カテゴリ:映画・マンガ・TV( 135 )

「時代劇専門チャンネル」で週末放送中の『御家人斬九郎』も最終シリーズ。
3/14放送の第6〜10話でついにファイナル。
最終話(10話)「最後の死闘」は、渡辺謙自身が監督し衝撃的結末を迎えます。

写真は、シリーズ4の第3話「大利根の月」から。
日本一桜の似合う男「斬九郎」をご堪能くださいませ。


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滅法強くて、とことん優しい、純情一途な斬九郎の良さが全開なストーリー。
惚れた男を追って来た蔦吉そっくりな美女お町の護衛をかって出た斬九郎だったが、
お町が命をかけた重蔵の非情に激怒し、対立相手の命を救うことになった。



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「勘違いするんじゃねえ。重蔵はただの人殺しだ。


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惚れた女を見殺しにするような、
くだらない人殺しだ。だから俺は斬ったんだ。


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てめえは悪党だ。やい悪党!


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いいか、
ああいうごろつきをのさばらせないために、
てめえを生き残してやったんだ。


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それが叶わないようなら今度こそ、
てめえをたたっ斬ってやる!


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体を煩いヤクザの用心棒に身を落としている
平手造酒に最後の試合を挑もうとする斬九郎



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もうひとりのイイ男、南無八幡の親分佐治


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夜桜の美しい夜。蔦吉に死んだお町の面影をみる





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by yomodalite | 2009-03-10 21:36 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

ジョゼと虎と魚たち Blu-ray スペシャル・エディション

妻夫木聡,池脇千鶴,上野樹里,新井浩文,新屋英子/TCエンタテインメント



2003年公開のこの映画は桝野浩一氏の『あるきかたがただしくない』に度々登場し、絶賛されていたことから観てみました。

他にハマっているという松尾スズキの『恋の門』は、私のツボとは異なっていたし、タイトルもあまり好きになれないし、、原作はマンガ?と思ったら、田辺聖子氏の80年代の小説だし、とにかくあまり期待しないで観てみたのですが、びっくりしました!本当にイイ映画、ありがとう!桝野。

私はそんなに映画好きではないですし、特に恋愛映画はあまり観ていませんが、40年間ほど生きてきた中で一番好きな恋愛映画のような気がします。観終わったあと泣きはしませんでしたが、胸がいっぱいになりました。これほど「せつない」きもちになったのは、映画では『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』以来。

足が不自由な少女を妻夫木聡が好きになる。まさかそんな映画に感動させられるとは!

少年少女の世界だった『打ち上げ〜』に比べて、『ジョゼ〜』に登場するのは、今どきのモテ系大学生と、底辺生活をする老女と同居する足が不自由で、口も悪く、包丁をふりまわし(!)、トカレフ(!)に興味をもつ少女。

どうして恒夫(妻夫木)がこの少女を好きになったか、不思議に思う人もいるかもしれないけど、ここを女目線じゃなく、男の恋心に沿って演出しているところがスゴイ。原作を読んでいないのだけど、脚本家の渡辺あや氏の力は大きいんじゃないかな。

当然、原作にも興味あるのだけど、読むかどうかは微妙。この映画以外の『ジョゼ〜』を認めたくないというか。。。

恒夫(妻夫木)は、セフレや、美人女学生や、ジョゼと、日本映画ではあまり見ないような、ディープキスなんて言うのは上品すぎる、本当の恋人どうしがセックスの前にするような、すごくリアルなキスを何度もします。まだご覧になっていない方は、ぜひDVDでご確認くださいませ。

他の出演は、美人女学生役に、整形前(ウソ)で、キャラ設定前の上野樹里、板尾創路、ライセンスなど、、、妻夫木主演ということで敬遠しそうな40代以降の男性に特にオススメします。

☆☆☆☆☆(星評価はやめようかと思ったけど、あえてするなら満点しかないです)

監督、脚本が同コンビによる『メゾン・ド・ヒミコ』も観たくなりました。

『ジョゼと虎と魚たち』サイト
http://jozeetora.com/index_f.html
_________

【Amazon.co.jp】大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。
『金髪の草原』の犬童一心監督が、田辺聖子の短編小説を映画化。くみ子演じる池脇千鶴は、関西弁でぶっきらぼうなくみ子の中の女性の部分をデリケートに見せて名演。妻夫木聡は、男の弱さ、ずるさ、情けなさを恒夫を通して見せていくが、恒夫が憎めない男になったのは、心の奥まで透けて見えるような彼の純な演技あってこそだろう。エロティックで美しくて切なくて泣けてしまうラブシーンも出色。恋愛の幸福感と背中合わせの残酷さを見事に描いた傑作だ。(斎藤 香)


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by yomodalite | 2009-02-26 10:01 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
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元ヤクザが土方をしているという設定は「花と怒濤」 と同じなのですけど主役が高橋英樹なので、こちらはより清順ぽい映画。弟の仇のところへ駆けつけるクライマックスシーンから清順映像が爆発します。


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(↓ネタバレ映像満載)
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青い扉を抜けると黄色い扉


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俯瞰から。。。

なんと床が透明に(!!)


