仕組まれた昭和史—思想劇画 日中・太平洋戦争の真実/副島隆彦,青木ヨシヒト (画)

仕組まれた昭和史―日中・太平洋戦争の真実 思想劇画

副島 隆彦,青木 ヨシヒト,ロシナンテプロ/日本文芸社




思想劇画としては、「属国日本史 幕末編」に続いて2冊目。前作より劇画色が強くなったことが、良いような気が少しするかも。副島氏原作によるマンガではなく、副島文体にマンガを挟んで編集したという造りは、けっして「本」としては完成度が高くないので、マンガにしたことによって主張がわかりやすくなったとはいえない点も多いれません。

とはいえ「キャシャーンがやらねば誰がやる」的男気に小難は目をつぶりましょう。

この本で描かれているように、卑怯なだまし討ちとあれほど避難した真珠湾攻撃なのに、誰ひとりとして海軍から絞首刑者がでなかった不思議と、その海軍を戦後もち上げた人々。。。海軍善玉論者には今後も要注意だと思います。

米内光政への疑惑をもっと詳しく知りたい人は
『米内光政と山本五十六は愚将だった』/三村文男 をお薦めします。

また、副島氏の主張が中国よりだなどと勘違いしている人は、副島氏による翻訳本ですが下記の2冊をお読みくださいませ。

◎『共産中国はアメリカがつくった』
◎『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』

中国を極端に毛嫌いすることよりも、大国だった中国がなぜあれほど没落し、今また復活しようとしているかを考えることの方が日本のためになるはず。

☆参考サイト→心に残るスピーチ
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【詳細】山東出兵、金解禁、満州事変、日中戦争、そして無謀な太平洋戦争へ—。
激動の昭和史の背景には、20世紀すべてを通して没落していったイギリス帝国(ロスチャイルド財閥)と、それを駆逐し瓦解させ、隆盛していったアメリカ帝国(ロックフェラー新興石油財閥)の大きな世界覇権(world hegemony)の移行、交替の事実があった。
日本は絶対に世界の一部なのだ。だから日本史は必ず世界史の一部である。
外側からの大きな力に必ず動かされ操られないわけにはいかないのである。
本書は、この歴史事実を、従来の理解とは違う別のもっと大きな視点から、「真実の暴きの言論」の力で、大胆に叙述する。日本文芸社 (2008/07)

【目 次】
第1章 近代日本はロスチャイルド家が育てた
第2章 田中義一が導いた戦争への道
第3章 金解禁を仕掛けたウォール街
第4章 満州国建国の真相と隠された謀略
第5章 日中戦争を泥沼化させた帝国海軍
第6章 ロックフェラー家に操られた米内光政
第7章 真珠湾攻撃の真実
エピローグ 米内を斬れ!



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by yomodalite | 2008-11-01 16:52 | 戦争・軍隊 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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