カテゴリ:スポーツ( 43 )

World Cup 2014 が終わった。

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海外クラブの試合なんて、ほとんど観ることができない時代に、サッカーファンになったからかもしれないけど、やっぱり私にとって、「ワールドカップ」こそがサッカーだと思った大会だった。


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by yomodalite | 2014-07-15 11:07 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

ソチオリンピック「浅田真央、自己最高点!」

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浅田真央の笑顔です!

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インタヴュアー:この4年間挑戦してきたこと、出来ましたね、
オリンピックの舞台で。

麻央:はい。出来ました。


Michelle Kwan ‏@MichelleWKwan
Mao Asada - made me cry.... a performance that we will all remember forever!


西寺郷太 ‏@Gota_NonaReeves
途中から、泣いた!


うさ ‏@_mqumi
アメリカのテレビがあくまで冷静を保ちつつ、真央ちゃんを絶賛してた。「彼女は優勝できないかもしれない。それでも、昨日の悲劇を乗り越えて記憶に残る素晴らしい演技を見せてくれた。だから私たちはフィギュアスケートを見るんだ」


◎[参考記事]ソチ五輪フィギュアスケート女子FSについて

☆とにかく全文を読もう....
◎森喜朗 元総理・東京五輪組織委員会会長の発言 書き起し

☆浅田選手は日本の誇りだけど.... 恥ずかしい日本人が増えているのはなぜだろう
◎フィギュアスケート女子シングル技術解説:某漫画にツッコミ

☆私はキム・ヨナを浅田選手のライヴァルに相応しい稀有な選手だと思いますが....
◎[バンクーバーのときの参考記事]浅田真央が戦ってきたもの


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深夜にSPの浅田選手をみたときは
本当に哀しかった。
バンクーバーのときもそうだったけど、
ファンもコーチも協会もどうして彼女に何もしてあげられないんだろう
という思いでいっぱいになって
彼女の不調はすべて「日本」のせいのような気がした。

彼女の演技の出来映えだけで、こんなにも哀しくなるのは
私たちが「日本人」だからだと思う。

そして、今日は彼女の笑顔が見て
泣いた人が大勢いると思う。

メダルが決まった瞬間までTVで観ていて、
バンクーバーのときと同じく、彼女の選択に間違いはなかったと思った。

もし、彼女がSPを成功させていたら....
この大会はとてつもなく荒れていたでしょう。

そんなことも含めて、
まるで、彼女が日本を救ってくれたような気がした。


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by yomodalite | 2014-02-21 09:44 | スポーツ | Trackback | Comments(10)

ソチオリンピック「高橋大輔」

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高橋大輔のオリンピックが終わりました。




☆続きを見る!!!
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by yomodalite | 2014-02-16 11:03 | スポーツ | Trackback | Comments(7)

争うは本意ならねど/木村元彦

争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール

木村 元彦/集英社インターナショナル



木村元彦氏の本を1冊でも読んだことのある方なら、木村氏がめったにいない素晴らしいジャーナリストで、期待を裏切らない著者であることをご存知だと思います。

また、読書好きで知られる長谷部誠選手(日本代表キャプテン)も、本書を絶賛していました(勇気に感謝!)。

『争うは本意ならねど』というタイトルは、元サッカー日本代表・我那覇選手の言葉で、沖縄方言でもあるのだけど、多くの日本人のメンタリティに響く言葉だと思います。正当な理由もなく制裁を受けても、愛するサッカー、Jリーグ、そして、自らを貶めた人間に対しても、その罪を問うことを目的にしない.... そんなメンタリティに共感する日本人は多いでしょう。

また、素晴らしいプレイだけでなく、立派な人柄をもった我那覇選手の戦いには、多くの支援者が集まり、莫大な費用の寄付も、無償の好意も多く寄せられ、日本人の人情も捨てたものではないと思わされる部分も大いにありました。

でも、そんな立派な精神も、多くの人々の無私の行為によって得られた「結果」も、踏みにじられているという怒りが、著者の筆先から伝わって来るような本書は、我那覇選手のドーピング冤罪事件を知らなくても、サッカーに興味がなくても、スポーツを愛する人には、全員読んでもらいたいと思う本です。

その理由のひとつは、

◎ベストセラー『オシムの言葉』の著者が描く、我那覇ドーピング冤罪事件の真実!

