2008年 07月 17日
里山ビジネス (集英社新書)/玉村豊男 |
著者は、ワイナリーに必要な設備の購入費用なども公開しているが、このビジネスの成功要因の第一位に挙げられるのは、調達費用などの問題よりも、著者の人格ではないかと思う。
「里山ビジネス」という矛盾(里山がビジネスとして成りうると思う人が多くなれば里山環境は崩壊する)を、著者であるオーナーがその人生のすべてをかけてバランスをとっている。
ビジネスモデルとして見るには危うく稀有な成功モデルではありますが、生き方モデルとしては、現代に生きるかなり多くの人が参考にできる指南書であるように思う。
特に、エコを安易にビジネスに結びつけようとする有名タレントや、起業人は必読。
______________
「里山ビジネス」という矛盾(里山がビジネスとして成りうると思う人が多くなれば里山環境は崩壊する)を、著者であるオーナーがその人生のすべてをかけてバランスをとっている。
ビジネスモデルとして見るには危うく稀有な成功モデルではありますが、生き方モデルとしては、現代に生きるかなり多くの人が参考にできる指南書であるように思う。
特に、エコを安易にビジネスに結びつけようとする有名タレントや、起業人は必読。
______________
【出版社 / 著者からの内容紹介】最も割に合わないビジネスが何故成功したか?里山という一番効率の悪い中山間地域で何故ワイナリー&レストラン経営に成功したのか。著者自らの体験で語る、愚直で素朴なビジネス観こそ、グローバル化の嵐の中の有効な処方箋である。 集英社 (2008/06)
by yomodalite
| 2008-07-17 22:25
| ビジネス・経済・金融
|
Comments(0)