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今後も観ることはないであろう英樹の足の裏。。



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実際に闘っているのはこんな場所。



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闘いおわって、
ちょっと傷ついた
刺青。。。



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英樹を追っていた男達の
赤い靴(かかとまでペンキ塗り立て?)


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上にパン。こんな男たちがなぜ赤い靴?(笑



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by yomodalite | 2009-02-06 13:06 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
f0134963_13145765.jpg映画評論家という人が嫌いだ。1日に何本も映画を観ているなどという話を聞くと「ウェっ!」と思う。毎日ラーメンを食べている人と同様にきもち悪くて、そんな人の言うことなど聞きたくないと思う。同様の表現が本著にもあって、まず共感。滝本誠、町山智浩、竹熊健太郎氏など、信頼している数少ない評論家以外で、エリート集団立川流の中でも、談志師匠に贔屓されていると評判の志らく氏だけに、取り上げられている映画も好みがはっきりしていて、好き嫌いがすぐわかるところがイイです。ただし現代映画というよりは、近代映画のバイブルかな。

「観読記」
http://mec666cem.exblog.jp/10624851/

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by yomodalite | 2009-01-12 13:16 | 映画・マンガ・TV | Trackback(1) | Comments(1)
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現在日本橋の上には高速道路が走っていて、橋の美しい意匠が台無しと感じられる方は多いらしく、高速道路を撤去する案などもありますが、膨大な予算を使ってその計画を実行する前に、もう一度見直してみて欲しい。


★続きを観る!!
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by yomodalite | 2009-01-07 20:02 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
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『薔薇の葬列』から2年後の作品。美術、撮影ともに『薔薇の葬列』と同じスタッフによるもの。

★続きを見る!!
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by yomodalite | 2008-12-27 23:24 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

K-20 怪人二十面相・伝 通常版 [DVD]

金城 武,松 たか子,仲村トオル,國村隼,高島礼子/VAP,INC(VAP)(D)

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新宿厚生年金会館での試写会。第二次大戦がなかった昭和前期のもうひとつの日本の風景や、ニコラ・テスラ、江戸川乱歩の世界を『ALWYS三丁目の夕日』のスタッフが制作する絵作りが興味があって観に行きました。なるべく映画は事前に情報をチェックしない主義なので、仲村トオルが明智小五郎とわかったときはがっかり。。

明智小五郎にはもっと陰影のある二枚目でないと、、、仲村トオルでは単純過ぎるというか。。。毎回同じ演技で、下手なまんまで定着している印象。しかし、がっかり気分は、サーカスの花形を演じる金城武が登場すると一変。この人は逆の意味で変わらなさが凄い。デヴュー当時の人のイイ笑顔はそのまま、画面を華やかにするオーラは益々輝きを増していて驚く。

20面相のコスチュームなど、前半は『Vフォー・ヴェンデッタ』を思い出し、中盤から『バットマン』の最初から『ダークナイト』まで振り返りながら観ていた。アメリカヒーロー映画の最終版『ダークナイト』の後では、いつもの日本のアニメ風ストーリーが更にお子ちゃまっぽく見えるのだけど、あまりにも多くの命が軽く扱われているにも関わらず、ジョーカーという最大の敵の命を直接奪うことだけは躊躇するバットマンのような「病」が全く感じられない金城武に魅了された。

こういう能天気を信じさせてこそ「スター」。演技など学ばなくて「スター」という人を抜擢しなければ「ヒーロー」は描けないということもあるかもね。みなさんも、金城武に癒されてください。

★★★☆(作品としての評価はむずかしい。。。)
____________

【監督・脚本】 
佐藤嗣麻子

【概 要】
江戸川乱歩の小説の登場人物・怪人二十面相の真相に迫った北村想の小説の実写化作品。VFXプロダクションには白組が参加し、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフが主に制作に携わる。

【キャスト】
遠藤平吉:金城武
羽柴葉子:松たか子
明智小五郎:仲村トオル
国村隼
高島礼子
鹿賀丈史
要潤


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by yomodalite | 2008-12-12 22:43 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)
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1988年の『ドグラマグラ』は、難解な長編小説を凝縮した作品で、脚本、配役、美術、撮影すべてが見事だったので、監督の松本俊夫にはすごく興味を抱いたものの、なかなか他の作品を観る機会がありませんでした。


☆続きを読む!!!
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by yomodalite | 2008-12-05 18:32 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(1)

バカボンのパパはなぜ天才なのか?