上記インタヴューで、著者が語っているように「我那覇があのとき立ち上がらなければ、日本代表の南アW杯のベスト16も、なでしこのドイツW杯の優勝もなかったかもしれない」と言うように、我那覇選手が、自分の名誉のためだけでなく、多額の自己負担金(数千万!!!)を覚悟し、プロのサッカー選手としての将来への悪影響など、さまざまな葛藤を乗り越えて、立ち上がらなくてはならなかったのは、何故なのか?という理由を知ってもらいたいこと。

また、もうひとつは、

本書を、スポーツを愛していない人にも読んでもらいたいと思う理由なのですが、我那覇選手へのドーピング判定には、その当初から、我那覇選手を知る選手たちからも、Jリーグ各チームドクター全体からの強い反発があったにも関わらず、あまりにも杜撰な判定が覆されることなく、最後までミスを認めなかったのは、何故なのか?という理由について、著者が一歩踏み込んで「示唆」しているからです。

著者は、誰がどう見ても無罪の我那覇選手を、なぜ青木委員長(青木治人)はドーピング違反にしたのか?と問い、それは「意図的」で、故意にドーピング違反に仕立てられたのではないか?という疑惑を強めていく。

我那覇選手は、作為的なトラップによって、限りある選手生命を疲弊させ、何千万も投じて、日本の裁定機関でなく、海外の「CAS」にまで行かなくてはならなかった。。。我那覇選手の人徳とその判定へのあまりの理不尽に、支援の輪は拡大し、善意の資金も、無償で協力した大勢の有志にも恵まれ、正当な判定結果を得たものの、失ったものは大きく、覆った判定を真摯に報道したメディアも、間違った報道を謝罪したメディアもなく、青木委員長も、Jリーグも誤った判定で課した制裁金さえ、返金に応じようとしなかった。

◎CAS・スポーツ仲裁裁判所(ウィキペディア)

著者は、本書の終盤で、2007年のドーピングをめぐる事件とは「我那覇問題」ではなく、「青木問題」であり「鬼武問題」であり「川淵問題」であると言う。

川淵氏は日本サッカー協会名誉会長、鬼武氏はJリーグチェアマン、青木氏は、当時日本サッカー協会(JFA)スポーツ医学委員長と、Jリーグ・ドーピングコントロール委員長を兼任し、医科大学長を務める聖マリアンナ大学は、2007年アジア初のFIFAメディカルセンターに認定されていた。

権力をもつ者が、自分の思う通りの報道を流し、裁判さえ思う通りの結果が出ることに、驚くほど自信をもっているということは、川淵三郎、青木治人、鬼武健二といった、選手を食い物にしているサッカー関係者だけでなく、毎日の報道でも、すでにありふれた事態になっていますね。

著者は「エピローグ」の鬼武Jリーグ・チェアマン(当時)へのインタヴュー(川淵、青木両氏には断られた)で、鬼武氏から、こんな言葉を引き出しています。

ーーなぜ青木さんがここまで(JFAスポーツ医学委員会)委員長におられたんですか。わたしはそれが不思議なんですよ。こんな問題を起こしておいて、まだ2008年の9月ぐらいまでやられていましたよね。ほんと公正に、中立に書きたいものですから、青木先生にも取材を申し込んだんですよ。しかし、鬼武チェアマンのように逃げも隠れもせずに出てこられるのではなく、断られましたが(笑)。

鬼武 だから、それは時間の問題だったんじゃないですか。

ーー時間の問題でしたか(笑)

鬼武 だからタイミングというのがあったんじゃないですか。時間の問題というのは変な意味じゃないですよ。タイミングの問題があったんだろうと思いますよ。私の記憶ではそうですよ。

ーーこのCASの裁定後の、会長ご自身に対する処分は、譴責処分という処分だったと。

鬼武 うん。

ーーこれは、当時のJリーグ広報の方に聞いたんです。なぜチェアマンの処分がこんなに軽いものなのかと。で、当時の広報の方が言うには、これはお一人で決めたわけでなく、法務委員長の堀田力(ほったつとむ)とご相談されて決めたと。これは事実でよろしいでしょうか。

鬼武 いいです。

ーーご自身はどう思われました。この譴責処分について。

鬼武 (前文省略)でも私は堀田先生を信用していましたし、裁定委員長としてすばらしい人だ。過去もそれはすばらしい実績をお持ちの方だから。

ーー田中角栄を論告求刑で追い込んだ特捜部検事のね。



下記は、著者が「あとがき」で、我那覇と彼を支えてともに美らゴールを決めた人々のことを思って記したゲーテの言葉。

財産をなくしたら、また働けばよい。名誉を失ったら、挽回すればよい。しかし、勇気を失えば、生まれてきた価値がない 2011年11月 木村元彦

誰が見ても無罪で、優秀で、一途なサッカー選手を襲った悲劇。
もはや裁判では「正義」は争えない!

