水郷から来た女—御宿かわせみ 3 (文春文庫)/平岩弓枝

水郷から来た女―御宿かわせみ 3 (文春文庫)

平岩 弓枝/文藝春秋

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「御宿かわせみの世界」より 
http://www.ne.jp/asahi/on-yado/kawasemi/

【内 容】
「秋の七福神」  
江戸の町に七福神詣でが流行りだした頃、凶悪な押し込み強盗が跳梁する。
「江戸の初春」  
江戸の町に疾風小僧なる盗人が跳梁する頃、かわせみに遠州からやって来た若い男が滞在していた。茶問屋駿河屋徳右衛門が外に生ませた子供だった。
「湯の宿」  
かわせみを改装する間るいは嘉助とお吉を伴って箱根へ出かける。そんな時八丈島で島抜けがあった。逃げた罪人は復讐のため、嘉助と同じ元岡っ引きの治助を追って箱根へやってくる。
「桐の花散る」  
かわせみに滞在している多田屋吉右衛門は25年前愛娘をかわせみの桐の木の下で見失っていた。
「水郷から来た女」 
江戸の町に子供の拐かしが続いて起こっている頃、狸穴の方月館に女剣士の道場破りやって来た。そしてなんと嘉助の孫娘お三代が拐かされた。
「風鈴が切れた」
東吾は松浦方斉のところにやってくる女按摩のおみつに風鈴を買ってやる。だが、その亭主弥吉が女房の間男と思いこんで坊主を殺してしまった。
「女がひとり」
東吾と香苗が雨宿りした軒端は、おかつとひもの市之助の逢い引きの最中だった。市之助と義理の弟与吉との間でどうしようもなかったおかつの一生。
「夏の夜ばなし」
評判のよくない町医者がある夜拐かされ、化け物屋敷に連れて行かれた。数日後今度はその医者が殺された。
「女主人殺人事件」
女主人ばかりを狙う殺人が連続して起こった。その中で一人だけ得をするものがいた。そしてかわせみに眉目秀麗な武士が雨宿りした。
________

【解 説】梅雨の晴れ間の午下り、両替商のひとり息子が身代金目的に誘拐される。極秘で厳重な見張りをつけ、母親は三百両を持参するが、無残にも全員殺されてしまう。八丁堀は血眼になるが、誘拐事件はつぎつぎに起こる。いっぽう「かわせみ」には愛らしい女剣士が東吾に伴われて現れた。東吾への好意をめいっぱいに表現する若い女性に、るいの胸は騒ぐ……「水郷から来た女」をはじめ、読切九篇を収めた捕物帳。江戸の下町情緒あふれる「御宿かわせみ」シリーズの第三作。


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by yomodalite | 2007-10-14 19:39 | 文学 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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