斎藤 孝/小学館



バカボンのパパだけでなく、68作品の有名マンガから人生を学べる本。斉藤氏がこんなにマンガ好きだったとはと驚きでした。40ン年間、溜めに溜めた濃いエキスを炸裂させ、自身のベスト本と断言。下記もくじに知っている作品がいくつかあったら、本著は読んでみる価値大。

テーマ別に《仕事》《自分》《恋愛》《人間関係》《家庭》の5種類に分類し、名作を人生に有効に活用させるヒントが盛り沢山。著者は我が子の教育にも「マンガ虎の穴」を開設し鍛えているようで、本著の内容も、キワモノ企画ではない真剣なものです。

『ナニワ金融道』から「恋愛」を学べる著者の「学習力」の凄さにも脱帽。

【目 次】
・ゴルゴ13が「超一流」なのはなぜか《仕事》/『ゴルゴ13』
・バカボンのパパはなぜ「天才」なのか?《仕事・自分》/『天才バカボン』
・無気力に活を入れる「バカの力」とは?《仕事・自分》/『空手バカ一代』
・これぞ史上最強の「伝言力」だ!!《仕事》/『ワイルド7』
・お蝶夫人に学ぶ「プライド」の保ち方」《仕事・自分》/『エースをねらえ』
・SEXを強くするのは「意識の高速回転」だった!《恋愛》/『東京大学物語』
・「ウンコ座り」で会議革命?!《仕事》/『ビーパップ・ハイスクール』
・こんな「自己暗示術」ってアリ?《仕事・自分》/『柔道部物語』
・こまわり君は「プレゼンの達人」だった?!《仕事・人間関係》/『がきデカ』
・チエちゃんはなぜ「ダメ男」と付き合えるのか?《仕事・家庭》/『じゃりんこチエ』
・「引き継ぎ力」が常勝チームに変えた《仕事》/『キャプテン』
・肚をくくれば短所も「化ける」?!《自分》/『寄席芸人伝』
・尻の穴を見せられる「コンビ力」って?!《人間関係・家庭》/『サンクチュアリ』
・「唯我独尊系」人間との上手な付き合い方《仕事・自分》/『Heaven?』
・「ヴィジョン力」が部下を動かす《仕事》/『ジパング』
・シマリス君に教わる「トリオの教育力」《自分》/『ぼのぼの』
・「今の自分」に疑問をもったらアトムを熟読せよ《自分》/『鉄腕アトム』
・不良を更正させたパワフルな「引用力」とは?《仕事・自分》/『ROOKIES』
・なぜ「デビルマン」でなければならなかったのか《自分》/『デビルマン』
・矢吹丈の「ベストパフォーマンス」は紀ちゃんとの初デートだった!《恋愛》/『あしたのジョー』
・イサオ流「優しさ」でオンナを錯覚させろ《恋愛・家庭》/『自虐の詩』
・前野少年は、日本一の「企画力」を持つ《仕事》/『行け!稲中卓球部』
・「はぐらかしの技」が人を惹きつける《恋愛》/『めぞん一刻』
・本宮マンガの魅力は「裸」にあり《仕事・恋愛》/『俺の空』
・最強の「モチベーションの作り方」とは?《仕事・恋愛》/『 F 』
・どん底からだってはい上がれる「退行の技」 《仕事》/『無能の人』
・勝ちたいならば「神経戦で先手必勝」?!《仕事》/『月下の棋士』
・明訓高校はなぜ常勝チームだったのか?《仕事・恋愛》/『ドカベン』
・ねずみ男はなぜ「交渉名人」なのか?《仕事・恋愛》/『ゲゲゲの鬼太郎』
・70のバアさんをもとりこにする「愛想力」《恋愛・人間関係》/『浮浪雲』
・ビリビリする「身体感覚」を取り戻せ!《仕事・家庭》/『花男』
・人生を逆転させる「どん底笑い」《自分・人間関係》/『ぼくんち』
・「言質」を取られる怖さを知れ《仕事・恋愛》/『ナニワ金融道』
・若手に怯えはじめたら、「同じ土俵」で競え《仕事・家庭》/『がんばれ元気』
・ダメ部下でも活かせる「コーチング」の技《仕事・恋愛・家庭》/『天才柳沢教授の生活』
・酒を飲みたくなったら「瞬間寄生」せよ?!《仕事・人間関係》/『寄生獣』