☆☆☆☆☆(満点)

☆参考サイト
◎ウエストコースト日日抄

☆『争うは本意ならねど』書評
◎ドーピング冤罪証明 元川崎F我那覇が負担した費用3500万円

☆本書の収益の一部は、CAS裁定費用を援助するために再度開設された
「ちんすこう募金」の一環として我那覇選手に送られるそうです。

◎『争うは本意ならねど』(アマゾン)

☆我那覇選手の自己負担金はまだ600万円余...
◎これまでの「ちんすこう募金」の報告

☆選手を食い物にする、ク☆ジジイたちの参考記事
◎Jリーグバブルを崩壊させ日本代表人気も絶惨破壊中の川淵三郎会長は
院政に向けて今日も元気です


◎[川淵三郎]Jリーグが非を認めないのは次期会長選のため
◎[青木治人]今さらながら我那覇ドーピング問題を考える(2007.9.6)



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ロッキード事件でアメリカの手先となり、その後の「売国=出世の道」というお手本の先頭に立って、絶大な権力を得ただけでなく、司法を私物化・腐敗させ、公益ではなく私益を目的とした「さわやか福祉財団」(おぇっーー!!!)の理事長として、国民の税金を交付金という形で高額な報酬を受けとり、復興推進委員会委員として、震災義援金をも懐に入れ、まだ足りないと増税まで主張する、ク☆ジジイたちの中でも最も「極悪人」のような気がする・・・堀田力(ほったつとむ)氏。

[内容紹介]2007年5月、サッカーJリーグ、川崎フロンターレ所属の我那覇和樹選手がドーピング禁止規程違反として6試合出場禁止、チームは罰金1000万円の制裁を受けた。風邪で発熱、脱水状態で治療を受けただけなのに……。そんな我那覇のもとに、一通の手紙が届いた──。

ベストセラー『オシムの言葉』の著者が4年にわたる取材を経て読者に贈る渾身のノンフィクション!自らの手で無罪を証明した我那覇和樹選手と、組織の枠を超えて彼を支えた人々の、勇気と友情の物語。 集英社インターナショナル (2011/12/15)


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by yomodalite | 2012-02-20 22:47 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

「Japan's Matsuda dies」追悼ー松田直樹

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嫌だ。。追悼なんて....したくない。信じたくない、嘘だって言って欲しい。。それに、松田のことは不幸な事故だけとは思えない・・・

◎松田直樹選手、アラブでの記事
◎Japanese footballer battles for life
◎Japan's Matsuda dies

アルジャジーラ良い写真を大きく扱ってくれてありがとう!「中東の笛」はよく感じるけど、日本の報道だって、サッカー協会の犬だし社畜だからね。


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元の所属チーム同僚で、共に代表で何戦も戦って来ている俊輔や中澤は今どんな思いだろう・・・今マリノスは首位なだけに心配です。。


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中澤は去年まで選手会会長として代表選手の待遇改善を求めて戦って辛い思いを一杯して、同じく代表DFとして活躍しJFLに移籍した松田への思いは特別なものがあると思う。

◎日本代表問題

上記より引用

[日本代表選手負傷補償]
現在、日本代表試合において選手が怪我した場合、その治療費はJFAが負担していますが、その怪我に伴う選手の損失(その後のリーグ戦欠場に伴うスタメン落ち、翌年年俸における不利益、その他欠場試合における出場給、勝利給など)については、選手に対して、一切直接補償がありません。以前は、選手に対する所得補償制度が設けられておりましたが、JFAが選手側の了解なく一方的に中止してしまっています。
日本代表試合は日本国を代表する試合であり、ファンからも最も期待される試合であり、通常のリーグ戦を超える大きな負担を伴います。日本代表選手は、日本代表の勝利のため、自らの怪我を恐れずプレーに専念しており、このようなリスクを恐れない意識が日本代表の躍進につながっております。昨年10月の国際親善試合や今回のアジアカップなど最近の試合でも、残りのリーグ戦を全試合欠場する可能性が高い、骨折という大怪我が発生しており、このような怪我による選手の損失は甚大なものになっております。


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◎日本代表賃上げ要求!サッカー協会と対決
◎中澤改善なければ…代表ボイコット示唆
◎選手会VS協会21日団交決定

