日本数奇/松岡正剛

日本数寄

松岡 正剛/春秋社

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日本数奇 (ちくま学芸文庫)

松岡 正剛/筑摩書房

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単行本を読むのは『ルナティックス』以来。

本書を読んで思ったのは、同じテーマを繰り返すことによる熟成が氏の文章には見られない気がします。かつての『遊』や「千夜千冊」は面白いのですけど、単行本での傑作にはまだお目にかかっていないような。。。

☆追記:名著ありました!!(謝)

氏の個性として、渋沢龍彦の「高丘親王航海記」のような完成には至らない人なのかな。

[目次]

1.日本の意匠(吉右衛門の梅;桜と時代 ほか)
2.神仏のいる場所(中心の移動;説明の庭 ほか)
3.数寄と作文(主客の遊び;茶数寄茶振舞 ほか)
4.江戸の人工知能(和算と条理学;江戸の人工知能 ほか)
____________

【内容】ときにまっすぐに核心を射抜き、ときにキワに寄りながら、日本の歴史からさまざまな趣向(数奇)の系譜を見出し、縦横無尽にそのつながりを辿る。
梅に桜、唐草や咋鳥といった文様や意匠の系譜、曲舞に能楽、祭りの神興、神社の空間、仏壇のしつらえ、さまざまな名物、利休に織部、茶の湯の文化の仕掛け人たち、はては和算に人口知能…著者の博識に身を委ね、歴史と現在を大胆に横断しながら見えてくる、無常迅速、日本のダンディズムの歴史。

[MARCデータベースより]いま、日本は漠然としすぎている。何かが発揮されないまま、すっかり沈殿したままになっている。歴史と現在が大胆に交錯しないからである-。日本文化史にひそむ話題を取り上げ、その行間の一端に今日につながる隙間を透く。


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by yomodalite | 2007-05-10 18:16 | 歴史・文化:美術 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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