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バナナの皮はなぜすべるのか?/黒木夏美

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「バナナの皮で、世界は滅亡するのか?」を書いたとき、わたしは、これは“小説”の中のことだから心配ないんだと思いつつも、やっぱり、自分が見た、あの「惨劇」のことを思い出さずにはいられませんでした。

それでも、まさかと思っていた、微かな「不安」は、今、倍増しています。

いつ揺れるかわからない地面に「バナナの皮が落ちているかもしれない」ことは、今こそ考えてみなくてはいけないのではないでしょうか。

大地震は、この1ヵ月後に起こったんです!!!

しばしば、わたしたちは「歴史」を忘れ、そこから学ぶことを疎かにしてしまっていますが、

本書には、よく知られている「バナナの皮のギャグ」に関してだけではなく、バナナがいつ日本人に知られることになったのかについて、江戸時代の文学作品から探り、明治を代表する作家、芥川龍之介の短編や、堀口大学の随筆を引用し、

また、近代俳句の革新者、正岡子規や、竹下夢二の俳句から、バナナが夏の季語になり、バナナだけでなく、バナナの皮の「文壇入り」をも著されています。

もちろん、バナナのギャグの元祖は、誰だったんだろう?という、わたしの疑問にも、多くのヒントがあり、チャップリン、ハロルド・ロイド、バスター・キートンなど、三大喜劇王だけでなく、様々なコメディアンや、B級SFホラー映画から『どらえもん』『パタリロ』などの日本のマンガ、

まさか、ジャンヌ・モローの映画に?!とか、あの推理作家のアガサ・クリスティが!?とか、すべるのは、バナナだけではない?!オレンジ、お前もか!とか、世界の不思議な法律とか、、もう、それはそれは、驚きの真実が網羅されていて、とてもとても教養高い本だと思いました。

◎本書の内容(詳細な目次)はこちら!

◎『バナナの皮はなぜすべるのか』(アマゾン)

◎編集者・津田正の書評ブログ

また、

気になっている方もおられると思うのですが、、必ずやってるはず!と思っていた「スリー・ストゥージズ」は、本書には1度も登場しませんでした。

そういえば、果物好きなMJですが、バナナはバブルスの食べ物だからと敬遠していた(特に若い頃)という記述も読んだことがあります。

ですから、

MJは「バナナの皮で、世界が滅亡する。」ことには、関係がなかった。と言いたいところですが、

これに関する第一次情報が未確認であること、また、2011年4月17日の日本では「安全」というと、悉く「デマ」と扱われる危険性もあるので(数日ほど前までは逆だったんですが....)まだ「安心」とは言い切れません。

下記は「いつ、すべるか、わからない」ことに備えて、とりあえず、足腰を鍛えておこうと思われる方へ♡

わたしの占星術研究(インチキw)では「乙女座のアーティストは、自分以外のアーティストのプロデュースはイマイチ」という研究成果があって(それと奥さんが表現活動するのも嫌い。例:井上陽水→石川セリ、玉置浩二→薬師丸ひろ子、長渕剛→志保美悦子)、

MJも、自分の曲とそれ以外では「意気込みの差がくっきり」ということがあるように思えてならないんですが、「Eaten Alive」は、他人の曲も名曲多数の、親友バリー、モーリス(ビージーズ)と共作したせいなのか、これは「超傑作」ですよね。


☆MJのボーカルが良すぎて、ダイアナのこと忘れそう。
これはオリジナルVDじゃなくて、ファンメイドVD





☆こちらも素敵なので追加☆
ダイアナVD+ペプシCM、ティーザーなどMJもたっぷりなファンメイド!!!






で、この曲の後に、これを↓聴くのが、お気に入り!!!♡

☆とてもとても素敵な方!