・存在感の薄さを解消する「ヒット&アウェイ」《自分・人間関係》/『魁!!クロマティ高校』
・若作りするより「老け顔」で生きろ?!《自分》/『「坊ちゃん」の時代』
・「出し惜しみしない女」をものにせよ?!《恋愛》/『お天気お姉さん』
・ビル・ゲイツに匹敵する「作戦力」とは?《仕事》/『ルパン三世』
・タッちゃんはなぜ美女から「モテる」のか?《恋愛》/『タッチ』
・「高学年意識」がチーム力をアップさせる《仕事》/『漂流教室』
・鼻つまみ者を活用する「パッケージ化」とは?《仕事・人間関係》/『かりあげクン』
・「安いプライド」は脱ぎ捨て、現実に生きろ!!《仕事・自分》/『編集王』
・「嫌いな奴」から技を盗め!《仕事》/『バビル2世』
・プレッシャーに克つ「肚」の据え方とは《自分》/『バカボンド』
・人の役に立ちたいなら「哀しみ」を背負え《仕事・自分》/『北斗の拳』
・会社で生き抜くなら「35歳以上OL」と上手く付き合え《仕事・人間関係》/『OL進化論』
・家族の自立・再生を促す「解散宣言」《家庭》/『ありがとう』
・「ウンチく力」は海原雄山に学べ!《仕事》/『美味しんぼ』
・人生を下半身で失敗しない「もっこり力」とは?《自分・恋愛》/『シティハンター』
・「チーム仕事」を成功させるには?《仕事》/『サイボーグ009』
・「怒り」によって自分をモードチェンジせよ《仕事・自分》/『ドラゴンボール』
・なぜ両津勘吉は「パワフル」なのか?《自分・家庭》/『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
・家族間の会話を増やすには「趣味の押しつけ」だ《家庭》/『釣りキチ三平』
・ビジネス抜きの「友だち」の作り方《人間関係》/『BANANA FISH』
・デキの悪いパートナーこそ「起死回生の武器」になる《仕事》/『子連れ狼』
・器を大きくしたいなら「男の世界に一時退却」しろ!《仕事・自分》/『龍ーRONー』
・アストロ球団はなぜ「エスカレート」するのか?《自分》/『アストロ球団』
・「妄想力」は墜落をもハッピーに変える《自分》/『じみへん』
・他人をコントロールする「一喝芸」《仕事》/『賭博黙示録 カイジ』
・「気品」を身につければ退職も怖くない《恋愛・人間関係》/『ベルサイユのばら』
・「制御不能」上司の上手な見分け方《仕事》/『AKIRA』
・本物になるには「フェイク力」を磨け!《仕事・自分》/『ギャラリーフェイク』
・宇宙戦艦ヤマトはなぜ「色褪せない」のか?《仕事・自分》/『宇宙戦艦ヤマト』
・忍者の「連活」は不眠症に効く!《仕事・自分》/『サスケ』
・大人の男は「単独者」として生きる《自分・人間関係》/『巨人の星』
・「失言力」が人生の強度を上げる《仕事・自分》/『ドラえもん』
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【出版社/著者からの内容紹介】マンガから人生を生き抜く知恵を学べ!
『週刊ポスト』誌上で好評連載された『マンガ流! 大人の作法』がついに単行本化! 独自の教育メソッドで知られる齋藤孝氏は、無類のマンガ好きとしても有名なだけにマンガの登場人物たちの奇想天外な処世術に着目。「ゴルゴ13が超一流なのはなぜか」「お蝶夫人はどのようにプライドを守ったのか」「ねずみ男はなぜ交渉名人なのか」など、数多の難問に挑み、現代社会を生き抜く知恵を抽出した。本書には「段取り力」「コメント力」「要約力」「質問力」「あこがれ力」「コミュニケーション力」「文脈力」ほか、様々な"エッセンス"が凝縮されている。仕事に家族に恋愛に自分に行き詰まったとき、本書を手繰れば、瑞々しい発想が浮かび、元気が湧き出ること請け合いだ。