選手会副会長が、中澤の個人プレイと批判したり、2011年度からは、藤田俊哉が会長に就任。藤田以外は、これからまだ代表を何度も経験できそうな選手ばかりで、協会にとっては、取り崩し作戦も簡単でしょう。


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浅田真央が、チャリティ・アイスショーの後、被災地を訪問して、倒れたということも今日のニュースになっていました。

◎真央、震災疲労でダウン…フィギュア


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本当に「宝」のような選手たちが、搾取されている状況は、胸が痛いし、スポーツ選手だけじゃなく、同じようなことが日本中で起きていると思う。

☆とてもとても素敵なブログによる松田選手の記事
◎「最後の笑顔」ウエストコースト日日抄

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by yomodalite | 2011-08-04 21:32 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

「Japan edge USA for maiden title !!!!!」

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Japan's midfielder Homare Sawa celebrates with the trophy

何度も驚いて、感動して、言葉にならない.....

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by yomodalite | 2011-07-18 08:41 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

「Germany stunned by tenacious Japan!!!」

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女子ワールドカップ、日本×ドイツ戦は本当に観て良かったぁ!と思える、滅多にないレベルのイイ試合でした。延長後半、日本が先制点を奪った後のドイツの猛攻に耐えている時間も、なんだか、彼女たちが守っていることを楽しんでいるような不思議な感覚....

◎Germany stunned by tenacious Japan

ものすごく苦しい時間だったことは間違いなく、ホスト国で優勝候補、今まで一度も勝ったことのない相手で、観客のほとんどが、ドイツ応援団にも関わらず、それでも、なぜか彼女たちの周囲から「愛されている」という雰囲気が消えることがなかった。


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by yomodalite | 2011-07-11 13:11 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

氷上の光と影 知られざるフィギュアスケート/田村明子

子供のころからフィギュアスケートを観るのが好きだったのですが、フィギュア関係の本を読むのは、本書が初めて。

著者は永年フィギュアスケートの取材、執筆をされている方のようで、これまでに起きたフィギュア界の様々な問題へも、当時のジャーナリズムに欠けていた視点から語られていて、評判どおりの素敵な内容でした(昨年末に文庫版も出版)

◎『氷上の光と影 知られざるフィギュアスケート』

プロローグ ー 五輪金メダルという魔物
トリノ五輪の荒川静香の金メダルを振り返る内容。イリナ・スルツカヤ、サーシャ・コーエン、安藤美姫....

ケリガン襲撃事件と賞金制度
ライヴァルであった、ターニャ・ハーディングの元夫が起こしたとされる、ナンシー・ケリガンへの襲撃事件。リレハンメル五輪(1994)の1ヵ月前におきた事件は、その後のフィギュア界に、どう影響を与えたのか。グランプリシリーズと賞金制度の設立、ISUとプロフェッショナル・ショーとの対立など。

判定スキャンダルと新採点方式
ソルトレイクシティ五輪(2002)の「2つの金メダル」。ペアの決勝、ミスをしたロシアのペアが、ノーミスだった、カナダのペアを敗って優勝したことから、沸き起こった判定への「疑惑」。果たして「正義」はどちらにあったのか。

北米メディアは、ジャッジの八百長を強調した報道を繰り返し、フィギュアの人気は急下降し「新採点方式」が導入された。

メディアが求める「正義」は、いったい何をもたらしたのか。。。

美の共演の内側
試合前の緊張、演技前のトラブル、選手たちが乗り越えてきたもの。。

世界一のジャンパー
日本人初めてのISUスペシャリストで、TV解説でもおなじみの天野氏は、織田信成のジャンプを賞賛し、理想とするジャンパーに1988年の金メダリスト、ブライアン・ボイタノを挙げた。

キミー・マイズナーがトリプルアクセルの練習をするようになったのは、日本女子から影響を受けたから。。女子シングルの公式試合でトリプルアクセルを成功させた5人のうち、3人が日本女子。安藤の4回転、男子の4回転への熾烈な挑戦。

日本女子フィギュアの永遠の伝説、伊藤みどりは、1992年アルベールビル五輪のフリーの1回目のトリプルアクセルで転倒した後、プログラム残り1分で、再び挑んだ。

男子フィギュア界のスター、スコット・ハミルトンと、トム・ハモンドは、
その瞬間叫んだ。

「信じられない!」
「3分10秒経過ですよ!」

☆あのアクセルは3:30〜。米国コメンテーターの興奮の様子
◎Midori Ito 1992 Albertville Olympics LP (USTV)

