2007年 10月 09日
幕末の天皇・明治の天皇/佐々木 克 |
藤田 覚氏の『幕末の天皇』を読もうとして間違えました。この時代に関して、意見をいうほど知識も読書経験もありませんが、前書に比べ特に良書と感じるところはありませんでした。藤田氏の本にある一本筋の通った感じというか、「魂」が感じられない。普通の学者本。
■第1部 幕末の天皇
天皇の位置の浮上、将軍をしたがえた天皇、文久三年八月十八日政変と天皇、天皇と諸侯との新しい関係、庶政委任体制と天皇、朝廷政治の終焉
■第2部 明治の天皇
見えない天皇から見せる天皇へ、大元帥天皇の創出;巡幸する天皇、行幸する天皇、「御真影」の誕生)
【BOOKデータベース】幕末から明治へ、時代は激しく動き世の中は一変する。その中で、俄にクローズ・アップされる天皇の存在。天皇は、維新後、夥しい回数の行幸と巡幸を繰り広げた。雲の上の見えない存在から見える天皇・見せる天皇へ。薄化粧をした女性的天皇からヒゲを蓄えた軍服姿の天皇へ。維新の前と後の全く対照的な天皇像を通して、明治とはどのような時代であったかを解明する。 講談社 (2005/11)
[要旨]
幕末から明治へ、時代は激しく動き世の中は一変する。その中で、俄にクローズ・アップされる天皇の存在。天皇は、維新後、夥しい回数の行幸と巡幸を繰り広げた。雲の上の見えない存在から見える天皇・見せる天皇へ。薄化粧をした女性的天皇からヒゲを蓄えた軍服姿の天皇へ。維新の前と後の全く対照的な天皇像を通して、明治とはどのような時代であったかを解明する。
by yomodalite
| 2007-10-09 22:08
| 天皇・皇室
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