吾輩は天皇なりー熊沢天皇事件/藤巻一保

有名ではあるものの、詳しいことは何もわからなかった「熊沢天皇」に関して、登場の時代背景、正統の根拠、支持者の移り変わり、人柄、登場から退場まで大雑把ではあるが全容がわかる。また、著者は、天皇不要論者のようですが、その事によって記述がゆがめられている点は、あまり感じられなかった。

第1章 熊沢天皇あらわる
第2章 熊沢一族と南朝幻想
第3章 熊沢天皇擁立記
第4章 全国巡幸へ
第5章 孤独な王様
第6章 尊熟法皇、東都に死す
第7章 “天皇ごっこ”の行方

◎[参考サイト]毎日一冊!日刊新書レヴュー

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【日販MARC】「我は南朝の正統なる末裔なり」。そう主張して昭和天皇を訴えた男、自称天皇・熊沢寛道の生涯とは。幻想の血脈を求めつづけた怪人たちの悲喜劇を追う異色のドキュメント。

【BOOKデータベース】戦後の混乱期、南朝の末裔を自称し、「北朝方の現天皇はニセモノだ!」と訴えて時代の寵児となった人物がいた。その男の名は、熊沢寛道。南朝幻想に憑かれて奔走するも、時代の波にあえなく呑み込まれていった自称天皇とその一族たちの悲喜劇を描き、近代天皇制の陰画を鮮やかにあぶり出す。 学習研究社 (2007/09)





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by yomodalite | 2007-11-20 22:30 | 天皇・皇室 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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