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by yomodalite | 2011-04-17 16:50 | 雑学・Web | Trackback | Comments(0)

たのしい写真—よい子のための写真教室/ホンマタカシ

たのしい写真―よい子のための写真教室

ホンマ タカシ/平凡社



人気写真家 ホンマタカシ氏による写真論もしくはハウツー本かと思っていたのですが、全然ちがっていました。

第1章 講義編では、
写真という言葉の解釈から、カメラ・オブスキュアの発明から始まる写真史、小型カメラ「ライカ」の出現、決定的瞬間派とニューカラー派という2つの潮流〜ポストモダン〜現代美術と写真〜写真家のスタイルチェンジ

第2章 ワークショップ編では、
「写真を読む」「写真を疑う」「写真に委ねる」

第3章 放課後編は、
プラウベル・マキナやライカ、ミノックス、ポラロイドなどの個性的なカメラや、ドキュメンタリーは現実?謎の写真家・寅彦氏登場。

第4章 補習編は、
芥川賞作家・堀江敏幸さんとの対話

平易な言葉で書かれていますが、現代写真講義初級編という感じ。これほど読みやすく、こういった内容が書かれている本は他になく、著者の語り口調も不思議な味わい。

_______________

【BOOKデータベース】現代美術から広告まで幅広く活躍する写真家が、経験をもとに書き下ろした、はじめての写真論。 平凡社 (2009/05)



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by yomodalite | 2009-12-02 22:08 | 雑学・Web | Trackback | Comments(1)

僕が2ちゃんねるを捨てた理由(扶桑社新書)/ひろゆき

僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54)

ひろゆき/扶桑社



前書『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』と同じく、タイトルどおりの内容は第一章ぐらい、第3章「ネットと広告」でも、テレビのネットの使い方にページを割いていますし、第4章「テレビはもう、死んでいる」や『電波少年』でおなじみの土屋敏男との対談など、意外とテレビの話が多い。

第2章「大いなる勘違い」はクラウドコンピューティング、CGM、ガラパゴス化、フィルタリング、学校裏サイト、違法ダウンロードなどを、ひろゆき氏らしいロジカルな解説。

第5章「ルーツ・オブ・ひろゆき」ではひろゆきが、“ひろゆき”をどう考えているかがわかります。

「1%のひらめきを、99%の努力ができる他人にやらせてみる」

上記は、エジソンの名言をもじった、彼らしい名言。
(TVの話には今イチ共感できない点もありましたが・・)
______________

【目次】
「好きなチャンネル」「嫌いなチャンネル」に関するアンケート
第1章 2ちゃんねる譲渡
第2章 大いなる勘違い
第3章 ネットと広告
第4章 テレビはもう、死んでいる
対談 土屋敏男 x ひろゆき
第5章 ルーツ・オブ・ひろゆき
毎度おなじみ、あとがきの時間です

【内容紹介】
2009年1月2日、ブログにて突如、巨大インターネット掲示板「2ちゃんねる」の譲渡を発表した著者が、“2ちゃん譲渡”の真相をはじめて語るとともに、クラウドコンピューティングやフィルタリングなど、最近流行りのネット用語の大きな勘違いをバッサリ!
また、ニコニコ動画管理人として、なかなか儲からない動画ビジネスの現実と未来や、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の四大マスメディアとネットビジネスの比較論も展開する。
『電波少年シリーズ』の「Tプロデューサー」「T部長」としても知られる日本テレビの土屋敏男氏との対談は、これからの動画ビジネスを語るうえで欠かせない必見の内容。ネットビジネスの現実と今後の指針が凝縮された一冊として、ひろゆきファンならずとも、読んでおきたいネットビジネス本。著者がはじめて語った自身の生い立ちも見逃せない! 扶桑社 (2009/5/29)



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by yomodalite | 2009-09-25 09:24 | 雑学・Web | Trackback | Comments(0)

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)/西村博之

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)

西村 博之/扶桑社



本書は2年前に出版されたものですが、タイトルのみが要で粗製濫造されている新書においては、2、3年寝かしてから読むというのも悪くないかと。このタイトルも、ロングヒットした『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』のもじりだと思いますが、内容の深さと、著者のタレント性、近未来予測など、本家を遥かに凌ぐというか、実用を求めない“活字好き”な方なら、こちらの方が遥かに面白く読めそう。

ただ、「2ちゃんねる」に関してのみ興味のある方にはもの足らない気もします。また巻末の小飼弾氏との対談はプログラミングの知識がない人にはまったくわからない内容ですが(わたしも全然わかりませんw)、全体としては“Web2.0”という言葉を大ざっぱに知っていれば通読可能なレベル。

ひろゆき氏のことは、“あなどれない奴”という印象があるのみで、具体的には何も知らなかったのですが、今後はさらに注目していきたい方ですね。

最新刊の『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』や『思い出に残る食事』も読んでみようと思います。
________

《目 次》
・まずは結論
・ITのウソ
・明るい未来への誤解を解く
・【対談】佐々木俊尚×ひろゆき
・間違いだらけの法律
・メディアと2ちゃんねる
・【対談】小飼弾×ひろゆき

【BOOKデータベース】Web2.0に隠された真実を“この男”が読み解く。もう、これ以上、インターネットは社会を変えない。 扶桑社 (2007/6/29)

【内容紹介】1999年に開設した『2ちゃんねる』。閉鎖やドメイン差し押さえに関する、噂や報道が幾度となくありました。2006年頃からは書き込みに関する裁判問題で、報道されることが増えています。しかし、インターネットの構造を考えると、“潰すほうが大変”であると管理人のひろゆき氏は説明します。本書では、2ちゃんねるの管理運営を通じ、ひろゆき氏が考えるインターネット論を展開。数多のインターネット賞賛本とは異なる、技術者であり、“ネ申”であるひろゆき氏が考えるインターネット“進化論”となっております。また、IT系ジャーナリズムの第一人者・佐々木俊尚氏、カリスマプログラマー・小飼弾氏との対談も圧巻です。



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by yomodalite | 2009-06-17 11:06 | 雑学・Web | Trackback | Comments(0)

ネットいじめーウェブ社会と終わりなきキャラ戦争 (PHP新書)/荻上チキ

ネットいじめ (PHP新書)

荻上 チキ/PHP研究所



『ウェブ炎上』に続いて荻上チキ氏を読むのは2冊目。

第1章では、「ネットいじめ」は「ネット」が原因ではなく、偏った事例を取り上げて「ネットはいじめの温床」と決めつけるマスメディアによって「学校裏サイト」不安が作られている例が語られている。

第2章では、「学校裏サイト」というマスメディアによる恣意的な印象をあたえる名称から、「学校勝手サイト」と改称し、10代〜20歳ぐらいまでの「勝手サイト」の真実を豊富なデータにより紹介。

第3章では、ネットによりイジメが「可視化」されたことにより、見えてくる現代の「イジメ」の実態。「ネットを使うな」がむしろ「イジメ」を助長する懸念。

第4章は、ネットにより加速したキャラ創り。「イジメからイジラレへ」。

第5章は、ウェブの未来を見据え管理はどこまでなされるべきか。有害メディアとして「ネット」を位置づけようとする議論の不毛など。。。

まず、「教育問題たかり屋」としか思えないTV御用達の教育評論家、尾木直樹の憶測のみの「語り」が批判されていることに拍手。「ネットいじめ」の問題のみならず、若年層からネット利用者である青少年と、ネット経験不足の大人との誤解を埋める良書。テーマがピンポイントだけに、新書でも後半は少し飽きてしまうけどよくまとまっています。
_____________

【内容紹介】インターネットはいじめの温床、匿名ゆえに陰湿な誹謗中傷の嵐。「子どもたちを守れ!」を合言葉に、ネットやケータイの使用規制が叫ばれる。はたしてこれで、いじめは減るのか?「学校裏サイト」を利用する子どもたちの生の声を分析すると、ネット空間は現実の人間関係の延長にあり、要は使う人間の質と環境が問題だとわかる。そしてそこには、空気を読まなければ叩かれる現代の若者事情が見え隠れする。学校でも、職場でも簡単に見えるようになった<陰口>。この息苦しさの正体が明らかになる。PHP研究所 (2008/7/16)



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by yomodalite | 2008-09-17 11:52 | 雑学・Web | Trackback | Comments(0)

ウェブ炎上—ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)/荻上チキ

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)

荻上 チキ/筑摩書房



今読むには微妙に遅いタイミング。内容は「炎上」のメカニズムに関してより、「サイバーカスケード」というキーワードの紹介に力点が置かれている感じ。知性一般はヒートアップより、クールダウンの方が好相性ではあるようで、それは一般的な東大的知性によく見られるものですが、荻上氏にも同様の凡庸さが感じられたかな。

公開中の「まえがき」
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20071007/p2

「著者インタヴュー」
http://www.sbbit.jp/article/6929/

【目 次】
一章/ウェブ炎上とは何か
日常化したインターネット/注目をあつめる「web2.0」/盛り上がるマーケティング言説/「怪物」としてのインターネット/「メディアはメッセージである」/「可視化」と「つながり」/「ロングテール」という期待の地平/集合知は信用できるか/サイバーカスケードという言葉/ブログへのコメントスクラム/個人情報をめぐる騒動/企業と「祭り」/商品をめぐる「祭り」/盛り上がる「投票ゲーム」/流行語をめぐる騒動/「怪物」の二面性/
二章/サイバーカスケードを分析する
デイリー・ミーとエコーチェンバー/エコーチェンバーがもたらす分極化/「デリート・ユー」の誘惑/集団分極化とサイバーカスケード/インターネットの起源/のび太くんに見る道具と欲望の関係/メディアの不透明性/アーキテクチャという思想/議論を左右するアーキテクチャ/自走するコミュニケーション空間/ブロガーとして、ニュースサイト管理人として/複数のコミュニケーションへの常時接続/可視化とつながりによる「誤配」の増大/記号流通回路の変容/
三章/ウェブ社会の新たな問題
イラク人質事件へのバッシング/「自作自演説」というハイパーリアリティ/流言飛語はなぜ生まれるのか/デマの出現とリアリティの構築/「分かりやすさ」へのカスケード/立ち位置のカスケード、争点のカスケード/「浅田彰の戯言」という流言飛語/潜在的カスケードと顕在的カスケード/「ジェンダーフリー」をめぐる騒動/まとめサイトと抵抗カスケード/アンチサイトの揺るがなさ/「福島瑞穂の迷言」をめぐって/リアリティと「ソース」をめぐる困難/自走するハイパーリアリティ/言説空間の不可避的困難とは?/
四章/ウェブ社会はどこへ行く?
サイバーカスケードの功罪/ネットがもたらす過剰性/道徳の過剰/ウェブにおける行動と予期の変化/ウェブと政治の不幸な結婚?/批判の語彙/「2ちゃんねらー=右傾化した若者」という間違い/シニシズムの回路と向き合うこと/監視の過剰/討議を豊かにするアーキテクチャへ/ハブサイトの役目/「鮫島事件」と自走への自覚/合意によるリアリティ/悲観論と楽観論を超えて/



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by yomodalite | 2008-07-31 18:13 | 雑学・Web | Trackback | Comments(0)

東・西・南・北・右・左ー方位のはなし/西岡秀雄

東・西・南・北・右・左―方位のはなし

西岡 秀雄/北隆館




目次からわかるように、方位に関しての雑学のほとんどが網羅されているが、厚さ1センチ程で学者らしからぬ大変読みやすい文章。著者は1978年に地球温暖化の原因はCO2だけではないことを著わした『寒暖700年周期説』が最近新書で復刻された西岡秀雄氏。こちらも新書版で復活希望。

この本と何の関係もないけど、7/14に退院した遠藤保仁選手の現在の体調はだいじょうぶなんでしょうか? 「ウィルス感染症」という謎めいた発表しかされていないだけに「色々」心配です。エンドぅーが代表関係時にウィルス感染したのは、06年に続いて2回目。。。。エンドぅーが心理的に日本代表を敬遠するような気持ちにならないことを切に願います。

【目 次】
《一章》前方後円墳と神社・仏閣の方向
・前方後円墳主軸の方向
・神社の方向
・伊勢神宮の位置について
・謎の北緯34度32分
・伊勢神宮に関する新しい研究

《二章》十二支と十二神将
・十二支が生まれるまで
・中国の四神について
・方向と配色
・十二神将

《三章》占いにみる方位
・方位と吉凶判断
・家相・鬼門・恵方・明きの方・金神・風水

《四章》風向
・風向と信仰・神話
・北の方向からくる霜巨人
・日本の風

《五章》「右」と「左」のはなし
・中国の指南書と磁石
・日本の右と左
・右回転・左回転
・赤ちゃんはどちら側に抱く
・民俗学からみた右・左
・車両交通の右・左
・右ハンドルと左ハンドル
・船舶の右・左
・航空機の右・左

《六章》地磁気と方位
・地図と方位
・考古地磁気学

「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」
http://amesei.exblog.jp/8333392
___________

【MARCデータベース】方位、方向について、神社・仏閣から、十二支、家相、鬼門、交通の右・左など、さまざまな視点から考察しわかりやすく解説。日常生活のなかから身近な例を多数紹介。北隆館(1996/11)

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by yomodalite | 2008-07-31 13:05 | 雑学・Web | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite