里山ビジネス (集英社新書)/玉村豊男

里山ビジネス (集英社新書)

玉村 豊男/集英社




「一番効率の悪い里山で最も割りにあわないビジネスがなぜ成功したのか?」という帯コピーに惹かれて購入した起業家マインド全開の人は気をつけて読んで欲しい。

著者は、ワイナリーに必要な設備の購入費用なども公開しているが、このビジネスの成功要因の第一位に挙げられるのは、調達費用などの問題よりも、著者の人格ではないかと思う。
「里山ビジネス」という矛盾(里山がビジネスとして成りうると思う人が多くなれば里山環境は崩壊する)を、著者であるオーナーがその人生のすべてをかけてバランスをとっている。

ビジネスモデルとして見るには危うく稀有な成功モデルではありますが、生き方モデルとしては、現代に生きるかなり多くの人が参考にできる指南書であるように思う。

特に、エコを安易にビジネスに結びつけようとする有名タレントや、起業人は必読。
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【出版社 / 著者からの内容紹介】最も割に合わないビジネスが何故成功したか?里山という一番効率の悪い中山間地域で何故ワイナリー&レストラン経営に成功したのか。著者自らの体験で語る、愚直で素朴なビジネス観こそ、グローバル化の嵐の中の有効な処方箋である。 集英社 (2008/06)

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Tracked from 本の宇宙(そら) [風と.. at 2010-06-25 20:00
タイトル : 里山ビジネス
 飲食関係のビジネスを行おうとすれば、どうしても、客の集まりやすいところを狙ってと考えがちである。しかし、タヌキとキツネ、時々クマしかこないような山の中に個人で開業したワイナリーとレストランが思いの他繁盛しているという。長野県東御市の北側に位置する標高8....... more
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by yomodalite | 2008-07-17 22:25 | ビジネス・経済・金融 | Trackback(1) | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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