☆参考図書
◎『タイム・パッセージ』伊藤みどり著(紀伊国屋書店)
◎『タイム・パッセージ』が紹介されている、とてもとても素敵なブログ  

強さと、美しさと
滑りの美しい選手 ー スコット・ハミルトンは、佐藤有香がテレビに出て来るたびに、必ず「She is skater's skater」と繰り返す。天才ジャンパー、スリヤ・ボナリー、理想のスケーター、ジャネット・リン、2006年コネチカットのスケートアメリカ。

浅田のSP(ショパンの「ノクターン」)の滑りに、1952年の男子金メダリストのディック・バットンは「真央のSPは、ほかの選手の何光年も先にいた」と絶賛した。

◎Mao Asada 2006 Skate America SP

スケーターを支える人々
フェンスサイドのコーチたち。タチアナ・タラソワ、ニコライ・モロゾフ、アレクサンドル・ズーリン...「金メダルを育てることができるコーチは、世界でも数えるほどしかいません。タラソワ、アレクセイ・ミーシン。ペアならタマラ・モスカビナ。アメリカだったらフランク・キャロルと、あとはリチャード・キャラハンくらいでしょう。」コリオグラファーのローリー・ニコルはそう言って、ため息をついた。

「タチアナが見ているのと見ていないのでは、まったく違う。練習でも試合でも、彼女の前では最高のものを見せなくてはならない、という緊張感があるんです。それはタチアナが、それだけのものを与えてくるからです。」

タラソワは2001年の夏レイクプラシッドで、こう語っていた。
「ニコライには、私の後をつぐ準備がすでにできていると思う」

コリオグラファーの世界
フィギュアスケート界で、ベジックの名前を知らないものは誰もいない。彼女こそ、フィギュアスケートにおける「振付師/コリオグラファー」の重要性を世界に示した、史上初のスターコリオグラファーだった。

それは今から20年ほど前、1988年カルガリー五輪でのことだった。
男子シングルで繰り広げられた「バトル・オブ・ブライアンズ」は五輪史上に残る名勝負だった。金メダリスト候補は、カナダのブライアン・オーサーと、アメリカのブライアン・ボイタノという2人のブライアン。。

1996年は,女子シングルの振付けの当たり年だった。ミッシェル・クワンの振付けを担当したのは、ローリー・ニコル、僅差で2位だった陳露の振付けをしたのは、コリオグラファーの地位を確立したサンドラ・ベジック。。。ローリー・ニコルは2002年/2003年シーズン、村主章枝に「白鳥の湖」のプリグラムをあたえた。

五輪シーズンには「勝負曲」とも呼ぶべき名曲が勢揃いする。
トリノでは村主と高橋大輔が使用したラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」プッチーニの「トゥーランドット」は、トリノ五輪では、荒川のほかにもロシアのエレナ・ソコロワ、中国のペアがスタンディアング・オベーションと2つの満点を獲得したときに使ったのも、この曲だった。

有名なのは、1988年カルガリー五輪の「バトル・オブ・カルメンズ」、1999年夏の「カルミナ・ブラーナ」、2000年/2001年の「グラディエーター」。。

ジャッジと採点
ジャッジという人々 ー ジャッジといえばストライプのユニフォームを着て帽子をかぶった、汗まみれの大男というスポーツに慣れていた運動部の記者には、フィギュアスケートのジャッジは、とても近寄りがたい特権階級の人々という印象がある。女性は豪華な毛皮を羽織り、高価な香水のかおりが漂ってくる。。。

スイング・ジャッジという存在 ー その評がどちらにも転びうるジャッジは「スイング・ジャッジ」と呼ばれている。

採点の監視機関 ー 現在の新採点方式では、どのジャッジがどの得点をだしたのかレフェリーにもわからない。。。

長野五輪アイスダンスの論争 ー 1998年のアイスダンス論争が大きな騒ぎとなったのは、北米のテレビ放送だった。

北米メディアの与えた影響 ー CBSのコメンテーター、トレイシー・ウィルソンは1度もこの2組の演技を、アイスダンス専門家として技術的に比較しようとはしなかった。彼女がマイクの前で繰り返したのは、5カ国のジャッジが揃ってずっと同じ順位を出している、ということ。そしてアイスダンスでは最初から最後まで順位が変わらないのは不自然だ、ということだった。。この騒ぎは完全に、北米のマスコミの独走だった。。

エピローグ ー 新採点方式とフィギュアの未来
2004年から採点方式が変わったことにより、フィギュアスケートというスポーツそのものが、大きく変化しつつある。。。

出版されたのは、バンクーバー五輪の前ですが、「新採点方式」がいかなるものかという点への疑問にも答えてくれる本です。永年のファンにとっては、数々の感動的な「瞬間」が思い起こされますが、それらの記憶がなく、最近フィギュアを見始めた人にとっても、解説の手助けになり、

また、メディアが「正義」を求めることに過熱した米国が、結局、何をもたらし、何を破壊することになったのか、少し遅れて、影響を受けた日本のマスコミが現在抱える問題にも、重要な「警告」を感じる点が多い。

☆☆☆☆☆(満点)
__________

[BOOKデータベース]どこまでが芸術で、どこまでがスポーツなのか?美しき氷上の舞―その裏側にある闘いの深淵を描く。本邦初のフィギュアスケート・ノンフィクション。新潮社 (2007/2/24)

[著者略歴]田村 明子/盛岡市生まれ。1977年留学のため単身渡米し、現在まで米国在住。1993年からフリーランスライターとしてフィギュアスケートの取材をはじめ、長野五輪では運営委員として海外メディアを担当。ソルトレイクシティ五輪、トリノ五輪の取材をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)





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by yomodalite | 2011-02-06 15:04 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

オシムの言葉(集英社文庫)/木村元彦

オシムの言葉 増補改訂版 (文春文庫)

木村 元彦/文藝春秋



新しい日本代表監督に、ザッケローニが決まって10日余り。南アフリカW杯も、岡田監督のことも、すっかり過去のことになり想像していたより、ずっと早く、中村俊輔の笑顔も見ることができた。今なら、、、思う存分言える!

「オシムが好きだっ!!!!!」

オシムの名前が、キャプテン(笑)から、洩れ、その後、本当に代表監督になってしまったときは、複雑だった。年を取り過ぎているし、代表監督向きではないような気がしたし、ジェフの監督でなくなってしまうのも残念だった。

脳梗塞で倒れたときは、自分の祖父が危篤状態になったときのように心配し、多くのサッカー好きブロガーと同様に、わたしのブログの顔も「オシム」になった。


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その後「SAORI」に変更したけど、また、オシムにしようか、何度も迷っている。だってオシムの顔は毎日見たいし、オシムの言葉には毎日触れていたいし、このbotをフォローしている人のきもちも、すごく、よくわかる。

◎Ivica Osim Goroku
http://twitter.com/Osim_goroku


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ホントのオシムが、毎日、つぶやいてくれたら、どんなにいいだろう♡
(でも、オシムはそういうひとではないよね。。。)

本書は、今なお、中毒患者を増やしている、オシム語録を集めた本ではなくて、その背後にある物語ついて語られたもの。2005年に出版、08年には文庫にもなって、アマゾン評価でも122件もレヴューがあって、ほとんど5つ星。今更、紹介する必要なんてないと思う。


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ただただ、ずっと言いたくて仕方がなくて、もうガマンしなくてもいいのかもって思ったら、もう歯止めが利かない。それぐらい、

「オシムが好きで好きで、たまらないっ!!!」

ザッケローニのことを、好きだって言える日は、来るのかなぁ。まさか、イタリア人の監督が来るとは思わなかった。でも、永年、セリエAで監督をやっているイタリア人で、これほどオシャレに無頓着でいられるような人は、ただ者ではないのかもしれない(あまりいい意味ではないかも)。。。っていうか、これ、本の紹介じゃなくて、「ひとりごと」にすべきだったかなぁ。。

◎オシム監督語録(ジェフ市原・オフィシャルサイト)


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[目 次]
第1章 奇妙な挨拶
第2章 イタリアW杯での輝き
第3章 分断された祖国
第4章 サラエボ包囲戦
第5章 脱出、そして再会
第6章 イビツァを巡る旅
第7章 語録の助産夫
第8章 リスクを冒して攻める
第9章 「毎日、選手から学んでいる」
第10章 それでも日本サッカーのために


[BOOKデータベース]Jリーグ屈指の美しい攻撃サッカーはいかにして生まれたのか。ジェフ千葉を支えた名将が秀抜な語録と激動の半生から日本人に伝えるメッセージ。集英社インターナショナル (2005/12/5)

「リスクを冒して攻める。その方がいい人生だと思いませんか?」「君たちはプロだ。休むのは引退してからで十分だ」サッカー界のみならず、日本全土に影響を及ぼした言葉の数々。弱小チームを再生し、日本代表を率いた名将が、秀抜な語録と激動の半生から日本人に伝えるメッセージ。文庫化に際し、新たに書き下ろした追章を収録。ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞作。集英社文庫(2008/5/20)


[著者紹介]きむら・もとひこ (1962年—) ジャーナリスト。
愛知県生まれ。中央大学文学部卒業。アジア・東欧の民族問題を中心に取材・執筆活動を展開。『オシムの言葉』で2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。


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by yomodalite | 2010-09-09 23:38 | スポーツ | Trackback | Comments(4)

日本代表はなぜ世界で勝てたのか?(アスキー新書)/湯浅健二、後藤健生

岡田監督は「クール」だったのか?という問いを、ずっと続けている。

心の底で、「そうじゃないでしょう」という声が止むことはないのだけど、答えは出ない。残念だけど、わたしも「クール」じゃないから...(苦笑)

岡田監督のことを考えていると、なんとなく、米内光政とか、戦争中も敗戦後も上手く立ち回ったひとの事を、思い出してしまうのだけど、それは、やっぱり「クール」だから?

確かに、お前よりは「クール」だよ!と言う意見には、あっさり納得するんですけどね(苦笑)

でも、そんな感じで、岡田監督への“もやもや”は、当分修まりそうもないので、2010年の2月6日以降、読書紹介に、☆評価をつけるのを止めて、☆3つ半以上の評価に値する本以外は、ブログ紹介を止めていたのですが、本書は、例外として、ぐだぐだと書いてしまいます。(やっぱり、反省して、あとから消すかもしれないけど)

WC中に見ていた、著名サッカージャーナリストのネットコラムの中では、サッカーコーチでもある、湯浅氏の文章は、他のスポーツ雑誌のライターの方とは違って、試合後のアップがもっとも早く、尚かつ、鋭い内容の文章を書かれていて、無料で読めることに、感謝しつつ、オシム流の理解者としても、中村俊輔への強い思いが感じられる文章にも、また、岡田ジャパンに批判が集中したときも、その空気に乗らない点など、様々な点で、興味深く読んでいました。

本書は、そういった、これまでの、湯浅氏のサイトでのコラムに慣れている人間にとっては、まったく「意外」な内容でした。サイトで公開しているコラムは、まとまっても、単行本化しにくい内容なので、こういった、超即席仕上げな新書で、帳尻を合わせて頂いたのなら、それは、良かった♡と、思いますけど。。。

それにしても、おふたりの、岡田ジャパンに対しての評価には、驚きました。

後藤氏、湯浅氏は、いずれも岡田監督解任を支持しなかった派なので、予想以上の成果と評価された、岡田ジャパンの成績に対して、自分たちが「勝った」という思いがあるのは、わかるのですが、、

後藤氏は、サッカーに関する豊富な記憶や、蘊蓄とか、聞いてるときは、面白いんですけど、戦略とか、評論とか、特に著作には、向いていないのでは?。。。(一部選手に対する評価に対してだけでなく)

現在大学でもお仕事されている、ベテランサッカー評論家の後藤氏は、サッカー教育に関しても、語っているのですが、若手のライターも、特定の選手にだけ、背後のスポンサー筋さえ持ち出せば、批評しているような気分になってしまうとか、個人的な好き嫌いや、信条ばかりが目立つような文章が多いので、悪影響を与えないで欲しいです。

とにかく、本書を読むと、あらためて、湯浅氏のサイトのコラムの素晴らしさがわかりました。本当に、ヒモ付きでなく、感情のこもった文章って、出会えないものですね。

後藤氏のコラムは、J SPRTSのサイトで読めるんですか。J SPRTSって、ジュピターテレコムが株主なんだ。。ふぅ〜〜ン。

サッカーに関係のライターのひとは、世界のサッカーと比較して、語ることが好きですし、外人監督が大好きですけど、ライター業界も、もっと外国人が増えるといいかも。

家のダーリンは、試合を見るより、新聞のスポーツ記事を読むのが好きなようですが、ビジネスマンには、そんな人は多いと思う。W杯後、岡田監督も、そんなビジネスマンに、ひっぱりだこのようですね。

「内容があるようで、ない」文章から、学ぶことに慣れている人とか、「勇気は、もらえるもの」だと思っている人とか、「賢いことが、売上げに繋がる」と信じている人とかは、W杯開催後の日本代表戦だけ見ても、やっぱり、何か学べるんでしょうか。(もう始まってからは、監督がやることなんて、ほとんどない。と思っている私とは、逆ですね)

まさか、それは「勝たなくては意味がない」では、ないでしょうね? (笑)

ビジネス雑誌のライターなら、それでもいいですけど、サッカージャーナリストの方は、「サッカー人気が落ちたら、意味がない」を、第一に考えてくださいね。日本サッカーよりも、危機なのは、日本の出版社なんですからね(苦笑)

W杯開催後から、代表戦を見始めたような人が、岡田監督のどこに興味があるのか、本音で聞いてみたいけど、本音ですら、多数意見を知ってからじゃないとわからない人が多いからなぁ。。

湯浅氏のコラムの、本書の紹介文では、

対談パートナーの後藤健生さんは、私が心からレスペクトする論客。対談のなかでは、激しいディベートもあったけれど、それでもお互い、相手の意見はよく聞き、最後は尊重する。それでも、「アイ・アンダースタンド・・バット・アイ・ドント・アグリーッ!!」ってな基本姿勢は頑固に貫くわけなのです。あははっ・・。

私にとっても、とても素敵な学習機会になったわけだけれど、我々の「激しいディベート」がどこだったか、読者のみなさんに分かるかな~~・・。「何いってんだ~~っ!!」とか、「ふざけんなヨ~~ッ!!」なんていう罵り合いはなかったと思うけれど・・さて~~・・あははっ・・


って、あるんですけど、無理です!!!(笑)

日本vsカメルーン、2010年6月14日のコラムの「プールサイダー」発言から、イザヤ・ベンタサンじゃない、山本七平氏の著作なども、読み返したりして、「プールサイダー」について、考えてきたのに、、、後藤氏とのディベートというか、お二人の見解の違いを、本書から理解しろなんて、マジ無理です。この対談がスカイプで行われたものだったんだってことは、わかりました。

心から沸き上がってくるような自然な「悦び」をダイレクトに伝える生の声・・。

これは、忘れてました。W杯中の毎回の興奮に、今回は日本の勝利という、久しく味わっていない喜びが重なっていましたからね。岡田ジャパンの総括ではなかったんですよね。それなりに読書をしていると思っている人間でも、昨今の新書のタイトル詐欺には、引っかかってしまうんですよね。

今後は、アスキー新書(だけじゃないけど)と、後藤健生の名前には、充分、注意することにします!!!

______________

[内容紹介]W杯南アメリカ大会において、日本代表は決勝トーナメント進出を果たしました。今年に入ってからの低迷、そして直前の壮行試合の3連敗から、多くの日本人が想像することのできなかったこの快進撃は、いかにしてなしとげられたのでしょうか? 本書では、サッカーファンなら誰もが耳を傾ける論客コンビ・湯浅健二氏&後藤健生氏が、大会と同時進行で収録した対談を通してその秘密に迫ります。岡田武史監督の決断の真相や選手たちを覚醒させた刺激の正体、そして今後の日本代表が進むべき道など、このコンビならではの視点がギッシリ詰め込まれた必読対論です。  もちろん世界の列強の試合もしっかり検証。悲願の初優勝を果たした“無敵艦隊”スペインや、これまでのイメージを覆してモダンなサッカーを展開したドイツ。“天才”マラドーナ監督のアルゼンチン、個人に頼らない組織サッカーを見せたブラジル。実力を発揮できず早々に散ったフランス、イタリア。そして日本の宿命のライバル・韓国。……それぞれの戦いぶりを通して、世界のサッカーの未来像を提示します。  ファンの方々には、ぜひ本書を読んで、サッカーに対する思索の一助にしていただきたいと願っています。アスキー・メディアワークス (2010/8/7)

[著者について]湯浅健二/1952年北海道生まれ。大学卒業後ドイツへ留学し、プロサッカーコーチライセンス取得。現在は執筆活動を精力的に行う。『日本人はなぜシュートを打たないのか?』(アスキー新書)、『サッカー戦術の仕組み』(池田書店)他著書多数。「湯浅健二のサッカーホームページ」 http://www.yuasakenji-soccer.com/

後藤健生/1952年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部大学院修了。ワールドカップは74年西ドイツ大会以降、すべて現地観戦を続けている。関西大学客員教授。『ワールドカップは誰のものか』(文春新書)他著書多数。





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by yomodalite | 2010-09-09 09:26 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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