老先生が言っていたのは「答えはいつも目の前にある」ということ。有史以来、ギリシャでも中国でも、賢人たちはみな「答えは目の前にある」ということを繰り返し、説き続けてきた。

でも、そうやって口すっぱく言い続けなきゃいけないくらい、ぼく達は絶えず「答え」を見逃し続けてきた。

「答えは常に目の前にある」というのは、僕らは目の前にある「答え」を、ほとんどまともに認識することができない存在である、ということ。

そしてすぐに「こんなことになったのは誰のせい!?」と周囲を問い詰める。もちろん「誰のせいか」を究明してもいい。

でもその検証作業に感情を込めて「誰それの人生を返せ!」と主張する、といったことを続けていると、目の前にある「答え」がどんどん見えなくなってしまう。そのことをまずは心に留めてほしいと思います。

「そんなの当たり前じゃないか」って思いますか?でも我々はしばしば「どう問うか」なんて考えもせずに、自動的に何らかの「答え」に飛びついているんじゃないでしょうか。

僕らは、自分の問いかけ方を、皆が採用している普遍的なものだと無意識のうちに思い込んでいます。


◎相手の中に自分を発見したとき「確信」が生じてしまう

ちょっと恥ずかしい話をすると、僕自身も、この手の間違いはいっぱい経験しています。臨床的にいうと、僕らの中に「確信」が生じるのって、相手の中に自分のコンプレックスを発見してしまったときなんですね。怖いでしょう? 

要するに、自分のなかで「これだ!」っていう確信が生じているときがいちばん危ない。そういうときほど、丹念に自分の心の中を観察してみると、相手に自分を投影しているだけということに気づいたりするんです。

何回でも言いますよ。精神科を生業にして24時間どっぷりその世界で人を見てきた僕でも、自分自身のコンプレックスに起因する固定観念からそこそこ程度抜け出すのに5年以上かかりました。

それぐらい、僕らはすぐに、相手の中に自分を見つけてしまうということですね。

相手の中に自分自身を発見したとき、僕らは必ず、感情的になっています。例えば相手の中に自分の理想を見出すと、相手のことを好きになってしまう。逆に、自分の弱点を発見して、嫌いになったりする。

こういう状態のとき、僕らは相手の心なんて、ほとんど見えてなくて、ほとんど投影された自分自身の感情に反応しているだけなんです。(引用終了)

☆あなたは、どのタイプ? 私はどの質問もすっごく迷っちゃった....
◎名越康文氏の[類人猿分類診断]


[PR]
by yomodalite | 2011-12-06 20:43 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(7)
f0134963_21172629.jpg天才プログラマーで、カリスマブロガー、1日に何冊もの本を読んで、さらに人とは違う視点から書評まで書き上げてしまうスゴイ方による、人生ハウツー本。

☆続きを読む!!!
[PR]
by yomodalite | 2009-12-02 21:20 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite