時代劇のきもの(4)『必殺仕事人Ⅳ』おりく(山田五十鈴)

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江崎英子さん(改名:江崎由梨)と、山口いづみさんの『大江戸捜査網』が終わってしまいました!

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終盤は着物が使い回しになってきたのであまり観ていなかったのだけど、
気がついたら土田早苗さんと、志保美悦子さんに(涙)。


隠密同心のメンバーが変わるときを一度も観たことがないので、お二人の最後は見届けようと思っていたのに。。。残念です。

志保美悦子さんは、女性アクションスターとして類いまれな魅力をもった人だと思いますけど、時代劇は着物への興味以外ないので、今後のシリーズは観る予定なし。

で、お吉と、お紺がいなくなるとほぼ同時に始まったのが『必殺仕事人Ⅳ』。


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このシリーズは1983年〜1984年製作なので、時代劇衰退期ギリギリですが、必殺シリーズとしては屈指の人気キャストでの2作目(Ⅲと同キャスト)。必殺Ⅲを観始めたときは、おりく(山田五十鈴)が出演していなかったときだったので、今回は特におりくさんに注目していました。

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着物への興味をもったきっかけは、20代の頃に観に行った『日本のおしゃれ展』ですが、日常的に着始めたのはアラフォーになってから。その頃、着物なら老後までおしゃれを楽しめそうだと思った私が学習心いっぱいで観て、考えを改めるべきか迷ったのは、NHK製作の杉村春子さんの着物への想いを特集した番組でした。

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杉村さんが、人形師のホリヒロシ氏にプレゼントした着物、愛蔵品の数々や歌舞伎の女形から学んだ身のこなし方や、着物の着方。。。それらは、驚いたことに、いずれもさっぱり美しくなかった。

特に首が短いことを気にして、衿を横に広目に開けた着方をされているのだけど、これが老化を一番感じさせる首元の皺を目立たせていて、おしゃれなスカーフ使いで、女優然としたスマートさを感じさせた洋装のときと違い、

とにかく老けて見えて、本当に一気に着物熱を覚めさせるほどの洋服有利な結果を見せつけられてショックでした。

で、それ以来、どうも着物の首元が気になって仕方がないんですね。

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で、山田五十鈴さん。


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色半襟の色が、江戸好みの渋い色あいが多くて、それも着物に合わせていつも替えておられます。御納戸、錆浅葱、紺青、紺桔梗、、、こんな色あいの無地の半襟を東京の呉服屋さんは揃えておいて欲しいですね。

生地屋さんで探しても、普通の木綿地でもなかなかないんですよね。

今でも着物世界では「粋ですね〜!」という言葉はよく耳にするんですけど、着物友だちどうしか呉服店の社交辞令にしかすぎなくて、
本当に「粋」な格好なんて見たことない。


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今の江戸の呉服屋で「粋」なものを探すのは一万円札を拾うよりむつかしいくらい。

粋な着こなしを求めて時代劇や昔の邦画を観ていたのですけど、連続時代劇の主役としては、山田五十鈴さん以上の方はいらっしゃらないのでは? 

縞のバリエーション、江戸好みの配色、大胆でシンプルな柄。。。


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おりくさんは、老後までおしゃれにきものを着ていきたいなぁと思う理想形だなぁ。


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by yomodalite | 2008-12-19 20:49 | きもの | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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