お暇なら読んでね
http://ameblo.jp/kanmani/entry-10010325170.html

「 きょういく ユースフル!」
http://plaza.rakuten.co.jp/kyouikuuseful/diary/200612120000あ

「まこっちゃんの好奇心倶楽部」
http://makotchan-i0223.at.webry.info/200605/article_4.html



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by yomodalite | 2008-09-21 17:05 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

宮崎アニメは、なぜ当たる スピルバーグを超えた理由 (朝日新書)

斉藤 守彦/朝日新聞出版




著者の斉藤守彦氏は、1961年生まれで、映画業界紙『東京通信』記者を経て、現在はフリーの映画アナリスト。1988年以降の宮崎アニメが出た年ごとにスピルバーグ映画と興行成績を中心に比較している。

宮崎駿の作品解説や読み解きはなく、鈴木敏夫を中心としたジブリの興業戦略に光をあて、宮崎アニメが流行ることにより、映画界がどのように変わっていったか、という点が面白い。ヒット映画の代名詞だったスピルバーグ映画と比較することにより、宮崎アニメが、一部のマニアから、日本の映画業界の中心になっていく過程がわかる。

「宮崎アニメ」がなぜ受けたか?への解答は直接的ではないが、いくつかのヒントは提示されている。そのひとつは、宮崎アニメが、最初から洋画を上映する劇場での公開をねらっていた。というもの。今ではシネコンがあたりまえになっているが、数年前までは、デートが出来そうなキレイな映画館は、ほぼ洋画をやっていた。宮崎アニメの洋画劇場への進出が、ひいては、シネコンという劇場改革につながり、邦画の興行成績が洋画を上回るという原因のひとつとなったという点は今まで気がつかなかった。

下記は『千と千尋の神隠し』に対して感想をのべているスピルバーグのインタヴュー。まったく別の道を歩んだ日本とアメリカの映画界だが、スピルバーグの子供の反応が世界共通であることが興味深い。(『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』公開時)

■「映画ドットコム」ディカプリオ、スピルバーグインタヴュー
http://eiga.com/movie/1031/special/2

――お三方に今年度のベストムービーを選んでいただきたいのですが。
スピルバーグ:「わたしは発言を控えさせてもらうよ。いまは賞レースの真っ最中で、うかつにコメントすると、あとでいろいろまずいことになってしまう。立場的にいろいろあってね(笑)」
――なるほど(笑)
ディカプリオ:「ぼくは平気だから言わせてもらうけど、自分が参加させてもらった2本の映画(『ギャング・オブ・ニューヨーク』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』)を無視すれば、『千と千尋の神隠し』がベストだと思う。ぼくがいままで見たどの世界とも違ったオリジナルな世界観で、2時間の上映中、ファンタジーのなかに完璧に浸ることができた。あの映画には日本的な要素が多分にあるんだろうけど、同時にそれだけじゃないものも見て取れて、別の惑星かなんかで作られた映画を観ているような気分だったよ」
――監督は「千と千尋の神隠し」をご覧になりましたか?
スピルバーグ:「もちろん大好きな作品だよ。実はレオからずっと勧められていて、2週間ほどまえに、家族と一緒に観たんだ。幼い連中は怖がったけれど、終わったとたんにもう1回観たいって言い出して。わたしが特に気に入ったキャラクターは、空腹のゴーストだ。お面をかぶった」
――あ、カオナシですね。
スピルバーグ:「そうそう。本当に素晴らしい作品で、映画の中盤になるころには、アニメーションを観ていることを忘れ、卓越したおとぎ話に入り込んでいた。素晴らしく、天才的な作品だと思う」

書評:『宮崎アニメはなぜ当たる』ジブリ映画興行の秘密を探る本
http://animeanime.jp/goods/archives/2008/09/post_27.html
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【BOOKデータベースより】現在の日本映画の興行収入の一位から三位まですべてを占める宮崎アニメ。映画を宣伝する三つの方法、アドバタイジング・パブリッシング・プロモーションに注目し、宮崎アニメが牽引してきた、この二十年間の日本映画界をひもとく。朝日新聞出版 (2008/7/11)

【目 次】
1988ゴールデン・ウィーク―「となりのトトロ」「火垂るの墓」/「太陽の帝国」;
1989夏―「魔女の宅急便」/「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」;
1992夏―「紅の豚」/「フック」;
1997夏―「もののけ姫」/「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」;
2001夏―「千と千尋の神隠し」/「A.I.」;
2005正月―「ハウルの動く城」/「ターミナル」;
2008夏―「崖の上のポニョ」/「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」



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by yomodalite | 2008-09-11 17:49 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite